「大内氏」の版間の差分

何時からかはよくわからないが、[[周防国平安時代]]多々良浜に着岸してそ後期の子孫が大内村に住み[[姓仁平]]を2年（[[1152年]]）に発給された在庁下文に、多々良、[[氏]]を大内と3名が署名したといわれている。しかしこれはが多々良氏の初見であくまり、この頃すで伝説にすぎないという。[[平安時代]]には周防国の[[在庁官人]]であっとして大きな勢力を持ち始めたと推定される。平安時代後末期にはの当主[[大内盛房|多々良盛房]]が周防国衙としては周防で最有力の実力者となり、「[[周防国|周防権介]]」に任じられた。以その後、盛房の子である[[は大内弘盛]]介と名乗り、以降、歴代の当主もこれを世襲し、た。次の[[大内弘盛]]から「周防権介と」（[[寿永]]年間（1182年～83年）頃から）を称しするようになった。

[[鎌倉時代]]になると、大内一族は周防の[[国衙]]在庁を完全に支配下に置き、実質的な周防の支配者となった。そして[[鎌倉幕府]][[御家人]]として、[[六波羅探題]]評定衆に任命されている。

[[建武の親政]]において大内氏は周防守護職に任じられ、親政後は[[北朝 (日本)|北朝]]側につき[[足利尊氏]]を支援。尊氏の[[九州]]下向の際に引き続き周防守護職に任ぜられる。[[南北朝時代 (日本)|南北朝時代]]に入ると[[家督]]争いが起こり、当主・[[大内弘幸]]と叔父の[[鷲頭長広|大内長弘]]が抗争した。

弘世の後跡を継いだ嫡男の[[大内義弘]]は、[[九州探題]][[今川貞世]]（了俊）の九州制圧に従軍し、[[南朝 (日本)|南朝]]との[[明徳の和約|南北朝合一]]でも仲介を務め、[[元中]]8年/[[明徳]]2年（[[1391年]]）には[[山名氏]]の反乱である[[明徳の乱]]でも活躍したことにより。結果、[[和泉国|和泉]]・[[紀伊国|紀伊]]・[[周防]]・[[長門]]・[[豊前国|豊前]]・[[石見国|石見]]の6カ国をを領する守護大名となり、[[李氏朝鮮]]とも独自の貿易を行うなどして大内氏の最盛期を築き上げた。しかし義弘の勢力を危険視した第[[室町幕府]]3代[[征夷大将軍・|将軍]][[足利義満]]の挑発に乗った義弘はと対立し、[[鎌倉公方]]の[[足利満兼]]と連絡を取り合うなど共謀して、[[応永]]6年（[[1399年]]）に[[堺市|堺]]で挙兵するも敗死した（[[応永の乱]]）。しかし義弘は敗れて敗死する。義弘の死後、再び大内家内部では家督をめぐっての抗争が起こり、大内家の勢力は衰退した。しかし周防・長門の守護職は義弘の弟である[[大内弘茂]]に安堵された。

# [[多々良正恒]]

# [[多々良藤根]]

# [[多々良宗範]]

# [[多々良茂村]]

# [[多々良保盛]]

# [[多々良弘真]]

# [[多々良貞長]]

# [[多々良貞成]]

# [[大内盛房]]

# [[大内弘盛]]

# [[大内満盛]]

# [[大内弘成]]

# [[大内弘貞]]

# [[大内弘家]]

# [[大内重弘]]

# [[大内弘幸]]

#* [[鷲頭長弘|大内長弘]]

# [[大内弘世]]

#* [[鷲頭弘直]]

# [[大内義弘]]

#* [[大内弘茂]]

# [[大内盛見]]

# [[大内持世]]

#* [[大内持盛]]

# [[大内教弘]]

# [[大内政弘]]

#* [[大内教幸]]

# [[大内義興]]

#* [[大内高弘|大内隆弘]]

# [[大内義隆]]

#* [[大内義尊]]

#*[[大石義胤|大内輝弘義胤]]

== 系図譜 ==

===周防長門 奉行三家老家 ===

* [[右田弘詮陶晴賢]]（陶弘詮隆房） … [[尾張守]]。

* [[内藤隆時]]

* [[内藤隆世]] … 彦太郎、侍大将・先手衆。

===石見 守護代家 ===

* [[吉見頼興神代氏]]

** [[吉見広頼神代通宗]]

* [[問田氏]]

** [[問田隆盛弘胤]]