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{{出典の明記|date=2019
{{Chembox
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| Section2 = {{Chembox Properties
|C=1|O=2
|Appearance = 無色気体
|Density = 1.562 g/cm{{sup|3}}(固体、1 atm, −78.5 {{℃}})<br />0.770 g/cm{{sup|3}}(液体, 56 atm, 20 {{℃}})<br />0.001977 g/cm{{sup|3}}(気体, 1 atm, 0 {{℃}})
|MeltingPt = −56.6 {{℃}}, 216.6 K,-69.88{{°F}}
|Melting_notes = 5.2 atm<ref name=Merck>Merck Index 12th ed., 1857.</ref>, [[三重点]]
|BoilingPt = −78.5 {{℃}}, 194.7 K,-109.3{{°F}}
|Boiling_notes = 760 mmHg<ref name=Merck>Merck Index 12th ed., 1857.</ref>, [[昇華 (化学)|昇華点]]
|Solubility = 0.145 g/100cm{{sup|3}} (25 {{℃}}, 100 kPa)
|SolubleOther =
|Solvent =
|
|VaporPressure =
|HenryConstant =
|AtmosphericOHRateConstant =
|pKa = 6.35
|
}}
|Section3 = {{Chembox Structure
|CrystalStruct = [[立方晶系]](ドライアイス)
|Coordination =
|MolShape = 直線型
|Dipole = 0 D
}}
|Section4 = {{Chembox Thermochemistry
|DeltaHf = −393.509 kJ mol{{sup|−1}}
|DeltaHc =
|Entropy = 213.74 J mol{{sup|−1}}K{{sup|−1}}
|HeatCapacity = 37.11 J mol{{sup|−1}}K{{sup|−1}}
}}
|Section5 = {{Chembox Pharmacology
|AdminRoutes =
|Bioavail =
|Metabolism =
|HalfLife =
|ProteinBound =
|Excretion =
|Legal_status =
|Legal_US =
|Legal_UK =
|Legal_AU =
|Legal_CA =
|PregCat =
|PregCat_AU =
|PregCat_US =
}}
|Section6 = {{Chembox Explosive
|ShockSens =
|FrictionSens =
|ExplosiveV =
|REFactor =
}}
|Section7 = {{Chembox Hazards
|ExternalMSDS = {{ICSC-small|0021}}
|EUClass =
|EUIndex =
|MainHazards =
|NFPA-H =
|NFPA-F =
|NFPA-R =
|NFPA-O =
|RPhrases = {{R-phrases| }}
|SPhrases = {{S-phrases| }}
|RSPhrases =
|FlashPt = 不燃性
|Autoignition =
|ExploLimits =
|LD50 =
|PEL =
}}
|Section8 = {{Chembox Related
|OtherAnions = [[二硫化炭素]]
|OtherCations = [[二酸化ケイ素]]<br />[[二酸化ゲルマニウム]]<br />[[二酸化スズ]]<br />[[二酸化鉛]]
|OtherFunctn = [[一酸化炭素]]<br />[[炭酸]]
|Function = 化合物
|OtherCpds =
}}
}}
