「月形樺戸博物館」の版間の差分
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==概要==
月形町にはかつて[[1882年]](明治15年)から[[1919年]](大正8年)にかけて、39年間にわたり[[樺戸集治監]]があり、国事犯や一般刑事犯を収容していた<ref name="asahi-np-2012-4-1">高橋賢司 (2012年4月1日). “駅 人 話 石狩月形駅”. [[朝日新聞]](朝日新聞社)</ref><ref name="bfm">{{Cite web
残っていた樺戸集治監本庁舎は、[[1972年]]まで月形町役場として利用され、翌年博物館である『北海道行刑資料館』となった<ref name="kouhou644">{{Cite journal |和書|url=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11662615/www.town.tsukigata.hokkaido.jp/secure/13987/02.pdf |title=月形が誇る樺戸博物館 |date=2021-03 |publisher=月形町 |journal=広報「花の里つきがた」 |issue=644 |pages=2-3 |format =PDF|ref= }}全体構成は[https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11662615/www.town.tsukigata.hokkaido.jp/7229.htm 広報「花の里つきがた」令和3年3月号]参照</ref>。[[1996年]]に『月形樺戸博物館』と名称変更し、前後して二階建ての本館が建てられる。
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開館時間は、9:30~17:00(入館は16:30まで)
冬期(12月~3月中旬頃)は休館となる<ref name="museum">{{Cite web
月形町役場の敷地内にあり、駐車場が利用できる<ref name="museum" />。
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==沿革==
*[[1881年]][[9月3日]]、樺戸集治監が開庁となる<ref>{{Cite web
*[[1886年]]、月形樺戸博物館の一部となっている樺戸集治監本庁舎が竣工する<ref name="asahi-np-2012-4-1" /><ref name="in">{{Cite web
* [[1887年]]1月、樺戸監獄署に改称<ref name="片岡">{{cite journal|和書|url=
* [[1890年]]7月、樺戸集治監に改称<ref name="片岡" /><ref>{{cite journal|和書|journal=官報 |issue=第2125号 |date=1890-07-30 |pages=4 |title=彙報(司法警察及び監獄) |url=https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2945377/3 |accessdate=2018-07-24}}</ref>。
* [[1891年]]7月、北海道集治監に改組<ref>{{cite journal|和書|journal=官報 |issue=第2425号 |date=1891-07-30|pages=1|title=明治24年内務省告示第35号|url=https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2945687 |accessdate=2018-07-24}}</ref>。樺戸を本監とし、[[空知集治監|空知]]・[[帯広刑務所釧路刑務支所|釧路]]・[[網走刑務所|網走]]を分監とした。
* [[1903年]]4月、樺戸監獄に改組<ref>{{cite journal|和書|journal=官報 |issue=第5913号 |date=1903-03-23|pages=4-6|title=明治36年勅令第35号 |url=https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2949216/3 |accessdate=2018-07-24}}</ref>。
*[[1919年]]1月、樺戸監獄が廃止になるが<ref name="kanko">{{Cite web
*[[1967年]]、月形町役場として使用されている旧・樺戸集治監本部が、北海道百年記念遺跡に指定される<ref name="kanko" />。
*[[1972年]]、月形町役場が移転し、本部建物が、『北海道行刑資料館』となる<ref name="in" /><ref name="kanko" />。
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*[[2001年]]、[[田園空間博物館]]樺戸地区(つきがたエリア)整備事業開始<ref>{{cite journal|和書|url=https://hdl.handle.net/2115/38216 |title=監獄都市の発生と消長に関する考察 : 月形町と三笠市を例として |journal=Sauvage:北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院院生論集 |issue=5 |date=2009-03-10 |accessdate=2018-08-17 |publisher=北海道大学 |author=横田勉 |naid=120001206907}}</ref>、本館がコア施設に指定される。
*[[2012年]]4月、展示内容をリニューアルし、本庁舎内の2部屋と本館2階の展示物を大幅に入れ替える。新たに集治監の概要や歴史を解説するCG映像、樺戸道路開削の模型を導入<ref>{{Cite journal |和書|author=|title=2012年度リニューアル博物館(2012年4月~2013年3月) |journal=ミュージアム・データ |volume=79 |publisher=丹青研究所 |date=2015-02 |page=15 |url=https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9445806/www.museumdata.ne.jp/museumdata/pdf/MD79.pdf }}</ref>。
*[[2018年]]1月、「北海道の集治監~北海道開拓を支えた近代化遺産~」として、5つの集治鑑のひとつとして樺戸集治監が[[北海道遺産]]に登録される<ref name="kouhou644" /><ref>{{Cite web
*[[2019年]]5月、[[文化庁]]が[[日本遺産]]に「[[炭鉄港カード|炭鉄港]]」を認定、構成文化財には、「開拓のため道路開削や炭鉱労働に従事した」という位置づけ<ref>{{Cite web
</ref>で、旧樺戸集治監本庁舎が含まれる<ref name="kouhou644" />。
==脚注==
{{reflist}}
== 関連項目 ==
* [[松本清張]] ‐ 『不運な名前 − 藤田組贋札事件』(文藝春秋新社、1982年)に樺戸行刑資料館として登場
== 外部リンク ==
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{{DEFAULTSORT:つきかたかはとはくふつかん}}
[[Category:月形町の建築物]]
[[Category:刑務所博物館]]
[[Category:北海道の博物館]]
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