「ライジングゼファーフクオカ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m Bot作業依頼# 和書引数の追加(Cite press release)
m 外部リンクの修正 https:// -> web.archive.org (www.nishinippon.co.jp) (Botによる編集)
 
(18人の利用者による、間の27版が非表示)
7行目:
|color2 = #{{BasketColor|ライジングゼファーフクオカ|1}}
|border-color2 = #{{BasketColor|ライジングゼファーフクオカ|3}}
|チームカラー={{color box|0B318F}} RZブルー<ref name="profile1" /><br />{{color box|E60020}}, レッド<ref name="profile1" /><br/>{{color box|#0B318F}} {{color box|#E60020}}
|創設年=[[2006年]]
|チーム史=ライジング福岡<br/>(2006年 - 2016年)<br/>ライジングゼファーフクオカ<br/>(2016年 - )
|代表者=藤野 孝<ref name="company" >{{Cite |url=https://r-zephyr.com/company/ |title=会社概要|publisher=公式サイト|accessdate=2021-2-7}}</ref>
|ヘッドコーチ=[[ラモン・ロペス・スアレス浜口炎]]
|優勝歴=
|所属リーグ={{flagicon|Japan}} [[ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ|B.LEAGUE]]
19 ⟶ 20行目:
|収容人数=
|運営法人=ライジングゼファーフクオカ株式会社<ref name="company" />
| ファイナル進出 = bjリーグ: 1回(2012-13)
| 地区優勝 = B2 西地区: 1回(2017-18)
|HP=https://r-zephyr.com/
|永久欠番=
| h_body = 000066
| h_pattern_b = _RIZING ZEPHYR FUKUOKA 2224-2325 HOME
| h_shorts = 000066
| h_pattern_s = _RIZING ZEPHYR FUKUOKA 2224-2325 HOME
| h_title = ホーム
| a_body = ffffff
| a_pattern_b = _RIZING ZEPHYR FUKUOKA 2224-2325 AWAY
| a_shorts = CCCCCC
| a_pattern_s = _RIZING ZEPHYR FUKUOKA 2224-2325 AWAY
| a_title = アウェイ
| 3_body =
72 ⟶ 73行目:
|特記事項=
}}
'''ライジングゼファーフクオカ'''({{lang-en-short|Rizing Zephyr Fukuoka}})は、[[日本福岡県]]を[[ホームタウン#B.LEAGUE|ホームタウン]]とする[[プロフェッショナル|プロ]][[バスケットボール]]チーム。運営法人はライジングゼファムタウフクオカ株式会社。2006年に'''ライジは[[福岡県]][[福岡市]]。'''として創設され、現在は[[ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ|B.LEAGUEB2リーグ]]の西地区に所属している。呼称は'''ライジングゼファー福岡'''。旧チーム名は'''ライジング福岡'''。
 
なお、母体である'''福岡BBボーイズ'''<ref name="article190607" >{{Cite press release|和書|url=https://www.data-max.co.jp/article/29214/1/ |title=窮地のライジングゼファー~救世主現れるも今後も多難|publisher=Net IB News|date=2019-5-7|accessdate=2021-2-7}}</ref> および、実質的な前身でもある'''福岡レッドファルコンズ'''<ref name="article190607" /> についてもこの項で解説する。
79 ⟶ 80行目:
ホームタウンは[[福岡県]][[福岡市]]。運営会社はライジングゼファーフクオカ株式会社。[[bjリーグ 2007-08|2007-08]]シーズンより'''ライジング福岡'''(ライジングふくおか)の名称で[[日本プロバスケットボールリーグ|bjリーグ]]に加わり、[[bjリーグ 2012-13]]シーズンに準優勝。
 
