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|name = プレミアリーグ<br />Premier League
|country = {{flag|England}}
|image = [[File:Premier league text logoLeague.png|200pxsvg]]
|confed = [[UEFA]]
|founded = [[1992年]][[2月20日]]
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|domest_cup = [[FAカップ]]<br />[[FAコミュニティ・シールド]]
|league_cup = [[EFLカップ|カラバオ・カップ]]
|confed_cup = {{plainlist|
|confed_cup = [[UEFAチャンピオンズリーグ]]<br />[[UEFAヨーロッパリーグ]]<br />[[UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ]]
* [[UEFAチャンピオンズリーグ]]
|champions = [[マンチェスター・シティFC|マンチェスター・シティ]]
* [[UEFAヨーロッパリーグ]]
|season = 2022-23
* [[UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ|UEFAカンファレンスリーグ]]
}}
|champions = [[マンチェスター・シティFC|マンチェスター・シティ]] (8回目)
|season = 20222023-2324
|most_champs = [[マンチェスター・ユナイテッドFC|マンチェスター・ユナイテッド]] (13回)
|most_caps = [[ギャレス・バリー]] (653試合)
|top_goalscorer = [[アラン・シアラー]] (260得点)
|tv = {{Flagiconflagicon|JPN}} [[SPOTV NOW]]、[[ABEMAU-NEXT]]
|website = [https://www.premierleague.com/ premierleague.com]
|current = [[プレミアリーグ20222024-20232025|20222024-2325]]
|organiser = The Football Association Premier League Limited (FAPL)
}}
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'''プレミアリーグ'''({{Lang-en-short|Premier League}}、正式名称:The Football Association Premier League Limited)は、[[イングランド]]のプロ[[サッカー]]1部リーグ。20チームによって争われ、下位3クラブは[[EFLチャンピオンシップ]]に降格する。'''イングリッシュ・プレミアリーグ'''(English Premier League、'''EPL''')<ref group="注釈">日本におけるプレミアリーグの放送や、Fox Sports([[w:Fox Sports|英]])、[[ESPN]]等では「イングリッシュ・プレミアリーグ({{En|English Premier League}})」の名を使用している。</ref>としても知られている。
 
イングランドではサッカーの国内リーグは[[1888年]]に開始されており、プレミアリーグが創設されたのは[[1992年]]である<ref name="shimizu2008" />。
 
[[スペイン]]の[[プリメーラ・ディビシオン|ラ・リーガ]]、[[イタリア]]の[[セリエA (サッカー)|セリエA]]、[[ドイツ]]の[[サッカー・ブンデスリーガ (ドイツ)|ブンデスリーガ]]、[[フランス]]の[[リーグ・アン]]とともに『[[ヨーロッパ]]5大リーグ』の一つである<ref name="shimizu2008">{{Cite journal|和書|author=清水正典 |url=http://id.nii.ac.jp/1320/00001002/ |title=スポーツ社会システムのトータルシステムマネジメント I -ヨーロッパチャンピオンズリーグの隆盛と社会的背景- |journal=吉備国際大学社会学部研究紀要 |publisher=吉備国際大学社会学部 |date=2008-03 |volume=18 |pages=83-93 |ncid=AN10560756 |naid=110006633568 |accessdate=2019-04-17}}</ref>。
 
== 概要 ==
世界中で約10、のべ12億人以上に視聴されている世界で最も人気が高いリーグであり<ref>『電通報』第4585号</ref>、現在、世界最高のリーグである。サッカー競技のみならず、全世界のスポーツリーグの中で最もテレビ中継の視聴者が多く、人気・実力は共に高。また、上位チームから下位チームまでの資金力および、レベル差が小さいのも特徴で度々下位チームが上位チームに勝利する事がある。このため現在では世界で最も優勝するのが難しいリーグであると言われている。2000年以降、欧州主要リーグの中でも圧倒的な売上高を誇り、2009-10シーズンの売上高は24億7900万ユーロであり、2位の[[サッカー・ブンデスリーガ (ドイツ)|ブンデスリーガ]]を大きく引き離している<ref>[http://www.bbc.co.uk/news/business-13679632 デロイトの調査による欧州主要プロリーグの売上高]</ref>。
 
テレビ[[放映権|放映権料]]も巨額であり2016年から2019年の3年間で95億ユーロ(約1.3兆円)の契約を結んでいる。放映権料の半分は各クラブに均等に分配され、25%は放映試合数、残り25%は順位に応じて分配される<ref>http://www.footballchannel.jp/2015/02/11/post71287/</ref>。 また海外放送分については均等に分配される。2014-15シーズンには1位チェルシーには1億2400万ユーロ(約153億円)、最下位の[[クイーンズ・パーク・レンジャーズFC|QPR]]でさえも7900万ユーロ(約105億円)の収益を手にした<ref>http://www.footballchannel.jp/2015/12/12/post126125/</ref>。
プレミアリーグは人気、経済規模が共に年々成長しており、2022-23シーズンには1位のマンチェスター・シティには1億8400万ユーロ (約287億円)、 最下位の[[サウサンプトンFC]]でさえも1億1400万ユーロ(約177億円)を手にしている<ref>https://www.all-stars.jp/news/premier-league-reward-20230530003/</ref>。
 
プレミアリーグ創設から、優勝経験があるのは、[[アーセナルFC|アーセナル]]、[[ブラックバーン・ローヴァーズFC|ブラックバーン・ローヴァーズ]]、[[チェルシーFC|チェルシー]]、[[マンチェスター・ユナイテッドFC|マンチェスター・ユナイテッド]]、[[マンチェスター・シティFC|マンチェスター・シティ]]、[[レスター・シティFC|レスター・シティ]]、[[リヴァプールFC|リヴァプール]]の7クラブのみ。2000年代には、マンチェスター・Uユナイテッド、チェルシー、アーセナル、[[リヴァプールFC|リヴァプール]]の4クラブが毎年優勝争いを繰り広げていることから「ビッグ4」と呼ばれていたが、2010年代に入ると、それらのチームに[[トッテナム・ホットスパーFC|トッテナム・ホットスパー]]と[[マンチェスター・シティFC|マンチェスター・シティ]]を加えた6クラブが「ビッグ6」と呼ばれるようになっている。
 
