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{{サッカー選手
| 名前 = {{ruby|吉田|よしだ}} {{ruby|麻也|まや}}
| 画像 = Maya Yoshida along with Japan National Football Team at the Kantei.jpg
| 画像サイズ = 300220px
| 画像の説明 = 2022年12月 [[内閣総理大臣官邸]]にて
| 画像の説明 = [[サッカー日本代表|日本代表]]での吉田<br />([[2018 FIFAワールドカップ|2018ワールドカップ]]・[[2018 FIFAワールドカップ・グループH|グループH]]<br />対[[サッカーポーランド代表|ポーランド]]戦)
| 愛称 = {{要出典範囲|まやちゃん|date=2023-08}}
マヤ
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| 背番号 =4
| 利き足 = 右足
|ユース年1=2004-2006|ユースクラブ1={{flagicon|JPN}} [[名古屋グランパスエイト]]
| クラブ1 = {{Flagicon|JPN}} [[名古屋グランパスエイト]]
| クラブ2 = {{Flagicon|NED}} [[VVVフェンロー]]
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| クラブ5= {{Flagicon|ITA}} サンプドリア
| クラブ6= {{Flagicon|GER}} [[シャルケ04]]
| 年7=2023- | クラブ7={{Flagicon|USA}} [[ロサンゼルス・ギャラクシー|LAギャラクシー]] |出場7=12 |得点7=1
| 年1 = 2007-2009 | 年2 = 2010-2012 | 年3 = 2012-2020 | 年4 = 2020 |年5 = 2020-2022 | 年6 = 2022-2023
| 出場1= 71 | 得点1 = 5 | 出場2 = 54 | 得点2 = 5 | 出場3 = 154 | 得点3 = 6 | 出場4 =14 | 得点4 =0 | 出場5 = 58|得点5 = 3 | 出場6 =29 | 得点6 = 0
|通算出場=392|通算得点=20
| クラブ成績更新日 = 202320246158
| 代表1 = {{fbu|23|JPN|name=日本 U-23}}
| 代表年1 = 2008
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| 監督年 =
}}
'''吉田 麻也'''(よしだ まや、[[1988年]][[8月24日]] - )は、[[長崎県]][[長崎市]]出身の[[プロサッカー選手|サッカー選手]]。[[メジャーリーグ・サッカー|メジャーリーグサッカー]]・[[ロサンゼルス・ギャラクシー]]所属。ポジションは[[ディフェンダー (サッカー)|ディフェンダー]](CB)。元[[サッカー日本代表|日本代表]]。[[日本プロサッカー選手会]]会長。
 
[[FIFAワールドカップ]]日本代表メンバー([[2014 FIFAワールドカップ|2014年]]、[[2018 FIFAワールドカップ|2018年]]、[[2022 FIFAワールドカップ|2022年]])。[[オリンピックのサッカー競技|オリンピック]]には3度選出され([[2008年北京オリンピックのサッカー競技|2008年]]、[[2012年ロンドンオリンピックのサッカー競技|2012年]]、[[2020年東京オリンピックのサッカー競技|2020年]])、計13試合に出場。この出場数はオリンピックサッカー史上最多記録タイである<ref name=Olympic>[https://www.sanspo.com/article/20210806-2EMCBYZTMZJBPAT2YEQ6IB626U/?outputType=theme_tokyo2020 吉田麻也、五輪13試合に出場] サンスポ 2021年8月6日</ref>。
 