2016年にbjリーグと[[ナショナル・バスケットボール・リーグ (日本)|NBL]]が統合し[[ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ|B.LEAGUE]]が発足するとともに、3部相当の[[ジャパン・バスケットボールリーグ|B3.LEAGUE]]に移動した。これに合わせ2016年7月、現在のチーム名に改められた。チーム名「'''ライジング'''」は、福岡県の[[太宰府天満宮]]に祀られ、「[[雷神]]」と化したという伝説を残す[[菅原道真]]と、「上昇」を意味する英語の"rising"をかけたもので、公募によって決定された<ref name="team">{{Cite web|和書|url=http://rizing-fukuoka.com/team/|title=チーム|publisher=ライジング福岡|accessdate=2014-12-30}}</ref>。「ゼファー」は[[ギリシア神話]]における西風の神[[ゼファー]]を指し<ref name="profile1" />、「風神」、「雷神」がそろい踏みになりながら勝利を呼び込むように、と願いを込めている<ref name="profile2" />。毎年1月には、[[筥崎宮]]で必勝祈願を行うのが恒例となっている。
 
2018年6月29日、ロゴの変更を発表。「R」と「Z」の図形から成る新たなロゴが公開された<ref>{{Cite press release|和書|url=https://r-zephyr.com/news/detail/id=6838 |title=ロゴ変更のお知らせ|publisher=公式サイト|date=2018-6-29|accessdate=2020-8-24}}</ref>。ライジングの「雷神」、ゼファーの「風神」が雷のように力強く、風のような速さで上昇していくイメージを表現している<ref name="profile1" />。
90 ⟶ 91行目:
=== 歴代ユニフォーム ===
 
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed" style="width:6560%; border:double #082f8d; box-shadow: 4px 4px 4px #dd0000 ;"
!colspan=5|HOME
|-
130 ⟶ 131行目:
|shorts = 17264d
| title = {{Center|2022 - 23}}}}
|{{Basketball kit|filetype=png
|pattern_b = _RIZING ZEPHYR FUKUOKA 23-24 HOME
|pattern_s = _RIZING ZEPHYR FUKUOKA 23-24 HOME
|body = 7f2c32
|shorts = 17264d
| title = {{Center|2023 - 24}}}}
|{{Basketball kit|filetype=png
|pattern_b = _RIZING ZEPHYR FUKUOKA 24-25 HOME
|pattern_s = _RIZING ZEPHYR FUKUOKA 24-25 HOME
|body = 7f2c32
|shorts = 17264d
| title = {{Center|2024 - 25}}}}
|-
||||||||||
|}
 
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed" style="width:6560%; border:double #082f8d; box-shadow: 4px 4px 4px #dd0000 ;"
!colspan=5|AWAY
|-
174 ⟶ 187行目:
|shorts = 17264d
| title = {{Center|2022 - 23}}}}
|{{Basketball kit|filetype=png
|pattern_b = _RIZING ZEPHYR FUKUOKA 23-24 AWAY2
|pattern_s = _RIZING ZEPHYR FUKUOKA 23-24 AWAY
|body = 7f2c32
|shorts = 17264d
| title = {{Center|2023 - 24}}}}
|{{Basketball kit|filetype=png
|pattern_b = _RIZING ZEPHYR FUKUOKA 24-25 AWAY
|pattern_s = _RIZING ZEPHYR FUKUOKA 24-25 AWAY
|body = 7f2c32
|shorts = 17264d
| title = {{Center|2024 - 25}}}}
|-
||||||||||
|}
 
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed" style="width:6560%; border:double #082f8d; box-shadow: 4px 4px 4px #dd0000 ;"
!colspan=5|Other
|-
|{{Basketball kit|filetype=png
|pattern_b = _RIZING ZEPHYR FUKUOKA 17-18 3rd
|pattern_s = _RIZING ZEPHYR FUKUOKA 17-18 3rd
|body = 7f2c32
|shorts = 17264d
| title = {{Center|2017 - 18<br>3rd}}}}
|{{Basketball kit|filetype=png
|pattern_b = _RIZING ZEPHYR FUKUOKA 18-19 3rd
188 ⟶ 219行目:
| title = {{Center|2018 - 19<br>3rd}}}}
|-
||||
|}
 
