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松井の話によると、「この作品の着想は、第1話2〜3ページ目の“生徒が一斉に先生に銃を突きつけるシーン”が思い浮かんだことから」だという。思い浮かんだ後は、そのシーンが成り立つための世界設定やキャラクターを当てはめていった。「離れ校舎のE組」という設定も、「前述のシーンが周囲の目などがある大きな校舎の中では成立しづらいので、『周囲の目がない離れ的な校舎が望ましい、それに合った設定は…』という流れで考えて自然に決まっていった」などと語っている<ref>『日経エンタテインメント!』「現場に聞いた! 面白マンガBEST15」内インタビュー。[[日経BP社]]、2013年3月号。</ref>。
 
2012年[[11月2日]]には単行本第1巻が発売され、それを記念して同日から56時間の殺せんせーによるジャンプ公式サイトのジャックが行われた<ref>{{Cite web |和書|url=https://natalie.mu/comic/news/79266 |title=「暗殺教室」殺せんせーがジャンプサイトを56時間ジャック |publisher=コミックナタリー |date=2012-11-02 |accessdate=2016-01-24}}</ref>。
 
各単行本の幕間には何らかのおまけが描かれており、本編の補足や登場人物の詳細が描かれている。
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=== メディア展開 ===
連載当初からアニメ化・VOMIC化など[[メディアミックス]]が行われている。[[2015年]][[1月]]から[[6月]]にはテレビアニメ(1期)が放送された。2015年[[3月]]に実写映画が上映された。テレビアニメからは[[#ゲーム|ゲーム]]などが派生した。2015年10月からは『[[最強ジャンプ]]』にてスピンオフ作品『[[殺せんせーQ!]]』が連載開始した。2016年にはアニメ映画も公開され、殺せんせーQも映画化され、殺せんせーQはシリーズ化も発表された。2016年3月11日にはアニメセカンドシーズン「課外授業編」として、テレビ放映されていない原作ストーリーの一部を[[dTV (NTTドコモ)|dTV]]から独占配信された<ref>dTV初。</ref><ref name=":0">{{Cite web|和書|url=https://www.famitsu.com/news/201602/29100381.html|title=dTV初の独占配信アニメ――テレビアニメ『暗殺教室』では描かれなかった“特別授業”を映像化 - ファミ通.com|accessdate=2021-03-07|publisher=KADOKAWA Game Linkage Inc.|date=2016-02-29|website=ファミ通.com}}</ref>。
 
