「IRいしかわ鉄道線」の版間の差分

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{{Infobox 鉄道路線
|路線名 = [[File:IRIR Logomark.svg|20px|link=IRいしかわ鉄道]] IRいしかわ鉄道線
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|項目1 = 経営移管
|日付1 = 2015年3月14日(金沢 - 倶利伽羅)<br>2024年3月16日(大聖寺 - 金沢)
|所有者 =[[IRいしかわ鉄道]]
|所有者 = [[逓信省|鉄道作業局→帝国鉄道庁]]→[[鉄道省|鉄道院→鉄道省]]→[[運輸通信省 (日本)|運輸通信省]]→[[運輸省]]→<br />[[日本国有鉄道]](国鉄)→<br />{{Nowrap|[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)→}}<br />[[IRいしかわ鉄道]]
|運営者 = IRいしかわ鉄道<br />([[鉄道事業者|第一種鉄道事業者]])<br />[[日本貨物鉄道]](JR貨物)<br />(第二種鉄道事業者)
|車両基地 =
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|諸元備考 =
|諸元備考内容 =
|路線図 = [[File:IR Ishikawa Railway Line linemap 2024.png|thumb|IR Ishikawa Railway Line linemap]]svg
|路線図名 =
|路線図表示 =
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** 北陸新幹線 金沢駅 - [[敦賀駅]]間開業に伴い、北陸本線の金沢駅 - [[大聖寺駅]]間がJR西日本から経営分離され、IRいしかわ鉄道線に編入。
** [[松任駅]] - [[加賀笠間駅]]間に[[西松任駅]]が開業。
** 全区間でワンマン運転を開始。
 
== 運行形態 ==
2024年3月16日現在、原則として金沢駅で系統分離がされており、平日朝に松任発津幡行き、平日夕方に小松発津幡行き(後者は土休日は金沢行きになる)が各1本あるほかは全列車が金沢駅折り返しとなっている。2両編成の列車で[[ワンマン運転]]を行う。ただし駅停車時は有人駅・[[無人駅]]を問わず全てのドアから乗降可能で、車内では[[乗車整理券]]の発行は行われず、[[切符]]や[[運賃]]の収受は駅員が行い、無人の場合は駅の集札箱に投入する形態である。
=== 金沢駅 - 倶利伽羅駅間 ===
2024年3月16日改正時点のダイヤでは、金沢駅 - 倶利伽羅駅( - 富山駅)間でおおむね1時間に1 - 2本程度が運行されており、金沢駅 - 津幡駅間ではこれに[[七尾線]]直通列車が加わり、同2 - 3本程度となる。
 
=== 大聖寺駅 - 金沢駅間 ===
JR北陸本線の末期(2014年10月18日)に金沢駅 - 富山駅間で日中時間帯の一部列車で行っていた[[ワンマン運転]]については、すべての列車で実施されている。
{{MainSee Also|ハピラインふくい線#運行形態}}
福井駅 - 金沢駅間([[ハピラインふくい線]]直通)と小松駅 - 金沢駅間の列車を基本としており、日中はパターンダイヤでこれらがおおむね1時間に1本ずつ、交互に運転されている。このほか、朝夕には松任駅・美川駅(平日のみ)・大聖寺駅・敦賀駅発着の列車も存在する。
 
ハピラインふくいとは相互直通運転を行っており、IRいしかわ鉄道の車両が福井駅まで、ハピラインふくいの車両が金沢駅まで乗り入れる。
自社線内のみを運行する列車としては、平日の夜の金沢発津幡行き1本があるほか、[[金沢百万石まつり]]や[[花火大会]]などの大きなイベント時(「IRおでかけ号」や「百万石まつり号」など)、[[台風]]や[[大雪]]などの輸送障害時で他線との[[直通運転]]を中止する場合に金沢駅 - 津幡駅間のみを運行する[[臨時列車]]が設定される。
 
この区間は、すべての列車が[[普通列車]]である。
==== あいの風とやま鉄道線直通 ====
{{Main|あいの風とやま鉄道線#運行形態}}
[[あいの風とやま鉄道線]]・[[えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン]]との間で金沢駅 - 倶利伽羅駅 - [[富山駅]] - [[市振駅]] - [[糸魚川駅]]間において直通運転を実施している。ただしIR所属車両は富山駅までの運転であり、富山から魚津・泊・糸魚川方面にはあいの風所属の車両のみ運行される。運転士・車掌は、石動駅 - 富山駅間でワンマン運転であっても車両の所属ごとにIRいしかわ鉄道運転センター・あいの風とやま鉄道運転管理センターがそれぞれ分担して担当している。
 
