「投球回」の版間の差分

'''投球回'''（とうきゅうかい、{{lang-en-short|Innings pitched / IP}}）は、[[野球]]における投手記録の一つで[[投手]]が[[登板]]した[[イニング]]の数を表す。'''投球回数'''、'''投球イニング'''ともいう。

[[イニング]]の途中で[[投手]]が交代した場合には、登板時に取った（攻撃側に記録された）[[アウト (野球)|アウト]]一つにつき'''[[1/3]]'''ずつを加える。投手がアウトを一つも取れずに降板した場合は0の投球回は、0ではなく、「'''[[0/3#その他 0/3 に関すること|0/3]]'''投球回」と記録する（登板した事を明確にするため）。また、イニングをまたいで登板したが、アウトを取れなかったイニングがある場合にも、「1 0/3投球回（[[新聞]]の[[活字]]などでは0/3を一字に収める）」などと記録する。

新聞などでは便宜上、投球回の0/3、[[1/3#その他 1/3 に関すること|1/3]]、[[2/3#その他 2/3 に関すること|2/3]]（[[活字]]で1字に収める場合は{{分数|0|3}}、{{分数|1|3}}、{{分数|2|3}}）をそれぞれ「.0、」「.1、」「.2」と表記することがある（[[日本野球機構]]の公式ウェブサイトなど、「0/3」や「.0」の代わりに「+」記号を用いる媒体もある）。

|21||[[米金田哲也正一]]||5130||12||[[野口二郎]]||34475526.12

|109||[[稲尾和山田久志]]||3599||20||[[石井茂雄]]||31683865.0

==== シーズン記録 ====

{| class="wikitable" style="text-align:center;white-space:nowrap;"

|21||[[野口二郎林安夫]]||[[西鉄軍松竹ロビンス|大洋軍朝日]]||527541.1||1942年||71

|32||[[真田重蔵野口二郎]]||[[松竹ロビンス西鉄軍|パシフィック大洋]]||464527.21||19461942年||66

|43||野口二郎[[真田重蔵]]||[[翼軍|東京セネター松竹ロビンス|パシフィック]]||459464.2||19391946年||63

|54||[[ヴィクトル・スタルヒン|V.スタルヒン]]野口二郎||[[読売ジャイアンツ翼軍|東京巨人軍セネタース]]||458459.10||1939年||69

|65||[[亀田忠ヴィクトル・スタルヒン|スタルヒン]]||[[大和軍読売ジャイアンツ|黒鷲東京巨人軍]]||456458.21||19401939年||68

|87||[[白木義一郎別所毅彦|別所昭]]||[[北海道日本ハム福岡ソファイタトバンクホーズクス|セネタ南海ホークス]]||440448.1||19461947年||55

|98||[[石原繁三白木義一郎]]||[[大和軍北海道日本ハムファイターズ|セネタース]]||439440.10||19421946年||59

|53||[[ノー稲尾和久]]||[[埼玉西武ライオン・ズ|西鉄ライアオンズ]]||5386404.0||151961年||[[ボビー・マシューズ]]78||4956パ・リーグ記録

|1||[[ウィル・ホワイト]]||[[シンシナティ・レッズ]]||680.0||1879年

|2||[[チャールズ・ラドボーン]]||[[プロビデンス・グレイズ]]||678.2||rowspan="2"|1884年

|3||[[ガイ・ヘッカー]]||[[ルイビル・カーネルズ|ルイビル・エクリプス]]||670.2||1884年

|5||rowspan="2"|[[パッド・ガルヴィン]]||rowspan="2"|[[バッファロー・バイソンズ (1879-1885年)|バッファロー・バイソンズ]]||656.1||1883年

|6||パッド・ガルヴィン||バッファロー・バイソンズ||636.1||1884年

|8||[[ジョン・クラークソン]]||[[シカゴ・カブス|シカゴ・ホワイトストッキングス]]||623.0||1885年

|rowspan="2"|9||[[ジム・デブリン]]||[[ルイビル・グレイズ]]||rowspan="2"|622.0||1876年