「カップヌードル」の版間の差分

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|画像 =
[[ファイル:Cupnoodle epilogue.png|250px|カップヌードルのロゴ]]
[[ファイルFile:202404 Cup NoodlesNoodle.jpg|250px]]
|販売会社 = [[日清食品]]
|種類 = [[即席麺]](カップ焼そばを含む中華麺・和風麺)、即席[[米飯]]、冷凍米飯
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大量生産にあたってはさまざまな工夫が凝らされている。のちに多くの食品メーカーから同種の商品が発売されたが、味別の販売数ランキング(2006年時点)は、第1位「[[カップヌードルしょう油|オリジナル(しょうゆ)]]」、第2位「[[シーフードヌードル|シーフード]]」、第3位「[[カップヌードル カレー|カレー]]」となっており、「オリジナル(しょうゆ)」は発売以来首位を継続している<ref>{{Cite web|和書|title=定番カップ麺“カップヌードル”の人気味を聞いてみた! |url=https://www.excite.co.jp/news/article/00091152061428/ |website=エキサイトニュース |access-date=2022-08-24 |date=2006-07-05}}</ref>。
 
2011年時点で世界80カ国で発売され、発売以降の世界累計販売数は310億食<ref>{{Cite web|和書|url=http://job.rikunabi.com/2013/company/top/r136500053/ |title=日清食品グループ(日清食品株式会社) |access-date=2022-08-24 |website=リクナビ |deadlinkdateurl-status=dead|url-status-date=2017-07 |archive-url=https://web.archive.org/web/20111203215709/http://job.rikunabi.com/2013/company/top/r136500053/ |archive-date=2011-12-03}}</ref>、2016年3月に400億食<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050200329&g=eco |title=日清食品「カップヌードル」、世界累計で400億食販売 |access-date=2022-08-24 |date=2016-05-02 |website=[[時事通信]] |archive-url=https://web.archive.org/web/20160604160846/http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050200329&g=eco |archive-date=2016-06-04 |deadlinkdate=2017-07}}</ref>、2021年8月には500億食を達成した<ref>{{Cite news|title=日清「カップヌードル」500億食達成 4期連続売り上げ更新|newspaper=[[毎日新聞]]|date=2021-8-25|url=https://mainichi.jp/articles/20210825/k00/00m/020/120000c/|access-date=2022-10-30|author=松山文音}}</ref>。
 
カップは、かつては[[発泡スチロール]]製であったが、次々に発生する問題により、紙製となったり異なる加工法を採用するなど変化がある(後述)。
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その他の具材としては、見た目を重視し、[[ラーメン]]にも使われている[[ネギ]]や、[[スクランブルエッグ]]に類似した[[タマゴ]]、味の濃い[[#ダイスミンチ|ミンチ肉]]([[成型肉]])という組み合わせである<ref>{{Cite web|和書|title=カップヌードルの具の数を数えてみた |url=https://www.excite.co.jp/news/article/00091109306583/ |website=エキサイトニュース |access-date=2022-08-24 |date=2005-03-01}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=日清カップヌードルを自作してみた |url=https://dailyportalz.jp/b/2009/11/25/c/ |website=デイリーポータルZ |access-date=2022-08-24 |date=2009-11-25}}</ref>。
 
