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{{Infobox baseball player
'''ティム・リアリー'''('''Timothy James Leary''' , [[1958年]][[12月23日]] - )は[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[メジャーリーグベースボール|メジャーリーグ]]で活躍した[[投手]]。右投右打。
|選手名 = ティム・リアリー
アメリカ合衆国[[カリフォルニア州]][[サンタモニカ]]出身。
|英語表記 = Tim Leary
|所属球団 =
|背番号 =
|選手写真ファイル名 =
|写真サイズ =
|写真のコメント =
|国籍 = {{USA}}
|出身地 = [[カリフォルニア州]][[サンタモニカ]]
|生年月日 = {{生年月日と年齢|1958|12|23}}
|没年月日 =
|身長 =
|体重 =
|利き腕 = 右
|打席 = 右
|守備位置 = [[投手]]
|プロ入り年度 = 1979年
|ドラフト順位 = ドラフト1巡目
|初出場 = 1981年4月12日
|最終出場 = 1994年8月9日
|年俸 =
|経歴 =
* [[カリフォルニア大学ロサンゼルス校]]
* [[ニューヨーク・メッツ]] (1981、1983 - 1984)
* [[ミルウォーキー・ブルワーズ]] (1985 - 1986)
* [[ロサンゼルス・ドジャース]] (1987 - 1989)
* [[シンシナティ・レッズ]] (1989)
* [[ニューヨーク・ヤンキース]] (1990 - 1992)
* [[シアトル・マリナーズ]] (1992 - 1993)
* [[テキサス・レンジャーズ]] (1994)
|選出国 =
|選出年 =
|得票率 =
|選出方法 =
}}
'''ティモシー・ジェームズ'''('''ティム''')'''・リアリー'''(Timothy James "Tim" Leary, [[1958年]][[12月23日]] - )は、[[アメリカ合衆国]][[カリフォルニア州]][[サンタモニカ]]出身の元[[プロ野球選手]]([[投手]])。右投右打。
 
== 経歴 ==
[[カリフォルニア大学ロサンゼルス校]] (UCLA) で活躍し、{{by|1979年}}の[[ドラフト会議 (MLB)|ドラフト会議]]で[[ニューヨーク・メッツ]]から1巡目に指名され、入団。{{by|1981年}}[[4月12日]]にメジャー初登板(初先発)したが、このシーズンはこの1試合のみの登板で、再びマイナーに降格し、再昇格は{{by|1983年}}となった。{{by|1984年}}は先発ローテーション入りも期待されるが、3勝に終わり、[[ドワイト・グッデン]](この年の[[ルーキー・オブ・ザ・イヤー (MLB)|新人王]])をはじめ[[ロン・ダーリング]]、[[シド・フェルナンデス]]といった若い先発ローテーションピッチャーの台頭で、この年限りで[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]に移籍。ようやく年間を通じて先発ローテーションに定着した{{by|1986年}}には12勝12敗をあげるが、翌年には[[ロサンゼルス・ドジャース]]に移籍。しかし{{by|1987年}}には3勝11敗に終わる。
 
{{by|1988年}}に17勝11敗、防御率2.91という好成績をあげ、この年[[ナショナルリーグ|ナ・リーグ]][[カムバック賞 (MLB)|カムバック賞]]を受賞。また、この年は打撃面でも打率.269(67打数18安打)、9打点を記録し、[[シルバースラッガー賞]]を受賞した。しかし、翌年以後は再び低調な成績に終わり、{{by|1989年}}シーズン途中に[[シンシナティ・レッズ]]に移籍。[[ニューヨーク・ヤンキース]]に移籍した{{by|1990年}}は9勝して19敗(メジャー最多タイ)を喫する。{{by|1992年}}途中に[[シアトル・マリナーズ]]に移籍。{{by|1993年}}には11勝(9敗)をあげるが防御率は5.05で、翌{{by|1994年}}は[[テキサス・レンジャーズ]]に移籍。チームは地区で1位の成績を残すが、[[1994年から1995年のMLBストライキ|232日間に及ぶ長期ストライキ]]のためシーズンが短縮されて[[プレーオフ]]は行われず、リアリー自身はそのまま現役を引退した。
== 人物・来歴 ==
[[カリフォルニア州立大学]]ロサンゼルス校(UCLA)で活躍し、[[1979年]]の[[ドラフト会議 (MLB)|ドラフト会議]]で[[ニューヨーク・メッツ]]から1巡目に指名され、入団。
[[1981年]][[4月12日]]にメジャー初登板(初先発)したが、このシーズンはこの1試合のみの登板で、再びマイナーに降格し、再昇格は[[1983年]]となった。
[[1984年]]は先発ローテーション入りも期待されるが、3勝に終わり、[[ドワイト・グッデン]](この年の[[ジャッキー・ロビンソン賞|新人王]])をはじめ[[ロン・ダーリング]]、[[シド・フェルナンデス]]といった若い先発ローテーションピッチャーの台頭で、この年限りで[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]に移籍。
ようやく年間を通じて先発ローテーションに定着した[[1986年]]には12勝12敗をあげるが、翌年には[[ロサンゼルス・ドジャース]]に移籍。
しかし[[1987年]]には3勝11敗に終わる。
 