2011年5月、1992年のプレミアリーグ創設から数えて12度目の優勝をマンチェスター・Uユナイテッドが果たした。この結果、[[イングリッシュ・フットボールリーグ|フットボールリーグ]]時代の7度の優勝と合わせて19回目の優勝となり、イングランドのトップリーグでの最多優勝チームとなった。優勝チームは翌シーズン、袖に刺繍されている獅子のロゴが金色になる(通常は紺色)。
 
== 歴史 ==
=== 前史 ===
1980年代、[[イングランド]]サッカー界は低迷していた。スタジアムは古く傷んでおり、観客は古びた設備で観戦することを強いられた。サッカー界は、アメリカの[[NFL]]のようなエンタテイメント性への脱皮が模索された。また、同時代には[[フーリガン]]を代表する暴力行為も広がりを見せていた。1985年という年はイングランドサッカー界にとって厄年で、5月11日[[ブラッドフォード (イングランド)|ブラッドフォード]]シティサッカー場火災で56人が焼死、[[バーミンガム]]シティサッカー場崩落で1人死亡、5月29日、[[UEFAチャンピオンズリーグ|UEFAチャンピオンズカップ]]決勝[[リヴァプールFC|リヴァプール]]対[[ユヴェントスFC|ユヴェントス]]戦で、サポーターが暴徒化し39人の死者が出る事件が発生<ref group="注釈">詳細は「[[ヘイゼルの悲劇]]」を参照。</ref>。[[イングランド]]のクラブは[[欧州サッカー連盟|UEFA]]が主催する大会への出場を禁じられた(無期限、後に5年間。当事者のリヴァプールは7年間に変更される)。これを最後に一旦[[BBC]]と[[ITV (イギリス)|ITV]]によるサッカー中継が休止された。
 
プレミアリーグ移行前であった[[イングリッシュ・フットボールリーグ|フットボールリーグ]]のディビジョン1(プレミアリーグが新設されるまでの1部リーグ)は収益・観客数などで[[セリエA (サッカー)|セリエA]]、[[プリメーラ・ディビシオン|リーガ・エスパニョーラ]]に大きく遅れを取っており、優秀な[[イングランド人]]選手数人は海外に活躍の場を求め、イタリア・フランス・スペインが欧州3強であった。しかし、1990年を境にこの下降傾向が減速し始めた。[[1990 FIFAワールドカップ|1990年イタリアW杯]]では[[サッカーイングランド代表|イングランド代表]]がベスト4に進出(準決勝で敗退、3位決定戦で敗れ4位)。UEFA主催大会への出場禁止措置も解かれ、イングランドサッカー界に再興の兆しが見え始めた。
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=== 1990年代 ===
==== マンチェスター・ユナイテッドの支配 ====
リーグ設立1年目の[[FAプレミアリーグ1992-1993|1992-1993シーズン]]、[[アレックス・ファーガソン]]率いる[[マンチェスター・ユナイテッドFC|マンチェスター・ユナイテッド]]が18年ぶりの1部リーグ優勝を果たすと、翌年にも優勝して連覇を達成した。以降も、ファーガソンが退任する2012-13シーズンまで常に上位を争い続けることになる。特に、1998-99シーズンには、[[FAプレミアリーグ1998-1999|1998-99シズン]]には、プレミアリーグ[[FAカップ|カップ]][[UEFAチャンピオンズリーグ 1998-99 決勝|チャンピオンズリーグ]]全てで優勝し、イングランド史上初の[[トレブル (サッカー)|3冠]]を達成した。マンチェスターユナイテッドの他には、[[アーセナルFC|アーセナル]]が[[FAプレミアリーグ1997-1998|1997-1998シーズン]]に、後にリーグの殿堂入りを果たすことになる[[アラン・シアラー]]を擁した[[ブラックバーン・ローヴァーズFC|ブラックバーン・ローヴァーズ]]が[[FAプレミアリーグ1994-1995|1994-1995シーズン]]に、それぞれ1度ずつ優勝を分け合っている。
 
=== 2000年代 ===
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=== 2010年代 ===
==== マンチェスター・シティの勃興 ====
2007年夏、タイ元首相[[タクシン・ナワット]]によってマンチェスター・シティは買収されるが、翌年タクシンはオーナー権をアブダビ・ユナイテッド・グループ・フォー・デベロップメント・アンド・インベストメント(ADUG)に売却、同年に[[ロビーニョ]]を獲得するなど、以後はADUGの圧倒的な資金力によって強化が図られることになる。2008-09シーズンこそ10位に終わるものの、[[ロベルト・マンチーニ]]が途中で就任した2009-10シーズンは5位、2010-11シーズンは3位で初のチャンピオンズリーグ出場と35年ぶりのFAカップ優勝を果たすなど、徐々に地盤を固めていく。そして2011-12シーズン、ユナイテッドと最終節まで縺れる熾烈な優勝争いの末、この年獲得した[[セルヒオ・アグエロ]]の後半ATの劇的な決勝弾でプレミアリーグ初優勝を果たすことになる。シティは2013-14シーズンも優勝を果たし、シティもまた強豪としてその後のプレミアリーグの覇権を争うことになる。また[[プレミアリーグ2016-2017|2016-17シーズン]]からは[[ジョゼップ・グアルディオラ|ペップ・グアルディオラ]]が監督に就任、初年度こそ3位に終わるも、自身の代名詞であるパスサッカーが浸透した[[プレミアリーグ2017-2018|2017-18シーズン]]は勝ち点100、106得点、得失点差+79を記録する圧倒的な成績でプレミア優勝を果たす。翌[[プレミアリーグ2018-2019|2018-19シーズン]]もリヴァプールとの熾烈な優勝争いの末連覇し、シティは2010年代で最多となる4度のリーグ優勝を果たすことになる。
[[プレミアリーグ2022-2023|2022-23シーズン]]には[[プレミアリーグ1998-1999|1998-99シーズン]]のマンチェスター・ユナイテッド以来となるプレミアリーグ史上2度目のプレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグ、FAカップの3つを優勝する3冠の偉業を達成した。
 
