「アスコーマーチ!〜県立明日香工業高校行進曲〜」の版間の差分

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== あらすじ ==
{{不十分なあらすじ|date=2012年6月}}
志望していた女子高に落ちた吉野直は、補欠合格した県立明日香[[工業高等学校|工業高校]](通称・アスコー)に進学することに。新入生148人中、女子はわずか43人、しかもクラスに女子は直だけだった。理想とかけ離れた環境に戸惑い、直は周りを見下し反発していたが、やがて仲間たちとの友情や恋を通して自分の居場所を見つけ、前向きに生きていく。
 
== 登場人物 ==
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:1年A組生徒。実家は[[ねじ|ネジ]]を作っている会社の下請け工場で、工場を継ぐためにアスコーに進学した。4人の弟がいて、弟たちを先導するためにいつも[[ホイッスル]]を持っている。雪乃丞から「タマキン」のニックネームを付けられるが、本人は嫌がっている。和也とは同じ中学。2年以降は機械科を専攻。
;雪乃丞・オロゾン
:1年A組生徒。[[ハーフ (混血)|ハーフ]]。父親の仕事の都合で[[インド]]と[[中国]]で過ごしたことがあり、父親から面白そうな学校を選べと言われ、アスコーに進学。明るい性格で、みんなと仲良くなるためにクラスメートのニックネームを考えている。自分のニックネームは「ユッキー」。ロボット部に入部している。[[仏像]]が好きで、将来は[[宮大工]]を目指しており、2年以降は建築科を専攻。
;竹内和也
:1年A組生徒。医者の息子で金持ちで成績優秀。中学2年の時に父親と同じ外科医を目指していた兄が怪我をして断念せざるを得なくなったのを境に、喋らず笑わなくなった。将来は車関係の仕事に就きたいと思っていて、アスコーから一流大学に進学して、父親を見返すために勉強に励んでいる。兄はカナダ<ref group="注">兄が帰国中、来週にはステイ先に戻ると和也に語るくだりがあるも、本編ではステイ先は不明だったが、コミックス第1巻巻末の「男だらけのはみだし散歩」で和也が留学先を明かしている。</ref>に留学中。モーター部に入部。2年以降は自動車科を専攻。
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|放送時間=日曜23:00 - 23:55
|放送分=55
|放送枠=[[日曜ナイトプレミア]]
|放送期間=[[2011年]][[4月24日]] - [[7月3日]]
|放送回数=9
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|特記事項=
}}
『'''アスコーマーチ〜明日香工業高校物語〜'''(アスコーマーチ あすかこうぎょうこうこうものがたり)』のタイトルで、[[2011年]][[4月24日]]から[[7月3日]]まで[[テレビ朝日]]系列の『[[日曜ナイトプレミア]]』<ref group="注">[[日曜ナイトドラマ]]のゾーンタイトル改題後最初の作品。</ref>枠で放送された。[[武井咲]]は、本作がテレビ朝日の連続ドラマ初出演であると同時に連続ドラマ初主演となった<ref>{{citeCite web|和書|website= ORICON STYLE|url = httphttps://www.oricon.co.jp/news/movie/84602/full/|title = 武井咲が連ドラ初主演!男だらけの工業高校で“等身大”女子高生役|date=2011-02-08|accessdate = 2011年3月21日}}</ref>。
 
