「11eyes -罪と罰と贖いの少女-」の版間の差分

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『'''11eyes -罪と罰と贖いの少女-'''』(イレブンアイズ つみとばつとあがないのしょうじょ)は、[[2008年]][[4月25日]]に発売された[[Lass]]の第4作目の[[アダルトゲーム]]ソフト。[[美少女ゲームアワード]]2008では主題歌賞で金賞、BGM賞では銀賞を受賞している<ref>[httphttps://moe-gameaward.com/prize/2008/result.html 美少女ゲームアワード2008 結果発表ページより]</ref>。
 
[[2009年]][[8月]]より「[[月刊コンプエース]]」上で[[綾野なおと]]による[[漫画]]版『11eyes -罪と罰と贖いの少女-』が連載されており、また同年10月からは[[テレビアニメ]]『11eyes』(副題なし)が放送された。
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同一時間における主人公以外の視点から物語を描く新システム「クロスビジョンモード」を採用しており、物語をより深く理解できるよう工夫されている。
 
キャラクター、世界観などの設定の一部が、同社の前々作であり、「'''Lassナンバーシリーズ'''」の一作目<ref>「Lassナンバーシリーズ」の三作目(『11eyes』のファンディスクである『11eyes -Resona Forma-』も含めれば4作目)である『Liber_7 永劫の終わりを待つ君へ』のメモリアルセット版のパッケージ裏にて「Lassナンバーシリーズ」と紹介されている。</ref> 『[[3days 〜満ちてゆく刻の彼方で〜]]』とリンクしている。
 
[[2009年]][[4月2日]]、コンシューマ移植版として、[[5pb.]]より[[Xbox 360]]版『'''11eyes CrossOver'''』(イレブンアイズ クロスオーバー)が発売(レイティングはCERO:C)。また、[[2010年]][[1月28日]]には同じく5pb.より[[PlayStation Portable]]版『11eyes CrossOver』が発売(こちらのレイティングはCERO:B)。
 
また、2009年12月17日より[[禁断のギャルゲー]]より携帯電話アプリ版(キャラクター音声なし)も配信されている。
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[[2010年]][[6月21日]]にはファンディスクである『'''11eyes -Resona Forma-'''』(イレブンアイズ レソナ・フォルマ)の制作が発表され、公式サイトが仮オープンした。当初は[[2011年]][[3月25日]]発売予定であったが、[[東北地方太平洋沖地震]]の影響により[[2011年]][[4月15日]]に発売延期となった。
 
[[Xbox 360]]版発売日の前日である[[2009年]][[4月1日]]には、[[Rosebleu]]の第1作であるアダルトゲーム『[[Stellar☆Theater]]』のキャラクター達と夢の共演を果たす[[対戦型格闘ゲーム]]『'''Lass VS. Rosebleu Ultimate Shooting Star Fighting 2009'''』がアーケード版では2009年春に稼動、コンシューマ版でPS3、Xbox 360で同年秋に発売予定であるという偽情報が'''[[エイプリルフール]]ネタ'''として公開された(4月2日以降、表向きは開発中止ということにされている)<ref>{{Cite web |url=http://lass.vs.rosebleu.jp/ |title=Lass VS. Rosebleu Ultimate Shooting Star Fighting 2009 |publisher=Lass |date=2009-04-02 |accessdate=2015-10-24 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20090404144656/http://lass.vs.rosebleu.jp/ |archivedate=2009年04月4日 |deadurldatedeadlinkdate=2017年099月 }}</ref> 。
 
: [[キャッチコピー]]は「'''そのアイ(眼/愛)が運命を変える'''」(PC版)、「'''これが新しい世界の魔術(リアル)'''」(コンシューマ移植版『CrossOver』)
 
== ストーリー ==
; 本編「罪と罰と贖いの少女」
