「昭和シェル石油」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
m Bot作業依頼#Cite webテンプレートのdeadlink、deadlinkdate引数の移行
(9人の利用者による、間の18版が非表示)
1行目:
{{基礎情報 会社
| 社名 = RSエナジー昭和シェル石油株式会社
| 英文社名 =
| ロゴ = [[ファイル:Shell wordmark 2019.svg|150px]]
| 画像 = [[ファイル:Shell in Japan.JPG|250px]]
| 画像説明 =
| 画像説明 = 昭和シェル石油時代の本社([[台場フロンティアビル]])<br />同ビルには2021年5月までシェルのロゴが掲げられていた。
| 種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
| 機関設計 = [[監査役会設置会社]]
38行目:
| 関係する人物 = [[香藤繁常]](元グループCEO)<br />[[ジョン・S・ミルズ]](元社長)
| 外部リンク =
| 特記事項 = 2020年7月に昭和シェル石油株式会社からRSエナジー株式会社へ商号変更。
}}
|[[ファイル:Shell 画像説明 =in Japan.JPG|thumb|230px|かつての昭和シェル石油時代の本社([[台場フロンティアビル]])<br />同ビルには2021年5月までシェルのロゴが掲げられていた。]]
[[ファイル:昭和シェル石油 給油所.jpg|thumb|230px|[[福岡県]][[小郡市]]の[[ガソリンスタンド|給油所]]]]
[[ファイル:昭和シェル石油のガソリンスタンド.JPG|thumb|230px|[[ガソリンスタンド]]の例(1995年~2012年)]]
[[ファイル:上野輸送タンクローリー01.JPG|thumb|230px|昭和シェル石油カラーのタンクローリー<br />([[上野トランステック|上野輸送]]受託)]]
 
'''RSエナジー株式会社'''(旧社名:'''昭和シェル石油株式会社'''しょうわシェルせきゆ)は、かつて[[日本]]で[[石油元売]]を営んでいた[[企業]]である。[[2016年]]([[平成]]28年)12月18日までは[[イギリス]]に本拠を置くロイヤル・ダッチ・シェル(現:[[シェル (企業)|シェル]])傘下のシェル・ペトロリアム (The Shell Petroleum Company Limited) が筆頭株主であった。2019年4月1日に[[出光興産]]と[[経営統合]]し、事業を出光興産に集約して以降、後述のブランド統合までの間は日本国内で昭和シェル石油が展開していたシェルブランドはシェルからのライセンスにより出光興産が展開した。これに伴い、2020年7月に[[商号]]を'''RSエナジー株式会社'''に変更した<ref name="RS">{{citenews|url=https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/henkorireki-johoto.html?selHouzinNo=5010401014535|title=RSエナジー株式会社の情報|publisher=国税庁法人番号公表サイト|date=2020-7-22}}</ref>。同年12月に関連会社がシェルグループに異動・譲渡されたが、法人自体は、解散せず存続している<ref name="RS" />
2019年4月1日に[[出光興産]]と[[経営統合]]し、事業を出光興産に集約して以降、後述のブランド統合までの間は日本国内で昭和シェル石油が展開していたシェルブランドはシェルからのライセンスにより出光興産が展開した。これに伴い、2020年7月に[[商号]]を現在のものに変更した<ref name="RS">{{cite news|url=https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/henkorireki-johoto.html?selHouzinNo=5010401014535|title=RSエナジー株式会社の情報|publisher=国税庁法人番号公表サイト|date=2020-7-22}}</ref>。
 