== あらすじ<!--とりあえずここの名前はこれで固定してください。異議がある場合はノートにお願いします。--> ==
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; {{Anchors|3月}}3月(第164話 - 第178話)
: E組全員が第二志望内で高校に合格し、E組専用の卒業アルバムが殺せんせーにより撮影される。撮影後の夜、遂に各国家間による最終暗殺計画が始動する。暗殺兵器「[[#「天の矛」|天の矛]]」「[[#「地の盾」|地の盾]]」により殺せんせーは完全に旧校舎に閉じ込められ、世間に暗殺と殺せんせーのことが事実と異なる形で報道される事態が発生。学校へ向かおうとした生徒たちは[[自衛隊]]とマスコミに取り囲まれる事態に陥り、辛くも逃げ延びるも情報を集めようとした行動を危険視した政府によって捕えられてしまう。生徒たちは暗殺作戦中止を懇願するも、殺せんせーの人間だったころの所業や地球爆発の危険が0%でないことを考慮すれば容認できないと跳ね除けられてしまい、暗殺終了まで監視下に置かれ軟禁状態に置かれることに。生徒たちは烏間の言葉と情報を受け冷静さを取り戻し、自分たちに出来ることを考えることにし殺せんせーに会うための作戦を立てる。そして天の矛発射当日、イリーナの協力で脱出に成功した生徒たちは警備の目を掻い潜り裏山に侵入、ホウジョウ率いる傭兵部隊「[[#群狼|群狼]]」を撃破し、さらなる連携でホウジョウを戦闘不能に陥らせ見事殺せんせーの下へ辿り着くことに成功する。
: 生徒たちは殺せんせーに何とかして逃げようと提案するも、殺せんせーは自分の危険性や世界中の英知を結集した今回の作戦は完璧であったと納得のいかない生徒たちを諭した。そして中村が持ってきていた殺せんせーのバースデーケーキを囲み束の間の平穏が訪れたが、柳沢と触手生物化した二代目「死神」が現れ、そのまま戦闘に突入。殺せんせー以上超過の能力を発揮する二代目と自らの体内に触手を埋め込んだ柳沢の猛攻に劣勢に立たされる殺せんせーだったが、二代目の攻撃から殺せんせーを庇った茅野が胸を貫かれて絶命してしまう。殺せんせーは全ての感情を込めたエネルギー砲で二代目を攻撃し因縁に決着をつけた後、1年間磨き続けた力を使い茅野を蘇生させる。
: 全てが片付いた後、E組はレーザーが発射されることを知った上であえて自分達の手で殺せんせーを殺すことを決意する。一同の同意の元、渚が殺せんせーに止めを刺し、涙ながらにE組は暗殺教室を卒業した。
: 卒業式を終えた後、余波でE組制度は廃止となり理事長は学園の経営を手放すこととなる。E組は支払われた賞金を[[学費]]と将来の頭金、わかばパークなどへの寄付、「とある物」の購入に使い、残りの賞金は政府へと返還する。一年の象徴であった三日月は徐々に崩壊を始め、元の球形へ戻ろうとしていた。
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=== 主人公 ===
; {{AnchorsVanc|殺せんせー}}殺せんせー(ころせんせー)
: 声 - [[福山潤]]<ref name="岸・上江2016">岸誠二・上江洲誠『世界を変えるアニメの作り方』洋泉社、2016年4月11日初版発行、200頁、{{ISBN2|978-4-8003-0867-2}}</ref> / [[関智一]] / [[小野坂昌也]]
: 演・声 - [[二宮和也]]{{Efn2|二宮が声を担当したことは公開まで一切伏せられており、公表された後も[[山田涼介]]らとは異なり二宮の顔写真はサイトなどには掲載されなかった。}}
: 本作品の[[主人公]]。「殺せんせー」は茅野が「殺すことができない先生」という意味でつけたニックネーム。月の7割を爆破して常時三日月の状態にしたと自ら語った上で、「1年後に地球を爆破する」と宣言している。報酬100億円3年E組の暗殺対象となっており、夏休みの普久間島での暗殺の結果から、集団で暗殺に成功した場合は総額が300億円に増額されている
: ある女性(後述)との約束で椚ヶ丘中学校3年E組の担任と授業を受け持つことになり、[[英会話]](イリーナ)と[[体育]](烏間)を除く全教科を担当。授業中は[[アカデミックドレス]]を着用し、三日月が刺繍された巨大な[[ネクタイ]]を着けている。丸顔で何本もの触手を持つ正体不明の生物で見た目は[[タコ]]に近く、自画像もタコであり、自身もタコをネタにしたギャグを持っている。[[巨乳]]好きであり、女子大生と仲良くなる妄想をするなど、一般的な成人男性のような性的嗜好をしている。E組の気になる女子ランキングをメモしたり、自身が提案した暗殺肝試しで[[吊り橋理論|吊り橋効果]]で男女のカップル化を目論んだりするほど下世話な発想の持ち主
: 丸顔で何本もの触手を持つ正体不明の生物で見た目は黄色の[[タコ]]に近い。普段はニヤリとした表情を浮かべている。笑い声は「ヌルフフフ」で、狼狽したり驚いたりするときには、「にゅやッ!」という独特の奇声を発する。
: 初登校時に「生まれも育ちも地球」、イトナとシロの最初の襲来時には「人工的に作られた生物」と語り、自分が殺される日までは何も話さないとしていたが、正体を晒した茅野が仇として襲撃してきた際に過去の事情を明かしている。
: 体は[[炭素化合物]]と[[ケイ素生物|珪素化合物]]のハイブリッド結合で出来ている。国が開発した[[#対先生|対先生]]用の特殊な物質で触手にダメージを与えることが可能だが数秒で再生・回復する。しかしこの再生はかなりのエネルギーを消耗するため行った直後は動きが鈍くなる。その他にもいくつか弱点が存在し、潮田渚によってリスト化されている。さらに、ネクタイの真下には急所である心臓が存在し、そこに攻撃を当てれば一発で絶命する。
: 普段はニヤリとした表情を浮かべているが、やましい事情があったり、人体に有害な物質を飲んだりした際にはごく稀に無表情になることがある。作者曰く、顔色は「完全フリー」であり、普通の時は黄色{{Efn2|連載初期は緑色。}}、相手を完全にナメているときは黄と緑の縞模様、生徒の回答が正解なら明るい朱色、間違いなら暗い紫色、並の怒りは真っ赤でこめかみに怒りのマークが浮かび、それを超えた怒りの時は真っ黒など感情によって変化し、一部分の色を変えて○や×などの記号や数字、人間の顔を表示することもできる。皮膚は粘液で覆われており、衝撃から身を守る、ネバネバにして動きを止める、周囲の水を固めて浸透圧を調整する、さらには噴出した粘液で暗殺用の成分が入った弾丸も止めるなど、用途は多岐に渡る。普段は視認できないが鼻と耳もあり、目と鼻と耳の穴の位置は[[地図記号]]の[[茶園|茶畑]]、または[[約物]]の「[[∴]](ゆえに/すなわち)」のように並んでいる。笑い声は「ヌルフフフ」で、狼狽したり驚いたりするときには、「にゅやッ!」という独特の奇声を発する。
: 普段は慇懃無礼な口調ながらも物腰が柔らかく、E組の生徒たちに対しても基本的に丁寧な態度で接し一人一人への気遣いも見せる。加えて授業も分かりやすくただし全教科担当できる知識外れた行動活かとる者に対して、生徒それぞれの得意・不得意はド怒り状態合わせた問題の作成が可能なって憤慨するしかしまた体育だけは身体能力を基準と教え子に対た無茶な動きて危害要求す加えため不評であり、烏間にも激しい怒りを見、必要に応じは触手を用て制裁を下す
: 体は[[炭素化合物]]と[[ケイ素生物|珪素化合物]]のハイブリッド結合で出来ており、そのため生活品などの無機物も食べる<ref>18巻より。</ref>が、基本的に食の嗜好は人間と同じで、グルメやバカンスの目的で休み時間にマッハ20(=24480[[キロメートル毎時|km/h]])で世界中を飛び回ることもあり、奇行をスクープされたこともある。劇毒物を飲んでも死なず、鉛の銃弾を受けても体内で全て溶かしてしまう。国が開発した[[#対先生|対先生]]用の特殊な物質で触手にダメージを与えることが可能だが数秒で再生・回復し、月に一度脱皮して抜け殻は奥の手として囮や防護壁などに利用される。しかしこの再生・脱皮はかなりのエネルギーを消耗するため行った直後は動きが鈍くなる。また、「マッハの[[風圧]]や特殊な圧力光線を浴びると体が[[ダイラタンシー|ダイラタント挙動]]を起こす」、「湿気の強い場所にいたり水に触れたりすると身体が水分を吸収してふやけ動きが鈍くなる」などの弱点が存在する。さらに、ネクタイの真下には急所である心臓が存在し、そこに攻撃を当てれば一発で絶命する。常日頃「自分は絶対に殺されない」という自信があるが、自らの能力を過信するあまりにドジを踏むことも多く、そのような時の反応速度は人並みになるなど、メンタル面で実力が著しく変わる短所もある。
: 趣味は暗殺者への報復としての「手入れ」で、対象は人の心身・物品にまでおよぶ。どんなに精密な作業も一瞬のうちにやってのけることができ、暗殺決行中に攻撃を避けながら手入れすることもたびたびある。学校から支払われる教師としての給与のみで生活しており、その食や生徒らに対する「手入れ」へのこだわりにより月末は金欠状態になることがある。国家機密の存在でありながら人間に変装して行動することが多々あるが、怪しまれながらも周囲には人外だと気付かれていない
: 普段は慇懃無礼な口調ながらも物腰が柔らかく、E組の生徒たちに対しても基本的に丁寧な態度で接し一人一人への気遣いも見せる。加えて授業も分かりやすく、全教科を担当できる知識を活かして、生徒それぞれの得意・不得意に合わせた問題の作成が可能。しかし、体育だけは自身の身体能力を基準とした無茶な動きを要求するため不評であり、烏間に任せている。
: 正体は、様々なスキルを駆使して多くの暗殺をこなしてきた「'''死神'''」という通り名を持つ殺し屋であった人間の男性。月が爆発する2年前のある日に、仕事の最中に自身の唯一の弟子(E組が遭遇した「死神」)に裏切られて、柳沢が主任を務める研究所に「明晰な頭脳に強靭な肉体を持ち、戸籍も無いため死んも文句を言われない存在」という理由から[[モルモット]]として捕らわれ、そこで人体で反物質を生成する研究体とされた結果、異形になってしまった。そこで出会ったE組の前担任である雪村あぐりと出会い、徐々に彼女と心を通わせていった。その後、月で同じ実験をしていたマウスが月ごと爆発したことで、柳沢が自身を始末しようした際に、反物質力を開放して全身異形の姿となり、暴走および脱走を図る。しかし、彼を止めようとしたあぐりが巻き込まれての結果致命傷を負ってしまったことから、自身の体を誰かを助けるために変化させなかったことを強く後悔した。そして、彼女の最後の言葉を実行するため弱くなりたいと願い、現在の姿となってE組の前に現れた。トレードマークであるアカデミックドレスは、変異する際に潜んでいた山で見つけた[[カラムシ]]の糸を編み込み、炭で染めて自作した物で、ネクタイは自体「出会って一年の記念日」としてあぐりからプレゼントされたものだった。三日月のマークは後から自分で刺繍している
: 生徒に対しては立派な暗殺者になるための教育を兼ねている場合もあり、基本的に寛容だが、卑劣な手段を用いる者・慢心から他者に迷惑をかける者・命を顧みず危険なことをする者に対してはド怒り状態になって憤慨し、ドスのきいた声色で忠告する。また、自分の教え子に対して危害を加える人間にも激しい怒りを見せ、必要に応じては触手を用いて制裁を下している。また、生徒たちのことを学ぶため、校外でも貪欲に生徒たちの様子を観察し、時には変装して何らかのアドバイスをすることもあるが、明らかにプライバシーの侵害とも取れる行動も多い。教師にあるまじき行為の認識や羞恥心を有しており、理性が本能に負けたりすると真っ赤になり触手で顔を隠して恥ずかしがる。
: 後に茅野の蘇生手術を成功させ残りの力も使い果たし、最期は生徒たちの手によって地面に押さえられ、28人全員の出席を取った後、渚の対触手ナイフにネクタイごと[[心臓]]を貫かれ消滅した。
: 趣味は暗殺者への報復としての「手入れ」で、対象は人の心身・物品にまでおよぶ。どんなに精密な作業も一瞬のうちにやってのけることができ、暗殺決行中に攻撃を避けながら手入れすることもたびたびある。学校から支払われる教師としての給与のみで生活しており、その食や生徒らに対する「手入れ」へのこだわりにより月末は金欠状態になることがある。国家機密の存在でありながら人間に変装して行動することが多々あるが、怪しまれながらも周囲には人外だと気付かれていない。
: 正体は、様々なスキルを駆使して多くの暗殺をこなしてきた「'''死神'''」という通り名を持つ殺し屋であった人間の男性。月が爆発する2年前のある日に、仕事の最中に自身の唯一の弟子(E組が遭遇した「死神」)に裏切られて、柳沢が主任を務める研究所に「明晰な頭脳に強靭な肉体を持ち、戸籍も無いため死んでも文句を言われない存在」という理由から[[モルモット]]として捕らわれ、そこで人体で反物質を生成する研究の被験体とされた結果、異形になってしまった。そこでE組の前担任である雪村あぐりと出会い、徐々に彼女と心を通わせていった。その後、月で同じ実験をしていたマウスが月ごと爆発したことで、柳沢が自身を始末しようした際に、反物質の力を開放して全身異形の姿となり、暴走および脱走を図る。しかし、彼を止めようとしたあぐりが巻き込まれて致命傷を負ってしまい、自身の体を誰かを助けるために変化させなかったことを強く後悔した。そして、彼女の最後の言葉を実行するため『弱くなりたい』と願い、現在の姿となって、E組の前に現れた。トレードマークであるアカデミックドレスは、変異する際に潜んでいた山で見つけた[[カラムシ]]の糸を編み込み、炭で染めて自作した物で、ネクタイは自体「出会って一年の記念日」としてあぐりからプレゼントされたものだった。三日月のマークは後から自分で刺繍している。
: 最終決戦において、二代目と柳沢に生徒を巻き込んだ攻撃を庇わせて、ダメージを蓄積された上単身立ち向かった茅野を惨殺されかけたことで、ド怒りの黒を超える「全ての感情」を乗せた「純白の光」の段階に到達し、全ての力を乗せたエネルギー波の砲撃により二代目を攻撃し柳沢を余波で吹き飛ばし、二代目に言葉をかけた後対触手ナイフの一刺しで別れを告げた。
: 後に茅野の蘇生手術を成功させ残りの力も使い果たし、最期は生徒たちの手によって地面に押さえられ、28人全員の出席を取った後、渚の対触手ナイフにネクタイごと[[心臓]]を貫かれ消滅した。
: 消滅前に生徒一人一人に卒業アルバムとアドバイスブックを残しており、生徒たちはそれぞれそのアドバイスを参考に後に順調に志望の進路へ進んでいる。E組の意向で[[墓]]は作られず、成功報酬300億円の一部で購入された旧校舎周辺の裏山が、「二人(殺せんせーとあぐり)がいつでもいるところ、皆がいつでも帰ってこれる場所」として使われ、元E組生徒によって定期的に手入れが行われている。
 
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連載開始時の在籍は26人だったが、物語の展開過程で暗殺目的の転入生として律とイトナが加入し、計28名(男子15名、女子13名)で構成されるようになる。
 