==== ファーガソン退任とマンチェスター・ユナイテッドの迷走 ====
一方、同じ街のマンチェスター・シティが隆盛を極める一方で、ユナイテッドは不振に喘ぐこととなる。[[プレミアリーグ2012-2013|2012-13シーズン]]こそアーセナルから獲得した[[ロビン・ファン・ペルシ]]の活躍もあり優勝を果たすが、このシーズンをもってファーガソンが勇退、以降リーグではシティの後塵を拝することとなる。ファーガソンの後任には[[エヴァートンFC|エヴァトン]]監督だった[[デイヴィッド・モイーズ]]を就任させたが、ロングボールとクロスを多用する戦術にはファンやOBからの非難が殺到、ピッチ上でも結果を残せずモイーズは途中解任されることになる。その後は[[ライアン・ギグス]]を暫定監督に据えるものの、[[プレミアリーグ2013-2014|2013-14シーズン]]は7位で終えることになり、25年ぶりにヨーロッパのカップ戦を逃すことになった。ユナイテッドは[[ルイ・ファン・ハール]]を招聘し再起を図るが、[[プレミアリーグ2014-2015|2014-15シーズン]]は4位、[[プレミアリーグ2015-2016|2015-16シーズン]]は5位で共に無冠に終わる。チャンピオンズリーグ出場権を逃したことでファンハールは解任され、後任にはモウリーニョが就任した。チェルシーで3度のプレミア優勝を果たしたモウリーニョであったが、ユナイテッドでは[[プレミアリーグ2017-2018|2017-2018シーズン]]の2位が最高であり、成績不振に陥った[[プレミアリーグ2018-2019|2018-19シーズン]]の途中でモウリーニョは解任されてしまう。このようにファーガソン退任後のユナイテッドは監督を長く固定できずいずれも途中解任という結果に終わっており、2010年代途中からリーグ優勝からは遠ざかってしまった。
 
==== ミラクル・レスター ====
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=== 2020年代 ===
==== 盤石のマンチェスター・シティ ====
{{節スタブ}}
[[ジョゼップ・グアルディオラ|ペップ・グアルディオラ]]監督の元、マンチェスター・シティは2020-21シーズン、2021-22シーズン、2022-23シーズンにリーグ3連覇を達成した<ref>{{Cite web |title=マンチェスター・C、プレミアリーグ3連覇決定! 1部通算9度目の戴冠 |url=https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20230521/1769801.html |website=サッカーキング |access-date=2024-01-28 |date=2023-05-21}}</ref>。2021-22シーズンはリヴァプールと勝ち点90超えのハイレベルな接戦を1ポイント差で制した。2022-23シーズンはアーセナルと終盤まで優勝争いを演じるも、直接対決を制し最後まで失速しなかったシティが引き離し優勝。2023-24シーズンはクロップ監督最終年となったリヴァプールと、昨季から引き続き好調を維持したアーセナルとの三つ巴の優勝争いが展開される。怪我人が続出したリヴァプールが最初に脱落し、シティがアーセナルを勝ち点差1で追う接戦となったが、第30節での直接対決を引き分けで終えると、その後の延期分を含めた9戦を全勝で締めくくったシティが最終節で優勝を決め、イングランド・フットボール史上初のリーグ戦4連覇を達成した。
 
== 大会方式 ==
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=== 出場選手登録 ===
* トップチームに登録できる選手は25人までで外国人枠はないが、[[ホームグロウン制度|ホームグロウン]]選手を8名含む必要がある。ホームグロウン選手以外の登録は最大で17名となる。尚、21歳以下の選手は上記登録人数に関係なく登録できる。
* 外国籍選手の登録制限は無く、[[イギリスの欧州連合離脱|ブレグジット]]前の2020年までは[[欧州連合|EU]]および[[欧州自由貿易連合|EFTA]]加盟国の国籍を持つ選手は労働許可証取得の必要が無かった。それ以外の国籍の選手は労働許可証取得の必要があるが、取得の条件として過去2年間で[[国際Aマッチ]](親善試合を除く公式戦)の75%以上に出場していること、過去2年間のFIFAランキングの平均順位が70位以上の国の代表選手であることが必要だった(ただし、条件を満たさない場合でも特例として労働許可証が発行されることはあった)。ブレグジット後の2021年からは、EU・EFTA域内の選手も含め労働許可証を得る必要があり<ref>{{Cite web |和書|url=https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20201202/1149080.html |title=プレミアリーグ、ブレグジットの影響でもEU圏内出身選手の獲得にも制限が |publisher=サッカーキング |date=2020-12-02 |accessdate=2023-06-17}}</ref>(ブレグジット前から居住するEU・EFTA域内の選手は別に資格を得られる措置あり)、それを得るための前提として[[フットボール・アソシエーション]]が定めたポイントシステムにおいて必要なポイントを獲得しなければならず、国際Aマッチの出場時間や所属クラブでの出場時間などで基準を満たす必要がある<ref>{{Cite web |url=https://www.thefa.com/-/media/files/thefaportal/governance-docs/registrations/final-mens-players-gbe-criteria-202324.ashx |title=Men's Player's GBE Criteria 2023-24 |publisher=The FA |accessdate=2023-06-17}}</ref>。2023-24シーズンからは、より緩和された基準により資格を得た外国籍選手と各クラブは最大4名(そのクラブに所属するイングランド人選手の出場割合により人数は変わる)契約できるようになった<ref>{{Cite web |和書|url=https://web.gekisaka.jp/news/world/detail/?386398-386398-fl |title=英労働許可証ルール改定、日本人選手のプレミア挑戦に追い風!! 資格外選手枠の設置、J1ランクアップ |publisher=ゲキサカ |date=2023-06-16 |accessdate=2023-06-17}}</ref>。なお、[[イギリス]]([[イングランド]]・[[ウェールズ]]・[[スコットランド]]・[[北アイルランド]])、および[[アイルランド]]国籍の選手は国内選手扱いとなる。
* ベンチ入りは9人まで。ただし、交代枠は原則的に5枚となり、[[脳震盪]]の選手を入れ替えられる追加交代が1枚加えられる。
* ベンチ入りは9人まで。
 