[[キャッチコピー]]は、「'''男だらけの工業高校―クラスに女子は、ワタシだけ!?'''」「'''ここは自分の居場所じゃない。そう感じているすべての人へ。'''」
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=====1年A組=====
;吉野 直 - [[武井咲]]
:本作の主人公。[[マークシート]]の記入ミスにより、憧れていたお嬢様学校・一女の受験に失敗。中学浪人を嫌がった孫娘のために冨士男が勧めた、明日香工業高校(通称:アスコー)の補欠入試を受け、渋々入学した。出席番号は24番。当初は自分は本来ここにいるべき人間ではないと思い、クラスメートたちを見下すような態度を取っていた。クラスに女子1人という環境に耐えられず、普通科のある横浜永鈴高校への転入を考えていたが、様々な問題にぶつかる中で徐々にアスコーの学校生活に馴染んでいく。横浜永鈴高校の転入試験に合格し、1学期いっぱいでの転入が決まっていたが、結局転入を取りやめる。好きな料理は冨士男の作る[[タコ]]の[[ムニエル]]。好きなコンビニのお菓子は黒かりんとう。2年生は機械科を専攻。有人・玉木・竹内・村井の四人の男性に好かれたが、ハッキリと直のことが好きだと告白したのは、玉木だけである。本人は有人が好きで、有人も最終話で直のことが好きだと告白したが、直には聞こえなかった。そして、もっと成長したら、直の所に戻ってくると語っていた。母は、直が有人と玉木の二人から好かれていることに気付いていた。
;横山 有人 - [[松坂桃李]](幼少期:[[大島璃生]])
:元子役で、代表作は主演を務めた『パパは小学五年生!?』。夜は年齢を偽り「CLUB IKAROS」で[[ホストクラブ|ホスト]]として働いている(源氏名は翔)。そのため女性の扱いには慣れており、直にも思わせぶりな態度を取り、困惑させている。何かと直を支えたりと明るく優しい性格に見えるが、どこか影がある雰囲気を持っており、他人に内面を見せようとはしない。右の背中には祥子を敏郎の暴力から庇った時の傷跡がある。敏郎が「CLUB IKAROS」を訪れ、乱闘騒ぎになった際、未成年だとバレてしまい、クビになる。直が敏郎に監禁されても屈せず、祥子たちの前に二度と姿を見せないよう訴え、救ってくれたお礼に、いつも身につけていた羽根のシルバーネックレスを直に贈った。祥子を治療に専念させるために[[俳優]]業を再開し、転院予定先の病院がある東京に引っ越す。日本のアーティストの音楽はほとんど聴かず、[[ジミー・クリフ]]をよく聴いている。桃にキスをせがまれても拒否したり、京子にラブホテルに誘われても拒否していた。しかし、好きな直には、何度もキスをしようとしていた。
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*片山徳人
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*小谷昌太郎(- 第8話{{Refnest|group="注"|レギュラー出演が決まっている『[[花ざかりの君たちへ (テレビドラマ)#花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011|花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011]]』(フジテレビ系列)の撮影に参加するため、第8話でクランクアップした<ref>{{citeCite web|和書|website=小谷昌太郎 公式ブログ|url = https://web.archive.org/web/20201027120309/http://gree.jp/kotani_shotaro/blog/entry/586194388|title = お手入れ済み|date=2011-07-03|accessdate = 2011-07-04}}</ref>。}})
*小林大祐
*坂口和也
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:1年B組生徒。アスコーに入学してすぐに退学する。
;機械科実習中の男子生徒 - [[内舛聖矢]](第1話)、[[田中和也 (俳優)|田中和也]](第6話)
;ヤンキーの生徒 - [[TOMO (DA PUMP|TOMO)]](第4話)、[[鐘ヶ江佳太]](第4話)
:和也にケンカを売られるが、その後退学させられる。
