「池脇千鶴」の版間の差分

| 主な作品 = '''映画'''<br />『[[大阪物語 (1999年の映画)|大阪物語]]』<br />『[[猫の恩返し]]』<br />『[[ジョゼと虎と魚たち]]』<br/>『[[ストロベリーショートケイクス]]』<br />『[[そこのみにて光輝く]]』<br />『[[きらきら眼鏡#映画|きらきら眼鏡]]』<br />『[[半世界]]』<hr />'''テレビドラマ'''<br />『[[ほんまもん]]』<br />『[[太陽の季節]]』<br />『[[風林火山 (NHK大河ドラマ)|風林火山]]』<br />『[[その女、ジルバ#テレビドラマ|その女、ジルバ]]』<hr>'''吹き替えアニメ映画'''<br />『[[猫の恩返し]]』

| 日本アカデミー賞 = '''優秀主演女優賞'''<br/>[[第38回日本アカデミー賞|20142015年]]『[[そこのみにて光輝く]]』<br>'''新人俳優賞'''<Brbr />[[第23回日本アカデミー賞|19992000年]]『[[大阪物語]]』

| その他の賞 = '''[[キネマ旬報ベスト・テン]]'''<br/>'''新人女優賞'''<br/>[[キネマ旬報#第73回（1999年度）|19992000年]]『大阪物語』<br/>'''助演女優賞'''<br/>[[キネマ旬報#第93回（2019年度）|20192020年]]『[[半世界]]』<hr/>'''[[毎日映画コンクール]]'''<br/>'''スポニチグランプリ新人賞'''<br/>[[毎日映画コンクール#第54回（1999年）|19992000年]]『大阪物語』<br/>'''女優助演賞'''<br/>[[毎日映画コンクール#第69回（2014年）|20142015年]]『そこのみにて光輝く』<br/>[[第74回毎日映画コンクール|20192020年]]『半世界』<hr/>'''[[高崎映画祭]]'''<br/>'''最優秀主演女優賞'''<br/>[[2003年]]『[[ジョゼと虎と魚たち]]』<br/>'''最優秀助演女優賞'''<br />[[2014年]]『そこのみにて光輝く』<br>'''最優秀新人女優賞'''<br/>[[1999年]]『大阪物語』<hr/>'''[[アジア・フィルム・アワード]]'''<br/>'''助演女優賞'''<br/>2015年『そこのみにて光輝く』

<hr>'''[[TAMA映画祭]]<br>最優秀作品賞'''<br>[[2015年]]『[[きみはいい子]]』<br>2018年『万引き家族』<hr/>'''[[ボストン映画批評家協会賞]]'''<br />'''アンサンブル演技賞'''<br />[[2018年]]『[[万引き家族]]』
<hr/>'''[[ヨコハマ映画祭]]'''<br />'''助演女優賞'''<br />[[2019ヨコハマ映画祭#第41回（2019年度）|2020年]]『[[半世界]]』<hr>'''[[放送文化基金賞]]'''<br/>'''演技賞'''<br/>[[放送文化基金#第47回（2020年度）|2020年]]『[[その女、ジルバ]]』

'''池脇 千鶴'''（いけわき ちづる、[[1981年]]〈[[昭和]]56年〉[[11月21日]] - ）は、[[日本]]の[[俳優|女優]]である。[[鹿児島県]]生まれ<ref name=“news20210220”/>、[[大阪府]]出身。[[吉本興業]]（旧・[[エス・エス・エム]]→よしもとクリエイティブ・エージェンシー）所属。愛称は「'''ちぃちゃん'''。」

[[2014年]]に出演した『[[そこのみにて光輝く]]』では、[[第38回日本アカデミー賞]]優秀主演女優賞などの数多くの国内映画賞を受賞した他、翌年に行われた第9回[[アジア・フィルム・アワード]]で助演女優賞を受賞している<ref>{{citeCite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2050625/full/|title=『アジア・フィルム・アワード』池脇千鶴が最優秀助演女優賞に|publisher=[[オリコン|ORICON]]|date=2015-03-26|accessdate=2015-03-26}}</ref>。