=== リーグの特徴 ===
* プレミアリーグは、所属する20クラブによって所有される株式会社として運営される。各々のクラブは契約やルールの改定に関する投票権を持つ株主として考えられる。なお、主要なルール変更やリーグに関わる重要な提案を行う場合、それらに対して拒否する権限を保持する[[フットボール・アソシエーション]]の承認も必要となる<ref name="puremier_league20111019">
{{Cite web|和書
|author=[http://www.soccer-king.jp/ SOCCER KING]
|date=2011-10-19日 13:43
|url=http://www.soccer-king.jp/news/england/article/201110191340_puremier_league.html
|title=FA、プレミアリーグの昇格・降格廃止案を警戒し阻止の構え
119 ⟶ 126行目:
|publisher=フロムワン
|language=日本語
|accessdate=2011-10-26
|quote=
|deadlinkdate=<!-- リンク切れ確認日付 -->
}}</ref>。
* 2003年頃から、プレミアリーグに所属する各クラブが外国人投資家に買収されるようになった。現在では[[リヴァプールFC|リヴァプール]](アメリカ)、[[マンチェスター・ユナイテッドFC|マンチェスター・ユナイテッド]](アメリカ)、[[チェルシーFC|チェルシー]](ロシア)、[[マンチェスター・シティFC|マンチェスター・シティ]](アラブ首長国連邦)といったビッグクラブや、[[アストン・ヴィラFC|アストン・ヴィラ]](アメリカ)、[[ポーツマスFC|ポーツマス]](フランス)、[[バーミンガム・シティFC|バーミンガム]](香港)などといった中堅クラブまでが外国人オーナーの所有するクラブとなっている([[ウィンブルドン現象]])。2011年10月時点では、リーグ所属の20クラブ中、半数の10クラブで外国人がオーナー職を務めているという現状である<ref name="puremier_league20111019" />。
* 肉弾戦を好む国民性のためか、他リーグと比べるとタックルなどに寛容である。
* イングランドのリーグだが、英国籍の選手の率は決して高くはない(2013-14シーズン開幕戦の英国籍のスタメン率は34%と過去最低となった)。一時期のアーセナルなどではスタメン全員が外国籍選手だけということもあった。
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== 所属クラブ ==
20222023-2324シーズンのプレミアリーグのクラブ数は前年同様の20。[[フラムバーンリーFC|フラムバーンリー]]、[[AFCボシェフィンマスルド・ユナイテッドFC|シェフィンマスルド・ユナイテッド]]、[[ノッティルートガムフォレストタウンFC|ノッティルートガムフォレストタウン]]がプレミアリーグに昇格。
 