: [[キャッチコピー]]は「'''そのアイ(眼/愛)が運命を変える'''」。
: 姉を失ってから怠惰な生活を過ごしていた主人公・'''皐月駆'''は幼馴染である'''水奈瀬ゆか'''と共に突如辺り一面が赤く染まった世界に引き込まれてしまう。
: そして、同じくその世界に引き込まれた他の4人の少年少女と出会い、彼らの殲滅を目論む'''黒騎士'''たちの存在を知る。生き残るために、「'''赤い夜'''」を終わらせるために、そして守りたい「'''何か'''」を守るために命をかけた黒騎士たちとの戦いが始まる。
; 追加シナリオ「虚ろなる鏡界」
: キャッチコピーは「'''これが新しい世界の魔術(リアル)'''」。
: Xbox 360版、PSP版の追加シナリオ。本編と同時期に綾女ヶ丘で起こっていた事件を描いた外伝ストーリー。本編のキャラクターも一部、登場しており、本編ではサブキャラクター扱いであった'''百野栞'''、'''奈月香央里'''の2人が攻略ヒロインとしての登場となっている。
: 主人公・'''天見修'''は現在の科学技術と魔術を融合した「'''現代魔術師'''」であることを隠し、周囲とは距離を置いて日々を送っていた。そんな折、街では「'''ドッペルゲンガーを見たものは、行方不明になる'''」という噂が流れはじめる。そして、クラスメイトの'''照屋匡'''に奈月香央里がドッペルゲンガーに会った話を聞く。現代魔術師としての直感と不穏な気配を察した修は、密かに失踪事件の調査を開始する。
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; <span id="皐月駆">皐月 駆(さつき かける)</span>
: [[声優|声]] - [[中本伸輔]] / [[小野大輔]]<ref name="メガミマガジン2009/12">『メガミマガジン 2009年12月号』 学習研究社、2009年10月30日発売、155頁、{{ASIN|B002SUI9KS}}</ref>、[[金田アキ]](幼少期)
: 本作の主人公。虹陵館学園2年A組。
: [[7月18日]]生まれ。身長179センチメートル、体重63キログラム。
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: 彼は本来赤い夜にいるはずがない7人目。存在自体がイレギュラー。原因は、劫の眼がリーゼロッテの持つ魔石と起源が同じで、魔石の欠片を宿したゆかが結界に引きずり込まれた時に近くにいたため。黒騎士にとっても本来は攻撃の対象外であり、操からも「貴様を殺す意味は無い」と断言されている。
: 同一世界観の続編である『Liber_7』で草壁美鈴と結婚しており「草壁駆」となっている。Liber_7のSS企画『Liber_7 Fragments』で「美柚」という名の娘がいることが明らかになっている。
:シナリオライターLEGIOんが世界観を設定している「神殺しのアリア」にて成長した草壁美柚が登場している。
; <span id="水奈瀬ゆか">水奈瀬 ゆか(みなせ ゆか)</span>
: 声 - [[安玖深音]] / [[後藤麻衣 (声優)|後藤麻衣]]{{R|メガミマガジン2009/12}}
: [[6月21日]]生まれ。身長154センチメートル、体重46キログラム。スリーサイズはB88/W59/H89。
: 駆の幼馴染であり、同じく2年A組。旧姓は「鶴葉」。
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: ファンディスクでは、彼女がドイツ人の父親と日本の母親の間に生まれたハーフであることが判明する。2人とも既に他界。養父母は友人(実父と養父)と遠い親戚(実母と養母)にあたる。
; <span id="草壁美鈴">草壁 美鈴(くさかべ みすず)</span>
: 声 - [[はるか (声優)|はるか]] / [[浅川悠]]{{R|メガミマガジン2009/12}}
: [[9月23日]]生まれ。身長169センチメートル、体重50キログラム。スリーサイズはB83/W56/H81。
: 駆の1つ年上の先輩で、虹陵館学園の3年A組。
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: 人気投票では1位と人気が高い。
: 同一世界観の続編である『Liber_7』で皐月駆と結婚している。Liber_7のSS企画『Liber_7 Fragments』で「美柚」という名の娘がいることが明らかになっている。
:シナリオライターLEGIOんが世界観を設定している「神殺しのアリア」にて成長した草壁美柚が登場している。
; <span id="橘菊理">橘 菊理(たちばな くくり)</span>
: 声 - [[松田理沙]] / [[力丸乃りこ]]{{R|メガミマガジン2009/12}}
