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| other_name = キタカ
| color = 2cb431
| logo = Kitaca logo.svg
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| image_width =
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| location = 札幌
| launched = [[2008年]][[10月25日]]
| technology_1 = [[FeliCa]], [[近距離無線通信|NFC]]
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| service_1 = JR北海道
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== 概要 ==
[[北海道旅客鉄道|JR北海道]]は[[2009年]]初めを目処にICカードの導入を目指して準備を進めていた<ref name="IC Card">{{Cite press release |和書 |title=ICカード出改札システムの導入について|publisher=北海道旅客鉄道 |date=2006-04-27 |format=PDF |url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2006/060427.pdf |accessdate=2009-08-22|archive-url=https://web.archive.org/web/20060905191533/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2006/060427.pdf|archive-date=2006-9-5}}</ref>。システムなどの仕様検討が順調に進んだことから、予定を前倒して2008年10月25日から利用が開始された<ref name="name">{{Cite press release |和書 |title=ICカード導入開始時期の変更およびカード名称の決定について |publisher=北海道旅客鉄道 |date=2007-06-13 |format=PDF |url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070613-1.pdf |accessdate=2009-08-22|archive-url=https://web.archive.org/web/20070927213155/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070613-1.pdf|archive-date=2007-9-27}}</ref><ref name="start">{{Cite press release |和書 |title=Kitacaサービス開始日決定について |publisher=北海道旅客鉄道 |date=2008-09-10 |format=PDF |url=https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2008/080910-1.pdf |accessdate=2009-08-22|archive-url=https://web.archive.org/web/20080913103748/https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2008/080910-1.pdf|archive-date=2008-9-13}}</ref>。
「Kitaca」という名称は、「JR'''北'''（キタ）海道のIC'''カ'''ード」に由来する<ref name="name"/>。
2008年7月にはJR北海道の主要駅構内および列車内に「はじめまして、キタカです。」という告知ポスターが掲示され、[[札幌駅]]にはサービス開始を告知する電光掲示板も設置された。各種機器の動作検証のため、同年8月中旬から社員モニター試験<ref name="概要">{{Cite press release |和書 |title=Kitacaのサービス概要について |publisher=北海道旅客鉄道 |date=2008-07-30 |format=PDF |url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2008/080730-1.pdf |accessdate=2009-08-22|archive-url=https://web.archive.org/web/20081221112302/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2008/080730-1.pdf|archive-date=2008-12-21}}</ref>、10月1日からは一般公募によるモニター試験が実施された<ref>{{Cite press release |和書 |title=Kitacaお客様モニター募集について |publisher=北海道旅客鉄道 |date=2008-07-30 |format=PDF |url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2008/080730-2.pdf |accessdate=2009-08-22|archive-url=https://web.archive.org/web/20081221112308/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2008/080730-2.pdf|archive-date=2008-12-21}}</ref>。一般公募のモニターには募集人数500名に対して、5,219名の応募があった<ref>{{Cite news |url=http://sapporo.keizai.biz/headline/309/ |title=JR北海道ICカード「Kitaca」、10月25日にサービス開始へ |agency=[[みんなの経済新聞ネットワーク|札幌経済新聞]] |date=2008-09-11 |accessdate=2009-08-22}}</ref>。