{{プレミアリーグ2022-23のクラブの所在地}}
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|[[セント・ジェームズ・パーク (ニューカッスル・アポン・タイン)|セント・ジェームズ・パーク]]
| style="text-align: right;" |52,387人
|114
|-
|[[ファイル:600px sky city.png|20px|Manchester City]] '''{{fb team Manchester City}}'''
163 ⟶ 168行目:
|[[オールド・トラッフォード|オールド・トラフォード]]
| style="text-align: right;" |76,100人
|63
|-
|[[ファイル:600px Blu sfumato d'Azzurro con allori e torre Bianchi.png|20px|Everton]] '''{{fb team Everton}}'''
171 ⟶ 176行目:
|[[グディソン・パーク]]
| style="text-align: right;" |40,569人
|1617
|-
|[[ファイル:600px Rosso con grifone Bianco scudato e fiamme.png|20px|Liverpool]] '''{{fb team Liverpool}}'''
177 ⟶ 182行目:
|{{flagicon|GER}} [[ユルゲン・クロップ]]
|[[アンフィールド]]
| style="text-align: right;" |5460,074725
|25
|-
|[[ファイル:Azzurro_con_volpe_e_dettagli_Bianco_e_Oro600px upper HEX-359CFF lower HEX-53262A.svg|20px|Leicester CityBurnley]] '''{{fb team Leicester CityBurnley}}'''
|[[18841882年]]
|{{flagicon|ENGBEL}} ディー[[ヴァンサン・スミスコンパニ]]
|[[レスタバーンリー]]
|[[キング・パワスタジアーア]]
| style="text-align: right;" |3221,500944
|※(優勝)
|8位
|-
|[[ファイル:600px_Arancione_bordato_di_Nero_con_lupetto_Nero.png|20px|Wolverhampton Wanderers]] '''{{fb team Wolverhampton Wanderers}}'''
|[[1877年]]
|{{Flagicon|PORENG}} [[ブルガリオニ]]
|[[ウルヴァーハンプトン]]
|[[モリニュー・スタジアム]]
| style="text-align: right;" |31,700人
|1013
|-
|[[ファイル:600px Azzurro e Porpora con leone Giallo.svg|20px|Aston Villa]] '''{{fb team Aston Villa}}'''
202 ⟶ 207行目:
|[[ヴィラ・パーク]]
| style="text-align: right;" |42,785人
|147
|-
|[[ファイル:Azzurro600px conNero rosabordato Biancadi eRosso dettaglicon Biancospade e Ororosa Bianche.svgpng|20px|LeedsSheffield UnitedUnitedl]] '''{{fb team LeedsSheffield United}}'''
|[[19191889年]]
|{{flagicon|ENG}} [[サムクリスアラダルダー]]
|[[シェフィルド]]
|[[ンドモール]]
| style="text-align: right;" |3732,890125
|17※(2)
|-
|[[ファイル:600px Arsenal con cannone.png|20px|Arsenal]] '''{{fb team Arsenal}}'''
218 ⟶ 223行目:
|[[エミレーツ・スタジアム]]
| style="text-align: right;" |60,432人
|52
|-
|[[ファイル:600px Azzurro_e_Bianco_con_Leone%2C_Staffa.svg|20px|Chelsea]] '''{{fb team Chelsea}}'''
|[[1905年]]
|{{flagicon|ENGARG}} [[フランクマウリシオランパポチェッティ]]
|[[スタンフォード・ブリッジ]]
| style="text-align: right;" |41,623人
|312
|-
|[[Fileファイル:600px vertical HEX-01186B HEX-FF2A21 White eagle looking left.svg|20px|Crystal Palace]] '''{{fb team Crystal Palace}}'''
|[[19051861年]]
|{{flagicon|ENGAUT}} [[ロイオリヴァーホジソングラスナー]]
|[[セルハースト・パーク]]
| style="text-align: right;" |26,309人
|1211
|-
|[[ファイル:600px Bianco con gallo e palla Blu.png|20px|Tottenham Hotspur]] '''{{fb team Tottenham Hotspur}}'''
|[[1882年]]
|{{flagicon|ENGAUS}} [[ライアンジェメイソンポステコグルー]]
|[[トッテナム・ホットスパースタジアム]]
| style="text-align: right;" |62,850人
|48
|-
|[[ファイル:Quadripartito con Rosso Bianco e Nero e quadrante a Strisce.svg|20px|Brentford]] '''{{fb team Brentford}}'''
246 ⟶ 251行目:
|[[ブレントフォード・コミュニティ・スタジアム]]
| style="text-align: right;" |17,250人
|139
|-
|[[ファイル:600px Blue HEX-4698C8 Maroon HEX-61223C.svg|20px|West Ham United]] '''{{fb team West Ham United}}'''
252 ⟶ 257行目:
|{{flagicon|SCO}} [[デイヴィッド・モイーズ]]
|[[ロンドン・スタジアム]]
| style="text-align: right;" |6062,010500
|714
|-
|[[ファイル:600px FFC su sfondo Bianco e Nero.png|20px|Fulham]] '''{{fb team Fulham}}'''
260 ⟶ 265行目:
|[[クレイヴン・コテージ]]
| style="text-align: right;" |25,700人
|810
|※(優勝)
|-
|[[ファイル:Azzurro con gabbiano Bianco bordato di Rosso.svg|20px|Brighton & Hove Albion]] '''{{fb team Brighton & Hove Albion}}'''
266 ⟶ 271行目:
|{{flagicon|ITA}} [[ロベルト・デ・ゼルビ]]
|[[ブライトン・アンド・ホヴ]]
|[[ファルマー・スタジアム|アメックス・スタジアム]]
| style="text-align: right;" |30,750人
|96
|-
|[[ファイル:600px chequered HEX-Colori_di_SouthamptonFF7F2A HEX-002255 with White Latin cross.pngsvg|20px|SouthamptonLuton Town]] '''{{fb team SouthamptonLuton Town}}'''
|[[1885年]]
|{{flagicon|ESPWAL}} ルベン[[ロブセジェスエドワーズ]]
|[[サウサンプルートン]]
|[[セント・メリケニルワズ・タジアム・ロード]]
| style="text-align: right;" |3210,689356
|15※(3)
|-
|[[ファイル:600px_Vertical_Red_HEX-FB090B_Black.svg|20px|Bournemouth]] '''{{fb team Bournemouth}}'''
|[[1890年]]
|{{flagicon|ENGESP}} [[ガリーアンドニイラニール]]
|[[ボーンマス]]
|[[ディーン・コート|バイタリティ・スタジアム]]
| style="text-align: right;" |11,364人
|※(215)
|-
|[[ファイル:600px Red and White stripes HEX-FF0000 HEX-FFFFFF.svg|20px|Nottingham Forest]] '''{{fb team Nottingham Forest}}'''
|[[1865年]]
|{{flagicon|WALPOR}} [[スティクーパエスピリト・サント]]
|[[ノッティンガム]]
|[[シティ・グラウンド]]
| style="text-align: right;" |30,576人
|※(416)
|}
 
372 ⟶ 377行目:
|-
|[[プレミアリーグ2022-2023|2022-23]]||'''[[マンチェスター・シティFC|マンチェスター・シティ]](7)'''||[[アーセナルFC|アーセナル]]||[[マンチェスター・ユナイテッドFC|マンチェスター・ユナイテッド]]
| align="center" |20
|-
|[[プレミアリーグ2023-2024|2023-24]]||'''[[マンチェスター・シティFC|マンチェスター・シティ]](8)'''||[[アーセナルFC|アーセナル]]||[[リヴァプールFC|リヴァプール]]
| align="center" |20
|}
 
