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| birth_date = [[1866年]][[9月21日]]
| birth_place = {{GBR3}}<br>{{ENG}}・[[ケント (イングランド)|ケント州]] [[ブロムリー・ロンドン特別区|ブロムリー]]
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| signature =H.G. Wells signature at the Hollywood Roosevelt Hotel.svg
| website = [http://www.hgwellsusa.50megs.com/index.html H.G.ウェルズ協会 (The H.G. Wells Society)]
}}
'''ハーバート・ジョージ・ウェルズ'''('''Herbert George Wells''', [[1866年]][[9月21日]] - [[1946年]][[8月13日]])は、[[イギリス]]の著作家。小説家としては[[ジュール・ヴェルヌ]]とともに「[[サイエンス・フィクション|SF]]の巨人」と呼ばれる。社会活動家や歴史家としても多くの業績を遺した。'''H・G・ウエルズ'''、'''H.G.ウェルズ'''等の表記ある。
 
== 生涯 ==
=== 作家以前 ===
[[1866年]]、[[イングランド]]の[[ケント (イングランド)|ケント州]]ブロムリー(現在の[[ブロムリー・ロンドン特別区]])の商人の家に生まれる。父ジョゼフ・ウェルズは[[園丁]]や[[クリケット]]選手としても働き、母サラ・ニールは[[メイド]]だった。家庭は下層の中流階級に属しており、ウェルズは父の負傷後には母が働いていた[[:en:Uppark|アップパーク邸]]に寄食するのうになる。ウェルズはこの館で[[プラトン]]の『[[国家 (対話篇)|国家]]』、[[トマス・ペイン]]の『[[人間の権利]]』、[[ジョナサン・スウィフト]]などを読んだ。この頃、織物職人や薬局の徒弟奉公、見習い教師などを経験するがいずれも続かなかった。当時の体験は、のちに『キップス』『トーノ・バンゲイ』などの小説に生かされている。
 父ジョゼフ・ウェルズは[[園丁]]や[[クリケット]]選手としても働き、母サラ・ニールは[[メイド]]だった。家庭は下層中流階級に属しており、ウェルズは父の負傷後には母が働いていた[[:en:Uppark|アップパーク邸]]に寄食する。ウェルズはこの館で[[プラトン]]の『[[国家 (対話篇)|国家]]』、[[トマス・ペイン]]の『[[人間の権利]]』、[[ジョナサン・スウィフト]]などを読んだ。この頃、呉服商や薬局の徒弟奉公、見習い教師などを経験するがいずれも続かなかった。当時の体験は、のちに『キップス』、『トーノ・バンゲイ』などの小説に生かされている。
 
奨学金で[[:en:South Kensington|サウス・ケンジントン]]の科学師範学校(''Normal School of Science''、現[[インペリアル・カレッジ・ロンドン|インペリアル・カレッジ]])に入学。[[トマス・ヘンリー・ハクスリー]]の下で生物学を学び、[[進化論]]はウェルズの人生に影響を与えることになる。学生誌『サイエンス・スクールズ・ジャーナル』に寄稿し、1888年4-6月号に掲載された『時の探検家たち』は、のちの『[[タイム・マシン (小説)|タイム・マシン]]』の原型となる。[[1891年]]には、[[四次元]]の世界について述べた論文『単一性の再発見』が『フォート・ナイトリ・レヴュー』に掲載された。
 
=== 作家活動 ===
ウェルズは教員をめざすが、教育界の保守的な体質と自身の病気により道を阻まれ、文筆活動へ進む。やがて[[ジャーナリスト]]となり『ベル・メル・ガゼット』や『[[ネイチャー]]』に寄稿する。1890年代から1900年代初頭にかけて『タイム・マシン』(1895年)をはじめ『[[モロー博士の島]]』(1896年)『[[透明人間 (小説)|透明人間]]』(1897年)『[[宇宙戦争 (H・G・ウェルズ)|宇宙戦争]]』(1898年)など現在でも有名な作品を発表する。これら初期の作品には、科学知識に裏打ちされた空想小説が多く、ウェルズ自身は「[[:en:scientific romances|科学ロマンス]]」と呼んだ。
 
