「データカードダス」の版間の差分

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筐体は[[バンプレスト]](現:[[バンダイナムコエンターテインメント]])が開発。初代機の製造は[[タイトー]]が行い、採用基板は[[Taito Type X]]を搭載{{Efn|ただし、主に[[ガンバライド]]や[[ダイスオー]]では稼働中に、画面上に描写できる3Dモデルの上限を増やすために基板にスペックアップが施されたことがある。}}。基本的に、男児を対象にした作品は青、女児を対象とした作品は赤の筐体がそれぞれ使われるが、ソフト(タイトル)交換が行われると一部例外が発生する。赤・青・緑(女児向けは桃・黄・青)の3つのボタンで操作するのが基本となるが、近年は筐体の中心部に特殊なボタンが取り付けられている作品が多い。{{Efn|筐体の中央部分は改造がしやすく、最初期のデータカードダスは真ん中に何も搭載されないことが常識であったが、その後は作品ごとに応じた機器を搭載することが多くなった。機器を通しておもちゃを読み込むことも可能になったためである。後にICカードリーダーのみを取り付けることも多くなったが、[[ガンバライド]]のシャバドゥビ弾は例外的にICカードリーダーとベルトボタンを両方同時に使用できる機器が取り付けられた。}}一部のタイトルでは、ICカードやIDカードを使用してゲームの成績などを記録することができる。2016年11月の新型筐体より、バンダイナムコタイトル共通の[[ALL.Net#バナパスポート|バナパスポートカード]]が採用され、同時に[[セガ・インタラクティブ]]のAime(アイミー)と相互利用が可能となったが、2019年3月より[[コナミアミューズメント]]の[[e-AMUSEMENT PASS]]とタイトーの[[NESiCAxLive#ICカード「NESiCA」|NESiCA]]([[Amusement IC]]対応カードのみ)にも対応する予定([[FeliCa]]対応[[スマートフォン]]でもバナパスポートカード・Aime・e-AMUSEMENT PASS・NESiCA機能を書き込むことができる)。{{Efn|現時点でバナパスポートによるデータ保存に対応したデータカードダス作品は[[機動戦士ガンダム]]アーセナルベース、[[スーパードラゴンボールヒーローズ]]のみである。[[アイカツ]]の一部シリーズ、[[妖怪ウォッチ]]ともだちウキウキペディア、[[ガンバレジェンズ]]はQRコードでデータセーブを行う。}}
 
2010年代以降は[[仮面ライダーバトル ガンバライジング|ガンバライジング]]や[[妖怪ウォッチ ともだちウキウキペディア|妖怪ウォッチともだちウキウキペディア]]にみられるように、主に[[モンスター烈伝 オレカバトル|モンスター列伝 オレカバトル]]にならった縦画面筐体がリリースされたが、2020年代以降は再び16:9サイズの横画面筐体が多くなりつつある。
 
一部の[[バンダイナムコアミューズメント]]直営店ではデータカードダス専門のコーナー『データカードダスステーション』を設置している。
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=== フラットパネルタイプ ===
2010年の『[[ドラゴンボールヒーローズ]]』よりフラットパネルリーダータイプの筐体が登場した。ゲーム基板は独自のものが使用されている。これらは筐体にはデータカードダスと記されていないが、公式サイト上ではデータカードダスの一種として扱われている。同時にICカードへの対応が始まり、ICカード内にゲームの成績をセーブできるようになった。また、筐体内に[[3G]]を利用した通信装置が内蔵されており、全国ランキングの集計やサーバ側から自動的にゲーム要素を開放することが可能(大規模なアップデートはSDカードで供給)になっている。背面にLANコネクタを装備しており、同じタイトルの2台を接続して対戦仕様にすることができる(3台以上の接続はできない)。のちに登場したマジンボーンは使用基板がES2 PLUSで通信装置は[[Wi-Fi]]を搭載しており、内部的にはデータカードダスF以降の標準的な構成になっているが、2021年現在は採用されていない。画質がかなり悪く、HDに非対応(マジンボーンは例外)であったため、筐体老朽化の激しいドラゴンボールヒーローズは早めに撤退したが、ガンダムトライエイジはかなり長くサービスが続いた。2021年の[[ガンダムトライエイジ]]のサービス終了を最後に市場から回収された。
 