==== ダイス味付豚ミンチ(謎肉) ====
具材として、サイコロ状の[[ミンチ]]肉(正式名称は『'''味付豚ミンチ'''』<ref>{{Cite web ja|url=https://www.cupnoodle.jp/uragawa/04/|title=よくある質問|work=カップヌードル|CUPNOODLE|accessdate=2024-03-18}}</ref><ref>{{Cite news ja|title=日清食品:社長も絶賛 「謎肉」満載「謎肉丼」を試食した|newspaper=毎日新聞|date=2017-07-27|url=https://mainichi.jp/articles/20170727/k00/00e/040/313000c|accessdate=2024-03-18}}</ref>、かつては『'''ダイスミンチ'''』を正式名称とした<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release.html?yr=2010&mn=4&nid=1882 |title=<リニューアル発売のご案内> |access-date=2022-08-24 |date=2010-04-12 |website=日清食品 |archive-url=https://web.archive.org/web/20100417090054/http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release.html?yr=2010&mn=4&nid=1882 |archive-date=2010-04-17 |deadlinkdate=2022-08}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=【日清さんに聞きました】カップヌードルの “昔の” 肉の名前が判明! |url=https://getnews.jp/archives/8158 |website=ガジェット通信 |date=2009-03-30 |access-date=2022-08-24}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=カップヌードルのあの肉に別れを告げる。 |url=https://dailyportalz.jp/b/2009/04/16/c/3.htm |website=デイリーポータルZ |access-date=2022-08-24 |date=2009-04-16}}</ref>)が入っている。これは、豚肉のミンチに大豆や野菜などを混合した上でフリーズドライ加工したものである<ref>{{Cite web|和書|url=https://digimaga.net/2009/04/whats-dice-mince |title=日清さんに聞きました。それで結局あの謎の肉“ダイスミンチ”って何の肉なんですか? |access-date=2022-08-24 |date=2009-04-01 |website=デジタルマガジン |archive-url=https://web.archive.org/web/20181001070143/https://digimaga.net/2009/04/whats-dice-mince |archive-date=2018-10-07 |deadlinkdate=2022-08}}</ref>{{r|shirushirusunday}}<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.cupnoodle.jp/nazo/ |title=【謎肉祭×コナンの“犯人”】謎肉の正体 |publisher=日清食品 |accessdate=2017-09-18 |archive-url=https://web.archive.org/web/20170918031234/http://www.cupnoodle.jp/nazo/ |archive-date=2017-09-18 |deadlinkdate=2022-08}}</ref>。
 
2009年(平成21年)4月20日より品質向上および具材強化の一環として、それまでのレギュラーサイズのダイスミンチから小さな角切りのチャーシュー『'''コロ・チャー'''』へ順次変更されることになり<ref>{{Cite web|和書|title=カップヌードル具材強化 〜 新開発「コロ・チャー」が入って、おいしさ さらにUP!! |url=https://www.nissin.com/jp/news/1577 |website=日清食品 |access-date=2022-08-24 |date=2009-03-25}}</ref>、ダイスミンチはカップヌードルから一時的に姿を消した。その後、2015年(平成27年)4月の再リニューアルにより、カップヌードル・カップヌードルビッグ(オリジナル)に再びダイスミンチ(現:味付豚ミンチ)が入るようになった<ref>{{Cite web|和書|title=「カップヌードル」 シリーズ6品 (4月下旬よりリニューアル発売) |url=https://www.nissin.com/jp/news/4245 |website=日清食品 |access-date=2022-08-24 |date=2015-04-13}}</ref>。なお、従来のコロ・チャーも入っていたが、2019年(令和元年)10月のリニューアルですべて味付豚ミンチに置き換えられた<ref>{{Cite web ja|url=https://cupmen-review.com/cupnoodle-renewal-2019/|title=【実食】カップヌードル "謎肉増量" 4年半ぶりのリニューアルで具材刷新!!|date=2019-10-28|work=本日の一杯 Cupmen review blog カップ麺レビューブログ|accessdate=2024-03-18}}</ref>(ビッグでは、遅れて2020年1月のリニューアルで謎肉に置き換えられた<ref>{{Cite press release ja |title=「カップヌードル ビッグ」(1月13日発売) |publisher=日清食品グループ |date=2019-12-23 |url=https://www.nissin.com/jp/news/8320 |accessdate=2024-03-18}}</ref>)
 