生徒の暗殺タイプはの3種類のタイプに分かれているが、転校生である律とイトナは分類されていない。
*暗殺に積極的な生徒(磯貝、岡野、片岡、木村、倉橋、杉野、前原、三村、矢田)
*暗殺のサポートに回る生徒(岡島、茅野、神崎、渚、千葉、速水、原、不破)
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: 母である広海からは歪んだ愛情によって生き方や進路・外見を強制されているが憎もうとせず、彼女を危機から救った際に自分の思いのたけを明かし、進路についても文化祭での対話で了承を得た。また、夫婦不仲を堪えかねて妻と離縁した父とは今でも良好な関係を保っている。
: 成績不振からE組に落とされるが、それ以上に元同級生たちや元担任の大野から掌を返すように見放され、期待も警戒もされず誰にも認識すらされなくなった自分に絶望。劣等感から自身の命さえも軽視してしまうが、それでいて認められた人間が気にくわないという嫉妬の感情も持っている。良くも悪くも一目置かれている殺せんせーを当初は羨んでいたが、殺せんせーへの[[自爆テロ]]未遂を経て、劣等感は以前よりは少なくなった。肝心なところでスペルミスを犯す癖があるが、一学期期末テストの英語で学年6位を取っており、二学期期末テストでは総合14位を取っている。
: 運動能力や戦闘力は高くはないが、鷹岡が見せしめとして提案した対決戦では、烏間から腕利きの生徒として選ばれ「本物の[[ナイフ|戦闘用ナイフ]]」を手に取り戦い、周囲の予想以上のを超える暗殺力をもって勝利を収めるなど、「殺気を隠し、自然な体運びで対象に近付く才能」「殺気で相手を怯ませる才能」「『本番』に物怖じしない才能」など暗殺の才能に非常に長けているということが証明される。華奢な印象をかもしだす細身で小柄な容姿も相手を油断させ、才能の発揮に役立っている。暗殺の才能をロヴロも高く評価し、夏休みに特別講師として訪れた彼により[[猫騙し]]を応用した必殺技を伝授され、鷹岡に仕掛けられた復讐戦でも再び勝利している。上述した家庭事情に加え「死神」との戦いを経たことで「意識の波長」をハッキリと感じ取れるようになり、完璧とはいえないが死神のスキルの一つである[[#クラップスタナー|クラップスタナー]]を身につけるなど、暗殺に適した数々の才能・技能を持っていることに一時期強い戸惑いを抱くが、母親を殺し屋から守った後に「誰かを守るために使いたい」と考えるようになる。このときから持つようになった暗殺の才能の使い道も相まって、殺せんせーの過去を知った際には殺せんせー暗殺の任務への迷いを経て、イリーナの言葉を機に任務を遂行する以外の選択肢で恩師の命を救う方法を、同様に暗殺の任務に迷いを抱える生徒たちと共に模索しようとする。その過程でE組以前からの擦れ違いを抱えていたカルマと仲違いするものの、サバイバルゲームを通じた語り合いで和解、互いに呼び捨てで呼び合うようになる。
: 高校受験では、椚ヶ丘以上超過の難関校である『蛍雪大学付属高校』を受験。結果は補欠合格であったが、繰り上げ合格となる。また、この時期と前後して大学進学後の進路についても改めて考えるようになるが、さくらの言葉により自分が「教師」としての殺せんせーに憧れていたことに気付く。その後、殺せんせーとの最後の面談において「殺せんせーみたいな教師になりたい」と教師を目指す決意を明らかにする。
: 最終暗殺計画の発動により政府に拘束された際には、烏間の言葉の真意を悟り、自分たちがこれからどうすべきかをE組一同に提案する。脱出後は、広海の了承を得て最終ミッションに臨み、ホウジョウにクラップスタナーを決めるなどの活躍を見せた。最後は一同了承の下、自らの要望で殺せんせーに止めを刺した。後に離縁していた両親は復縁し、一家での生活も取り戻している。
: 7年後は不良校の「市立極楽高等学校」の教育実習生となっているが、身長は160cmと1cmしか伸びず、外見も髪を切った以外はほとんど変化していない。その見た目から不良たちに舐められていたが、番長の「殺すぞ」という言葉でスイッチが入って豹変し、一瞬で番長の背後をとって喉元に中指を突きつけて不良たちを驚愕させ、E組で培った力を生かして教師への道を進む姿が描かれている場面で物語は終わる。『卒業アルバムの時間』では、その後教育実習での実績を買われ、裏で手を回されてそのまま「市立極楽高等学校」に就職している。また、學峯からも手腕を見込まれて講師のスカウトを受けている。
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: 根は善良な優等生だが、己の「正義」を優先するため他人とぶつかり合うことが多く、作品開始時には、集団リンチを受けていた先輩を助けるために起こした暴力沙汰が原因で停学となっていた。渚の親友の一人で、彼とは3年間同じクラスになっている。喧嘩の腕っ節も強く、暴力的な高校生を倒すほどであるほか、頭が切れ器用なため「凶器やだまし討ちの基礎なら群を抜いている」と渚に評されている。また烏間の防御技術を見て習得し、実戦に取り入れるなど、E組生徒の中でもとりわけ戦闘面のセンスに非常に優れている。その反面拘束したグリップに手痛い仕打ち(鼻穴に[[からし|辛子]]や[[ワサビ|わさび]]を入れるなど)をしたり、女装した渚を写真におさめたり、「完全防御形態」になった殺せんせーをいじったりと、かなり悪戯好きな面がある。
: しかし、他者に対する警戒心の強い一面があり、先述の喧嘩の強さの一因ともなっている{{R|profile名簿}}。E組に入る以前より渚の暗殺の才能を(明確に「暗殺の才能」と認識してはいなかったが)見抜いており、表面的には良好な関係を保つ一方で警戒心を強めるようになり、停学処分を機に一時期疎遠な関係となってしまう{{R|profile名簿}}。E組にて渚と再会した後も、表面上は良好な関係を保っていたが、3学期初めに殺せんせー暗殺を続けるべきかどうかの議論が勃発したことで渚への感情を爆発させてしまい、サバイバルゲームで決着をつける一因となる。勝負では暗殺続行派を率いて渚たちを凌駕しようとするも、最終的には渚の強さを認めて自ら降伏し、和解後は呼び捨てで呼び合うようになる。
: 元々素行不良で、しばしば授業から勝手に抜けてしまう悪癖がある一方、成績は優秀だったため、元担任の大野からは依怙贔屓の対象にされていた。しかし当時のE組の生徒に暴力行為を働いていたA組トップ成績の生徒を大怪我させたことで大野から掌を返すように責められ、彼の保身もあってE組に落とされてしまう。その経緯から教師という存在そのものを不信感から見下すようになり、殺せんせーについても、命以上によりも精神的に「教師として殺したい」と望んであらゆる手を使って殺そうとする。最終的には崖から身を投げながら殺せんせーを狙うも、殺せんせーの驚異的な能力と教師としての責任感に救われ、殺せんせーに「健康的でさわやかな殺意」と評される明るい表情を見せるようになった。また、出題範囲通知外の設問が含まれる一学期中間テストで学年4位の成績を取った後も、「暗殺に従事している方が楽しい」という理由からE組に残留を望んだ。進路は国政を真に動かしている存在とみて[[官僚]]を目指している。
: 一学期期末テストでは生来のサボり癖と慢心から努力を怠った結果、得意科目だった数学の学年順位が2位から10位に落ち、学年順位も総合4位から13位にまで下がるという挫折を味わう。それにより敗北者の立場を知ったことで精神的成長を遂げ、普久間島では「相手を侮らず、敬意を持って警戒する」隙のなさでグリップとの戦いに勝利する。二学期中間テストでは学秀と1点差で学年2位、同期末試験では学秀を抜いて全教科で満点を取り、学年1位となる。
: 高校受験では、「追い出したと思った奴が戻ってきて自分たちの上に立たれるという本校舎の雑魚共の屈辱的な顔を3年間拝めることと、椚ヶ丘よりも学力の高い学校は多いが個人の学力で勝負して面白そうなのは恐らく学秀くらいしかいない」という理由から外部試験で椚ヶ丘を受験し合格する。
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: 渚とは席が隣同士ということもあって関係は良好。E組女子の中では唯一、渚から呼び捨てで呼ばれている。[[貧乳]]であることに強い劣等感を抱いているためそれらの話には敏感であり、賞金を手に入れたら「筋肉でもいいから胸囲を買いたい」と望んでいる。そのこともあって水泳に強い苦手意識を持っており泳げない。巨乳に憎悪を抱いているものの、矢田に関してはリゾート回で彼女が独自に築いた技術力を目の当たりにして心を開き対象からは除外している。また、体形の近さから子供の心の掴み方もうまい。[[カスタードプディング|プリン]]を初めとした大の甘いもの好きで、[[ケーキ]]の飾りは最後に食べるタイプ。暗殺に関しては通常はサポートに徹している。プリンを使った暗殺作戦では暗殺用プリン作りの指揮を執ったが、後にこれは本来の目的を隠すためのダミーの暗殺であったことが判明する。
: 3年時に他校から転入し、そのままE組落ちとなったため、当初は問題児であるカルマの存在や、入学式で悪目立ちした木村の本名を知らなかった。修学旅行の際に神崎と共に不良グループによる拉致被害に遭ったが、この際神崎の過去を知ったことを切っ掛けに神崎とは打ち解けた間柄となっている。
: その正体はE組の前担任・雪村あぐりの実妹であり、かつて「'''磨瀬 榛名'''(ませ はるな)」という芸名で席巻し、現在は事務所の意向で長期休業中{{Efn2|元々E組潜伏とは無関係の休業であった。}}の元天才[[子役]]の「'''雪村 あかり'''(ゆきむら あかり)」。「茅野カエデ」という名前はかつて自身が出演したドラマの没となった役名を流用した偽名。本来は黒髪で少しウェーブのかかった髪型だったが、正体を隠すため現在の緑色の[[ツインテール|ツーサイドアップ]]の外見となっていた。姉が手伝いに行っている研究所を訪れた際に触手の怪物が姉の血を弄ぶ場面に遭遇してしまう。現場で発見した触手の種とそのデータ、怪物の書き置きなどの僅かな情報を頼りに姉の仇討ちを決意し、[[住民票]]を偽造して椚ヶ丘中学校3学年に編入、さらに理事長室の備品を故意に破壊することでE組に落とされるよう仕向けている。その後は自らに触手を移植し、暗殺決行の時まで正体を隠すため、偶然隣の席になった渚の印象を際立たせることで自身をクラスに同化させていた。約1年に及ぶE組での殺せんせーと過ごした日々から姉殺害に関して疑念を感じたものの、膨れ上がった触手の殺意に押し負けた結果、冬休み直前に温存していた触手を解放して殺せんせーを急襲した後、自身の正体と目的をE組の生徒たちに明かして殺せんせーに一騎討ちを挑む。1年近く触手の拒絶反応に苛まれていたことで心身共に限界寸前だったが、己の生命力を与えて着火した触手で戦って殺せんせーを追い詰める。その代償として触手の暴走を招き生命の危機に瀕したが、渚の秘策としての[[接吻|口づけ]]で興奮がピーク絶頂に達し失神した隙に触手を除去され、危機を脱する。その後は誤解に囚われていた自分を深く反省し涙ながらに改心し、2週間の入院を経て復帰する。前述の口づけで渚に心を奪われると共に、E組一の殺し屋は自分では無く渚だと認識し、徐々に異性として意識するようになる。バレンタインでは、彼への本心を隠せずに縮こまるほどに意識していたが、渚の将来を応援することを決意する。
: 触手があったころはE組内では勉強面でも運動面でも目立った部分はなかったが、元々は転入試験で椚ヶ丘に楽に合格できるほどの学力を有しており、また役者業で鍛えていたもあって岡野と同等以上の身のこなしができるなど、様々な面で非常に高い能力を持っている。ただし、巨乳へのコンプレックスは触手の影響で増幅されてこそいたが姉の影響で元から持っていた模様。クラスメートとの接し方についても、触手があった時は渚や杉野など一部のキャラクターを除くと女子の場合は「さん」、男子の場合は「君」付けで呼ぶなどやや距離を置いて接していたが、触手が無くなった後は倉橋を「陽菜乃ちゃん」と呼ぶようになっており、徐々に他のクラスメートとの距離も縮めている。本名が明かされた後も作中やE組での名義は「茅野カエデ」のままであり、本人も呼ばれているうちに気に入ったとの理由でこの名前を使用している。
: 自身が元でE組が真実を知ったことを内心後悔しており、その思いから最終決戦では二代目に単身立ち向かう。二代目の触手に貫かれ一度は絶命するも、殺せんせーの外科手術により蘇生を果たすこととなった。
: 高校卒業と同時に役者業に復帰し、7年後は朝ドラでスタント無しの演技を行ったりと女優として活躍している。黒髪の長髪に戻しており、身長も157cmまで伸びている。渚との個人的な交流はその後も続いているようだが、渚に会いに行ったら彼の教え子たちも一緒にいたなど、正式に異性として付き合っているわけではない模様。
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: 出席番号5番。眼鏡をかけた三つ編みの女子生徒。
: 内気で臆病な性格をしており、クラスメートにも常に丁寧な口調で接する。また、純朴で素直すぎる性格のため、嘘がつけず騙されやすい。眼鏡を外すと「3」の字型の目をしている。
: 自ら[[水酸化ナトリウム]]や強力[[瀉下薬|下剤]]などを生成できるほど[[化学]]の才能に非常に長けているが、その他の科目、特に[[国語 (教科)|国語]]が非常に苦手でE組に落とされた。「標的を騙すため、そして将来的に[[理科]]の才能を活かすためにも人に物事を効果的に伝えるための国語力を身につけること」という殺せんせーの指導を受け、それまで以上によりもクラスメイトとの親交関係を深めるようになった。「怪しげな薬とか作れそう」という理由からカルマに好感を持たれており、最も話しやすい異性として互いに認識している。理科の一学期中間テストで学年17位、同期末テストで1位を取っている。暗殺関連の能力を見ると完全な一点特化型で、化学をはじめとした技術関係以外の能力は全体的に最低水準ではあるものの、得意としている化学は飛び級クラスで烏間曰く自分が教えられる範囲を超えているとのこと。
: 7年後は医療研究機関で、殺せんせーの活性粘液をヒントにどんな[[血液型]]にも輸血できる人工血液を開発している。
; {{Anchors|片岡メグ}}片岡 メグ(かたおか メグ)
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: 出席番号21番。[[おかっぱ|ボブカット]]の女子生徒。
: 律の名付け親。父・兄と続く『[[週刊少年ジャンプ]]』愛読者で、好きな言葉は「友情」「特殊能力」「勝利」。『ジャンプ』だけでなく『[[週刊少年サンデー|サンデー]]』や『[[週刊少年マガジン|マガジン]]』にも精通しており、特に[[ミステリ]]を好んでいることもあって観察眼が非常に鋭く、リゾートで[[#スモッグ|スモッグ]]の正体を看破したり、殺せんせーを連想する連続下着盗難事件で真犯人がいることを予測したりなど、随所でE組のトラブルを解決に導いている。反面、[[2次元|二次元]]にのめり込みすぎる傾向があり、少々思い込みが激しい一面がある。また、さりげなく[[ステルスマーケティング]]を取り入れた発言をするなど、[[メタフィクション]]な言動を見せる。
: マスコミ志望は学歴も欲しいという殺せんせーのアドバイスから、不破の学力以上超過の高校を受験するようである。
: 大学卒業後は[[集英社]]に就職、少女誌担当となる。
; {{Anchors|矢田桃花}}矢田 桃花(やだ とうか)
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: 演 - [[長村航希]]
: 出席番号3番。坊主頭の男子生徒。
: 写真撮影を趣味にしており、将来は[[写真家|フォトグラファー]]を志望している。顔だけなら二枚目だが自他共に認めるド変態で、夜中の校庭を[[ストリーキング (パフォーマンス)|裸で走り回る]]ほか、それ回る行為にも及ぶほどエロの話題には敏感である。好みのタイプは巨乳。殺せんせーも巨乳好きであることを利用し、大量のエロ雑誌を用意して殺せんせーを誘き寄せる罠を考案したが失敗している。
: 普段のスケベな言動で同級生を閉口させることも多い反面、本質的には明朗活発なムードメーカーで、クラス内ではしばしば音頭を取っている。軽率な言動が若干目立つ傾向にあり、他のE組生徒共に禁止されていた市街地でのフリーランニングの訓練を先陣を切って敢行した結果松方を負傷させる発端となってしまったこともあり、以降は態度を改め軽率な言動はとっていない。
: 高校卒業と同時にフリーカメラマンとなり、7年後は髪を伸ばしている。
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: 演 - 大岡拓海
: 出席番号15番。鋭い目付きを前髪で隠している寡黙な性格の男子生徒。
: 普段は口数は少なく、人前では自分の感情を見せないことが多い。空間計算に長けており、遠距離射撃の腕前はクラス屈指で、E組男子内では射撃術1位。言い訳をしない芯の強さを持つが、自らの目力の強さを気にして、必要以上に人前であまり感情を見せなくなったため、両親の無理解を受けるようになり、本校舎のクラスでも孤立していた。