=== データカードダスNEO(シンプルタイプ) ===
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=== データカードダスM(マルチプレイタイプ) ===
2013年9月稼働の『[[大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア]]』に採用され4人用筐体。設置店向け資料での表記は「データカードダスM(マルチプレイ)」という呼称になっている。カードダスドットコムでは「マルチプレイタイプ」に該当する。55インチのワイド液晶モニタを上向きに設置し、その長辺側に二人ずつプレイヤーが配置される。無線通信装置は内蔵しておらず、[[ALL.Net]]に接続してプレイヤー情報やランキングなどの管理を行っていたが、2015年12月に『[[妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊|妖怪ウォッチバスターズ]]鉄鬼軍』へ換装された際に、他タイトル同様のWi-Fi仕様に変更となった。同タイトルのサービス終了に伴い、市場より回収された。
 
=== データカードダスF(ミニフラットパネルタイプ) ===
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=== データカードダスD(タッチパネルタイプ) ===
2016年11月稼働の『[[スーパードラゴンボールヒーローズ]]』より採用され1人用筐体で事実上の同タイトル専用筐体となっている。設置店向け資料での表記は「データカードダスD」という呼称になっている。カードダスドットコムでは「タッチパネルタイプ」に該当する。メインモニターに32インチ高解像度モニターを使用し、カードの操作パネルも『機動戦士ガンダム U.C.カードビルダー』風のタッチパネル方式のモニターに変更された。データのセーブがこれまでのICカードおよびリーダーがリーダーが置き型や挿入型からタッチ式へとなり、タイトル専用カードからバナパスポートカードや[[ALL.Net#Aime|Aime(アイミー)]]へ変更となっている。また、[[ドラゴンボールヒーローズ]]から互換性を取る関係でグラフィック機能はフラットパネルタイプからほぼ据え置きとなっている。新規格「[[Amusement IC|アミューズメントICカード]]」への対応は2019年3月に行われた。
 
=== データカードダスR ===
2020年12月に稼働された『[[アイカツプラネット!]]』より採用された1人用筐体。設置店向け資料での表記は「データカードダスR」という呼称になっている。筐体の表面のどこにもボタンが存在しない。基板は従来のES2 PLUSではない新基板を採用、ディスプレイには2台の高解像度モニターを使用し、操作パネルもデータカードダスDに続きタッチパネル方式のモニターを採用。物理ボタンが廃止され、正面には対応玩具を読み取る専用スキャナ、右手にライセンスなどの二次元コード読み込み用カメラ、周辺にはLEDを搭載するサーバとの通信はデータスポット経由ではなく、筐体ごとにLTE回線を使用する。 (アイカツプラネットでの)サービス終了に伴い、公式LINE・公式HPマイページ機能は2023年3月30日をもって稼働終了した。なお『アイカツプラネット』の筐体は2023年3月以降『[[仮面ライダーバトル ガンバレジェンズ]]』へ換装され、排出されるカードは「スイング」から変更され、通常のデータカードダス規格と同じカードを排出するようになった。カードはスキャンのみに使用し、プレイ中に激しく動かすことでカードを摩耗させるリスクはなくなった。また、サーバとの通信はLTE回線からデータスポット経由(Wi-Fi)に変更された。
 
=== データカードダスH ===
2022年2月に稼働の『[[機動戦士ガンダム アーセナルベース]]』より採用され1人用筐体。設置権向け資料での表記は「データカードダスH」という呼称になっている。データカードダスRと同様通信機能にバンダイデータスポットを介しないため、ゲームセンターで稼働させるための負担が大幅に減少した。オンライン回線には[[ALL.Net]]が採用された。筐体に設置された物理ボタンは1つのみとなる。カードはベンダー式で、カードサイズは『[[艦これアーケード]]』『[[Fate/Grand Order Arcade|Fate Grand Order Arcade]]』『[[英傑大戦]]』などと同じサイズとなった。
 