1900年、ケント州の[[:en:Sandgate, Kent|サンドゲイト]]に邸宅を購入し、執筆活動と文士との交際を行なう。未来について考察した『予想』の発表などが転機となり、文明批評色の濃い作品や風俗小説を発表するようになる。やがて[[社会主義]]に傾倒し、[[1902年]]には[[ジョージ・バーナード・ショー]]の紹介で社会主義団体である[[フェビアン協会]]に参加。その後も人類への憂慮を背景にした作品を発表し続け、[[第一次世界大戦]]の前に原爆を予見した『{{仮リンク|解放された世界|en|The World Set Free}}』を発表。終戦後に出された歴史書『世界史大系』は幅広く読まれた。
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=== 私生活 ===
1891年に従姉にあたるイザベル・メアリー・ウェルズ(1865-1931)と最初の結婚をし、1895年に教え子だったアミー・キャサリン・ロビンズ(1872-1927)と再婚。アミーとの間に長男[[ジョージ・フィリップ・ウェルズ|ジョージ・フィリップ]]、次男フランク・リチャードが生まれた。ウェルズは艶福家であり、ときに非難を受けた。関係のあった相手としては、産児制限活動家の[[マーガレット・サンガー]]、小説家の[[エリザベス・フォン・アーニム]]、フェビアン協会メンバー[[:en:Amber Reeves|アンバー・リーヴス]]、作家の[[:en:Rebecca West|レベッカ・ウェスト]]、オデット・カーン、[[:en:Moura Budberg|マリア・ブドゥベルグ]]らが知られている。また[[チャールズ・チャップリン]]とは懇意にしており、自作『来るべき世界』の映画化においては助言を求めた。
 
