「ポケットファイター」の版間の差分
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{{コンピュータゲーム
| Title = ポケットファイター
| Genre = 対戦型格闘ゲーム
| Plat = [[アーケードゲーム]]([[CPS-2]])[AC]<br />[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]][PS]<br />[[セガサターン]][SS]4M拡張RAM<br />[[ワンダースワン]][WS]<br />[[PlayStation 2]][PS2]<br />[[ゲームアーカイブス]]([[PlayStation 3|PS3]]/[[PlayStation Portable|PSP]]/[[PlayStation Vita|PSV]]
| Dev = [[カプコン]]
| Pub = カプコン<br />WS版は[[バンダイ]]
| Play = 1 - 2人
| Media = CPS-2カートリッジ(AC)<br />[[CD-ROM]]1枚(PS、SS)<br />16M ROM + 256k S-RAM カートリッジ(WS)<br />[[DVD-ROM]]1枚(PS2)<br />ダウンロード(PS4、NSW、Xb One、Steam)
| Date = 1997年9月
| Rating =
| ContentsIcon = 恋愛、暴力<ref name=ratinginfo />
| Device = 1レバー+3ボタン
| etc = 2006年5月25日発売の[[PlayStation 2|PS2]]版『[[ストリートファイターZERO ファイターズ ジェネレーション]]』にも収録。
| 1Block = 1
}}
『'''ポケットファイター'''』(''POCKET FIGHTER'')は[[1997年]][[9月18日]]に[[カプコン]]からアーケード版が
▲[[1997年]][[9月]]に[[アーケードゲーム|アーケード]]版が登場し、後に複数の[[コンシューマーゲーム|家庭用ゲーム機]]へ移植された。
; [[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]版▼
: [[1998年]][[6月11日]]発売。能力値を操作するアイテムを装備してフルオートで対戦させる「つくってふぁいたー」、1本の体力ゲージで連続で敵と戦い続ける「ランニングバトル」、『[[私立ジャスティス学園]]』の体験版も収録。ストーリーデモもフルボイスとなった。ただし、PSのメモリ容量のために一部のグラフィックや演出(地球ぶっとびなど)が削られている。▼
: [[2000年]][[2月24日]]には[[廉価版]]「PlayStation the Best for Family」として再発売された。▼
: [[2011年]][[4月13日]]には[[ゲームアーカイブス]]でも配信開始された。▼
; [[セガサターン]]版▼
: 1998年[[7月9日]]発売。拡張カートリッジ4MB対応。アーケード版からの新要素として「ランニングバトル」は収録されているものの、PS版にあった「つくってふぁいたー」は存在しない。それ以外はほぼアーケード版を再現している。▼
; [[ワンダースワン]]版▼
: [[2000年]][[4月6日]]に[[バンダイ]]から発売。対応画面はヨコ方向で、通信にも対応。モノクロ画面のため、ジェムが色ではなく形状で区別される。アイテムは存在しないが、オリジナル要素としてクリア時に成績がポイントで評価される「ポイントバトル」と、通常技や必殺技のカードを使って戦う「カードファイター」を収録。▼
; [[PlayStation 2]]版『[[ストリートファイターZERO ファイターズ ジェネレーション|ストリートファイターZERO Fighter's Generation]]』▼
: [[2006年]][[5月25日]]発売のコレクションソフト『ストリートファイターZERO Fighter's Generation』に収録された5作品のひとつとして登場。アーケード版を完全移植しており、基板の細かいバージョン違いなども設定できる。アーケードを基本としているが、ストーリーデモにボイスが付いているなど、過去の家庭用移植版の要素も取り入れている。隠しモードとして、ランニングバトルにシステムが類似した「ランダムサバイバル」と、あらかじめ設定されたキャラクターの中からランダムでキャラクターを選出し延々と対戦できる隠し対戦モードが収録されている。前者では通常BGMの代わりに「ランニングバトル」のBGMが、後者はキャラクターごとのテーマ曲が流れ、ザンギエフは『[[MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES|MARVEL VS. CAPCOM]]』、タバサは『[[ウォーザード]]』、いぶきは『[[ストリートファイターIII]]』、その他のキャラクターはAC版『スーパーパズルファイターIIX』でのテーマ曲になる。▼