: [[9月8日]]生まれ。身長159cm、体重48kg。スリーサイズはB91/W58/H88。
: 美鈴と同じ虹陵館学園の3年B組で、駆たちと出会う前に彼女と出会い、協力して赤い夜を生き抜いてきた。
: 駆の姉である[[#皐月菊理|皐月菊理]]と同じ名前であり、まったく同じ容姿をしている。失語症で言葉を話すことができないため、常にスケッチブックを持ち歩き筆談によってコミュニケーションをとる(ボイスは一部のパートにのみ存在する)。13歳以前の記憶を失っており、現在は小説家である橘大輔に引き取られ生活している。
: [[アブラクサス]]と呼ばれる天使の形状をした守護天使を、自身の魂を触媒として具現化、操作する。アブラクサスは拷問器具で拘束された姿をしており、体に纏わりついた鎖を射出することにより、敵を拘束、攻撃する。またある程度の治癒能力も有する。
: スケッチブックを持ち歩いているため、特技はスケッチ(本人談)だが実際には幼稚園児クラスの絵しか書けない(このスケッチブックのイラストおよび文章を担当したのは[[なるみゆう|鳴海ゆう]]<ref>『特製設定資料集』25pより。</ref>。)。
: 言葉を話せないため、感情表現は然程豊かな方ではない。だが妙に刺さる言葉を提示したり、たまにとんでもない爆弾を投下したりなど、性格には天然が入っている模様だが、割と図太い一面も。一方で芯は非常に強く、美鈴とは違った意味でメンバーの柱となっている。
: 彼女の正体は平行世界(駆が死んだ世界)の皐月 菊理本人で、記憶が無いのは自分で能力の大半と共に封じたため、彼女の能力の本来の力は"創造主"[[デミウルゴス]]。
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: OVAでは会話が可能になったが、爆弾発言が多いので美鈴にしゃべるなと言われてしまった。が、スケッチブックでも卑猥な絵を描いたりするので結局変わらなかった。
; <span id="広原雪子">広原 雪子(ひろはら ゆきこ)</span>
: 声 - [[みる]] / [[壱智村小真]]{{R|メガミマガジン2009/12}}
: [[3月21日]]生まれ。身長153cm、体重40kg。スリーサイズはB73/W52/H76。
: 虹陵館学園の1年C組。駆のアルバイト先である「ツィベリアダ」の新人アルバイト。
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: Liber_7のSS企画『Liber_7 Fragments』で卒業後は上京して叔母の睦子の探偵事務所で月子と共に助手をしていることが明らかになっている。
; <span id="田島賢久">田島 賢久(たじま たかひさ)</span>
: 声 - [[アンダルシア (声優)|アンダルシア]] / [[森久保祥太郎]]{{R|メガミマガジン2009/12}}、[[田村睦心]](子供時代)
: [[2月15日]]生まれ。身長185cm、体重71kg。
: 虹陵館学園2年F組に所属する生徒だが、無断欠席や新綾女方面でよく喧嘩を起こすなどの不良児。駆と同学年だが、前述の理由から留年しているため、実年齢は20歳である。
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: 「[[嫉妬]]」の名を持つ。頭部から翼竜の如き羽が生えた、妖艶な美女の姿をしている。鞭のようにしなる[[蛇腹剣|蛇剣]]「龍骸の剣」を武器に、中距離戦を得意とする。
: 正体は[[#龍骸のイレーネ|龍骸のイレーネ]]。原作では3番目に戦うことになり、主に雪子と激戦を繰り広げる。一度目の戦いではイラとの連携でフルメンバーの考現学部を追い詰めるが、イラが深手を負わされたことで撤退。二度目の戦いでは狭い学園内に誘い込まれたことで自身の力を発揮させられず、賢久の念発火で瀕死の深手を負わされ撤退。ランドマークタワーに帰還後、アワリティアの真名を口走りそうになりスペルビア(草壁操)の逆鱗に触れてしまった為、自爆用の呪印を施されてしまう。その呪印で操作され駆たちに特攻させられそうになるが、ゆかの「幻燈結界(ファンタズマゴリア)」によって術が解かれ、雪子のナイフに自らかかって滅びた。
: 「ほのぼの」では[[ツンデレ]]キャラとなっており、メンバーの奇抜な言動に[[漫才#ボケとツッコミ|ツッコミ]]を入れている。
; <span id="アケディア">アケディア</span>
: 声 - [[魚周焼]] / [[成家義哉]]
: 「[[怠惰]]」の名を持つ。唯一、完全な人型をしていない黒騎士で、巻物のようなものを傍らに吊るしている。頭部が二つ存在し上が妹、下が兄である。優秀な術師でもあり、初登場時は美鈴の陰陽術を防いだ。