=== 晩年、死後 ===
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:『アン・ヴェロニカの冒険』では、女性の自由恋愛や、性愛について話す女性を描き、エドワード朝時代の常識に挑戦する内容として非難された。
;ゲーム
:ウェルズは、現在[[ミニチュアゲーム]]と呼ばれるような遊びを題材とした ''[[:en:Floor Games|Floor Games]]'' や ''[[:en:Little Wars|Little Wars]]'' を著しており、[[ウォー・シミュレーションゲーム|ウォー・ゲーム]]の商品化の先駆者としても知られる。
;原子爆弾
:小説『解放された世界』は、原子核反応による強力な爆弾を用いた世界戦争と、戦後の世界政府誕生を描いた。核反応による爆弾は、[[原子爆弾]]を予見したとされる。ハンガリー出身の科学者[[レオ・シラード]]は、この小説に触発されて核連鎖反応の可能性を予期し、実際に[[マンハッタン計画]]につながるアメリカの原子爆弾開発に影響を与えた。
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:世界平和の基盤となる新世界秩序のための知識と思想の集大成として、1920-30年代に新百科全書運動を展開する。これに関する著書『[[世界の頭脳]]』においては、書籍の形態をとらない世界規模の百科事典を構想し、現在の[[ウィキペディア]]の構造を予言していたとも言われる。
;糖尿病患者協会
:1934年、糖尿病患者協会の設立を『タイムズ』紙上で国民に呼びかけ、国家規模での[[糖尿病]]患者協会が初めて設立された(糖尿病患者協会そのものはポルトガルが世界初)。ウェルズ自身は[[糖尿病#12型糖尿病|12型糖尿病]]を患っていた<ref>{{Cite web |title=Herbert George Wells was an English author often referred to as the ?Father of Science Fiction?. Wells, who was diagnosed with diabetes in later life, wrote many novels including War of the Worlds, The Time Machine and The Invisible Man. |url=https://www.diabetes.co.uk/celebrities/hg-wells.html |website=Diabetes |date=2019-01-15 |access-date=2022-06-27 |language=en-GB |first=Editor on |last=January 15}}</ref>
;人権宣言
:第二次世界大戦の勃発に触発され、1939年にウェルズは『新世界秩序』で概略を述べていた「人権宣言」についての書簡を『[[タイムズ]]』とルーズベルトに送る。この人権宣言と、それを基に1940年に作成されたサンキー権利章典は、1941年1月6日のルーズベルトの[[一般教書]]の中の「四つの自由」を包含しており、さらにのちの[[世界人権宣言]]などに影響を与えたとされる。
;日本国憲法
:ウェルズは[[日本国憲法]]の原案作成に大きな影響を与えたとされる。特に[[日本国憲法第9条|日本国憲法9条]]の平和主義と戦力の不保持は、ウェルズの人権思想が色濃く反映されている。しかし、ウェルズの原案から日本国憲法の制定までに様々な改変が行われたため、憲法9条の改正議論の原因のひとつとなっている。またこの原案を全ての国に適用して初めて戦争放棄ができるように記されており、結果として日本のみにしか実現しなかったことで解釈に無理が生じたと言われている<ref>浜野輝「ウェルズと日本国憲法」(『解放された世界』岩波文庫版、1997年)</ref>。
=== ウェルズが影響を与えた主な人物、作品 ===
* [[ホルヘ・ルイス・ボルヘス]] - 『タイム・マシン』から着想を得た評論『コールリッジの夢』や、『水晶の卵』に着想を得た『アレフ』を執筆。ボルヘスが編纂した叢書〈バベルの図書館〉の1冊にもウェルズが選ばれている。
* [[オラフ・ステープルドン]] - 『世界史大系』から着想を得た年代記『最後にして最初の人類』を執筆。
* [[オーソン・ウェルズ]] - 『宇宙戦争』から着想を得たラジオ番組『[[宇宙戦争 (ラジオ)]]』を制作。
* [[C・S・ルイス]] - 『[[別世界物語]]』において、ウェルズのカリカチュアである科学者を登場させた。
* [[A・A・ミルン]] - 子供時代にウェルズの教えを受け、当時のウェルズについて自伝で回想している。
* [[アーサー・C・クラーク]] - 『めずらしい蘭の花が咲く』から着想を得た『尻込みする蘭』や、『月世界最初の人間』から登場人物の名を借りた『登ったものは』を執筆(『[[白鹿亭綺譚]]』所収)。
* [[アーノルド・J・トインビー]] - 『世界史大系』から着想を得た『[[歴史の研究]]』を執筆。
* [[ジョン・クリストファー]] - 『宇宙戦争』から着想を得た[[トリポッド・シリーズ]]を執筆。
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* [[横田順彌]] - 『宇宙戦争』から着想を得た『火星人類の逆襲』を執筆。
* [[スティーヴン・バクスター]] - 『タイム・マシン』をはじめいくつかのウェルズ作品から着想を得た『[[タイム・シップ]]』を執筆。この小説は、ウェルズの遺族から『タイム・マシン』の正式な続編と認められている。
*[[藤倉大]] - 短編「世界最終戦争の夢」を題材にしたオペラ「[[アルマゲドンの夢]]」を作曲した。
* [[手塚治虫]] - 日本の有名漫画家。日本に於けるSF漫画の先駆者の1人。
 