: [[2007年]][[11月15日]]には廉価版「Best Price!」として再発売された。▼
== 基本システム ==
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* しゃがみパンチ - 素早く攻撃でき、ほとんどのキャラクターが必殺技でキャンセル可能。他のシリーズでのしゃがみ弱パンチや中パンチなどに相当。
* しゃがみキック - 立ちガード不能な足元への攻撃。ただし、モリガンとレイレイのみしゃがみ前入れキック(ダウン技)と共通になっている。他のシリーズでの各種しゃがみキックに相当。
* しゃがみ前入れパンチ(対空技) - 斜め上に向けて攻撃する。
* しゃがみ前入れキック(足払い技) - 立ちガード不能で、相手をダウンさせる。他のシリーズでのしゃがみ強キックなどに相当。
* ジャンプパンチ、ジャンプキック - 空中からの攻撃。しゃがみガード不能。他のシリーズでの各種ジャンプ攻撃に相当。
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また、特殊技として全キャラクターに専用のダッシュ攻撃が存在する。ダッシュ中にパンチまたはキックの2種類があり、ヒットさせると相手を吹っ飛ばせるが隙も大きい。この他、キャラクターによっては特殊技としてレバー前入れ攻撃や空中からのレバー下入れ攻撃などを持つキャラクターもいる。
通常投げは
=== マイティコンボ ===
必殺技を繰り出すなどの様々な行動で体力ゲージの下のマイティコンボゲージが溜まっていき、このストックを消費して強力な技「マイティコンボ」を繰り出すことができる。他ゲームの「スーパーコンボ」などにあたる存在。キャラクターによってはゲージを同時に2本や3本消費するマイティコンボを持っているものもいる。
マイティコンボには一部の技を除きコマンドが2つ用意されている。一方は
=== ジェム ===
各キャラクターの必殺技のうち3つには対応するジェム(赤・黄・青)が設定されており、対応するジェムを集めることで3段階に強化される。それぞれ、赤が飛び道具などの遠距離攻撃(例外としてザンギエフは投げ技、タバサは突進技)、黄が対空攻撃、青が突進攻撃に対応し
ジェムには小・中・大・特大(パワージェム)の4段階のサイズがあり、大きさに比例してゲージの上昇率が変化する。ジェムは相手に攻撃をヒットさせたり相手の攻撃を受けたりする他に、ラウンド開始時や様々な条件で出現する宝箱や、時々画面上に飛来するアイテムキャリア
基本的にパワーアップした方が強いため、ジェム争奪戦、と見せかけて普通に攻撃などの駆け引きもこのゲームの重要なファクターである。ただし、対空技に対応した黄色ジェムの場合、ケンの「昇龍拳」やモリガンの「シャドウブレイド」など、LV1の方が1ヒットでダウンを奪えて使い勝手が良いキャラクターもいるため、あえて黄色ジェムを意図的に取らないという戦略もある。
ジェムのデザインは『スーパーパズルファイターIIX』で使用されていた同名のブロック(ノーマルジェムおよびパワージェム)を
=== フラッシュコンボ ===
このゲームの基本コンボとなる攻撃。立ち
基本的に全てのルートは4段全てが連続ヒットすることはない。ルートによって、ガードされても反撃されない攻撃、下段攻撃、中段攻撃、ガードクラッシュ、投げ技などに分岐する。4段目をヒットさせることで宝箱が出現する。
=== ガードクラッシュ ===
* ニュートラルS - 赤ジェムに対応。目の前に振り下ろす攻撃。標準的な性能。
* レバー前入れS - 黄ジェムに対応。真横に攻撃するためリーチが長いが、上方向に対しては弱い。
* しゃがみS - 青ジェムに対応。斜め上に向かって攻撃する対空技。横方向へのリーチは短い。
通常奪えるのは1レベル分のジェムだが、
ガードクラッシュに対しての反撃方法として、
=== アイテム ===
ジェム以外のアイテムとして、全7種類(炎・氷・毒・爆弾・バナナ・石化・雷)のアイテム玉が存在し、
また、これとは別に食べ物などの回復アイテムが出現する場合もある。こちらは拾えばその場で体力ゲージが回復する。
