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{{分割提案|薬屋のひとりごと (アニメ)|date=2024年8月}}
{{Infobox animanga/Header
| タイトル = 薬屋のひとりごと
| ジャンル = [[中国|中華風]][[推理小説|ミステリー]]{{Sfnp|このラノ2023|2022|p=132}}、[[ラブコメディ|ラブコメ]]{{Sfnp|大人だって読みたい!少女小説ガイド|2020|p=71}}
}}
{{Infobox animanga/Novel
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| 開始日 = 文庫版:2014年8月29日
| 終了日 =
| 巻数 = ソフトカバー版:全1巻<br />文庫版:既刊1415(2023(2024103月現在)
| インターネット = 1
}}
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| 開始日 = 2017年5月25日{{R|ln-news20170525}}
| 終了日 =
| 巻数 = 既刊1213(2023(202493月現在)
| その他 = 七緒一綺(構成)
}}
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| シリーズ構成 = 長沼範裕
| キャラクターデザイン = [[中谷友紀子]]
| 音楽 = [[神前暁]]、[[ケビン・ペンキン]]<br />[[桶狭間ありさ]]
| アニメーション制作 = [[TOHO animation STUDIO]]、[[オー・エル・エム|OLM]]
| 製作 = 「薬屋のひとりごと」製作委員会
| 放送局 = [[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]ほか
| 放送開始 = 2023第1期:2023年10月22日
| 放送終了 = 2024年3月24日<br /> 第2期:2025年 -
| 話数 = 第1期:全24話
}}
{{Infobox animanga/Footer
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| ウィキポータル = [[Portal:文学|文学]]・[[Portal:漫画|漫画]]・[[Portal:アニメ|アニメ]]
}}
『'''薬屋のひとりごと'''』(くすりやのひとりごと、{{lang-en|The Apothecary Diaries}}、{{lang-zh|药屋少女的呢喃、藥師少女的獨語}})は、[[日向夏 (小説家)|日向夏]]による[[日本]]の[[ライトノベル]]。
 
== 概要 ==
架空の中華風帝国、'''茘'''(リー)を舞台に、[[後宮]]に勤める[[女官|官女]]が王宮内に巻き起こる事件の謎を[[薬学]]の専門知識で解くミステリー、ファンタジー、ラブコメディ小説である。
 
2011年10月に[[小説投稿サイト]]「[[小説家になろう]]」で連載が開始され、人気を得たことから第1部「後宮編」が2012年9月にRay Books([[主婦の友社]])から[[単行本]]として発売された<ref>{{Cite web|和書|url=https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/183213/blogkey/534738/|title=お知らせ|website=小説家になろう|work=活動報告|publisher=ヒナプロジェクト|author=日向夏|date=2012-09-01|accessdate=2017-11-14}}</ref>。
 
その後、[[ヒーロー文庫]]([[主婦の友社]]→[[イマジカインフォス]])で2014年8月に第1部が新装刊され<ref>{{Cite web|和書|url=https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/183213/blogkey/967467/|title=薬屋のひとりごと文庫化について|website=小説家になろう|work=活動報告|publisher=ヒナプロジェクト|author=日向夏|date=2014-08-15|accessdate=2017-11-14}}</ref>、以後継続されて発行されている<ref>{{Cite web|和書|url=https://ddnavi.com/news/336860/a/|title=「これはドキドキ過ぎる展開!」 薬師(くすし)少女が後宮で大活躍する人気ラノベ『薬屋のひとりごと』最新巻発売に興奮の声!|website=[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチニュース]]|publisher=KADOKAWA|date=2016-11-30|accessdate=2017-11-14}}</ref>。
 
2017年からは『[[月刊ビッグガンガン]]』([[スクウェア・エニックス]])<ref name="ln-news20170525">{{Cite web|和書|url=http://ln-news.com/archives/53588/|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200302083032/http://ln-news.com/archivesarticles/53588/|title=ヒーロー文庫刊『薬屋のひとりごと』の[[コミカライズ]]連載が本日発売のビッグガンガンvol.6よりセンターカラーで開幕|website=[[ラノベニュースオンライン]]|publisher=Days|date=2017-05-25|archivedateaccessdate=20202024-03-02|accessdate=2023-07-0831}}</ref>と[[月刊サンデージェネックス|『月刊サンデーGX]]』([[小学館]])の月刊誌2誌で、それぞれ別の漫画家によりコミカライズ版が連載されている<ref name="ln-news20170719">{{Cite web|和書|url=http://ln-news.com/archives/57374/|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200302083034/http://ln-news.com/archivesarticles/57374/|title=ヒーロー文庫刊『薬屋のひとりごと』の2誌目となるコミカライズ連載が決定 作画は倉田三ノ路氏が担当に|website=ラノベニュースオンライン|publisher=Days|date=2017-07-19|archivedateaccessdate=20202024-03-02|accessdate=2023-07-0831}}</ref>。
 
20212024113月時点でスクウェア・エニックス版のコミックス累計部数は7001600万部<ref>{{Twitter status2|7O_1KI|14638322305396531231772172621259702704|20212024113月25日|accessdate=20212024-1104-2902}}</ref>、2023年6月時点で小学館版のコミックス累計部数は850万部(電子版含む)<ref>{{Cite journal|和書|date=2023-06-19|title=薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜 第七十話 砦の女たち|journal=月刊サンデージェネックス|volume=2023年7月号|publisher=小学館|page=51|asin=B0C79BXHVQ}}</ref>、2024年3月時点でシリーズ累計発行部数は3300万部をそれぞれ突破している<ref>{{Cite web|和書 |url=https://mantan-web.jp/article/20240301dog00m200010000c.html |title=薬屋のひとりごと:累計3300万部突破 テレビアニメも人気で5カ月で900万部増 |newspaperwebsite=[[MANTANWEB]] |publisher=MANTAN |date=2024-03-01 |access-dateaccessdate=2024-03-01}}</ref>。
 
== あらすじ ==
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=== 主人公 ===
; 猫猫(マオマオ)
: 声 - [[悠木碧]](ドラマCD版<ref name="herobunko.com/news/10963">[{{Cite web|和書|url=https://herobunko.com/news/10963/ |title=『薬屋のひとりごと』最新9巻&ドラマCD付き限定特装版 今冬発売決定!] - |website=ヒーロー文庫|publisher=イマジカインフォス|accessdate=2024-03-31}}</ref><ref name="herobunko.com/news/11209">[{{Cite web|和書|url=https://herobunko.com/news/11209/ |title=『薬屋のひとりごと9』ドラマCDキャスト第2弾公開!] - |website=ヒーロー文庫|publisher=イマジカインフォス|accessdate=2024-03-31}}</ref>・テレビアニメ版{{Sfnp|アニメージュ2023/04|2023|p=135}})
: 本作の主人公{{Sfnp|太田|2022|p=129}}。17歳→20→21歳。身長153センチ。
: 養父とともに花街で[[薬師]]をしていたが、物語開始の3ヶ月前に薬草採取のために1人で外出した森で人攫いにあい、後宮務めの下級女官として売り飛ばされた。年不相応に達観しており、女官としては学があるが後宮内で能力を発揮しても、猫猫を売りとばした人攫いへの送金が増えるだけであることから、それを避けるために無能を装っていた。しかし、寵姫の病気の原因を見抜き、匿名で訴えたことで壬氏に薬師としての能力を知られ、玉葉妃付きの侍女に抜擢されるも、その内実は壬氏の手駒として関わることとなる。
: 顔立ちはそれなりに整っているが、人目を引くほどの特徴はなく、どちらかと言えば地味。それでも、花街では襲われる危険性があるために化粧や[[入れ墨|黥]]でシミやそばかすを書き醜女に見せていた。女官となった後も、元に戻すタイミングを逸した上、壬氏からも残すよう言われたためそのままにしている。肌は健康的だが体格は小柄で痩せ型、胸も小さく{{Efn2|主上曰く、自分の好みには胸周りが「五寸(15センチ)」ほど足りない。漫画版では絶壁と表現されている。}}、猫猫も自覚している。
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: 風明の事件の関係者として後宮女官を解雇されたが、壬氏に身請けされる形で外廷勤務に復帰した。その後ふたたび花街に戻ったが、「砂欧編」からは医官付きの官女となり、宮廷医局で働くようになった。宮中から一度出た者が戻ること自体珍しい中、三度目は相当異例であり、顔見知りの女官に不思議がられている。医局で働くようになってから、必要に迫られて外科の技術も身に付け、法律上女性は医官になれないため立場は官女のままであるが、実質的に医官と同等の仕事をするようになっている。西都に行ったあと、雀からの言葉もあり壬氏からの好意に素直になりはじめ、水蓮から「両思い」といわれるようになった。
: 『このライトノベルがすごい!』女性キャラクター部門では2024年版で9位を獲得している{{Sfnp|このラノ2024|2023|p=89}}。
 
; 壬氏(ジンシ)
: 声 - [[櫻井孝宏]]{{R|herobunko.com/news/10963|herobunko.com/news/11209}} / [[大塚剛央]]{{Sfnp|アニメージュ2024/02|2024|p=18}}
: 後宮の管理を担当する[[宦官]]。その容貌は大変美しく、「[[天女]]の微笑み」「花の顔(かんばせ)」などの形容詞で語られるとともに「性別が違えば国さえ傾ける」とも称され、下女はその姿を見れば顔を上気させ、蜂蜜の様といわれる甘い声をかけられれば失神し、下級妃や男性の武官からも夜の誘いの声がかかるほど。猫猫曰く「無駄に美形」。公称24歳だが、大人びた外見よりも実年齢は若い。少々粘着質なところがあり、また、目的のために使えるものは何でも使う。ただし、その奥の「素」の性格は、外見に反してどちらかというと地味で堅実。
: 本作における「もう一人の主人公」とも言える人物であり、ストーリー上においても大きな謎を秘めている。
: 役職は、後宮の管理を担当する[[宦官]]。その容貌は大変美しく、「[[天女]]の微笑み」「花の顔(かんばせ)」などの形容詞で語られるとともに「性別が違えば国さえ傾ける」とも称され、下女はその姿を見れば顔を上気させ、蜂蜜の様といわれる甘い声をかけられれば失神し、下級妃や男性の武官からも夜の誘いの声がかかるほど。猫猫曰く「無駄に美形」。公称24歳だが、大人びた外見よりも実年齢は若い。少々粘着質なところがあり、また、目的のために使えるものは何でも使う。ただし、その奥の「素」の性格は、外見に反してどちらかというと地味で堅実。
: 猫猫のことはその能力はもちろん、あえてそれを隠して勤めていた判断力とともに、自らの外見に全く惑わされないことから興味を抱き、それがやがて好意に変わっていった。だが前述の通り、お愛想程度の笑顔で老若男女問わず自身になびいてくる状態だったためか、興味のある相手の気を惹く手法は子供並みで、相手が自分以外の相手を頼ったというだけでもへそを曲げる{{Efn2|しかも、壬氏がへそを曲げている理由を解していない猫猫が肝心な部分(李白を緑青館に案内した、義姉である白鈴の相手として相応しいか、など)を省いて説明するため、事態を理解している人物がフォローを入れるか、猫猫が肝心な部分を説明するまで話が拗れ続ける。}}。また、個人としては善良な部類で、職務上は関わる対象はともかく、罪もない者が理由もなく理不尽な目に遭うことには気に病む質である。
<!--: 子氏討伐後は本来の立場へと戻る。-->
:; 華瑞月(カズイゲツ)
:: 皇帝の弟。18歳→21→22歳。身長180センチ。
:: 病弱を欺罔し普段はめったに人前に姿を見せず、祭事などどうしても出席しなければならない行事では前髪を深く垂らして顔を隠し、他人と目が合わないようにしている、とされている。
:: 壬氏の本来の立場で、皇帝等の身内からは瑞(ズイ)もしくは月(ユエ)、臣下など本名を呼べない人々からは月の君、もしくは夜の君と呼ばれる。
:: 正体を伏せて王宮内で目立つ容貌で活動することで<ref>『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~4巻』P4</ref>、皇帝への裏切り者をあぶり出し忠誠心を試す試金石となっていた<ref>『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~1巻』p60</ref>。また、後宮を安定させて帝の跡継ぎとなる東宮を誕生させることで、自らの皇位継承順位を下げることを目論んでいたが、8巻では自身の腹に焼きゴテを当てて、身体を傷つける形で皇位を拒否する姿勢を見せる。
:: 父親である先帝は[[ペドフィリア|幼児性愛]]者であり、長兄である34歳の現帝とは16歳も年が離れている(作中の社会では親子でも通じる年齢差である)ため、その出自を疑う者もいる。阿多妃によく似た風貌であることから、「出産直後の阿多妃による赤子の取替えにより、蜂蜜摂取により幼少時に亡くなった赤子は『皇太后の子』であり、皇弟として育てられた赤子こそ『阿多妃の子』ではないか」という推理が猫猫によってなされてい<!--後14巻阿多妃自身の口が認める発言をし、15巻にて帝もある事情からそれ赤子の取替正しいこあったが明かされ気づいていた。-->
 