: イラ、インウィディア、アケディアの3人は遠、近、中それぞれに特化した戦法を持ち、3人が三位一体で戦うことで最強を誇るとされる。
: 正体は[[#書架のベネディクトゥス|書架のベネディクトゥス]]と[[#書架のスコラスティカ|書架のスコラスティカ]]。原作では4番目に戦うことになる。フルメンバーの考現学部相手にし、同時展開できる魔術が2つであることを見破られたことで、真の力を解放。圧倒的な魔力で追い詰めるが、美鈴の「鬼牙絶刀」で妹をやられ魔力が半減する。直後撤退するも途中で栞と遭遇し戦闘を仕掛けるも栞に魔術で反撃され一撃で滅ぼされた。
: 「ほのぼの」では頭脳派という立ち位置で意見を言うが、支離滅裂となる場合がある。
; <span id="グラ">グラ</span>
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: 「[[暴食]]」の名を持つ。黒騎士随一の巨体で、その外見に見合う怪力を持つ。武器は「鉄塊」とも表現されるほどの巨大な「クリストフォロの戦鎚」。
: ゲーム版では騎士道精神を重んじた潔い性格であったが、アニメでは[[オネエ言葉]]のような高慢なしゃべり方をする。
: 正体は[[#戦鎚のサムソン|戦鎚のサムソン]]。原作では1番最初に戦うことになる。美鈴、菊理、雪子の3人を相手に真の力を解放して戦うが、雪子の連続攻撃と菊理の鎖による拘束、そして美鈴の「火車切」による三連閃によって滅びた。
: 「ほのぼの」では、原作、アニメともども最初に退場する黒騎士であることから、その事がネタにされる。
; <span id="スペルビア">スペルビア</span>
: 声 - [[海原エレナ]] / [[氷青]]
: 「[[傲慢]]」の名を持つ。女性のような容姿をしている。2本の刀を用いた剣術だけでなく陰陽術にも精通している。アワリティア曰く「同胞にして、同胞ならざる者」であり、別の意味で謎の多い敵。黒騎士の中でも強大な戦闘力を持ち、アワリティアの右腕的存在として絶対の信頼を得、自身も彼に恋心と混じった忠誠心を持っている。唯一黒騎士で「クロスビジョン」が存在する。
: その正体は美鈴の憧れであった[[#草壁操|草壁操]]である。その力は他の黒騎士とは桁違いで、美鈴との最初の戦いでは「火車切」と「鉋切」を打ち砕いて美鈴の心を完膚なきまでに砕いた。最終決戦では再び立ち上がり「真打・童子切安綱」の力を完全解放した美鈴と激戦を繰り広げる。童子切を解放してもなお美鈴を圧倒しており鬼牙絶刀でさえも天剣草壁によりカウンターを浴びせ美鈴に深手を負わせ。しかし美鈴の分析により自身が緊急回避に必ず蜘蛛切を使う癖を見切られ、ダメージを蓄積された蜘蛛切を折られて敗北。美鈴に心臓を貫かれ消滅した。
: アニメでは、最初に駆たちと遭遇した黒騎士は彼女となっている。終盤では様々な策略を通して駆たちを分散させるが、彼らの「未来を掴もうとする意思」を目にして改心。'''本来倒すべきだった本当の敵'''をアワリティアとともに駆らと協力して撃破した後、未来の可能性を教えてくれたことに礼を言いながら、皆を元の世界に送り返した。
: 「ほのぼの」では下ネタ、傲慢さ全快に暴走するギャグキャラクターとなっており、彼女を中心に作品が進んでいく。
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=== サブキャラクター ===
; <span id="百野栞">百野 栞(ももの しおり)</span>
: 声 - [[井村屋ほのか]] / [[萩原えみこ]]{{R|メガミマガジン2009/12}}
: [[10月21日]]生まれ。身長143cm、体重35kg。スリーサイズはB67/W50/H70。
: イタリアからの帰国子女で駆のクラスに転入してくる。
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: 正体は「禁書目録聖省」から綾女ヶ丘の監視役として派遣された、[[#書架のウルスラ|書架のウルスラ]]。
: コミックマーケット73にて販売された紙袋の絵より、「[[ケフィア]]」の愛称でスタッフ・ユーザーから親しまれている。
: 実は彼女が6人目で赤い夜の結界の中に出入りできる人物、彼女の家系は一族にかかっている魔道書の呪いで必ず生まれつき眼球が無い奇病を患うが、彼女の場合は特に酷く、指一本動かせない状態で生まれたため、脳と脊髄以外は全て魔術で動く人形「フランシーヌ」に置き換えられている。その魔道書の数は書架のベネディクトゥス600冊を遥かに凌ぐ五千超えた5000冊。これを完全解放する万魔図書館"ビブリオティカ・パンマギカ"は封印がかけられており、普段持っている本はこの魔書の目録で、この目録で魔書の力を限定的に使用する。彼女の義体を作ったソフィア・ミーズリーの悪戯で、封印を解くには男性との交わりが必要になる。虚無の欠片を持つ者の中では間違いなく最強であり、草壁操さえも容易には倒せない相手として最も警戒されている。