197 ⟶ 228行目:
会場MCはU-LAW(2011-12〜)。オフィシャルチアリーダーは RsunZ。2018-19シーズンから試合会場、イベントなどで活動している<ref name="cheers" >{{Cite |url=https://r-zephyr.com/team/cheers/ |title=チア|publisher=公式サイト|accessdate=2021-2-7}}</ref>。
 
2017-18シーズンまではRadiant Fukuoka Cheerleader(RFC)がホームゲームに登場していた。ライジング福岡発足当初は球団直轄であったが、最初のシーズンを終えた後に独立し、RFCプロダクションズ運営となった。2018年以降はアビスパ福岡ホームゲームなど県内の様々なイベントに登場している。
 
=== マスコット ===
205 ⟶ 236行目:
=== 車いすバスケットボール ===
*ライジングゼファーフクオカWheelchair
福岡県内を拠点に活動する[[車いすバスケットボール]]チーム。2019年に既存チームの「福岡breez」を傘下に収めて保有し、現チーム名変更した<ref>[https://web.archive.org/web/20191211142149/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/532065/ B2福岡 車いすバスケを傘下に 神田社長「子どもに夢を」]西日本スポーツ2019年8月2日</ref>。2016年、[[日本車いすバスケットボール選手権大会]]に出場して以降、4年連続で予選大会を勝ち上がり日本選手権(天皇杯)に出場するなど、実績を築いている<ref name="wheelchair-basketball" >{{Cite |url=https://r-zephyr.com/team/wheelchair-basketball/ |title=車いすバスケットボール|publisher=公式サイト|accessdate=2021-2-7}}</ref>。女子選手も所属しており、[[平井美喜]](女子チームの九州ドルフィンにも所属)が[[車いすバスケットボール女子日本代表]]に選出され、[[2020年東京パラリンピック]]で銀メダルを獲得した。
<!--
===オフィシャルソング===
216 ⟶ 247行目:
練習拠点は福岡県[[宗像市]]の[[グローバルアリーナ]]。元日本代表の[[庄司和広]]らを移籍獲得。外国人2名と新人を合わせ選手全員と[[プロフェッショナル|プロ]]契約を結んだ。ヘッドコーチには地元出身の[[後藤敏博]]が就任したが、開幕前に[[原田茂 (バスケットボール)|原田茂]]に交代した。
 
しかし、母体企業の経営不振に加え地元スポンサーの獲得が難航。選手・スタッフの給与未払いや2000万円の使途不明金も発覚し<ref name="article190607" /><ref>{{Cite news|url=http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06011002.htm|title=プロバスケ・福岡レッドファルコンズ、2000万円の使途不明金|newspaper=[[読売新聞西部本社|読売新聞九州版]]|date=2006-01-10|archiveurl=https://web.archive.org/web/20060113054510/http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06011002.htm|archivedate=2006年1月13日|accessdate=2014-12-30|deadlinkdate=2017年9月}}</ref>、経営不安が表面化。社長の自殺未遂にまで及ぶ事態となった<ref>{{Cite news|title=経営難 前社長が自殺未遂|newspaper=西日本新聞|date=2006-01-05}}</ref>。そのため、[[天皇杯・皇后杯全日本バスケットボール選手権大会|全日本総合バスケットボール選手権大会]](オールジャパン)には選手・スタッフの自費で参加。
 