== プロ入り前 ==
3人兄弟の末っ子として生まれる<ref name=SK121211>{{citeCite web |和書|url=https://www.soccer-king.jp/sk_column/article/84825.html |title=吉田麻也「成功するまで帰れない」、未来を誓った12歳の夜 |website=サッカーキング |date=2012-12-11 |accessdate=2022-05-24}}</ref>。「[[アサ|麻]]のように揉まれれば揉まれるほど強い男になってほしい」という両親の想いで「麻也」と名付けられたともされるが<ref name="zakzak">[https://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20140525/soc1405250830002-n1.htm 【W杯23戦士名鑑(6)】DF吉田麻也 兄貴たちへ恩を返す“嫁にしたい”強い男] ZAKZAK 2014年5月25日</ref>、吉田本人も正確な由来は把握していない<ref name="audee">{{Cite web|和書|url=https://news.audee.jp/news/tiOoUmqCXH.html?showContents=detail|title=吉田麻也“ウィキペディアの信憑性”を自身のページで検証…「絶対に違う」と指摘した項目とは?|publisher=東京fm plus|date=2023-08-06|accessdate=2023-08-06}}</ref>。小学校2年生のとき、地元[[長崎市]]の南陵FCでサッカーを始める<ref name="nagasaki-np080722">{{citeCite web |和書| url=http://www.nagasaki-np.co.jp/sports/2008/gorin/kikaku1/05.html | title=がんばれ県勢!! 北京五輪 サッカー男子 吉田麻也(名古屋グランパス) | author=長崎新聞 | date=2008年7月22日 | accessdate=2009年6月26日}}</ref>。小学生の頃から体格に恵まれ、その体格を活かしてフォワードとしてプレーしていた<ref name=SK121211 />。
 
小学校6年生の時に兄が見つけた名古屋グランパスのU-15セレクションを、家族で名古屋を訪れるついでに受験して合格するが(受験者の70人中で合格をしたのは、吉田を入れて4人であった)、家族はもとより本人も合格すると思っていなかった<ref name=SK121211 /><ref name="nagasaki-np080722" />。福岡で一人暮らしをしていた兄とともに[[愛知県]][[みよし市]]に移住<ref name=SK121211 /><ref name="nagasaki-np080722" />。グランパスのU-15では指導者が吉田の集団を率いることができる才能に目をつけたこともあり、よりチームの中心となれる後方のポジションで起用されるようになる<ref name=SK121211 />。
 
高校進学を機にトップチームの若手選手が暮らす寮に入った<ref name=SK121211 />。高校進学では将来的に海外挑戦することを目標に、特別視されない環境で特に英語を学びたいという理由で<ref name=SK121211 />、クラブが提携する私立高校ではなく[[愛知県]][[豊田市]]にある[[愛知県立豊田高等学校]]に進学(22回生<ref>{{Cite web|和書|url=http://toyota-hs.jp/?p=3242|title=本校卒業生 吉田麻也選手の東京オリンピック出場が決定しました|publisher=愛知県立豊田高等学校|date=2021-05-21|accessdate=2021-05-28}}</ref>)。高校進学を機にトップチームの若手選手が暮らす寮に入った<ref name=SK121211 />。クラブでは将来的にセンターバックとして育てることを見据えて、トップチームの練習に参加する時には[[秋田豊]]と組んでセンターバックで起用して学ばせ、U-18では監督の[[朴才絃]]が現代的なディフェンダーに必要な足元の技術を身につけさせるために吉田をアンカーで起用した<ref name=SK121211 />。[[2006年]]の[[高円宮杯全日本ユースサッカー選手権 (U-18)大会|全日本ユース]]で準優勝した時には、吉田がキャプテンも務めるとともに攻守にわたって支える、チームの要といえる存在であった<ref name="chu-spo070209">{{citeCite web |和書| url=http://www.chunichi.co.jp/chuspo/hold/grampus/news/2007/200702/CK2007032202103071.html | title=グラ新人紹介 七人の侍が歴史を作る | author=中日スポーツ | date=2007年2月9日 | accessdate=2009年6月26日 | archiveurl=https://web.archive.org/web/20160304105123/http://www.chunichi.co.jp/chuspo/hold/grampus/news/2007/200702/CK2007032202103071.html | archivedate=2016-03-04}}</ref>。また、U-18在籍時にはU-18日本代表にも選ばれた。
 