かつて、グループで合計4か所の[[石油精製|製油所]]を保有し、系列の[[ガソリンスタンド|サービスステーション]]は国内およそ4,900か所で、「'''Shell'''」(シェル)とグループの[[ダイヤ昭石]]等が展開する[[商業施設]]等に併設されているセルフ式スタンドの「'''Fantasista'''」(ファンタジスタ)がある。このうち「'''Shell'''」の看板については「'''出光'''」の看板とともに、2021年(令和3年)4月以降「'''apollostation'''」(アポロステーション)に一本化される<ref name="brand-sasshin">{{cite news|url=https://www.idemitsu.com/jp/news/2020/200619.html|title=当社ブランド(コーポレート及びSS)を刷新|publisher=出光興産|date=2020-6-19}}</ref>。2023年(令和5年)までに一本化を完了する予定としており<ref name="apollostation-kaiken">{{cite news|url=https://response.jp/article/2020/11/25/340639.html|title=出光、新SSブランド「アポロステーション」導入…今後の具体的施策を発表|publisher=[[Response.]]|date=2020-11-25}}</ref>、最終的に同年12月に完了した<ref name="uniform">{{cite news|url=https://www.idemitsu.com/jp/news/2023/240229_2.html|title=廃棄するユニフォームなどをリサイクルした素材で生産するapollostationユニフォームの販売を開始 ~伊藤忠商事の推進する「RENUプロジェクト」に参加し、循環型社会の実現に貢献~|publisher=出光興産|date=2024-02-29}}</ref>
 
== 概要 ==
59行目:
 
=== 太陽光事業 ===
子会社[[ソーラーフロンティア]]を中心に太陽光事業を積極的に推進しており、2007年から宮崎工場を稼働させ、2009年の民主党政権による余剰価格買取制度と固定価格買取制度成立を追い風に、2011年に、年間生産能力が単一工場として世界最大級(公称生産能力900メガワット)の国富工場を稼動させるなど<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/93213e93e83592ee35b65b31ee6b0bcb/|title=世界の太陽電池メーカー勢力図|publisher=東洋経済 online|date=2011-202-16|accessdate=2011-606-404|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110830063752/http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/93213e93e83592ee35b65b31ee6b0bcb|archivedate=2011年8月-08-30|deadlinkdateurl-status=dead|url-status-date=2017-10}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/4e8f49e93ed31c6a7b8f1496f752ce5b/|title=昭和シェル石油グループが太陽電池新工場の竣工式を開催、7月までに全ライン稼動で世界最大級の工場に|publisher=東洋経済 online|date=2011-404-25|accessdate=2011-606-404 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20110430115424/http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/4e8f49e93ed31c6a7b8f1496f752ce5b|archivedate=2011年4月-04-30|deadlinkdateurl-status=dead|url-status-date=2017-10}}</ref>、次々と工場を増設、民主党政権が終わり、FIT法が改正され買取額の低下や電力各社による新規買い取り停止が進む中でも<ref>[https://gendai.media/articles/-/41084 固定買い取り制度大幅見直しへ電力5社新規受け入れ停止 制度設計の甘さ露呈[再生エネ](万年野党事務局) | 現代ビジネス ]</ref>、東北工場を新設しCIS薄膜太陽電池の生産を拡大している<ref>[http://www.solar-frontier.com/jpn/aboutus/history/index.html ソーラーフロンティアの歴史 | 企業情報 | 太陽光発電ならソーラーフロンティア]</ref>。
 
=== 出光との経営統合計画 ===
2015年に出光興産と経営統合をすることを発表したが<ref name="keieitougou">{{cite news|url=http://www.showa-shell.co.jp/press_release/pr2015/0730.pdf|title=出光興産との経営統合に向けた協議の本格化、並びに主要株主兼筆頭株主及び関係会社の異動に関するお知らせ|publisher=昭和シェル石油|date=2015-07-30}}</ref>、出光創業家の反対により統合自体が頓挫していた<ref>[http://toyokeizai.net/articles/-/130246 出光創業家が合併阻止を狙って"奇策" | ロイター | 東洋経済オンライン]</ref>。2016年12月19日までに[[公正取引委員会]]の審査が完了し、同日をもってロイヤル・ダッチ・シェルは議決権所有割合ベースで31.2%の株式を出光興産に譲渡。出光興産が筆頭株主及びその他の関係会社となった<ref name="kabunushi">{{cite news|url=http://www.showa-shell.co.jp/press_release/pr2016/1219.pdf|title=主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ|publisher=昭和シェル石油|date=2016-12-19}}</ref><ref name="reuters161219">[httphttps://jp.reuters.com/article/idemitsu-showa-shell-idJPKBN1480LB/ 出光、昭和シェル株式31.3%を取得 統合協議は継続 | ロイター]</ref>。
 