: 夏期講習では速水同様、殺せんせーの暗殺作戦の失敗に意気消沈するも、ガストロとの戦いで殺せんせーやE組の「仲間」との信頼関係を再認識して自信を取り戻し、戦いを勝利に導く。[[建築士]]を志望しているため、時に建築様式や建築美術に関する造詣の深さを見せることがある。
: 大学進学後に見た目のせいで就職活動が難航するが、速水のアドバイスを受けて設計事務所を開設した。
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: 同僚である烏間に仕事を通して好意を抱くようになるなど、E組に来てからは年相応の一面を見せるようになり自身でも驚きつつ楽しんでいたが、反面で自身の生い立ちや生業から戸惑いや葛藤も抱いていたため、「プロ」の責任を優先する烏間や彼との仲をけしかける生徒たちとすれ違いが生じた際は、その隙を狙った「死神」に唆され、E組での自分を否定し彼に協力してしまう。「死神」の計画下で生徒たちを追い詰めもしたが、騒動の中で生徒の発言で考えを改めた烏間と和解。騒動後、本人は生徒を裏切り、殺す可能性があったことを理由にクラスを去ることを考えたが、生徒たちに改めて迎え入れられクラスに復帰する。それ以降は生徒たちに合わせるために服装と髪型を落ち着いたものに変えている。
: 殺せんせーの過去の告白を受けて、暗殺の任務にためらっている生徒たちに、これまでの暗殺者としての自分の過去を省みつつ、自分の本心と向き合った上で暗殺を続けるかどうか決めるよう助言する。
: E組卒業後は烏間の助言で殺し屋を廃業し、彼が室長を務める防衛省の諜報部に転職。同時に烏間と結婚し一人娘を授かっている。結婚後は、烏間との上下関係が結婚前以上に確立されているようで、烏間には逆らえなくなっている。また、烏間との夜の営みは一度も勝てたことが無いようで、悔しい思いをしつつも烏間に逆らえなくなった理由の1つであることが窺える。
; 雪村 あぐり(ゆきむら あぐり)
: 声 - [[川澄綾子]]
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: 椚ヶ丘中学の生徒会長。理事長の一人息子でもあるが、理事長とは互いに「浅野君」「理事長」と呼び合い、親子を逸脱した険悪な関係にある。全国模試1位の秀才で、一学期中間試験でも学年1位であった。また交遊関係も広く、海外に友人が多数おり、その関係で英語・[[フランス語]]・[[ポルトガル語]]・[[韓国語]]を話せる。さらに武道の心得もあり、暗殺の訓練を受けたE組生徒を軽く蹴散らすなど身体能力も極めて高い。
: 表向きは爽やかな優等生を演じており周囲からの信頼も厚いが、本性は傲岸不遜で腹黒い戦略と支配欲を巡らせており、実の父である學峯さえも自分が支配しようと企んでいる。しかしその内心では家族でも容赦ない制裁行動を取る學峯を恐れてもいる。悪辣な妨害や横槍を得意とする父に対し、自らの人脈や知恵を駆使して真っ向勝負を挑んでくるため敵味方問わず高く評価されている。五英傑含めA組を手駒扱いしているが、A組に対する思いやりは持っている。また、人望もあり、敗北によってむしろ結束は強まっていた。
: 一学期期末テストでは學峯からの指示でA組の自主勉強会を開いて成績をさらに向上させるよう努めていたが、その一方で學峯が必要以上過度にE組に介入していることや不審者(=殺せんせー)がいるとの噂から學峯が何かを隠していると疑念を抱いていた。その矢先に荒木たちがE組に賭けを持ちかけたためそれを利用し、勝利してE組を自分たちA組の奴隷にすることで隠し事が何かを突き止めて父親の弱みを握り、支配しようと目論んだ。しかし期末テストでは自身こそ学年で総合1位を取ったものの、荒木たち4人が足を引っ張ったため結局はE組との賭けに敗北。そのことで學峯から侮辱されたためE組に敵愾心を燃やすも、体育祭の棒倒しでもE組に敗北したことで學峯からリーダー失格の烙印を押されてしまう。その後、文化祭での経験から學峯の教育方針に疑問を抱くようになり、A組の担任となった學峯のE組への憎悪を煽る洗脳めいた教育方法への危機感から、E組に頭を下げてまでも「父の教育方針を壊して欲しい」と依頼する。その後、二学期期末試験では、「自分の外にも世界がある」と気付いたカルマに順位を抜かれ学年トップの地位を保持できなかった。これを機に真っ向から學峯の教育方針を拒絶し、殴り倒されてしまうが「やっと父親らしいあんたを見れた気がする」ともらす。その後、學峯が殺せんせーの教育方針とE組を正式に認めてからは、冷え切った父子関係が少しずつ改善され、學峯を「父さん」と呼ぶようになる。
: 殺せんせーの存在が公になったことでE組の秘密を知り、卒業式ではE組に取材を行おうとするマスコミに対し、A組を率いて擁護した。
: 高校ではカルマとトップ争いを繰り広げ、卒業後は[[マサチューセッツ工科大学]]に留学し、[[シリコンバレー]]で起業している。
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; {{Anchors|浅野學峯}}浅野 學峯(あさの がくほう)
: 声 - [[速水奨]] / なし / [[石川英郎]]
: 演 - [[日向丈]]<ref>{{citeCite web|和書|url=http://sticker-inc.com/talent/joe_hyuga.php|title=日向丈|TALENT|株式会社ステッカー |publisher=株式会社ステッカー |accessdate=2016-07-24}}</ref>
: 椚ヶ丘学園理事長を務める男性教諭。41歳<ref name="profile15">15巻プロフィールより。</ref>。徹底的な合理主義の持ち主であり、創立わずか10年で同校を全国指折りの優秀校にした敏腕運営者{{Efn2|ただし、椚ヶ丘より難関の蛍雪大付属ですら公立の滑り止めで受験する者も多く、竹林が受験して不合格になった国内最難関校も別に存在するなど、実際には椚ヶ丘より難易度の高い学校は多く存在する。}}。学秀の父親だが、息子に支配者としての英才教育を施し、さらには「父であろうと蹴落とせる強者」であるようにと教えた上でお互いに実践しているため、周囲からは「乾いた親子関係」と見られている。
: 「5%の怠け者と95%の働き者を作る」という考えを基にした合理主義から、学校全体で意図的にE組生徒を差別して貶めさせることで、残りの優秀な生徒のやる気と才能を引き出すよう仕組んでいる。表向きは柔和な言動を見せ、生徒に分け隔てなく接するように振る舞うが、同時に人を畏怖させる冷徹な威圧感を放っており、校内関係者の中には彼に怯える者も少なくない。この二面性を巧みに使い分けることで、短時間で学力や運動性能を向上させるなど、教育者として非常に高い技術を持っている。また来日した研修留学生4人を一度に相手し瞬く間に倒すなど、戦闘技術も高い。自身が掲げている「E組の生徒をあくまで差別に相応しい対象として存在させる」という運営方法のためには妨害や卑怯な手段も平気で行うが、あくまで教育理念を優先しているため結果的にE組の利益となるような行動にも躊躇はない。
: 学校設立前は現在E組の教室として使われている旧校舎で開いていた私塾「椚ヶ丘学習塾」で教鞭をとっていた。当時は「生徒を伸び伸び育てる方針」を掲げており、生徒にも慕われ、彼の経歴や実績で開塾から3年が経つころには塾の生徒も増えていっていたが、塾の第1期生の一人「池田陸翔(声 - [[山下大輝]])」が塾卒業後に学校の部活の先輩から暴行や金品の窃盗などの悪質な[[いじめ]]を受けて自殺したことから自分の方針が間違っていると思い込み、「例え弱者を踏みつけようと、より社会で強く生きていける生徒を育てる」という理想へと歪んでしまう。それ以降は池田を自殺に追い込んだ者たちを[[ギャンブル依存症|ギャンブル中毒]]の廃人へと言葉巧みに誘導するなど、人を動かすためのあらゆる強さを学び直し、学校設立後はかつての「弱い自分」の象徴だった校舎を弱者への見せしめの場であるE組として利用するようになっていた。前述の椚ヶ丘学習塾の第1期生たちが塾を卒業する際にプレゼントされたネクタイピンを現在でも愛用しており、彼らに対して特別強い思い入れがあることが窺える。
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: 演 - [[吉田鋼太郎]]
: 椚ヶ丘中学校の3年D組担任の男性教諭で、渚とカルマの元担任。生徒思いの熱血教師のように振る舞っているが、実際には生徒の成績だけで分け隔てをし、自らの面目のことしか頭にない事なかれ主義の人物。E組に対しても傲慢な態度を取っており、カルマをE組に落とした際「おめでとう」と発言したりと陰険な性格でもある。成績が悪かった渚を粗雑に扱う一方で、好成績を収めていたカルマを依怙贔屓し素行不良な面を黙認していたが、カルマがE組の先輩生徒をいじめていたA組の優等生に制裁を加えたことで一転して冷淡な態度を取るようになり、カルマに教師に対する不信感を植え付けた張本人である。
: 二学期末のテスト問題作成時にも登場したが、學峯が今まで以上により難易度の高い問題を作るよう全教師に命じると、大野自身も「こんな難しい問題は中学生に出題するレベルではない」と発言し、學峯の考え方に驚愕すると同時にそれまで以上のを超える恐怖を感じていた。
; 松村 茂雄(まつむら しげお){{R|profile名簿}}
: 声 - [[巻島直樹]]
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; {{Anchors|レッドアイ}}レッドアイ
: 声 - [[楠大典]] / [[三木眞一郎]] / なし
: 演 - [[阿部力]]<ref>{{citeCite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/173579|title=山田涼介主演「暗殺教室 -卒業編-」、レッドアイ役に阿部力|publisher=映画ナタリー|date=2016-01-25|accessdate=2016-01-25}}</ref>
: サングラスをかけた長身の男性暗殺者。腕利きの狙撃手で、[[中東]]の砂嵐の中でも2km先の標的を仕留めたという実力の持ち主。犯罪者だが、無関係者(ターゲットではない相手)を巻き込まず、自分が殺されるかもしれない状況を受け入れるなど、性格は潔い。彼の持つ銃の[[スコープ]]に映った標的が血で赤く染まらないことはなかったという噂から、「レッドアイ」の通称で呼ばれている。作中では、[[ボルトアクション方式]]の[[L96A1|ライフル銃]]([[照準器|スコープ]]付き)を使用。暗殺歴は8年、過去の殺害人数は35人。また、世界各国の[[狩猟免許]]を持っている{{Efn2|作中でも仕事で使っているのは実在の軍用狙撃銃であり、狩猟用は別のライフルであることが描かれている。}}。
: 烏間からの依頼により、京都の修学旅行中に生徒の手助けを得ながら殺せんせーを暗殺しようとするが、いずれも失敗してしまい自信を喪失する。その後、存在を察知していた殺せんせーに接触され彼との会話で殺せんせーの教師らしさを知り、自身の無力さを認めて任務を辞退。一つの色に拘らず、様々な色を見ていこうと一人で京都観光を楽しむことにした。しかし秋ごろに死神に襲撃され、一命は取り留めたものの深手を負わされる{{R|profile名簿}}。その後一時は死線を彷徨ったが若いため回復が早く、椚ヶ丘中の学園祭に訪れた際はE組に仕留めた雉を差し入れした。その後はプロのハンターとして自分の番組を持つほどの有名人となる。
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: 元々は、有名バイオ企業の御曹司として生まれた科学者であり、当時は国を超えた非公式研究組織の主任を任され、生物細胞を利用しての反物質細胞を作製する実験を計画していた。弟子の裏切りで捕縛された「明晰な頭脳に強靭な肉体を持ち、戸籍も無いため死んでも文句を言われない」存在である「死神」を実験素材として入手し、実験の結果、見事に反物質細胞の作製に成功するも、「死神」はその影響で徐々に人ならぬ姿に変貌してしまう。また茅野(あかり)の姉・あぐりとは婚約者であったが、実際には親と仕事絡みによる実質的な[[政略結婚]]であり、彼女に対しても、「死神」同様の「死んでも誰も文句を言わないモルモット」としか考えておらず、普段からパワハラ(DV)同然のぞんざいな扱いをしていた。あぐりに目を付けた目的は、自らに欠けている「情熱」を補うべくただ愚直に目標に向かって没頭する彼女の熱を取り込むことだった。あぐりとの関係もあって、彼女の実妹である茅野の兄とも自称しているが、当人からは初対面時より傲岸不遜な本性を見抜かれ、忌み嫌われている。月で同様の実験をしていたマウスが月ごと爆発したことで「死神」を始末しようと目論むも、あぐりからは裏切られた挙句「死神」から反撃を受け、左目を潰されてしまう。これ以降、殺せんせーに対しては自身の研究を台無しにされたことへの逆恨みから激しい憎悪を向け、彼を始末する目的を果たすためだけに奔走するようになる。些細な誤解から殺せんせーへの殺意を抱いた茅野についても、触手による心身への影響を気に掛ける素振りをする一方で、その裏では自らの目的を果たすための駒として利用しようと協力を仰ぐも、当人からは最後まで拒絶され続け、最終的に彼女の改心も相まって、利用することを諦めている。騒動直後に「二代目」なる人物と共にE組の生徒たちと殺せんせーの前に現れ、イトナや茅野を利用した殺せんせー討伐の失敗から「3月までには確実に殺せんせーを殺す」と宣言する。
: 最終暗殺計画終盤に二代目「死神」と共にE組を急襲し、一同の前で殺せんせーの暗殺を宣言。この時は自身の肉体の主要器官に触手を埋め込み、人間の状態を保ったままで触手生物に準ずる力を入手した状態となった。その力を持って二代目と共に生徒を巻き込むやり方で殺せんせーを攻撃するも、二代目に貫かれた茅野を嘲笑ったことで殺せんせーの逆鱗に触れ、殺せんせーのエネルギー波の余波で吹き飛ばされ、身体に触手を埋め込んでいたことが災いして「地の盾」に叩きつけられ、四肢はちぎれ全臓器に大ダメージを受け生命維持装置無しに生きられない寝たきりとなる。一連の研究も「実用に値せず」の烙印を押されるという、ある意味死よりも悲惨な結末を迎えることとなった。アニメ版では、その後が描かれておらず、生死は不明。
: 実写映画版では、二代目死神が登場しないため自分自身に触手を注入して巨大化し、ラスボスのキャラクターも担う。演者の成宮は柳沢について「頭がいいあまり、曲がった方向へ行ってしまった悲しいキャラクター」と評している。原作中でも「全ての勝負に勝ってあらゆる敵を蹴落としてきた」(157話)という記述や、自身の体に触手を埋め込んでもイトナや茅野のように副作用に悩まされることなく順応していた描写などから、頭脳だけではなく万能の天才であったことがうかがえる。
; {{Anchors|スモッグ}}スモッグ
: 声 - [[伊丸岡篤]]
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== 売上・発行部数 ==
1巻の初版は30万部だったが、わずか半年でヒットの指標とされる累計発行部数100万部を超えた<ref name="ruikei">{{Cite web |和書|url=https://mantan-web.jp/article/20130513dog00m200017000c.html |title=暗殺教室:コミックス1巻が半年で100万部 異例の大台突破 |publisher=MANTAN WEB |date=2013-05-13 |accessdate=2020-09-22}}</ref>。メディアミックスなしでの累計100万部突破は異例とされている{{R|ruikei}}。わずか6巻'''初版100万部'''を突破<ref>週刊少年ジャンプ2013年44号3頁</ref>。同日発売した[[藤巻忠俊]]の漫画「[[黒子のバスケ]]」24巻と同時に初版100万部を突破し「週刊少年ジャンプ」で、100万部突破作品が同時に誕生するのは初めてとなった<ref>[https://www.cinematoday.jp/news/N0056788 「黒子のバスケ」「暗殺教室」が初版100万部突破!ジャンプ史上初の同時達成]</ref>。20162023710月時点で累計発行部数は2500'''2700万部'''を突破している<ref>{{Cite webTwitter status2|url=https://www.ansatsu-anime.com/comic/ fujitv_movie|title=COMIC 原作情報 1708768789330813079|publisher4=TVアニメ『暗殺教室』公式サ@fujitv_movieの2023年10月2日のツ |date5=20162023-0710-04 |accessdate=2020-09-2202}}</ref>。
 