[[2007年]]に[[長谷川徹 (サッカー選手)|長谷川徹]]、[[福島新太]]、[[新川織部]]とともにトップチームに昇格した<ref name="chu-spo070209" />。なお、プロ入り後に[[早稲田大学人間科学部|早稲田大学人間科学部eスクール]](通信教育課程)を卒業し(2007年4月入学、2019年3月卒業<ref>[https://www.waseda.jp/inst/tokyo/other/2021/07/12/9411/ 早稲田大学 オリンピック・パラリンピック事業推進室]</ref>)、卒業時に[[小野梓記念賞]](スポーツ賞・個人部門)を受賞している<ref>[https://www.waseda.jp/inst/student/assets/uploads/2020/08/2018onoazusa.pdf 小野梓記念賞受賞者一覧 2018年度]</ref>。
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== クラブ経歴 ==
=== 名古屋グランパス ===
[[2007年のJリーグ|2007年シーズン]]開幕前に主力選手が退団するなどの要員で層が薄くなった事情もあり、[[セフ・フェルフォーセン|フェルフォーセン]]監督に潜在能力を買われてセンターバックで起用される<ref name=SK121211 /><ref name="chu-spo070209" />。第9節[[大分トリニータ]]戦で初出場を果たし<ref name="official-pro">{{citeCite web|和書| url=http://nagoya-grampus.jp/clubteam/players/maya_yoshida.html| title=選手データ 吉田麻也| author=名古屋グランパス| date=| accessdate=2009年6月-06-26| archiveurl=https://web.archive.org/web/20090324090607/http://nagoya-grampus.jp/clubteam/players/maya_yoshida.html| archivedate=2009年3月-03-24| deadlinkdateurl-status=dead|url-status-date=2017年9月-09}}</ref>、19試合に出場。
 
[[2008年のJリーグ|2008年シーズン]]、就任した[[ドラガン・ストイコビッチ|ストイコビッチ]]監督の信頼を受けて序盤は[[ミロシュ・バヤリツァ|バヤリツァ]]とともにセンターバックのレギュラーとしてチームを支えた。[[7月14日]]には[[2008年北京オリンピックのサッカー競技|北京五輪]]代表に選出。グランパスでは[[2000年シドニーオリンピックのサッカー競技|シドニー五輪]]に[[オーバーエイジ]]枠で出場した[[楢﨑正剛]]を除けば初の[[U-23サッカー日本代表|U-23日本代表]]への選出であった<ref name="chu-spo080715">{{citeCite web |和書| url=https://web.archive.org/web/20101005063445/http://www.chunichi.co.jp/chuspo/hold/grampus/news/2008/200807/CK2008071502000085.html | title=吉田、グラ史上2人目の五輪戦士 スタメン出場確実 | author=中日スポーツ | date=2008年7月15日 | accessdate=2009年6月26日}}</ref>。出場は敗退決定後のグループリーグ第3戦[[サッカーオランダ代表|オランダ]]戦だけであったが、マッチアップしたFW[[ロイ・マカーイ]]と互角に渡り合った<ref>{{citeCite web |和書| url=https://web.archive.org/web/20101005064438/http://www.chunichi.co.jp/chuspo/hold/grampus/news/2008/200808/CK2008081602000070.html | title=吉田、中2日出場直訴 | author=中日スポーツ | date=2008年8月16日 | accessdate=2009年6月26日}}</ref>。五輪招集により一時的にレギュラーから外れた<ref>{{citeCite web |和書| url=https://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20090202-456503.html | title=名古屋DF吉田、松坂の教えで全戦出場だ | author=日刊スポーツ | date=2009年2月2日 | accessdate=2009年6月26日}}</ref> ものの、22試合に出場。第22節[[鹿島アントラーズ]]戦では初得点も挙げた<ref name="official-pro" />。シーズン終盤には、決定力不足を補うために高さを生かしてFWとして起用されることもあった<ref>{{citeCite web |和書| url=https://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20080907-405963.html | title=ピクシー「決定力不足」/ナビスコ杯 | author=日刊スポーツ | date=2008年9月7日 | accessdate=2009年6月26日}}</ref><ref>{{citeCite web |和書| url=http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00072134.html | title=【J1:第28節 名古屋 vs 東京V】レポート:ヨンセンがロスタイムに劇的な同点弾。名古屋は首位に返り咲くチャンスを、東京Vは降格圏争い脱出を逃す痛恨のドロー。(08.10.06) | author=J's GOAL | date=2008年10月6日 | accessdate=2009年6月26日}}</ref>。
 