* '''最多タイトル''':13 [[マンチェスター・ユナイテッドFC|マンチェスター・ユナイテッド]]
* '''最多連覇''':3:4 [[マンチェスター・ユナイッドFC|マンチェスター・ユナイッド]] ([[FAプレミアリーグ19982020-19992021|19982020-9921]], [[FAプレミアリーグ19992021-20002022|19992021-0022]], [[FAプレミアリーグ20002022-20012023|20002022-01]]) ([[FAプレミアリーグ2006-2007|2006-0723]], [[プレミアリーグ20072023-20082024|2007-08]], [[プレミアリーグ2008-2009|2008-09]]) [[マンチェスター・シティFC|マンチェスター・シティ]] ([[プレミアリーグ2020-2021|2020-21]], [[プレミアリーグ2021-2022|2021-22]], [[プレミアリーグ2022-2023|2022-2324]])
* '''優勝チームと2位チームの最大勝ち点差''':19 ([[プレミアリーグ2017-2018|2017-18]]) [[マンチェスター・シティFC|マンチェスター・シティ]] (勝ち点100) [[マンチェスター・ユナイテッドFC|マンチェスター・ユナイテッド]] (勝ち点81)
* '''優勝チームと2位チームとの最小勝ち点差''':0 (得失点差8) ([[プレミアリーグ2011-2012|2011-12]]) [[マンチェスター・シティFC|マンチェスター・シティ]] (+64) [[マンチェスター・ユナイテッドFC|マンチェスター・ユナイテッド]] (+56)両チーム勝ち点89で終了したが、マンチェスター・シティが得失点差でプレミアリーグのタイトルを獲得した。
384 ⟶ 392行目:
=== クラブ別優勝回数 ===
{| class="wikitable" style="font-size:80%;"
!クラブ名!!優勝!!2位!!優勝年度!!2位年度
|-
|[[マンチェスター・ユナイテッドFC|マンチェスター・ユナイテッド]]||align=right|'''13'''||align=right|'''7'''||1992-93, 1993-94, 1995-96, 1996-97, 1998-99, 1999-00, 2000-01, 2002-03, 2006-07, 2007-08, 2008-09, 2010-11, 2012-13||1994-95, 1997-98, 2005-06, 2009-10, 2011-12, 2017-18, 2020-21
|-
|[[マンチェスター・シティFC|マンチェスター・シティ]]||align=right|78||align=right|3||2011-12, 2013-14, 2017-18, 2018-19, 2020-21, 2021-22, 2022-23, 2023-24||2012-13, 2014-15, 2019-20
|-
|[[チェルシーFC|チェルシー]]||align=right|5||align=right|4||2004-05, 2005-06, 2009-10, 2014-15, 2016-17||2003-04, 2006-07, 2007-08, 2010-11
|-
|[[アーセナルFC|アーセナル]]||align=right|3||align=right|'''78'''||1997-98, 2001-02, 2003-04||1998-99, 1999-00, 2000-01, 2002-03, 2004-05, 2015-16, 2022-23, 2023-24
|-
|[[リヴァプールFC|リヴァプール]]||align=right|1||align=right|5||2019-20||2001-02, 2008-09, 2013-14, 2018-19, 2021-22
|-
|[[ブラックバーン・ローヴァーズFC|ブラックバーン・ローヴァーズ]]||align=right|1||align=right|1||1994-95||1993-94
|-
|[[レスター・シティFC|レスター・シティ]]||align=right|1||align=right|0||2015-16||<center>-
|-
|[[ニューカッスル・ユナイテッドFC|ニューカッスル・ユナイテッド]]||align=right|0||align=right|2||<center>-||1995-96, 1996-97
|-
|[[アストン・ヴィラFC|アストン・ヴィラ]]||align=right|0||align=right|1||<center>-||1992-93
|-
|[[トッテナム・ホットスパーFC|トッテナム・ホットスパー]]||align=right|0||align=right|1||<center>-||2016-17
|-
|}
495 ⟶ 503行目:
|[[プレミアリーグ2022-2023|2022-23]]||[[アーリング・ハーランド]]||[[マンチェスター・シティFC|マンチェスター・シティ]]||align=center|36||{{NOR}}
|-
|[[プレミアリーグ2023-2024|2023-24]]||[[アーリング・ハーランド]]||[[マンチェスター・シティFC|マンチェスター・シティ]]||align=center|27||{{NOR}}
|}
 
== 観客動員数 ==
2016-17シーズンの平均観客動員数は3万5,870人で、欧州リーグで2位であった<ref name="footballchannel2018">{{Cite web |和書|url=https://www.footballchannel.jp/2018/01/16/post251497/|title=欧州最多の観客動員数はブンデスで平均4万2388人!一方で集客率トップは?|publisher=footballchannel |accessdate=2019-04-17}}</ref>。一方、2016-17シーズンの集客率は94.95%で欧州リーグで1位であった<ref name="footballchannel2018" />。
2022-23シーズンの平均観客動員数は4万267人で、欧州リーグ2位となった。また、観客動員率は、98.7%で過去最高となった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20230805/1795726.html#google_vignette/|title=昨季の欧州リーグ観客動員は“王者”ブンデスがプレミアかわして首位に!|accessdate=2023-8-21}}</ref>。
 
== テレビ放映権 ==
504 ⟶ 514行目:
{{Main|en:Premier League#Media coverage}}
プレミアリーグの国際映像は1997-98シーズン以降、[[インターナショナル・マネジメント・グループ|IMG]]との合弁によるPremier League Productionsがリーグ戦全試合の映像制作および[[プレミアリーグ プレビューショー/ハイライト|レビュー・ハイライト・情報番組]]の制作、および配信を行っている(現在のところ2012-13シーズンまでの契約を結んでいる<ref>{{Cite web
|date=2010年3月8日-03-08
|author=[http://imgworld.com/ IMG]
|date=2010年3月8日
|url=http://imgworld.com/news/news/2010/mar/img-sports-media-to-produce-the-premier-league.aspx?feed=news
|title=IMG SPORTS MEDIA TO PRODUCE THE PREMIER LEAGUE
|website=IMG
|format=
|work=
|publisher=
|language=Englishen
|accessdate=2013年2月-02-08
|quote=
|deadlinkdate=<!-- リンク切れ確認日付 -->
}}</ref>)。
 
現地時間土曜日15時キックオフの試合はスタジアムへ足を運んでもらうため、イギリス国内でのテレビ中継が行われない<ref name="puremier_league_tv">
{{Cite web|和書
|author=[http://sportsnavi.yahoo.co.jp/ スポーツナビ]
|date=2011-11-15
|url=http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/1112/england/text/201111140003-spnavi.html
|title=テレビ放映権のボスマン裁判”の行方
|format=
|work=
|publisher=スポーツナビ
|language=日本語
|accessdate=2012年5月-05-20
|quote=
|deadlinkdate=<!-- リンク切れ確認日付 -->
}}</ref>。ただし、イギリス以外の国では放送されているため、他国の衛星放送をイギリス国内で受信しているスポーツバーなどもあり、その是非が裁判で争われている。
 
==== 英国での放送 ====
2013-14シーズンから2015-16シーズンの放映権はBスカイB(2014年[[Sky (メディア企業)|スカイ]]に社名変更)と[[BTグループ|BT]]が獲得している<ref name=":0">{{Cite web|和書|title=プレミアリーグが米NBCと3080億円で契約 6年間の米国向け試合放送|url=https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202111190000103.html|website=日刊スポーツ|accessdate=2021-11-21|date=2021-11-19}}</ref>。スカイ([[Sky Sports]])は年間116試合放映で1シーズンあたり7.6億ユーロ、BT(BTBT(TNT Sports旧BT Sport)は年間38試合放映で2.46億ユーロとなっている。この新契約の放映権料の総額は、2010-11シーズンから2012-13シーズンまでの契約よりおよそ70%増加している。この他にも[[BBCスポーツ]]や[[Amazon Prime Video]]でも放映・配信されている<ref name=":0" />。
 