30代になってからは生活感のある母親の役を演じることも増え、[[2015年]]の『[[きみはいい子]]』では二児の子を持つ母親の役を演じるために太り<ref>{{Cite web|和書| url = https://moviewalker.jp/news/article/61572/ | title = 池脇千鶴、「太ってくれ」の言葉に苦笑。撮影秘話明かす| date = 2015-07-11| website = Movie Walker | accessdate = 2020-02-05}}</ref>、2019年に出演した『[[半世界]]』では、職人の妻でいじめに悩む15歳の息子を持つ女性を演じ、[[第74回毎日映画コンクール]]や第93回[[キネマ旬報ベスト・テン]]で助演女優賞を受賞した<ref name="mainichi2020">{{Cite news|title=第74回毎日映画コンクール日本映画大賞は「蜜蜂と遠雷」！　「半世界」と並ぶ3冠を獲得|newspaper=映画.com|date=2020-01-22|url=https://eiga.com/news/20200122/3/|accessdate=2020-02-05}}</ref><ref name="kine2020">{{Cite web|和書| url = https://www.crank-in.net/news/73586/1 | title = キネマ旬報ベスト・テン発表、池松壮亮＆瀧内公美が主演賞受賞| date = 2020-02-04| website = クランクイン! | accessdate = 2020-02-05}}</ref>。2021年に主演した『[[その女、ジルバ]]』（[[東海テレビ]]）では、第47回[[放送文化基金賞]]番組部門の演技賞を受賞<ref name="daily20210607">{{Cite news|url= https://www.daily.co.jp/gossip/2021/06/07/0014395084.shtml |title= 草なぎ剛、池脇千鶴が演技賞を受賞　「放送文化基金賞」 |newspaper= デイリースポーツ online |publisher= 株式会社デイリースポーツ |date= 2021-06-07 |accessdate= 2021-06-07 }}</ref>。

*両親は[[鹿児島県]]出身<ref name=“news20210220”>{{Cite web|和書|url=https://www.jprime.jp/articles/-/20114?display=b

|title=『その女、ジルバ』で絶賛の池脇千鶴、実母が語る『ASAYAN』合格の裏にあった秘策|web site=[[週刊女性]]PRIME|date=2021-02-20|accessdate=2021-02-23}}</ref>。5歳上の兄がいる<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sankeibiz.jp/smp/express/news/140418/exf14041815000006-s.htm|title=幸せをつかみにいかない人　切ない　映画「そこのみにて光輝く」　池脇千鶴さんインタビュー|web site=SankeiBiz×EX|date=2014-04-18|accessdate=2021-02-23}}</ref>。池脇が芸能界に入るきっかけであるオーディションを受けるため、兄が協力した<ref name=“news20210220”/>。

* [[大河ドラマ]]「[[徳川慶喜 (NHK大河ドラマ)|徳川慶喜]]」 第2話「新しい母」（1998年、[[日本放送協会|NHK]]） - さくら 役

* [[NHK-BS|BS]]ドラマ「[[木綿のハンカチ〜ライトウインズ物語#木綿のハンカチ2〜ライトウインズ物語|木綿のハンカチ2〜ライトウインズ物語]]」（1998年8月 - 10月、[[NHK衛星第2テレビジョン|NHK-BS2]]） - 木村めぐみ 役

* 日本テレビ開局45周年記念番組「[[世紀末の詩]]」 第7話「恋するコッペパン」（1998年、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]） - 石田涼子 役

* [[救命病棟24時]] 第8話「娘からの告知」（1999年、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]） - 大原奈緒子 役

* [[リップスティック (テレビドラマ)|リップスティック]] 第2話 - 第12話（1999年74月 - 96月、フジテレビ） - 井川真白 役

* [[金曜ドラマ (TBS)|金曜ドラマ]]「[[美しい人 (テレビドラマ)|美しい人]]」（1999年10月 - 12日、[[TBSテレビ|TBS]]） - 門倉純 役