導入後1カ月で、Kitaca定期券は約33,000枚、記名・無記名Kitacaは約45,000枚と発行枚数を順調に伸ばしたが、想定を上回るペースだったため、カードの在庫が追いつかない事態となり、2008年[[11月27日]]から2009年[[1月20日]]まで無記名Kitacaと記名Kitacaの発売が中止された<ref name="suspend1">{{Cite press release |和書 |title=ICカード乗車券「Kitaca」の発売制限実施について |publisher=北海道旅客鉄道 |date=2008-11-26 |format=PDF |url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2008/081126-1.pdf |accessdate=2009-08-22|archive-url=https://web.archive.org/web/20081221112401/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2008/081126-1.pdf|archive-date=2008-12-21}}</ref><ref name="suspend2">{{Cite press release |和書 |title=「記名Kitaca」および「無記名Kitaca」の発売再開について |publisher=北海道旅客鉄道 |date=2009-01-19 |format=PDF |url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2009/090119-1.pdf |accessdate=2009-08-22|archive-url=https://web.archive.org/web/20130819182150/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2009/090119-1.pdf|archive-date=2013-8-19}}</ref>。[[2022年]]8月末日現在の発行枚数は約196万枚である<ref>{{Cite press release |和書 |title=『ICカード Kitacaエリアを拡大します！』 〜2024年春、函館、旭川各エリアでKitacaサービスを開始します〜 |publisher=北海道旅客鉄道 |date =2023-12-28 |format=PDF |url=https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/220914_KO_Kitaca.pdf |accessdate=2012-05-27|archive-url=https://web.archive.org/web/20220914050523/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/220914_KO_Kitaca.pdf|archive-date=2022-9-14}}</ref>。
[[日本鉄道技術協会#日本鉄道サイバネティクス協議会|サイバネ規格]]に準拠するICカードで、カードの裏面の右下に記載の番号は「JH」で始まる17桁の英数字である。「JH」はJR北海道の英語表記「'''J'''R '''H'''okkaido」から採ったものである。
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[[2006年]][[11月24日]]からJR北海道の[[商標|登録商標]]（日本第5005206号ほか）となっている。称呼には「キタカ」の他に「キタキャ」も登録されている。
{{Anchors|Kitaca電子マネー}}[[電子マネー]]機能は2009年3月14日からサービスを開始した<ref name="e-money1">{{Cite press release |和書 |title=Kitaca電子マネーサービス開始! |publisher=北海道旅客鉄道 |date=2007-12-12 |format=PDF |url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/071212-1.pdf |accessdate=2009-08-22|archive-url=https://web.archive.org/web/20081221110914/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/071212-1.pdf|archive-date=2008-12-21}}</ref><ref name="e-money2">{{Cite press release |和書 |title=IC乗車券・電子マネーの相互利用サービス開始日決定について |publisher=北海道旅客鉄道 |date=2007-12-22 |format=PDF |url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2008/081222-2.pdf |accessdate=2009-08-22|archive-url=https://web.archive.org/web/20081230105851/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2008/081222-2.pdf|archive-date=2008-12-30}}</ref>。サービス開始当初から、[[Suica電子マネー]]加盟店でも利用可能。
[[Suica]]、[[SAPICA]]などで実施している[[オートチャージ]]は、行っていない。
キャラクターは、札幌市在住のイラストレーター・絵本作家'''[[そら (イラストレーター)|そら]]'''によりデザインされた、[[エゾモモンガ]]をモデルにしたものである<ref>{{Cite web |url=https://www.sora-office.com/media |title=Profile |website=SORA Official Website |publisher=[[そら (イラストレーター)|sora]] |date=2024-5-7 |accessdate=2024-05-06}}</ref>。[[JR北海道フレッシュキヨスク|キヨスク]]などではキャラクターをあしらったKitaca関連グッズが販売されている。
== カードの種類 ==
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<!--タイトルの変更は、他記事からのリンクの設定を考慮の上で行ってください。-->
=== JR北海道 ===
[[File:Banner posted on the concourse at Asahikawa Station.jpg|thumb|旭川駅が2024年3月16日から利用可能エリアに含まれることを告知する横断幕]]
以下の札幌圏55駅（[[無人駅]]を含む）で使用可能。原則として有人駅では[[自動改札機]]、無人駅では簡易Kitaca改札機で利用できる。▼
▲以下の札幌
;札幌・旭川エリア
* [[函館本線]]
*: [[小樽駅]] - [[札幌駅]] - [[岩見沢駅]] - [[旭川駅]]間
* [[千歳線]]
*: [[白石駅 (JR北海道)|白石駅]] - [[沼ノ端駅]]間、[[南千歳駅]] - [[新千歳空港駅]]間
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* [[札沼線]]（学園都市線）