== 書誌情報 ==
733 ⟶ 730行目:
 
* 松井優征 『暗殺教室』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、全21巻
*# 「暗殺の時間」2012年11月7日第1刷発行(11月2日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-870596-5|title=暗殺教室 1 |publisher=集英社 |accessdate=2012-11-2}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-870596-5}}
*# 「大人の時間」2012年12月31日第1刷発行(12月28日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-870604-7|title=暗殺教室 2 |publisher=集英社 |accessdate=2012-12-28}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-870604-7}}
*# 「転校生の時間」2013年3月9日第1刷発行(3月4日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-870633-7|title=暗殺教室 3 |publisher=集英社 |accessdate=2013-3-4}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-870633-7}}
*# 「まさかの時間」2013年5月7日第1刷発行(5月2日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-870667-2|title=暗殺教室 4 |publisher=集英社 |accessdate=2013-5-2}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-870667-2}}
*# 「才能の時間」2013年7月9日第1刷発行(7月4日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-870769-3|title=暗殺教室 5 |publisher=集英社 |accessdate=2013-7-4}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-870769-3}}
*# 「水泳の時間」2013年10月9日第1刷発行(10月4日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-870821-8|title=暗殺教室 6 |publisher=集英社 |accessdate=2013-10-4}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-870821-8}}
*# 「島の時間」2013年12月31日第1刷発行(12月27日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-870854-6|title=暗殺教室 7 |publisher=集英社 |accessdate=2013-12-31}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-870854-6}}
*#* アニメDVD同梱版、{{ISBN2|978-4-08-908203-4}}
*# 「チャンスの時間」2014年3月9日第1刷発行(3月4日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-880028-8|title=暗殺教室 8 |publisher=集英社 |accessdate=2014-3-5}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-880028-8}}
*# 「衝撃の時間」2014年5月7日第1刷発行(5月2日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-880059-2|title=暗殺教室 9 |publisher=集英社 |accessdate=2014-5-18}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-880059-2}}
*# 「泥棒の時間」2014年7月9日第1刷発行(7月4日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-880137-7|title=暗殺教室 10 |publisher=集英社 |accessdate=2014-7-4}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-880137-7}}
*# 「体育祭の時間」2014年10月8日第1刷発行(10月3日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-880194-0|title=暗殺教室 11 |publisher=集英社 |accessdate=2014-10-3}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-880194-0}}
*# 「『死神』の時間」2014年12月31日第1刷発行(12月27日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-880223-7|title=暗殺教室 12 |publisher=集英社 |accessdate=2014-12-27}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-880223-7}}
*# 「進路の時間」2015年3月9日第1刷発行(3月4日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-880317-3|title=暗殺教室 13 |publisher=集英社 |accessdate=2015-3-4}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-880317-3}}
*# 「期末の時間」2015年5月6日第1刷発行(5月1日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-880354-8|title=暗殺教室 14 |publisher=集英社 |accessdate=2015-5-1}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-880354-8}}
*# 「嵐の時間」2015年7月8日第1刷発行(7月3日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-880425-5|title=暗殺教室 15 |publisher=集英社 |accessdate=2015-7-3}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-880425-5}}
*# 「過去の時間」2015年10月8日第1刷発行(10月3日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-880485-9|title=暗殺教室 16 |publisher=集英社 |accessdate=2015-10-3}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-880485-9}}
*# 「分裂の時間」2015年12月31日第1刷発行(12月28日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-880581-8|title=暗殺教室 17 |publisher=集英社 |accessdate=2015-12-28}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-880581-8}}
*# 「バレンタインの時間」[[2016年]]3月9日第1刷発行(3月4日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-880627-3|title=暗殺教室 18 |publisher=集英社 |accessdate=2016-3-4}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-880627-3}}
*# 「登校の時間」2016年4月9日第1刷発行(4月4日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-880651-8|title=暗殺教室 19 |publisher=集英社 |accessdate=2016-04-04}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-880651-8}}
*# 「卒業の時間」2016年6月8日第1刷発行(6月3日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-880686-0|title=暗殺教室 20 |publisher=集英社 |accessdate=2016-06-03}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-880686-0}}
*# 「ありがとうの時間」2016年7月9日第1刷発行(7月4日発売<ref group="集">{{Cite web|和書|url=https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-880727-0|title=暗殺教室 21 |publisher=集英社 |accessdate=2016-07-04}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-08-880727-0}}
 
