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{{Infobox 人物
{{Redirect|岡田美佐子|[[俳優|女優]]の岡田美佐子|岡田美佐子 (女優)}}
|氏名 = 岡田 繁幸
'''岡田 繁幸'''(おかだ しげゆき、[[1950年]][[3月19日]] - [[2021年]][[3月19日]])は[[日本]]の実業家。[[一口馬主|クラブ法人]]株式会社[[サラブレッドクラブ・ラフィアン]]前代表取締役社長、有限会社[[コスモヴューファーム]]社長。[[北海道]][[静内町]](現・[[新ひだか町]])出身。
|ふりがな = おかだ しげゆき
|画像 = Shigeyuki Okada.jpg
|画像サイズ = 300px
|画像説明 = [[阪神競馬場]]イベントにて<br />(2017年3月19日)
|出生名 =
|生年月日 = {{生年月日|1950|3|19}}
|没年月日 = {{死亡年月日と没年齢|1950|3|19|2021|3|19}}
|生誕地 = {{JPN}} [[北海道]][[静内町]]
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|親 = {{Ublist| [[岡田蔚男|岡田 蔚男]](父) }}
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'''岡田 繁幸'''(おかだ しげゆき、[[1950年]][[3月19日]] - [[2021年]][[3月19日]])は[[日本]]の[[実業家]]、[[競走馬]][[生産者]]、[[馬主]]。[[一口馬主|クラブ法人]]株式会社[[サラブレッドクラブ・ラフィアン]]前代表取締役社長、有限会社[[コスモヴューファーム]]社長。[[北海道岡田スタッド]]代表の[[静内町岡田牧雄]](現・[[新ひだか町]])出身は実弟
 
== 来歴 ==
実家は牧場を経営。[[日本大学]][[獣医学部]]中退後、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]へ渡り<ref>{{Cite web|和書|date=2004|url=http://www.hidaka.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/umabunka/06-tanoshimu/04-ikiruhibi/01-okada/index.htm|title=馬と生きる日々 岡田 繁幸さん|publisher=[[日高振興局]]|work=馬文化ひだか|accessdate=2012-02-09}}</ref>現地の牧場で馬産の修行を積んだ。[[クレイボーンファーム]]での修行中、仔馬時代の[[ラフィアン]]の才能をいち早く見抜いたというエピソードから、その名を会社名に使用している。
 
[[2006年]]3月にサラブレッドクラブ・ラフィアンの代表を退いたことに伴い、個人としての[[馬主]]資格を再取得。[[ホッカイドウ競馬]]所属のインパーフェクトなどをはじめ数十頭の競走馬を所有し、コスモバルクで果たせなかったクラシック制覇を目指しているたが叶わなかった
 
2011年5月より、『[[BSイレブン競馬中継]]』の土曜日レギュラースタジオ解説者となる<ref>{{Cite web|和書|date=2011-05-01|url=http://everyday.all-mino-loving.com/?eid=1429128|title=岡田繁幸さんの出演|work=競馬中継担当プロデューサーの独り言|accessdate=2011-05-14}}</ref>。
 
2021年3月19日、北海道内の自宅で死去。この日は[[生没同日|自身の71歳の誕生日であった]]<ref>{{Cite news|url=https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2021/03/19/kiji/20210319s00004000375000c.html|title=マイネル軍団の“総帥” 岡田繁幸さんが71歳の誕生日に死去|work=Sponichi Annex|newspaper=[[スポーツニッポン]]新聞社|date=2021-03-19|accessdate=2021-03-19}}</ref>。死因は公表されていない。なお、個人名義で所有していた競走馬の馬主名義は、4月17日までにすべて[[ビッグレッドファーム]]に変更された<ref>{{Cite news|url=https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2021/04/17/kiji/20210416s00004000732000c.html|title=岡田繁幸さん個人名義の競走馬、ビッグレッドファーム所有に変更|work=Sponichi Annex|newspaper=スポーツニッポン新聞社|date=2021-04-17|accessdate=2021-04-17}}</ref>。
 
2022年1月17日、JBC協会副会長としてJBC競走の創設に尽力し、地方競馬の発展に取り組んだ功績を讃え、2021年度NARグランプリ特別賞が授与された。
 
== 人物 ==
自身が設立したラフィアンターフマンクラブ([[サラブレッドクラブ・ラフィアン]])は[[一口馬主]]のシステムで競走馬を所有しており、それらの馬には牡馬には「マイネル」、牝馬には「マイネ」の、また、競走馬によっては性別関係なく「コスモ」と言う[[冠名]]がつけられる。そのためマスコミや競馬ファンの間では「'''マイネル軍団の[[総帥]]'''」の異名で呼ばれている
 