=== 馬の一族 ===
馬の一族は、代々皇帝の乳兄弟になることが多く、皇子が後宮から出るときは、馬の一族が護衛兼副官としてつくが、権力を持たないように役職を得ることはない。
 
=== 壬氏の関係者とその親族 ===
; 高順(ガオシュン)
: 声 - [[津田健次郎]]{{R|herobunko.com/news/11209}} / [[小西克幸]]{{Sfnp|アニメージュ2024/02|2024|p=19}}
: 壬氏付の武官(後に帝の護衛兼副官に)。36歳。(高順は宦官となったときに改名した名であり、本名は不明・914巻時点)
: 代々皇族を守護する馬の一族の一人でもある。その役割もあり、皇帝・阿多妃とは幼少時は共に後宮内で遊んでいた幼馴染にあたる。
: 守役として幼児期から壬氏に仕えており、主人に振り回されながらも忠義に厚い苦労人。非常にまめで気が利く一方でお茶目なところもあり、甘いものや猫が好き。猫猫のことを「小猫(シャオマオ)」{{Efn2|「小(シャオ)」は中国語における目下に対する愛称で、日本語の「ちゃん」や「くん」付けに相当する。}}と呼び猫猫の好む道端菓子の「包子(肉まん)」を渡したりと、猫猫からは「癒し」と認識されている。
: 壬氏と同様に実は宦官ではないが、後宮に出入りする関係から間違いがあってはならないよう男性機能を減退させる薬を常用している。この薬は使い続けると男性機能が完全に失われるリスクが存在するが、本人は16歳で結婚しており後述の馬閃含めて3人の子がおり、長男および長女にもすでに子(高順にとっては孫)がいるため構わないと考えている。妻は年上で壬氏の元乳母。表向きは女帝の怒りを買い、本来の名前を捨て[[宮刑]]として宦官にされたことになっている。
; 桃美(タオメイ)
: 高順の妻。馬閃、馬良、麻美の母。高順より6歳上<ref>{{Twitter status2|1=NaMelanza|2=1164425061668814848|4=日向夏 2019年8月22日のツイート|5=2024-02-18}}</ref>。片目を失明している。
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: 元々は、馬の家の跡取りの許嫁で馬の家の実務にも携わっていたが、跡取りが[[廃嫡]]され傍系の高順が養子で入ったので、高順と結婚した。
; 馬閃(バセン)
: 声 - [[松岡禎丞]](ドラマCD版<ref>{{Cite web|和書|url=https://ln-news.com/articles/114525|title=『薬屋のひとりごと』ドラマCD付き限定特装版第12巻が7月29日発売決定 新たに松岡禎丞さん、広瀬裕也さんなども出演|website=ラノベニュースオンライン|publisher=Days|date=2022-07-17|accessdate=2022-07-19}}</ref>)/ [[橘龍丸]]<ref name="times.abema10099956">{{Cite web |url=https://times.abema.tv/articles/-/10099956 |title=アニメ「薬屋のひとりごと」声優・キャラクター一覧|全キャスト81人を網羅 |website=アベマタイムズ |accessdate=2024-06-27}}</ref>
 
: 高順の息子で壬氏の乳兄弟。19歳→21歳。壬氏とは同い年であり幼少期からの幼馴染。王宮の武官。高順ともども壬氏に振り回される苦労人。姉と兄がいるが彼のみ独身。
: 高順の息子で壬氏の乳兄弟。19歳→21歳。壬氏とは同い年であり幼少期からの幼馴染。王宮の武官。高順ともども壬氏に振り回される苦労人。姉と兄がいるが彼のみ独身。<!--作中の事件で里樹妃と縁が出来て意識するようになり、上級妃から追放された里樹と再会した際、-->たまたま孵化した[[アヒル|家鴨]]になつかれ<!--彼女との思い出の共有の意味合いもあり-->「舒鳧(ジョフ)」と名付けて連れ歩いている。ある女性を意識しており、14巻では家族も周知の事実となり縁談の根回しが開始された。
: 幼いころから痛覚が鈍い上、体の頑丈さや筋力、身体能力が尋常ではなく、体格はさほど大きくないものの化け物じみた戦闘能力の持ち主。その反面、自分自身の怪我にも気づかず行動しがちである。また、精神的にも未成熟なところがあり、よく高順から拳骨をもらっている。
: 幼いころの体験から「女性らしい女性」が苦手だが、猫猫に対しては普通に接している。<!--作中の事件で里樹妃と縁が出来て意識するようになり、上級妃から追放された里樹と再会した際、たまたま孵化した家鴨になつかれ、彼女との思い出の共有の意味合いもあり「舒鳧(ジョフ)」と名付けて連れ歩いている。-->
; 馬良(バリョウ)
: 高順の息子で馬閃の年子の兄。二人並ぶとそっくりで身長もほぼ同じだが、猫背で顔色が悪い分やや小さく見える。
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: 弟たちが父親似なのに対し、彼女は母親似。かつては父である高順を毛虫を見るがごとく嫌っていたが、最近はそこまではひどくない様子。
: 馬良ほどではないが事務能力に長けており、補佐に回ることで最大限にその力を発揮する。
: 結婚相手は8歳のときに12歳年上の馬の血筋の武官を旦那にすると宣言し、8年後そのとおりに結婚して二児をけた。結婚後も馬の本家に住み、実子とともに弟夫婦の子も育てている。
; 雀(マーチュエ)
: 馬良の妻。22歳。一児の母だが、子育ては麻美に任せており、自身の生い立ちから実子とのふれあいも極力避けている。
: 出生名は雀(ペグラ)だったが、母を探す途中で麻雀(マーチュエ)に改名。名前が縁で、麻美と親しくなった。馬良と結婚後は雀(チュエ)と呼ばれる<ref>{{Twitter status2|1=NaMelanza|2=1163160832714264576|4=日向夏 2019年8月19日のツイート|5=2024-04-08}}</ref>。
: 8巻から壬氏の侍女をやっている。
: 8巻から壬氏の侍女をやっていた。水連を大姑と揶揄し、西都では猫猫の護衛も兼ねていたが右腕を負傷し、壬氏の侍女も抜けた
: お調子者でよくボケるが、諜報を得意とする巳の一族の出身あり、荒事に慣れている。馬良とは政略結婚で子育ての件も織り込み済み。
: 昔は、裕福な家の生まれだったが両親がどちらも雀からいなくなり、生死不明の母を独りで探す旅をしていた。後に判明した事実でショックを受けるも、己の価値を持たせるために巳の一族となった。
: 後に判明した事実でショックを受けるも、己の価値を持たせるために巳の一族となった。
; 馬琴(バキン)
: 麻美の夫であり、玉葉后の皇子である東宮に仕える武官。14巻にて初登場し、羅半兄とある若者との決闘の立会人をした。
; 水蓮(スイレン)
: 声 - [[新田京助]] / [[土井美加]]
: 壬氏付の初老の侍女。非常に有能であり、性格のきつい麻美やお調子者の雀、そして壬氏も頭が上がらない。もとは壬氏の乳母で、さらにその前は皇太后付きの侍女だった。皇太后が現在の皇帝を身籠った際、ライバルや政敵に狙われ続けた皇太后を守り抜いたことから、宮中では伝説の侍女として知られている。
: 壬氏の母親のように周囲の面倒を見てきた。高順とともに壬氏の正体を知る数少ない人物であった。14巻にて阿多の母親であることが判明したため、実は壬氏から見ると実の祖母にあたる。
: 平民の出であり、阿多を妊娠中に夫が亡くなり、家督問題に巻き込まれる前に実家に戻ったが、出産後直ぐに後宮に出仕させられた。当時妊娠を隠していた安氏を見つけ、侍女兼乳母となった。阿多が妃となっても立場をわきまえて分別をつけていた。
 