==== 米国での放送 ====
アメリカ国内では2013-14シーズンから3シーズン、[[NBCスポーツ]]が放映権を獲得。地上波の[[NBC]]、ケーブルの[[NBCSN]]を中心に放送。2015年8月には、更に6シーズン分放映権を延長。2021年11月にも6シーズン分の放映権をこれまでの2.5倍以上の契約料で締結している<ref name=":0" />。最終節は'''チャンピオンシップサンデー'''と題して、NBC、NBCSN、[[USAネットワーク|USA]]、[[Syfy]]、[[CNBC]]、[[MSNBC]]、[[ブラボー (TVチャンネル)|Bravo]]、[[E!]]、[[エスクワイア・ネットワーク|Esquire]]、[[Oxygen]]の10チャンネルで同時生中継される。
 
インターネット配信ではNBC傘下の[[定額制動画配信サービス]]である[[Peacock]]にて行われている<ref>{{Cite web |title=OTT focus for Premier League as Peacock gets bulk of live games |url=https://www.sportspromedia.com/news/nbc-peacock-premier-league-2020-2021-streaming-rights-premium-subscription/ |website=SportsPro |date=2020-07-10 |access-date=2022-10-29}}</ref><ref>{{Cite web |和書|title=【地球コラム】米動画配信、「広告付き」「テレビ型」に勢い |url=https://news.yahoo.co.jp/articles/38b7af5af6c6210df833f6cb5c6b4950597d55d0 |website=Yahoo!ニュース |access-date=2022-10-29 |author=時事通信 |date=2022-10-23 |archive-date=2022-10-23 |archive-url=https://web.archive.org/web/20221023095449/https://news.yahoo.co.jp/articles/38b7af5af6c6210df833f6cb5c6b4950597d55d0}}</ref>。
 
==== 日本での放送 ====
*[[プレミアリーグ2007-2008|2007-08]]シーズンは8月11日に開幕したが、日本国内の放送権獲得の遅れにより開幕戦は全て放送されなかった。ただし開幕から3日後、8月13日になって[[J SPORTS]]が2007-08シーズンから2009-10シーズンまでの3シーズンに渡り放送権を獲得したと発表。他に[[NHK BS1]]でも中継される(週に1~3試合)。その後、2010-11シーズン開幕直前に再びJ SPORTSが3シーズンに渡り放映権を獲得。毎節5試合以上中継されている。
*2014-15シーズンからも引き続きJ SPORTSでの放送が決定していた。2013-14シーズンのテレビ中継実績は毎節5試合以上放送。オンデマンド放送と合わせて全380試合を放送した<ref name="jsports_premier">{{Cite web|和書
|author=[http://www.jsports.co.jp/ J SPORTS]
|date=2014年7月-07-23
|url=http://www.jsports.co.jp/press_release/20140723.html
|title=イングランド プレミアリーグを中心に14/15シーズン海外サッカーも充実のラインアップで放送
551 ⟶ 554行目:
|publisher=J SPORTS
|language=日本語
|accessdate=2014年7月-07-23
|quote=
|deadlinkdate=
}}</ref>。また、NHK BS1も放送を継続していた。
*2013年10月17日から、2013-14シーズンのプレミアリーグ全試合がライブ配信にて視聴できるインターネットサービス「J SPORTS Football by LIVESPORT.TV<ref>http://www.jsportslive.jp</ref>」が、「GOAL.COM」を運営する[[パフォーム・グループ]]による運営でスタートした。
*2016-17シーズンからは、ソフトバンクが運営する[[スポナビライブ]]で全試合配信されていた。J SPORTSでの放送は生中継2試合、録画放送3試合となるが、権利の都合によりJ SPORTSオンデマンドでの配信は取りやめとなった<ref>http://www.jsports.co.jp/press_release/20160729.html</ref>。シーズン開幕後に新たに[[フジテレビ]]が放映権を獲得。[[フジテレビNEXT]]で毎節2試合、生中継を中心に放送された<ref>https://web.archive.org/web/20161120010611/http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2016/161014-420.html</ref>。
*2018年5月31日にスポナビライブがサービスを終了することとなり、2018-19シーズンからはパフォーム・グループが運営する[[DAZN]]で全試合配信されている。J SPORTSでの放送は引き続き生中継2試合、録画放送3試合となったが、J SPORTSは2019-20シーズン以降の放映権を獲得できなかったため、このシーズン限りでプレミアリーグの放送を終了した<ref>https://www.jsports.co.jp/news/?id=122</ref>。
*2019-20シーズンから2021-22シーズンまでの3シーズンは、全試合DAZNでの独占配信となった<ref>https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20190215/907342.html</ref>。
*2022-23シーズンからの3年間は、日本と[[大韓民国|韓国]]において動画配信サービスを行っている[[SPOTV NOW]]が放映権を獲得したと2022年4月に発表した<ref>{{Cite web |和書|title=来季からプレミアリーグ中継は『SPOTV NOW』で!韓国企業が日本での放映権獲得を正式発表 |url=https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=48325 |website=スポーツソウル日本版 |access-date=2022-04-15 |date=2022-04-14}}</ref>。後に同業会社である[[ABEMA]]との間でサブライセンス契約を締結した上で、一部の試合を同サービスに供給することを同年7月に発表した<ref>{{Cite web |和書|title=「ABEMA」で世界最高峰のサッカーリーグ「プレミアリーグ」 2022-23シーズンの放送決定!世界屈指の強豪クラブ同士のビッグマッチや日本代表候補の注目試合を毎節無料で生中継 |url=https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=27812 |website=株式会社サイバーエージェント |access-date=2022-07-26 |date=2022-07-21}}</ref><ref>{{Cite web |和書|title=「ABEMA」がサッカー英プレミアリーグの放映権を獲得できたワケ |url=https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2207/21/news209.html |website=ITmedia ビジネスオンライン |access-date=2022-07-26 |pages=1-2 |date=2022-07-23}}</ref>。しかし、SPOTVは2024年7月23日に放映権を完全放棄することを発表<ref>{{Cite web|和書|title=【重要】2024/25シーズン プレミアリーグの配信に関して|url=https://www.spotvnow.jp/public/help/notice/detail?id=221|website=SPOTV NOW|access-date=2024-07-23 |date=2024-07-23}}</ref>。同日、U-NEXTがエミレーツFAカップとともに7年契約で独占契約を交わしたことを発表した<ref>{{Cite web|和書|title=U-NEXTがサッカー・プレミアリーグと7年間のパートナーシップ基本契約を締結。日本国内での全試合独占配信のほか、The Emirates FA Cupも独占配信決定。今後ホテルや商業施設などへの提供を拡大|url=https://www.unext.co.jp/ja/press-room/premier-league-2024-07-23|website=U-NEXT|access-date=2024-07-23 |date=2024-07-23}}</ref>。
 
