「イカゲーム」の版間の差分

| 国・地域 = {{ROK}}<br />{{USA}}

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『'''イカゲーム'''』（{{lang-ko-short|'''오징어 게임'''}}、{{lang-en-short|''Squid Game''}}）は、[[NetflixSiren Pictures Inc.]]でシリーズ配信されてい[[制作]]による[[大韓民国ドラマ|韓国のドラマ]]。[[アメリカ合衆国]]の[[定額制動画配信サバービス]]「[[Netflix]]」にて[[イバルドラマンターネット配信|配信]]されている。

主人公のソン・ギフンが大金をかけた命がけのサバイバルゲームに巻き込まれ、他の参加者と共に生き残るために奮闘する姿を描くサバイバルドラマ。シリーズのタイトルは、[[イカゲーム (子供の遊び)|同名の韓国の子供の遊び]]が由来。監督・演出・脚本は[[ファン・ドンヒョク]]が手掛けた。美術監督はチェ・ギョンソン<ref name="koreana29-1">{{Cite journal|和書|author=金成勳(キム・ソンフン)|year=2022|title=物語を広げるプロダクションデザイン|journal=Koreana|volume=29|issue=1|page=38|publisher=The Korea Foundation|issn=1225-4592}}</ref>。

ファンは、自身の経済的に困窮した体験と様々なサバイバルゲームを描いた作品から物語の着想を得て、2009年に脚本を執筆した。しかし、出資に応じる制作会社が見つからず制作を断念していた<ref name=":6" />。2019年9月にNetflixでの制作を発表し、2021年9月17日に全世界（一部地域除く）で公開された。

Netflixは2022年6月にシーズン2の制作を正式発表した<ref name=":3">{{Cite web |和書|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/06/13/kiji/20220613s00041000232000c.html |title=Netflix「イカゲーム」シーズン2制作へ「ギフンが帰ってきます」 |access-date=2022-06-13 |date=2022-06-13 |website=スポーツニッポン}}</ref>。20232024年78月、シーズン2を同年12月26日から撮影が配信開始され、10ヵ月を予定していするという同時に完結編となるシーズン3も2025年に配信公開することを発表した<ref name=":7">{{Cite web |url=https://jp.yna.co.kr/view/AJP20240801000900882? |title=「イカゲーム2」 12月26日配信開始＝シーズン3は来年 |access-date=2024-08-02 |date=2024-08-01 |website=聯合ニュース}}</ref><ref name=":8">{{Cite web |title=「イカゲーム」シーズン２、１２月２６日配信開始 完結編は２０２５年 |url=https://www.cnn.co.jp/showbiz/35222267.html |website=CNN.co.jp |access-date=2024-08-02 |date=2024-08-01}}</ref>。

ゲーム「[[だるまさんがころんだ]]」が始まり、最初の脱落者が目の前で射殺され、その後も動いた参加者たちが次々と射殺されていく。ギフンたちが参加したゲームはプレイヤーの死参加者数は456人で、1人脱落するごとに1億ウォンの賞金額が決まる積み上げられていく。ギフンたちは最後の1人となり、死456億ウォンを手にするために6つのゲームだったに挑む。

; ソン・ギフン (성기훈/SEONG Gi hoon)（No.456）

: 演 - [[イ・ジョンジェ]]<ref>{{Cite web|和書|title=イ・ジョンジェ＆パク・ヘス、Netflix新ドラマ「イカゲーム」スチールカットを公開…正反対の魅力に注目|url=https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2174885|website=Kstyle|accessdate=2021-09-28}}</ref>、日本語吹替 - [[坂詰貴之]]<ref name="aksent">{{Twitter status2|aksent1987|1438806575645294596|2021年9月17日|accessdate=2021-10-03}}</ref>

: 参加番号456。本作品の主人公。サンウからは『兄貴』、セビョクからは『おじさん』と呼ばれている。老齢の母親と同居し、[[運転代行]]として働く傍ら、母親の金で[[ギャンブル]]に明け暮れ、高利貸しから追われる自堕落な生活を送っている。サンウ曰く『優しすぎる』『人の世話ばかり焼く』との事で、自分を犠牲にしてまで他人を助けようとする節がある。

: テハン工業高校卒業後、ストライキがきっかけで自動車メーカーのドラゴンモータースを10年前に[[早期優遇退職|希望退職]]し、飲食業などの事業を始めたがどれも失敗。ギャンブルなどにより多額の債務借金を抱え、妻との間に10歳の娘がいるが、3年前に離婚したことで娘の親権を奪われる失う。母親から再婚した妻が娘と新しい父親の仕事の関係でアメリカに転居することを聞き、娘の親権を取り戻すためにイカゲームへ参加する。

: 第1ゲーム終了後、投票によるってゲームが中断後されて帰宅するが、母の糖尿病が悪化していたことが判明し、母の手術費用のためにもゲームの再参加を決意する。仲間とともに残り5つのゲームに挑んでいく。

; チョ・サンウ (조상우/JO Sang woo)（No.218）

: 演 - [[パク・ヘス (1981年生の俳優)|パク・ヘス]]<ref>{{Cite web|和書|title=イ・ジョンジェ＆パク・ヘス＆ウィ・ハジュン、Netflix新ドラマ「イカゲーム」キャラクターポスターを公開|url=https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2176237|website=Kstyle|accessdate=2021-09-28}}</ref>、日本語吹替 - [[中川慶一]]<ref name="aksent" />

: 参加番号218。ソン・ギフンの幼馴染で後輩。[[ソウル大学]]経営学部首席の秀才。

: 投票によるゲーム中断後、母の財産や家と店の金を全部つぎ込み、[[デリバティブ]]で60億ウォンの負債を抱えていることをギフンに打ち明ける。更に[[横領]]、[[私文書偽造]]と[[詐欺]]などの容疑で警察から追われる毎日を過ごしている。ゲーム中断後、浴槽に横たわり練炭で自殺を図ったが、運営スタッフからのインターホンで我に返り、ゲームの再参加を決意する。

: ゲーム中断後、浴槽に横たわり練炭で自殺を図ったが、運営スタッフからのインターホンで我に返り、ゲームの再参加を決意する。当初はギフンや他のプレイヤーたちと手を組んでいたが、第4ゲーム『ビー玉遊び』で、アリを騙して脱落させたり、最終ゲーム前に重傷を負ったセビョクを自分の都合で殺害するなど、賞金のため次第に手段人間味を選ばな失ってい悪役き、敵となりってギフンの前に立ちふさがる。

: 最終ゲーム『イカゲーム』でギフンとの死闘の末敗北し、ギフンがに多数決ルールを使って2人で棄権しようと提案したされるが、それを拒みナイフで首を刺し自決。死に際にギフンに母親のこを頼むとを託言い残し、ナイフで自決す息を引き取る。

; ファン・ジュノ (황준호/HWANG Joon ho)