=== 皇帝の一族とその関係者 ===
; 皇帝 / 僥陽(ギョウヨウ)
: 声 - [[遠藤大智]]{{R|times.abema10099956}}
: 立派な髭を蓄えた偉丈夫で、壬氏の兄。34歳。
: 豊かな胸の女性を好むことから猫猫からは好色親父と思われているものの、一方で東宮時代に迎えた妃は阿多のみと、現在とは意外な一面も持つ。実際は情に厚い人物で、本来なら後宮から暇を出されても行き場のない妃をそのまま留め置いて保護していたり、上級妃から降ろされた阿多を離宮で面倒みていたりといった処置をしている。名目上は妻である里樹も「母親が幼馴染」ということもあって娘の様に思って気にかけている。
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: 父である皇帝にも、祖母である皇太后にも可愛がられて順調に成育中。猫猫も翡翠宮内では毒見以外の仕事として彼女の遊び相手を勤めていることもある。
; 安氏(アンシ)
: 声 - [[能登麻美子]]<ref name="natalie564256">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/564256|title=「薬屋のひとりごと」皇太后役に能登麻美子、子昌役にチョー|website=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]]|publisher=ナターシャ|date=2024-03-08|accessdate=2024-03-09}}</ref>
: 先帝の妃であり、現帝の実母。皇弟の母にもあたる。現在は皇太后の地位にあるが、上級妃として後宮入りした姉の侍女だった。大人の女性に怯える先帝に取り入って妊娠し妃となる(姉は、安氏の妊娠判明と同時に後宮から出された)。現帝を産んだのは里樹より幼いころだったため、母というより「姉」にしか見えない。現帝の出産時は体が幼かったために分娩できずに[[帝王切開|胎を裂いており]]、傷跡が残っている。
: 現帝の人道的な施策に影響を与えているといわれているが、子供だった自分に負担を強いた先帝を恨み、呪っていたと告白している。
; 先帝
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: 兄弟が次々と夭折する中でただひとり生き残った皇子として皇帝位についたが、暗愚であったと評されており時の皇太后たる「女帝」の傀儡であった。
: 女性の嗜好については[[ロリータ・コンプレックス|幼女趣味]]で、妙齢の妃には目もくれず幼妃の元ばかりへと通っていたため、現帝の母である皇太后も幼くして現帝を帝王切開で出産することになったが、幼女を好むのは自身を支配していた「女帝」の影響で、成人女性を恐れて受け付けないためでもある。現帝は父への反動として、豊満な女性への嗜好に傾いたとされている。
: 安氏は若いころは壬氏の面影があったと述懐しているが、壬氏(皇弟)の疑惑が事実なら先帝は祖父に当たる。
; 豪(ハオ)
: 安氏の腹違いの兄で帝の伯父にあたる。帝にも謁見できる立場にいる。
; 水蓮(スイレン)
: 声 - [[新田京助]] / [[土井美加]]{{R|times.abema10099956}}
: 壬氏付の初老の侍女。非常に有能であり、性格のきつい麻美やお調子者の雀、そして壬氏も頭が上がらない。もとは壬氏の乳母で、さらにその前は皇太后付きの侍女だった。皇太后が現在の皇帝を身籠った際、ライバルや政敵に狙われ続けた皇太后を守り抜いたことから、宮中では伝説の侍女として知られている。
: 壬氏の母親のように周囲の面倒を見てきた。高順とともに壬氏の正体を知る数少ない人物であった。14巻にて阿多の母親であることが判明したため、壬氏から見ると実の祖母にあたる。
: 平民の出であり、阿多を妊娠中に夫が亡くなり、家督問題に巻き込まれる前に実家に戻ったが、出産後直ぐに後宮に出仕させられた。当時妊娠を隠していた安氏を見つけ、侍女兼乳母となった。阿多が妃となっても立場をわきまえて分別をつけていた。
 
=== 後宮 ===
187 ⟶ 192行目:
: 声 - [[木野日菜]]{{Sfnp|アニメージュ2024/02|2024|p=19}}
: [[ダイヤモンド|金剛]]宮に住む皇帝の妃、位は徳妃。14歳→17歳。
: 元は先帝の妃として9歳のときに後宮に入ったが、崩御で出家し改めて現帝の妃として後宮に入った。先帝が手を付ける前に崩御したことも含めて、まだまだ恋に恋する年頃で男女の睦事に関しては全く免疫がなく、梨花妃推薦によって四夫人を集めて猫猫の「講義」が行われた際には自分には絶対に無理だとショックを受けている。先帝時代に阿多妃とは「(帝の妃という意味で)姑と(東宮・皇太子の)嫁」という関係だったが仲は良い。だが、それが原因で何度か命を狙われることになる。<!--猫猫や馬閃の尽力で命は助かるが、騒ぎを起こした責を取らされて上級妃から退くこととなる追放された-->
: その特異な経歴から侍女からも蔑まれており、いじめを受けている。魚介が食べられないことも侍女から偏食と捉えられて嫌がらせとして食べさせられていた。猫猫によってアレルギー持ちであったことが明らかになり、無理に食べさせることが命に係わるという事実を知らされた。また、赤ん坊のころに[[蜂蜜]]を食べたことで[[乳児ボツリヌス症|生死をさまよった]]経験があり、自身にその記憶はないが気を付けるように言われながら育ったため蜂蜜も苦手。
: 実母は皇帝の幼馴染みで、物心つく前に他界。実父は彼女が生まれる前から他所に妾を囲っており、母の死後すぐに後妻を迎え、異母兄姉を贔屓して可愛がっていた。何かと不幸が降りかかりやすい境遇であり、猫猫もその点は同情している。
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: 物語開始当時の[[柘榴石|柘榴]]宮の主人で、位は淑妃。35歳。皇帝の乳姉弟として育ち、東宮時代に妃となった。
: 東宮妃時代に男子を一人出産しているが、折悪く皇太后の出産と重なり、医官の手が足りなかったため子どもの生めない身体となったうえ、子どもも乳児期に亡くしている。本来ならば世継ぎを産めなくなった時点で後宮から出るのが自然であるが、皇帝の意向でぎりぎりまで留められていた。男前の性格で、男装すると壬氏とよく似た雰囲気をまとう。
: 後宮を出た後も離宮で暮らし皇帝の相談役を勤める。その一方で、子氏一族の趙迂以外の生き残った子供たちや翠苓など、表立って外を歩けない訳ありの人々を内密に匿っている。その所為か、里樹妃に対し猫猫曰く「母親の様な顔」を見せる事もあり、里樹が懐いていたとしている。
; 楼蘭(ロウラン)妃
: 阿多妃と入れ替わりで柘榴宮に入った淑妃。17歳。<!--'''子翠''' も参照。-->
219 ⟶ 224行目:
 
==== 翡翠宮 ====
; 紅娘(ホンニャン){{R|times.abema10099956}}
: 声 - 新田京助 / [[豊口めぐみ]]
: 玉葉妃の侍女頭。30歳。
: 猫猫が無能を装っていた理由を聞いて、わざと花瓶を割って送金を帳消しにするなど人の事情を理解する苦労人。猫猫にとっては当たり前だが、後宮という場所では非常識な行いには頭を痛めている。
: 結婚願望はあるらしく、一時は高順を狙っていた節もある。しかし彼が既婚者と知ってあきらめている。
; 桜花(インファ)、貴園(グイエン)、愛藍(アイラン)
: 声 - [[上條沙恵子]](桜花)、[[守屋亨香]](貴園)、[[河野茉莉]](愛藍) / [[引坂理絵]](桜花){{R|times.abema10099956}}、[[田中貴子 (声優)|田中貴子]](貴園){{R|times.abema10099956}}、[[石井未紗]](愛藍){{R|times.abema10099956}}
: 翡翠宮で猫猫の同僚となる玉葉妃付の侍女三人組。
: 猫猫の素性を勝手に誤解して同情したり、訪ねてくる壬氏を見ては大騒ぎする。
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==== その他の宮 ====
; 河南(カナン)
: 声 - [[庄司宇芽香]]{{R|times.abema10099956}}
: 里樹妃付きの侍女頭。元は毒見役だったが、他の侍女と同様に里樹妃をいじめていた。園遊会では魚介を食べられない里樹妃の膳を玉葉妃用のメニューと入れ替えたりしたが、アレルギー持ちの里樹妃にとっては命に関わるものだと猫猫から忠告を受ける。それ以来親身に接するようになり、金剛宮の中では数少ない味方となった。里樹妃の後宮追放時に暇を出し、良縁に恵まれるよう帝に依頼したという
: 河南の前の侍女頭は、正しく里樹妃いじめの首魁であり、妃に贈られた装身具なども着服していた。
; 杏(シン)
: 声 - [[木下紗華]]{{R|times.abema10099956}}
: 梨花妃付きの侍女頭。
: 梨花妃とは従姉妹同士で主上の手が付くことも期待されていたが、自分が上級妃として後宮入りできなかったことを妬んでいた。猫猫の介入により梨花妃に対する悪意が表面化し、梨花妃に盛るための堕胎薬を作ろうとしていたことが暴かれる。皇帝の子に対する堕胎の企てであったため本来は重罪になるはずが、主に対する「暴言の罪」を理由に梨花妃より直接解雇される。
; 風明(フォンミン)
: 声 - [[日高のり子]]{{R|times.abema10099956}}
: 阿多妃付きの侍女頭。
: 東宮妃時代からの古株だが、実家の伝手で手に入れたものが原因で妃に負い目があり、それを隠蔽するために里樹妃の命を狙う。結果的にことは表沙汰にはならなかったが、内々に処理される。彼女の実家と繋がりのあった女官は、その関係の強弱を問わず解雇され、猫猫も人攫いから買った商家(書類上の実家)に繋がりがあったために連座となっている。
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: 玉葉妃の出産の際、逆子の疑いがあったため猫猫の申し出で後宮へ呼ばれた。出産後もその腕を惜しまれる形で再び医官として宮中に戻ることになった。かつて後宮にいた際や復帰後も後宮で使うには危険がある物品(鉛白のおしろい、香りの強い香油など)を記した注意書きなどを配布するが、それは逆に悪意のある者にとっても有益な情報だった。
; 漢羅漢(カン・ラカン)
: 声 - [[桐本琢也拓哉]]{{Sfnp|アニメージュ2024/02|2024|p=23}}
: 狐目に[[片眼鏡]](実は伊達)を付けた軍師で位は将軍。通称・漢太尉。「漢」の名字は珍しくないが、この肩書きを持つのは国中で彼だけである。
: 奇異な言動を繰り返すため「変人軍師」とも呼ばれる。猫猫に至っては「あのおっさん」としか呼ばない。しかし軍師としては超一流であり、また人を見る目に長け、優秀な人材の発掘には定評がある。
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; 羅半兄(ラハンあに)/俊杰(ジュンジェ)
: 羅半の実兄。中央から西都に派遣された農民。本名を名乗る前に羅半兄という通称が定着してしまう。専門は穀物類とのことで、野菜など他の作物に関しては出来ると断言はしない。
: 14巻にて、姚に粉をかける男を黙らせたとして燕燕から本名でお礼を言われ、一気に惚れてしまった。<!--作中で本名は出ているが、その後も基本的に羅半兄と呼ばれているので、ここでも羅半兄継続-->
; 羅漢の養子達
: 羅漢が拾ってきたが、本人が覚えきれないので、数字で呼ばれている。
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; 李医官(リ)
: 宮廷の中級医官。真面目な性格。
; 泰然(タイラン)
: 麻酔関連は得意の医官だったが、翠苓に気があり、翠苓の自殺騒動に協力したため降格させられていた。
: 15巻の選抜試験に参加しており名前が判明した。
; 姚(ヤオ)
: 猫猫と共に医官手伝いとして働く15歳の少女。
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; 長紗(チャンシャ)
: 医官付官女の後輩で、背は低い。
; 王旺(ワンワン)
: 長身の先輩で当初は長先輩としていた。15巻の選抜試験を突破し、その後名前が判明。
; 短先輩、中同輩
: 背が低い先輩、中くらいの背の同期で、15巻の選抜試験を突破し、猫猫と治験業務に就く。
; 劉小母(リュウおばさん)
: 50過ぎの未婚の女性で、劉医官の妹。医官と同等の知識を有し、15巻の選抜試験を突破した。万が一に備えての縁故採用である。
 