[[2009年のJリーグ|2009年シーズン]]は引退した[[大森征之]]から背番号4を受け継ぐ。25試合に出場し、名古屋DFの軸として活躍した。シーズン終了後の[[12月28日]]にオファーを受けた[[エールディヴィジ|オランダ]]の[[VVVフェンロー]]へ完全移籍した。
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=== サンプドリア ===
冬の移籍期間最終日である2020年1月31日に[[セリエA (サッカー)|セリエA]]・[[UCサンプドリア]]へ半年間のレンタル移籍で加入<ref>[https://hochi.news/articles/20200201-OHT1T50266.html 吉田麻也、サンプドリアに期限付き移籍…イタリアは初挑戦、3日ナポリ戦でメンバー入りも] スポーツ報知 2020年2月2日</ref>。3月8日、ホームのセリエA第26節[[エラス・ヴェローナ]]戦でセリエAデビューを果たした。6月30日にレンタル元のサウサンプトンとの契約満了を発表し<ref>[https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2020/07/02/kiji/20200701s00002021499000c.html 吉田麻也 サウサンプトンとの契約満了 SNSでファンに報告] スポニチ2020年7月2日</ref>、サンプドリアとは、シーズン終了までの短期契約を結んだ<ref>{{Cite web|和書|title=吉田麻也がサウサンプトンとの契約満了 「偉大な功績」と長友佑都が賛辞を贈る|ニフティニュース|url= https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=75642 |website=サッカーダイジェスト|accessdate=2020-08-02|language=ja}}</ref>。7月12日、セリエA第32節[[ウディネーゼ・カルチョ|ウディネーゼ]]戦でセリエAでの自身初アシストを記録した<ref>{{citeCite web|和書|url=https://www.soccer-king.jp/news/world/ita/20200713/1096070.html |title=サンプドリア吉田麻也がFKのロングパスでダメ押し3点目をアシスト! |publisher=www.soccer-king.jp |accessdate=12 July 2020|date=12 July 2020}}</ref>。
 
2021年1月18日に、サンプドリアとの契約を2022年6月30日まで延長することに合意<ref>[https://www.sampdoria.it/en/yoshida-extends-contract-till-2022/ Yoshida extends contract till 2022 U.C. SAMPDORIA ]</ref>。1月24日、セリエA第19節の[[パルマ・カルチョ1913|パルマ]]戦でセリエA初ゴールを決め、チームも勝利した<ref>{{citeCite web|和書|url=https://www.soccer-king.jp/news/world/ita/20210125/1171790.html |title=吉田麻也がセリエA初ゴール! サンプドリアはパルマ下し2連勝 |publisher=www.soccer-king.jp |accessdate=25 January 2021|date=25 January 2021}}</ref>。
 
2021-22シーズン、9月26日に行われた第6節の[[ユベントスFC]]戦では頭でゴールを決めて、[[インテルナツィオナーレ・ミラノ|インテル]]戦に続いて奮闘を見せた<ref>[https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202109260001267.html 吉田麻也ユベントス戦でゴール!今季2点目 強烈なヘッドで反撃弾も敗戦] 日刊スポーツ(2021年9月26日)2021年9月28日閲覧。</ref>。
 