: 演 - [[ウィ・ハジュン]]、日本語吹替 - [[榎木淳弥]]<ref>{{Cite web|和書|title=「呪術廻戦」出演声優の“榎木淳弥＆諏訪部順一”が吹替！Netflix配信ドラマ「イカゲーム」に注目|url=https://animeanime.jp/article/2021/09/25/64144.html|website=アニメ！アニメ！|accessdate=2021-10-04|date=2021-09-25}}</ref>

: 車ごと参加者を運ぶフェリーで運営スタッフを車内で襲っ殺して「〇」の仮面と衣服を盗み、ゲーム会場へと向かう輸送船に侵入。運営スタッフ“29番”としてゲームに紛れ込んだ。第2ゲーム後、規律違反でフロントマンに罰せられた上官の死体から「□」の仮面を奪い使用する。

: 参加番号1。[[脳腫瘍]]を患う老齢の男性。ゲームを純粋に楽しんでおり、第1ゲーム『だるまさんがころんだ』で、プレイヤーたちが次々と射殺される中で動じることなく進み、笑顔でゲームをクリアした。ゲームの中止を決める多数決では、番号の大きい順からの投票であるため、最後に投票することになった。続行と中止の数が100対100で同数となり、最後に投票したイルナムが中止を選んだため、プレイヤーたちは全員帰宅することに成功しなった。その後コンビニでギフンに再会し、脳腫瘍で余命がわずかであることを語り、もう一度ゲームに賭けてみたいと、ゲームの再参加を告げた。

: 第4ゲーム『ビー玉遊び』にてギフンと勝負し最後にビー玉を譲ったことで脱落し、する。そのまま射殺されたかに思えたが、シーズン1最終話に再登場し、ギフンをスカイタワーへ呼び寄せ、彼に自分がこのイカゲームのオーナーだったことを明かし、最後のゲームを持ち掛ける。勝負を終える頃には、既に事切れていた。

: 参加番号101。顔の左下あたりに蛇のタトゥーをしている、ギャング組織の下で働いていた半グレのリーダー格。ギャング組織のお金に手を出し、組織から追われる身となる。食事を巡って抗議の男(271番)を殺害したり、第5ゲーム『飛び石ゲーム』で後ろにいるプレーヤーに先に行くよう恫喝するなど横暴で自己中心的な性格を見せる一方、小心者な一面を持ち合わせている。投票によるゲーム中断後、元部下に裏切られフィリピンマフィアに襲われるも元部下を殺害して橋から飛び降りて逃げ切り再参加する。第5ゲーム『飛び石ゲーム』で、ハン・ミニョに復讐心から道連れにされて落下死した。

; アリ・アブドゥル (알리 압둘/Ali ABDUL)（No.199）

: 参加番号199。[[パキスタン]]からの出稼ぎ労働者。職場である工場の社長から半年以上に渡り給料を差し止められ、苦しんでいる。投票によるゲーム中断後、職場に出向き、社長に「給料を払ってください」と訴えたが、まともに取り合ってもらえなかったことで激高し揉み合いとなり社長の手に重傷を負わせた。その際、落とした封筒の金を妻に渡し、今すぐに子供を連れて帰国するように言いゲームの再参加を決意する。

: 職場での名残から「～～～です社長」が口癖。左手の薬指と小指がない。怪力の持ち主で、第1ゲーム『だるまさんがころんだ』ではギフンが転倒し、脱落しそうになるのを片手の腕力だけで持ち上げ助けている他、第3ゲーム『綱引き』では最後尾を担当している。第4ゲーム『ビー玉遊び』にてサンウに騙されて脱落し、射殺される。

; ハン・ミニョ (한미녀/HAN Mi nyeo)（No.212）

: 参加番号212。痛んだ長髪が特徴の女性。第2話で「お金は必ず返します。私には生まれたばかりの子供がいるんです。帰らせてください」と運営に懇願している(が事実かどうかは不明)。狡猾な性格で、腟内にタバコを隠して持込みトイレで喫煙したり、ギフンに詐欺で前科5犯であると自慢げに語っている。

: 第4ゲーム開始前のペア決めで誰とも組めずスタッフに連れていかれる、脱落したと思われたが、運営の「疎外された弱者は捨てない」という意向で不戦勝となった。第5り、ゲーム『飛び石ゲーム』終了後にギフンたちの前に笑顔で、ドクスを道連現れにして落下死した。

; イト・サジョンヒス (이상희)도정수/DO (No.017Jeong soo)

: 演 - トイ・ジョサンスヒ

: 参加番号17。ガラス製造業で33年間勤務経験があり、光の加減で強化ガラスと通常のガラスを見分けることができる。

: 第5ゲーム『飛び石ゲーム』ではその持ち前の知識を発揮し順調に渡っていったが、それでは面白くないというV.I.PVIPの意見により、ゴールまでの照明を消されてしまったため、ビー玉で対処するも、一つしかなかったため判別できず、最後は使えないと判断したサンウにより突き落とされ、死亡する。

: 参加番号111。眼鏡をかけた中年男性のプレイヤー。ゲームに参加する以前は医者をしており、詳細は不明ながら医療事故を引き起こしたことが運営スタッフによって語られている。ゲーム開始時点から一部の運営スタッフたちと手を組んでおり、彼らが組織に内緒で行っていた脱落者の臓器売買を手伝う見返りとして、事前にゲーム情報を入手し、その情報をドクスに伝えて仲間になっていた。

: 第4ゲーム前の“仕事”の最中に手を組んでいたスタッフと仲違いを起こし、結果とて一人を刺殺して逃走するも、駆けつけたフロントマンたちに今までの行いが露見。運営側がゲーム進行上で最も重要視している「平等」という原則をゲーム情報の事前入手という形で違反したとして、手を組んでいた4人の運営スタッフ共々その場で射殺され、る。死体はビョンギが刺殺したスタッフやフロントマンとファン・ジュノによって射殺されたスタッフら合計4人と共に第4ゲームへの移動中に天井から吊るされ、プレイヤー達に晒された。

; ノオ・サンフヨンウク (노상훈)오영욱/OH (No.119Yeong wook)

: 参加番号119。第2ゲーム『カタヌキ』で傘の絵を選んだが失敗し、「△」のスタッフに撃たれそうになった所で、ゲームで使用した針でスタッフの目顔を刺し銃を奪う。その後「□」のスタッフを人質に取り「選んだ型で難易度が変わるのは不公平だ！」と周囲に向けて叫び、人質に取ったスタッフに仮面を外すよう促したが、スタッフが青年であるのを見て「まだ若いのに。どうしてこうなった」とにショックを受けつぶやき、奪った銃で頭を撃ち自殺する。

; ジヨン (지영)/Ji (No.240yeong)