: アニメでは欠片の力で並行世界を跳躍できる設定が加えられた。
: また、彼女の魔石の欠片が、リーゼロッテを倒すための鍵の1つとなった。
223 ⟶ 225行目:
: 『11eyes -Resona Forma-』では、劫の眼の力で1209年のベゼルスに現れたヴェラードの奮闘により十字軍が壊滅。「虚無の魔石」を得ることなく、[[カタリ派|カタリ]]の語り手として平和に暮らすifの展開が描かれた。
; <span id="奈月香央里">奈月 香央里(なつき かおり)</span>
: 声 - [[温森はるみ]] / [[水橋かおり]]{{R|メガミマガジン2009/12}}
: [[1月11日]]生まれ。身長159cm、体重50kg。スリーサイズはB85/W60/H86。
: 主人公のクラスメイトで匡の家の隣に住む幼馴染。
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: 『11eyes -Resona Forma-』の栞シナリオでは香央里に対してつい本音を漏らしてしまっていたことが明らかになるが、照れ隠しなのか冗談で済ませてしまい、結局元の関係に落ち着いている。
; <span id="赤嶺彩子">赤嶺 彩子(あかみね さいこ)</span>
: 声 - [[AYAKO (声優)|AYAKO]] / [[たかはし智秋]]{{R|メガミマガジン2009/12}}
: 虹陵館学園の保険医。保健室を私物で埋め好き勝手に使用しており、校内で煙草を吸うなど、素行はあまりよくない。臭いで[[童貞]]、[[処女]]を感知でき、[[スターダストクルセイダース|人の嘘を「煙草の煙を吸うと鼻に血管が浮き出るという嘘」で見抜く]]ほど頭が切れる。
: 元暴走族「紅天女」(クリムゾン)のヘッドであり、相手に睨みを利かせるなどの行動をたまに起こす。その睨みはなぜか「!?」の文字が浮かび、ゆかが号泣するほど怖い。また「ツィベリアダ」では以前の喫茶店(セイレーン)の頃からの常連。私立探偵である雪子の叔母、広原睦子とは旧知で険悪な仲である。
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: Xbox 360版、PSP版オリジナルシナリオ「虚ろなる鏡界」での主人公。
: 虹陵館学園の2年A組。現在の科学技術と魔術を融合した「現代魔術師」であることを隠し、周囲とは距離を置いて日々を送っている。
: 現在魔術の創始者・天見完爾を祖父に持ち、その才能は優秀であり、自分なりのオリジナリティを術式に組み込んでいる。かけている眼鏡は[[伊達メガネ眼鏡|伊達]]。眼鏡の下には[[邪眼]]効果のあるコンタクトを付けており眼鏡で効果を相殺している。魔術とは別に天見完爾が独自に各格闘技の優れた部分(気を用いるなど)から作り上げた「天見流格闘術」の継承者でもある。
: 魔術を使用するときは[[携帯電話]]を用い[[サーバ|サーバー]]を駆使し魔道書代わりに使用する。発動キーは「Briah Access(ブリアー・アクセス) Yetzirah Code(イェツィラー・コード)」。
; <span id="紅野澪">紅野 澪(こうの みお)</span>
: 声 - なし / [[加藤英美里]]
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: 声 - [[RINA (声優)|RINA]] / [[新名彩乃]]
: 「[[色欲]]」(ベギール)の名を持つ。
: エメラルド・タブレット「[[#虚無の魔石|虚無の魔石]]」の所有者にして、不老不死であり欧州最強最古の魔女。人間であった頃、死にかけの状態であったのを魔術師ミシェルマキシミリアンに発見・保護され、この時に虚無の魔石を体内に埋め込まれて強大な魔力と不老不死の身体を手に入れることになる。かつて禁書目録聖省と勢力を二分した魔術結社「トゥーレ」を作り上げた人物であり、禁書目録聖省にとって他の全てより優先すべき最大の敵。仲間達からは「リズ」という愛称で呼ばれている。下記のヴァルターは将来性を見込んだ彼女の推薦によりあっさりとトゥーレに加わる事が叶うなど最大の発言権を持っており、他のメンバーからはトゥーレの首領として扱われていた。過去『アイナス・レーベンハイト』に口説かれていたが、それに応じることは無かった。
: 本名はリゼット・ヴェルトールであり、不老不死となった自身を殺す術を求めて魔術研究者「ヴェルクマイスター」に師事し、師から呼ばれていたイギリス名の「リーゼロッテ」と師の名前を継承して「リーゼロッテ・ヴェルクマイスター」を名乗るようになった。
