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|説明=M3[[三脚]]上のMk.19 自動擲弾銃
|名称=Mk.19 自動擲弾銃
|種類=[[グレネードランチャー#自動擲弾発射器#自動式|自動擲弾発射器]]
|製造国={{USA}}
|設計年=[[1966年]]
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|使用弾薬=[[40mmグレネード#40mm×53|40x53mm]]
|装弾数=
|作動方式=[[機関銃ブローバック#APIブローバック系の各方式|APIブローバック方式]]
|発射速度=325rpm<br/>375rpm
|銃口初速=240.7m/秒
|有効射程=1,600m500m
}}
'''Mk.19 自動擲弾銃'''(Mk.19 じどうてきだんじゅう; {{Lang-en|Mk.19 grenade launcher}})は、[[弾帯|ベルト給弾]]方式の[[グレネードランチャー#自動擲弾発射器#自動式|自動擲弾発射器(グレネードマシンガン)]]である。
 
開発されたのは[[ベトナム戦争]]中の[[1966年]]で、最初の試作モデルである'''Mk.19 Mod 0'''は信頼性の低い危険な物であったが、続いて試作された6基の'''Mk.19 Mod 1'''は、[[1972年]]の[[メコン川]]の[[アメリカ海軍]]の[[哨戒艦艇]]でのテスト運用で成功を収めた。その後海軍向け量産モデルとして'''Mk.19 Mod 2'''が生産された後、[[1976年]]に改良型の'''Mk.19 Mod 3'''が開発され、このモデルが[[アメリカ陸軍]]でも[[1983年]]から運用される様になった。
 
ベトナム戦争の後、[[1991年]]の[[湾岸戦争]]、[[1993年]]の[[ソマリア内戦]]でも[[アメリカ軍]]によって運用され、2000年代以降の[[イラク戦争]]、[[アフガニスタン紛争 (2001年-2021年)|アフガニスタン紛争]]、[[イラク戦争]]でも引き続き運用されている。またアメリカ以外の輸出先でも広く運用されている。
__TOC__
{{clear}}
 
== 概要 ==
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主な使用弾薬は、M430多目的榴弾である。この弾薬の危害範囲は、弾着地点から半径5m以内の人員を殺害、半径15m以内ならば負傷する。直撃ならば約5cmの[[装甲]]を貫通でき、[[歩兵戦闘車]]や[[装甲兵員輸送車]]に有効な打撃を与えられる。集団で行動する歩兵に対して特に有効である。弾薬は、32-48発をまとめて一つの[[金属]]容器に収納し、その重量は20-30kgである。
 
Mk.19は、[[{{仮リンク|Mk18 手動連発擲弾銃|en|Mk. 18 手動連発擲弾銃]]Mod 0 grenade launcher}}の後継装備品である。
 
{{自動擲弾銃}}
 
== 構造 ==
作動原理はブローバック・オープンボルト方式で、コッキングレバーを倒す引き下げるボルトが後退位置で固定され、同時に最初の[[弾薬]]は機械的に薬室がボルトの前方給弾さ導かれる。引き金コッキングレバー引く前進位置に戻し、トリガー(押し鉄)を操作すると、解放されたボルトが閉鎖前進して弾薬を薬室へ送り込み、ボルトが前進し切ると撃針が解放され撃発、[[弾丸]]が射出される。薬莢を介して発射ガス圧を受けたボルト後退して排莢と次弾の装填を行う。この作動方式は、まれに手を事故に巻き込むことがある。弾詰まりを起こした場合撃中射手コッキングハンドル薬室から弾丸を抜き出すが、このとき前進位置ボルトが閉鎖してしとどうと弾丸が炸裂する場合があり、近隣の人員を死傷させる。
 
この作動方式は、まれに射手を事故に巻き込むことがある。弾詰まりを起こした場合、射手は薬室から弾薬を抜き出さねばならないが、このときにボルトが前進してしまうと弾丸が炸裂する場合があり、近隣の人員を死傷させる。
 
生産は、[[ジェネラル・ダイナミクス]]およびサコー・ディフェンスが行っている。
 
== 運用 ==
元々は[[アメリカ海軍]]の[[哨戒艦艇]]への艦載兵器として開発されたが、Mk.19 Mod 3以降、[[アメリカ陸軍|陸軍]]や[[アメリカ海兵隊|海兵隊]]でも運用されるようになった。

地上据置の場合、射撃は通常1個[[班]]で行い、[[M205三脚]]などに搭載される。また、[[軍用車両]]の[[銃架]]への搭載や、[[装甲戦闘車両]]の[[銃塔]]に組み込まれて使用されるケースもある。