: 参加番号240。鼻に通したピアスが特徴的な若い女性の参加者。命懸けのゲームの最中にあってもどこか無気力で虚ろな雰囲気を漂わせており、第3ゲーム『綱引き』のチーム決めで一人あぶれていたところをセビョクに声をかけられ、そのままギフン一派に加わる。

: ゲームに参加する以前は刑務所に服役しており、[[牧師]]だった父親から日常的に性的暴行を受けていたこと、。その父がやがて母を殺し、そして自分が母の復讐で父を殺したこて懲役刑となった過去が第4ゲームで語られていある。

: 第4ゲーム『ビー玉遊び』で、セビョクと対戦。勝負を付ける前に互いに過去を話し合い、将来の夢を語り合うも、制限時間が近づいたときに「私にはここを出る理由がない」と言って勝ちを譲ってり、脱落し。最後にセビョクに笑顔で手を振った直後、射殺される。

; チョン・ミンテ (번정민태)정민태/JEONG (No.322Min tae)

: 2話で初登場参加番号322。 第5ゲーム『飛び石ゲーム』で、ミニョに突き飛ばされた挙げ句ドクスによって転落死した。

; ドクスの手下となる髭男(No.040)

: 参加番号40。第2ゲーム開始前にドクスの手下となる3人のうちの1人。髭を生やし長髪を後ろで結んでいる。

; 数学教師の男（No.062）

: 参加番号62。口が達者で、第4ゲームでのペア決めの際、まだペアが決まっていなかったギフンに対して自分の有用性を熱心に売り込んでいた。

: また数学教師だけあって計算も得意であり、第5ゲーム『飛び石ゲーム』において、自分がクリアできる確率が絶望的に低いことを察していたことから、やけになって勢いだけで一気に進んでいくも途中で普通のガラスを踏み割り、脱落した。

; 夫婦で参加した男（No.069）

: 参加番号69。妻である70番と2人でゲームに参加していたが、第4ゲームで妻と対戦。第4ゲームをクリアするが、妻を失ったショックから立ち直ることができず、多数決による棄権を提案したが、誰にも聞き入れてもらえないどころかサンウに激怒された。最終的には第5ゲーム前に[[縊死]]し、彼に金を賭けていたVIPに落胆される。

; 夫婦で参加した女（No.070）

: 参加番号70。夫である69番と2人でゲームに参加していた。第4ゲーム『ビー玉遊び』で夫と対戦し、脱落する。

; 臆病な男(No.096)

: 参加番号96。第5ゲーム開始前のゼッケン選びの際にギフンに、一番前で堂々と生きたいから1番を譲って欲しいと懇願し、譲ってもらったが、ゲームの性質上番号が早い方が不利であることに気づかず、あえなく脱落、落下死する。

; 118196番の男(No.118)

: 参加番号196。第3ゲーム開始前にサンウに声を掛けられ、ギフンのグループに加わる。

; 告発の女(No.198)

: 参加番号198。第2ゲーム終了後の食事の時間にてドクスたちが列に2回並んだ事を運営やプレイヤー達の前で告発する。

: その後の就寝時間になり消灯後、特別ゲーム(殺し合い)が開始され、ドクスに報復として割れたビンで首を滅多刺しにされ殺害された。

; 牧師の男(No.244)

: 参加番号244。第3ゲーム開始前にギフンに声を掛けられ、ギフンのグループに加わる。

; 250番の男(No.250)

: 参加番号250。第1ゲーム開始前に324番の男性から賭けを要求され、100万ウォンを提案する。ゲーム開始後すぐに突然狙撃され、目の前で倒れた彼に近付いた際に吐血したのを見て怖じ気付き、逃げようとした所を感知されて脱落する。

; 抗議の男(No.271)

: 参加番号271。第2ゲーム終了後の食事の時間でドクスたち5人が列に2回並んで2人分の食事を取った為、自分の食事が貰えなかった。その事を問い詰めてドクスの食事を奪おうとするが、ドクスに瓶で殴られて反撃され暴行を受けて殺害された死亡する。

: 参加番号276。第3ゲーム開始前にアブドゥルに声を掛けられ、ギフンのグループに加わる。

; ドクスの手下となる小太りの男(No.278)

: 参加番号278。第2ゲーム開始前にドクスの手下となる3人のうちの1人。

: ドクスに付き従うが、第4ゲームでドクスの対戦相手となった際、挑発するなど敵意をむき出しにする。最初は優勢だったが最終的には逆転されて脱落し、スタッフから無様に逃げ惑うも機関銃で撃たれる。

: 参加番号303。第2ゲーム開始前にドクスの手下となる3人のうちの1人。

; 306番の女(No.306)

: 参加番号306。第1ゲームで250番の男性が目の前で脱落した際に、彼の返り血を浴びて絶叫した所を感知されて脱落する。彼女の悲鳴をきっかけに多くのプレイヤーがパニックになり逃げ出そうとした為、半数近くもの脱落者が出てしまう。

: 参加番号324。陽気な性格。第1ゲーム開始前に250番の男性に賭けを要求する。ゲーム開始後すぐにトップで躍り出るが、動きを感知されて狙撃され、最初のゲーム脱落者となる。

; フロントマン（支配人）/ ファン・イノ (황인호/HWANG In ho)

: CG効果で何色も変えて見せているフード付きコートに黒い仮面をつけた男ている。ギフンたちが参加したゲームの運営責任者であり、監視ルームで運営スタッフたちの指揮を執っている。ゲーム会場の最上階に設けられた専用フロアのモニターでゲームの動向を監視している。て、勤務中に仮面を外す等、違反を犯した運営スタッフを銃で殺害する。ゲームに於おいては「平等」を大切にしており、ゲーム内容を事前に教えてもらったプレイヤーや教えた運営スタッフはについても容赦無く射殺する。会場に到着したVIPの案内対応の担当や、侵入者の捜索も担っている。

: 「△」は兵士・警備員の役割で、[[短機関銃]]と[[拳銃]]を携帯し、ゲーム内容に違反を犯したプレイヤーや脱落者に対して銃で罰を与え銃殺する。

: 運営スタッフは「共同区域での仮面強制着用・勤務中は仮面を外す事は禁止」・「他のスタッフやプレイヤーとの会話は禁止」・「勤務以外での外出禁止」の厳しい規律が徹底されている。どの階級も待機部屋は簡素なベッドと洗面台のみであり、食事も参加者と同等の僅かな食事しか貰えてない模様。

: 整った身なりをした男性セールスマン。第1話で金を失ったギフンの元に突如として現れ、勝てば大金を得られるという[[メンコ]]勝負を提案。ギフンが勝利するまでゲームに付き合った末、ゲームの招待状を彼に手渡して去っていった。

: 素性については全く不明かされていないだが、ゲームの参加者候補に招待状を配るという役目を担っているらしく、ギフンがゲームにクリアして1年以上経ったあとも、参加者候補と思われる男を相手にメンコ勝負をしている姿のをギフンが目撃されしている。

