「ごみ」の版間の差分
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*濁水にとけて混じっている泥<ref name="koujien_6" />。
「くず」や「[[かす]]」は、ものを削るか切るなどによって残った部分を指すため通常は「ごみ」とは
== ごみと資源 ==
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市場において正の価格で取引されないものの中にも個人あるいは家計からみた基準では「資源」として扱われるものが存在し、上のうち個人が他の所有物や購入物ではなくそれ自体を再利用する例として、ジャムの瓶をペン立てに再利用するような場合がある<ref name="matsueda" />。[[アメリカ合衆国]]には[[感謝祭]]に七面鳥を食べ、その骨でスープを作る習慣があるが、スープを作るために七面鳥の骨だけを購入することはしないのもその例として挙げられる<ref name="matsueda" />。
また「廃品」は買取価格に変動はあるものの有価物とされ、各家庭や商店などから出される古紙や空きビンなどを買い取る[[廃品回収|廃品回収業者]](買出人、収集人)がいる<ref>{{Cite web
他方で、個人あるいは[[家計]]からの基準だけで、ある物を資源かごみかに区分することは、社会的な見地から是認されない場合があり、具体的には環境汚染のような外部費用が発生している場合や、費用をともなう行政サービスが政策的な配慮から個人に無償で提供されている場合などに問題を生じる<ref name="matsueda">{{Cite web
希少な資源を節約するため一般ごみから「資源ごみ」を分け、追加的な収集システムを並存させる[[リサイクル]]も行われているが、その際にはリサイクル活動の社会的便益と社会的費用(分別、収集、加工等を施す際に発生する費用)を考慮し、社会的純便益を最大化するようなシステムが検討される<ref name="matsueda" />。
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{{See|ごみ問題}}
=== プラスチックごみ ===
消費パターンの見直しや廃棄物管理の改善がない場合、埋立て処分場や環境中に蓄積するプラスチックごみの量は、2050年までに約1,200万トンにも達すると想定されている<ref name="plastic_pollution">{{Cite web
プラスチックごみの主な影響
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ごみには、捨てた人や人々に関する、何らかの[[情報]]が残っている。例えば、[[貝塚]]は古代の人間のごみ置き場であるとも言えるが、[[考古学]]者にとって[[貝塚]](≒ごみの堆積場)は古代人の[[生活]]様式などを知るうえで情報の宝庫である。このようなゴミを使った調査を「[[ガーボロジー]]」と呼ぶ。ガーボロジーは社会科学の一分野でもある。
[[スウェーデン]]には有人の回収拠点のリサイクルセンターがあり、セキュリティ対策のために出入口にゲートが設置され、受付員も常駐している<ref name="sweden">{{Cite web
=== ごみと所有権 ===
{{law|section=1}}
ごみを集積所に出した場合には一般的には所有権を放棄したものとされ無主物となるが、[[東京都]][[杉並区]]や[[大田区]]など自治体によっては条例で再生可能資源物などの所有権を自治体に帰属させることを規定している場合がある<ref>{{Cite web
なお、元所有者が所有権を放棄している場合、ごみ([[動産]])は無主物となるのが原則であるが、ごみを含む廃棄物については、所有権放棄の前提として元所有者が適正に廃棄物の処理を行う責務がある([[廃棄物の処理及び清掃に関する法律]]第2条の3、16条)。
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