=== 金沢駅 - 倶利伽羅駅間 ===
なお、平日朝夕に運転される「[[あいの風ライナー]]」については、線内の停車駅は始発・終着駅である金沢駅のみで、それ以外の駅はすべてあいの風とやま鉄道線内の駅である。
===={{See Also|あいの風とやま鉄道線直通 ====#運行形態}}
2024年3月16日改正時点倶利伽羅駅始発・終着ダイヤで列車なく朝夕の金沢駅 - 倶利伽羅津幡( - 富山駅)の列車および七尾線直通列車を除いてすべて[[あいの風とやま鉄道線]]に乗り入れている。おおむね1時間に1 - 2本程度が運行されており、金沢駅 - 津幡駅間ではこれに[[七尾線]]直通列車が加わり、同ることで2 - 3本程度となる。
 
金沢駅 - [[富山駅]]間の列車を基本としているが、[[黒部駅]]・[[泊駅 (富山県)|泊駅]]発着の列車もあり、さらに[[えちごトキめき鉄道]]の[[えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン|日本海ひすいライン]]に直通して[[糸魚川駅]]まで乗り入れる列車も1日1往復存在する。
==== 七尾線直通 ====
{{Main|七尾線#運行形態}}
金沢駅 - [[津幡駅]]間に直通するJR西日本の[[七尾線]]の[[普通列車]]については、同区間の運行業務をJR西日本が受託する方式で運行している。[[2020年]]秋から[[2021年]]春にかけて[[#使用車両|後述]]の新型車両521系をJR西日本とIRいしかわ鉄道の両社が導入して[[国鉄413系・717系電車|413系]]・[[国鉄415系電車|415系]]を置き換えた。
 
なおまた普通列車のほかに平日朝夕に運転される「[[あいの風ライナー]]」につも金沢駅 - 泊駅間で運行されてては、る。ただし線内の停車駅は始発・終着駅である金沢駅のみで、それ以外の駅はすべてあいの風通過やま鉄道線内の駅である。
また、同線の[[特別急行列車|特急列車]]として、金沢駅 - 和倉温泉駅間の特急「[[能登かがり火]]」が1日5往復が乗り入れている。また、2015年10月 - 12月の「北陸[[デスティネーションキャンペーン]]」開催に合わせ、観光列車として[[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ48形]][[気動車]]による金沢駅 - 和倉温泉駅間の特急「[[花嫁のれん (列車)|花嫁のれん]]」が運行を開始した。土曜・休日など多客期を中心に1日2往復運行している<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.westjr.co.jp/press/article/2014/09/page_6230.html |title=七尾線観光列車の列車名決定について |publisher=JR西日本 |page= |format= |date=2014-09-29 |accessdate=2015-01-18}}</ref>。
 
自社線内のみを運行する列車としては、平日の夜の金沢発津幡行き1本があるほか、[[金沢百万石まつり]]や[[花火大会]]などの大きなイベント時(「IRおでかけ号」や「百万石まつり号」など)、[[台風]]や[[大雪]]などの輸送障害時で他線との[[直通運転]]を中止する場合には、金沢駅 - 津幡駅間のみを運行する[[臨時列車]]が設定されることがある。
=== 大聖寺駅 - 金沢駅間およびハピラインふくい線直通 ===
{{Main|ハピラインふくい線#運行形態}}
2024年3月16日現在、金沢駅で系統分離されていて、平日の朝晩に各1本ずつ津幡駅行き(逆方向の直通はない)として金沢駅を跨いで運行されるほかは全列車が金沢駅折り返しとなっている。金沢駅から見た線内折り返し駅は、福井駅、大聖寺駅、小松駅、松任駅である。平日のみ1本美川発着列車が存在するが、当日中の折り返し運転ではない。
 
==== 七尾線直通列車 ====
平日夕方に大聖寺行きが1本設定されている以外は全列車が金沢駅始発終着のハピラインふくい鉄道線相互直通列車である。基本的には福井駅までであるが、午前中に1往復敦賀駅までの直通運転がハピラインふくい鉄道所属車両で行われる。全列車原則として[[ワンマン運転]]を行っている。
{{Main|あいの風とやま鉄道七尾線#運行形態}}
金沢駅 - 津幡駅間にはJR西日本の[[七尾線]]の列車が乗り入れており、同区間の運行業務をJR西日本が受託する方式で運行している。
 