=== 花街 ===
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; 鳳仙(フォンシェン)
: 声 - [[桑島法子]]<ref>{{Cite web|和書|publisher=MANTAN|website=まんたんウェブ|url=https://mantan-web.jp/article/20240209dog00m200035000c.html|title=薬屋のひとりごと:追加キャストに桑島法子 病にふせる妓女の鳳仙に|date=2024-02-09|accessdate=2024-02-09}}</ref>
: 緑青館の元妓女で猫猫の血縁上の母親。碁と将棋(コミカライズとアニメでは、[[シャンチー]]<ref>{{Twitter status2|1=NaMelanza|2=1770148369970667620|4=日向夏 2024年3月20日のツイート|5=2024-04-08}}</ref>)が強く、碁なら羅漢にさえ勝つ腕前の持ち主。羅漢が顔を認識できる数少ない内のひとり。
: 猫猫を産んだことで妓女としての価値が下がり、安い仕事に落とされた末に[[梅毒]]のために廃人同様となって離れに隔離されていた。
: 妊娠は元々彼女の狙い通りだった様子。当時自身の価値が上がり羅漢は3か月に1度しか会いに来られなくなっており、彼と会う頻度を上げられるもしくは身請けしてもらいやすくなるメリットもあったが、羅漢が羅門の失脚に伴う処置で父親から遊説を命じられるという時機が悪いときに重なり、3年も会いに来られなくなるという予想外のことに錯乱し、羅漢に送るために自身と赤子だった猫猫の小指を切り落としている。
341 ⟶ 355行目:
: Web版では猫猫の幼少時、羅漢の帰都前に身請けされることなく亡くなっている。
; 右叫(ウキョウ)
: 声 - [[長谷川芳明]]{{R|times.abema10099956}}
: 緑青館の男衆の中でも古株の一人の四十路前の男。元妓女の妻がいる
: 子供好きで面倒見がよく、緑青館に来たばかりの左膳や趙迂の面倒も率先して見ていた。猫猫自身も幼いころ肩車をしてもらった記憶がある。
; 趙迂(チョウウ)
353 ⟶ 367行目:
: なぜか言葉を喋ることができず、よく趙迂と一緒に行動している。
; 梓琳姉
: 梓琳の姉で、梓琳を養うために猫猫の口利きで妓女となった、猫猫が二回目の西都から帰ってきたときは緑青館の中で売り上げが三番目の妓女になっていた。14巻では女華の部屋に盗みに入った者の手助けをしていたことが発覚し、女華に何度か平手打ちをされ、やり手婆折檻部屋に連行されることとなる
; 左膳(サゼン)
: 国の北部の農家の出身。
374 ⟶ 388行目:
: 能力は高いようで出世株だが、性格がお人よしで猫猫に頼まれると断れないため猫猫からは内心「駄犬」と呼ばれている。武官として鍛えているが、猫猫の言う「危険」の意味が理解できずにケガをすることがある。
: 猫猫から紹介された白鈴に入れあげてしまい、次第に本気で彼女を迎えに行こうと考えるようになる。白鈴との関係も悪くなく、猫猫は2人の関係を少し応援している模様。白鈴から李白への思いは不明だが、それなりに親しくなっていると思われる。身請け料は「現在の李白の給料10年分」と本気で出世することを考え始める。
: <!--子氏討伐にも参戦し-->壬氏の正体や猫猫の素性も知ることになるが{{Efn2|本来の立場に戻った壬氏を現在も「壬氏」と呼ぶのは、猫猫と彼くらい。}}、以前と変わらない態度を取るため、壬氏も気を許している数少ない相手。
; 陸孫(リクソン)
: 声 - [[内山昴輝]]<ref>{{Cite news |url=https://natalie.mu/comic/news/556821 |title=アニメ「薬屋のひとりごと」内山昂輝が出演、羅漢の部下・陸孫(リクソン)役 |work=コミックナタリー |date=2024-01-12 |accessdate=2024-06-27}}</ref>
: 声 - [[内山昴輝]]
: 初登場時は羅漢の副官。もとは文官であった。優男風の風貌で物腰が柔らかいが、妙に肝が太い一面もある。一度見た顔は忘れないという特技の持ち主で重宝されていたが、後に先方からの要請で西都の玉葉の兄の元に出仕することになる。
: 実は西都の商家の出身。「陸孫」という名は西都を出て茘の都に来た時に自分でつけたものであり、その時にもとの名前は捨てている。玉葉后の侍女の三姉妹は実の従妹である。玉袁は親戚にあたり、玉葉后とも幼少期に面識があった。
383 ⟶ 397行目:
: 西都に行くことになった陸孫の後任として羅漢の副官になった人物。羅漢のせいで胃をキリキリさせられている。
; 魯侍郎(ルーじろう)
: 礼部の次官で、姚の叔父。壬氏とともに西都に行く。実は巳の一族の一人。本来、巳の一族はそこまで出世しないが、兄が急逝したため家督を次ぐことになってしまった。馬良玉鶯妻である家に忍び込んだ雀が巳の一族の血を引くと知り、引き入れた。
; 王芳(ワンファン)
: 干し肉好きの武官。西都から戻った羅漢の執務室で首吊遺体で見つかった。女華の客でもあった。
 
=== 子一族 ===
; 子昌(シショウ)
: 声 - [[チョー (俳優)|チョー]]{{R|natalie564256}}
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: 声 - [[名塚佳織]]{{Sfnp|アニメージュ2024/02|2024|p=23}}
: 本名は「子翠」。19歳。外廷の官女。女性としてはやや大柄で、猫猫より頭一つ分大きい。猫猫に言わせるなら骨格も素材も一級品ながら化粧はイマイチ。
: <!--実母は先帝の隠し子であり、後に子昌の先妻となる。-->子昌と先妻の子のため、楼蘭妃の異母姉にあたる。官女として働きながら子氏一族のための諜報工作活動をしていた。<!--事故を装った皇弟(壬氏)暗殺未遂を猫猫に見抜かれた際に-->自死を装い一度は姿を消すが、宦官として再び後宮に潜伏・暗躍する。-->
: 出生の事情を知らない神美からは「継子」として虐待されて育ち、彼女の精神的支配下にある。実母亡き後は子氏の家で元後宮医官に養育されていたため薬に通じており、養父の遺した処方で仮死状態にしたあとで蘇生可能の効能をもつ「蘇りの薬」を調合できる。
<!--: 子氏討伐後は本来処刑対象だったが「先帝の孫である」という事情を鑑み特別に助命され、秘密裏に阿多妃の元で暮らすが、常に監視下に置かれている。-->
 
=== 西都 ===
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<!--: 実は戌の一族の出身。一族のしきたりに基づき、一族の外に出て商人となり成功した。-->
; 玉鶯(ギョクオウ)
: 玉袁の長男で玉葉の異母兄。異民族を嫌っているが、玉葉の実母と同じ西の異民族の血を引く娘を養女にし、入内させようとする。羅漢を取り込もうと画策している様で、壬氏が西都に向かう際、羅漢と羅門が共に西都に来るように乞う。西都の民には人気があり、共に相撲を取ったりしているが、中央から派遣されて来た陸孫に教えを乞うことはなく、雑務を押し付けている。実はヒーロー願望が強く格好つけな性格。<!--実は玉袁の実子ではない。その出生を巡る経緯から、西の異民族を強く憎んでいる。戌の一族が滅ぼされた際、暴徒を引き連れ陸孫一家の屋敷を襲い、陸孫の母と姉をその目の前で惨殺した。最後は暗殺される。-->
; 大海(ダーハイ)
: 玉袁の三男。三十代半ば。母が船乗りだったこともあり港を仕切っている。玉葉とは仲が良い。娘が中級妃として入内
; 玉袁の子ども
: 長女(織物業)、次男(陸運業)、次女(玉袁の補佐で中央にいる)、三女(三十代半ばで豊満な体つき、酒造業)、四男、四女、五女、五男(製鉄業)、六男(二十代半ば、焼き物)、七男・幼達(ヨーダ)(牧畜業、玉鶯と同じく好戦的)<!--実は玉鶯と同様、全員が玉袁の実子ではない。-->
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: 林大人の元へ林小人として出入りしていた。
; 玉鶯の妻
: 実は巳の一族の一人。他国に出た際に一時帰れなくなり、その間ある商人の妻となって雀(馬良の妻)を産んでいたが、帰国の目途が立つと2人を捨てた。留守中に子供が巳の一族として教育はじめられる期間を過ぎていたため、三男の虎狼を産んだみ、巳の一族として育てた
; 鴟梟(シキョウ)
: 玉鶯の長男。後継ぎとして期待されていたが、ドロップアウトし家の名も捨てている。武芸の腕も立ち「鏢局(キャラバンの護衛を受け持つ警備会社)」を営んでいる。無頼な態を装って入るがお人好しで、素で人助けをしてしまうなどヒーロー体質。反面甘すぎるところもあって支配者には向かない<!--が、西都を纏める看板として父の後を継ぐことになる-->。
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『BOOK☆WALKER大賞2020』ではスクウェア・エニックス版の漫画が準大賞を獲得<ref>{{Cite press release|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001068.000001227.html|title=『BOOK☆WALKER大賞2020』発表!|work=PR TIMES|publisher=株式会社ブックウォーカー|date=2021-02-12|accessdate=2021-05-27}}</ref>。
 
「[[ピッコマAWARD|ピッコマAWARD 2024]]」では原作小説がラノベ部門で、スクウェア・エニックス版の漫画がマンガ部門でそれぞれ受賞<ref>{{Cite news |url=https://www.oricon.co.jp/news/2328351/ |title=『薬屋のひとりごと』や『葬送のフリーレン』ほか、“絶対に面白い作品”を選ぶ『ピッコマAWARD 2024』発表 |work=オリコンニュース |date=2024-05-23 |accessdate=2024-06-06}}</ref>。
「[[TVer#TVerアワード|TVerアワード]]2023」ではテレビアニメが特別賞を獲得<ref name="tveraward2023">{{Cite web2|url=https://tver.jp/_s/campaign/tveraward2023/index.html|title=TVerアワード2023|website=TVer|accessdate=2024-03-01}}</ref>。
 
== 既刊一覧 ==
=== 小説 ===
* 日向夏(著) / 松田恵美(表紙イラスト) 『薬屋のひとりごと』 主婦の友社〈Ray Books〉、2012年10月31日第1刷発行(9月26日発売<ref>{{Cite web|和書|url=http://shufunotomo.hondana.jp/book/b142607.html|title=薬屋のひとりごと|publisher=主婦の友社|accessdate=2017-11-15}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-07-285379-5}}
* 日向夏(著) / しのとうこ(イラスト) 『薬屋のひとりごと』 主婦の友社→イマジカインフォス〈ヒーロー文庫〉、既刊1415(2023(202493月29日現在)
*# 2014年9月30日第1刷発行(8月29発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://herobunko.com/books/hero14/926/|title=薬屋のひとりごと 1|publisher=イマジカインフォス|accessdate=2023-09-29}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-07-298198-6}}
*# 2015年2月28日第1刷発行(1月31日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://herobunko.com/books/hero14/1232/|title=薬屋のひとりごと 2|publisher=イマジカインフォス|accessdate=2023-09-29}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-07-410821-3}}
524 ⟶ 538行目:
*# 2023年3月10日第1刷発行(2月25日発売<ref name="book13">{{Cite web|和書|url=https://herobunko.com/books/hero14/13994/|title=薬屋のひとりごと 13|publisher=イマジカインフォス|accessdate=2023-09-29}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-07-454379-3}}
*# 2023年10月10日第1刷発行(9月29日発売<ref name="book14">{{Cite web|和書|url=https://herobunko.com/books/hero14/14583/|title=薬屋のひとりごと 14|publisher=イマジカインフォス|accessdate=2023-09-29}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-07-455775-2}}
*# 2024年3月29日発売<ref name="book15">{{Cite web|和書|url=https://herobunko.com/books/hero14/14833/|title=薬屋のひとりごと 15|publisher=イマジカインフォス|accessdate=2024-03-31}}</ref>、{{ISBN2|978-4-07-456728-7}}
 
