「ドトールコーヒー」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2023-09}}
{{Redirect|ドトール}}
{{画像提供依頼|ロゴマーク|date=2023年2月}}
{{基礎情報 会社
| 社名 = 株式会社ドトールコーヒー
| 英文社名 = Doutor Coffee Co., Ltd.
| ロゴ =
|ロゴ 画像 = [[ファイル:Doutor Coffee Shop Kita-Shinsaibashi, Osaka in 201509.JPG|320px|ドトールコーヒーショップ北心斎橋店]]
| 種類 = [[株式会社]]
| 市場情報 = {{上場情報|東証1部|9952| 2000年11月 |2007年9月25日}}
| 略称 = ドトール
| 国籍 = {{JPN}}
| 郵便番号 = 150-8412
| 本社所在地 = [[東京都]][[渋谷区]][[神南]]1-10-1<br /><small>{{coord|35|39|45.8|N|139|42|4|E|region:JP|display=inline}}</small>
| 設立 = 1976年(昭和51年)[[1月24日]]
|業種 = 6100
| 業種 = 6100
| 統一金融機関コード =
| SWIFTコード =
| 事業内容 = コーヒーの焙煎加工・販売、飲食店経営、FC加盟店指導など
| 代表者 = 代表取締役社長 [[星野正則]]
| 資本金 = 111億41百万円
| 売上高 = 単体660億円、連結685739億円<br />(2007(202032月期)
| 従業員数 = 912921(2007(2023323128日現在)
| 決算期 = 3月31日
| 主要株主 = [[ドトール・日レスホールディングス]] 100%
| 主要子会社 = 株式会社マドレーヌコンフェクショリー<br />株式会社マグナLes Deux
| 関係する人物 = [[鳥羽博道]](創業者)<br>[[鳥羽豊]](元社長)
| 外部リンク = [https://www.doutor.co.jp/{{Official www.doutor.co.jp/]URL}}
| 特記事項 =
}}
 
'''株式会社ドトールコーヒー'''({{lang|en|Doutor Coffee Co., Ltd.}})は、主に[[コーヒー]]を扱う[[日本]]の[[商社]](卸である。 [[コーヒー豆]]の[[輸入]]、[[焙煎]]加工並びに[[卸売]]販売および、[[飲食店]]の経営や[[フランチャイズ]]事業を展開している。[[ドトール・日レスホールディングス]](持株会社)の[[完全子会社]]。
 
社是は「1杯のおいしいコーヒーを通じて人々に安らぎと活力を提供する」<ref>『ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記』(鳥羽博道著、日経ビジネス文庫、2008年、7p)</ref>。
 
== 概要 ==
{{出典の明記|date=2017年8月7日 (月) 01:57 (UTC)|section=1}}
* 創業者・[[名誉会長]]:[[鳥羽博道]]
* [[社長]]:[[星野正則]]([[2017年]][[4月14日]]就任)
* [[本社]]所在地:[[東京都]][[渋谷区]][[神南]]1-10-1(1Fは[[ドトールコーヒーショップ]])
 