普通列車がおおむね1時間あり1 - 2本同線の[[特別急行列車|特急列車]]として、金沢駅 - 和倉温泉駅間の特急「[[能登かがり火]]」が1日5往復乗り入れている。また、2015年10月 - 12月の「北陸[[デスティネーションキャンペーン]]」開催に合わせて運行開始した観光列車として[[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ48形]][[気動車]]による金沢駅 - 和倉温泉駅間臨時特急「[[花嫁のれん (列車)|花嫁のれん]]」が運行を開始した。も、土曜・休日など多客期を中心に1日2往復運行されている<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.westjr.co.jp/press/article/2014/09/page_6230.html |title=七尾線観光列車の列車名決定について |publisher=JR西日本 |page= |format= |date=2014-09-29 |accessdate=2015-01-18}}</ref>。
日中おおむね10 - 14時台はパターンダイヤとなっており、小松駅 - 金沢駅間が1時間に2本、福井駅 - 小松駅間が1時間に1本の運転になっている。
 
=== 貨物輸送 ===
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== 使用車両 ==
JR西日本やあいの風とやま鉄道の車両も多く乗り入れる。当路線は全線[[交流電化]]区間であるが、定期旅客列車は直流電化のJR西日本七尾線およびハピラインふくい線敦賀駅構内への乗り入れを考慮しすべて[[交直流電車]]が使用されている。
[[File:Ishikawa Railway IR521 Kanazawa 201503151841.JPG|thumb|IRいしかわ鉄道521系]]
JR西日本やあいの風とやま鉄道の車両も多く乗り入れる。当路線は全線[[交流電化]]区間であるが、定期旅客列車はすべて[[交直流電車]]が使用されている。
 
=== 現在の使用車両 ===
* [[JR西日本521系電車|521系]](IRいしかわ鉄道所属)
** 開業時から0番台があいの風とやま鉄道直通列車で運用されているほか、2021年からは100番台が七尾線直通列車で使用されている。
* [[JR西日本521系電車|521系]](あいの風とやま鉄道所属)
** 開業時からあいの風とやま鉄道直通列車として金沢駅 - 倶利伽羅駅間に乗り入れている
* [[JR西日本521系電車|521系]](ハピラインふくい鉄道所属)
** 20202024年から七尾線直通列車として金沢大聖寺駅 - 津幡金沢駅間に乗り入れている。
* [[JR西日本521系電車#100番台|521系]](JR西日本[[金沢総合車両所]]所属
** 2020年から七尾線直通列車として金沢 - 津幡間に乗り入れている。
** 特急「[[能登2020年がり火]]」ら七尾線直通列車として金沢 - 津幡間に乗り入れている。
* [[JR西日本681系電車|681系]]・[[JR西日本683系電車|683系]](JR西日本金沢総合車両所所属)
* [[JR西日本683系電車|683系]](JR西日本所属<ref name=":1">2024年3月16日現在以降の所属区所はJR西日本からのプレスリリースが無いため、681系及び683系共に不明である。</ref>)
** 特急「[[能登かがり火]]」として金沢 - 津幡間に乗り入れている。
** 特急「[[能登かがり火]]」として金沢駅 - 津幡駅間に乗り入れている。2024年までは特急「[[サンダーバード (列車)|サンダーバード]]」としても乗り入れていた。
2024年3月16日現在の所属区所はJR西日本からのプレスリリースが無いため、681系及び683系共に不明である。
 
=== 過去の使用車両 ===
* [[国鉄413系・717系電車|413系]](JR西日本金沢総合車両所所属)
* [[JR西日本415系電車|415系]](JR西日本金沢総合車両所所属)
** 開業時から七尾線直通列車として金沢 - 津幡間に乗り入れていた。2021年に運行を終了した。
* 413系(あいの風とやま鉄道所属)
** 開業時からあいの風とやま鉄道直通列車として金沢駅 - 倶利伽羅駅間に乗り入れていた。2023年に運行を終了した。
* [[JR西日本683681系電車|683681系]](JR西日本金沢総合車両所・[[吹田総合車両所#京都支所|吹田総合車両所京都支所]]所属<ref name=":1" />
** 開業時から特急「[[能登かがり火]]」「[[サンダーバード (列車)|サンダーバード]]」、「能登かがり火」として金沢 - 津幡間に乗り入れていた2024年3月16日の北陸新幹線敦賀駅延伸開業と共運行を終了した。
 
== 駅一覧 ==