=== 漫画 ===
2誌とも原作は日向夏、キャラクター原案はしのとうこ。
* ねこクラゲ(作画) / 七緒一綺(構成) 『薬屋のひとりごと』 スクウェア・エニックス〈ビッグガンガンコミックス〉、既刊1213(2023(2024932925日現在)
*# 2017年9月25日初版発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://magazine.jp.square-enix.com/top/comics/detail/9784757554894/|title=薬屋のひとりごと 1|publisher=スクウェア・エニックス|accessdate=2021-02-16}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-7575-5489-4}}
*# 2018年2月24日初版発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://magazine.jp.square-enix.com/top/comics/detail/9784757556409/|title=薬屋のひとりごと 2|publisher=スクウェア・エニックス|accessdate=2021-02-16}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-7575-5640-9}}
540 ⟶ 555行目:
*# 2023年2月25日初版発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://magazine.jp.square-enix.com/top/comics/detail/9784757583245/|title=薬屋のひとりごと 11|publisher=スクウェア・エニックス|accessdate=2023-02-25}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-7575-8324-5}}
*# 2023年9月29日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://magazine.jp.square-enix.com/top/comics/detail/9784757588134/|title=薬屋のひとりごと 12|publisher=スクウェア・エニックス|accessdate=2023-11-06}}</ref>、{{ISBN2|978-4-7575-8813-4}}
*# 2024年3月25日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://magazine.jp.square-enix.com/top/comics/detail/9784757590274/|title=薬屋のひとりごと 13|publisher=スクウェア・エニックス|accessdate=2024-03-25}}</ref>、{{ISBN2|978-4-7575-9027-4}}
*#* 「小冊子付き特装版」同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://magazine.jp.square-enix.com/top/comics/detail/9784757590281/|title=薬屋のひとりごと 13 特装版 小冊子付き|publisher=スクウェア・エニックス|accessdate=2024-03-25}}</ref>、{{ISBN2|978-4-7575-9028-1}}
 
* 倉田三ノ路(作画) 『薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜』 小学館〈サンデーGXコミックス〉、既刊18巻(2024年3月19日現在)
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== テレビアニメ ==
{{放送前の番組|date=2024年3月|section=1}}
2023年2月16日にテレビアニメの制作が発表された<ref name="natalie20230216">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/513066|title=「薬屋のひとりごと」TVアニメ化決定!悠木碧演じる猫猫の声収めたPVも公開|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-02-16|accessdate=2023-02-16}}</ref>。同年10月より、[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]ほかにて放送中{{R|natalie20230825}}。全24話予定<ref>{{Cite web|和書|url= https://times.abema.tv/articles/-/10078716 |title= アニメ『薬屋のひとりごと』はいつから?毎週土曜24:55より放送中! |accessdate=2023-11-30 |date=2023-11-26 |website=ABEMA TIMES |publisher=AbemaTV }}</ref>。初回はキー局の[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]などでは第3話まで連続放送された{{Efn2|ネット局によっては対応が異なり、は第1話と第2話を連続放送したところと、第1話のみを放送したところがある。}}<ref name="natalie20230825">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/538361|title=アニメ「薬屋のひとりごと」10月21日の初回は3話一挙放送、最新ビジュアルも公開に|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-08-25|accessdate=2023-08-25}}</ref>。ナレーションは[[島本須美]]<ref name="AnimeStaffCast">{{Cite web2|url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/#staffcast|title=Staff&Cast |website=『薬屋のひとりごと』公式サイト|accessdate=2023-12-11}}</ref>。
2023年10月から2024年3月まで、[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]ほかにて放送された{{R|natalie20230825}}<ref>{{Cite web|和書|url= https://times.abema.tv/articles/-/10078716 |title= アニメ『薬屋のひとりごと』はいつから?毎週土曜24:55より放送中! |accessdate=2023-11-30 |date=2023-11-26 |website=ABEMA TIMES |publisher=AbemaTV }}</ref>。初回はキー局の[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]などでは第3話まで連続放送された{{Efn2|ネット局によっては対応が異なり、は第1話と第2話を連続放送したところと、第1話のみを放送したところがある。}}<ref name="natalie20230825">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/538361|title=アニメ「薬屋のひとりごと」10月21日の初回は3話一挙放送、最新ビジュアルも公開に|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-08-25|accessdate=2023-08-25}}</ref>。ナレーションは[[島本須美]]<ref name="AnimeStaffCast">{{Cite web2|url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/#staffcast|title=Staff&Cast |website=『薬屋のひとりごと』公式サイト|accessdate=2023-12-11}}</ref>。第1クール(第1話から第12話)は原作小説第1巻が、第2クール(第12話から第24話)は原作小説第2巻が基になっている<ref name="official_naganuma01">{{Cite interview |subject=長沼範裕 |date=2023-12-28 |language=ja |title=『薬屋のひとりごと』オフィシャルインタビュー 監督・シリーズ構成 長沼範裕 インタビュー≪前編≫ |url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/special/interview_01.html |work=『薬屋のひとりごと』公式サイト |access-date=2024-06-27}}</ref>。
 
第2期の制作も発表されており、2025年に放送予定<ref name="natalie566327">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/566327|title=アニメ「薬屋のひとりごと」第2期が2025年放送決定!ティザーPVやビジュアル公開|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2024-03-24|accessdate=2024-03-24}}</ref>。
 
=== 沿革 ===
2023年2月26日 - アニメ化が発表され、ティザービジュアルとプロジェクトPVが公開される<ref name="natalie20230216">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/513066|title=「薬屋のひとりごと」TVアニメ化決定!悠木碧演じる猫猫の声収めたPVも公開|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-02-16|accessdate=2023-02-16}}</ref>。
 
2023年7月7日 - キービジュアルとティザーPVが披露され、2023年10月放送予定と予告される<ref>{{Cite web|和書 |url=https://dengekionline.com/articles/193072/ |title=アニメ『薬屋のひとりごと』10月より放送開始。壬氏(じんし)の声優は大塚剛央 |accessdate=2024-06-27 |date=2023-07-07 |website=電撃オンライン |publisher=KADOKAWA Game Linkage }}</ref>。
 
2023年10月1日 - 全国4劇場にて第1話から第3話の先行上映会が行われ、[[TOHOシネマズ日比谷]]では悠木碧、大塚剛央、長沼範裕ら舞台挨拶に登壇した<ref>{{Cite web|和書 |url=https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1526395.html |title=アニメ「薬屋のひとりごと」初回は3話一挙放送。10月21日25時5分から |accessdate=2024-06-27 |author=野澤佳悟 |date=2023-08-25 |website=AV Watch |publisher=Impress }}</ref>。
 
2023年10月から2024年3月 - 第1期が放送される。
 
2024年3月24日 - 第2期の制作が発表され、2025年放送予定と予告される{{R|natalie566327}}。
 
=== スタッフ ===
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* 音響監督 - [[はたしょう二]]{{R|natalie20230216}}
* 音響効果 - [[出雲範子]]{{R|allcinema387189}}
* 音楽 - [[神前暁]]{{R|allcinema387189}}、[[ケビン・ペンキン|Kevin Penkin]]{{R|allcinema387189}}、[[桶狭間ありさ]]{{R|allcinema387189}}
* 音楽プロデューサー - 小林健樹{{R|allcinema387189}}
* チーフプロデューサー - 高橋敦司{{R|allcinema387189}}、[[武井克弘]]{{R|allcinema387189}}
* プロデューサー - 菱山光輝{{R|allcinema387189}}、平原唯灯{{R|allcinema387189}}、川村文{{R|allcinema387189}}、森下勝司{{R|allcinema387189}}、[[武藤大司]]{{R|allcinema387189}}、岡本順哉{{R|allcinema387189}}、藤村智子{{R|allcinema387189}}
* アニメーションプロデューサー - 稲垣敬文{{R|allcinema387189}}、正田聡史{{R|allcinema387189}}
* アニメーション制作 - [[TOHO animation STUDIO]]、[[オー・エル・エム|OLM]]{{Sfnp|アニメージュ2023/04|2023|p=135}}
* 製作 - 「薬屋のひとりごと」製作委員会{{Sfnp|アニメージュ2023/04|2023|p=135}}
 
=== 制作 ===
==== 企画 ====
プロデューサーの菱山光輝は本作の制作にあたり、原作小説に誠実にあるということを重要なテーマとして掲げた<ref name="thetv_hisiyama">{{Cite interview |subject=菱山光輝 |date=2024-03-29 |interviewer=岡本大介 |language=ja |title=「薬屋のひとりごと」猫猫や壬氏が、多くの視聴者に愛された理由とは…プロデューサーが語る制作秘話 |url=https://thetv.jp/news/detail/1190394/ |work=WEBザテレビジョン |publisher=KADOKAWA |access-date=2024-06-27}}</ref>。原作はコミカライズやドラマCD化など、さまざまに展開して多くのファンを獲得してきた作品であり、ファンの一人一人にそれぞれの解釈が生まれているため、チーム全体としてあくまでベースは原作小説であるという意識を持つことを重要視したという{{R|thetv_hisiyama}}。
 
また、幅広い客層に視聴してもらうことも大きな目標とし、制作や宣伝が行われた{{R|thetv_hisiyama}}。彩度が高く設計された画面構成は、高齢の視聴者に配慮したものであり、老若男女に見てもらうという方針に則ったものであった{{R|thetv_hisiyama}}。
 
==== 演出 ====
監督とシリーズ構成は『[[魔法使いの嫁#テレビアニメ|魔法使いの嫁]]』や『[[弱虫ペダル_(アニメ)#劇場版|劇場版 弱虫ペダル]]』で監督を務めた長沼範裕が兼任した。二つの役職を兼任した理由について長沼は、作品の完成度を上げるために土台から携わる必要があったこと、加えて今作は謎解きなどの複雑な要素が多く、魅力と要点をわかりやすく視聴者に伝える必要があったことを挙げている<ref name="febri_naganuma01">{{Cite interview |subject=長沼範裕 |date=2023-10-25 |interviewer=高野麻衣 |language=ja |title=長沼範裕監督に聞いた『薬屋のひとりごと』が出来上がるまで① |url=https://febri.jp/topics/kusuriyanohitorigoto_01/ |work=Febri |publisher=一迅社 |access-date=2024-06-27}}</ref>。
 
長沼は本作のテーマを「親と子」、「生と死」と定め、この普遍的なテーマをきちんと描き切ることを意識した{{R|official_naganuma01}}。また本作を演出するうえで、固定概念にとらわれない表現方法に挑戦しており、例えば夕方の空の色は、天候やキャラクターの感情に合わせて10色ほど用意された<ref name="febri_naganuma02">{{Cite interview |subject=長沼範裕 |date=2023-10-26 |interviewer=高野麻衣 |language=ja |title=長沼範裕監督に聞いた『薬屋のひとりごと』が出来上がるまで② |url=https://febri.jp/topics/kusuriyanohitorigoto_02/ |work=Febri |publisher=一迅社 |access-date=2024-06-27}}</ref>。
 