== 主要作品リスト ==
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*''[[:en:The Island of Dr. Moreau|The Island of Dr. Moreau]]'' (1896) 『[[モロー博士の島]]』(その他の邦題『改造人間の島』)
*''[[:en:The Invisible Man|The Invisible Man]]'' (1897) 『[[透明人間 (小説)|透明人間]]』
*''[[:en:The Wheels of Chance|The Wheels of Chance]]'' (1897)  『ホイールズ・オブ・チャンス』- 自転車旅行を題材としたコメディ
*''[[:en:The War of the Worlds|The War of the Worlds]]'' (1898) 『[[宇宙戦争 (H・G・ウェルズ)|宇宙戦争]]』
*''[[:en:The Sleeper Awakes|When The Sleeper AwakesWakes]]'' (1899) 『今より三百年後の社会睡眠者が目覚めるとき』 - 眠りによって未来203年後(西暦2100年)のディストピアに出現した男の体験談。なお、黒岩涙香の訳書では『今より三百年後の社会』という邦題になっている。
*''[[:en:Love and Mr. Lewisham|Love and Mr. Lewisham]]'' (1900) 『恋愛とルイシャム氏』 - [[交霊術]]に関わった男の物語
*''[[:en:The First Men in the Moon|The First Men In the Moon]]'' (1901) 『[[月世界最初の人間]]』(その他の邦題『月の世界を見た男』『月世界旅行』)
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*''[[:en:The Food of the Gods and How It Came to Earth|The Food of the Gods]]'' (1904) 『[[神々の糧]]』 - 合成食品による生物の巨大化を描く
*''[[:en:Kipps|Kipps]]'' (1905) 『キップス』 - 風俗小説
*''[[:en: A Modern Utopia |A Modern Utopia]]'' (1905) 『近代のユートピア』 - ウェルズ流のユートピア
*''[[:en:In the Days of the Comet|In the Days of the Comet]]'' (1906) 『彗星の時代』 - [[ハレー彗星]]の接近に着想を得た物語
*''[[:en:The War in the Air|The War in the Air]]'' (1908) 『空の戦争』 - 航空機を用いた戦争を描いた
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*''[[:en:Tono-Bungay|Tono-Bungay]]'' (1909) 『[[トーノ・バンゲイ]]』 - 風俗小説
*''[[:en:The History of Mr. Polly|The History of Mr. Polly]]'' (1910) 『ポーリー氏の生涯』 - 自伝的な風俗小説
*''The Sleeper Awakes'' (1910) 『眠れる人が目を覚ます』- 1899年出版の''When The Sleeper Wakes'' の修正版
*''The New Machiavelli'' (1911) 『ニュー・マキャベリ』 - 社会主義を題材とした小説
*''Marriage'' (1912) 『結婚』
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*''The Lost Inheritance'' (1897)
*''Mr Marshall's Doppelganger'' (1897)
*''A Perfect Gentleman on Wheels'' (1897) 『パーフェクト・ジェントルマン』
*''The Presence by the Fire'' (1897)
*''[[:en:The Star (Wells short story)|The Star]]'' (1897) 『[[星 (小説)|星]]』(その他の邦題『妖星』、『ザ・スター』)
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=== 映画脚本 ===
*''[[:en:Things to Come|Things to Come]]'' (19351936) - 『[[{{仮リンク|るべき世界]]』 (映画)|label=来るべき世界|en|Things to Come}} 原作『世界はこうなる』および『人間の仕事と富と幸福』
*''[[:en:The Man Who Could Work Miracles|The Man Who Could Work Miracles]]'' (1936) - 『[[奇蹟人間]]』 原作『奇蹟を行う男』
*''The New Faust'' (1936) - 原作『故エルヴシャム氏の話』
 
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* 『今より三百年後の社会』[[黒岩涙香]]訳、1912-13年。
* 『今の世の奇蹟』黒岩涙香訳、1918年。
* 『ダイヤモンドをつくる男・盲人の国』 [[窪田鎮夫]]訳、[[英宝社]]、1957年。
* 『トーノ・バンゲイ』 [[中西信太郎]]訳、[[岩波書店]]〈[[岩波文庫]] 上・下〉、1953-60年、{{ISBN2|4-00-322765-4}}
* 『来たるべき世界の物語』 [[宇野利泰]]他訳、[[早川書房]]〈[[ハヤカワ文庫]]〉、1961年。
* 『[[ウェルズSF傑作集1]]』 [[阿部知二]]他訳、[[東京創元社]]〈[[創元SF文庫]]〉、1965年。
* 『[[ウェルズSF傑作集2]]』 阿部知二他訳、東京創元社〈創元SF文庫〉、1970年。
* 『解放された世界』 [[水嶋正路]]訳、サンリオ〈サンリオSF文庫〉、1978年。
* 『神々の糧』 [[小倉多加志]]訳、早川書房〈ハヤカワ文庫〉、1979年。
* 『神々のような人々』 水嶋正路訳、[[サンリオ]]〈[[サンリオSF文庫]]〉、1981年。
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* 『アン・ヴェロニカの冒険』 [[土屋倭子]]訳、国書刊行会、1989年。
* 『解放された世界』 [[浜野輝]]訳、岩波文庫、1997年、{{ISBN2|4-00-322766-2}}
* 『地球国家2106年』 [[吉岡義二]]訳、[[読売新聞社]]、1973年。
* 『イカロスになりそこねた男』 [[橋本槙矩]]ほか訳、[[ジャストシステム]]、1996年。
* 『盗まれた細菌/初めての飛行機』 [[南條竹則]]訳、[[光文社古典新訳文庫]]、2010年。
* 『キップス: 素朴な魂の物語』青野丸香訳、kindle出版、2019年。
* 『ポリー氏の人生』 [[高儀進]]訳、[[白水社]]、2020年。自伝的長篇
* 『ホイールズ・オブ・チャンス』浦冨真悟訳、kindle出版、2023年。
* 『眠れる人が目を覚ます』AH翻訳研究会訳、Independently published、2024年。
 