2006年1月19日、スーパーリーグ後半戦の不参加を表明するとともに、[[バスケットボール日本リーグ機構]] (JBL) 脱退の意向を示した<ref>{{Cite news|url=http://sportsnavi.yahoo.co.jp/basket/jbl/headlines/20060119-00000070-jij-spo.html|title=福岡は新規参入を取り下げ 別会社が新加入を申し出|newspaper=スポーツナビ(時事通信社)|date=2006-01-19|archiveurl=https://web.archive.org/web/20060523005045/http://sportsnavi.yahoo.co.jp/basket/jbl/headlines/20060119-00000070-jij-spo.html|archivedate=2006年5月23日|accessdate=2014-12-30|deadlinkdate=2017年9月}}</ref>。結果的にスーパーリーグは14戦全敗<ref group="注">8チームが4回戦総当たりの28試合で戦う予定だったが、残り試合は「棄権」扱いとされ、勝敗にはカウントされなかった。他の7チームは相互のカードを増やし、各チーム26試合で行われた。</ref>、公式戦もオールジャパンにおける(当時3年生の[[竹内公輔]]を擁した)[[慶應義塾體育會バスケットボール部ユニコーンズ|慶大]]との1回戦での1勝のみでチームは[[解散]]。JBLは特例による選手のJBLチームへの受け入れを表明。また、[[日本プロバスケットボールリーグ|bjリーグ]]も[[アーリーエントリー|アーリーチャレンジ選手制度]]を設けて選手の救済に当たった。
240 ⟶ 271行目:
一方、福岡市では地元スポーツマネジメント会社の「[http://scpesasu.com/ スポーツコーディネート ペサス]」が中心となってbjリーグ参戦を表明。福岡レッドファルコンズ以前よりbjリーグ参入を目指していたが、レッドファルコンズの解散を受け、活動を本格化する<ref name="spnavi20060210"/>。ちなみにペサスには元プロ野球選手の[[今井雄太郎]]らが所属している。
 
2006年春、元レッドファルコンズの[[川面剛]]らによって新たなクラブチーム「'''福岡BBボーイズ'''」が設立された<ref name="article190607" />。チーム名は「Basket Ball Boys」と「Basket Bad Boys」をかけて付けられた。[[bjリーグ 2007-08|2007-08シーズン]]以降のbjリーグ参戦を目指しスポンサーを獲得。元bj選手2名も補強。[[第61回国民体育大会|のじぎく兵庫国体]]にも2名の選手が参加し、福岡県は優勝を果たした。一方でクラブも[[愛媛オレンジバイキングス|大分ヒートデビルズ]]の福岡におけるホームゲームの興行権を獲得し、bjの前座試合に出場している。
 
なお、現在のライジング福岡との資本関係は全くない。
291 ⟶ 322行目:
 
;2015-16シーズン
bjリーグとNBLが統合して2016-17シーズンに開幕する予定の新リーグ・JPBLの加盟申請に必要な支援承諾書を、福岡県バスケット協会が出さないという通達を受け、6月10日に新リーグ加盟断念のニュースリリースを発表した。しかし、その後も交渉を継続していくなか、2万人以上の署名が集まり、タイムリミットの15日に福岡県バスケット協会が支援承諾書をクラブに提出。同日、クラブはタスクフォースの入会審査委員会へ支援承諾書を提出し、正式に受理されたことで、ライジング福岡の新リーグへの参加が承認された<ref>[https://web.archive.org/web/20150618083940/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150616-00010006-nishinp-spo 県バスケ協会の支援受け、ライジング福岡新リーグ入会へ]</ref>。新HCに前[[島根スサノオマジック]]HC代行(2014年11月 - 2015年)の[[森山知広]]が就任<ref>[http://rizing-fukuoka.com/team/staff/detail/8/ ライジング福岡HP]</ref>。[[青木康平]]は継続契約、[[仲西淳]]が再加入した。両名とも福岡で根強い人気がある。新オーナーには、株式会社セントベーネの吉井盛治社長が就任した<ref>[http://rizing-fukuoka.com/news/detail/928 新オーナー就任のお知らせ ライジング福岡HP]</ref>。
 
3月4日、森山HCとの契約を解除<ref>[http://rizing-fukuoka.com/news/detail/1058 TKbjリーグ2015-2016シーズンHC契約解除のお知らせ]</ref>。5日・6日は[[和歌山トライアンズ]]アンバサダーの[[石橋貴俊]]が短期契約でHC代行として指揮を執った<ref>[http://rizing-fukuoka.com/news/detail/1059 TKbjリーグ2015-2016シーズン アシスタントコーチ短期契約締結について(短期)(新規)]</ref>。3月11日、新HCとして[[ジョゼップ・クラロス]]と契約した。シーズン途中、ジョシュ・ペッパーズの負傷欠場もあり苦しい戦いを強いられたものの、8位となり2年ぶりのプレーオフへ進出した。
307 ⟶ 338行目:
 