=== シャルケ ===
2022年7月5日、[[シャルケ04]]と1年契約を締結したことが発表され<ref>{{Cite web|url=https://schalke04.de/en/team/maya-yoshida-transfer/|title=Japan’s captain Maya Yoshida is a Royal Blue!|publisher=FC Schalke 04|date=2022年7月5日|accessdate=2022年7月7日|language=en}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20220705/1664328.html|title=吉田麻也の新天地はブンデス復帰のシャルケに決定! クラブ史上3人目の日本人選手に|publisher=サッカーキング|accessdate=2022年7月7日|date=2022年7月5日}}</ref>、シーズンを通して公式戦31試合に出場。しかし2023年6月7日、クラブは吉田の退団を発表した<ref>{{Cite web |和書|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/6201ec05eb786f7ef76bcca038b983de5b487e65 |title=2部降格のシャルケ、吉田麻也の退団を正式発表 |access-date=2023年7月21日}}</ref>。クラブの1部残留が決まれば契約を更新する予定だったが、残念ながら2部降格となったために1シーズンでの退団となった。
 
=== LAギャラクシー ===
2023年8月4日、[[メジャーリーグサッカー|MLS]]の[[ロサンゼルス・ギャラクシー]]に1年半契約で加入することが発表された。背番号は4。9月16日、[[ロサンゼルスFC]]戦で移籍後初得点を決めた<ref>{{cite web|url=https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=139336|title=「首強すぎだろ」吉田麻也のMLS初ゴールが話題!ダービーで強烈ヘッドを叩き込む「思った以上に難易度高い」|publisher=サッカーダイジェストWeb編集部|date=Sepember 17, 2023|accessdate=April 29, 2024|language=ja}}</ref>
 
2024年2月27日、2024シーズン開幕戦の[[インテル・マイアミCF]]からチームのキャプテンを務めている。
 
== 代表経歴 ==
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[[2012年]][[7月2日]]、[[2012年ロンドンオリンピックのサッカー競技|ロンドンオリンピック]]に出場する[[U-23サッカー日本代表|U-23日本代表]]に[[オーバーエイジ]]枠として選出され、本大会では守備の要・主将としてチームを牽引。準々決勝のエジプト戦ではセットプレーからゴールを決める活躍を見せたが、準決勝のメキシコ戦と3位決定戦の韓国戦に敗れチームは4位に終わりメダル獲得にはあと一歩届かなかった。
 
[[2014年]][[5月12日]]、[[2014 FIFAワールドカップ|W杯ブラジル大会]]の日本代表メンバーに選出された<ref>{{Cite web |和書|date=2014-05-12 |url=http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140512/189065.html |title=W杯臨む日本代表メンバー23名が発表…本田や香川ら、大久保も選出 |publisher=サッカーキング |accessdate=2014-05-13}}</ref>。本大会では全試合スタメンで起用され、試合終盤には[[パワープレイ (サッカー)|パワープレイ]]要員として前線に上がったが、いずれも結果には結びつかずチームもグループリーグで敗退した。
[[ファイル:Maya Yoshida 2018.jpg|thumb|left|216x216px|[[2018 FIFAワールドカップ]]、[[サッカーベルギー代表|ベルギー]]戦]]
[[2017年]][[3月23日]]、[[2018 FIFAワールドカップ・アジア3次予選]]の[[アラブ首長国連邦]]戦では怪我で離脱した[[長谷部誠]]に変わってキャプテンマークを巻いた。その後も長谷部不在時にはキャプテンを務めるなど存在感を示し、日本代表で唯一W杯予選の全試合に900分間フル出場する事で、[[2018 FIFAワールドカップ]]出場へ貢献した<ref>[https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1883992.html 辛口セルジオ越後氏褒めた、最終予選MVP吉田麻也] 日刊スポーツ 2017年9月7日</ref>。フルタイム出場はフィールドプレーヤーでは[[2010 FIFAワールドカップ・アジア予選]]の[[田中マルクス闘莉王]]以来の記録である<ref>[https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1883986.html 吉田麻也奮闘!最終予選「空中戦」勝率81%] 日刊スポーツ 2017年9月7日</ref>。
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[[2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選]]では、初戦のオマーン戦で敗れるなど低調なスタートとなったが、チームをキャプテンとして牽引し、最終的に日本は7大会連続のワールドカップ出場を手にした<ref>[https://www.goal.com/jp/amp/ニュース/japan-press-yoshida-20220326/bltc6207d4fc60807da 主将・吉田麻也、サッカー日本代表支えたベテラン陣に感謝「長友選手が部屋に来て…」「頬を叩かれた気持ち」] GOAL.com 2022年3月26日</ref>。
 