;その他
* 『世界文化史大系』(全12冊) [[北川三郎]]訳、[[大鐙閣]]、1927年。
* 『生命の科学』(全24冊) [[小野俊一]]訳、[[平凡社]]、1946年。
* 『世界文化史』(全8冊) [[藤本良造]]訳、[[新潮社]]〈[[新潮文庫]]〉、1957年。
* 『世界史概観』 [[長谷部文雄]]・阿部知二訳、[[岩波新書]](上・下)、改版1966年。
* 『人間の仕事と富と幸福』 浜野輝訳、[[鹿島出版会|鹿島研究所出版会]]、1967年。
* 『世界文化小史』 [[下田直春]]訳、[[角川文庫]]、1971年、新装版復刊1990年。[[講談社学術文庫]]、2012年。
* 『影のなかのロシア』 [[生松敬三]]・浜野輝訳、[[みすず書房]]、1978年。
* 『ホモ・サピエンス将来の展望I 人類の運命』 [[浜野輝]]訳、[[思索社]]、1983年。合本版・新思索社、2006年。
* 『ホモ・サピエンス将来の展望II 新世界秩序』 浜野輝訳、思索社、1983年 - 巻末にウェルズ協会による著作目録付き
* 『世界の頭脳 人間回復をめざす教育構想』 浜野輝訳、思索社、1987年。
* 『人間の権利 われわれはなんのためにたたかうのか』 浜野輝訳、日本評論社、1987年。
 
== 脚注 ==
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* [[タイムマシン]]
* [[ジョージ・フィリップ・ウェルズ]]
* [[デイヴィッド・ロッジ]] - オマージュにみちた伝記『絶倫の人  小説H・G・ウェルズ』([[高儀進]]訳、[[白水社]]、2013年)、オマージュにみちた伝記
 
== 外部リンク ==
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* [http://www.hgwellsusa.50megs.com/index.html H.G.ウェルズ協会 (The H.G. Wells Society)](英語)
* {{gutenberg author|id=H._G._Wells|name=H. G. Wells}}(英語)
* [httphttps://www.archive.org/search.php?query=creator%3Ah%20g%20wells%20-contributor%3Agutenberg%20AND%20mediatype%3Atexts Works by H. G. Wells] at [[Internet Archive]](オリジナル版のスキャン画像有。英語)
* {{青空文庫著作者|1430|ウェルズ ハーバート・ジョージ}}
* {{isfdb name|id=H._G._Wells|name=H. G. Wells}}
* {{imdb|0920229}} - 映像化作品のリスト
* [http://ameqlist.com/sfw/wells.htm H・G・ウェルズ](翻訳作品集成)
* [https://web.archive.org/web/20110923165720/http://www.inscript.co.jp/wakashima/SF/S7%20Wells1.htm 小さな巨人]([[若島正]]による解説)
 
{{ハーバート・ジョージ・ウェルズ}}
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[[Category:19世紀イングランドの小説家]]
[[Category:20世紀イングランドの小説家]]
[[Category:19世紀イングランドの歴史家]]
[[Category:20世紀イングランドの歴史家]]
[[Category:イングランドのSF作家]]
[[Category:イングランドのジャーナリスト]]
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[[Category:国際ペンクラブ会長]]
[[Category:思想家]]
[[Category:アメリカ芸術文学アカデミー会員]]
[[Category:イギリスの反資本主義者]]
[[Category:イングランドの歴史学者人権活動家]]
[[Category:イギリスの人権活動家]]
[[Category:イギリス社会主義の人物]]
[[Category:ヴィクトリア朝の人物]]
[[Category:ブロムリー区出身の人物]]
[[Category:インペリアル・カレッジ・ロンドン出身の人物]]
[[Category:1866年生]]
[[Category:1946年没]]
[[Category:インペリアル・カレッジ・ロンドン出身の人物]]