*: [[桑園駅]] - [[北海道医療大学駅]]間
;函館エリア
* 函館本線
*: [[函館駅]] - [[新函館北斗駅]]間
[[File:ICCard_Connection.svg|thumb|280px|相互利用相関図]]
;利用時の注意
*ICカード取扱規則により、[[途中下車]]の取り扱いはなく、入場後は当日限りの有効とされている。苫小牧
*[[学生割引]]、[[ジパング倶楽部]]等の割引が適用されないので、割引運賃を利用する場合は従来通り乗車券を購入する必要がある。
*無人駅で[[車掌]]が[[乗車券]]類を回収している際は、Kitaca等を車掌に提示して改札機にタッチする。また[[ワンマン運転|ワンマン列車]]では、下車時に[[運転士#日本|運転士]]に提示してから駅の簡易Kitaca改札機にタッチする。
*発着駅がエリア内の場合でも、沼ノ端駅 - 岩見沢駅間で[[追分駅 (北海道)|追分駅]]を経由するなど'''エリア外を経路に含む場合にはあらかじめ[[乗車券]]を購入する必要がある。'''
=== 相互利用・片利用可能なエリア ===
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== 沿革 ==
* [[2006年]]（平成18年）[[4月27日]] - JR北海道がICカード出改札システムを導入すると発表<ref name="IC Card" />。
* [[2008年]]（平成20年）
** [[10月25日]] - Kitacaのサービスを開始<ref name="start"/>。<!--当初のサービス利用可能エリアは[[札幌都市圏|札幌圏]]（函館本線の小樽駅 - 札幌駅 - 岩見沢駅間、千歳線の白石駅 - 沼ノ端駅間と南千歳駅 - 新千歳空港駅間、室蘭本線の沼ノ端駅 - 苫小牧駅間、札沼線〈学園都市線〉の桑園駅 - 北海道医療大学駅間）の各駅。-->記念Kitaca（2,000円）を[[札幌駅]]・[[小樽駅]]・[[手稲駅]]・[[桑園駅]]・[[江別駅]]・[[岩見沢駅]]・[[新札幌駅]]・[[千歳駅 (北海道)|千歳駅]]・[[苫小牧駅]]の9駅で限定計10,000枚発売。
** [[11月27日]] - 発売数多数の為、カードの在庫が追いつかない事態となり、在庫確保が整うまで、定期券のみの発売とすることとした<ref name="suspend1"/>。
** [[12月24日]] - クレジットカードによるKitacaへのチャージ並びにKitaca定期券以外のKitacaのクレジットカードによる新規発売を終了<ref name="creditcharge"/>。25日から現金のみの取り扱いとなる。
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** [[3月14日]] - Kitaca電子マネーのサービス及びSuicaとの相互利用を開始<ref name="e-money1"/><ref name="e-money2"/>。記念Kitaca（2,000円）を札幌駅で限定10,000枚発売。
** [[10月25日]] - デビュー1周年記念Kitaca（2,000円）を札幌駅で限定10,000枚発売。サービス開始以降の発売枚数が累計20万枚を突破<ref>{{Cite press release |和書 |title=「Kitaca」発売枚数20万枚突破! |publisher=北海道旅客鉄道 |date=2009-10-25 |format=PDF |url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2009/091025-1.pdf |accessdate=2009-10-26}}</ref>。
* [[2010年]]（平成22年）3月15日 - 初のクレジットカード一体型Kitacaとなる、JRタワースクエアカード Kitacaを発行開始<ref name="squarecard" />。
* [[2012年]]（平成24年）
** [[3月12日]] - 道銀キャッシュ・クレジットカードKitacaを発行開始<ref name="dobank"/>。
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** [[3月23日]] - Kitaca・[[Suica]]・[[TOICA]]・[[ICOCA]]・[[SUGOCA]]・[[PASMO]]・[[manaca]]・[[PiTaPa]]・[[nimoca]]・[[はやかけん]]の相互利用（電子マネーサービスはPiTaPaを除く）開始<ref>{{Cite press release |和書 |title=交通系ICカードの相互利用サービス実施に合意しました |publisher=北海道旅客鉄道 |date=2011-05-18 |format=PDF |url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2011/110518-1.pdf}}</ref>。交通系IC カード全国相互利用サービス開始記念Kitaca（2,000円）を札幌駅で限定5,000枚発売<ref>{{Cite press release |和書 |title=交通系ICカード全国相互利用サービス開始 記念Kitacaを発売します！|publisher=北海道旅客鉄道 |date=2013-02-26 |format=PDF |url= http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2013/130226-1.pdf}}</ref>。
** [[6月22日]] - SAPICAエリアでの片利用開始。
▲** [[3月4日]] - 千歳線の[[美々信号場|美々駅]]が廃止。交通系ICカード全国相互利用サービス対応駅が廃止される初のケースとなった。
▲** [[3月20日]] - [[ロイズコンフェクト]]が、「[[ロイズタウン駅]]開業記念Kitaca」を数量限定で予約販売を開始<ref>{{Cite web|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000319.000033166.html |title=【ロイズ】「ロイズタウン駅開業記念Kitaca」の予約販売をいたします。【WEB予約・ロイズふと美工場直売店で引換可能な方限定】 |accessdate=2022-03-14 |publisher=PR TIMES |archiveurl=https://web.archive.org/web/20220314052138/https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000319.000033166.html |archivedate=2022-03-14}}</ref>。
* [[2024年]]（令和6年）
** 3月16日 - 函館エリア（函館本線
== 脚注 ==
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