; ソン・ガヨン (성가영/SEONG Ga yeong)

:演 - [[キム・ヨンオク (1937年生の女俳優)|キム・ヨンオク]] <ref>元々声優出身で マジンガーZ 韓国放映分でカ'''兜 甲児'''役を演じた。</ref>、日本語吹替 - [[大西多摩恵]]

: ギフンと二人で暮らす老齢の母親。露天商をしており、ろくに働かない息子を養うために働き詰めの生活を送っている。ギフンいわく、いつか自分の店を持って商売するのが夢だったらしい。

: 普段は気丈に振る舞っているが、実は以前より密かに糖尿病を患っており、本編開始時点第二話では既に足の切断を検討するほどに悪化していた。そのため、借金と娘のことも含め、主人公ギフンがゲーム出場を決めた要因となった。

: そゲームの後の姿はとく期間中に描かれていなかっ病死したがらしく、最終話にてギフンが自宅アパートの一室でに戻って来たときには、床に倒れて息絶えている姿が描かれており、た。サンウの母親が数日前から姿が見えないと言っていたことから、おそらくはゲームの期間中に病死したものと思われる。

: サンウはアメリカに出張中であると信じており、サンウが裏で多額の借金を抱えていること、さらにはその抵当に自分の店が入れられていること、そして多くの犯罪に関与した疑いで警察に追われていることについては一切知らされていない。そのため、魚屋に警察が捜査に入ったときはとても驚いていた。

: ゲーム開始以降は一切登場しなかったが、最終話では、戻って来たギフンに対して再登場。、連絡が取れなくなったサンウのことを心配していた。

: 1年後、サンウにより魚屋が担保に入れられていた事が判明し廃業、路上で[[たい焼き]]屋台を営んでいるた。ギフンの頼みでセビョクの弟チョルを引き取ると同時に、サンウに借りた金だとしてギフンから旅行カバン一杯の現金を受け取っているた<ref>サンウとセビョクの賞金を合わせた、2億ウォン相当と推察される。</ref>。

; カン・チョル (강철/KANG Cheol)

: 演 - {{仮リンク|パク・シワン|ko|박시완}}、日本語吹替 - [[田中あいみ]]<ref>{{Cite web |和書|title=本人のツイートより |url=https://twitter.com/kanataimi/status/1445306987114237958 |website=Twitter |access-date=2022-04-24 |language=ja}}</ref>

; カン・ウンジ (강은지/KANG Eun ji)

最初のゲーム「だるまさんがころんだ」が始まり、最初の脱落者が射殺されると、ゲーム会場はパニックに陥る。多くのプレイヤーが逃走するが、動いたプレイヤーは全員射殺される。ゲーム参加を選択したプレイヤーたちも次々と動きを感知され射殺されてしまう。制限時間が残り僅かのところで、ギフンが死体で足を滑らせ脱落しそうになるが、外国人のプレイヤー、アリ・アブドゥル（199番）に助けられ、ギフンは何とかゲームをクリアし死を免れる。

一方でゲームをクリアできなかったプレイヤーの一人、ノ・サンフンが、スタッフの銃を奪い仮面を取れと脅しすが、そのスタッフが青年であることにショックを受け、銃で自分自身を撃ち自殺した。仮面を外したスタッフも、自身の正体をバラした為にフロントマンに射殺された。

眼鏡をかけた男性プレイヤー、ビョンギ（111番）は一部のスタッフたちと手を組み、脱落者の臓器売買を手伝う見返りとして、ゲームの内容を事前に入手していた。111番1ビョンギはスタッフから、少ない食事をめぐってプレイヤー間で乱闘が起こると告げられ、一番強い奴につけば生き残れるとアドバイスされる。111番ビョンギはドクスに次のゲームを知っていると告白し、ドクスのグループに取り入る。

男性プレイヤー（111番）ビョンギはスタッフと内通していたが、スタッフにゲームの情報が分からないと言われると激高し、襲い掛かる。その結果、騒動となったことでスタッフとフロントマンに見つかり関係者は全員射殺される。

ファン・ジュノ刑事はスタッフ28番を追い詰め、フロントマンの部屋にプレイヤーの名簿があることを聞き出す。スタッフ28番が兄を捜すために協力すると懇願するが、ジュノは聞き入れずに容赦なくスタッフ28番を射殺し、フロントマンの部屋へ向かった。

| 概要 = プレイヤー111番ビョンギが処刑されたことで、残り39人となった。第4ゲームは二人一組で行われるとして、他のプレイヤーとペアになるように言われる。サンウはアリ、ドクスはギャングと、セビョクはジヨン、ギフンは迷った末にイルナムとペアを組む。プレイヤー数が奇数である為、ミニョは一人だけ余ってしまい、スタッフに連行される。

第5ゲームは『飛び石ゲーム』だった。四角いガラス板が1マス飛ばしに配置された橋を渡り、制限時間内に向こう側にあるゴールを目指す。普通のガラスか強化ガラスかの2択を選択しながら進み、普通のガラスを選ぶと割れて落下し脱落となる。1から16までの数字は挑戦する順番であった。VIPたちが観戦する中でゲームは進行し、前のほうの番号を選んだプレイヤーたちは次々と脱落していく。一番先頭となったドクスは立ち止まり、他のプレイヤーを道連れにしようとするが、ミニョに道連れにされ二人とも落下死する。ガラス工場に勤務していた為、ガラスを見分けることの出来るプレイヤー13番、イ・サンヒの活躍で順調に進むギフン達だったが、ゲームを見ていたVIPの意向で照明を落とされ、暗くなったことで進めなくなり、制限時間が残り僅かとなる。サンウはプレイヤー13番・サンヒを押突き落として進み、セビョクとギフンも後に続き、ゲームをクリアする。

一方ジュノは別の島へ渡るが、フロントマンとスタッフに崖に追い込まれる。フロントマンはマスクを外し、素顔を見せる。ジュノはフロントマンが兄ファン・イノであることにショックを受ける。イノは投降を促すがジュノが応じなかった為、イノはジュノの肩を撃ち、崖から海へ転落させる。

| 概要 = 遂に最後のゲーム『イカゲーム』が始まった。ギフンが「攻撃」を選択した為、サンウは「守備」となった。攻撃側は絵の内側に入り、イカの頭（フィールドの先端にある円形の部分）を踏めば勝利。守備側は内側に入ってきた攻撃側を外に押し出せば勝利となる。どちらか一方が続行不能な状態になった場合、残った側が勝利となる。続行不能な状態とは、プレイヤーが死亡した状態のことを指す。攻撃側はまず片脚立ちで進まなければいけないが、攻撃側がイカの首を跨ぐと両足を使うことができる。それ以外に制限は無く、暴力も許される。
ギフンがイカの首を跨ぐと、大雨が降ってきた。死闘の末ギフンはサンウを倒すが、ギフンは同意書第3項「過半数の同意で中断可能」を使い、サンウにゲームを中止して家に帰ろうと促す。サンウはそれを拒んで自分の首を刺して自決し、ギフンに母親のことを託して死ぬ息を引き取る。最後の一人となったギフンは解放され、銀行口座には456億ウォンが振り込まれていた。ギフンは自宅で母親が亡くなっていることをも知り、悲しみに暮れる。