===== 2018-19シーズン(B1 西地区) =====
2018年3月に[[神田康範]]が新社長に就任<ref>{{Cite web|和書|title=代表取締役社長 交代記者会見について|url=https://r-zephyr.com/news/41135/|website=ライジングゼファー福岡|accessdate=2021-05-27|language=ja}}</ref>。3月9日の就任会見では「ここで実績を残し、いつかは(プロ野球)巨人の社長として呼ばれたい。熊本にも2つ(J2[[ロアッソ熊本]]、B2[[熊本ヴォルターズ]])あるので本気でどっちかの経営をやってみたい」というチームの話題とかけ離れた発言の部分が話題になった<ref>{{Cite web|和書|title=B2福岡に神田新社長、本田圭佑のSVホルンで手腕 - バスケット : 日刊スポーツ|url=https://www.nikkansports.com/sports/news/201803090000624.html|website=nikkansports.com|accessdate=2021-05-27|language=ja}}</ref>。一方で、11年間チームを支えてきたチアリーダーの「RFC」と契約更新をせず<ref>{{Cite web|和書|title=来季の演出に関するお知らせ|url=https://r-zephyr.com/news/44107/|website=ライジングゼファー福岡|accessdate=2021-05-27|language=ja}}</ref>、オフィシャルダンス&ボーカルユニット「RZ」を結成<ref>{{Cite web|和書|title=ライジングゼファーフクオカ オフィシャルダンス&ヴォーカルユニットオーディション|url=https://r-zephyr.com/news/44944/|website=ライジングゼファー福岡|accessdate=2021-05-27|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=オフィシャルダンス&ヴォーカルユニット“RZ”が遂に誕生!|url=https://r-zephyr.com/news/detail/id=6881|website=ライジングゼファー福岡|accessdate=2021-05-27|language=ja}}</ref>。チームロゴを変更する<ref>{{Cite web|和書|title=ロゴ変更のお知らせ|url=https://r-zephyr.com/news/detail/id=6838|website=ライジングゼファー福岡|accessdate=2021-05-27|language=ja}}</ref> など、さまざまな改革に乗り出した。
 
初のB1挑戦となったこのシーズンは引き続き[[河合竜児]]がHCとして指揮を執るが、開幕4節で7連敗を喫し[[ボブ・ナッシュ]]にHCを交代したものの、なかなか浮上のきっかけを見いだせず、最下位に低迷。
 
一方で運営面では、5億4千万円で年間予算を編成し、広告料や入場料収入で2億6千万円の収益を見込んだ上で、不足分をオーナーが広告費として支出する資金計画を立てていたものの、オーナーからの資金調達が困難となったことで、決算期までに約1億8千万円の資金がショートする可能性が発生<ref name="article190607" />。これにより、JPBLが2019年4月9日に開いた翌シーズンの[[Bリーグクラブライセンス|クラブライセンス]]資格審査で、福岡に付与するライセンスを「解除条件付きB2ライセンス」とすることを決定。これにより、翌年度はチーム成績に関係なくB2への自動降格が決まっただけではなく、4月29日までに資金ショート回避のめどが立たなければB2ライセンスも交付されず、B3へ2段階降格する可能性も取りざたされることとなった<ref>{{Cite news|url=https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/501392/ |title=B1福岡、資金難で降格 バスケ男子 調達無理なら退会も |newspaper=西日本新聞 |date=2019-04-10 |accessdate=2019-04-11}}</ref>。社長の神田康範は記者会見で既存株式の売却により資金調達をする考えを表明したが、「負債を抱えた状態でB3が受け入れてくれるかも分からない」と退会の可能性にも言及している。4月30日に資金繰りに目処が経ったため、B2ライセンスが交付された<ref>{{Cite press release|和書|url=https://www.bleague.jp/news_detail/id=63773 |title=ライジングゼファー福岡のクラブライセンス交付に関する判定結果について |publisher=Bリーグ |date=2019-04-30 |accessdate=2019-05-04}}</ref>。9月になって神田は辞任し、新体制に刷新された<ref>{{Cite web|和書|title=新経営体制のお知らせ|url=https://r-zephyr.com/news/detail/id=13765|website=ライジングゼファー福岡|accessdate=2021-05-27|language=ja}}</ref>。シーズン終了後多くの主力、特に福岡にゆかりのある選手が離れ、運営面のさまざまな失敗が目立ったシーズンだった。
 
