「松山エクスプレス号」の版間の差分

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'''松山エクスプレス号'''(まつやまエクスプレスごう)は、[[西日本ジェイアールバス]]と[[ジェイアール四国バス]]が共同運行し[[京都市]]、[[大阪市]]、[[神戸市]]と[[徳島県]][[阿波市]]、[[美馬市]]、[[東みよし町]]、[[愛媛県]][[東温四国中央市]]、[[松山東温市]]、[[内子町]]、[[大洲市]]、[[八幡浜松山市]]を結んでいる[[高速バス]]である。全便座席指定制ここでは同一区間ため、乗車夜行便「'''京阪神ドリーム松山号'''」は予約が必要ついても記述する
 
全便座席指定制のため、乗車には予約が必要。
1号~18号は昼行便、19号と20号は夜行便である。便名コードは'''410xx'''。
 
1号~18 - 18の9往復は昼行便(松山エクスプレス号)、19号と20号の1往復は夜行便(京阪神ドリーム松山号)である。便名コードは'''410xx'''。
バスの乗車券はチケットセンター、コンビニ([[ローソン]]、[[ファミリーマート]]など)、旅行会社で事前に購入する。電話・インターネットで予約ができる。
 
バスの乗車券はチケットセンター、コンビニ([[ローソン]]、[[ファミリーマート]]など)、旅行会社で事前に購入する。電話・インターネットで予約ができる。
== 運行会社 ==
* [[西日本ジェイアールバス]]
* [[ジェイアール四国バス]]
 
== 停車停留所 ==
※括弧内の数字は[[駅コード]]。
 
[[京都駅]] (18) - [[大阪駅・梅田駅周辺バスのりば|大阪駅JR高速BT]] (17) - [[大阪シティエアターミナル|湊町#OCATバスターミナル|湊町BT (OCAT)]] (16) - [[三宮駅バスのりば|三宮バスターミナルBT]] (15) - [[舞子バスストップ|高速舞子]] (14) - [[道の駅いたの]] - [[土成インターチェンジ#土成バスストップ|土成BS]] (12) - [[脇町インターチェンジ#脇町バスストップ|脇町BS]] (11) - [[吉野川サービスエリア#三好バスストップ|三好BS]] (10) - [[三島之江インターチェンジ#三島・内IC之江インターバスストップ|三島川之江IC]] - [[川内インターチェンジ#川内インターバスストップ|川内IC]] (09)- [[松山インターチェンジ (愛媛県)|松山インター]] (08) - [[大街道バスターミナル|大街道]] (07) - [[松山駅 (愛媛県)|松山駅]] (06) - JR松山支店 (05) - [[内子駅]] (04) - [[伊予大洲駅]] (03) - [[八幡浜駅]] (02) - [[八幡浜港]](01)
 
* 京都駅に発着するのは8・11・19・20号。
* 京都駅および八幡浜に発着するのは夜行便の19・20号。なお、[[松山自動車道]]の松山IC以西は暫定2車線区間のため、工事のため夜間通行止めになるときがあり、そのときは八幡浜港 - 松山駅間が運休となる。
* 高速舞子には、下りは95157・9号のみが、上りは20号(夜行便)を除く以外の全便が停車する。
* 徳島県内(道の駅いたの、脇町BS、三好BS、土成BS)には下り9号・15号・上り817(ともにJR四国バス車両)のみ土成BSには下92号・156号・10号のみ停車する。
* 昼行便では所定では淡路島内で四国担当便が[[室津パーキングエリア|室津PA]]、西日本担当便が[[淡路島南パーキングエリア|淡路島南PA]]、四国内では全便が[[吉野川サービスエリア|吉野川SA]]で休憩を取る<ref>ジェイアール四国バス「[https://www.jr-shikokubus.co.jp/safety/guideline.html 高速乗合バス運行路線概要]」より。このほか、上りで[[阪神高速]]や[[明石海峡大橋]]周辺の渋滞が激しいときは淡路島内が[[緑パーキングエリア|緑PA]]など他の場所に適宜変更される</ref>。なお、夜行便19号と20号では乗客が外に出る休憩はない。
* 夜行便は[[高松自動車道]]経由で運行し、[[府中湖パーキングエリア|府中湖PA]]で乗務員が交代する。<ref>[http://www.jr-shikoku.co.jp/bus/safety/guideline.htm JR四国バス ガイドライン]府中湖PAで乗務員交代実施</ref>
* 平成25年7月20日(土)三島川之江インター停車<ref>[http://www.jr-shikoku.co.jp/bus/news/bus/13-06-17/01.htm 平成25年7月20日(土)運行便から]</ref>(なお、夜行便[[八幡浜港]]発着便は、三島川之江インター通過となる)<ref>[http://www.kakuyasubus.jp/kansai_shikoku/matsuyama_express/index_20130720.html#sub_timetable_anc 格安安心高速バス案内 松山エクスプレス時刻表より、]</ref>
 