2018年7月10日に出光興産と経営統合に関する合意書を締結<ref name="goisho">{{cite news|url=http://www.showa-shell.co.jp/press_release/pr2018/0710.pdf|title=経営統合に関する合意書の締結のお知らせ |publisher=昭和シェル石油|date=2018-7-10}}</ref>、両社の[[株主総会]]で統合が承認され、株式交換による経営統合を実現するとした。
74行目:
2020年3月9日、シェル・インターナショナル・ペトロリウム・カンパニー・リミテッド(以下シェル・インターナショナル)と出光興産の間でシェルブランドの潤滑油事業の譲渡に関する協議を開始した<ref name="shell-lube">{{cite news|url=https://www.idemitsu.com/jp/content/100030752.pdf|title=シェルブランド潤滑油事業の譲渡に関する協議開始のお知らせ|publisher=出光興産|date=2020-3-9}}</ref>。同年8月6日にシェル・インターナショナルの関係会社のシェル・オーバーシーズ・ホールディングス・リミテッド(以下シェル・オーバーシーズ)との間で株式譲渡契約を締結した<ref name="shell-lube2">{{cite news|url=https://www.idemitsu.com/jp/content/100032131.pdf|title=シェルルブリカンツジャパン株式会社の株式譲渡に関するお知らせ|publisher=出光興産|date=2020-8-6}}</ref>、同年12月30日に譲渡された<ref name="shell-lube3">{{cite news|url=https://www.idemitsu.com/jp/content/100033674.pdf|title=シェルルブリカンツジャパン株式会社の株式譲渡完了に関するお知らせ|publisher=出光興産|date=2021-01-05}}</ref>。
シェルブランドの潤滑油事業は、経営統合以前に昭和シェル石油から分社化されたシェルルブリカンツジャパンが担っていたが、会社分割により[[ソーラーフロンティア]]など他子会社とともに出光興産に親会社が異動していた。
シェル・オーバーシーズ傘下へ動後のシェルルブリカンツジャパンでは、業務用潤滑油だけでなくガソリンスタンドおよびカー用品店(2022年(令和4年)7月から)<ref name="shell-lubes_helix"/>で販売される自動車用潤滑油も扱っている<ref group="注釈" name="helix">シェルブランドエンジンオイルの問い合わせ先の電話番号はシェルルブリカンツジャパンになっている。</ref>。また、シェルルブリカンツジャパンの子会社で潤滑油製品の評価を行うエス・ブイ・シー東京、シェルブランドの[[オートバイ用オイル|二輪車用オイル]]を扱うブランドの『シェルアドバンス、[[ペンゾイル]]やクエーカーステイト等』などを日本国内で展開するレッドアンドイエローの社もシェルルブリカンツジャパンとともにシェル・オーバーシグル傘下へ動した。
 
{{要出典範囲|'''これにより、昭和シェルは会社解散。実質的に消滅し、1985年の会社発足より36年間(1900年のシェル石油発足を含めると121年間)の歴史に幕を閉じた。'''|dateただし法人自体は、RSエナジー株式会社として存続している<ref name=2023年10月}}"RS" />。
 