ジェムやアイテムを運んでくるアイテムキャリアは[[ソンソン]]、トントン、カッパ、サンゾウ、カミナリの全5種類存在し、いずれも雲に乗って登場する。ソンソンはレベルアップのためのジェム、トントンは体力を回復する食べ物、カッパはアイテム玉、サンゾウはレインボージェムを出す。カミナリは一定間隔をおいて放電するため、アイテムを取ろうとして攻撃するとダメージを受ける場合もあるが、攻撃が成功すると各種の大きいアイテムを出す。アイテムキャリアの出現条件は2種類あり、1つは10カウントの間に出るか出ないかが決められ、もう1つはキャラクターがダウンした時にコンピュータが判断する。なお、ソンソンとカッパの出現率は高く、サンゾウとカミナリの出現率は低い<ref>[[ゲーメスト]]ムックVol.105『ポケットファイター』[[新声社]]、1997年12月20日、84頁。</ref>。
=== その他のシステム ===
その他の特殊行動を以下に挙げる。
; カウンター
: 相手の技の動作中などに反撃するとカウンターとなり、通常よりも相手が大きく吹き飛ぶ。このシステムは後に出た『[[ストリートファイターZERO|ストリートファイターZERO3]]』にも採用されている。このカウンターでしか見られない、キャラクターが吹っ飛んで地球を一周する「地球ぶっとび」というものもある。
; 受け身
: 相手の攻撃で空中に吹っ飛ばされた時に
; ガードキャンセル
: ガード中に
; 追い討ち攻撃
: 『ヴァンパイア』シリーズで採用されている、ダウン中の相手への追加攻撃。本作では全キャラクター共通で1ヒット攻撃となっており、威力も低く決めるチャンスは少ない。
; 移動起き上がり
: 『ヴァンパイア』シリーズで採用されているものと同じく
; イージーリバーサル
:
; メガクラッシュ
:
:; カウンタークラッシュ
:: ダメージを食らって吹っ飛んでいる最中に受け身と同じタイミングでメガクラッシュを発動すると、画面を縦横無尽に飛び回りながら攻撃するカウンタークラッシュに変化する。
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ダンと豪鬼は隠しキャラクターとなってはいるが、選択画面で空きになっている右上隅および左上隅に隠れているのみで、使用するための隠しコマンドは必要としない。
; [[リュウ (ストリートファイター)|リュウ]]
: 自分より強い奴を探している。今回は強者の情報を得るためにタバサに会いに行く。キャラクター性能はオーソドックスだが、根が真面目な性格のため、コスプレを一切しない(「暴風竜巻旋風脚」で上空に曇雲を作る、投げ技でグローブを着ける、ガードクラッシュで引っこ抜いた道路標識で殴る、程度)という特徴がある。この件について、一部のコミックスなどでは「貧乏だからコスプレの服を買うお金がない」という解釈もなされていた。『スーパーパズルファイターIIX』とは違い赤い鉢巻をしているが、キャラクター設定としては『[[ストリートファイターZERO]]』シリーズに近い。
: 初期装備のアイテム玉は雷。
; [[ケン・マスターズ|ケン]]
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: 初期装備のアイテム玉は炎。また、フラッシュコンボに搭載されているガードクラッシュが珍しく黄ジェム対応になっている(他にフェリシアと豪鬼が黄ジェム対応)。
; [[春麗|チュンリー]]
: [[動物園]]から脱走した動物を捕獲するべく行動している。刑事らしからぬ言動が目立ち、対戦中には相手を逮捕しようとする技を持っている。他のシリーズ同様スピードに優れる。「百烈脚」以外の蹴り系の必殺技が「スピニングバードキック」を
: 初期装備のアイテム玉は氷。
; [[ザンギエフ]]
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: 初期装備のアイテム玉は石化。
; [[春日野さくら|さくら]]
: 夏休みを利用し、リュウを探す旅をしている。リュウと似た技を持っているが性質は大きく違う。「波動拳」や「真空波動拳」の他、マッチョな男に攻撃してもらうマイティコンボ「春爛漫」など本作オリジナルの技を使用する。コスプレ技は水着、バニーガールなど。
: 初期装備のアイテム玉はバナナ。
; [[いぶき (ストリートファイター)|いぶき]]
: [[アイスクリーム]]を求め、東京・[[原宿]]までの旅をしている。『[[ストリートファイターIII]]』同様、トリッキーで癖の強い技が多い。必殺技「苦無」を投げる際に
: 初期装備のアイテム玉は炎。また、全キャラクター中で唯一、フラッシュコンボに搭載されているガードクラッシュが青ジェム対応である。