2022年11月1日に発表された[[2022 FIFAワールドカップ|ワールドカップカタール大会]]の日本代表メンバーに選出され、引き続きキャプテンを務めた<ref>{{Cite web |和書|url=https://hochi.news/articles/20221115-OHT1T51170.html |title=吉田麻也 3大会連続W杯出場の主将から初選出の19人へ「人生変えるワンプレー」求める |publisher=スポーツ報知 |date=2022-11-16 |accessdate=2022-11-27}}</ref>。同月23日の[[サッカードイツ代表|ドイツ]]戦にスタメン出場し、ワールドカップ3大会連続出場を果たした<ref>{{Cite web |和書|url=https://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/worldcup/20221123-OYT1T50172/ |title=日本代表のドイツ戦スタメン、5人が「ブンデスリーガ」…手の内知り尽くした対決に |publisher=読売新聞 |date=2022-11-23 |accessdate=2022-11-27}}</ref>。グループステージ3戦に全て出場し、日本のグループ首位通過に貢献。決勝トーナメント1回戦[[サッカークロアチア代表|クロアチア]]戦では[[前田大然]]の先制点をアシストしたが、PK戦での自身のPK失敗もありチームはベスト16で敗退した。
 
== エピソード ==
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* [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]『[[サッカーアース|月刊サッカーアース]]』内にレギュラーコーナー「吉田麻也の欧州か!?」を持っていた。これは番組MC・[[タカアンドトシ]]のギャグ「欧米か!」に由来。ロンドン五輪準々決勝のエジプト戦ではゴール後パフォーマンスとして[[タカ (お笑い芸人)|タカ]]のギャグ「俺だ!俺だ!俺だ!」を披露している。<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/08/16/kiji/K20120816003911470.html タカゴールは麻也が“アシスト”「大手柄ですよ」]</ref> なお、2012年10月期の番組再編に伴いサッカーアースのMCが[[手越祐也]](当時:[[NEWS (グループ)|NEWS]])に交代したため、レギュラーコーナー名は「吉田麻也の欧!NEWS」に変わっている。
* [[フィギュアスケート]]選手の[[小塚崇彦]]、[[競泳]]選手の[[立石諒]]と親交がある。
* 元[[プロ野球]]選手で[[福岡ソフトバンクホークス|ダイエー]]、[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハム]]、[[阪神タイガース|阪神]]、[[東北楽天ゴールデンイーグルス|楽天]]でプレーをしていた[[下柳剛]]は親戚(いとこの妻の弟)<ref name="20221208s00041000477000c">{{citeCite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/12/08/kiji/20221208s00041000477000c.html|title=元阪神・下柳剛氏 親戚・吉田麻也とW杯中もずっとLINE!ドイツ戦後「優勝や!」と送ると吉田は…|accessdate=2022/12/15}}</ref>。
*[[ガールズケイリン|ガールズ競輪]]の[[高木佑真]]は親戚。
* [[2012年]][[9月26日]]、自身のブログでグランパス時代から交際のあった一般女性との結婚を報告した<ref>{{Cite web |和書|url=https://web.archive.org/web/20120929011512/http://ameblo.jp/mayayoshida/entry-11364961213.html |title=夏の最後のご報告|吉田麻也オフィシャルブログ Powered by Ameba |date=2012-09-26 |accessdate=2012-09-26}}</ref>。2016年12月16日、11月末に第一子となる女児が誕生した事を発表した<ref>[https://web.archive.org/web/20161217160133/http://lineblog.me/mayayoshida/archives/13100231.html 素晴らしいお知らせ] 吉田麻也 公式ブログ 2016年12月16日</ref>。