独特な食感などから一部に人気があり、古くから[[2ちゃんねる]]を始めとした[[インターネット]]上では「謎の肉」「あの肉」「謎肉」「[[2ちゃんねる用語|ぞぬ肉]]」と呼ばれていたが<ref>{{Cite web|和書|title=日清カップヌードルの肉変更 「あの食感消滅は残念」が相次ぐ |url=https://www.j-cast.com/2009/03/28038368.html |website=J-CAST ニュース |date=2009-03-28 |access-date=2022-08-24}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2010/01/post_497.html |title=カップヌードルの以前の「謎肉」と「コロチャー」どっちが好き? |access-date=2022-08-24 |date=2010-01-12 |website=マイナビニュース |archive-url=https://web.archive.org/web/20160920185943/http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2010/01/post_497.html |archive-date=2016-09-20 |deadlinkdate=2017-09}}</ref>、2016年(平成28年)7月27日に[[Twitter]]の公式アカウントが「CUP NOODLE なぞにく」と書かれたカップヌードルと同じ外装の[[コンビーフ]]缶を開缶する画像を投稿<ref>{{Cite tweet|number=758148607623041025|user=cupnoodle_jp|title=なぞにく、なぞにく♪|access-date=2022-08-24|date=2016-07-27}}</ref>。同年9月12日には「カップヌードルビッグ "謎肉祭" 肉盛りペッパーしょうゆ」<ref>発売以降、毎年9月中旬に発売されるほどの恒例行事となっている。</ref>が発売されるなど<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nissin.com/jp/news/5479 |title=「カップヌードルビッグ "謎肉祭" 肉盛りペッパーしょうゆ」(9月12日発売) |publisher=日清食品 |accessdate=2016-09-05 |date=2016-09-05}}</ref>、日清食品サイドでも「'''謎肉'''」(なぞにく)'''」を公式の[[通称]]として採用し、商品名と販売促進が展開されるようになった。
 
「謎肉祭」という名称は日清食品社長の安藤徳隆が提案したものだが、当初は「ミートショック」という商品名が考えられていた<ref name="dime_180815">{{Cite web|和書|title=(4ページ目)日清食品・安藤徳隆社長「価値を生めばモノは売れる!」|@DIME アットダイム |url=https://dime.jp/genre/573929/4/ |website=アットダイム |access-date=2022-08-24 |date=2018-08-15}}</ref>。「謎肉」の名称を使うにあたり、自社製品に「謎」と命名することによるリスクが懸念されたが<ref name="mj_190719">「日清食品、次は『〜の説』で売れ チキンラーメン、毎週進化 企画、ヤフーの見出し意識」『[[日経MJ]]』2019年7月19日付、3頁。</ref>、安藤の強い推薦でこの名称に決定したという<ref name="dime_180815" /><ref name="mj_190719" />。
 
2019年(令和元年)10月21日には、謎肉(ダイスミンチ)を増量したリニューアル版が発売された<ref name="KADOKAWA_20191023">{{Cite web|和書|author= |date=2019-10-23 |title=ケイン・コスギが“謎肉”に!?「ナゾニク ゾウリョウ パーフェクトボディ」 |url=https://thetv.jp/news/detail/209691/ |publisher=株式会社[[KADOKAWA]] |website=[[ザテレビジョン]](公式ウェブサイト) |accessdate=2019-10-26}}</ref>。
 
2024年(令和6年)3月25日には、具材の謎肉のみを販売する「カップヌードル 謎肉放題」が発売される。発売に合わせて開設された特設サイトでは、謎肉を使った様々なアレンジレシピが紹介されている<ref>{{Cite news ja|title=「カップヌードル 謎肉放題」発売。“謎肉だけ”がたっぷり“200g”入り|newspaper=グルメ Watch|date=2024-03-18|author=濱野紗妃|url=https://gourmet.watch.impress.co.jp/docs/news/1577267.html|accessdate=2024-03-18}}</ref>。
また、ダイスミンチをモチーフにした[[ルービックキューブ]]も販売されている<ref>{{Cite web|和書|url=https://store.nissin.com/jp/feature/nazonikkucube/ |title=謎肉×ルービックキューブ=謎肉キューブ誕生 |access-date=2022-08-24 |website=日清食品 |archive-url=https://web.archive.org/web/20170913115718/https://store.nissin.com/jp/feature/nazonikkucube/ |archive-date=2017-09-13 |deadlinkdate=2022-08}}</ref>。
 