=== 参考書 ===
*松井優征、久麻當郎、阿部幸大 『暗殺教室 殺たんA』ジャンプ ジェイ ブックス(集英社)、2014年8月4日発売<ref group="集">{{Cite web |和書|url=https://j-books.shueisha.co.jp/books/ansatukyositu_korotan.html |title=暗殺教室 殺たんA |publisher=集英社 |accessdate=2022-02-12}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-703327-4}}
*松井優征、久麻當郎、阿部幸大 『暗殺教室 殺たんB 基礎単語でわかる! 熟語の時間』ジャンプ ジェイ ブックス(集英社)、2015年5月1日発売<ref group="集">{{Cite web |和書|url=https://j-books.shueisha.co.jp/books/ansatukyositu_korotan_kisotango.html |title=暗殺教室 殺たんB 基礎単語でわかる! 熟語の時間 |publisher=集英社 |accessdate=2022-02-12}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-703327-4}}
*松井優征、久麻當郎、阿部幸大 『暗殺教室 殺たんC 解いて身につく! 文法の時間』ジャンプ ジェイ ブックス(集英社)、2016年4月4日発売<ref group="集">{{Cite web |和書|url=https://j-books.shueisha.co.jp/books/ansatukyositu_korotan_toite.html |title=暗殺教室 殺たんC 解いて身につく! 文法の時間 |publisher=集英社 |accessdate=2022-02-12}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-703392-2}}
*松井優征、[[日下部匡俊]]、東京大学数学対策チーム『暗殺教室 殺すう まるごと中学基礎数学』ジャンプ ジェイ ブックス(集英社)、2016年5月30日発売<ref group="集">{{Cite web |和書|url=https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-703393-9 |title=暗殺教室 殺すう まるごと中学基礎数学 |publisher=集英社 |accessdate=2022-02-12}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-703393-9}}
*松井優征、久麻當郎、阿部幸大 『暗殺教室 殺たんD センター試験から私大・国立まで! 問題集の時間』ジャンプ ジェイ ブックス(集英社)、2017年9月4日発売<ref group="集">{{Cite web |和書|url=https://j-books.shueisha.co.jp/books/ansatukyositu_korotan_center.html |title=暗殺教室 殺たんD センター試験から私大・国立まで! 問題集の時間 |publisher=集英社 |accessdate=2022-02-12}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-703425-7}}
 