== 運行回数沿革 ==
* [[2003年]]
* 1日10往復。
** [[2003年]][[8月1日]] - 大阪駅・難波~松山間で「松山エクスプレス大阪号」として運行開始。1日4往復(昼行便3往復、夜行便1往復)。その年末年始には臨時便も増発されたが、これも大方の座席が埋まるほどの盛況ぶりであった。
** 昼行便:1日9往復(大阪 - 松山)
** [[12月20日]] - 三宮BTへの停車開始<ref>{{Cite book|和書|title=JR気動車客車編成表 '04年版|chapter=JR年表|date=2004-07-01|page=193|publisher=ジェー・アール・アール|isbn=4-88283-125-2}}</ref>。
** 夜行便:1日1往復(京都・大阪 - 松山・八幡浜港)
* [[2004年]][[7月16日]] - 臨時便を定期化する形で2往復増便(計1日6往復)。一部便を三BT経由とし、夜行便を八幡浜港まで延長。昼行便が[[パークアンドライド]]対応のJR松山支店発着となる。
 
* [[2005年]][[7月15日]] - 夜行便が京都発着となり、全便が三BT経由となる。昼行便1往復も八幡浜港発着(JR松山支店経由せず)となる(松山~八幡浜は事前に送り込みまたは八幡浜到着後車内整備のため回送)。また別の昼行便の1往復のみ、大阪との行き来に限り徳島県内での客扱いを開始。
== 歴史 ==
** 本来は[[高知エクスプレス号]]同様、昼行便のすべてで客扱いを実施する予定であったが、地元のバス会社([[四国交通]])からの反発があったために1往復に抑えられたもの。現在は3往復に拡大している
* [[2003年]][[8月1日]] - 大阪駅・難波~松山間で「松山エクスプレス大阪号」として運行開始。1日4往復(昼行便3往復、夜行便1往復)。その年末年始には臨時便も増発されたが、これも大方の座席が埋まるほどの盛況ぶりであった。
* [[2004年]][[7月16日]] - 臨時便を定期化する形で2往復増便(計1日6往復)。一部便を三ノ宮駅経由とし、夜行便を八幡浜港まで延長。昼行便が[[パークアンドライド]]対応のJR松山支店発着となる。
* [[2005年]][[7月15日]] - 夜行便が京都発着となり、全便が三ノ宮駅経由となる。昼行便1往復も八幡浜港発着(JR松山支店経由せず)となる(松山~八幡浜は事前に送り込みまたは八幡浜到着後車内整備のため回送)。また別の昼行便の1往復のみ、大阪との行き来に限り徳島県内での客扱いを開始。
** 本来は[[高知エクスプレス号]]同様、昼行便のすべてで客扱いを実施する予定であったが、地元のバス会社([[四国交通]])からの反発があったために1往復に抑えられたもの。
** それと並行して[[宇和島駅]]への延長も公式発表されていたが、取り下げられて実施には至っていない。
* [[2008年]][[4月22日]] - 昼行便を1往復増便、計1日7往復となる。一部便が高速舞子に停車。上り夜行便(14号)に女性専用席を設定。5号・14号は[[2階建て車両#バス|ダブルデッカー車]](西日本JRバス)での運行となる。
* [[2009年]][[7月17日]] - 昼行便を2往復増便、計1日9往復となる。八幡浜港発着の昼行便を廃止。
* [[2010年]][[12月9日]] - 昼行便を1往復増便、計1日10往復となる。ダブルデッカー車での運行を廃止。
* [[2012年]]
**[[4月1日]] - 夜行便(19・20号)がJR松山支店に停車。
* 2012年*[[10月15日]] - [[上板サービスエリア#上板バスストップ|上板バスストップ]]の停車を廃止、区間時分を見直し。
* [[2013年]][[7月20日]] - すべての昼行便が三島川之江インターに停車。<ref>[http://www.jr-shikoku.co.jp/bus/news/bus/13-06-17/01.htm 平成25年7月20日(土)運行便から]</ref>
* [[2017年]]4月1日 - この日から、西日本ジェイアールバス担当の昼行便2往復(下り1号・3号、上り16号・18号)が夜行仕様の[[ドリーム号 (東京 - 京阪神)|グランドリーム]]用車両での運転とする。<ref>[https://www.westjr.co.jp/press/article/2017/03/page_10245.html 高知エクスプレス号・松山エクスプレス号にグランドリーム車両を導入します!フリーWi-Fiサービス開始します!]</ref>
* [[2018年]]4月1日 - 松山市内の停留所に「天山橋」を追加し、合わせて運行ダイヤも改正される。<ref>[http://www.jr-shikoku.co.jp/bus/news/bus/18-02-28/01.htm 平成30年4月1日の改正について]</ref>
* [[2019年]]8月1日 - ダイヤ改正により、夜行便の愛称を「'''京阪神ドリーム松山号'''」に変更。夜行便を1往復増便、計1日11往復となる。<ref>[https://www.nishinihonjrbus.co.jp/news/10489/ 【8/1改正】京阪神⇔松山、京阪神⇔高知ダイヤ改正について]</ref>
* [[2021年]]8月1日 - ダイヤ改正により、八幡浜港 - JR松山支店間を廃止。
* [[2023年]]3月1日 - ダイヤ改正により、夜行便の2往復のうち1往復を廃止、昼行便と合わせて1日10往復となる。<ref>[https://www.jr-shikokubus.co.jp/news/2023/01/content-4.html 「松山エクスプレス号/京阪神ドリーム松山号」「観音寺エクスプレス号」の改正について(2023年3月1日改正)]</ref>
 