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* 2003年(平成15年)11月 - [[日本たばこ産業]]との提携により、[[ジェイティフーズ]](現・ジェイティ飲料)がDOUTORブランドのドライ飲料を販売開始する。
* 2004年(平成16年)4月 - ドトールコーヒーショップ1,000店舗達成
* 2007年(平成19年)10月 - [[日本レストランシステム]]と経営統合し、共同[[持株会社]]「[[ドトール・日レスホールディングス]](HD)」を設立。ドトールコーヒーは上場廃止。
* 2009年(平成21年)11月25日 - [[Tポイント]]の発行・取り扱いを開始。
* 2010年(平成22年)5月 - [[ユニマットホールディング|ユニマットグループ]]のユニマットキャラバンから珈琲店「カフェラミル」・紅茶専門店「ニナス」を、ユニマットクリエイティブから[[フランス料理]]店「オーバカナル」を、それぞれ[[事業譲受]]。
* 2011年(平成23年) - 星野正則(ドトール・日レスHD社長)が当社会長を兼務<ref name=":0">{{Cite web |url=https://diamond-rm.net/flash_news/23630/ |title=ドトール日レスHD、星野社長がドトールコーヒー社長を兼務 |access-date=2024-04-14 |publisher=ダイヤモンド・チェーンストアオンライン |date=2017-04-19}}</ref>。
* 2015年(平成27年)
** 4月 - DOUTORブランドのドライ飲料の一つである「ドトール カフェ・オ・レ」をリニューアル発売。これまではジェイティ飲料から発売されてきたが、同年9月をもって日本たばこ産業の飲料事業部並びにジェイティ飲料が手掛けてきた飲料部門撤退発表に伴い、販売元が[[アサヒ飲料]]に変更となった。
** 10月 - [[島根県]][[松江市]]に「ドトールコーヒーショップシャミネ松江店」を出店し、47都道府県すべてに出店を達成<ref>{{citeCite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20151016195738/http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/10/16/kiji/K20151016011330760.html|title=ドトールが47都道府県進出 松江市に店舗オープン|publisher=[[スポニチ]]|date=2015-10-16|accessdate=2015-10-16}}</ref>。
** 10月 - ドトールバリューカードの利用を開始、これにより従来の「ドトールポイントカード」と「ドリンクチケット」は廃止になった。
* 2017年(平成29年)4月14日 - 当社社長・鳥羽豊が退任し、同日、星野正則が社長を兼務<ref name=":0" />。
* 2019年(平成31年)4月19日 - Tポイント取り扱いを終了<ref>https://www.doutor.co.jp/dcs/pdf/t_close.pdf</ref>。
* 2019年(令和1年)6月3日 - [[dポイントクラブ|dポイント]]の取り扱いを開始(予定)<ref>{{Cite web|和書|title=ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェにて6月3日より「dポイント」サービス開始 会員向けサイズアップキャンペーンも実施!|url=https://www.doutor.co.jp/news/newsrelease/detail/20190412091313.html|work=株式会社ドトールコーヒー|date=2019-04-19|accessdate=2020-02-23}}</ref>
* 2020年(令和2年)3月2日 - この日よりクレジットカード決済を開始<ref>{{Cite web|和書|title=ドトールグループ店舗がますます便利に 3月2日よりクレジットカード決済サービス導入開始|url=https://www.doutor.co.jp/news/newsrelease/detail/20200219175621.html|work=株式会社ドトールコーヒー|date=2020-02-21|accessdate=2020-02-23}}</ref>。
* 2021年(令和3年)5月5日 - 滋賀県で唯一営業していたENEJet守山店(野洲市)が閉店し、滋賀県からドトールコーヒーショップがなくなった。当初5月9日の閉店予定がシステム都合により、5日に繰り上がった。
 
=== 名称の由来 ===
「ドトール」([[wikt:pt:doutor|doutor]])とは、[[ポルトガル語]]で、「[[医師|医者]]・[[博士]]」を意味する。つまり[[英語]]の「doctor」に相当する。創業者の鳥羽が[[ブラジル]]のコーヒー農園で働いていた時の下宿先が[[サンパウロ]]の「ドトール・ピント・フェライス通り85番地({{lang|pt|Rua Doutor Pinto Ferraz, 85}} フア・ドウトール・ピントゥ・フェハス)」であったことに由来する。なお、「ドトール」は[[コロニア語]]での発音であり、ポルトガル語の発音では「ドウ'''トール'''」に近い。2012年現在、商業登記しているドトールの店舗数は正式には日本国内に約90店舗しか存在しない。
 
== 店舗展開 ==
ドトールコーヒーの主な店舗展開は、6つの業態によるフランチャイズチェーンである。[[2015年]]11月末現在、全都道府県に1,346店舗を出店しており、コーヒーチェーンとしては日本最大の店舗数を持つ。また[[台湾]]など海外へも進出している。大手コーヒーチェーンの中ではコーヒー販売価格が比較的安価に設定されている。
 
島根県を最後に、一旦は日本の全都道府県への進出を完了したが、2021年に滋賀県の店舗が閉鎖されたことで事実上の撤退となり、再び空白県が発生した。対照的にライバルのスターバックスやタリーズは2023年時点でも全47都道府県に店舗を構えているため、空白県は発生していない。
 
[[2015年]]11月末時点では、当時あった滋賀県の店舗を含めて、1,346店舗を出店しており、日本3大コーヒーチェーン(同社・スターバックス・タリーズの3社)としては日本最大の店舗数を持つ。また[[台湾]]などへも進出している。大手コーヒーチェーンの中ではコーヒー販売価格が比較的安価に設定されている。
 
== フランチャイズ店・直営店 ==
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キャッチコピーは「がんばる人の、がんばらない時間。」。
 
略称は、一般的には'''ドトール'''、まれに'''ドト'''と言われることもある。また、関係者からは'''DCS'''(''Doutor Coffee Shop'')と呼ばれることが多い。
 