* 2000年正月スペシャル 向田邦子新春ドラマ 「[[あ・うん]]」（2000年1月1日、TBS） - 水田さと子 役

* [[カネボウヒューマンスペシャル]]最終回「[[大地の産声が聞こえる―15才 いちご薄書―]]」（2000年2月28日、日本テレビ） - 榊田いちご 役

* [[Summer Snow (テレビドラマ)|Summer Snow]]（2000年7月 - 9月、TBS） - 篠田知佳 役

* [[ソフトバンクテレコム|日本テレコム]]感動ドラマスペシャル「[[いくつもの海を越えて]]」（2001年3月6日、日本テレビ） - 千秋 役

* [[月曜ドラマスペシャル]]「[[母業失格]]」（2001年3月12日、TBS） - 井上路望 役

* [[土曜ワイド劇場]]「[[天の瞳]]2」（2001年3月24日、[[テレビ朝日]]） - 大村慧子 役

* 新春ドラマスペシャル「[[鉄道員 (小説)|鉄道員]]（ぽっぽや）/青春編」（2002年1月1日、テレビ朝日） - 雪子 役

* [[キヤノンスペシャル]]「[[北野武の色彩大紀行〜真実の色を求めて〜]]」（2002年、テレビ朝日）

* [[日曜劇場|東芝日曜劇場]]「[[太陽の季節]]」（2002年7月 - 8月、TBS） - 和泉英子 役

* 火曜時代劇 [[怪談百物語]] 第9回「ゴースト」（2002年11月19日、フジテレビ） - おまさ 役

* [[聖夜のドラマスペシャル]]「[[彼女たちのクリスマス 〜イブの旅立ち〜]]」（2002年12月24日、フジテレビ） - 柴田弓子 役

* [[相棒#season1|相棒 Season 1]] 最終回スペシャル（2002年12月25日、テレビ朝日） - 川端蘭子 役

* [[ドラマスペシャルLOVERS]] 第2話「[[キャメルのコートを私に]]」（2003年、TBS） - ミオ 役

* 火曜時代劇（[[スーパー時代劇]]）「[[大奥 (フジテレビの時代劇)#2003年版|大奥]]」（2003年6月 - 8月、フジテレビ） - まる 役

* 新春ドラマ祭「[[ナニワ金融道|ナニワ金融道6]]」（2005年1月8日、フジテレビ） - 市村朱美 役

* [[NHKスペシャル]] 終戦60年企画「[[象列車がやってきた]]」（2005年8月8日、NHK） - '''友部ユリ''' 役

* [[金曜ナイトドラマ]]「[[時効警察]]」 第2話「偶然も極まれば必然となると言っても過言ではないのだ!」（2006年、[[テレビ朝日]]） - 藤山しおり 役

* 感動ドラマ特別企画「[[少しは、恩返しができたかな]]」（2006年3月22日、[[TBSテレビ|TBS]]） - 佐々木実緒 役

* [[死ぬかと思った]] 第13話「四十九日」（2007年、日本テレビ） - 鳴海 役

* [[土曜ドラマ (NHK)|土曜ドラマ]] 「[[刑事の現場]]」（2008年3月、NHK） - 瀬戸山瑞穂 役

* [[ゴンゾウ 伝説の刑事]] 第6話「潜入捜査」（2008年8月、テレビ朝日） - 佐伯杏子 役

* [[土曜ドラマ (NHK)|土曜ドラマスペシャル]]「[[蝶々さん (小説)#テレビドラマ|蝶々さん]]」（2011年11月19日・26日、NHK） - 谷川ユリ 役

* [[ドラマW#連続ドラマW|連続ドラマW]]「[[贖罪 (湊かなえ)#テレビドラマ|贖罪]]」（2012年、WOWOW） - 小川由佳 役

* [[東野圭吾ミステリーズ]] 第6話「シャレードがいっぱい」（2012年8月16日、フジテレビ） - 中瀬弘恵 役

* [[はぶらし/女友だち]]（2016年1月5日 - 2月23日、NHK・BSプレミアム） - 古澤水絵 役<ref>{{Cite news|url= https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/11/21/kiji/K20151121011547240.html |title= 内田有紀 ＮＨＫ連ドラ初主演！４０歳「おばさんって楽」 |newspaper= Sponichi Annex |publisher= スポーツニッポン新聞社 |date= 2015-11-21 |accessdate= 2015-11-21 }}</ref><ref>{{citeCite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2062788/full/|title=内田有紀、NHKドラマ初主演 池脇千鶴に追いつめられる!?|publisher=ORICON STYLE|date=2015-11-24|accessdate=2015-11-25}}</ref><ref>[https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=C0010467 番組エピソード　ハラハラドキドキ！先が見えない【サスペンスドラマ特集】-NHKアーカイブス]</ref>

* [[宮崎のふたり]]（2016年10月19日、NHK BSプレミアム / 2018年5月5日、NHKｰG） - 黒木咲耶 役 <ref>{{cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2070810/full/|title=柄本明、宮崎県を舞台に“もう一度、ハネムーン”をドラマ化|newspaper=ORICON STYLE|date=2016-04-27|accessdate=2016-04-27}}</ref>

* マイスモールランド（2022年3月24日、NHK BS1） - 崎山のり子 役<ref>{{Cite web2|url=https://web.archive.org/web/20220228031246/https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/20000/461338.html|title=国際共同制作ドラマ『マイスモールランド』放送決定！|website=ドラマトピックス|publisher=日本放送協会|date=2022-02-28|accessdate=2022-03-01}}</ref>

* [[化粧師 KEWAISHI]]（2002年、[[東映]]、監督：[[田中光敏]]） - 沼田時子 役

* [[きょうのできごと (小説)|きょうのできごと - a day on the planet - ]]（2004年、コムストック、監督：[[行定勲]]） - ちよ 役