; [[モリガン・アーンスランド|モリガン]]
: どっちが美しい女か分からせるために春麗を探している。ナース、ウェイトレスなどマニアックなコスプレ技を持って
: 初期装備のアイテム玉は爆弾。
; [[レイレイ]]
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: 初期装備のアイテム玉は氷。
; [[火引弾|ダン]]
: 隠しキャラクター。サイキョー流の一番弟子として、さくらをスカウトしようとする。ガードクラッシュ以外の攻撃を当てた際にでるジェムの色は赤のみ。カラオケが趣味ということもあって、コスプレはすべて歌手のものとなっている。ガードクラッシュやマイティコンボでは亡き父親の火引 強(ゴウ)の幽霊を呼び出すこともできる。3ゲージ消費マイティコンボ「殉哭殺」は豪鬼の「[[瞬獄殺]]」のパロディで、背景の文字は「天」ではなく「父」。当たり判定の弱い技、隙の多い技が多く、他のキャラクターより見劣りする部分も多い。家庭用では新マイティコンボ「真・晃龍拳」も追加されている。
: このゲームでもダンは何度でも挑発ができるが、ダン以外の全員も一試合に16回まで挑発を出せる。そのため、ダンの特徴の一つである挑発の影が薄くなりがちだが、マイティコンボ「挑発伝説」は他のシリーズ以上の演出時間の長さとなっている。
: 初期装備のアイテム玉はバナナ。
; [[豪鬼]]
: 隠しキャラクター。レジャーランド「極園島」として再開発されることになった獄炎島を離れ、新しい修行場を探す旅をしている。真面目な技とそうでない技の落差が激しく、殺意の波動で相手を燃やすかと思えば、大工職人になったり海パン一丁になったり『[[ウォーザード]]』のレオに変身したりと、他のゲームとは違うコミカルな動作を見せ、口数も多い。マイティコンボ「瞬獄殺」は簡易コマンドで入力するといつものように画面が真っ白になるだけだが、原作風コマンド
: 初期装備のアイテム玉は毒。
== ステージ ==
本作のステージには様々なカプコンキャラクターが登場する。
; 酒場:BAR「マキシマム」
: [[ディージェイ (ストリートファイター)|ディージェイ]]とジューンが経営している酒場。[[エドモンド本田]]や[[キャミィ]]のほか、[[ガイル (ストリートファイター)|ガイル]]や[[ナッシュ (ストリートファイター)|ナッシュ]]といった様々なストリートファイターシリーズのキャラクターが試合を観戦している。フェリシアの最終ステージ。
152 ⟶ 141行目:
: [[ダルシム]]がモチーフとなっているおもちゃ屋。[[ガロン (ヴァンパイア)|ガロン]]を銃で脅している[[バレッタ (ヴァンパイア)|バレッタ]]、おもちゃをねだる赤ちゃんキャミィと必死で断る[[ベガ (ストリートファイター)|ベガ]]、春麗フィギュアに見入る[[マイク・バイソン|バイソン]]、迷子のアニタとそれを捜す[[ドノヴァン・バイン|ドノヴァン]]など様々なシチュエーションが満載。いぶき、ケンの最終ステージ。
; スキー場:スキーリゾート「La Menkoi」
: スキー場が舞台のステージ。スノーボードを楽しむ[[ユン (ストリートファイター)|ユン]]・[[ヤン (ストリートファイター)|ヤン]]兄弟やソリを満面の笑
; アマゾン:貸し浮き輪屋「サフリル」
: ブラジルのステージ。[[ブランカ (ストリートファイター)|ブランカ]]が経営している貸し浮き輪屋が舞台。ステージの雰囲気は『[[ストリートファイターII]]』のブラジルステージに類似している。ブランカをはじめ『ストII』のブラジルステージにも登場したカメラ男や、ダルシム、サリー、コダル(象)のダルシム一家、かき氷を食べている[[エレナ (ストリートファイター)|エレナ]]などにぎやかなステージ。後ろの方には寝釈迦像が建っている。春麗、さくらの最終ステージ。
163 ⟶ 152行目:
; マカイ中:魔王の引っ越し
: 魔界にある[[デミトリ・マキシモフ|デミトリ]]の新居。床上をデミトリが滑ったり、「[[ミッドナイトブリス]]」で女体化した[[ジェダ・ドーマ|ジェダ]]がいる。ザンギエフの最終ステージ。
; ランニングバトル▼
: PS版・SS版にのみ登場した「ランニングバトル」モードの専用ステージ。「ランニングバトル」は『[[ストリートファイターZERO]]』シリーズなどの「サバイバルバトル」同様に体力ゲージ1本でどれだけの相手を倒せるか競うモードであるが、横に長く続く砂漠の廃墟を敵を倒しながら徐々に進んでいく形になっている。『[[ブレス オブ ファイアIII]]』や『[[QUIZなないろDREAMS 虹色町の奇跡]]』、『[[ロックマンDASH]]』など格闘ゲーム以外のカプコン作品のキャラクターが集っている。▼