馬主としては安馬を数多く大成させた人物として知られる一方、晩年当時の評価としては「『安い割に強い』程度の馬しか出ない」というものもあった。
 
以前より、[[東京優駿]]制覇が最大目標と公言している。[[1986年]]に自身の所有馬[[グランパズドリーム]]が東京優駿において2着となって以後、毎年のようにビッグレッドファーム関係の馬を出走させ、特に[[2004年]]には[[コスモバルク]]・[[コスモサンビーム]]・マイネルデュプレ・マイネルマクロス・マイネルブルックと5頭の関係馬を出走させたが、2016年現在最後まで制覇するらなかた。また、生産馬、セリ落札馬を合わせ数千頭を競馬場に送り込んだものの長らく3歳クラシックレースは未勝利であった。お、死去の2か月後に行われた[[優駿牝馬]]で[[ユーバーレーベン]]が勝利して
 
種牡馬[[サンデーサイレンス]]を最高傑作と評価しており<ref>{{Cite web|和書|url=https://uma-furusato.com/news/66980.html |title=岡田繁幸氏の講演会が行われる |publisher=日本軽種馬協会 |date=2012-3-12 |accessdate=2021-6-27 }}</ref>、フジテレビ競馬番組の取材で「あのゴムマリのような筋肉が爆発的な瞬発力を生んでおり、世界でも他に類を見ない。後継馬は近親配合になっても、あのゴムマリを再現し維持するべきだ」と主張している。
以前より、[[東京優駿]]制覇が最大目標と公言している。[[1986年]]に自身の所有馬[[グランパズドリーム]]が東京優駿において2着となって以後、毎年のようにビッグレッドファーム関係の馬を出走させ、[[2004年]]には[[コスモバルク]]・[[コスモサンビーム]]・マイネルデュプレ・マイネルマクロス・マイネルブルックと5頭の関係馬を出走させたが、2016年現在まで制覇するに至っていない。
生産馬、セリ落札馬を合わせて数千頭を競馬場に送り込んできたが、3歳クラシックレースは未勝利。
 
== 親族 ==
妻の[[岡田美佐子]]は[[有限会社]]ラフィアンターフマンクラブの元代表、有限会社コスモス代表、有限会社ビッグレッドファーム代表である。以前は個人馬主として登録されており、[[勝負服 (競馬)|勝負服]]の柄は赤、緑格子、赤袖、冠名は「コスモ」を使用していた(当初、繁幸がクラブ法人の代表を務めており、個人馬主になれなかったための措置)。馬主名義は2006年に有限会社ビッグレッドファームへと法人化された。
 
繁幸の後継としてサラブレッドクラブ・ラフィアンの代表を務めている[[岡田紘和]]は長男<ref>{{Cite web|和書|date=2009-05-04|url=http://umanity.jp/racedata/race_newsdet.php?nid=1888|title=岡田代表、ゴール前で絶叫!生産馬で初GI|publisher=ウマニティ|work=|language=日本語|accessdate=2012-02-09}}</ref>。[[岡田スタッド]]、[[ノルマンディーファーム]]、[[ノルマンディーオーナーズクラブ]]代表の[[岡田牧雄]]は実弟<ref>{{Cite web|和書|author=瀬戸慎一郎|url=http://www.plus-blog.sportsnavi.com/saikyokeiba/article/369|title=【最強ヒストリー】アドマイヤムーン チャンピオンの意地とプライド(2)|work=[[競馬最強の法則]]|publisher=[[ベストセラーズ]]|language=日本語|accessdate=2012-02-09}}</ref>。
 
== おもな所有馬 ==
<nowiki>*</nowiki>印は、繁幸の没後に'''ビッグレッドファーム'''名義となった馬。
=== 岡田繁幸名義 ===
* [[グランパズドリーム]](東京優駿2着)
30 ⟶ 69行目:
* [[プレイアンドリアル]]([[ジュニアグランプリ (岩手競馬)|ジュニアグランプリ]]、[[京成杯]])
* プレイ ([[弥生賞]]2着)
* [[トラスト (競走馬)|トラスト]]<nowiki>*</nowiki>([[札幌2歳ステークス]])
* [[スマイルカナ]]([[フェアリーステークス]]、[[ターコイズステークス]])
 
=== 岡田美佐子名義 ===
美佐子の所有馬に関しても、繁幸が「オーナー代行」としてマスコミに対応する(例<ref>{{Cite web|和書|date=2005-03-28|url=http://www.keiba.go.jp/topics/2005/0328-topics.html|title=日経賞6着もバルクは北海道所属のまま次走へ|publisher=[[地方競馬全国協会]]|work=TOPICS 2005|language=日本語|accessdate=2012-02-09}}</ref>)。<nowiki>*</nowiki>印はのちに有限会社[[ビッグレッドファーム]]名義となった馬
*コスモリアライズ(2000年[[兵庫ジュニアグランプリ]])
*[[コスモサンビーム]](2003年[[京王杯2歳ステークス]]、[[朝日杯フューチュリティステークス]]、2005年[[スワンステークス]])
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*[[コスモヴァレンチ]](2004年[[小倉2歳ステークス]])
*[[カーム]]
*ウン(2022年[[オパールカップ]])
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:おかた しけゆき}}
[[Category:20世紀日本の実業家]]
[[Category:21世紀日本の実業家]]
[[Category:馬主]]
[[Category:競走馬生産者]]
[[Category:北海道出身の人物]]
[[Category:1950年生]]
[[Category:2021年没]]
[[Category:北海道出身の人物]]