== 車内設備 ==
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* 3列独立[[リクライニングシート]]。八幡浜発夜行便には女性専用席あり。
* トイレ
* お茶・コーヒー(JR(ジェイアール四国バス担当便のみ)
* 無料Wi-Fiスポット
*両社とも一部車両に座席コンセントあり。
* 座席コンセント(一部車両のみ)
*JR四国バスの一部車両に仕切りカーテンあり、
* 仕切りカーテン(一部車両のみ)
 
== 競合路線関連項目 ==
* [[どっきん松山号]] - 1990年から1998年まで西日本ジェイアールバス、四国旅客鉄道(当時)、[[南海電気鉄道]](当時。現在の[[南海バス]])が堺・難波 - 松山間を運行していた、本路線の前身に当たる路線。
京都・神戸発着の私鉄系のバスは4列シート車で運転される。<ref>[http://bus.hankyu.co.jp/highway/route/info/highway19.php 阪急高速バスサイトより]こちらのオレンジライナーえひめ号 大阪線は3列シートでの運行となる。</ref>
*[[オレンジライナーえひめ号]]
:[[阪急三番街高速バスターミナル|大阪梅田]] - [[松山市駅]]・内子・大洲・八幡浜([[阪急バス]]・[[伊予鉄道]])
*[[ハーバーライナー]]
:[[三宮駅バスのりば|三ノ宮駅]]・[[舞子バスストップ|高速舞子]] - 松山市駅([[神姫バス]]・伊予鉄道)
*[[京都エクスプレス (京都 - 松山線)|京都エクスプレス]]
:[[京都駅]]八条口・[[大山崎バスストップ|名神大山崎]]・[[高槻バスストップ|名神高槻]] - 松山市駅([[京阪バス]]・伊予鉄道)
 
== 注 ==
<references />
 
== 外部リンク ==
* [http://www.kakuyasubus.jp/kansai_shikoku/matsuyama_express/index.html JRバス(松山エクスプレス号)]
** [http://www.nishinihonjrbus.co.jp/ 西日本ジェイアールバス]
** [http://www.jr-shikokushikokubus.co.jp/bus/ ジェイアール四国バス]
 
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