「今井凌雪」の版間の差分

'''今井 凌雪'''（いまい りょうせつ、本名：今井 潤一（いまい じゅんいち）、[[1922年]][[12月919日]] - [[2011年]][[7月26日]]<ref name="jijideathnikkei-fuhou">[http{{Cite web|和書|url=https://www.jijinikkei.com/jcarticle/zc?k=201107DGXNASDG27021_X20C11A7CC0000/2011072700287 時事ドットコム：|title=書家の今井凌雪氏が死去（書家） |publisher=[[日本経済新聞]] |date=2011-07-27 |accessdate=2022-03-12}}</ref>）は、[[日本]]の[[書家]]。[[筑波大学]][[名誉教授]]。書法研究雪心会会長。「読売書法会」常任総務。[[社団法人]]「[[日本美術展覧会|日展]]」参事。社団法人「[[日本書芸院]]」名誉顧問。「國際書道連盟」顧問。

[[奈良県]][[奈良市]]生まれ<ref name=門人展>{{Cite web2 |url=http://www3.kcn.ne.jp/~shodou/setsusinkai.htm |title=今井凌雪と門人展 |publisher=[[奈良市杉岡華邨書道美術館]] |accessdate=2018年7月17日 }}</ref>。郡山中学（現[[奈良県立郡山高等学校]]）、天理語学専門学校（現[[天理大学]][[外国語学部]]）卒業後、[[駸々堂]]入社。[[1949年]][[立命館大学]]法文学部経済学科卒業。[[中谷釜雙]]、[[辻本史邑]]に師事{{R|門人展}}。

[[東京教育大学]]、[[筑波大学]]、[[大東文化大学]]で教授、[[大東文化大学書道文化センター]]所長を歴任{{R|門人展}}、[[1988年]]、大東文化大学書道研究所初代所長（1991年まで）に就任した。[[中国]]では[[西泠印社]]名誉社員、浙江中国美術学院客員教授、上海復旦大学兼職教授を歴任し高い評価を得る。

テレビにおいては、[[NHK教育テレビ]]「婦人百科」「NHK趣味講座 書道に親しむ」（1983年4月 - 9月）「NHK趣味講座 書道に親しむ－[[行書]] [[草書]]－」（1985年10月 - 1986年3月）の講師を務める。[[朝日新聞社]]主催「現代書道二十人展」のメンバーでもあった。

[[黒澤明|黒沢明]]監督作品「[[乱 (映画)|乱]]」（1985年）「[[夢 (映画)|夢]]」（1990年）「[[まあだだよ]]」（1993年）の題字を担当したことでも知られ、[[2002年]]には映画「[[阿弥陀堂だより]]」の題字も担当し、また。[[岩波書店]]の新日本古典文学大系の題字も担当した。

2011年7月26日、すい[[膵癌|膵臓がん]]のため<!-- [[奈良市]]の病院で -->死去。88歳没<ref name="jijideathnikkei-fuhou"/>。

* 1982年、[[日本美術展覧会|日展]]文部大臣賞

* 「書道漢字－初歩から創作まで」（[[日本放送出版協会]]）

* 「年賀状の書き方 年賀文例集付」（[[駸々堂]]出版）

* 「書を志す人へ 1，2」（[[二玄社]]）

* 「入門書道全集 1 楷書」（[[実業之日本社]]）

* 「書道上級 漢字解説書」（NHK（[[NHK学園]]）

* 「中国書蹟大観 2」（[[講談社]]）

* 「現代の実力作家」（「[[墨 (書道雑誌)|墨]]」第65号 [[芸術新聞社]]）

* 「絵の教室」（「月刊一枚の繪」一枚の繪株式会社）

* 「漢字の書」（「おとなの学校 3 書の教室」別冊太陽 [[平凡社]]）

* 「読売書法講座 第5巻 漢字応用」（[[読売新聞社]]）

* 「今井凌雪」（[[教育出版]]）

* 「史邑先生の思い出」（「生誕100年記念 辻本史邑展図冊」日本書芸院、[[産経新聞社]]）

* 「[[日本古典文学大系|新日本古典文学大系]]」（[[岩波書店]]）

* [[平城宮]]址 [[朱雀門]]の[[扁額]]