2020年3月16日・17日、出光興産は2021年からガソリンスタンドのブランド統一に着手すると[[日本経済新聞]]が報じ<ref>{{Cite web|和書|title=出光、給油所ブランド刷新 旧昭シェルと21年統合|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56834250W0A310C2EA1000/|publisher=日本経済新聞|date=2020-3-16|accessdate=2020-3-18|language=ja}}(有料会員限定記事)</ref><ref>{{Cite web|和書|title=出光、背水のブランド統一 生活サービス拠点へ転換 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56902540X10C20A3TJ1000/|publisher=日本経済新聞|date=2020-3-17|accessdate=2020-3-18|language=ja}}(有料会員限定記事)</ref>、同年6月19日にその概要が発表されとして、2021年4月より出光とシェルの各ブランドを新ブランド「アポロステーション」(apollostation)に統一、会員カードの共通化行うと発表された<ref name="brand-sasshin"/>。これにより、日本市場で外資系の石油元売りが展開する有名ガソリンスタンドが消滅するとともに、日本でも長年にわたり親しまれた貝殻マークのシェルのガソリンスタンドは、国内から姿を消すことになった<ref name="yahoo">{{Cite web|和書|date=2020-8-22 |url=https://newswww.yahoo.coj-cast.jpcom/articles2020/08/a33ffd92b56c2aab6ffb0783b2aa2c3a94085e4222392623.html?p=all |title=「シェル」の看板もついに... 「エッソ」「モービル」に続き、とうとう消える「外資系」ブランドGS |publisheraccess-date=Yahoo!ニュース2020.08.22 |accessdatepublisher=2020-8J-25CAST}}</ref>。
 
== キャッチコピー ==
84行目:
 
トレードネーム使用開始前は、「'''ずっと走ろう、シェルと走ろう'''」、「'''入りたくなるまた来たくなる'''」などのキャッチコピーを使用していた。また、昭和石油とシェル石油の合併時のキャッチフレーズは、「'''昭和シェル年'''」であった。これは合併前日の[[1984年]](昭和59年)12月31日付けの全国紙・地方紙に、合併当日の[[1985年]](昭和60年)1月1日付の日刊燃料油脂新聞に、同年1月4日付の日本工業新聞・日経産業新聞にそれぞれ掲載していた全面広告で使用されたもので、その文字が筆文字で大きくアピールされていた。
{{-}}
 
