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==== 実戦への復帰から現役引退まで ====
{{by|2018年}}のレギュラーシーズンには、3月18日に、中日とのウエスタン・リーグ公式戦([[山口県]][[岩国市]]・[[愛宕スポーツコンプレックス野球場|絆スタジアム]]で初めて催されたNPB公式戦)の8回裏に代走へ起用。2016年CS以来の公式戦復帰を果たすと、9回表から左翼手として試合終了まで出場した<ref>{{Cite news |url=https://www.daily.co.jp/baseball/carp/2018/03/19/0011081436.shtml |title=胃がん手術の赤松、1年5カ月ぶり公式戦出場 二軍中日戦で代走出場 |publisher=デイリースポーツ |date=2017-03-19 |accessdate=2018-04-27}}</ref>。「1番・中堅手」としてスタメンに起用された7月21日の対[[オリックス・バファローズ]]戦([[富田林市立総合スポーツ公園野球場|富田林バファローズスタジアム]])1回表の第1打席では、2015年の同リーグ公式戦以来3年ぶりの本塁打を、[[松葉貴大]]からの先頭打者本塁打で記録している<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.buffaloes.co.jp/farm/result/2018072101/ |title=2018/07/21(土)ウエスタン・リーグ第20回戦 オリックス vs 広島 |publisher=オリックス・バファローズ |date= |accessdate=2021-09-25}}</ref>。カムバック賞への第1関門である一軍公式戦への出場には至らなかったものの、ウエスタン・リーグ公式戦では、55試合の出場で打率.237、1本塁打、5盗塁を記録。シーズン終了後の契約交渉では、前年に続いて減俸率の上限適用提示を受けながらも、「翌年も戦力として考えている」という球団の評価を背景に、推定年俸2025万円という条件で契約を更改した<ref>{{Cite news |url=https://www.zakzak.co.jp/spoarticle/news20181113-2SALZ2XU3JMCZDDBO7A7WLTVMQ/181113/spo1811130010-n1.html |title=“人的の星”広島・赤松が契約更改 MAX減でも感謝の思い「お金ではない」 |publisher=ZAKZAK |date=2018-11-13 |accessdate=2018-11-13}}</ref>。
 
{{by|2019年}}には、9月上旬までウエスタン・リーグ公式戦46試合に出場。打率.143、0本塁打、3打点、2盗塁という成績で、一軍への復帰には至らず、9月7日には現役を引退することを発表した。この発表を受けて、球団では9月下旬にマツダスタジアムで組まれていた対中日戦を、赤松の引退試合として開催した。当初は9月22日に開催する予定<ref>{{Cite news |url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201909070000342.html |title=広島赤松真人が引退 胃がん克服も一軍復帰はならず |publisher=日刊スポーツ |date=2019-09-07 |accessdate=2019-09-07}}</ref>であったが、雨天で中止になったため、同月27日にレギュラーシーズンの最終戦として組み込まれた。赤松は、この試合の9回表から、「4番・中堅手」として、[[2016年]]10月1日の対ヤクルト戦以来1091日ぶりに一軍公式戦へ出場。守備や打席の機会はなかったものの、試合終了後の引退セレモニーで「最高の気持ち(チームのリーグ優勝)から一転して(胃がんが見つかったので)、本当にどん底に落とされました。『こんなにも好きな野球がもうできなくなるのか』と、正直何度も諦めかけました。(ファンの皆さんからの)応援は、(そんな自分にとって)絶大なパワーになりました。(胃がんの手術後に)一軍に上がれないまま、(今日が)引退試合になってしまってすみません」と述べた後に、チームメイトから5回にわたって[[胴上げ]]された<ref>{{Cite news |url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/09/27/kiji/20190927s00001173198000c.html |title=広島・赤松、セレモニーで謝罪「一軍に上がれず引退試合になってしまってすみません」菊池涼は号泣 |publisher=スポーツニッポン |date=2019-09-27 |accessdate=2019-09-28}}</ref>。
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また当初は足の速さを活かすためのダウンスイングが、鋭角に叩こうとする意識のため逆にフライになるため、[[小早川毅彦]]打撃コーチの指示のもとでレベルスイングに修正したところ、翌日の阪神戦で古巣に対し初の猛打賞を記録した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.daily.co.jp/baseball/carp/2008/05/15/0001041040.shtml |title=赤松、虎よどうだ!猛打賞 |publisher=デイリースポーツ |date=2008-05-15 |accessdate=2021-09-25 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20080517162433/https://www.daily.co.jp/baseball/carp/2008/05/15/0001041040.shtml |archivedate=2008-05-17}}</ref>。
 
守備面では、俊足を生かした広い守備範囲が特徴。普通の守備陣形であれば外野を抜けたり、野手の間に落ちたりする打球に追い付いて捕ることもある。NPBの一軍公式戦では、胃がん発症発覚前(2017年のシーズン終了時点)での通算失策数はわずか6個。レギュラーに定着していた期間(2008・2009年)の一軍公式戦における[[刺殺]]と[[補殺]]を守備出場イニング数で換算した統計では、いずれの年もセ・パ両リーグで「ゴールデングラブ賞の常連」とされる外野手を引き離すほど高い数値を表している<ref>[httphttps://baseballconcrete.web.fc2.com/fielding/outfielder.html 外野手守備評価]</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://number.bunshun.jp/articles/-/13264 |title='09年最高の外野手は赤松と栗山だ!その真の実力を“数字”で検証した。 |publisher=Number Web |date=2009-12-08 |accessdate=2021-09-25}}</ref>。
 
右打者ながら[[バント|セーフティバント]]を得意としており、2008年には両リーグ1位の9個を成功させている。