多くの場合、[[ブローニングM2重機関銃|M2重機関銃]]と選択的に使用可能である。
 
=== 地上据置 ===
通常、三脚に載せて使用される。分解して兵士が運搬する事が可能となっている。
 
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File:Mk-19_060410-N-6536M-002.jpg|演習時にMk.19を射撃する模様、[[2006年]]。周囲に散乱した空薬莢には、分離式の金属製給弾ベルト散乱し巻かれている。
File:CLB-6 fires ‘big'big guns’guns' 130514-M-XX123-004.jpg|弾薬装填部分を開放した状態のMk.19。
File:U.S. Soldiers with 1st Battalion, 186th Infantry Regiment, 41st Brigade Combat Team, Oregon Army National Guard conduct preventative maintenance and checks on an MK19 grenade launcher at Camp Rilea 140627-Z-AH721-011.jpg|改修により光学照準機を取り付けた例。
File:Rolling out the thunder, Bridge Co. trains with grenade systems 130917-M-DS159-380.jpg|発射の様子。
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=== 車載 (銃架) ===
海軍の哨戒艦艇の他、[[MRAP]]、[[ハンヴィー]]、[[M151]]、[[MTVR]]、[[IFAV]]などの装甲車両や非装甲車両に搭載される。アメリカ陸軍や[[アメリカ海兵隊|海兵隊]]では、2003年の[[イラク戦]]争後、射手の防護のため[[OGPK]]や[[|OGPK|MCTAGS]]と呼ばれる銃手用防弾板キットが運用されており、Mk.19もこういった銃塔キットに組み込まれて運用されている。
 
<gallery widths="200px" heights="150px">
File:Vehicle Control Point DVIDS99536.jpg|海兵隊のハンヴィーに装備された[[OGPK|MCTAGS]]に搭載されたMk.19。
File:Mounted patrol DVIDS198589.jpg|海兵隊のハンヴィーへ搭載された例。
File:USMC-101231-M-8875C-321.jpg|[[M-ATV]]へ搭載された例。飛翔する弾丸も写っている
File:Transportation Support Company fires MK-19 Grenade Launcher 140528-M-TG562-142.jpg|[[MTVR]]に装備された[[OGPK|MCTAGS]]に搭載されたMk.19。
File:US Navy 060906-N-9851B-002 Gunner's Mate 2nd Class Justin Shea fires a Mark-19 40mm grenade launcher from the weather deck aboard the Arleigh Burke-class guided missile destroyer USS Hopper (DDG 70) during a familiarization fir.jpg|海軍艦艇への搭載例。銃口を離れたばかりの弾丸も写っている
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=== 車載 (銃塔) ===
アメリカ陸軍の[[M1117装甲警備車|M1117 ガーディアンASV]]やアメリカ海兵隊の[[AAV7]]に搭載されているキャデラック・ゲージ社製の銃塔には、M2重機関銃とMk.19が同軸(並列)に配置され、いずれも銃塔内からの射撃が可能となっている。
 
<gallery widths="200px" heights="150px">
File:Attack of the Tracks, Marines with 2nd Assault Amphibian Battalion train for fire and maneuver 140825-M-TV331-158.jpg|[[AAV7]]の銃塔。ベルト状の給弾装置が銃塔の外側に露出している。
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=== 車載 (RWS) ===
アメリカ陸軍の[[ストライカー装甲車]]には、[[ノルウェー]]の[[コングスベルグ・ディフェンス&エアロスペース]]社の開発した[[プロテクター RWS|M151 プロテクター]][[RWS]](遠隔操作式銃塔)が標準装備されており、M2重機関銃とMk.19を選択して搭載可能である。また、アメリカ陸軍の汎用のRWSとして採用された[[CROWS (RWS)|M153 CROWS II]]にも、同様に搭載可能である。
 
<gallery widths="200px" heights="150px">
File:2CR returns home to Vilseck (16814812359).jpg|[[プロテクター RWS|M151 プロテクター]][[RWS]]にMk.19を搭載したストライカー装甲車。
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== 運用国 ==
[[ジェネラル・ダイナミクス]]によれば、総計約35,000挺のMk.19 Mod 3が製造され、1984年から海外への輸出が始まり、世界に約30カ国のユーザーが居るとされる。
 