== 事業所 ==
=== 本社 ===
167行目:
* [[1999年]](平成11年)4月 - 新潟製油所廃止。
* [[2000年]](平成12年)10月 - 川崎製油所の賃貸契約を東亜石油と結ぶ。
* [[2004年]](平成16年)8月 - ロイヤル・ダッチ・シェルグループが保有する株式の約10%をサウジアラビア国営石油会社([[サウジアラムコ]]に譲渡(翌年5%を追加売却)。
* [[2005年]](平成17年)
** 9月27日 - 東亜石油を子会社化。
176行目:
**7月1日 - [[住友商事]]と共同で[[液化石油ガス]]事業統合会社である[[エネサンスホールディングス]]を設立。
* 2010年(平成22年)3月31日 - 扇島パワーの営業運転が開始。
* [[2011年]](平成23年)9月30日 - 東亜石油京浜製油所扇町工場(旧川崎製油所)を閉鎖し川崎事業所として発足。工場装置の解体業務当たる再編
* [[2014年]](平成26年)12月20日 - 同業大手の出光興産と経営再編について検討開始を発表<ref>{{Cite news|url=http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820141220qtka.html|title=出光興産、昭和シェル石油と買収交渉-2月にも正式合意へ|newspaper=[[日刊工業新聞]]|publisher=日刊工業新聞社|date=2014-12-20}}</ref>。
* [[2015年]](平成27年)7月30日 - 株式の33.3%を出光興産がロイヤル・ダッチ・シェルから1691億円で取得し、出光興産が筆頭株主となることを発表<ref name="keieitougou"/><ref>[https://web.archive.org/web/20151105125848/http://www.sankeibiz.jp/business/news/150731/bsd1507310500008-n1.htm 出光、昭和シェルと経営統合へ 33.3%出資、筆頭株主に]</ref>。
193行目:
** 4月1日 - 出光が昭和シェルと同社従業員との間の雇用契約に関する権利義務を承継<ref name="koyo"/>。
** 7月3日 - '''RSエナジー株式会社'''に商号変更<ref name="RS"/>。
** 10月1日 - 旧昭和シェル系でシェルブランドSS向けに自動車関連商品や店舗備品を取り扱っていた、旧昭和シェル子会社の株式会社ライジングサン出光ブランドSS向けに同様の事業を行うアポロリテイリング株式会社合併アポロリンク株式会社となる<ref name="AL">[http://www.rising-sun.co.jp/info_2020.php 会社合併に関するお知らせ] 株式会社ライジングサン 2020年9月11日{{リンク切れ|date=2020年10月}}</ref>。同に株式会社ライジングサンの保険事業を出光保険サービス株式会社に移管<ref name="HS">[http://www.rising-sun.co.jp/common/document/20200728.pdf 株式会社ライジングサン保険事業の出光保険サービス株式会社への事業移管について] 株式会社ライジングサン 2020年7月28日{{リンク切れ|date=2020年10月}}</ref>。
** 12月23日 - 本社を台場フロンティアビルから[[Otemachi One]] タワーに移転<ref group="注釈" name="shuyaku"/>。
** 12月30日 - シェルルブリカンツジャパン株式会社(旧・昭和シェルの潤滑油事業を承継した出光の子会社)の株式をシェル・オーバーシーズ・ホールディングス・リミテッドに譲渡<ref>[https://www.idemitsu.com/jp/content/100033674.pdf シェルルブリカンツジャパン株式会社の株式譲渡完了に関するお知らせ] 出光興産株式会社 2021年1月5日</ref>。シェルルブリカンツジャパン子会社の株式会社エス・ブイ・シー東京、株式会社レッドアンドイエロー両社も出光傘下からシェルグループに異動した{{要出典範囲efn|'''これによりシェルルブリカンツジャパンは2021年(令和3年)1月5本に付で出光の台場オフィスけるよび旧昭和シェルは解散。1985年と同一所在地会社発足[[台場フロンティアビル]]から36年間、シェル歴史日本法人であるシェルジャパンと同一所在地となる[[パシフィックセンチュリープレイス丸の内]]本社閉じ移転し。'''<ref name="shell-lubes-iten">{{cite news|url=https://shell-lubes.co.jp/news/78/|title=本社移転のお知らせ(予定) |publisher=シェルルブリカンツジャパン|date=2023年10月2020-12-03}}しかし</ref>。子会社のうちレッドアンドイエローはシェルブリカツジャパンの移転時点では移転せず旧昭和シェ2021年3月1日に台場フロンティアビ系で潤滑油から千代田区製造する会[[富国生命ビル]]に移転した<ref>{{cite news|url=https://www.rednyellow.co.jp/news/info/92/|title=本移転のよび評価をする子会社(知らせ|publisher=レッドアンドイエロー|date=2021-03-01}}</ref>。エス・ブイ・シー東京、ロイヤル・ダッチ・神奈川県愛甲郡愛川町のシェループブリカンツジャパン技術研究所と同一所在地本社を置いている<ref>{{Cite web |author=シェルルブリカンツジャパン株式会社 |url=https://shell-lubes.co.jp/profile/locations.html |title=事業一覧 |accessdate=2024-01-02}}</ref>。}}。これにより、昭和シェルは実質的に消滅し、1985年の会社発足より36年間(1900年のシェル石油発足を含めると121年間)の歴史に幕を閉じた。ただし法人自体は、RSエナジー株式会社と存続してい<ref name="RS" />
* [[2021年]](令和3年)