* [[デイリー・ミラー]]が集計した2016-17シーズンのプレミアリーグ最速ランキングで[[アーセナルFC]]に所属していた[[セオ・ウォルコット]]に並んで8位に入った。この結果について、同紙の読者の85%が「ショックだ」と回答し、デイリー・ミラーも「マヤ本人も信じないだろう」と記した<ref>[https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/1720579.html 英に衝撃!吉田麻也の足の速さがウォルコットと]</ref>。
*2020年4月、イギリスメディアの選ぶ21世紀の日本代表ベスト11に選ばれた<ref>{{Cite web|和書|title=英メディアが「21世紀の日本代表ベスト11」を選出! “海外未経験”でセレクトされた2選手は?(SOCCER DIGEST Web)|url=https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200429-00010001-sdigestw-socc|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2020-04-29|language=ja}}</ref>。
*2020年5月、新型コロナウイルス感染拡大を受けて[[日本赤十字社]]とユニバーサルミュージックによって、医療現場の最前線に立つ全国の医療従事者を応援するためのプロジェクト「#最前線にエールを何度でも」が主催され、プロジェクト開始時にはアーティストとアスリート計9組([[AI (歌手)|AI]]、[[黒田卓也]]、[[鈴華ゆう子]]、[[ナオト・インティライミ]]、[[Ms.OOJA]]、[[宮市亮]]、[[MIYAVI]]、[[山本彩]]、吉田麻也)による「何度でも」の歌唱動画が公開された<ref name="barks20200428">{{citeCite web|和書|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000181903|title=ドリカム「何度でも」をメッセージソングに、医療従事者へのエール募集|date=2020/4/28|accessdate=2021/8/1|publisher=Barks}}</ref><ref name="nandodemo20200428">{{citeCite web|和書|url=https://www.youtube.com/watch?v=Z7ZSZu7RKEA|title=【#最前線にエールを何度でも】 「何度でも」|accessdate=2021/8/1|author=Universal Music}}</ref>。
*2022年ワールドカップカタール大会の日本ースペイン戦では、両チームのキャプテンを務めた吉田とスペインのMF[[セルヒオ・ブスケツ・ブルゴス|セルヒオ・ブスケツ]]が瓜二つだと、国内外のサッカーファンの間で話題になった。2人は生年や身長も同じである<ref>{{Cite web|和書|title=吉田麻也とスペイン主将、瓜二つぶりにネット騒然「生き別れだよな」「同じ34歳189cm」|url=https://the-ans.jp/qatar-world-cup/288158/|website=THE ANSWER|date=2022-12-04|accessdate=2022-12-04|language=ja}}</ref>。
 
== 所属クラブ ==
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* 2020年8月 - 2022年6月 [[UCサンプドリア]]
* 2022年7月 - 2023年 [[シャルケ04]]
* 2023年8月  - [[ロサンゼルス・ギャラクシー]]
 