[[File:Dalgona.jpg|thumb|right|韓国の型抜き。日本の[[カタヌキ]]とは違い、[[カルメ焼き]]に似ている。劇中では棒は付いていない。]]

[[File:Korean_Play_Ojingo_(trimmed).svg|thumb|right|最終ゲームで行われたイカゲームのプレイヤーの動きを表した図]]

: ルールは通常の『[[だるまさんが転んだ]]』とほぼ同じ。前方に設置された鬼役のロボット人形の顔がこちらを向いていない間だけプレイヤーは動くことができ、制限時間内にロボット人形がいるラインまで辿り着ければゲームクリアとなる。

: 鬼役のロボット人形の両目は高感度の動作センサーになっており、僅かでも動きを検知されれば即座るか、制限時間までにゴールに間に合わないと脱落。脱落したプレイヤーは即座に周囲に控えている運営のスナイパーによって射殺される。

: 日本の[[カタヌキ]]と要領は同じで、切込みの入った型を針でなぞり、型を割らずに上手くくり抜ければゲームクリアとなる。少しでも欠けてしまうか、制限時間までにくり抜けないとその場で脱落。控えている運営スタッフに射殺される。

: くり抜き方は自由で、水に溶けることを利用して裏から舐めてくり抜きやすくすることもできる。本編では187人が参加し、その内79名が脱落。108名がクリアとなった(一時中断後の不参加の24人はフロントマンが運営スタッフに逐一監視し報告するように命じているが、どのような処遇になるかは作中では明かされていない)。

; 第3特別ゲーム『綱引き』

: 2人1組のペアで行う対戦型ゲーム。ペアになったプレイヤーにはそれぞれ[[ビー玉]]が10個ずつ配られ、制限時間内に20個全てを獲得したプレイヤーの勝利となる。敗北したプレイヤーは脱落し、スタッフに射殺されるが、勝負が決まらなかった場合は2人とも脱落、射殺される。

: ビー玉のやり取りについては暴力以外なら何でもありであり、[[八百長]]や譲渡、さらには騙し取っても咎められることはない。ただし「平等」の原則に則り、相手プレイヤーがゲームの変更を求める場合はそれを受け入れなければならない。

: 渡っていくガラス板の橋は2本掛けられており、1マスごとに普通のガラス板か強化ガラス板かの2択を選択しながら進んでいかなければならない。強化ガラスは二人乗っても割れないが、普通のガラスは簡単に割れるので、間違った選択をすると転落死してしまう。2種のガラスの判別は難しく、ガラスの製造に深く精通した人間でギリギリ見分けられる程度。

: ゲームの性質上、先頭の方が圧倒的に不利な仕組みになっているが、途中で先に進むことを拒否し、後続に先を行かせようとしてもルール違反にはならない。ただし制限時間が定められており、時間内に間に合わなかったプレイヤーはスナイパーにより全員即座に銃殺されるため、先頭が前に進まないと、後ろの人全員に迷惑がかかる。

; 最終ゲーム 『'''[[イカゲーム (子供の遊び)|イカゲーム]]'''』

: [[イカ]]の形をしたフィールドを使って、攻撃側・守備側が競い合うゲームで、攻撃側はハンデとして途中までケンケンで進む必要がある。韓国の子供の遊びの中で攻撃側は最もハ守備側チードな遊びとされ、服ムをつ全員押し出すかんだり砂を投げ、ゴールに誰か1人でもたどり着くかするなどれば勝利で、禁じ手な守備側は攻撃側チームを全員外に押し出したら勝利。ただし、本作ではこの攻防ゲーム開始前に1人一本[[ナイフ]]が渡されており、ナイフでの殺し合いも許されている。

ファンは2021年11月に行われた[[AP通信]]とのインタビューにおいて、シーズン2を制作することを明らかにした<ref>{{Cite web |和書|title=ネットフリックスの「イカゲーム」、シーズン２制作へ－ファン監督 |url=https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-11-10/R2BE35T1UM0X01 |website=Bloomberg.com |accessdate=2021-11-10 |date=2021-11-10}}</ref>。Netflixの共同[[最高経営責任者|CEO]]を務めるテッド・サランドスも2022年1月に同様の発表をしている<ref>{{Cite web |和書|title=イカゲームのシーズン2制作、NetflixのCEOが認める。「ユニバースは始まったばかり」 |url=https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_61ee487ce4b03216750c9f25 |website=ハフポスト |date=2022-01-24 |accessdate=2022-01-29}}</ref>。その後、Netflixは同年6月にシーズン2の制作を正式発表した<ref name=":3" />。

また、2022年6月には本ドラマをモチーフにした、[[スピンオフ]]番組である『'''[[イカゲーム:ザ・チャレンジ]]'''』を制作することをNetflixが発表した。全10話のエピソードで成り立っており、456人の参加者が456万ドル<ref group="注">[[円 (通貨)|日本円]]で約6億1600万円。</ref>の賞金を争う[[リアリティ番組]]になるとしている<ref>{{Cite news|title=「イカゲーム」がリアリティー番組化、賞金6億円超 参加者募集|url=https://jp.reuters.com/article/television-squid-game-idJPKBN2NW094|work=ロイター通信|date=2022-06-15|access-date=2022-06-16}}</ref><ref>{{Cite web |和書|title=リアル「イカゲーム」制作へ 賞金６億円、出演者募集―米ネトフリ |url=https://web.archive.org/web/20220615225620/https://www.jiji.com/jc/article?k=2022061600246&g=int |website=時事通信 |access-date=2022-06-16 |date=2022-06-16}}</ref>。2023年9月、Netflixは同番組を同年11月22日に配信公開することを発表した<ref>{{Cite web |和書|title=ネットフリックス、賞金４５６456万ドル賭けたリアル「イカゲーム」開催 |url=https://www.donga.com/jp/article/all/20230925/4450054/1 |website=東亜日報 |date=2023-09-25 |access-date=2023-09-25 |author=キム・テオン}}</ref>。