* {{flag|United States of America}}<ref name="jones2009"/> - 海軍、陸軍、海兵隊で広く運用されている。
* {{flag|Afghanistan}}<ref>{{Citation|title=د ختیڅ زون ۲۰۱ خالد بن ولید له قول اردو څخه د سلو په شاوخوا کې نظامي کسان فارغ شول.|url=https://www.youtube.com/watch?v=3ycHG1gr-1Y|language=|accessdate=2022-01-20}}</ref>
* {{flagFlag|United States of AmericaUSA}}<ref name="jones2009" /> - 海軍、陸軍、海兵隊で広く運用されている。
* {{flag|Argentina}}<ref>[http://www.ara.mil.ar/pnav_infmarina.asp#02 Armada Argentina - official site]</ref>
* {{flag|Australia}}<ref name="jones2009">Jones, Richard D. ''Jane's Infantry Weapons 2009/2010''. Jane's Information Group; 35 edition (January 27, 2009). ISBN 978-0-7106-2869-5.</ref>
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* {{flag|Thailand}} - AAV7へ搭載されたMk.19を運用する。
* {{flag|Japan}} - [[陸上自衛隊]]がアメリカから導入した水陸両用車[[AAV7]]の車載火器として導入。
* {{flag|Turkey}} - 国内でのライセンス生産が行われ、[[トルコの軍事|トルコ陸軍]]により運用されている。<ref>http://www.anahaberyorum.com/gundem/bu-silah-katoyu-pkkya-dar-etti-h8892.html</ref>
 
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Granatnik Mk. 19 Wojsko Polskie.jpg|ポーランド軍で運用されるMk.19。
Mexican troops operating at a random checkpoint 2009.jpg|メキシコ軍の武装車両([[テクニカル]])に搭載されたMk.19。
File:ROCA M113A1 Display at No.11 Pier of Zhongzheng Naval Base 20130504a.jpg|台湾陸軍の[[M113装甲兵員輸送車]]に搭載されたMk.19。
File:Avv7-Japan.jpg|[[陸上自衛隊]]の[[AAV7]]に搭載されたMk.19。
</gallery>
 
== 登場作品 ==
=== 映画・テレビドラマ ===
:; 『[[CSI:ニューヨークGODZILLA ゴジラ]]』
:: 臨時に設けたモナークの[[司令部]]を防衛する[[火器]]として[[土嚢]]に固定されている。
:; 『[[GODZILLA ゴジラ]]』
:; 『[[:en:Generation_Kill_Generation Kill (miniseries)|'''ジェネレーション・キル''']]』
:: 臨時に設けたモナークの[[司令部]]を防衛する[[火器]]として[[土嚢]]に固定されている。
:: [[アメリカ海兵隊]]第1偵察大隊の[[ハンヴィー]]に搭載。[[イラク]]の気候と支給されたガンオイルが合わないなど、作動不良に苦しむ。
:; 『[[:en:Generation_Kill_(miniseries)|'''ジェネレーション・キル''']]』
:; 『[[ワールド・ウォーZ]]』
:: [[アメリカ海兵隊]]第1偵察大隊の[[ハンヴィー]]に搭載。[[イラク]]の気候と支給されたガンオイルが合わない等、作動不良に苦しむ。
:: [[陸軍州兵]]と[[イスラエル国防軍|イスラエル軍]]の[[ハンヴィー]]に搭載されている。
:; 『[[ジャーヘッド (映画)|ジャーヘッド]]』
:; 『[[ワールド・ウォーZ]]』
:: [[陸軍州兵]]と[[イスラエル国防軍|イスラエル軍]]の[[ハンヴィー]]に搭載されている。
 
=== 漫画 ===
:; 『[[ゴルゴ13]]』
:: 101巻の「メディアコントロール」にて本銃をカスタムしたものが登場し、[[ヘリコプター|ヘリ]]を3機[[撃墜]]する。
:; 『[[戦国自衛隊 (劇画)#続・戦国自衛隊|続・戦国自衛隊]]』
:: [[戦国時代 (日本)|戦国時代]]に[[タイムトラベル|タイムスリップ]]した[[アメリカ海兵隊]]の装備である、[[ハンヴィー]]や[[AAV7]]の搭載[[火器]]として登場。また、同様にタイムスリップしてきた[[自衛隊]]も、米海兵隊よりこれを[[鹵獲]]して使用する。
 