'''二酸化炭素'''(にさんかたんそ、{{lang-en-short|carbon dioxide}})は、[[炭素]]の[[酸化物]]の一つで、[[分子式|化学式]]が <chem>CO2</chem> と表される[[無機化合物]]である。化学式から「シーオーツー」とも呼ばれる。[[地球温暖化]]対策の文脈などで、「カーボンフリー<ref>[http://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/suisokihonsenryaku.html カーボンフリーな水素社会の構築を目指す「水素基本戦略」][[経済産業省]][[資源エネルギー庁]](2018年2月13日)2019年1月27日閲覧</ref>」「[[カーボンニュートラル]]」など「[[炭素|カーボン]]」が使われることがあるが、これは二酸化炭素由来の[[炭素]]を意味する<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=4734 |title=環境用語 |publisher=環境イノベーション情報機構 |accessdate=2022-03-23}}</ref>。
二酸化炭素は[[温室効果]]を持ち、地球の気温を保つのに必要な[[温室効果ガス]]の一つである。しかし、濃度の上昇は[[地球温暖化]]の原因となる<ref>{{Cite journal|和書 |author=玉置元則 |author2=正賀 充 |author3=平木隆年 |author4= 守富寛 |year=1994 |title=地球温暖化ガス: 亜酸化窒素の人為的排出 (1) |journal=環境技術 |volume=2 |issue=9 |pages=47-53 |publisher=環境技術学会 |doi=10.5956/jriet.23.575 |ref=harv}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/chishiki_ondanka/p04.html#:~:text=二酸化炭素は地球温暖,年々増加しています。|title=温室効果ガスの種類 |publisher=気象庁 |accessdate=2022-03-19}}</ref>。
[[地球大気中の二酸化炭素]]をはじめ[[地球]]上で最も代表的な
多方面の産業で幅広く使われている([[#用途|後述]])。[[日本]]では[[高圧ガス保安法]]容器保安規則第十条により、二酸化炭素(液化炭酸ガス)の容器(ボンベ)の色は緑色と定められている。<!--ここから二酸化炭素のボンベが'''ミドボン'''と呼ばれることもある。{{要出典|date=2011年4月|}}無出典で
[[温室効果ガス]]の排出量を示すための換算指標でもあり、[[メタン]]や[[亜酸化窒素]](一酸化二窒素)、[[フロン]]ガスなどが変換される。日本では、2014年度で13.6億[[トン]]が総排出量として算出された<ref>{{PDFlink|[
== 性質 ==
[[
[[常温]]常圧では無色無臭の[[気体]]。常圧では[[液体]]にならず、
また、[[三重点]] (
=== 毒性 ===
<!--(暫定的メモ)節ごと大きく消すならば、せめて理由説明を要約やノート等でお願いします。-->
二酸化炭素は[[空気]]など地球の環境中にごくありふれた物質で、その有毒性が問題となることはまずない。しかし、空気中の二酸化炭素濃度が高くなると、[[ヒト]](人間)は危険な状態に置かれる。濃度が 3 - 4 % を超えると[[頭痛]]・[[めまい]]・[[嘔吐|吐き気]]などを催し、7 % を超えると[[炭酸ガスナルコーシス]]のため数分で意識を失う。この状態が継続すると[[麻酔]]作用による[[呼吸中枢]]の抑制のため呼吸が停止し、[[死]]に至る(二酸化炭素中毒)<ref>{{PDFlink|[http://www.nonrisk.co.jp/co2jintai-eikyou.pdf 二酸化炭素(CO2)の人体における影響] 沖縄CO2削減推進協議会}}</ref>。比較的苦痛を感じないまま死に到るとされ、[[脊椎動物]]の[[屠殺]]や[[殺処分]]の法規制においては、二酸化炭素による[[安楽死|安楽殺]]のみが許されることも多い。また、[[湖水爆発]]や、締め切った部屋で大量のドライアイスを昇華させる行為、また、二酸化炭素を使用した消火設備の誤作動や誤操作により、人間が二酸化炭素中毒で死傷する事故もある(
[[ストレス (生体)|ストレス]]や疲労で、呼吸(換気)をし過ぎたり、呼吸(換気)が速くなり過ぎたりして、人体の血中の二酸化炭素濃度が異常に低くなることがある。これを[[過呼吸]]、あるいは[[過換気症候群]](過呼吸症候群)と呼ぶ。過換気症候群の病態自体が命に関わる事は無いが、背景に身体疾患が隠れていることがあるので注意を要する。
=== 反応性 ===
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: <chem>CO2 + H2 <=> CO + H2O</chem>
なお、[[学校教育]]の[[理科]][[実験#教育の場で|実験]]などで、二酸化炭素を[[石灰水]]に通すと白濁する性質
: <chem>Ca(OH)2 + CO2 <=> CaCO3 + H2O</chem>
さら
: <chem>CaCO3 + CO2 + H2O <=> Ca(HCO3)2</chem>