2021年9月17日に[[Netflix]]で全世界で公開され、配信開始28日間で1億4,200万世帯以上が視聴し、28日間で16億5045万時間以上の合計視聴時間を記録して、Netflix史上最大のヒット作となった。これは視聴世帯基準では2位と約2倍の差があり、視聴時間基準では2位と約3倍の差がある圧倒的な記録となっている<ref>{{Cite web|title=Netflix - Netflix Third Quarter 2021 Earnings Interview|url=https://ir.netflix.net/investor-news-and-events/investor-events/event-details/2021/Netflix-Third-Quarter-2021-Earnings-Interview/default.aspx|website=ir.netflix.net|accessdate=2021-10-21}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=イ・ジョンジェ＆パク・ヘスら出演、Netflix新ドラマ「イカゲーム」9月17日に公開決定…ポスター＆予告映像第1弾を公開|url=https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2174419|website=Kstyle|accessdate=2021-10-09}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=話題沸騰中の韓国ドラマ「イカゲーム」がネットフリックス史上最大のヒット作品に！ 配信開始からわずか17日間で視聴世帯数1億1000万を突破|url=https://www.tvgroove.com/?p=79516|website=tvgroove|date=2021-10-13|accessdate=2021-10-15|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=Netflix、視聴時間に基づく「NetflixのTOP10」を新サイトで公開 - Engadget 日本版|url=https://japanese.engadget.com/netflix-weekly-top10-031004211.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20211117032054/https://japanese.engadget.com/netflix-weekly-top10-031004211.html|archivedate=2021-11-17|deadlinkdateurl-status=dead|url-status-date=2022-05-01|website=Engadget JP|accessdate=2021-11-20}}</ref>。[[ブルームバーグ (企業)|ブルームバーグ]]によると、公開から23日間、イカゲームを見始めたアカウントの89%は少なくとも1つ以上のエピソードを見て、66%に当たる8700万世帯は初公開後23日以内に完結まで全部見たし、全世界のアカウントがイカゲームを見るのに所要した時間を合わせると約14億時間で、年数では15万9817年だった。

米テレビ視聴率調査会社『ニールセン』によると、9月27日から10月3日基準、『イカゲーム』がアメリカで週間累計視聴時間30億分を超える6番目のタイトルになった<ref>{{Cite web|和書|title=「イカゲーム」累計「30億分」視聴の衝撃 アジア作品初の快挙を達成|url=https://news.livedoor.com/article/detail/21113083/|website=ライブドアニュース|accessdate=2021-11-08|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|title='Squid Game' Became First Show in 2021 to Top 3 Billion Minutes Streamed in One Week|url=https://www.thewrap.com/squid-game-nielsen-ratings-3-billion-minutes/|accessdate=2021-11-08|language=en-US}}</ref>。また、10月4日から10月10日基準も30億分を超えた<ref>{{Cite web|title=‘Squid Game’ Dominance Continues In U.S. Streaming; Dave Chappelle, ‘Seinfeld’, ‘Ted Lasso’ Show Strength|url=https://deadline.com/2021/11/squid-game-dave-chappelle-black-widow-nielsen-streaming-chart-1234868169/|website=Deadline|date=2021-11-04|accessdate=2021-11-08|language=en-US|first=Dade|last=Hayes}}</ref>。

2020年9月にNetflixで公開された映画『#生きている』以来、韓国コンテンツとしては2番目で本作がアメリカの「今日のTOP10」で1位を獲得<ref>{{Cite web|和書|title=【2020/09/11】Netflix人気作品ランキング「今日のTOP 10」日本・アメリカ・イギリス|url=https://www.net-frx.com/p/20200911netflixtop-10.html|website=Get Freax {{!}} ゲット・フリークス - Netflix新着作品・配信予定等総合情報サイト|accessdate=2021-11-20|language=ja}}</ref>。映画批評サイトの[[Rotten Tomatoes]]で新鮮度指数100％を記録した<ref name=":1">{{Cite web|和書|title=「イカゲーム」配信地域83ヶ国すべてで1位に！イ・ジョンジェ“シーズン2が出るならイ・ビョンホンと共演したい”|url=https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2177595|website=Kstyle|accessdate=2021-10-02|date=2021-10-02}}</ref>。

『イカゲーム』の絶大な興行によって、Netflixの株価が史上最高値を更新した<ref>{{Cite web|和書|title=世界的ヒット中『イカゲーム』の影響か。ネットフリックスの株価急騰、史上最高値を更新｜スポーツソウル日本版|url=https://sportsseoulweb.jp/star_topic/id=36170|website=スポーツソウル|accessdate=2021-10-15|language=ja}}</ref>。 米国の主要なビッグテック（巨大情報技術企業）が下落傾向の中、Netflixだけが上昇傾向をみせた。『イカゲーム』公開後3週間Netflixの時価総額は2,596億ドルから2,800億ドルに、204億3000万ドル増加した<ref>{{Cite web|和書|title=ドラマ「イカゲーム」の絶大な興行効果…ネットフリックス時価総額204億ドル上昇│韓国社会・文化│wowKora(ワウコリア)|url=https://www.wowkorea.jp/news/korea/2021/1011/10318292.html|website=wowKorea（ワウコリア）|date=2021-10-11|accessdate=2021-10-15}}</ref>。

2021年10月15日、アメリカの経済専門通信社である[[ブルームバーグ (企業)|ブルームバーグ]]は同社が独自入手したNetflixの内部資料から本作品全体への投資額が判明し、2140万ドル（日本円で約24億円）使ったと報じた。また、同国の経済専門メディアである[[ビジネスインサイダー]]も本作品1話当たりの投資額は238万ドルと推定され、同じNetflixのオリジナル作品である『[[ストレンジャー・シングス 未知の世界]]』の800万ドル、『[[ザ・クラウン (ネットフリックス)|ザ・クラウン]]』の1000万ドル（いずれも1話当たり）と比べ、少ない投資で高い[[コストパフォーマンス]]を得られたと評した<ref>{{Cite web|和書|title=Netflix、『イカゲーム』に254億ウォン投資…他の人気作の1話分の製作費|url=https://web.archive.org/web/20211017020404/https://japanese.joins.com/JArticle/283879?sectcode=710&servcode=700|website=中央日報|accessdate=2021-10-17|date=2021-10-15}}</ref>。

2021年10月19日、Netflixは2021年7月から9月期の決算を発表し、本作品の大ヒットによる有料加入者数増加もあり、同年9月末時点の有料会員数は同年6月末と比べて438万件増の2億1356万件、売上高も前年同期比16%増の74億8346万ドル（約8600億円）、純利益は同83%増の14億4907万ドルだったと明らかにした<ref>{{Cite web|和書|title=Netflix、7〜9月83%増益 「イカゲーム」で会員拡大|url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN19ENK0Z11C21A0000000/|website=日本経済新聞|date=2021-10-20|accessdate=2021-10-20}}</ref>。また、Netflixは『イカゲーム』の効果が本格的に反映される第4四半期（10月 - 12月）には、有料加入者が850万人増加すると予想した<ref>{{Cite web|title=Netflix - Netflix Third Quarter 2021 Earnings Interview|url=https://ir.netflix.net/investor-news-and-events/investor-events/event-details/2021/Netflix-Third-Quarter-2021-Earnings-Interview/default.aspx|website=ir.netflix.net|accessdate=2021-10-20}}</ref>。