;男子生徒 - [[KENTA (俳優)|KENTA]](第8話)、[[岡本勝 (俳優)|岡本勝]](第8話)、[[酒井貴浩]](第8話)
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;玉木 誠一 - [[長谷川初範]](第1・最終話)
:誠の父親。玉木ネジ工場を経営。一度は倒産したが、安く機械を仕入れ、工場を再開させる。
;玉木 誠次 - [[加藤翼 (子役)|加藤翼]](第1・5話)
:誠の上の弟。
;玉木 誠太 - [[馬渕誉]](第1・5話)
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;香織 - [[有末麻祐子]](第6話)
:永鈴高校生徒でダンス部員。転入前の直に入部を勧める。
;女子生徒 - [[岩崎名美|岩﨑名美]](第4話)
:男子生徒にお菓子を食べさせている。
;教師 - [[半海一晃]](第5話)
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*第二種電気配線士試験会場の受付 - [[佐藤裕]](第8話)
*立花 篤 - [[永井大]](最終話)
**有人がオーディションを受けたドラマ『俺の空 刑事編』のプロデューサー{{Refnest|group="注"|10月から本枠で始まる『[[俺の空|俺の空 刑事編]]』とのコラボレーションによる出演。なお役名は[[2007年]]7月期に[[金曜ナイトドラマ]]で放送された『[[黒い太陽#テレビドラマ|黒い太陽]]』で永井が演じた役名と同姓同名<ref>{{citeCite web|和書|website= 東京中日スポーツ|url = http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2011063002000052.html|title = 武井咲から永井大へバトンタッチ 7・3テレ朝系「アスコーマーチ」で|date = 2011-06-30|accessdate = 2011年7月4日-07-04|archiveurl = https://web.archive.org/web/20110702213018/http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2011063002000052.html|archivedate = 2011年7月2日-07-02|deadlinkdate url-status=dead|url-status-date= 2018年3月-03}}</ref>。}}。
*梶原 - [[森本レオ]](友情出演、最終話)
**町内会員で冨士男の将棋仲間。アスコーの卒業生で、3年生の卒業制作行事「アスコーマーチ」のことを話す。
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=== テーマ曲 ===
*主題歌:[[FUNKY MONKEY BABYS]]「[[それでも信じてる/ラブレター|それでも信じてる]]」([[ドリーミュージック]])
**FUNKY MONKEY BABYSにとっては、初の連続ドラマ主題歌となる<ref>{{citeCite web|和書|website= ORICON STYLE|url = httphttps://www.oricon.co.jp/news/music/86334/full/|title = ファンモン、初の連ドラ主題歌 武井咲初主演ドラマに書き下ろし|date=2011-04-05|accessdate = 2011年4月8日}}</ref>。
*劇中歌:FUNKY MONKEY BABYS「[[涙/夢|涙]]」〔第1・2・5・最終話〕、「[[ちっぽけな勇気]]」〔第1 - 3、5 - 最終話〕、「[[もう君がいない]]」〔第2・5・7話〕、「[[告白 (FUNKY MONKEY BABYSの曲)|告白]]」〔第3・4話〕、「[[涙/夢|夢]]」〔第4・6・7話〕、「[[Lovin' Life]]」〔第5話〕、「[[それでも信じてる/ラブレター|ラブレター]]」〔第6・最終話〕、「[[告白 (FUNKY MONKEY BABYSの曲)|ナツミ]]」〔第7話〕、「[[ファンキーモンキーベイビーズ3|メロディーライン]]」〔第8話〕、「[[希望の唄/風|希望の唄]]」〔最終話〕(ドリーミュージック)
 