== 生産 ==
日本で工業原料としての利用される炭酸ガスは、[[石油化学]][[プラント]]などから排出されたものを回収し、洗浄・精製を繰り返すことで生産される<ref>[
[[イギリス]]では、[[アンモニア]]を製造する際の副産物を利用している<ref>{{Cite web |date=
== 用途 ==
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* [[造船]]・[[橋]]・[[高層建築物]]など、鋼構造物の[[溶接]]作業には[[炭酸ガスアーク溶接]]が一般的である。
* 温室効果ガスである二酸化炭素の削減が急務となっていることから、触媒を使うなどして二酸化炭素を直接または一酸化炭素に変換するなどして、様々な化学品の原料とする技術が研究されている<ref>[http://www.nedo.go.jp/activities/EV_00296.html 二酸化炭素原料化基幹化学品製造プロセス技術開発] 国立研究開発法人[[新エネルギー・産業技術総合開発機構]](2018年7月6日閲覧)</ref>。
* [[フロン類|フロン]]系[[冷媒]]の代替として、CO
* 生産工場における冷却用[[ドライアイス]]の新しい利用方法として、[[ドライアイス洗浄]]にも使用されている。これは[[ペレット]]状のドライアイスを[[タービン]]などの構造物に噴射することによって付着した対象物を取り除くもので、ショット[[ブラスト]]などと呼ばれる<ref>{{PDFlink|[http://www.n-eco.co.jp/blast/product/pdf/blast-general-catalog.pdf ドライアイスブラスト] 日本液炭}}</ref>。
161 ⟶ 162行目:
[[農業]]においては、以下の用途がある。
* [[イチゴ]]の[[促成栽培]]、観賞用水槽の[[水草]]など、植物の成長を加速させる二酸化炭素施肥に使用されている。
* 鮮農産物のCA貯蔵
;その他
* [[炭酸飲料]]や[[入浴剤]]、消火剤などの発泡用ガスとして用いられている。
* 冷却用ドライアイスとして広く用いられている。またドライアイスとエタノールとの混合物は寒剤として利用できる。
* [[自転車]]の緊急補充用エアーとしても使われるようになった。
* [[超臨界状態]]の二酸化炭素は[[カフェイン]]の[[抽出]][[溶媒]]として、[[コーヒー]]の[[デカフェ]]などに利用されている。
* [[げっ歯類]]や小動物などの動物を[[殺処分]]する方法にも使われる。通常は[[麻酔]]状態になった後に意識を喪失し、そのまま死に至るため[[安楽死]]の手段として使われ
* ドライアイスは[[昇華 (化学)|昇華]]時に白煙を生じることから、舞台やパレードでの演出などでも用いられる。これを放送業界などでは俗に「炭ガス」と呼ぶ。この白煙は二酸化炭素そのものではなく、
* CO2からブドウ糖・油脂へ<ref>{{Cite journal|last=Zhang|first=Shanshan|last2=Sun|first2=Jiahui|last3=Feng|first3=Dandan|last4=Sun|first4=Huili|last5=Cui|first5=Jinyu|last6=Zeng|first6=Xuexia|last7=Wu|first7=Yannan|last8=Luan|first8=Guodong|last9=Lu|first9=Xuefeng|date=2023-06-09|title=Unlocking the potentials of cyanobacterial photosynthesis for directly converting carbon dioxide into glucose|url=https://www.nature.com/articles/s41467-023-39222-w|journal=Nature Communications|volume=14|issue=1|pages=3425|language=en|doi=10.1038/s41467-023-39222-w|issn=2041-1723}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=中国の科学者、CO2からブドウ糖・油脂への人工合成を実現 {{!