第1期の24話は全体で大きな物語として設計されており、第1クールでは猫猫を軸に話が進み、第2クールでは壬氏を始めとした猫猫以外のキャラクターが加わる<ref name="animate_naganuma01">{{Cite interview |subject=長沼範裕 |date=2024-02-17 |interviewer=MoA |language=ja |title=アニメ『薬屋のひとりごと』は無意識を刺激する計算された一作/長沼範裕監督インタビュー |url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1707984808 |website=アニメイトタイムズ |publisher=アニメイト |page=1 |access-date=2024-06-27}}</ref>{{R|official_naganuma01}}。そのため、第1クールでは猫猫の目線でカメラを置き、第2クールでは少しカメラを引き、群像劇として演出されている{{R|official_naganuma01}}。また、作中では度々視聴者が無意識的に引っかかりや違和感を覚える演出が用意されており、視聴後に漫画や原作小説を読みたくなるように仕掛けられている{{R|animate_naganuma01}}<ref name="animate_naganuma03">{{Cite interview |subject=長沼範裕 |date=2024-02-17 |interviewer=MoA |language=ja |title=アニメ『薬屋のひとりごと』は無意識を刺激する計算された一作/長沼範裕監督インタビュー |url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1707984808&p=3 |website=アニメイトタイムズ |publisher=アニメイト |page=3 |access-date=2024-06-27}}</ref>。
 
==== 音楽 ====
本作の劇伴は、桶狭間ありさ、[[ケビン・ペンキン|Kevin Penkin]]、[[神前暁]]の3名が担当した。通常のアニメ制作での劇伴を担当する音楽家は1人だが、本作のバラエティに富んだ様々な側面を表現するため、複数の作曲家を起用することとなった{{Sfnp|アニメージュ2024/04|2024|p=48}}。この3名を起用した理由について、長沼は以下のように語っている。
{{Quotation|桶狭間(ありさ)さんは若く、ある意味キャッチーな音を作るのがとてもうまい方で、ケビン(ペンキン)さんは、日本にはない大陸的な音を作ることに長けている方。そして、神前(暁)さんはとても優秀な劇伴作家さん。このお三方の音が、どれも必要だと考えました。|出典:{{R|febri_naganuma02}}}}
作品としての一貫性を保つため、まずは窓口に神崎が立ち、神崎が他の二人に振り分け、楽曲制作が行われた{{Sfnp|アニメージュ2024/04|2024|p=48}}。
 
==== キャスティング・演技 ====
本作のキャストは猫猫役を務めた[[悠木碧]]を除き、すべて一新された{{Sfnp|アニメージュ2024/04|2024|p=49}}。悠木はすでに構築されたドラマCDの世界観を踏襲するため起用されたが、ドラマCDとは表現方法も物語の焦点も異なるため、悠木には新たなアプローチが求められた{{Sfnp|アニメージュ2024/04|2024|p=49}}。悠木は本作の猫猫を演じるにあたり、「画が可愛いので、私も少し甘さを抜いていくなどバランスを取っています」と語っている<ref>{{Cite interview |subject=悠木碧 |subjectlink=悠木碧 |date=2023-10-21 |language=ja |title=悠木碧:アニメ「薬屋のひとりごと」 猫のような猫猫を演じるリズム 「立てどころ」を意識 |url=https://mantan-web.jp/article/20231020dog00m200046000c.html |website=MANTANWEB |publisher=MANTAN |access-date=2024-06-27}}</ref>。長沼は悠木の演技を「悠木さんは物語に対しての理解力、適応力がとても高いんです。{{Interp|中略|和文=1}}アニメならアニメの、新しいアプローチの仕方にきちんと合わせてくれる。ディレクションに対してのレスポンスのよさは、群を抜いているなと感じます。」と評している{{R|febri_naganuma01}}。
 
猫猫以外のキャラクターはすべてオーディションでキャスティングされた{{R|febri_naganuma01}}。キャスティングでは芝居が出来ることを前提に、その俳優の背景がキャラクターにあっているのかも判断基準となった{{R|febri_naganuma01}}。いくつかのキャラクターはオーディションで絞り込められた数名の中から、長沼や音響監督の[[はたしょう二]]をはじめとした数名のスタッフが話し合って決められた{{Sfnp|アニメージュ2024/04|2024|p=49}}。長沼は全体のバランスを非常に気にしており、特に後宮の妃たちは、煌びやかでありながらも似た声にならないように色分けすることが重要視された{{Sfnp|アニメージュ2024/04|2024|p=49}}。
 
壬氏を演じた[[大塚剛央]]は第1話の収録時に長沼とはたから「どんな壬氏を作っていきたいのか」と聞かれ、自身の持つ壬氏のイメージを伝え、大まかな方向性を決めたという<ref name="animate_otsuka01">{{Cite interview |subject=大塚剛央 |subjectlink=大塚剛央 |date=2024-01-27 |interviewer=MoA |language=ja |title=『薬屋のひとりごと』徐々に素を見せる壬氏の役作りを大塚剛央が明かす |url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1705453117 |website=アニメイトタイムズ |publisher=アニメイト |access-date=2024-06-27}}</ref>。壬氏を演じるにあたり、大塚は壬氏の素の部分をどう見せていくかを重視した{{R|animate_otsuka01}}。また、壬氏が誰を相手にしているかを意識し、高順、仕事相手や上級妃の侍女、そして猫猫にはそれぞれ異なるアプローチで演じた<ref>{{Cite interview |subject=大塚剛央 |subjectlink=大塚剛央 |date=2024-01-13 |language=ja |title=<薬屋のひとりごと>美形の宦官・壬氏役の大塚剛央インタビュー、壬氏の印象に「思ったよりも“素”の部分をはっきり見せていいんだ」 |url=https://thetv.jp/news/detail/1174869/p2/ |page=2 |work=WEBザテレビジョン |publisher=KADOKAWA |access-date=2024-06-27}}</ref>。悠木はテレビアニメの猫猫を演じるにあたって感じていた不安が、大塚の演じる壬氏の声を聴いて払拭されたと語っており、大塚が本作における大黒柱だと評している<ref>{{Cite interview |subject=悠木碧 |subjectlink=悠木碧 |date=2023-10-21 |interviewer=MoA |language=ja |title=『薬屋のひとりごと』悠木碧が語る、人を惹きつける猫猫の魅力|インタビュー |url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1697704023 |website=アニメイトタイムズ |publisher=アニメイト |access-date=2024-06-27}}</ref>。
 
=== 主題歌 ===
{{dl2
| 第1期 |
; 「[[花になって]]」<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000240439|title=緑黄色社会、新曲「花になって」がTVアニメ『薬屋のひとりごと』オープニングテーマに|website=[[BARKS]]|publisher=ジャパンミュージックネットワーク|date=2023-10-01|accessdate=2023-10-03}}</ref>
: [[緑黄色社会]]による第1期第1クールオープニングテーマ。作詞は長屋晴子、作曲は穴見真吾、編曲は川口圭太と穴見真吾。
; 「[[アイコトバ (アイナ・ジ・エンドの曲)|アイコトバ]]」{{R|animate231001}}
: [[アイナ・ジ・エンド]]による第1期第1クールエンディングテーマ。作詞・作曲は[[石崎ひゅーい]]、編曲は[[Tomi Yo|トオミヨウ]]。
; 「[[アンビバレント (Uruの曲)|アンビバレント]]」<ref name="natalie554718">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/554718|title=「薬屋のひとりごと」第2クールに桐本拓哉&名塚佳織 OPはUru、EDはwacciが担当|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-12-25|accessdate=2023-12-25}}</ref>
: [[Uru]]による第1期第2クールオープニングテーマ。作詞はUru、作曲はYAS、編曲は[[田中隼人]]。
; 「愛は薬」{{R|natalie554718}}
: [[wacci]]による第1期第2クールエンディングテーマ。作詞・作曲は橋口洋平、編曲は村中慧慈。
<!-- | 第2期 | -->
}}
 
=== 挿入歌 ===
{{dl2
; 「{{読み仮名|想風|おもいかぜ}}」<ref name="natalie_20231023">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/546088|title=「薬屋のひとりごと」のミニアニメ配信開始 猫猫が作中のキーアイテムを解説|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-10-23|access-date=2023-10-25}}</ref>
| 第1期 |
: [[大原ゆい子]]による第3話の挿入歌。作詞は大原ゆい子、作曲・編曲は桶狭間ありさ。
; 「{{読み仮名|想風|おもいかぜ}}」<ref name="natalie_20231023">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/546088|title=「薬屋のひとりごと」のミニアニメ配信開始 猫猫が作中のキーアイテムを解説|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-10-23|accessdate=2023-10-25}}</ref>
: [[大原ゆい子]]による第1期第3話の挿入歌。作詞は大原ゆい子、作曲・編曲は桶狭間ありさ。
; 「明日を訪ねて」<ref name="music231211">{{Cite web2|url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/news/20231204_1.html|title=第9話「自殺か他殺か」挿入歌 XAI「明日を訪ねて」ムービー公開!|website=『薬屋のひとりごと』公式サイト|date=2023-12-04|accessdate=2023-12-11}}</ref>
: [[XAI (歌手)|XAI]]による第1期第9話の挿入歌。作詞はXAI、作曲・編曲は[[神前暁]]。
; 「雪中花」<ref name="music231224">{{Cite web2|url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/news/20231224_2.html|title=第12話「雪中花」挿入歌 きしかな子「雪中花」ムービー公開!|website=アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト|date=2023-12-24|accessdate=2023-12-24}}</ref>
: きしかな子による第1期第12話の挿入歌。作詞は内田ましろ、作曲・編曲は神前暁。
; 「蒼空の炎」<ref name="music240218">{{Cite tweet|user=takenakadaichi |number=1758892344831889827 |title=TVアニメ「薬屋のひとりごと」第19話挿入歌 [蒼空の炎]を歌唱させていただいきました!! |date=2024-02-18 |access-dateaccessdate=2024-02-18}}</ref>
: 竹中だいちによる第1期第19話の挿入歌。作詞は内田ましろ、作曲・編曲は神前暁。
; 「ホトトギス」
: 第1期第23話・第24話の挿入歌。作詞は[[柿原優子]]、作曲は神前暁。
; 「想い咲く時」<ref>{{Cite tweet|user=monaca_jp|number=1771577542253699115 |title=TVアニメ『薬屋のひとりごと』第24話挿入歌「想い咲く時」|date=2024-03-24|accessdate=2024-03-24}}</ref>
: アオイエマ。による第1期第24話の挿入歌。作詞は内田ましろ、作曲は神前暁。
<!-- | 第2期 | -->
}}
 
=== 評価(テレビアニメ) ===
==== ランキング・アワード ====
「[[アニメディア#恒例企画|読者が選ぶアニメキャラ大賞2023]]」において、猫猫が「新人賞」で6位を獲得している{{Sfnp|アニメディア2024/02|2024|p=33}}。また、「[[TVer#TVerアワード|TVerアワード]]2023」では特別賞を獲得した<ref>{{Cite web2|url=https://tver.jp/_s/campaign/tveraward2023/index.html|title=TVerアワード2023|website=TVer|accessdate=2024-03-01}}</ref>。「[[アニメグランプリ|第46回アニメグランプリ]]」において、グランプリ部門で5位、キャラクター部門で猫猫が5位、アニメソング部門で「花になって」が14位をそれぞれ獲得している{{Sfnp|アニメージュ2024/08|2024|pp=46、49、51}}。
 