===== 2019-20シーズン(B2 西地区) =====
322 ⟶ 353行目:
 
===== 2022-23シーズン(B2 西地区) =====
 
===== 2023-24シーズン(B2 西地区) =====
 
== 成績 ==
341 ⟶ 374行目:
|得点=2646
|失点=2076
|最終結果={{BLG|blue|5|1px|85%|B2昇格}}
|備考=
|ヘッドコーチ=堀健太郎
363 ⟶ 396行目:
|得点=4865
|失点=4438
|最終結果={{BLG|HOF|5|1px|85%|B2優勝}}{{BLG|HOFblue|5|1px|85%|自動B1昇格}}
|備考=
|参照=
384 ⟶ 417行目:
|得点=4371
|失点=4800
|最終結果={{BLG|pink|5|1px|85%|ライセンス不交付によりB2降格}}
|備考=
|参照=<ref>資金難のため公式試合安定開催融資を受けたため勝ち数5削減</ref><ref>[https://www.bleague.jp/news_detail/id=61976 ライジングゼファー福岡 公式試合安定開催融資について] - Bリーグ、2019年4月15日(2019年5月4日閲覧)</ref>
451 ⟶ 484行目:
|参照=
}}
{{Bリーグのシーズン成績
 
|回=7
|シーズン=[[B.LEAGUE 2022-23|2022-23]]
|リーグ={{BLG|B2|F}}
|地区=西
|地区順位=5
|ゲーム差=25(8)
|勝=20
|敗=40
|ホーム勝=11
|ホーム敗=19
|他地区勝=12
|他地区敗=12
|全体順位=11
|ヘッドコーチ=[[ラモン・ロペス・スアレス]]
|得点=4522
|失点=4729
|最終結果=
|備考=
|参照=
}}
{{Bリーグのシーズン成績
|回=8
|シーズン=[[Bリーグ 2023-24|2023-24]]
|リーグ={{BLG|B2|F}}
|地区=西
|地区順位=3
|ゲーム差=8(-)
|勝=36
|敗=24
|ホーム勝=16
|ホーム敗=14
|他地区勝=20
|他地区敗=10
|全体順位=3
|ヘッドコーチ=[[ラモン・ロペス・スアレス]]
|得点=4678
|失点=4560
|最終結果={{BLG|BG|5|1px|85%|QF}}敗退
|備考=
|参照=
}}
{{Bリーグのシーズン成績フッタ}}
 
580 ⟶ 654行目:
 
* '''1試合最多失点'''
112得114失 (2008(2022年3月827日 高松ファイブアロ熊本ヴォルターズ戦)
 
<!--==== 連勝記録 ====
864 ⟶ 938行目:
 
=== bjリーグ史上初の大学キャンパス内での公式戦 ===
[[bjリーグ 2008-09|2008-09シーズン]]において、ライジング福岡は公式戦のうち、6試合が当時冠スポンサーであった福原学園グループ属する[[九州共立大学]]の体育館で開催された。アメリカのプロスポーツや黎明期の日本プロ野球でも学校の敷地内で公式戦が行われ、同大学でも多目的ホールでプロボクシング興行が開かれた経験ことがあるが、bjリーグとしては初めてとなる。なお、Bリーグ発足後は[[サンロッカーズ渋谷]]が[[青山学院大学]]内の青山学院記念館をホームアリーナに定めている。
 
=== bjリーグ初の永久欠番 ===
880 ⟶ 954行目:
* [[アビスパ福岡]]
* [[ギラヴァンツ北九州]]
* [[VC福岡]]
 
==外部リンク==