}} Science Portal China |url=https://spc.jst.go.jp/news/220404/topic_5_04.html |website=spc.jst.go.jp |access-date=2023-07-28}}</ref>、[[澱粉]]へ<ref>{{Cite web|和書|title=二酸化炭素からでんぷんを人工合成するプロセスを開発――農業によるでんぷん生産を置換する - fabcross for エンジニア |url=https://engineer.fabcross.jp/archeive/211110_starch-synthesis-from-co2.html |website=fabcross for エンジニア - エンジニアのためのキャリア応援マガジン |date=2021-11-10 |access-date=2023-07-28}}</ref>、プラスチックへ<ref>{{Cite web|和書|title=常圧二酸化炭素からプラスチックの直接合成に世界で初めて成功 |url=https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2021/210727 |website=Osaka City University |access-date=2023-07-28 |language=ja}}</ref>合成する実験が報道された。
== 二酸化炭素による温室効果 ==
[[
二酸化炭素は[[赤外線]]の 2.5 - 3 [[マイクロメートル|μm]]、4 - 5 μm の波長帯域に強い吸収帯を持つため、地上からの熱が宇宙へと拡散することを防ぐ、いわゆる[[温室効果ガス]]として働く。
二酸化炭素の[[温室効果]]は、同じ体積あたりでは[[メタン]]や[[フロン類|フロン]]に比べ小さいものの、排出量が莫大であることから、[[地球温暖化]]の最大の原因とされる。
{{ [[世界気象機関]] (WMO) は2015年に世界の年平均二酸化炭素濃度が400[[ppm]]に到達したことを報じたが<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/info/wdcgg/GHG_Bulletin-12_j.pdf |title=WMO温室効果ガス年報の和訳 12号 |accessdate=2019-04-03 |publisher=気象庁}}</ref>、[[氷床コア]]などの分析から[[産業革命]]以前は、およそ280 ppm (0.028 %) の濃度であったと推定されている。濃度増加の要因は、主に[[化石燃料]]の大量消費と考えられている。
{{See also|IPCC第4次評価報告書}}
また、二酸化炭素そのものの[[海水]]中への溶存量が増えることによって海水が酸性化し、[[生態系]]に悪影響を与える[[海洋酸性化]]も懸念されている。
{{See also|地球温暖化の影響}}
[[1997年]]には[[京都議定書]]によって二酸化炭素を含めた各国の温室効果ガス排出量の削減目標が示され、各国でその削減を努力することを締結した。
その手法は多岐に亘る。[[エネルギー]]や農業・[[畜産業]]など人為起源の二酸化炭素の排出量を抑制する努力、および[[森林]]の維持・育成や[[二酸化炭素貯留|二酸化炭素回収貯留]]
{{ 2013年5月、[[アメリカ合衆国|米国]][[ハワイ州]]の[[マウナロア観測所]]、[[サンディエゴ]]のスクリップス海洋研究所の観測で日間平均二酸化炭素量が人類史上初めて400ppmを突破したことが発表された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.afpbb.com/articles/-/2943370?pid=10723482 |title=大気中のCO2量が歴史的水準を突破、専門家らが行動を呼びかけ |publisher=[[フランス通信|AFP]] |date=2013-05-11 |accessdate=2013-05-11}}</ref>。
=== 世界平均濃度の算出 ===
二酸化炭素濃度は様々な研究機関によって世界各地で測定されているが、それらは必ずしも統一的な基準で測定されているとは限らない(つまり各測定値の比較可能性が保証されていない場合がある)。世界気象機関
== 二酸化炭素の回収・資源化・分離 ==
上記のような地球温暖化を抑制するため、二酸化炭素の新たな排出を減らす努力だけでなく、[[工場]]・[[火力発電所]]などの排気に含まれる二酸化炭素の回収(前述のCCS)のほか、[[直接空気回収技術|大気からの二酸化炭素回収]](DAC=Direct Air Capture
#溶液を使う化学吸収・吸着法
#固体に吸着させる物理吸着法
#膜分離法
#空気を冷やしてドライアイス化させる深冷法
こうして得られた二酸化炭素は地中に貯留したり、[[プラスチック]]や医薬品などの原料として利用したりする。[[アミン]]や[[水酸化カリウム]]に吸収させる手法のほか、[[九州大学]]では大気中の[[窒素]]を通しにくく、二酸化炭素を通しやすい膜を開発した<ref name="日経20210201">[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOHD068CY0W1A100C2000000/ 「CO2 大気から直接回収/脱炭素の救世主に 経済活動に制約なく」]『[[日本経済新聞]]』朝刊2021年2月1日(科学技術面)同日閲覧</ref>。