== 個人成績 ==
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{{サッカー選手国内成績表 th|ドイツ|all}}
|-
|[[ドイツ・ブンデスリーガ2022-2023|2022-23]]||[[シャルケ04|シャルケ]]||4||[[サッカー・ブンデスリーガ (ドイツ)|ブンデス1部]]||29 ||0 ||colspan="2"|-||2 ||0 ||31 ||0
|-
{{サッカー選手国内成績表 th|アメリカ|all}}
|-
|[[2023年のメジャーリーグサッカー|2023]]||[[LAロサンゼルス・ギャラクシー|LAギャラクシー]]||4||[[メジャーリーグサッカー|MLS]]||12||1||colspan="2"|-||colspan="2"|-||12||||1
{{サッカー選手国内成績表 通算始|56|日本|J1}}71||5||8||1||11||3||90||9
{{サッカー選手国内成績表 通算行|オランダ|エールディヴィジ}}54||5||colspan="2"|-||1||0||55||5
{{サッカー選手国内成績表 通算行|イングランド|プレミア}}154||6||15||2||13||1||182||9
{{サッカー選手国内成績表 通算行|イタリア|セリエA}}72||3||2||0||colspan="2"|-||74||3
{{サッカー選手国内成績表 通算行|ドイツ|ブンデス1部}}29 ||0 ||colspan="2"|-||2 ||0 ||31||0
{{サッカー選手国内成績表 通算終}}380|アメリカ|19MLS}}12||251||3colspan="2"|-|27|colspan="2"|4-||43212||261
{{サッカー選手国内成績表 通算終}}392||20||25||3||27||4||451||28
|}
 
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== 出演 ==
=== テレビ番組 ===
* [[情熱大陸]]「800回記念 ぼくらは、1988年生まれ」(2014年5月4日・11日、[[TBSテレビ|TBS]])
* [[スポーツ×ヒューマン]]([[NHK総合テレビジョン|NHK総合]])
** 「欧州で“生き残る” 長谷部誠×岡崎慎司×吉田麻也」 (2020年10月5日)
** 「苦しいときこそ真価を見せろ 〜日本代表キャプテン・吉田麻也〜」(2022年7月25日)
 
=== CM ===
*[[キリンビバレッジ]]「[[ボルヴィック]]」(2013年)
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* [[ジャパネットたかた]]「ジャパネットウォーター 富士山の天然水」(2019年)
* [[Vera&John]]「Vera&John無料版」(2021年)
* [[朝日インテック]](2018年-)
 
 「挑戦」篇 (2020年) 「グローバルリモートワーク」篇 (2021年)
=== MV ===
*[[Rin音]]「Blue Diary」(2022年)<ref>[https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20220426/1641671.html “Z世代のラッパー”Rin音『Blue Diary』MVに吉田麻也が出演 アニメ『アオアシ』エンディングテーマ]</ref>
 
=== ラジオ ===
*吉田麻也のチャレンジ&カバー(2022年4月1日 - 2023年12月29日、[[全国FM放送協議会|JFN38局ネット]]・AuDee配信)
*吉田麻也の切り替えて行こう!(2024年1月6日 - 、[[エフエム東京|TOKYO FM]])
 
== 関連作品 ==
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== 外部リンク ==
* {{Official website|https://maya-yoshida.com/}}
* {{Wayback|url=https://lineblog.me/mayayoshida/ |title=吉田麻也 |date=20160529070301}} - [[LINE BLOG]]
* {{LINE BLOG|mayayoshida}}
* {{AmebaWayback|url=https://ameblo.jp/mayayoshida/ |title=吉田麻也 |date=20120615075811}} - [[アメーバブログ|mayayoshida}}Ameba Blog]](2016年5月まで)
* {{Wayback|url=http://maya.blogzine.jp/|title=吉田麻也オフィシャルブログ|date=20131126022038}}
* {{Twitter|MayaYoshida3}}
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[[Category:サッカー・ブンデスリーガ (ドイツ)の日本人選手]]
[[Category:メジャーリーグサッカーの日本人選手]]
[[Category:在アメリカ合衆国日本人のスポサッカ選手]]
[[Category:FIFAセンチュリークラブ]]
[[Category:長崎県出身の人物]]