また、ダイスミンチ過去には謎肉をモチーフにした[[ルービックキューブ]]も販売されてい<ref>{{Cite web|和書|url=https://store.nissin.com/jp/feature/nazonikkucube/ |title=謎肉×ルービックキューブ=謎肉キューブ誕生 |access-date=2022-08-24 |website=日清食品 |archive-url=https://web.archive.org/web/20170913115718/https://store.nissin.com/jp/feature/nazonikkucube/ |archive-date=2017-09-13 |deadlinkdate=2022-08}}</ref>。
 
=== マーケット設定 ===
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これをきっかけにカップヌードルの認知度は飛躍的に高まり{{r|nissinworld}}、各地域から販売希望が多数寄せられ、その要望に応えて後に全国発売となった。また、日清食品一社提供番組の『[[ヤングおー!おー!]]』([[毎日放送]])でも大々的に宣伝された。
 
1970年代には漫画「[[ドラえもん]]」にはギャグとして「カップメンのプラモデル」が登場するエピソードが存在するが<ref>[[てんとう虫コミックス]]『[[ドラえもん プラス]]』第1巻「ぼくを止めるのび太」。このエピソードの初出は「小学六年生」昭和52年12月号</ref>、この後1980年代には[[東京マルイ]]より「ウォークメイト」シリーズの一つとして本品を模して[[ぜんまい式玩具|ゼンマイ式]]の歩行機構を組み込んだ[[プラモデル]]が実際に登場し<ref>[https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1102758253 マルイ ウォークメイト カップラーメン/ウォークメイト 成型色 白/黄色 6]、[[まんだらけ]] - 2021年2月11日閲覧。</ref>、2020年にはカップヌードルの発売記念日である9月18日に[[BANDAI SPIRITS]](旧・[[バンダイ]] ホビー事業部)より「BEST HIT CHRONICLE 1/1 カップヌードル」として通常サイズのカップヌードルを忠実に再現したプラモデルが発売された<ref>{{Cite web|和書|title=麺や謎肉も忠実に再現!日清「カップヌードル」のプラモデルがBANDAI SPIRITSから9月発売 |url=https://www.walkerplus.com/article/1002681/ |website=ウォーカープラス |access-date=2022-08-24 |date=2020-06-09}}</ref>。
 
また、2020年にはカップヌードルの発売記念日である9月18日に[[BANDAI SPIRITS]](旧・[[バンダイ]] ホビー事業部)より「BEST HIT CHRONICLE 1/1 カップヌードル」として通常サイズのカップヌードルを忠実に再現したプラモデルが発売された<ref>{{Cite web|和書|title=麺や謎肉も忠実に再現!日清「カップヌードル」のプラモデルがBANDAI SPIRITSから9月発売 |url=https://www.walkerplus.com/article/1002681/ |website=ウォーカープラス |access-date=2022-08-24 |date=2020-06-09}}</ref>。この他、タカラトミーの自動車玩具である[[トミカ]]でもカップヌードルを2階建てバスに見立てた自動車を発売している<ref>{{Cite web|和書|title=「カップヌードル」がトミカになった!? チキンラーメン、どん兵衛、出前一丁ラッピング車も登場 |url=https://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1509/11/news083.html |website=[[ITmedia]] |access-date=2022-08-24 |date=2015-09-11}}</ref>。
 
=== パッケージ ===
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[[1975年]](昭和50年)には、米国プラスチック協会の[[デザインに関する賞|デザイン部門グランプリ]]を受賞している<ref name="ayumi">{{Cite web|和書|url=http://www.nissinfoods.co.jp/world/museum/history/1971.html |title=日清食品アーカイブ:製品のあゆみ |access-date=2022-08-24 |website=日清食品 |archive-url=https://web.archive.org/web/20050509103556/http://www.nissinfoods.co.jp/world/museum/history/1971.html |archive-date=2005-05-09 |deadlinkdate=2022-08}}</ref>。
 