[[東京工業大学]]などは、[[電気化学]]触媒として[[レニウム]][[錯体]]を使うことで、二酸化炭素の濃度が低くても効率よく回収できる手法の開発を2018年に発表している<ref>[https://www.titech.ac.jp/news/2018/043049 「希薄な二酸化炭素を捕捉して資源化できる新触媒の発見 低濃度二酸化炭素の直接利用に道」]東工大ニュース(2018年12月4日)2019年1月27日閲覧。</ref>。東京工業大学ではこれに先立ち、[[岩澤伸治]]らが、二酸化炭素を[[炭化水素]]と反応させる有機合成反応を開発した。触媒として[[ロジウム]]を用い、炭素と水素の結合を弱めて反応させる。大気圧で反応が進むが、特定の化合物や[[アルミニウム]]が必要になるなどの実用化に向けた課題もある<ref>「※記事名不明※」『[[朝日新聞]]』朝刊2011年1月25日22面</ref>。
{|class="wikitable"
|+CCUS/カーボンリサイクル<ref>{{Cite report |author=経済産業省 |authorlink=経済産業省 |title=カーボンリサイクル技術ロードマップ |date=2019-06-07 |url=https://www.enecho.meti.go.jp/category/others/carbon_recycling/pdf/20190607002-1.pdf}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://cs2.toray.co.jp/news/tbr/newsrrs01.nsf/0/45DB346601DA7A3E4925852D00257270 |title=資源としてのCO2の利用は温室効果ガス削減の切り札となるか |author=福田佳之 |publisher=東レ経営研究所 |accessdate=2021-11-16}}</ref>
|-
!rowspan="7"|CO{{sub|2}}回収!!rowspan="6"|利用
|rowspan="4"|カーボンリサイクル||
'''化学品'''<br />含酸素化合物(ポリカーボネート、ウレタンなど)<br />バイオマス由来化学品<br />汎用物質(オレフィン、BTXなど)
|-
|'''燃料'''<br />微細藻類バイオ燃料(ジェット燃料・ディーゼル)<br />CO2由来燃料またはバイオ燃料(微細藻類由来 を除く)(メタノール、エタノール、ディーゼルなど)<br />ガス燃料(メタン)
|-
|'''鉱物'''<br />コンクリート製品・コンクリート構造物<br />炭酸塩 など
|-
|'''その他''' <br />ネガティブ・エミッション(BECCS, ブルーカーボンなど)
|-
|CO{{sub|2}}の直接利用||溶接用途(シールドガス)<br />食品用途(米麦燻製、冷凍食品製造、ドライアイス)<br />飲料用途(ワイン醸造、炭酸飲料)<br />農業(施設園芸や植物工場における CO2 施肥)<br />溶剤用途(抽出溶媒としての超臨界 CO2)<br />赤泥処理用途(ボーキサイト残渣の中和)など
|-
|colspan="2"|石油増進回収法 EOR (Enhanced Oil Recovery)
|-
|colspan="3"|貯留
|}
== 関連画像 ==
<!-- 大変お手数をおかけしますが、画像の最適な説明文を加筆編集お願いします。-->
<gallery caption="二酸化炭素">
3D dioxyde de carbone.PNG|棒球モデル
C+O2=CO2.svg|炭素の完全燃焼の反応式と模式図
Carbon-dioxide-unit-cell-3D-balls.png|結晶
Carbon-exchange-and-loss-process-pia20163 (1).jpg|Carbon-exchange-and-loss-process-pia
CO2 8737.JPG|原子の手を表現したもの。
</gallery>
216 ⟶ 235行目:
{{Commonscat|CO2 molecule}}
* [[二酸化炭素貯留]]
* [[二酸化炭素の電気分解]]
* [[炭素循環]]
* [[二酸化炭素飢餓]]
223 ⟶ 243行目:
* [[放射強制力]]
* [[湖水爆発]]
* {{ill2|カルバミノヘモグロビン|en|Carbaminohemoglobin}} - 二酸化炭素が[[ヘモグロビン]]のアミノ基と結合した形態。血中二酸化炭素輸送の約
== 脚注 ==
|