== 詳細情報 ==
[[1988年]]に17勝11敗、防御率2.91という好成績をあげ、この年[[ナ・リーグ]][[カムバック賞]]を受賞。
=== 年度別投手成績 ===
また、この年は打撃面でも打率.269(67打数18安打)、9打点を記録し、[[シルバースラッガー賞]]を受賞した。
{|{{投手成績|リーグ=メジャーリーグベースボール}}
しかし、翌年以後は再び低調な成績に終わり、[[1989年]]シーズン途中に[[シンシナティ・レッズ]]に移籍。
|-
[[ニューヨーク・ヤンキース]]に移籍した[[1990年]]は9勝して19敗(メジャー最多タイ)を喫する。
|style="text-align:center;"|{{by2|1981}}
[[1992年]]途中に[[シアトル・マリナーズ]]に移籍。[[1993年]]には11勝(9敗)をあげるが防御率は5.05で、翌[[1994年]]は[[テキサス・レンジャーズ]]に移籍。
|rowspan="3" style="text-align:center;"|[[ニューヨーク・メッツ|NYM]]
チームは地区で1位の成績を残すが、[[ストライキ]]のためシーズンが短縮されて[[プレイオフ]]は行われず、リアリー自身はそのまま現役を引退した。
|1||1||0||0||0||0||0||0||--||----||7||2.0||0||0||1||0||0||3||1||0||0||0||0.00||0.50
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1983}}
|2||2||1||0||0||1||1||0||--||.500||53||10.2||15||0||4||0||0||9||0||1||10||4||3.38||1.78
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1984}}
|20||7||0||0||0||3||3||0||--||.500||237||53.2||61||2||18||3||2||29||2||3||28||24||4.02||1.47
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1985}}
|rowspan="2" style="text-align:center;"|[[ミルウォーキー・ブルワーズ|MIL]]
|5||5||0||0||0||1||4||0||--||.200||146||33.1||40||5||8||0||1||29||1||0||18||15||4.05||1.44
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1986}}
|33||30||3||2||0||12||12||0||--||.500||817||188.1||216||20||53||4||7||110||7||0||97||88||4.21||1.43
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1987}}
|rowspan="3" style="text-align:center;"|[[ロサンゼルス・ドジャース|LAD]]
|39||12||0||0||0||3||11||1||--||.214||469||107.2||121||15||36||5||2||61||3||1||62||57||4.76||1.46
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1988}}
|35||34||9||6||2||17||11||0||--||.607||932||228.2||201||13||56||4||6||180||9||6||87||74||2.91||1.12
|-
|rowspan="2" style="text-align:center;"|{{by2|1989}}
|19||17||2||0||1||6||7||0||--||.462||481||117.1||107||9||37||7||2||59||4||0||45||44||3.38||1.23
|-
|rowspan="2" style="text-align:center;"|[[シンシナティ・レッズ|CIN]]
|14||14||0||0||0||2||7||0||--||.222||393||89.2||98||8||31||8||3||64||6||0||39||37||3.71||1.44
|-style="background-color:#f2f2f2"
!style="text-align:center;"|'89計
|33||31||2||0||1||8||14||0||--||.364||874||207.0||205||17||68||15||5||123||10||0||84||81||3.52||1.32
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1990}}
|rowspan="3" style="text-align:center;"|[[ニューヨーク・ヤンキース|NYY]]
|31||31||6||1||0||9||'''19'''||0||--||.321||881||208.0||202||18||78||1||7||138||'''23'''||0||105||95||4.11||1.35
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1991}}
|28||18||1||0||0||4||10||0||--||.286||551||120.2||150||20||57||1||4||83||10||0||89||87||6.49||1.72
|-
|rowspan="2" style="text-align:center;"|{{by2|1992}}
|18||15||2||0||0||5||6||0||--||.455||414||97.0||84||9||57||2||4||34||7||0||62||60||5.57||1.45
|-
|rowspan="3" style="text-align:center;"|[[シアトル・マリナーズ|SEA]]
|8||8||1||0||0||3||4||0||--||.429||210||44.0||47||3||30||3||5||12||2||0||27||24||4.91||1.75
|-style="background-color:#f2f2f2"
!style="text-align:center;"|'92計
|26||23||3||0||0||8||10||0||--||.444||624||141.0||131||12||87||5||9||46||9||0||89||84||5.36||1.55
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1993}}
|33||27||0||0||0||11||9||0||--||.550||746||169.1||202||21||58||5||8||68||6||2||104||95||5.05||1.54
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1994}}
|style="text-align:center;"|[[テキサス・レンジャーズ|TEX]]
|6||3||0||0||0||1||1||0||--||.500||100||21.0||26||4||11||2||1||9||6||0||19||19||8.14||1.76
|-
!colspan="2"|通算:13年
|292||224||25||9||3||78||105||1||--||.426||6437||1491.1||1570||147||535||45||52||888||87||13||792||723||4.36||1.41
|}
* 各年度の'''太字'''はリーグ最高
 