日本向け製品のシュリンクフィルム包装のカップ底面にある「開封口」には透明なシール(正式名称はタックシール、かつては[[バーコード]]印刷)が貼ってあり、そのシールを剥がすことでフィルムに切れ目が入り、開封を容易にしている。凹凸が少ないこの容器に包装フィルムが密着しており、突起状の道具で突き刺して切り裂かなければ開封しづらいという他商品にはない欠点を、容器に大きな改良をすることなく対処している。また、「カップに湯を入れた後、フタにこのシールを貼って閉じることができる」という利便性も兼ね備えている。また、懸賞の応募シールとしても使用されたことがある。このシールは1984年9月より採用されてきたが<ref name=":on">{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2195599/amp/|title=「カップヌードル」“フタ止めシール”廃止を発表 新形状のフタ "Wタブ" 採用|website=ORICON NEWS|work=[[オリコン|oricon ME]]|date=2021-06-04|accessdate=2021-06-04}}</ref>、2021年6月4日、同社が2019年より実施している「カップヌードル DO IT NOW!」プロジェクトの一環でプラスチック原料を削減するために廃止されることが発表され<ref name="press-210604">{{Cite web|和書|url=https://www.nissin.com/jp/news/9604 |title="フタ止めシール" を廃止して、年間33トンのプラスチック原料を削減! 「カップヌードル」に新形状のフタ "Wタブ" を2021年6月より採用 |website=日清食品 |date=2021-06-04 |accessdate=2021-06-04}}</ref>、代替として2021年6月より、フタの開け口を2つに増やしたWタブが採用されている{{R|press-210604}}。発表前日の2021年6月3日には公式[[Twitter]]にて予告投稿がなされ、話題を呼んでいた<ref>{{Cite tweet|author=カップヌードル|user=cupnoodle_jp|number=1400278564520402945|title=さようなら、全てのフタ止めシール。 #西暦2021年6月4日11時発表|date=2021-06-03|accessdate=2021-06-04}}</ref>{{R|:on}}。なお、ビッグサイズのみ上記のシールが継続使用されていたが、2023年6月よりWタブに順次切り替えられた<ref>{{RCite web |presstitle=「カップヌードル ビッグ」シリーズに "Wタブ" を2023年6月から採用 |url=https://www.nissin.com/jp/news/11611 |website=日清食品グループ |access-210604date=2024-04-16 |language=ja}}</ref>。ミニサイズは対象外
 