==== 批評 ====
フリーライター・のざわよしのりは[[リアルサウンド]]に掲載した本作のレビュー記事にて、2023年2月に公開されたプロジェクトPVについて語っており、PVの冒頭で猫猫のキャラクターを視聴者に印象付ける長沼範裕の演出力や、猫猫の愛らしさから上級妃の気品までを描き分ける中谷友紀子のキャラクターデザインを評価している。また本編については「中国そっくりの舞台周りの美術も、異世界ファンタジーアニメが溢れている深夜枠の中では非常に新鮮に映る。」と語っている<ref>{{Cite web|和書 |url=https://realsound.jp/movie/2023/11/post-1498480_2.html |title=『薬屋のひとりごと』ヒットは必然だった? |accessdate=2024-06-27 |author=のざわよしのり |date=2023-11-25 |website=リアルサウンド |publisher=blueprint}}</ref>。
 
『線上に架ける橋』などの著作があるフリーライター・CDBは[[文春オンライン]]に寄せた悠木碧の演技を演じる記事内にて、本作での悠木の演技を「高すぎず低すぎず、少年と少女の中間のように中性的でありながら、猫のように自由でしなやかな声は、緊張を解きほぐし、心にたまった毒をデトックスするような不思議な響きがある。」と評している<ref>{{Cite web|和書 |url=https://bunshun.jp/articles/-/68725 |title=ひとつのセリフの中で「2つの声」を使い分け…アニメ『薬屋のひとりごと』で悠木碧が見せた「声の技術」 |accessdate=2024-06-27 |author=CDB |date=2024-02-10 |website=文春オンライン |publisher=文藝春秋 }}</ref>。
=== 評価 ===
「[[アニメディア#恒例企画|読者が選ぶアニメキャラ大賞2023]]」において、猫猫が「新人賞」で6位を獲得している{{Sfnp|アニメディア2024/02|2024|p=33}}。
 
=== 各話リスト ===
627 ⟶ 699行目:
| Aux5 = 初放送日
| TableStyle = font-size:small
}}
{{エピソードリスト/base
| Chapter = 第1期
}}
{{エピソードリスト/base
842 ⟶ 917行目:
| Aux5 = 3月17日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第24話
| Title = 壬氏と猫猫
| Aux0 = 柿原優子
| Aux1 = 長沼範裕
| Aux2 = 中川航
| Aux3 = {{hlist-comma|近藤瑠衣|土方友希|宍戸久美子|山田佳奈莉|後藤孝宏|柳昇希|池田裕治|亀山朋子}}
| Aux4 = {{hlist-comma|中谷友紀子|中嶋敦子}}
| Aux5 = 3月24日
}}
<!-- {{エピソードリスト/base
| Chapter = 第2期
}} -->
{{エピソードリスト/base/footer}}
 
=== 放送局 ===
{{放送期間
| season = 第1期
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域・備考
| 2023年10月22日 - 2024年3月24日 | 日曜 0:55 - 1:25(土曜深夜) | [[日本テレビ放送網|日本テレビ]] | [[広域放送|関東広域圏]] / '''製作参加''' / [[文字多重放送|字幕放送]]
| | | [[青森放送]] | [[青森県]] / 字幕放送
| | | [[テレビ岩手]] | [[岩手県]] / 字幕放送
| | | [[山形放送]] | [[山形県]] / 字幕放送
| | 日曜 1:25 - 1:55(土曜深夜) | [[広島テレビ放送|広島テレビ]] | [[広島県]]
| | 日曜 1:50 - 2:20(土曜深夜) | [[テレビ宮崎]] | [[宮崎県]] / 字幕放送
| | 日曜 1:55 - 2:25(土曜深夜) | [[静岡第一テレビ]] | [[静岡県]]
| | 日曜 2:07 - 2:37(土曜深夜) | [[四国放送]] | [[徳島県]] / 字幕放送
| | 日曜 2:25 - 2:55(土曜深夜) | [[中京テレビ放送|中京テレビ]] | 中京広域圏
| 2023年10月23日 - 2024年3月25日 | 月曜 1:25 - 1:55(日曜深夜) | [[西日本放送テレビ|西日本放送]] | [[岡山県・香川県の放送|香川県・岡山県]]
| | | [[テレビ大分]] | [[大分県]] / 字幕放送
| 2023年10月24日 - 2024年3月26日 | 火曜 1:59 - 2:29(月曜深夜) | [[福岡放送]] | [[福岡県]]
| 2023年10月25日 - 2024年3月27日 | 水曜 2:00 - 2:30(火曜深夜) | [[日本海テレビジョン放送|日本海テレビ]] | [[鳥取県]]・[[島根県]] / 字幕放送
| 2023年10月26日 - 2024年3月28日 | 木曜 1:24 - 1:54(水曜深夜) | [[高知放送]] | [[高知県]]
| | 木曜 1:34 - 2:04(水曜深夜) | [[鹿児島讀賣テレビ|鹿児島読売テレビ]] | [[鹿児島県]] / 字幕放送
| | 木曜 1:59 - 2:29(水曜深夜) | [[札幌テレビ放送|札幌テレビ]] | [[北海道]]
| 2023年10月27日 - 2024年3月29日 | 金曜 0:59 - 1:29(木曜深夜) | [[熊本県民テレビ]] | [[熊本県]] / 字幕放送
| | 金曜 1:24 - 1:54(木曜深夜) | [[秋田放送]] | [[秋田県]] / 字幕放送
| | 金曜 1:35 - 2:05(木曜深夜) | [[テレビ金沢]] | [[石川県]] / 字幕放送
869 ⟶ 958行目:
| | | [[テレビ信州]] | [[長野県]] / 字幕放送
| | 金曜 1:54 - 2:24(木曜深夜) | [[山口放送]] | [[山口県]] / 字幕放送
| 2023年10月28日 - 2024年3月30日 | 土曜 0:30 - 1:00(金曜深夜) | [[福井放送]] | [[福井県]] / 字幕放送
| | 土曜 0:59 - 1:29(金曜深夜) | [[讀賣テレビ放送|読売テレビ]] | 近畿広域圏 /<br/>『[[ナイトパーク|金曜日はシンデレラ]]』枠
| | 土曜 1:56 - 2:26(金曜深夜) | [[福島中央テレビ]] | [[福島県]] / 字幕放送
| | 土曜 1:59 - 2:29(金曜深夜) | [[宮城テレビ放送|ミヤギテレビ]] | [[宮城県]]
| 2023年10月28日<br />2023年11月1日 - 2024年3月27日 | 土曜 2:54 - 4:24(金曜深夜)<br />水曜 1:29 - 1:59(火曜深夜) | [[長崎国際テレビ]] | [[長崎県]] / 字幕放送
| 2023年10月29日 - 2024年4月7日 | 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) | [[BS日本|BS日テレ]] | [[全国放送|日本全域]] / [[日本における衛星放送#BSデジタル放送|BS放送]] /<br />『[[アニメにむちゅ〜]]』枠<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.bs4.jp/animenimuchoo/|title=アニメにむちゅ〜|publisher=[[BS日本|BS日テレ]]|accessdate=2023-11-17}}</ref>
| 2023年10月29日<br />2023年11月2日 - 2024年3月28日 | 日曜 1:10 - 2:40(土曜深夜)<br />木曜 1:59 - 2:29(水曜深夜) | [[北日本放送]] | [[富山県]] / 字幕放送
| 2023年10月29日 - 2024年3月31日 | 日曜 1:25 - 1:55(土曜深夜) | [[山梨放送]] | [[山梨県]] / 字幕放送
| 2023年10月29日 - 2024年3月24日 | | [[南海放送]] | [[愛媛県]] / 字幕放送
| 2023年10月30日 - 2024年4月1日 | 月曜 23:30 - 火曜 0:00 | [[アニメシアターX|AT-X]] | 日本全域 / [[日本における衛星放送#CSデジタル放送|CS放送]] / 字幕放送 /<br />リピート放送あり
| 2023年11月4日 - 2024年4月20日 | 土曜 21:30 - 22:00 | [[アニマックス]] | 日本全域 / BS/CS放送
| note = 初回は放送局により第1話のみを放送したところと、第1話と第2話、または第1話から第3話までを連続放送したところがある。<br/>なお、第1話のみおよび第1話と第2話まで放送の局も、年末に集中放送を行うなどして週遅れ分を解消している。
| ref = {{Cite web|和書|url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/#onair|title=On Air|publisher=『薬屋のひとりごと』公式サイト|accessdate=2023-10-05}}
| refname = onair season1
}}
{{放送期間
| season = 第1期
| media=インターネット
| media = インターネット
| 配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
| {{nobr|2023年10月22日}} | {{nobr|日曜 1:40(土曜深夜)以降順次更新}}<br />{{Efn2|初回は日曜 1:30(土曜深夜)以降順次更新。}} | {{flatlist|class=hlist-pipe|
925 ⟶ 1,015行目:
* ムービーフルPlus
}}| レンタル配信 |
| refname = onair season1
}}
 
{{前後番組
| 放送局 = 日本テレビ
| 放送枠 = [[日本テレビの深夜アニメ枠|日曜 0:55- 1:25(土曜深夜)]]
| 番組名 = 薬屋のひとりごと(第1期)<br />(2023年10月22日 - 2024年3月24日)
| 前番組 = [[EDENS_ZERO#テレビアニメ|EDENS ZERO]](第2期)<br />(2023年4月2日 - 10月1日)
| 次番組 = [[ザ・ファブル#テレビアニメ|ザ・ファブル]]<br />(2024年4月7日 - )
}}
 
931 ⟶ 1,029行目:
{| class="wikitable" style="font-size:small"
! 巻 !! 発売日<ref>{{Cite web|url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/blu-ray/|title=Blu-ray|website=『薬屋のひとりごと』公式サイト|accessdate=2023-10-27}}</ref> !! 収録話 !! 規格品番
|-
! colspan="5"|第1期
|-
| 1 || 2024年1月24日 || 第1話 - 第6話 || TBR34027D
|-
| 2 || 2024年3月20日予定 || 第7話 - 第12話 || TBR34028D
|-
| 3 || 2024年5月22日予定 || 第13話 - 第18話 || TBR34029D
|-
| 4 || 2024年7月17日予定 || 第19話 - 第24話 || TBR34030D
|}
 
=== ミニアニメ ===
ミニアニメ『'''猫猫のひとりごと'''』(マオマオのひとりごと)が、2023年10月23日よりから2024年3月25日まで、[[TOHO animation]]の公式[[YouTube]]チャンネル、アニメ公式[[TikTok]]にて配信された{{R|natalie_20231023}}。毎週月曜12時に更新{{R|natalie_20231023}}。
 
{| class="wikitable" style="font-size:small"
|+各話リスト(ミニアニメ)
!話数!!サブタイトル!!初配信日
!話数!!サブタイトル!!配信日
|-
|第1話||おしろい||rowspan=3|'''2023年'''<br />10月23日
955 ⟶ 1,056行目:
|第4話||蒸気風呂||10月30日
|-
|第5話||生姜と蜜柑の飴||11月{{0}}6日
|-
|第6話||食べられないもの||11月13日
963 ⟶ 1,064行目:
|第8話||炭||11月27日
|-
|第9話||南天||12月{{0}}4日
|-
|第10話||鳥兜の花と蜜||12月11日
971 ⟶ 1,072行目:
|第12話||冬虫夏草||12月25日
|-
|第13話||フェロモン||'''2024年'''<br />1月{{0}}8日
|-
|第14話||小麦粉||1月15日
979 ⟶ 1,080行目:
|第16話||鉛||1月29日
|-
|第17話||妄想||2月{{0}}5日
|-
|第18話||薬草||2月12日
987 ⟶ 1,088行目:
|第20話||芋||2月26日
|-
|第21話||梅||3月{{0}}4日
|-
|第22話||青薔薇||3月11日
|-
|第23話||鳳仙花と片喰||3月18日
|-
|第24話||噂話||3月25日
|}
 