: 1421年には自身に埋め込まれた虚無の魔石と起源を同じくする「劫の目」を求めてドラスベニア王国に赴き、ヴェラードの下に着く。最初は隙を見て奪い取るつもりだったが、彼の最終目的である人類抹殺の理念に共感して逆にヴェラードを愛してしまうもヴェラードは道半ばに死亡してしまった為、彼の理念を引き継ぐ事を決意。
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: 「[[傲慢]]」(ホッファート)の名を持つ。
: 暗黒魔術を得意とする若き天才魔術師で、老練な魔術師ですら難しい術式を軽々と使いこなす程の実力者。前々作の[[3days 〜満ちてゆく刻の彼方で〜|3days]]にて登場している。
: トゥーレでは実力と年齢でも末席に位置する人物だが、現状に満足しない野心家。癲狂院に所属する草壁遼一を「魔術的能力は俺と同等、故に俺はお前を有能だと認めている」と激励し自らの配下として誘い入れようとするが本人に断られて対立した
: 1945年には敵対組織である禁書目録聖省・禁書図書館から「[[3days 〜満ちてゆく刻の彼方で〜#冥王の鍵|冥王の鍵]]」、典礼秘跡聖省・聖遺物管理局から「ヘレナの聖釘」を強奪し、日本の霊能局東京本部から「[[#翠玉碑の欠片|翠玉碑の欠片]]」を盗み出す。これらの力を持って他のトゥーレメンバーを出し抜いての自らが主導する魔導帝国建国を目指すが、[[3days 〜満ちてゆく刻の彼方で〜#草壁遼一|草壁遼一]]らの手で阻まれ失敗に終わり、肉体を喪失した。
: その後もヴァルターの精神は動物や他の人間の精神に寄生しながら現代まで生き延びてはいたが、トゥーレでは公式に戦死が確認されている状況だったため、除名。生存してになっる事は把握していなかった。
: 彼の魔術的才能を評価したリーゼロッテの推薦により、アーネンエルベからトゥーレに成り上がった人物で、リーゼロッテからは「傲慢(ホッファート)の坊や」と呼ばれている。コルヴァス・メリクリウスからも実力を高く評価されていた模様で、彼の独白ではリーゼロッテと共に簡単に殺せるような人物ではないと評されている。
; ソフィア・ミーズリー
: 「[[嫉妬]]」(ナイド)の名を持つ。
377 ⟶ 379行目:
: 「[[憤怒]]」(ツォーン)の名を持つ。
: 『11eyes CrossOver』の「虚ろなる境界」で登場。『少女神域∽少女天獄』にも(写真にて)主人公の祖母と交友関係があった描写がある。
: かつては日本人でありながら西洋魔術の研究に没頭し、第二次大戦以前に禁書目録聖省に滅ぼされた「黒羊歯一族」の数少ない生き残り。現代もトゥーレに所属。「人工翠玉碑」建造による魔術律の調律(すなわち、世界中の魔術の基本原理そのものを自分の都合のいいように改変する)による魔術世界の支配を企む。また、復讐などといった行為には興味がなく、あくまで自分とトゥーレのために活動している。「奈落堕とし」による黒い月が見えており、死亡したと思っていたリーゼロッテと生存と彼女の世界に対する復讐計画まだ生きていた事を悟って計画を急いでいる。
:主人公の天見修を非常に高く買っており、覇者の資質があると言い勧誘を試みるも断られ失敗に終わる。
: 得意技は鏡像の固有結界、Azi Dahaka(アジ・ダハーカ)。また、現代魔術を行使し、彼女の手足として動いていたガラテイアは現代魔術や道術など多くの魔術形式が使われているなど高い実力と知識を持ち合わせる。
400 ⟶ 402行目:
: 赤い夜の発生から出現した黒い満月。なぜか赤い夜が消え、元の世界に戻っても存在し続けている。また、駆たちのような赤い夜に関わった人間でないと視認できず一般人には見えない。遠近感から「ある場所」の上空で、本物の月よりそれほど高くない高度で固定されており、だんだんと地上に近づいているようである。黒騎士たちは「奈落(ピュトス)」と呼んでいる。実際は闇精霊の塊うより闇精霊が蠢く異世界への門であり、もしも地上に落着した場合、闇精霊が無尽蔵に溢れ出し、光精霊に由来する存在(即ち、地球上に存在する全生命体)が生命活動を停止してしまう。
; <span id="闇精霊">闇精霊(ラルヴァ)</span>
: 生物のいない「赤い夜」を徘徊する、人面をした異形の生命体たち。スライムのような不定形から、飛翔する甲虫のような物まで、複数の種類が存在する。駆たちを見つけると奇声をあげて襲ってくる。美鈴は一種の悪霊の類だと推測している。ちなみにこれと対をなす存在は光精霊([[エーテル (学)|エーテル]])と呼ばれる。
 
=== 草壁五宝 ===
407 ⟶ 409行目:
: [[桓武天皇]]の時代、八尺余りある大鴉によってもたらされた宝刀。草壁七剣『巨門』の太刀。
: 刀身の上半分が両刃になっており、烏の濡れ羽の如き黒みを帯びているのが特徴。妖力を蓄積することができ、これを開放することで絶大な威力を発揮する。最も、美鈴が愛用する刀である。嘗ては[[平家]]一族の家宝であった。原作ではイラを倒す際に妖力を解放したことで弱体化し、以降の黒騎士戦には使えなくなってしまった。