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!colspan="6"|平均視聴率 5.96%(視聴率は[[関東地方|関東地区]]・[[ビデオリサーチ]]社調べ)
|}
 
=== 原作との主な相違点 ===
*原作では新入生148人中、女子は4人だったが、ドラマでは新入生148人中、女子は3人。また真衣子は原作では2学期の終わりに退学したが、ドラマでは入学後すぐに退学。
*直が一女の受験に失敗した理由が原作では受験日当日に熱を出したためだったが、ドラマではマークシートの記入ミス。
*原作では、直は入学当初に普通科高校への編入を考えていたのが、アスコーでの楽しみを見つけて、普通科高校に編入せずにこのまま頑張ることを決めるが、ドラマでは冨士男に黙って横浜永鈴高校への編入手続き書類を申請したり、アスコー側からの推薦を受けるために実習に力を入れるようになるなど、あくまでも横浜永鈴高校に編入するまでの間だけアスコーに在籍することを前提としていたが、最終的に横浜永鈴高校に転入せずにアスコーに残ることを決める。
*直の家族は原作では母親と祖母の桜が登場するが、ドラマでは父親・幹男の転勤により、両親は海外滞在中で、祖父の冨士男と二人暮らし。第8話で母親の歩(原作では名前不明)が赴任先から一時帰国する形で登場。
*有人のバイト先が原作ではドーナツショップだったが、ドラマでは年齢を偽り、ホストクラブでホストをしている。また原作では有人の回顧のみで触れられた母親が、ドラマでは登場している(ただし人物設定が異なる)。
*京子は原作では有人の居候先の親戚として登場(現時点では回顧のみ)するが、ドラマでは有人がバイトするホストクラブの客のキャバクラ嬢として登場。なお有人との親戚関係はない。
*誠の兄弟構成が原作では弟4人だったが、ドラマでは弟2人と妹1人。また誠は、ドラマではカラオケルームでバイトしている。
*桃のクラスが原作では1年B組だったのが、ドラマでは1年D組。また学校内で直が桃を何度か見かけ、あまり接触のなかった原作とは異なり、ドラマでは直と桃が直接知り合った上、対立することとなる。
*原作では体育祭の1年生対抗創作みこし走のみこし作りを行ったが、ドラマではアスコーモーターショーで発表するエコカーを制作。また原作ではクラス全員の意見を基に高橋がまとめたデザインを採用したが、ドラマでは和也のデザインを採用。順位も原作では2位だったが、ドラマでは優勝。
*和也の兄は原作では父親と同じ医師を目指すも、自身のケガにより断念し、その後はカナダに留学するが、ドラマではアスコーに進学し、自動車会社への就職を希望していたが、求人がなく、大学受験にも失敗し、引きこもりとなってしまうが、その後和也とともにアメリカの高校に留学。
*1年A組の生徒たちが制作した後に大向(原作では1年A組担任の氏名不明)の指示で壊したのは、原作では体育祭の1年生対抗創作みこし走のみこしだったが、ドラマではアスコーマーチのオブジェ。
*原作では直・有人・里美が電子科、誠が機械科、和也が自動車科を専攻して2年生に進級するが、ドラマでは直と里美が機械科を専攻し、有人は俳優業を再開して東京に引っ越し、誠はアスコーの定時制に転校し、和也は兄とアメリカの高校に留学する(ただし原作同様、自動車科の専攻を希望していた)。
*ドラマでは、原作の雪乃丞のポジションに相当する人物、およびロボット部員の岡本・川口、ロボット部顧問の藤山は登場しない。ただし、平川と渡辺がロボット研究部に所属している。
*アスコーの制服は原作では男女ともブレザーだがドラマでは男子は学生服で女子も原作とは違うブレザー。
 
=== その他 ===
*第1話にゲスト出演予定だった[[森永健司]]が帰宅途中の女性からバッグを引ったくったとして[[2011年]][[4月22日]]に逮捕されたため、既に撮影済みだった出演シーンを急遽撮り直して対応した<ref>{{citeCite web|和書|website=スポーツ報知|url =http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110423-OHT1T00046.htm|title =森永健司容疑者ひったくり逮捕…映画、ドラマで悪役|date =2011-04-23|accessdate =2011年4月-04-25|archiveurl =https://web.archive.org/web/20110426001525/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110423-OHT1T00046.htm|archivedate =2011年4月-04-26|deadlinkdate url-status=dead|url-status-date=2018年3月-03}}</ref>。
*武井と松坂は2010年7月期放送の『[[GOLD (テレビドラマ)|GOLD]]』(フジテレビ系列)以来の共演であった。また、剛力とは前クールの『[[大切なことはすべて君が教えてくれた]]』(フジテレビ系列)に続く共演となった。
 
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==== サウンドトラック ====
*アスコーマーチ〜明日香工業高校物語〜 オリジナルサウンドトラック(2011年6月29日発売、[[日本コロムビア]])
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed" style="font-size:smaller;width:50%"
|-
! colspan="3" style="text-align:left" |収録曲(タイトル)/作曲など
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== 外部リンク ==
* [https://web.archive.org/web/20160829122126/http://ameblo.jp/kaz1129/ アキヤマ香の真実はみっつよっつ](作者の公式ブログ)
* {{Twitter|akiyamakaori|アキヤマ香}}
* [https://web.archive.org/web/20110814064414/http://you.shueisha.co.jp/asuko/ アスコーマーチ!〜県立明日香工業高校行進曲〜特設サイト -internet YOU-]
* [https://web.archive.org/web/20110212131227/http://www.tv-asahi.co.jp/asuko/ テレビ朝日公式サイト]
 
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[[Category:養成学校を舞台とした作品]]
[[Category:日本の工業教育]]
[[Category:神奈川県を舞台としたテレビドラマ]]
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{{リダイレクトの所属カテゴリ
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|4=学園ドラマ
|5=漫画を原作とするテレビドラマ
[[Category:|6=神奈川県を舞台としたテレビドラマ]]
|7=横須賀市を舞台としたテレビドラマ
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