なお、[[ロサンゼルス・タイムズ]]によると、本作品の制作を主導したファン・ドンヒョクは「なんとか食べていける程度」の金額しか貰えなかったとしている。これはNetflixとの契約時に本作品の[[知的財産権|知的財産]]やレジデュアル<ref group="注">作品がテレビ放映されたり、[[DVD]]やデジタル配信などのビデオソフト化された際にスタッフや出演者などに支払われる再使用料のこと。</ref>の権利一切を放棄してしまったためと報じられている<ref name=":6">{{Cite web |和書|title=｢イカゲーム｣生みの親が全く稼げなかった裏事情 |url=https://toyokeizai.net/articles/-/684238 |website=東洋経済新報 |date=2023-07-09 |access-date=2023-07-10 |page=1 |author=猿渡由紀}}</ref>。

* チョン・ホヨンのInstagramでは公開前40万人台だったフォロワー数が約2,360万人（2021年11月20日時点）になり、韓国の女優の中で最も多いフォロワー数を保有することとなった<ref>{{Cite web|和書|title=Netflix「イカゲーム」出演で大注目！チョン・ホヨン、Instagramのフォロワー数が1327万人を突破…韓国女優で1位に|url=https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2177910|website=Kstyle|accessdate=2021-10-08|date=2021-10-05}}</ref>。

* ウィ・ハジュンのInstagramでは、フォロワー数が配信前30万だったが、2021年11月20日時点で950万人を超えた<ref>{{Cite web|和書|title=Netflix「イカゲーム」出演ウィ・ハジュン、SNSフォロワー数は4倍も増加！魅力的な眼差しで世界中のファンを虜に|url=https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2177453|website=Kstyle|accessdate=2021-10-02|date=2021-09-28}}</ref>。同日基準、イ・ユミのフォロワー数は700万人を超えた。

* ホ・ソンテのInstagramでは、フォロワー数が約40倍となった<ref>{{Cite web|和書|title=ホ・ソンテ、Netflix「イカゲーム」の大ヒットで全世界が注目…SNSのフォロワー数が40倍に|url=https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2177611|website=Kstyle|accessdate=2021-10-03|date=2021-09-29}}</ref>（2021年10月21日時点の約64倍）。

Netflixは『イカゲーム』について「世界の文化的[[時代精神]]を虜にした」と表現し、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]を含む94カ国で1位を占めたと明らかにした<ref name=":4">{{Cite web|和書|title=Netflixによると、1億4200万世帯が韓国シリーズ「イカゲーム」を視聴している-TechCrunch|url=https://hitechglitz.com/japan/netflix%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%80%811%E5%84%844200%E4%B8%87%E4%B8%96%E5%B8%AF%E3%81%8C%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%80%8C%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%82%B2/| accessdate=20212024-1002-2005 |language=en-USja |last=admin}}</ref><ref name=":5">{{Cite web|title=Netflix - Netflix Third Quarter 2021 Earnings Interview|url=https://ir.netflix.net/investor-news-and-events/investor-events/event-details/2021/Netflix-Third-Quarter-2021-Earnings-Interview/default.aspx|website=ir.netflix.net|accessdate=2021-10-20}}</ref>。[[ウォール・ストリート・ジャーナル|ウォールストリートジャーナル]]、[[NBC]]など世界の有名メディアは『イカゲーム』を「全世界的社会現象」と表現している<ref>{{Cite news|title=Netflix Reports Jump in Users, Calls ‘Squid Game’ Its Most Popular Show Ever|url=https://www.wsj.com/articles/netflix-adds-more-users-than-it-predicted-boosted-by-squid-game-11634674211|work=Wall Street Journal|date=2021-10-19|accessdate=2021-10-27|issn=0099-9660|language=en-US|first=Joe Flint and Kimberly|last=Chin}}</ref><ref>{{Cite web|title=Netflix's 'Squid Game' is a sensation. Here's why the internet can't get enough.|url=https://www.nbcnews.com/pop-culture/pop-culture-news/netflix-s-squid-game-sensation-here-s-why-it-s-n1280646|website=NBC News|accessdate=2021-10-27|language=en|first=Kalhan RosenblattKalhan Rosenblatt is a reporter covering|last=youth}}</ref><ref>{{Cite web|title=Netflix Asia's Top Exec Explains How 'Squid Game' Has Become a Global Phenomenon|url=https://hypebeast.com/2021/10/netflix-asia-top-exec-squid-game-global-phenomenon-explained|website=HYPEBEAST|date=2021-10-13|accessdate=2021-10-27}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=世界が絶賛するNetflix『イカゲーム』ヒットの理由は、サビから始まるデスゲーム|url=https://telling.asahi.com/article/14464001|website=telling,|accessdate=2021-10-27|language=ja-JP}}</ref>。

2021年10月、[[朝鮮民主主義人民共和国]]（北朝鮮）の対外宣伝サイト「メアリ」は韓国（南朝鮮）国内で本作品が流行していることを紹介した上で、「人間を極端競争に追いやり、その中で人間性が抹殺されていく野獣化された南朝鮮社会である」などと批評した。これまで、北朝鮮のメディアが韓国の映画やテレビ番組などを紹介したり、論評したケースは殆どなく、異例のことである<ref>{{Cite web|和書|title=『イカゲーム』紹介した北朝鮮メディア…「非道徳な行為が日常化された南の実状暴露」|url=https://web.archive.org/web/20211023045404/https://japanese.joins.com/JArticle/283776?sectcode=710&servcode=700|website=中央日報|accessdate=2021-11-11|date=2021-10-12}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=北朝鮮でも「イカゲーム」流行？ 韓国批判でたびたび引用「続編が制作されるなら...」|url=https://www.j-cast.com/2021/10/28423642.html?p=all|website=J-CASTニュース|date=2021-10-28|accessdate=2021-11-11}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=北朝鮮が「イカゲーム」を批評するマンガづくりに乗り出した理由 違法USBで密かに出回る「イカゲーム」を見た北朝鮮住民の感想|url=https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/67556|website=JBpress|accessdate=2021-11-11|date=2021-11-02|page=1}}</ref>。

2022年9月12日、第74回エミー賞の授賞式がアメリカの[[ロサンゼルス]]にて行われ、本作品がドラマ部門の主演男優賞や監督賞など、6つの賞を受賞した<ref>{{Cite web |和書|title=「イカゲーム」がエミー賞で6冠 「世界中のファンに心から感謝」 |url=https://www.asahi.com/articles/ASQ9F73Q9Q9FUHBI035.html?iref=ogimage_rek |website=朝日新聞 |date=2022-09-13 |access-date=2022-09-14 |author=真田嶺}}</ref>。