=== ファンブック ===
*松井優征 『暗殺教室 公式キャラクターブック 名簿の時間』2015年3月4日発売<ref group="集">{{Cite web |和書|url=https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-880386-9 |title=暗殺教室 公式キャラクターブック 名簿の時間 |publisher=集英社 |accessdate=2022-02-12}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-880386-9}}
** 雑誌に掲載された扉絵や、実写映画のカラービジュアル、雑誌での特別企画に加え、刊行時点での既刊12巻分のストーリーの内容、それまでに登場する全登場人物の基本設定が網羅されているほか、(単行本の描き下ろしページと同様に)物語の補足としてストーリー内では苗字のみ触れられていた人物のフルネームや、各人の人物像・人間関係に関する裏設定が書かれている。なお、これらの裏設定の一部は、13巻以降の内容の伏線を暗示する重要な手掛かりにもなっている。
** 他にも、作者・松井がそれぞれ、実写版で渚を演じた山田、実写映画版の監督を務めた[[羽住英一郎]]、テレビアニメ版で殺せんせーの声を担当する福山と行った対談が収録されている。
*松井優征 『暗殺教室 公式イラストファンブック 卒業アルバムの時間』2016年7月4日発売<ref group="集">{{Cite web |和書|url=https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-880740-9 |title=暗殺教室 公式イラストファンブック 卒業アルバムの時間 |publisher=集英社 |accessdate=2022-02-12}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-880740-9}}
**全カラーイラストや、秘蔵設定資料、前作『魔人探偵脳噛ネウロ』のイラストが収録されている他、E組生徒の進路などの情報やジャンプ本誌の投票で選ばれた人物の未来が収録されている。
 
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2015年1月より6月まで[[フジテレビジョン|フジテレビ]]・[[関西テレビ放送|関西テレビ]]・[[東海テレビ放送|東海テレビ]]・[[北海道文化放送]]・[[BSフジ]]ほかにて放送された。BSフジでは、2013年3月をもって『[[ノイタミナ]]』枠作品{{Efn2|本作品はノイタミナ枠作品では無いが、ノイタミナ枠に隣接した時間の番宣CM放送やノイタミナ新作発表イベントなどで、本作品アニメの放送がPRされている。}}のネット放送が打ち切りとなって以来の、フジテレビ製作深夜アニメ放送ということになる{{Efn2|ただし、土曜午前中の放送となる。}}。
 
2014年11月には、「ジャンプスペシャルアニメフェスタ2014」にて殺せんせーと烏間の出会いを描く完全オリジナルエピソード「episode:0 出会いの時間」が上映された<ref>{{Cite web|和書|publisher=YAHOO|url=http://ansatsu-anime.com/news/detail.php?id=1015870|title=「暗殺教室」の特製フライヤーの配布が決定しました|accessdate=2014-11-10}}</ref>。
 
作中の授業パートは第1期・第2期とも[[通信教育]]の[[Z会]]に監修を依頼している。
 
フジテレビで2015年1月24日に予定されていた第1期第3話の放送は、「情勢に配慮」という理由から中止されることになった<ref>{{Cite web|和書|publisher=ORICON STYLE|url=https://www.oricon.co.jp/news/2047655/full/|title=『暗殺教室』第3話が放送休止「情勢に配慮」|accessdate=2015-01-23}}</ref><ref>{{Cite web|和書|publisher=時事通信|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015012301041|title=フジテレビがアニメ放送中止|accessdate=2015-01-24}}</ref>。同局広報によると、[[ISILによる日本人拘束事件]]に配慮したという。その後の放送については公式ホームページなどで告知するとしていた<ref>{{Cite web|和書|publisher=読売新聞|url=https://web.archive.org/web/20150128132002/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150123-00050139-yom-ent|title=フジ「暗殺教室」放送休止…ナイフ振り回す場面|accessdate=2015-01-23}}</ref><ref>{{Cite web|和書|publisher=MANTANWEB|url=https://mantan-web.jp/article/20150123dog00m200053000c.html|title=暗殺教室 :アニメ第3話が放送見送り 日本人拘束事件に配慮|accessdate=2015-01-23}}</ref><ref>[http://www.ansatsu-anime.com/news/detail.php?id=1018338 【放送休止情報】フジテレビ本日放送予定 第3話](番組公式サイト)</ref>。その第3話のフジテレビでの放送は、同年1月31日(30日深夜)に行われた<ref>[httphttps://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/01/30/0007701838.shtml フジ社長 「暗殺教室」延期問題で持論/芸能/デイリースポーツ online]</ref><ref>{{Twitter status|ansatsu_anime|561348878960582656}}</ref>。
 
2015年4月、第1期の放送期間中にテレビアニメ第2期(SECOND SEASON)の制作が決定し<ref>{{Cite web |和書|url=http://dengekionline.com/elem/000/001/043/1043507/ |title=TVアニメ『暗殺教室』第2期制作決定! 実写映画版の続編制作も発表 |publisher=電撃 |date=2015-04-24 |accessdate=2015-04-24}}</ref>、2016年1月より6月まで放送された。この2期は当初予定されておらず、放送中の視聴者の応援によるものであることをシリーズ構成の[[上江洲誠]]が明かしている<ref>{{Twitter status|uezux|684939370927800320|上江洲誠(uezux)のTwitterの発言 (19:27 - 2016年1月6日)}}</ref>。また、原作の中盤にあたる第14話までを「SECOND SEASON」、終盤にあたる第15話以降を「FINAL SEASON」として扱っている。
 
2016年4月15日にフジテレビで放送が予定されていた第15話は、[[熊本地震 (2016年)|熊本県で起きた大地震]]による[[報道特別番組]]のため、当日の放送を休止した<ref>{{Cite web |和書|url=http://ansatsu-anime.com/news/detail.php?id=1034851 |title=第15話「告白の時間」放送休止のお知らせ|publisher=TVアニメ「暗殺教室」公式サイト|date=2016-04-15 |accessdate=2016-05-05}}</ref>。
 
原作のいくらかの話はカットされており、ハイテンポで話が進んでいる。カットされた話の一部は二期「課外授業編」としてdTVで独占配信された後{{R|:0}}、Blu-rayとDVDで販売された<ref>現在は配信終了し、視聴手段はBlu-rayとDVDのみになっている。</ref>。また、一期は9巻の途中までであり、以降は二期で原作の最終話の部分まで放送されている。episode:0を除けば、アニメオリジナルの話は特にない。
1,035 ⟶ 1,032行目:
| 2015年[[3月4日]] - [[8月5日]] | 水曜 1:20 - 1:50(火曜深夜) | [[福井テレビジョン放送|福井テレビ]] | [[福井県]] |
| 2015年[[4月7日]] - [[9月1日]] | 火曜 0:55 - 1:25(月曜深夜) | [[サガテレビ]] | [[佐賀県]] | {{Efn2|当初は2015年1月27日(2015年1月26日深夜)から放送開始予定であった。}}
| ref={{Cite web |和書|url=http://ansatsu-anime.com/onair.php |title=オンエアー |accessdate=2015-1-10 | work=TVアニメ「暗殺教室」公式サイト}}
}}
{{放送期間 | media=インターネット
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| | | [[ドコモ・アニメストア|dアニメストア]] |
| 2015年1月17日 - 6月20日| | [[UULA]] |
| ref={{Cite web |和書|url=http://ansatsu-anime.com/onair.php |title=オンエアー |accessdate=2015-1-10 | work=TVアニメ「暗殺教室」公式サイト}}
}}
なお、『週刊少年ジャンプ』など一部の情報誌では、[[テレビ長崎]]([[長崎県]])でも放送予定と記載されていたが、2015年7月現在、放送開始に関する情報が一切無い(現在は公式サイト内の放送局情報からも削除されている)。
1,164 ⟶ 1,161行目:
| 製作国 = {{JPN}}
| 言語 = [[日本語]]
| 興行収入 = 第1作:27.7億円<ref>{{映連興行収入|2015}}</ref><br />第2作:35.1億円<ref>{{Cite web|和書|date=2016-07-25|url=http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS05040/df671897/413f/4a4f/bb5b/cd5fe820bc81/20160805115754196s.pdf|title=2016年 上半期作品別興行収入(10億円以上)|format=PDF|publisher=[[東宝|東宝株式会社]]|accessdate=2016-09-11}}</ref>
}}
映画『'''暗殺教室'''』(あんさつきょうしつ)は、2015年3月21日に劇場版第1作が公開された<ref name="natalie">{{Cite web|和書|publisher=コミックナタリー|url=https://natalie.mu/comic/news/120030|title=松井優征「暗殺教室」2015年にTVアニメ&実写映画化|accessdate=2014-06-29}}</ref>。
 
2014年8月26日に渚役の[[山田涼介]]([[Hey! Say! JUMP]])の主演とその他の配役が発表された<ref>{{citeCite web|和書|author =映画.com|url =httphttps://eiga.com/news/20140827/1/|title =Hey! Say! JUMP山田涼介、実写版「暗殺教室」で映画初主演!|date=2014-8-26|accessdate=2014-8-27}}</ref><ref>{{Cite web|和書|publisher=シネマトゥデイ]|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0065790|title=Hey! Say! JUMP山田涼介『暗殺教室』で映画初主演!「MOZU」羽住監督とタッグ!|accessdate=2015-03-21}}</ref>。殺せんせーの声の担当は公開まで伏せられ、公開前の試写会でもエンドクレジットのキャスト部分を修正して上映していたが、公開初日の舞台挨拶にて山田の所属する[[ジャニーズ事務所]]の先輩でもある[[嵐 (グループ)|嵐]]の[[二宮和也]]が殺せんせー役の声優を務めたことが発表された。なお、二宮が声優に挑戦するのは2006年公開の映画『[[鉄コン筋クリート]]』以来9年ぶりとなった<ref name="cinematoday">{{Cite web|和書|publisher=シネマトゥデイ|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0071723|title=『暗殺教室』殺せんせーの正体は嵐・二宮和也!9年ぶり声優挑戦!|accessdate=2015-03-21}}</ref>。
 
殺せんせーは着ぐるみと[[スーツアクター]]による演技を[[3次元コンピュータグラフィックス|3DCG]]でトレースして描かれている。
1,174 ⟶ 1,171行目:
原作の最終回が公開される前日にあたる2016年3月18日に[[フジテレビジョン|フジテレビ]]の『[[金曜プレミアム]]』枠で、地上波で初放送(21:00 - 23:22。[[文字多重放送]] / [[データ放送]]。解説ナレーター - [[バッキー木場]])された。
 