==
▲; [[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]版
* パチンコ機『CRフィーバーストII』では本作に登場したリュウ、ケン、春麗、ザンギエフが登場し、それ以外のキャラクターもデフォルメされて登場している。他に、このパチンコ機をTVゲームとして移植したPS版『FEVER4 SANKYO公式パチンコシミュレーション』にも同じキャラクターが起用されている。▼
▲: [[1998年]][[6月11日]]発売。能力値を操作するアイテムを装備してフルオートで対戦させる「つくってふぁいたー」、1本の体力ゲージで連続で敵と戦い続ける「ランニングバトル」、『[[私立ジャスティス学園]]』の体験版も収録。ストーリーデモもフルボイスとなった。ただし、PSのメモリ容量のために一部のグラフィックや演出(地球ぶっとびなど)が削られている。
* カプコンの携帯電話向けサイト『カプコンパーティ』では、本作のデフォルメキャラクターを使用したアプリゲームがいくつか配信されている。▼
:; つくってふぁいたー
* 『[[NAMCO x CAPCOM]]』では、このゲームのシステムである「フラッシュコンボ」が『[[ロストワールド (ゲーム)|ロストワールド]]』のシルフィーの必殺技として起用されており、本作のようにシルフィーが他のキャラクターの衣装でコスプレ変身して攻撃する。また、ストーリー中の背景画像として「マカイ外:ムーンライトダークキャッスル」も使用されている。▼
:: 強いキャラクターを育てることを目標とした、PS版オリジナルのモード。最初に10問の質問に答えて性格診断を受ける。回答によってキャラクターの行動と所持アイテムが決まる。育てたキャラクター同士のデータを持ち寄って戦わせることもできる<ref>{{Cite book|和書 |title=[[電撃王]] |date=1998-07-01 |publisher=[[メディアワークス]] |page=72 |issue=通巻78号}}</ref>。
▲:; ランニングバトル
▲:: PS版・SS版にのみ登場した「ランニングバトル」モードの専用ステージ。「ランニングバトル」は『[[ストリートファイターZERO]]』シリーズなどの「サバイバルバトル」同様に体力ゲージ1本でどれだけの相手を倒せるか競うモードであるが、横に長く続く砂漠の廃墟を敵を倒しながら徐々に進んでいく形になっている。『[[ブレス オブ ファイアIII]]』や『[[QUIZなないろDREAMS 虹色町の奇跡]]』、『[[ロックマンDASH 鋼の冒険心|ロックマンDASH]]』など格闘ゲーム以外のカプコン作品のキャラクターが集っている。
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▲: [[2000年]][[2月24日]]には[[廉価版]]「PlayStation the Best for Family」として再発売された。
▲: [[2011年]][[4月13日]]には[[ゲームアーカイブス]]でも配信開始された。
▲; [[セガサターン]]版
▲: 1998年[[7月9日]]発売。拡張カートリッジ4MB対応。アーケード版からの新要素として「ランニングバトル」は収録されているものの、PS版にあった「つくってふぁいたー」は存在しない。それ以外はほぼアーケード版を再現している。
▲; [[ワンダースワン]]版
▲: [[2000年]][[4月6日]]に[[バンダイ]]から発売。対応画面はヨコ方向で、通信にも対応。モノクロ画面のため、ジェムが色ではなく、■(赤に対応)・◆(黄)・●(青)の形状
▲; [[PlayStation 2]]版『[[ストリートファイターZERO ファイターズ ジェネレーション|ストリートファイターZERO Fighter's Generation]]』
▲: [[2006年]][[5月25日]]発売のコレクションソフト『ストリートファイターZERO Fighter's Generation』に収録された5作品のひとつとして登場。アーケード版を完全移植しており、基板の細かいバージョン違いなども設定できる。それまでの据置機にあったロード画面もない。アーケードを基本としているが、ストーリーデモにボイスが付いているなど、過去の家庭用移植版の要素も取り入れている。隠しモードとして、ランニングバトルにシステムが類似した「ランダムサバイバル」と、あらかじめ設定されたキャラクターの中からランダムでキャラクターを選出し延々と対戦できる隠し対戦モードが収録されている。前者では通常BGMの代わりに「ランニングバトル」のBGMが、後者はキャラクターごとのテーマ曲が流れ、ザンギエフは『[[MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES|MARVEL VS. CAPCOM]]』、タバサは『[[ウォーザード]]』、いぶきは『[[ストリートファイターIII]]』、その他のキャラクターはAC版『スーパーパズルファイターIIX』でのテーマ曲になる。