; [[火車切広光]]
: [[火車 (妖怪)|火車]]を切ったといわれる[[上杉謙信]]の愛刀。草壁七剣『廉貞』の太刀。
:三尺を越える幅広の大太刀で扱いは難しいが、破壊力は大きい。呪を唱えることで、刃に炎を帯びさせ、奥義・火天墜衝を放つ。原作ではグラに一閃を入れ、これを撃破するが、草壁操との戦いにおいて彼女の忌剣「友切」を受け、根元から折られてしまった。
428 ⟶ 430行目:
:; <span id="虚無の魔石の欠片">虚無の魔石の欠片</span>
:: ゲオルギウスが使った禁術「契約の虹」の影響により、「虚無の魔石」が7つに分けられたもの。
:: 7つに分けられた欠片は七つの平行世界に1つずつ分散し、それぞれ[[#赤い夜に引き込まれた少年少女たち |水奈瀬ゆか]]、[[#赤い夜に引き込まれた少年少女たち |草壁美鈴]]、[[#赤い夜に引き込まれた少年少女たち |橘菊理]](本当は皐月菊理)、[[#赤い夜に引き込まれた少年少女たち |広原雪子]]、[[#赤い夜に引き込まれた少年少女たち |田島賢久]]、[[#サブキャラクター|百野栞]]、[[#サブキャラクター|リゼット・ヴェルトール]]の7人の体内に宿っていた(雪子の驚異的な自己再生能力や賢久のパイロキネシスも、体内に宿っていた虚無の魔石の欠片によるもの)<ref group="注">「虚無の魔石の欠片」を奪われると、その欠片を宿していた者の異能力は使えなくなる。</ref>。
:: 欠片の宿主が死亡すると、体内にあった「虚無の魔石の欠片」も消滅する(アニメの劇中で、合計2つの「虚無の魔石の欠片」が消滅している)。ただし、死亡する前に「虚無の魔石の欠片」を取り出した場合は欠片は消滅しない。
:: 本来は七つの平行世界にそれぞれ存在する欠片の持ち主達が1つの世界に集まることはないはずだったが、「虚無の魔石の欠片」を求めるリーゼロッテの思惑により、7つのうち6つの欠片を持つ者たちが、最後の欠片を持つリゼットのいる「赤い夜」と、それに重なるように「幻燈結界」で作られた世界に呼び込まれ、閉じこめられてしまう。
; <span id="劫の眼">劫の眼(アイオンのめ)</span>
: [[#ヴェラード|ヴェラード]]や[[#皐月駆|皐月駆]]の金色の右目に宿る欠片。
: ゾロアスターの魔術師によって、人の世の全てを視るために造られた虚ろなる神器。未来視の能力を有するが、その真価は数多ある未来の可能性の中から望む未来を引き寄せ、どんな小さな可能性であってもその未来を掴むこと、つまり望むように未来を変えることが出来る。逆に言うと他の全ての可能性を排除し、未来を確定させてしまうとも言える。また、劫の眼は所有者の死後、所有者の魂を飲み込み、別の人間に転生する。ヴェラードの他にも、[[イスカンダル|有角王(イスカンダル)]]、[[ソロモン]]、剣士や高位の陰陽師など数千人が劫の眼に連なっていてその魂の持つ記憶や技術を自在に引き出し自分の物の様に扱うことが出来て、る。駆が美鈴に不気味と評されるほど短期間で急激に剣の腕を上げられたのはこのため。さらにはこの世の果て、全てを見るまで続いていく。力を完全に引き出すと、劫の眼に連なっていた人間そのものを召喚することさえも可能となる。しかし、力を得る代償として魂を劫の眼に喰われていき、最終的に命を落とすことになる。
: その成り立ちは虚無の欠片の元の姿である虚無の魔石と同格であり、欠片が全て揃わなくとも「奈落堕とし」を発動させることが出来る力を持った神器でもある。
 
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** 萩原音泉:百野栞、広原雪子
** 小沢悠:橘菊理
** [[なるみゆう|鳴海ゆう]]:奈月香央里、赤嶺彩子、紅野澪(Xbox 360版)
** KENGOU:皐月駆、田島賢久、草壁操、天見修(Xbox 360版)
** [[よう太]](Xbox 360版):吾妻汐音、黒芝かなえ
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=== PC ===
; OP「Lunatic Tears…」
: 作詞・歌:[[彩音]] / 作曲・編曲:[[清水達也|Tatsh]]
; 挿入歌「忘却の剣」
: 作詞・歌:彩音 / 作曲:Tatsh / 編曲:清水永之
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=== スタッフ ===
* 原作 - Lass{{R|メガミマガジン2009/12}}
* キャラクター原案 - ちこたむ、萩原音泉、小沢悠、KENGOU、鳴海ゆう、ぞうあざらし
* 監督 - [[下田正美]]{{R|メガミマガジン2009/12}}