=== ゲーム小説 ===
:; 『[[ArmA:WORLD ArmedWAR AssaultZ]]』
: アメリカ陸軍のハンヴィーに搭載され、[[ヨンカーズ]]の戦いにて[[ゾンビ]]の大群を攻撃する。
::; 『[[ARMA 2]]』
:; 『[[Far Cryシリーズ]]』
::; 『[[Far Cry]]』
::; 『[[Far Cry 2]]』
:; 『[[Operation Flashpoint: Dragon Rising]]』
:; 『[[:en:Wargame: Red Dragon|Wargame Red Dragon]]』
:: 何故か[[自衛隊]]の[[96式装輪装甲車]]に搭載されて登場する。
:; 『[[コール オブ デューティシリーズ]]』
::; 『[[コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア|CoD4]]』
::: [[V-107|CH-46 シーナイト]]から掃射する際に登場。
::; 『[[コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2|CoD:MW2]]』
::: Act I「S.S.D.D.いつもの戦場」にて、[[ハンヴィー]]の横に置いてある。
::; 『[[コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3|CoD:MW3]]』
::: 「セントリーグレネードランチャー」の名称で登場する。
:; 『[[バトルフィールド (コンピューターゲーム)|バトルフィールドシリーズ]]』
::; 『[[バトルフィールド2 モダンコンバット|BF2MC]]』
::: S-26に搭載されて登場する。
::; 『[[バトルフィールド3|BF3]]』
::: [[AAV7#各型及び派生型|AAV-7A1]]とハンヴィーを改造したPHOENIXに搭載されて登場する。
::; 『[[バトルフィールド4|BF4]]』
:; 『[[マーセナリーズ]]』
::; 『[[マーセナリーズ2 ワールド イン フレームス]]』
:; 『[[メダル・オブ・オナー ウォーファイター]]』
 
=== ゲーム ===
{{hidden end}}
:; 『[[Operation Flashpoint: Dragon Rising]]』
: [[ハンヴィー#主要型|M1025 ハンヴィー]]と[[AAV7#各型及び派生型|AAVP7A1]]、[[:en:Small unit riverine craft|SURC]]に搭載されて登場する。
:; 『[[GODZILLAWargame ゴジラRed Dragon]]』
: [[北大西洋条約機構|NATO]]陣営の[[アメリカ軍]]デッキ、[[自衛隊]]デッキで使用可能な[[グレネードランチャー]]として登場する。アメリカ軍デッキのM1025 ハンヴィー、AAV7A1、[[MH-6 リトルバード#バリエーション|AH-6C リトルバード]]、自衛隊デッキの[[96式装輪装甲車]]、NATOの[[:en:CB90-class fast assault craft|STRB 90 H]]に搭載されている。
:; 『[[コール オブ デューティシリーズ]]』
::; 『[[コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア|CoD4]]』
::: [[V-107|CH-46 シーナイト]]から掃射する際に登場。
::; 『[[コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2|CoD:MW2]]』
::: Act I「S.S.D.D.いつもの戦場」にて、[[ハンヴィー]]の横に置いてある。
::; 『[[コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3|CoD:MW3]]』
::: 「セントリーグレネードランチャー」の名称で防盾付きのものが登場する。
:
; 『[[タイムクライシス4]]』
: ステージ1-2とステージ3-1で、プレイヤーが搭乗する[[ヘリコプター|ヘリ]]の搭載[[兵器]]として登場。防盾が付いており、これに隠れて攻撃をやり過ごす。装弾数は無限。
:; 『[[バトルフィールド (コンピューターゲーム)|バトルフィールドシリーズ]]』
::; 『[[バトルフィールド2 モダンコンバット|BF2MC]]』
:: 何故か[[自衛隊]]の[[96式装輪装甲車]]S-26に搭載されて登場する。
::; 『[[バトルフィールド3|BF3]]』
::: SAAV-267A1とハンヴィーを改造したPHOENIXに搭載されて登場する。
:; 『[[Far Cryシマーセナリーズ]]』
: 「[[擲弾発射器#自動式|グレネードマシンガン]]」の名称で登場する。各地の[[指揮 (軍事)|指揮所]]や[[陣地]]の[[土嚢]]上に設置されている。
:; 『[[マーセナリーズ2 ワールド イン フレームス]]』
:: 防盾付きのものが[[三脚]]に据えられて様々な場所に設置されているほか、[[連合軍]]、ユニバーサル石油の[[傭兵]][[部隊]]、[[中国人民解放軍|中国軍]](アジアン軍)が使用する各種車両にも搭載されている。
:
 
== 脚注・出典 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
* [[グレネードランチャー#自動擲弾発射器#自動式|自動擲弾発射器]]
* [[AGS-17]]
* [[AGS-30]]
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{{アメリカ軍の現在の歩兵用武器・弾薬}}
{{イスラエル国防軍の歩兵用武器・弾薬}}
{{自衛隊の隊員用武器・弾薬}}
 
{{DEFAULTSORT:Mk0019}}
[[Category:40mm砲]]
[[Category:擲弾発射器|Mk.19]]
[[Category:アメリカ合衆国の]]
[[Category:アメリカ合衆国海兵隊の装備小火器]]
[[Category:陸上自衛隊の小火器]]