「ジャック・ドワイヨン」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
| (13人の利用者による、間の24版が非表示) | |||
1行目:
{{ActorActress|
| 芸名 =
| ふりがな = ジャック・ドワイヨン
| 画像
| 画像
| 画像コメント = 2017年度 カンヌ国際映画祭にて
| 本名 =
| 出
| 死没地 =
| 国籍 =
| 身長 =
| 血液型 =
16 ⟶ 17行目:
| 没月 =
| 没日 =
| 職業 = [[映画監督]]、[[脚本家]]
| 活動期間 = [[1969年]] - 現在
| 配偶者 =
| 著名な家族 = ローラ・ドワイヨン (長女)<br/>[[ルー・ドワイヨン]] (次女)
| 事務所 =
| 公式サイト =
| 主な作品 = 『[[ラ・ピラート]]』<br
| カンヌ国際映画祭 = '''新人作品賞'''<br />[[第32回カンヌ国際映画祭|1979年]]『あばずれ女』
| ベルリン国際映画祭 = '''[[:de:Der Blaue Engel (Filmpreis)|青い天使賞]]'''<br />[[第43回ベルリン国際映画祭|1993年]]『若きウェルテル』<br />'''[[ベルリン国際映画祭 FIPRESCI賞|国際映画批評家連盟賞]]'''<br /> [[第41回ベルリン国際映画祭|1991年]]『[[ピストルと少年]]』<br />'''国際カトリック映画事務局賞'''<br />1991年『ピストルと少年』<br />'''[[:fr:Prix du jury œcuménique de la Berlinale|エキュメニカル審査員賞]]'''<br />1993年『若きウェルテル』
| ヴェネツィア国際映画祭 = '''[[ヴェネツィア国際映画祭 FIPRESCI賞|国際映画批評家連盟賞]]'''<br />[[第53回ヴェネツィア国際映画祭|1996年]]『[[ポネット]]』<br />'''国際カトリック映画事務局賞''' <br />1996年『ポネット』
| ニューヨーク映画批評家協会賞 = '''[[ニューヨーク映画批評家協会賞 外国語映画賞|外国語映画賞]]'''<br />[[第63回ニューヨーク映画批評家協会賞|1997年]]『ポネット』
| その他の賞 = '''[[ルイ・デリュック賞]]'''<br />[[1990年]]『[[ピストルと少年]]』
}}
'''ジャック・ドワイヨン'''（Jacques Doillon,[[1944年]][[3月15日]] - ）は、[[フランス]]・[[パリ]]出身の[[映画監督
== 概要 ==
『西暦01年』はフランスの漫画[[バンド・デシネ|BD]]から発想され、[[アラン・レネ]]と[[ジャン・ルーシュ]]が撮った場面が含まれる点から「[[ジャン＝リュック・ゴダール|ゴダール]]中心の[[ヌーヴェルヴァーグ]]にたいして、いささか屈折した位置に立っている」<ref name="注">[[中条省平]]『フランス映画史の誘惑』（[[集英社新書]] [[2003年]]pp.213-219）。</ref>。▼
[[パリ]]生まれ。地元の高校在学時代に映画に興味を持ち、同高で文学の講師をしていた映画評論家 アンリ・エゲルの映画クラブに参加していた。以降、映画や[[脚本家]]の道へと進んだ。
[[モーリス・ピアラ]]、[[フィリップ・ガレル]]らと「[[ポスト・ヌーヴェルバーグ]]」とされる<ref name="注">[[中条省平]]『フランス映画史の誘惑』（[[集英社新書]] [[2003年]]pp.213-219）。</ref>。
▲『西暦01年』はフランスの漫画[[バンド・デシネ|BD]]から発想され、[[アラン・レネ]]と[[ジャン・ルーシュ]]が撮った場面が含まれる点から「[[ジャン＝リュック・ゴダール|ゴダール]]中心の[[ヌーヴェルヴァーグ]]にたいして、いささか屈折した位置に立っている」<ref name="注"
『[[ポネット]]』では主演の[[ヴィクトワール・ティヴィソル]]に、[[ヴェネツィア国際映画祭]]で史上最年少の[[ヴェネツィア国際映画祭 女優賞|主演女優賞]]をもたらした。