** 4月 - 出光が系列の店舗ブランドを2023年(令和5年)までに順次統一<ref name="norimono20201124">{{Cite news|url=https://trafficnews.jp/post/102167|title=「シェルのGS」消える 出光の統合ブランドへ移行 3年かけ6400店切り替え|newspaper=乗りものニュース|publisher=メディア・ヴァーグ|date=2020-11-24}}</ref>。従来の「出光」「昭和シェル」のブランドを無くし、新ブランド「apollostation」に揃え統合、旧系列の会員カードの相互利用を可能にする方針<ref name="brand-sasshin"/><ref name="toitsu">{{Cite web|和書|title=出光、給油所の統一ブランド「アポロステーション」に 21年4月に刷新|url=https://www.nikkei.com/nkd/company/article/?DisplayType=1&ng=DGXMZO60562710Z10C20A6X93000&scode=5019&ba=1|website=日本経済新聞|date=2020-6-19|accessdate=2020-6-23|language=ja}}</ref>。共通ポイントに関しても出光の[[楽天ポイント]]、昭和シェルの[[Ponta]]がそれぞれのSS(一部SSを除く)及び「アポロステーション」で使用可能になる<ref>[https://www.loyalty.co.jp/news/2020112401 2021年4月、出光興産の新SSブランド「apollostation」で「Ponta」導入 「出光SS」「シェルSS」合わせ、約6,400カ所でPontaがたまる・つかえる] - ロイヤリティマーケティング 2020年11月24日(2020年11月24日閲覧)</ref><ref>[https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2020/1124_01.html?year=2020&month=11&category=ec&scid=wi_rpt_news_jp_042019 楽天ペイメント、「シェルサービスステーション」「apollostation」 への共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」導入について出光興産と合意] - 楽天ペイメント 2020年11月24日(2020年11月24日閲覧)</ref>{{efn|ただし、一部相互利用対象外のカードがあり、apollostationへの転換後でも転換前の店舗ブランドによって利用・発券できるカードに差異が当面残る<ref>[https://www.sapporo-apollo.co.jp/2021/04/01/%E3%80%90%E5%87%BA%E5%85%89%EF%BC%86%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%80%91%E6%96%B0%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%80%8Capollostation%E3%80%8D%E8%AA%95%E7%94%9F%EF%BC%81%E7%9B%B8%E4%BA%92/ 【出光&シェル】2021年4月「apollostation」誕生でどう変わる?カード・ポイント・決裁ツール 相互利用スタートのまとめ {{!}} 札幌アポロ株式会社]</ref>。}}。エンジンオイルも出光ブランドSSで取り扱われる「ZEPRO」を「apollostation oil」にリブランドし、シェルブランドSSで取り扱われるエンジンオイルは店舗ブランド切り替えをもって従前の「HELIX」{{efn|シェルルブリカンツジャパンより供給される<ref group="注釈" name="helix"/>。}}から「apollostation oil」に切り替えとなる<ref name="norimono20201124"/>{{efn|ただし、「HELIX」については会見における質疑応答において、将来的には併売化されると示唆されている<ref name="apollostation-kaiken"/><!--(「“シェル”が残るのは店頭で販売される潤滑油だけになる。」の部分)-->。同様の例は[[エッソ]]・[[モービル (ブランド)|モービル]]・[[東燃ゼネラル石油|ゼネラル]]がENEOSに統合された後に[[モービル1]]がENEOSブランドのエンジンオイルと併売化されたというものがある(ただし、こちらは2022年(令和4年)3月31日で終了しカー用品店向けに一本化)。一方、「HELIX」も2022年(令和4年)7月からカー用品店向け専用商品が発売されている<ref name="shell-lubes_helix">{{cite news|url=https://shell-lubes.co.jp/news/112/|title=乗用車用エンジンオイル『シェル ヒリックス』 新シリーズ発売 |publisher=シェルルブリカンツジャパン|date=2022-08-09}}</ref>。}}。
* [[2023年]](令和5年)
** 12月 - 出光のサービスステーションのブランド統一が完了し、シェルの看板を掲げた店舗が消滅<ref name="uniform"/>
 
== 関係会社 ==
312行目:
[[Category:出光興産の歴史|*しようわしえるせきゆ]]
[[Category:日本の化学工業メーカー]]
[[Category:災害対策基本法指定公共機関]]
[[Category:東京都港区の企業]]
[[Category:神奈川県発祥の企業]]