{{前後番組
| 表スタイル = width:50%; margin:1em auto; font-size:smaller
| 放送局 = 日本テレビ
| 放送枠 = [[日本テレビの深夜アニメ枠|日曜 0:55- 1:25(土曜深夜)]]
| 番組名 = 薬屋のひとりごと
| 前番組 = [[EDENS_ZERO#テレビアニメ|EDENS ZERO]]<br />(第2期)
| 次番組 = [[ザ・ファブル#テレビアニメ|ザ・ファブル]]
}}
 
== コラボレーション ==
; [[大塚製薬]]
: 2022年11月11日より、[[Twitter]]キャンペーンが実施された<ref>{{Cite web|和書 |url=https://www.otsuka.co.jp/campaign/kenkoukanricp/ |title=学べ!健康管理力。#健康管理のひとりごと Twitterキャンペーン |website=大塚製薬 |accessdate=2024-03-31 |url-status=dead|url-status-date=2024-06-03 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240317065431/https://www.otsuka.co.jp/campaign/kenkoukanricp/ |website=www.otsuka.co.jp |accessarchive-date=2024-03-17 |language=ja}}</ref>。
; [[厚生労働省]]
: 2024年2月1日より、[[処方箋#電子処方箋|電子処方箋]]の普及を図るために、コラボポスターが作成され<ref>{{Cite web |和書|url=https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/newpage_001_00001.html |title=TVアニメ『薬屋のひとりごと』とタイアップします |publisher =厚生労働省 |date=2024-02-01 |accessdate=2024-03-11}}</ref>、医療機関や薬局のほか、公共交通機関の広告に掲示された<ref name="nikkei240208">{{Cite web |和書|url=https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/di/trend/202402/583176.html |title=電子処方箋普及へ「薬屋のひとりごと」とコラボ |publisher website=日経ドラッグインフォメーション {publisher=[[日経BP]]|date=2024-02-08 |accessdate=2024-03-11}}</ref><ref>{{Cite web |和書|url=https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/tieup/kusuriyanohitorigoto.html |title=TVアニメ『薬屋のひとりごと』とタイアップ! |publisher =厚生労働省 |accessdate=2024-03-11}}</ref>。雑誌『厚生労働』2月号にも作品が取り上げられ、猫猫が表紙になった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2312771/full/ |title=『薬屋のひとりごと』厚生労働省と異例のコラボ 電子処方箋の普及拡大へ |website=[[ORICON NEWS]] |publisher=oricon ME [[オリコン]]|date=2024-02-01 |access-dateaccessdate=2024-02-02}}</ref><ref>{{Cite web |和書|url=https://natalie.mu/comic/news/559365 |title=「薬屋のひとりごと」猫猫が雑誌・厚生労働2月号の表紙飾る、悠木碧のインタビューも |publisher =コミックナタリー |date=2024-02-01 |accessdate=2024-03-11}}</ref><ref>{{Cite web |和書|url=https://www.ben54.jp/news/904 |title=厚労省×『薬屋のひとりごと』タイアップの“裏側”とは? 「広報誌が売り切れ」異例の反響に手ごたえ |publisher website=弁護士JP |date=2024-02-21 |accessdate=2024-03-15}}</ref>。
; くすりの窓口
: 2024年2月1日より、同社が運営する電子お薬手帳スマホアプリ「EPARKお薬手帳」にて本作品とタイアップした同アプリオリジナルの着せ替えデザイン全3種を順次公開する<ref>{{Cite web |url=https://kusurinomadoguchi.co.jp/news/pdf/20240201.pdf |title=電子お薬手帳「EPARKお薬手帳」、TVアニメ『薬屋のひとりごと』と初タイアップ |accessdate=2024-06-14 |date=2024-02-01 |format=PDF |publisher=くすりの窓口}}</ref>。
; [[ミニストップ]]
: 2024年2月7日より、オリジナルグッズが当たるキャンペーンが実施された<ref>{{Cite web |和書|title=『薬屋のひとりごと』キャンペーン {{!}} キャンペーン・セール |url=https://www.ministop.co.jp/campaign/kusuriyanohitorigoto_cp/ |website=ミニストップ |access-dateaccessdate=2024-03-17 |language=ja}}</ref>。
; [[東海旅客鉄道|JR東海]]
: {{出典範囲|text1=2024年3月4日より、ライトノベル新刊15巻の発売を記念してスタンプラリーなどが実施されている |ref1=<ref>{{Cite web|和書|url=https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043213.pdf|title= 「JR 東海×薬屋のひとりごと」コラボ企画の実施について|format=PDF|publisher=東海旅客鉄道株式会社‪|language=ja |date=2024-03-04 |accessdate=2024-03-05}}</ref>}}
; [[アサヒ飲料]]
: 2024年3月12日より、[[イオン (企業)|イオン]]で購入した場合クリアファイルが当たるキャンペーンが実施された<ref>{{Cite web |和書|url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/news/20240307_1.html|title=News|アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト |url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/news/20240307_1.html |website=アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト |access-dateaccessdate=2024-03-17 |language=ja}}</ref>。
; [[マリオンクレープ]]
: 2024年3月15日より、コラボクレープなどの販売が実施されている<ref>{{Cite web |和書|url=https://www.marion.co.jp/collaboration/1822/|title=TVアニメ『薬屋のひとりごと』×マリオンクレープ コラボ開催決定! |url=https://www.marion.co.jp/collaboration/1822/ |website=マリオンクレープ/MARION CREPES《公式》原宿発祥! |access-dateaccessdate=2024-03-17 |language=ja}}</ref>。
; [[日本赤十字社]]
: 何度か[[献血]]コラボキャンペーンを行っている<ref>{{Cite web |和書|url=https://ln-news.com/articles/102024 |title=『薬屋のひとりごと』と日本赤十字社 血液センターがコラボ実施 アニメイトでも応援フェアが開催中 |publisher website=ラノベニュースオンライン |publisher=Days|date=2019-11-14 |accessdate=2024-03-11}}</ref><ref>{{Cite web |和書|url=https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/tokyo/2023/08/post-537.html |title=『薬屋のひとりごと』×献血コラボキャンペーン |publisher =日本赤十字社 |date=2023-08-28 |accessdate=2024-03-11}}</ref>。
; [[Simeji]]
: 2024年5月24日より、コラボ診断や限定きせかえの配布が実施されている<ref>{{Cite web|和書|url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/news/20240524_1.html|title=TVアニメ『#薬屋のひとりごと』×キーボードアプリ「Simeji」,コラボが決定!|website=アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト|date=2024-05-24|accessdate=2024-05-24}}</ref>。
; [[GENDA GiGO Entertainment|GiGO]]
: 2024年6月3日より、GiGOグループの一部店舗でコラボたい焼きやドリンクが販売予定<ref>{{Cite web|和書|url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/news/20240517_3.html|title=TVアニメ『薬屋のひとりごと』 × GiGOキャンペーン開催決定!|website=アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト|date=2024-05-17|accessdate=2024-05-24}}</ref>。
 
== 脚注 ==
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== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|author=[[大橋崇行]] / 山中智省|date=2016-05-16|title= ライトノベル・フロントライン 2|publisher=[[青弓社]]|pages= 46-47|isbn=978-4-7872-9234-6|ref={{Sfnref|ライトノベル・フロントライン2|2016}}}}
* {{Cite book |和書 |author=嵯峨景子・三村美衣・七木香枝 |date=2020-11-30 |title=大人だって読みたい!少女小説ガイド |publisher=[[時事通信]]出版局 |page=71 |isbn=978-4-7887-1704-6|ref={{Sfnref|大人だって読みたい!少女小説ガイド|2020}}}}
* {{Cite book|和書|author=[[石井ぜんじ]] / 太田祥暉 / 松浦恵介|date=2022-01-01|title=ライトノベルの新・潮流 黎明期→2021|publisher=スタンダーズ|pages=|isbn=978-4-86636-536-7|ref=}}
** {{Wikicite |ref={{Sfnref|太田|2022}} |reference=太田祥暉「ウェブ小説のヒット」、127-132頁。}}
* {{Cite book |和書 |author=[[日外アソシエーツ|日外アソシエーツ株式会社]](編集・発行) |date=2022-01-25 |title=漫画・アニメ受賞作品総覧 |publisher=[[日外アソシエーツ]] |isbn=978-4-299-02264-6 |ref={{SfnRef|漫画・アニメ受賞作品総覧|2022}} }}
* {{Cite book |和書 |author=『このライトノベルがすごい!』編集部 |date=2022-12-10 |title=このライトノベルがすごい!2023 |publisher=[[宝島社 ]]|isbn=978-4-299-03647-6 |ref={{SfnRef|このラノ2023|2022}} }}
* {{Cite book|和書|author=『このライトノベルがすごい!』編集部|date=2023-0412-1009|title=[[アニメージュ]] 2023年4月号このライトノベルがすごい!2024|publisher=[[徳間書店]]宝島社|pageisbn=135|asin=B0BW4P5LJT978-4-299-04899-8|ref={{SfnrefSfnRef|アニメージュ2023/04このラノ2024|2023}} }}
* {{Cite book |和書 |author=『このライトノベルがすごい!』編集部 |date=2023-12-09 |title=このライトノベルがすごい!2024 |publisher=宝島社 |isbn=978-4-299-04899-8 |ref={{SfnRef|このラノ2024|2023}} }}
* {{Cite book|和書|author=|date=2023-04-10|title=アニメージュ 2024年2月号|publisher=徳間書店|asin=B0CQ8RY112|ref={{Sfnref|アニメージュ2024/02|2024}}}}
* {{Cite book|和書|author=|date=2023-04-10|title=[[アニメージュ]] 2023年4月号|publisher=[[徳間書店]]|page=135|asin=B0BW4P5LJT|ref={{Sfnref|アニメージュ2023/04|2023}}}}
* {{Cite book|和書|author=|date=2024-01-10|title=アニメディア 2024年2月号|publisher=Gakken|asin=B0CQKJ5LTS|ref={{Sfnref|アニメディア2024/02|2024}}}}
* {{Cite book|和書|author=|date=2024-03-08|title=アニメージュ 2024年4月号|publisher=徳間書店|asin=B00IK1ZRRM|ref={{Sfnref|アニメージュ2024/04|2024}}}}
* {{Cite book|和書|author=|date=2024-07-10|title=アニメージュ 2024年8月号|publisher=徳間書店|asin=B0D1JM7265|ref={{Sfnref|アニメージュ2024/08|2024}}}}
 
== 外部リンク ==
1,058 ⟶ 1,160行目:
{{オリコン週間コミックチャート第1位 2022年|2022年7月11日付}}
{{オリコン週間コミックチャート第1位 2023年|2023年3月6日付}}
{{オリコン週間コミックチャート第1位 2024年|2024年4月8日付}}
}}
{{日本テレビの深夜アニメ枠}}
1,063 ⟶ 1,166行目:
 
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[[Category:2011年の小説]]
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