* [[NBA]]のスーパースター・[[レブロン・ジェームズ]]らも、当ドラマに夢中になっていると報じられ、試合後会見場でもレブロンはデイビスと『イカゲーム』について談笑した<ref>{{Cite web|和書|url=https://basketballking.jp/news/world/nba/20211013/341194.html?cx_cat=page1|title=レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスも今話題の韓国ドラマに夢中？|publisher=バスケットボールキング|accessdate=2021年10月13日|date=2021年10月13日}}</ref>。

*2021年11月17日、アメリカの歌手[[ジョン・レジェンド]]と、妻でモデルのクリッシー・テイゲンが、自宅で『イカゲーム』をテーマにしたパーティーを開催した<ref>{{Cite web|和書|title=映画「ラ・ラ・ランド」出演の米歌手ジョン・レジェンド、自宅で「イカゲーム」パーティー開催で物議＝韓国報道│韓国音楽K-POP│wowKora(ワウコリア)|url=https://www.wowkorea.jp/news/enter/2021/1119read/10323667323667.html|website=wowKorea（ワウコリア）|date=2021-11-19|accessdate=2021-11-20}}</ref>。

* [[Amazon.com|Amazon]]の共同創設者[[ジェフ・ベゾス]]は『イカゲーム』の成功を賞賛し、「ドラマを観るのが待ちきれない」と[[Twitter|ツイート]]した<ref>{{Cite web|和書|title=Netflix「イカゲーム」の成功をAmazonのジェフ・ベゾスが称賛 コスプレ衣装も激売れ|url=https://www.cinemacafe.net/article/2021/10/05/75077.html|website=cinemacafe.net|accessdate=2021-10-28|language=ja}}</ref>。

*アメリカの歌手[[ビリー・アイリッシュ]]が[[オーストラリア]]のメディアとのインタビューで『イカゲーム』を2日ぶりに全部見たと話した<ref>{{Cite web|和書|title=ビリー・アイリッシュ、「Netflix『イカゲーム』を2日でイッキ見した」…豪番組のインタビューで明かす│韓国音楽K-POP│wowKora(ワウコリア)|url=https://www.wowkorea.jp/news/enter/2021/1011read/10318382318382.html|website=wowKorea（ワウコリア）|date=2021-10-11|accessdate=2021-11-21}}</ref><ref>{{Cite web|title=‘Squid Game’: Billie Eilish, Cardi B and other celebrities who loved K-drama|url=https://www.republicworld.com/entertainment-news/web-series/squid-game-billie-eilish-cardi-b-and-other-celebrities-who-loved-k-drama.html|website=Republic World|accessdate=2021-11-21|language=en|first=Republic|last=World}}</ref>。

* 本作品で使用された電話番号がドラマとは無関係の第三者が実際に使用しているものであったため、番組を見た視聴者が好奇心目的で終日メールや電話をかけており、当事者が迷惑していると2021年9月に報じられた。同年10月、Netflixは該当場面を差し替えることを発表した<ref>{{Cite web|和書|title=世界で人気、韓国で賛否の『イカゲーム』で電話番号が流失。被害者の声は？|url=https://sportsseoulweb.jp/star_topic/id=35603|website=スポーツソウル日本版|accessdate=2021-10-06|date=2021-09-23}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=「10年使っている携帯番号がドラマ『イカゲーム』で使われ、電話が数千件来た」 苦痛訴える|url=http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/09/23/2021092380188.html|website=朝鮮日報日本語版|accessdate=2021-10-06|date=2021-09-23}}</ref><ref name=":2">{{Cite web|和書|title=ドラマ「イカゲーム」 電話番号の場面を差し替えへ|url=https://jp.yna.co.kr/view/AJP20211005005400882|website=聯合ニュース|date=2021-10-05|accessdate=2021-10-06}}</ref>。また、別のシーンでは制作スタッフが実際に使用している銀行の口座番号も表示され、一部の視聴者が送金を試みる騒動も起きている<ref name=":2" />。

* [[中華人民共和国]]（中国）では本作品を[[違法ダウンロード]]した上で視聴しているユーザーが相次いでおり、韓国の活動家[[ソ・ギョンドク]]は「他国の文化に対する『尊重』を学ぶべきだ」と批判している<ref>{{Cite web|和書|title=韓国人教授「他文化の尊重を」 中国での「イカゲーム」違法コピーに|url=https://jp.yna.co.kr/view/AJP20211005001100882|website=聯合ニュース|date=2021-10-05|accessdate=2021-10-06}}</ref>。

*[[イギリス]]では本作品を視聴した子ども達が学校において過激な遊びを真似するケースが続出しているとして、同国東部の[[地方自治体]]は子どもが本作品を視聴することを控えるよう強く要請するメールを保護者らに配信したことが2021年10月に[[ガーディアン]]から報じられた<ref>{{Cite web|title=English council urges parents not to allow children to watch Squid Game|url=https://www.theguardian.com/tv-and-radio/2021/oct/17/english-council-urges-parents-not-to-allow-children-to-watch-squid-game|website=the Guardian|date=2021-10-17|accessdate=2021-10-20}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=「イカゲーム」英自治体が視聴禁止を要請 遊びを真似する子供が続出|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0126610|website=シネマトゥデイ|accessdate=2021-10-20|date=2021-10-20}}</ref>。

*北朝鮮では中国経由で持ち込んだ[[USBフラッシュドライブ|USBメモリ]]を利用して本作品を隠れて視聴していたとして、同国内在住の青少年7人に対して[[死刑]]を含む重刑が宣告されたと2021年11月にアメリカの[[国営放送]]「[[ラジオ・フリー・アジア]]」が報じた<ref>{{Cite web|title=North Korean sentenced to death after students caught watching Squid Game|url=https://www.rfa.org/english/news/korea/squidgame-11232021180155.html|website=Radio Free Asia|accessdate=2021-11-24|date=2021-11-23}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=北朝鮮『イカゲーム』隠れて視聴した青少年７人に無期懲役など重刑|url=https://web.archive.org/web/20211124025040/https://japanese.joins.com/JArticle/285074?sectcode=500&servcode=500|website=中央日報|accessdate=2021-11-24|date=2021-11-24}}</ref>。

*[[世界の果てまでイッテQうわっ!ダマされた大賞]]：[[日本テレビ]]で放送されている[[ドッキリ]]特番。[[2021年]]及び[[2022年]]の企画中、これをオマージュした[[パロディ]]'''タコゲーム'''が登場。お金に困っている芸人が様々なゲームに挑み勝者に賞金10万円が進呈される。但し、ゲーム上様々ないたずらを仕込んでいおり、脱落したプレイヤーには熱々の[[あんかけ]]が浴びせられる。

*[[THE鬼タイジ]]:[[TBSテレビ|TBS]]系列のゲームバラエティ特番。2022年の[[大晦日]]に放送されたミッションに本ゲームの「だるまさんが転んだ」のオマージュが登場している。