[[2017年]]、日本の『フランス映画祭2017』に招聘されて来日し、自身の監督作品『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』をPR<ref>{{Cite web|和書|url=https://realsound.jp/movie/2017/05/post-4990.html |title=ジャック・ドワイヨンやイザベル・ユペールの来日も フランス映画祭2017全ラインナップ発表 |publisher=Real Sound |date=2017-05-09 |accessdate=2018-02-18 }}</ref>。更に同映画公開で再来日し、舞台挨拶を行った<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/249782 |title=ジャック・ドワイヨンが監督作を引っさげ来日、“近代彫刻の父”ロダンとの共通点語る |publisher=ナタリー |date=2017-09-22 |accessdate=2018-02-18 }}</ref>。
私生活では、ノエル・ボワソンとの間に生まれた長女ローラは父と同じ職業に進み、映画監督[[セドリック・クラピッシュ]]と結婚。[[1982年]]から[[1990年]]まで女優アーティスト [[ジェーン・バーキン]]と交際し、2人の間の次女[[ルー・ドワイヨン|ルー]]は女優となった。ほか後妻2人の間に、三女リリー・四女ニーナ・長男ラザールがいる。
[[2024年]]、[[ジュディット・ゴドレーシュ]]など複数の俳優から性的暴行の告発を受け、拘束された<ref>[https://www.jiji.com/jc/article?k=20240702046142a&g=afp 映画監督２人、不同意性交と性的虐待の訴えで拘束 仏警察]</ref>。
== 主な監督作品 ==
43 ⟶ 60行目:
* [[恋する女 (1987年の映画)|恋する女]] ''L'Amoureuse'' （1987年）
* [[ふたりだけの舞台]] ''Comédie!'' （1987年）
*
* [[女の復讐]] ''La Vengeance d'une femme'' （1990年）
* [[ピストルと少年]] ''Le Petit Criminel'' （1990年）
52 ⟶ 69行目:
* [[ポネット]] ''Ponette'' （1996年）
* あまりにも大きな（小さな）愛 ''Trop (peu) d'amour'' （1998年) 特殊上映のみ
* [[少年たち (映画)|少年たち]] ''Petits frères'' （1999年）
* イカレた一夜 ''Carrément à l'ouest'' （2001年）映画祭上映
* ラジャ ''Raja'' （2003年）映画祭上映
58 ⟶ 75行目:
* アナタの子供 ''Un enfant de toi'' （2012年）映画祭上映
* [[ラブバトル]] ''Mes séances de lutte'' （2013年）
* [[ロダン カミーユと永遠のアトリエ]] ''Rodin'' （2017年）
== 主な受賞 ==
* [[1979年]] [[第32回カンヌ国際映画祭]]新人作品賞 （『あばずれ女』）
* [[1990年]] [[ルイ・デリュック賞]] （『ピストルと少年』）
* [[1991年]] [[第41回ベルリン国際映画祭]][[ベルリン国際映画祭 FIPRESCI賞|国際映画批評家連盟賞]] （『ピストルと少年』）
* [[1993年]] [[第43回ベルリン国際映画祭]]ブルー・エンジェル賞 （『若きウェルテル』）
* [[1996年]] 第53回[[ヴェネチア国際映画祭]][[ヴェネツィア国際映画祭 女優賞|女優賞]]、[[ヴェネツィア国際映画祭 FIPRESCI賞|国際映画批評家連盟賞]] （『ポネット』）
* [[1997年]] [[第63回ニューヨーク映画批評家協会賞]]外国語映画賞 （『ポネット』）
* [[2008年]] [[ジャン・ヴィゴ賞]]特別表彰
76 ⟶ 94行目:
*{{IMDb name|0230695|Jacques Doillon}}
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:とわいよん しやつく}}
[[Category:フランスの映画監督]]
[[Category:フランスの脚本家]]
[[Category:パリ出身の人物]]
[[Category:1944年生]]
[[Category:存命人物]]
▲{{film-bio-stub}}
| |||