地域限定パッケージも存在し、2016年(平成28年)には[[北海道限定品|北海道限定]]で「CUP NOO道(カップヌードウ)」デザインの製品が発売されたことがある<ref>{{Cite web|和書|title=【なにそれ】日清カップヌードルの激レア仕様「カップヌードウ(CUP NOO道)」が北海道で発売開始! |url=https://rocketnews24.com/2016/11/07/822312/ |website=ロケットニュース24 |date=2016-11-07 |access-date=2022-08-24}}</ref>。中身は通常のカップヌードル・シーフード味・カレー味と同じ。
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* [[シーフードヌードル]] - 2009年7月上旬出荷分より具材にイタヤガイの[[貝柱]]が追加されたが2015年7月出荷分より廃止。2020年10月出荷分より具材に「ほぼ[[イカ]]」と呼ばれるイカ風味カマボコが追加された。
* [[カップヌードル カレー]] - 2009年9月中旬出荷分より具材のひとつである従来のダイスミンチからダイス状のチャーシューに変更された(カレーヌードル専用「コロ・チャー」)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release.html?yr=2009&mn=8&nid=1700 |title=「カレー専用コロ・チャー」が入って、おいしさ さらにUP-「カップヌードル カレー」具材強化について |access-date=2009-09-02 |deadlinkdate=2017-09 |archive-url=https://web.archive.org/web/20090905073545/http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release.html?yr=2009&mn=8&nid=1700 |archive-date=2009-09-05 |website=日清食品 |date=2009-08-31}}</ref>。
* カップヌードル チリトマトヌードル - 1982年より発売<ref name="hasei">{{cite book|title=日本懐かし即席めん大全|publisher=辰巳出版|year=2016|date=2016年1月25日|page=13}}</ref>。2010年(平成22年)8月2日に数量限定で食玩商品を発売([[#食玩|後述]])。2001年ごろ、店頭販売の希少性により日清食品のオンラインショップで首位を取っていたことがあり、ネットによる消費者の反応の例として[[東洋水産]]の「俺の塩」とともに日本経済新聞の記事になったことがある。発売以来、根強い人気があるが(後述する「カップヌードル 味噌(4代目)」が登場するまではカップヌードルシリーズ中、4番目に人気があった<!--1位・しょうゆ味、2位・シーフード、3位・カレー-->)、日清食品のお膝元である関西圏では長らく一般販売が行われていなかった。関西圏でコンビニなどの店頭に並ぶようになったのは2010年代に入ってからである。1982年9月より発売開始。また、2017年4月出荷分より具材のひとつであるチキンダイスから白いダイスミンチ(鶏肉由来の「白い謎肉」)に変更された。
* カップヌードル ミルクシーフードヌードル - 「シーフードヌードルに牛乳をかけるとクラムチャウダーの味になる」という口コミから生まれた商品。毎年冬季限定発売。2017年には発売10周年を記念してリニューアル。2018年に北海道産の素材を使用した「北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル」へとリニューアルされた。
* [[カップヌードル欧風チーズカレー|カップヌードル 欧風チーズカレー]]
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=== ミニ ===
* カップヌードル ミニ - 1984年発売<ref>{{cite book|title=日本懐かし即席めん大全|publisher=辰巳出版|year=2016|date=2016年1月25日|page=12}}</ref>
* カップヌードル ミニ
* カップヌードル カレー ミニ
* シーフードヌードル ミニ
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レギュラーサイズ版カップヌードルの廉価版として日清食品が2006年3月20日から日本全国で発売しているカップ麺の名称<ref name="soup">{{Cite web|和書|url=http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_948_2006_1.html |title=-日清バリューカップシリーズ- 「スープヌードル」「スープヌードルカレー」「スープヌードルシーフード」「日清のほんうどんきつね」「日清の天ぷらそば」「日清焼そばカップ ソース焼そば」 新発売のご案内 |access-date=2022-08-24 |deadlinkdate=2017-09 |date=2006-01-13 |website=日清食品 |archive-url=https://web.archive.org/web/20070417153627/http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_948_2006_1.html |archive-date=2007-04-17}}</ref>。日清食品が、日本の社会環境や生活構造の変化から、カップ麺の愛用者の拡大のために、低価格のカップ麺として発売。現在は希望小売価格が税抜き153円、一時期はオープン価格であった。本製品発売前は100円ショップやディスカウントストアで、あるいは一般の店舗での安売りとして、カップヌードルが100円前後の価格で販売されることも珍しくはなかったが、本製品の発売後は低価格での販売については多くの店舗でこちらに切り替えられた。なお、2024年現在、あっさりおいしいカップヌードルはセールでも税抜き100円を大きく超えることが多く、この商品を売る100円ショップもかなり少なくなってきている。
 