* シリーズ構成 - [[金巻兼一]]{{R|メガミマガジン2009/12}}
* キャラクターデザイン・総作画監督 - 原将治{{R|メガミマガジン2009/12}}
* 美術監督 - 三宅正人
* 色彩設計 - 石黒けい
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* 音楽 - 坂本昌一郎
* プロデューサー - [[伊藤誠 (プロデューサー)|伊藤誠]]、高畑裕一郎、萬濃英二、剣技マナ、上様
* アニメーション制作 - [[動画工房]]{{R|メガミマガジン2009/12}}
* 製作 - 虹校考現学部([[マーベラスAQL|マーベラスエンターテイメント]]、[[ポニーキャニオン]]、ラッセル、Lass、[[feng]])
 
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| B-side =
| Released = 年月日
| Format = [[シングル|マキシシングル]]
| Recorded =
| Genre = [[J-POP]]([[キャラクターソング]])
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| B-side =
| Released = 2008年7月25日
| Format = [[シングル|マキシシングル]]
| Recorded =
| Genre = J-POP(キャラクターソング)
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| B-side =
| Released = 2008年8月22日
| Format = [[シングル|マキシシングル]]
| Recorded =
| Genre = J-POP(キャラクターソング)
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| Chart position =
| Last single = -
| This single = '''11eyes -罪と罰と贖いの少女-」キャラクターソング3 広原雪子'''<br />(2008年)
| Next single =
}}
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| B-side =
| Released = 2008年9月26日
| Format = [[シングル|マキシシングル]]
| Recorded =
| Genre = J-POP(キャラクターソング)
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=== コミカライズ ===
[[月刊コンプエース]]2009年10月号より2010年11月号まで連載。原作:Lass・漫画:[[綾野なおと]]。美鈴がヒロインとなっている。単行本全3巻。
# ISBN {{ISBN2|978-4-04-715364-6}}
# ISBN {{ISBN2|978-4-04-715454-4}}
# ISBN {{ISBN2|978-4-04-715504-6}}
 
=== その他 ===
* 『11eyes-罪と罰と贖いの少女- プレリュードブック』(メディアビレッジ出版、2008年4月18日発売)
* 『11eyes CrossOver ビジュアル・ガイドブック』(ジャイブ出版、2009年7月1日発売) ISBN {{ISBN2|978-4-86176-689-3}}
 
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
* [http://lass.jp/ Lass公式ページ](18禁)
* [httphttps://5pbgame.mages.co.jp/games/11eyes/ Xbox 360版公式ページ]
* [httphttps://www.mmv.comarv.jp/special/11eyes/ テレビアニメ公式サイト]
* {{Wayback |url=http://www.dogakobo.com/works/11eyes.html |title=アニメ公式ページ(動画工房内) |date=20140704162055}}
 
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[[Category:アドベンチャーゲーム]]
[[Category:ファンタジーコンピュータゲーム]]
[[Category:iPhoneIPhone用ゲームソフト]]
[[Category:携帯電話アプリゲーム]]
[[Category:漫画作品 い|れふんあいす]]