2015年4月に続編となる劇場版2作目『'''暗殺教室〜卒業編〜'''』の制作が発表され<ref>{{Cite web |和書|url=https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1504/24/news159.html |title=「暗殺教室」アニメ第2期&映画続編の制作決定! |publisher=ねとらぼ |work=ITmedia |date=2015-04-23 |accessdate=2015-04-24}}</ref>、2016年3月25日に公開された。二宮は殺せんせーの声に加え、その過去の姿でもある死神役として実写でも出演した<ref name=natary151217>{{citeCite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/169567|title=「暗殺教室」続編の二宮和也&桐谷美玲からコメント到着、成宮寛貴も出演決定|publisher映画ナタリー|date=2015-12-17|accessdate=2015-12-17}}</ref>。
 
松井自身が制作に協力しており、原作が終わるタイミングで公開されるようにし、結末は変更されないようにしたとのことである<ref>https://www.excite.co.jp/news/article/E1456166370196/</ref>。
1,212 ⟶ 1,209行目:
: 歌 - [[せんせーションズ]]
; 「[[さよならセンセーション]]」(暗殺教室〜卒業編〜)
: 歌 - せんせーションズ<ref>{{citeCite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/175347|title=「暗殺教室 -卒業編-」主題歌はせんせーションズが担当、MVにボブ・サップ登場|publisher=映画ナタリー|date=2016-02-08|accessdate=2016-02-08}}</ref>
 
=== 小説 ===
1,224 ⟶ 1,221行目:
!回数!!テレビ局!!番組名(放送枠名)!!放送日!!放送時間!!放送分数!!視聴率!!備考
|-
|1||rowspan="2"|[[フジテレビジョン|フジテレビ]]||[[金曜プレミアム]]||[[2016年]][[3月18日]]([[金曜日|金]])||21:00 - 23:22||142分||10.0%<ref> {{Cite web|和書|url=https://www.videor.co.jp/tvrating/2016/03/1347.html |title= 週間高世帯視聴率番組10 VOL.12 2016年 3月14日(月)~3月20日(日)|publisher=ビデオリサーチ |accessdate=2020-04-12}} </ref>||地上波初放送<br />放送日は原作の最終回が公開される前日となった。
|-
|2||style="background:silver"|(なし)||[[2017年]][[1月9日]]([[月曜日|月]])||21:00 - 23:03||123分||7.3%<ref> {{Cite web|和書|url=https://www.videor.co.jp/tvrating/2017/01/1117.html |title= 週間高世帯視聴率番組10 VOL.3 2017年 1月9日(月)~1月15日(日)|publisher=ビデオリサーチ |accessdate=2020-04-12}} </ref>||
|}
 
1,234 ⟶ 1,231行目:
!回数!!テレビ局!!番組名(放送枠名)!!放送日!!放送時間!!放送分数!!視聴率!!備考
|-
|1||フジテレビ||style="background:silver"|(なし)||[[2020年]][[3月30日]](月)||21:00 - 23:28||148分||4.9%<ref> {{Cite web|和書|url=https://www.videor.co.jp/tvrating/2020/04/36487.html |title= 週間高世帯視聴率番組10 VOL.12 2020年 3月30日(月)~4月5日(日)|publisher=ビデオリサーチ |accessdate=2020-04-12}} </ref>||地上波初放送<br />本編ノーカット放送<ref>{{Cite news|url= https://natalie.mu/eiga/news/372344 |title= 山田涼介主演「暗殺教室~卒業編~」を地上波ノーカット放送 |newspaper=[[ナタリー (ニュースサイト)|映画ナタリー]]|date=2020-03-23|accessdate=2020-04-12}}</ref>。
|-
|}
1,251 ⟶ 1,248行目:
: スマートフォン向けアプリとして、バンダイナムコゲームスより配信されていた。
: ターゲットを3人の暗殺者で囲んでミッションをこなす。2016年9月20日をもってサービス終了。
; 殺せんせーの抜き打ちテスト<ref>[httphttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000012945.html 「暗殺教室」公式アプリ『殺せんせーの抜き打ちテスト』]</ref>
: スマートフォン向けアプリ。無料。
 
1,268 ⟶ 1,265行目:
: 2014年3月14日に[[バンダイナムコゲームス]]より発売された[[PlayStation 3]] / [[PlayStation Vita]]用ゲーム。
: プレイアブルキャラクターとして殺せんせーが登場。テレビアニメ化以前の作品のため、殺せんせーの声はOVA版の[[関智一]]が担当している。
:
; [[週刊少年ジャンプ オレコレクション!]]
: 2017年7月6日に[[バンダイナムコエンターテインメント]]よりサービス開始された[[スマートフォン]]用ゲーム。
: 2017年11月1日から参加。殺せんせーと潮田渚の他、名場面のカードが登場。
:
; [[ジャンプチ ヒーローズ]]
: 2018年3月28日に[[LINE (企業)|LINE]]よりサービス開始された[[スマートフォン]]用ゲーム。
: 2018年6月15日から参加。11種類のキャラクター(同キャラの差分含む)が登場。
:
; [[週刊少年ジャンプ 実況ジャンジャンスタジアム]]
: 2018年8月2日に[[コナミデジタルエンタテインメント]]よりサービス開始された[[スマートフォン]]用ゲーム。
: サービス開始当初から参加。プレイアブルキャラクターとして殺せんせーが登場。
:
 
== 受賞 ==
1,273 ⟶ 1,283行目:
:* [[マンガ大賞]]2013年ノミネート<ref>[https://www.mangataisho.com/ マンガ大賞2013ノミネート作品発表] 2013年1月21日閲覧。</ref> - 40pt(6位)を獲得<ref>[https://mantan-web.jp/article/20130120dog00m200013000c.html 毎日新聞デジタル | マンガ大賞 :「暗殺教室」「俺物語!!」など11作品がノミネート | 2013年01月21日] 2013年1月21日閲覧。</ref><ref>[https://www.mangataisho.com/data/2013/press20130321.pdf マンガ大賞2013 |【速報】マンガ大賞2013決定!プレスリリース配信! | 2013年03月21日] 2013年3月27日閲覧。</ref>。
:* 「[[全国書店員が選んだおすすめコミック]]2013」第1位<ref>[http://www.nippan.co.jp/news/2013/0204.html 日販「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」発表] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20130619193320/http://www.nippan.co.jp/news/2013/0204.html |date=2013年6月19日 }}</ref><ref>[https://natalie.mu/comic/news/84235 書店員が選ぶランキングに暗殺教室、テラフォ、野崎くん]</ref>。
:* [[宝島社]]「[[このマンガがすごい!]]」2014年オトコ編1位<ref>{{Cite web|和書|publisher=[[コミックナタリー]]|url=https://natalie.mu/comic/news/105304|title=「このマンガがすごい!」1位は暗殺教室&さよならソルシエ|accessdate=2013-12-11}}</ref>。
:
; テレビアニメ
:*[[Yahoo! JAPAN#Yahoo!検索大賞|Yahoo!検索大賞]] 2015・アニメ部門賞<ref>{{citeCite web|和書|url=https://mantan-web.jp/article/20151209dog00m200010000c.html|title=Yahoo!検索大賞:“今年の顔”に三代目JSB 大賞受賞に「全ての方に感謝」|publisher=MANTAN WEB|date=2015-12-09|accessdate=2015-12-09}}</ref>。
:
; 映画
:*[[第39回日本アカデミー賞]] 新人俳優賞([[山田涼介]]、『映画 暗殺教室』)<ref>{{citeCite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0079529?p=2|title=日本アカデミー賞優秀賞発表!『海街diary』が最多12部門(2/2)|publisher=シネマトゥデイ|date=2016-01-18|accessdate=2016-01-18}}</ref>
 
== 関連項目 ==
1,286 ⟶ 1,296行目:
* [[ゴルゴ13]] - 書店ポスターとして、6巻発売時点<ref>[https://natalie.mu/comic/news/98261 コミックナタリー | 殺せんせーがゴルゴの暗殺ターゲットに!? 異色コラボ実現]</ref><ref>[https://natalie.mu/comic/news/98563 コミックナタリー | 殺せんせーVSゴルゴのコラボビジュアルが特典に、文教堂で]</ref>と、7巻発売時点<ref>[https://natalie.mu/comic/news/104848 コミックナタリー | ゴルゴ ✕ 殺せんせー再び、両者密着の描き下ろし絵が特典に]</ref>にコラボが行われた。その後、文化祭でE組に来た客の1人として描かれている。
* [[黒子のバスケ]] - 『黒子のバスケ』24巻と本作品6巻の初版発行部数100万部突破記念として『黒子のバスケ』×『暗殺教室』Wミリオンキャンペーンが行われ、コラボペーパーが配布された<ref>[https://natalie.mu/comic/news/100270 コミックナタリー | 黒バス&暗殺教室がコラボ、新刊の初版100万部突破記念に]</ref>。その後、黒子テツヤが文化祭でE組に来た客の1人として描かれている。
* [[西武鉄道]] - 2015年4月6日より[[西武池袋線]]にて[[西武2000系電車#新2000系|新2000系]]2075編成が『殺せんせーラッピング電車』として運行されている<ref>{{Cite web |和書|url=httphttps://www.famitsu.com/news/201507/16083504.html |title=アニメ『暗殺教室』福山潤さんが生アナウンスを披露! “KORO-TRAIN”特別走行の乗車リポートが到着 |publisher=ファミ通.com |date=2015-07-16 |accessdate=2016-01-24}}</ref>。
 
== 脚注 ==
1,368 ⟶ 1,378行目:
[[Category:暗殺者を主人公とした漫画作品]]
[[Category:東京都を舞台とした漫画作品]]
[[Category:機能不全家族を題材とした作品]]
[[Category:松井優征の漫画作品]]
[[Category:アニメ作品 あ|んさつきようしつ]]