現行は、レギュラー(しょうゆ味)、カレー味、シーフード味、旨辛シーフード味の4種類で、パッケージデザインは側面上部に「'''あっさりおいしい'''」と表記されている点以外は、「カップヌードル」とほぼ同じである(完全オリジナルの旨辛シーフードのみ「旨辛」が強調されている)。「スープ感覚」を謳い、麺の重量は50グラム(発売当初は55グラム)と、カップヌードル(60グラム、ただししょうゆ味のみ65グラム)の概ね80%の質量で、具材の量は、カップヌードル・ミニよりやや多い量{{r|soup}}(類似品がない あっさりおいしいカップヌードル 旨辛シーフード を除く)であり、必要なお湯の目安量はスーあっさりおいしいカップヌードルは310~320ml(カップヌードルしょう油とカレーは300ml、シーフードは320ml)。レギュラーの肉は旧来のダイスミンチでありコロチャーは入っていない(途中コロチャーへと変わったカップヌードルしょう油と違い、発売からずっとダイスミンチを使用している)。なお容器は2011年12月出荷分までは発泡スチロール製を採用していたが2012年1月出荷分より既存のカップヌードル(ミニは除く)同様、紙製への変更を経て、2018年4月9日のリニューアルを期に商品名を「'''あっさり少なめカップヌードル'''」に改称されたが、(商品名そのものが)不評だったため同年7月の出荷分より再び商品名を「'''あっさりおいしいカップヌードル'''」に改称となった。2021年10月出荷分より上蓋の形状が変更され、同年5月より先行変更されたレギュラー版同様、Wタブの上蓋に変更された。旨辛シーフード味は2023年6月5日に発売した<ref name="soup2">{{Cite web|和書|url=https://www.nissin.com/jp/news/11592 |title=「あっさりおいしいカップヌードル 旨辛シーフード」(6月5日発売) |access-date=2024-03-13 |date=2023-05-22 |website=日清食品}}</ref>
 
仕様は似ているが、カップヌードル商品を買うことで景品が当たるキャンペーン等では対象外商品になる。
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<!-- 商品名表記は、日清食品カップヌードル公式サイトの情報に準じています -->
* カップヌードル 天そば - 黎明期のバリエーションのひとつ。[[1972年]](昭和47年)12月{{r|ayumi}}に販売開始。世界初の和風カップ麺とされる。しかし1976年(昭和51年)に同社の和風カップ麺「[[どん兵衛]] 天ぷらそば」が発売されたのに伴い、そのまま終売となった。[[伊集院光]]はラジオなどで「カップヌードルの天そばを見たことがあるといくら言っても誰も信じてくれない」と語っていたが{{いつ|date=2017年9月}}、後述の40周年記念キャンペーンで「復刻希望第1位」を獲得し、2012年1月16日に約35年ぶりに復刻版が数量限定で発売された。
* カップヌードル チキンヌードル - 1981年発売<ref name="hasei" />
* カップヌードル ポークチャウダー - 1983年発売<ref name="hasei" />。2021年、カップヌードル生誕50周年を記念して、セブンイレブン限定でビッグサイズが期間限定で復刻販売。
* カップヌードル ベジタブルヌードル - 1986年発売<ref name="hasei" />
* カップヌードル ビアンコ - 1988年発売<ref name="hasei" />。2001年に3カ月間限定で復刻
* カップヌードル China 回鍋肉(ホイコーロー)麺 - 1989年発売。短命に終わる。
* カップヌードル China 芙蓉蟹(フヨウハイ)麺 - 1989年発売。こちらも短命に終わる。
** 上記2種類については、[[マイケル・チャン]]をコマーシャルに起用した。
* カップヌードル RED ZONE - 1991年発売<ref name="hasei" />。赤いシーフード。
* カップヌードル ブタホタテドリ - 1991年発売。2001年に3カ月間限定で復刻。後述の総選挙で2位にランクインし、2011年12月に復刻版が数量限定で発売した。2021年にセブンイレブンにおいてビックサイズで数量限定で発売した。
* カップヌードル ブートン ヤキブタ しょうゆとんこつ - 1993年発売。
* カップヌードル イカトン ヤキイカ 五目とんこつ - 1993年発売。
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日清食品ではルゥでもレトルトでもない第3のカレーライス商品と位置づけている<ref>{{Cite web|和書|title=ルゥでもレトルトでもない|url=https://woman.mynavi.jp/article/140324-94/|website=「マイナビウーマン」|accessdate=2019-03-02|language=ja}}</ref>。
{{Main|カップメシ}}
 
=== スープワンタン ===