=== バンダイデータスポット ===
データカードダスFと同時に設置が開始されたもの。内部にはWindows Embedded Standard 7で動作するセットトップボックスとWi-Fiルータ、3Gルータ<ref group="注釈">2017年10月に[[LTE]]対応ルータへの交換が行われ、サーバとの通信速度を向上させた。将来的には、現在USBメモリで行っているアップデートプログラムの配布を、データスポット経由でオンラインで行えるよう計画中であり、実際に「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」においては初回インストール以降のゲーム要素やカードデータ追加は全てオンラインで行われた。</ref>が搭載されており、データカードダスFやO以降に登場したタイトルではデータスポットを介してサーバとリアルタイムでの双方向通信が可能になった。そのため、オフライン状態など何らかの理由でデータスポットの機能が停止すると、傘下の各ゲームにおいても障害が発生する。コイン投入口やバーコードのスキャナはなく、ゲームをプレイしたりカードを購入することはできない。しかし、ICカードリーダーと(Micro)[[SDカード]]リーダーが露出されているため、これらを利用した連動要素などが存在した。タッチパネル式モニターを搭載しており、各タイトルのプロモーション映像や関連商品の紹介を見ることができる。モニターの下部にはSDカードスロット(通常サイズのSDカードとmicroSDカードの二つのスロットがある)とデータカードダス用ICカードに対応したICカードリーダライターを装備しており、SDカードスロットを使い「アイカツフォンスマート」や「DX妖怪ウォッチシリーズ(ドリームまで。エルダは非対応)」の追加データの配信と、ICカードリーダライターを使用してマジンボーンのマイベース閲覧やアイカツ!のマイルーム閲覧とアイテム取得、[[たまごっち|TAMAGOTCHI 4U]]のアイテム取得などをすることができた(現在はすべてサービス終了)。2014年9月のアイカツ!のWi-Fi化に伴い、データカードダスFやOを設置していないアイカツ!の設置店にも新たに設置されるようになった。筐体のデモ画面では、現時点で稼働しているすべてのデータカードダス作品の版権表記も表示されるが、2024年現在は[[仮面ライダーバトル ガンバレジェンズ|ガンバレジェンズ]]が表記されなくなった。2024年3月から、ルータ機能のみを搭載した新型との置き換えが始まっている。
 
== 遊び方 ==
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*哆啦A夢時空冒險記(ドラえもん・時空冒険記(原題))<ref>{{Cite web |title=[大陸] 全新卡牌街機遊戲《哆啦A夢時空冒險記》正式發布!預計1/1起7地開始營運 |url=https://chinesedora.com/news/17815.htm |website=哆啦A夢中文網 新聞 |date=2019-12-30 |access-date=2023-02-07 |language=zh-Hant-TW |last=站長}}</ref>
以下のタイトルは東南アジア諸国のみで稼働していた。筐体はNEOタイプにダイスオーDXの筐体についていた特殊ボタンを取り付けたものを使用している。
*powerrangersPower cardRangers Card Battle battle(パワーレンジャー・カードバトル(原題))<ref>{{Cite web |title=POWER RANGERS CARD BATTLE |url=https://web.archive.org/web/20160111070920/http://www.pr-cardbattle.com/ |website=web.archive.org |date=2016-01-11 |access-date=2023-02-07}}</ref> このタイトルは「[[スーパー戦隊バトル ダイスオー|ダイスオー]]」を、画面サイズをそのままにデータカードダスN筐体に移植して稼働したものである。2023年時点では稼働終了済みと思われる。
 
以下のタイトルは中国でのみ稼働している。筐体はタッチパネルタイプを使用している
*海贼王联合激斗(ワンピース・ユナイテッドファイト(原題))[https://cnmobile.prnasia.com/story/439399-1.shtml]
 
 
 
== 稼働終了タイトル ==
注釈のないものは初期タイプでの稼働。専用規格、または汎用規格のICカードを使用した作品は太文字で記述する
; オリジナルタイトル
* [[百獣大戦アニマルカイザー]](2007年8月、2ボタンの専用筐体での稼動)
* '''[[百獣大戦グレートアニマルカイザー]]'''(2012年7月、[[バンダイナムコエンターテインメント|バンダイナムコゲームス]]レーベルのタイトル)※NEOタイプ
 
; [[アイカツ!]]シリーズ
* '''[[アイカツ!]]'''(2012年10月)※NEOタイプ
* [[アイカツスターズ!]](2016年5月)※Tタイプ
* [[アイカツフレンズ!]](2018年4月)※Tタイプ
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* [[DRAGONBALL Z 爆烈IMPACT|DRAGONBALL Z W爆烈IMPACT]](2008年6月)
* [[DRAGONBALL改 DRAGON BATTLERS]](2009年6月)
* '''[[ドラゴンボールヒーローズ]]'''(2010年11月)※フラットパネルタイプ
 