▲: [[2007年]][[11月15日]]には廉価版「Best Price!」として再発売された。
;[[PlayStation 4]]、[[Nintendo Switch|Switch]]、[[Xbox One]]、[[Steam]]『[[カプコン ファイティング コレクション]]』
: [[2022年]][[6月24日]]発売された『カプコン ファイティング コレクション』に収録された10作品のひとつとして登場。基本的にはアーケード版の完全移植で、過去の家庭用の追加要素は未収録だが、オンライン対戦、トレーニングモード、ミュージアムモードを収録している。海外版の『Super Gem Fighter Minimix』への切り替え可能。
;PlayStation 4、Switch、Xbox One、Steam『[[カプコンアーケード2ndスタジアム]]』
: 2022年[[7月22日]]に配信<ref>{{Cite web|和書|author=緑里孝行 |date=2022-07-22 |url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1426333.html |title=名作アーケードコレクションの第2弾「カプコンアーケード 2ndスタジアム」本日発売! バラエティ豊かな全32タイトルがラインナップ |website=[[Impress Watch|GAME Watch]] |publisher=[[インプレス]] |language= [[日本語]] |accessdate=2022-07-26}}</ref>。個別購入が可能。過去の家庭用の追加要素は未収録だが、早送り、巻き戻し、途中セーブ機能が追加。
== 関連作品 ==
▲*
▲* 『[[NAMCO x CAPCOM]]』
== コミカライズ ==
PS版発売に合わせて、[[コミックボンボン]]([[講談社]])で、吉村秀雄によるコミカライズ版が連載された(1998年4月号から同年9月号まで)。コミックス未発売。
== 脚注 ==▼
{{Reflist}}▼
== 関連項目 ==
* [[スーパーパズルファイターIIX]]
* [[ストリートファイター (ゲーム)]]
** [[ストリートファイターII]]
** [[ストリートファイターZERO]]
** [[ストリートファイターIII]]
* [[ヴァンパイア (ゲーム)]]
* [[ウォーザード]]
▲== 脚注 ==
▲{{Reflist}}
== 外部リンク ==
* [https://www.capcom-games.com/cfc/ja-jp/title/pf.html カプコンファイティングコレクション内のページ]
* {{Wayback |url=http://www.capcom.co.jp/newproducts/consumer/pocket/pocket.html |title=PS版公式サイト |date=20150721095121 }}
* {{Wayback |url=http://www.capcom.co.jp/newproducts/consumer/sspocket/sspocket.html |title=SS版公式サイト |date=20120109014244 }}
188 ⟶ 204行目:
{{カプコン対戦格闘}}
{{StreetFighter}}
{{DEFAULTSORT:ほけつとふあいたあ}}
[[Category:カプコンのクロスオーバー作品]]
[[Category:カプコンのアーケードゲーム]]
[[Category:2D対戦型格闘ゲーム]]
[[Category:1997年のアーケードゲーム]]
195 ⟶ 213行目:
[[Category:セガサターン用ソフト]]
[[Category:ワンダースワン用ソフト]]
[[Category:ゲームアーカイブス対応ソフト]]
[[Category:
[[Category:日本で開発されたコンピュータゲーム]]
[[Category:ストリートファイター]]
[[Category:SD作品]]
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