== 記録・統計 ==
565 ⟶ 567行目:
 
=== 出場数ランキング ===
{{Updated|2024年1月28日}}
[[2023年]][[5月28日]]時点('''太字'''は現役選手)
{{legend|#CFECEC|水色は現役選手|border=#AAAAAA}}
{| class="wikitable" style="text-align:center; margin-left:1em;"
|-
! 順位 !! 選手!! 出場数!!初出場!!最終出場
|-
| 1
| style="text-align:left" |{{Flagicon|ENG}} [[ギャレス・バリー]]
| 653
| 1997
| 2018
|- style="background:#CFECEC"
| 2
| style="text-align:left" | {{Flagicon|ENG}} '''[[ジェイムズ・ミルナー]] '''
| 633
| 2002
| 2024
|-
| 23
| style="text-align:left"|{{Flagicon|WAL}} [[ライアン・ギグス]]
| 632
| 1992
|-
| 32014
| style="text-align:left" | {{Flagicon|ENG}} '''[[ジェイムズ・ミルナー]] '''
| 617
|-
| 4
| style="text-align:left" |{{Flagicon|ENG}} [[フランク・ランパード]]
| 609
| 1995
| 2015
|-
| 5
| style="text-align:left" |{{Flagicon|ENG}} [[ディビッド・ジェームス]]
| 572
| 1992
| 2010
|-
| 6
| style="text-align:left"|{{Flagicon|WAL}} [[ガリー・スピード]]
| 535
| 1992
| 2008
|-
| 7
| style="text-align:left"|{{Flagicon|ENG}} [[エミール・ヘスキー]]
| 516
| 1994
| 2012
|-
| 8
| style="text-align:left"|{{Flagicon|AUS}} [[マーク・シュワルツァー]]
| 514
| 1996
| 2015
|-
| 9
| style="text-align:left"|{{Flagicon|ENG}} [[ジェイミー・キャラガー]]
| 508
| 1996
| 2013
|-
| 10
| style="text-align:left"|{{Flagicon|ENG}} [[フィリップ・ネヴィル]]
| 505
| 1994
| 2013
|-
|}
 
=== 得点数ランキング ===
{{Updated|2024年1月28日}}
[[2023年]][[5月28日]]時点('''太字'''は現役選手)
{{legend|#CFECEC|水色は現役選手|border=#AAAAAA}}
{|class="wikitable sortable" style="text-align: center"
|-
! #順位
! 選手
! 初出場
! 在籍年
! 最終出場
! 得点数
! 出場数
625 ⟶ 650行目:
|1
|align=left| {{flagicon|ENG}} [[アラン・シアラー]]
|1992–20061992||2006||260||441||{{#expr:260/441round2}}
|-
|2
| align="left" | {{Flagicon|ENG}} '''[[ハリー・ケイン]]'''
|2012-||2112023||319213||320||{{#expr:210213/317round2320round2}}
|-
|3
| align="left" | {{Flagicon|ENG}} [[ウェイン・ルーニー]]
|2002–20182002||2018||208||491||{{#expr:208/491round2}}
|-
|4
| align="left" | {{Flagicon|ENG}} [[アンディ・コール]]
|1992–20081992||2008||187||414||{{#expr:187/414round2}}
|-
|5
|align=left| {{Flagicon|ARG}} [[セルヒオ・アグエロ]]
|2011–20212011||1802021||263184||275||{{#expr:180184/263round2275round2}}
|-
|6
|align=left| {{Flagicon|ENG}} [[フランク・ランパード]]
|1995–20151995||2015||177||609||{{#expr:177/609round2}}
|-
|7
|align=left| {{Flagicon|FRA}} [[ティエリ・アンリ]]
|1999–2007, 1999||2012||175||258||{{#expr:175/258round2}}
|-
|8
|align=left| {{Flagicon|ENG}} [[ロビー・ファウラー]]
|1993–20091993||2008||163||379||{{#expr:163/379round2}}
|-
|9
|align=left| {{Flagicon|ENG}} [[ジャーメイン・デフォー]]
|2001–2003, 2004–2014, 2015–20192001||2019||162||496||{{#expr:162/496round2}}
|-
|10
|align=left| {{Flagicon|ENG}} [[マイケル・オーウェン]]
|1996–2004, 2005–20131996||2013||150||326||{{#expr:150/326round2}}
|-
|}
676 ⟶ 701行目:
* {{仮リンク|イングランドのサッカー|en|Football in England}}
* [[イングランドのサッカークラブ一覧]]
* [[イングランドのサッカーの優勝チーム一覧]]
* [[イングランドのサッカー競技場一覧]]
* [[イングランドサッカーのリーグ構成]]
* [[フットボール・アソシエーション]]
** [[プレミアリーグ2]]
** [[U-18プレミアリーグ]]
* [[プレミアリーグ年間最優秀選手]]
* [[プレミアリーグ月間最優秀選手]]
* [[PFA年間最優秀選手賞]]
689 ⟶ 717行目:
 
== 外部リンク ==
{{CommonsCommonscat|Category:FA Premier League}}
* {{Official website}} {{in lang|en|id|pt|es|th|zh}}
; 公式
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; ベトナムプレミアリーグニュースサイト
* [https://thethaoso.com/ Thể Thao Số: Tin Bóng Đá 24h - Kết Quả 247 - Lịch Thi Đấu] {{vi icon}}
; ライブ配信サイト
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{{プレミアリーグ}}