* [[火火]]（2005年、ゼアリズエンタープライズ、監督：[[高橋伴明]]） - 長坂みどり 役

* 誰がために（2005年、パル企画、マジックアワー、監督：[[日向寺太郎]]） - マリ 役

* [[ナイスの森〜The First Contact〜]]（2006年、ファントム・フィルム、監督：[[石井克人]]、[[伊志嶺一]]、[[三木俊一郎]]） - イチコ 役

* [[犬と私の10の約束]]（2008年、監督：[[本木克英]]） - 井上ゆうこ 役

* [[必死剣 鳥刺し]]（2010年、監督：[[平山秀幸]]） - 里尾 役

* [[怒り (小説)#映画|怒り]]（2016年、監督：[[李相日]]） - 明日香 役<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1525538.html |title= 渡辺謙主演映画「怒り」に妻夫木聡ら主役級ズラリ |publisher= 日刊スポーツ |date= 2015-08-20 |accessdate= 2015-08-20 }}</ref>

* [[十年 Ten Years Japan]]「その空気は見えない」（2018年、監督：[[藤村明世]]、総合監修：是枝裕和） - '''母''' 役<ref>{{Cite news|url= httphttps://eiga.com/news/20180504/1/ |title= 是枝裕和総合監修「十年」に杉咲花、太賀、川口覚、池脇千鶴、國村隼！ |newspaper= 映画.com |publisher= 株式会社エイガ・ドット・コム |date= 2018-05-04 |accessdate= 2018-05-04 }}</ref>

* [[半世界]]（2019年、監督：[[阪本順治]]) - 高村初乃 役 <ref>{{citeCite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/269241|title=稲垣吾郎が阪本順治の新作「半世界」で主演、共演に長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦（コメントあり）|publisher=映画ナタリー|date=2018-02-13|accessdate=2018-02-13}}</ref>

* [[マイスモールランド]]（2022年、監督：川和田恵真） - 崎山のり子 役

* [[機動戦士Ζガンダム#関連作品|機動戦士ΖガンダムII A New Translation -恋人たち-]]（2005年、[[サンライズ (アニメ制作ブランド)|サンライズ]]制作 / [[松竹]]、監督：[[富野由悠季]]） - [[サラ・ザビアロフ]] 役

* [[ピアノの森]]（2007年、監督：[[小島正幸]]） - 一ノ瀬怜子 役

* [[FMシアター]] 「風紋」（2010年7月3日、[[NHK-FM放送|NHK-FM]]）<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nhk.or.jp/audio/old/prog_fm_former2010.html|title=NHK FMシアター 2010年 放送済みの作品 /『風紋』(2010年7月3日 放送)|accessdate=2022-09-24|publisher=NHK 日本放送協会}}</ref>

** 第73回[[キネマ旬報ベスト・テン]] 日本映画新人女優賞（『大阪物語』）

** 第69回毎日映画コンクール 女優助演賞（『[[そこのみにて光輝く]]』）<ref>{{Cite web |和書|url=https://mainichi.jp/mfa/history/069.html |title=69th（2014年） |work=毎日映画コンクール |publisher=[[毎日新聞社]] |accessdate=2015-01-21}}</ref>

** 第24回[[日本映画批評家大賞]] 助演女優賞（『そこのみにて光輝く』）<ref>{{Cite news|url= httphttps://eiga.com/news/20150421/2/ |title= 「そこのみにて光輝く」が第24回日本映画批評家大賞4冠 |newspaper= 映画.com |publisher= 株式会社エイガ・ドット・コム |date= 2015-04-21 |accessdate= 2018-02-15 }}</ref>

** [[第38回日本アカデミー賞]] 優秀主演女優賞（『そこのみにて光輝く』）<ref>{{Cite web |和書|url=http://www.japan-academy-prize.jp/prizes/38.html |title=日本アカデミー賞優秀賞決定！|date=2015-01-14 |archiveurl=https://archive.ph/ISjfY |publisher= 日本アカデミー賞公式サイト |archivedate=2015-01-14 |accessdate=2021-03-10}}</ref>

** 第41回ヨコハマ映画祭 助演女優賞（『[[半世界]]』）<ref>{{Cite web|和書| title = 第41回ヨコハマ映画祭 2019年日本映画個人賞| date = 2017-11-30| url = http://yokohama-eigasai.o.oo7.jp/41-2019/41_2019_shou.html| accessdate = 2017-12-01}}</ref>

[[Category:20世紀日本の女優]]