=== オリーブの木 ===
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[[2007年]]10月現在の店舗数は、直営のみ3店である。
 
=== ドトールコーヒーハウス ===
形態はドトールコーヒーショップだが、メニューはカフェ コロラドに近い。公式サイトに記述は無いが、ドトールコーヒーの系列である。
 
=== カフェ レクセル===
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=== サロンド テ マドレーヌ ===
[[女性]]客を主なターゲットに据えたティーサロン。2000年(平成12年)より営業を開始した。2005年時点では[[晴海 (東京都中央区)|晴海]]店、[[自由が丘]]店の2店舗があったが、[[2006年]]6月30日に自由が丘店が閉店したことで全店舗が閉店された。
 
=== ドトールコーヒーハウス ===
形態はドトールコーヒーショップだが、メニューはカフェ コロラドに近い。公式サイトに記述は無かった。2015年6月25日に千葉県行徳駅前店<!-- <ref>{{Twitter status2|asagao_saita|611367527663337474|2015年6月18日|accessdate=2021-07-25}}</ref><ref>{{Twitter status2|go_myoden|618001696229208064|2015年7月6日|accessdate=2021-07-25}}</ref> -->、2018年2月25日に八王子市大和田店<ref>{{Cite web|和書|title=ドトールコーヒーハウス ムラウチ八王子店|website=ムラウチジョーシン|accessdate=2021-07-25|url=http://murauchi.jp/doutor.html}}</ref><!-- <ref>{{Twitter status2|ExSk7|957495983750889474|2018年1月28日|accessdate=2021-07-25}}</ref><ref>{{Twitter status2|ExSk7|967761708142833664|2018年2月25日|accessdate=2021-07-25}}</ref> -->、2020年7月30日に最後のドトールコーヒーハウスである立川南口店が閉店した<ref>{{Cite web|和書|url=https://iine-tachikawa.net/open/41081/|title=《閉店》本日12月30日で閉店する日本で最後のお店『ドトールコーヒーハウス 立川南口店』へ行ってみた|website=いいね!立川|date=2020-12-30|accessdate=2021-07-25}}</ref>。
 
== 事業所 ==
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=== 子会社 ===
* 連結子会社
** 株式会社[[マグナ]] (100%子会社)
** 株式会社マドレーヌコンフェクショナリー(100Les Deux(100%子会社)
* 非連結子会社(持分法非適用会社)
** 株式会社ドトールコーヒーハワイ(100%出資)
** 株式会社ジャマイカコーヒー(100%出資)
 
== テレビ番組 ==
* [[カンブリア宮殿]] 「日本のコーヒー王が吠える! 安さを超えた価値を売れ」(2007年11月19日、テレビ東京)- ドトールコーヒー 名誉会長 鳥羽博道氏出演<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2007/1119/ 「日本のコーヒー王が吠える! 安さを超えた価値を売れ」] - テレビ東京 2007年11月19日</ref>。
 
== 書籍 ==
=== 関連書籍 ===
* 『ドトール ニューマーケット創造の原点 150円コーヒーショップの奇跡はこうして生まれた』(著者:鳥羽博道)(1988年9月30日、日本実業出版社)ISBN 9784534013996
* 『想うことが思うようになる努力 ドトールコーヒー成功の原理・原則』(著者:鳥羽博道)(1999年12月20日、プレジデント社)ISBN 978-4833490528
* 『ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記』(著者:鳥羽博道)(2008年9月1日、日本経済新聞出版社 日経ビジネス人文庫)ISBN 978-4-532-19457-4
* 『なぜ気づいたらドトールを選んでしまうのか?』(著者:上阪徹)(2015年9月1日、あさ出版)ISBN 9784860638122
 
== 脚注 ==
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<references />
 
{{Commonscat|Doutor Coffee}}
== 外部リンク ==
{{Commonscat|Doutor Coffee}}
* [https://www.doutor.co.jp/ 株式会社ドトールコーヒー]
** {{Twitter|DoutorCoffee_co}}
** {{Facebook|Fun.Doutor.Fan|ドトールコーヒーショップ}}
** {{Instagram|doutor_coffee_official|ドトールコーヒーショップ 公式}}
** {{YouTube|channel=UCxT98sxzCvKtg1IkN18goeQ|title=ドトールコーヒー 公式}}
 
{{コーヒーチェーン店}}
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:ととおるこおひい}}
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[[Category:渋谷区の企業]]
[[Category:1976年設立の企業]]
[[Category:フランチャイズドトール・日レスグループ|*1]]