==通算成績= 表彰 ===
* シルバースラッガー賞 1回(1988年)
*登板292[[試合]] 78[[勝利|勝]]105[[敗戦|敗]]1[[セーブ]] [[防御率]]4.36 [[先発]]224 [[完投]]25 [[完封]]9 [[投球回数]]1,491回1/3 [[被安打]]1,570 [[失点]]792 [[自責点]]723 [[被本塁打]]147 [[与死球]]52 [[与四球]]535(うち[[敬遠]]45) [[奪三振]]888 [[勝率]].426 [[ボーク]]13 [[暴投]]87 [[打率|被打率]].273
 
== 関連項目 ==
[http://mlb.mlb.com/stats/historical/individual_stats_player.jsp?c_id=mlb&playerID=117592&HS=True 年度別成績はこちら(英文)を参照]
* [[メジャーリーグベースボールの選手一覧 L]]
 
== 外部リンク ==
*{{MLBstats |mlb= |espn= |br=l/learyti01 |fangraphs=1007438 |cube=tim-leary}}
 
{{Navboxes|title=獲得タイトル・記録
|list1=
{{ナショナルリーグ カムバック賞}}
{{ナショナルリーグ シルバースラッガー賞 (投手)}}
}}
{{1988 ロサンゼルス・ドジャース}}
{{ニューヨーク・ヤンキース開幕投手}}
{{Baseball-biography-stub}}
 
{{DEFAULTSORT:りありい ていむ}}
[[Category:アメリカ合衆国の野球選手]]
[[Category:アイルランド系アメリカ人の野球選手]]
[[Category:ニューヨーク・メッツの選手]]
[[Category:ミルウォーキー・ブルワーズの選手]]
[[Category:ロサンゼルス・ドジャース及びブルックリン・ドジャースの選手]]
[[Category:シンシナティ・レッズの選手]]
[[Category:ニューヨーク・ヤンキースの選手]]
[[Category:シアトル・マリナーズの選手]]
[[Category:テキサス・レンジャーズ及びその前身球団の選手]]
[[Category:カリフォルニア州UCLA出身人物野球選手]]
[[Category:サンタモニカ出身の人物]]
[[Category:1958年生]]
[[Category:存命人物]]
{{Baseball-biography-stub}}
 
[[en:Tim Leary (baseball player)]]
 
en:Tim Leary (baseball player) 2007-09-30 23:23:00 UTC より翻訳。
著者:Yankees10 、TonyTheTiger 、Sli723 、Michael Greiner 、Diefenbaker ほか