; [[NARUTO -ナルト-]]シリーズ
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* [[デジモンクロスウォーズ 超デジカ大戦]](2010年8月)
* [[デジモンクロスウォーズ 超デジカ大戦|デジモンクロスウォーズ 超デジカ大戦 ジェネラルストライカーズ]](2011年4月)
* [[デジモンユニバース アプリモンスターズ#ゲーム|'''データカードダス アプリモンスターズ''']](2016年11月)※フラットパネルタイプ
 
; [[たまごっち]]シリーズ
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* 大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO ギャラクシーレジェンド(2009年10月)
* 大怪獣バトル RR(2010年4月)
* '''[[大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア]]'''(2013年9月)※Mタイプ
* [[ウルトラマン フュージョンファイト!]](2016年7月)※NEOタイプだがICカード非対応。(中国では現在も「奥特曼融合激战」のタイトルで稼働中だが、ウルトラマンシャイニングユナイト(原題)にリニューアル予定。)
 
; [[プリキュアデータカードダスシリーズ|プリキュアデータカードダス]]([[プリキュアシリーズ]])
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* [[プリキュアデータカードダスシリーズ#プリキュアオールスターズ ハートキャッチドリームダンス|プリキュアオールスターズ ハートキャッチドリームダンス]](2010年2月)
* [[プリキュアデータカードダスシリーズ#プリキュアオールスターズ|プリキュアオールスターズ]](2010年8月)※2013年2月以降玩具連動型タイプへ移行
* [[プリキュアデータカードダスシリーズ#プリキュアパーティーシリーズ|プリキュア プリンセスパーティー]](2015年4月)※NEOタイプだがICカード非対応
* [[プリキュアデータカードダスシリーズ#プリキュアパーティーシリーズ|プリキュア まほうのパーティー]](2016年4月)※NEOタイプだがICカード非対応。
 
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* [[ワンピーベリーマッチ]](2008年5月)
* [[ワンピーベリーマッチ|ワンピーベリーマッチダブル]](2009年9月)
* [[ワンピーベリーマッチ|'''ワンピーベリーマッチアイシー!''']](2011年10月)※ICカード対応
* [[ワンピーベリーマッチ|'''ワンピートレジャーワールド''']](2012年12月)※ICカード対応
* [[ワンピーベリーマッチ|ワンピースキングス]](2014年3月)※Oタイプ
 
; [[仮面ライダーシリーズ]]
* '''[[仮面ライダーバトル ガンバライド]]'''(2008年12月)※2010年9月以降玩具連動型タイプへ移行し、2012年9月以降ICカード対応へと追加された
* [[仮面ライダーバトル ガンバライジング]](2013年10月)※Fタイプ。2015年10月以降玩具連動型へ移行
 
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; [[トリコ]]
* '''[[トリコ イタダキマスター]]'''(2011年4月)※初のICカード対応
* '''[[トリコ 爆狩ジャングルメ!!]]'''(2013年6月)※ICカード対応
 
; [[ガンダムシリーズ一覧|ガンダムシリーズ]]
* '''[[ガンダムトライエイジ]]'''(2011年7月)※フラットパネルタイプ
 
; [[レベルファイブ]]
* '''[[データカードダス ダンボール戦機]]'''(2011年11月)※ICカード対応
* [[妖怪ウォッチ#データカードダス|妖怪ウォッチ ともだちウキウキペディア]](2014年1月)※Oタイプ
* 妖怪ウォッチバスターズ 鉄鬼軍(2015年12月)※Mタイプ・玩具連動型タイプ
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; その他
* '''[[マジンボーン]]'''(2014年4月)※フラットパネルリーダータイプ
* [[ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ#データカードダス|'''MARVEL ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ 魂ロワイヤル''']](2014年6月)※NEOタイプ
* [[ドリフェス!#アーケードゲーム|'''ドリフェス!''']](2016年11月)※NEOタイプ
* [[マジックキャッスル (オンラインゲーム)#ディズニー マジックキャッスル キラキラシャイニー★スター|ディズニー マジックキャッスル キラキラシャイニー★スター]](2016年12月)※NEOタイプ+ガシャポンマシン2台
* [[ブラッククローバー|'''ブラッククローバー グリモワールバトル''']](2017年11月)※フラットパネルリーダータイプ
* [[最響カミズモード!]](2020年10月)※Kタイプ。太鼓型コントローラーを搭載し従来の物理ボタンは装備しない
 
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