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{{独自研究|date=2018年3月24日 (土) 23:34 (UTC)}}
{{Infobox Music genre
|name = ニューレイヴ
|color = black
|bgcolor = silver
|stylistic_origins = [[エレクトロニカ]]、[[エレクトロニック・ミュージック]]、[[レイブ (音楽)|レイ
|cultural_origins = [[2000年代]]後半<br />{{UK}}
|instruments = [[ドラムス]]、[[ベース (弦楽器)|ベース]]、[[ギター]]、[[シーケンサー (音楽)|シーケンサー]]、[[サンプラー]]、[[ドラムマシン]]、[[シンセサイザー]]、[[キーボード (楽器)|キーボード]]、[[ラップトップパソコン|パソコン]]、[[ボーカル]]
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|other_topics =
}}
'''ニューレイヴ'''(
==
[[Image:Knicklichter Party 1.JPG|thumb|ニューレイヴの象徴である蛍光グッズ]]
[[2000年代]]前半、ロックシーンは[[ポスト・パンク・リバイバル]]/[[ニュー・ウェイヴ・リバイバル]]が起こり[[1980年代]]の音楽に対する再評価を進めたが、とりわけ[[シンセポップ]]系ニューウェーヴバンドへのリスペクトが高まり、[[ブロック・パーティー]]や[[ザ・キラーズ]]を代表格に[[インディーロック]]にダンス・ミュージックを導入するバンドが台頭した。これは[[エレクトロクラッシュ]]という地下ブームとも連動し、クラブ・シーンとロック・シーンのクロスオーバーが盛んになった。ネオ・リベラリズムのマーガレットサッチャーが制定した、クリミナル・ジャスティス法への反対デモ(1994)には、「10万人」もの参加者があった。
こうした流れの中で登場したのが[[クラクソンズ]]である。彼らは自らの音楽を、「[[ニュー・ウェイヴ (音楽)|ニュー・ウェイヴ]]」と「[[レイブ (音楽)|レイ
== 批判 ==
オリジナルのレイ
オリジナル・レイ
とコメントし、[[1980年代]]末
実際、当のクラクソンズ自身も、ニューレイ
結局のところ、実態としてのニューレイ
▲== 考察 ==
▲上述の通り、ニューレイブは内実を伴わないでっち上げのブームとする見方が大勢である。しかしながら、音楽シーン全体で見ると、[[1980年代]]後半の[[マッドチェスター]]~[[1990年代]]後半の[[ビッグ・ビート]]に象徴されるように、実は10年周期で「ダンスとロックの融合」ムーヴメントは定期発生を繰り返しており、この側面でみた場合、[[2000年代]]後半のダンスとロックのクロスオーバー・ブームを言い表す呼称がニューレイブのそれ自体であるという意見もある。そのようにニューレイブとして大きく括られてしまったものには、[[ダンス・パンク]]やディスコ・パンク、単純にダンス・ロックと呼ばれるもの、[[エレクトロクラッシュ]]、[[ニュー・ウェイヴ・リバイバル]]、[[シンセポップ]]、[[エレクトロ・ポップ]]、[[エモ]]、[[スクリーモ]]など、多種多様なジャンル、シーン、ムーブメントがあった。
[[ジャスティス (バンド)|ジャスティス]]や[[デジタリズム]]といった新世代エレクトロ勢の世界的台頭とニューレイ
▲よってニューレイブは広義の意味で "[[2000年代]]に世界各地で偶発的に起こった複数の「エレクトロニック・ミュージックとロックのクロスオーバー」ムーブメントを[[2007年]]頃に大雑把にまとめたものの名称、ムーブメント名" と言うことができ、また狭義の意味では "[[クラクソンズ]]と、その周辺の音楽的に極めて類似性の高いバンドを指すジャンル名" と説明することができる。
[[日本]]においては、[[
== 影響 ==▼
▲[[ジャスティス (バンド)|ジャスティス]]や[[デジタリズム]]といった新世代エレクトロ勢の世界的台頭とニューレイブ勢の交流は盛んであり、[[2000年代]]後半の[[ブリットポップ]]再評価と同様に、即座に軽薄なムーヴメントだと認定するには早計であるとも言える。後年、[[2000年代]]を隆盛したダンスとロックのクロスオーバー・ムーヴメントととしてこのニューレイヴが回顧されるであろうことだけは確かである。
▲[[日本]]においては、[[ブンブンサテライツ]]などが、ニューレイブからの影響を公言していた(本国[[イギリス]]とはブームの流布に時間差があり、その間に解釈が若干異なったという点はある)。
ニューレイ
▲ニューレイブの音楽性は、オリジナルの[[レイブ (音楽)|レイブ]]で流行した音楽([[マッドチェスター |マンチェスター・サウンド]]や[[アシッド・ハウス]])に似ているものの、後年の[[ビッグ・ビート]]や[[ダフト・パンク]]からの影響の方が色濃く、[[レイブ (音楽)|レイブ]]のリバイバルというよりは、単純に「[[エレクトロニック・ミュージック]]を全面に取り入れた[[インディー・ロック]]」と考えるべきである。<br>しかし敢えて、「ニューレイブ」として特徴付けるとすれば、[[DJ]]スタイルではなくバンド・スタイルである点、[[サイケデリック]]な視覚効果を重視している点、多幸性あるトリップ感覚をダンサンブルなバンド・サウンドによって実践しようとする点、などが挙げられるであろう。
▲== ニューレイブのファッション ==
{{right|[[Image:Knicklichter.jpg|thumb|ケミカルライトスティック]][[Image:Partyknick.jpg|thumb|曲げたケミカルライト]]}}
ニューレイヴで語られるバンドは、[[トランス
== 主
=== ロック・バンド ===
* [[クラクソンズ]]
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他多数
=== 日本の
* [[
* [[DOPING PANDA]]
* [[大沢伸一]]
{{DEFAULTSORT:にゆれいふ}} ▼
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 関連項目 ==
* [[ハウス・ミュージック]]
* [[テクノ]]
* [[ディスコ]]
{{ディスコ}}
{{ニュー・ウェイヴとポストパンク}}
{{エレクトロニック・ロック}}
{{オルタナティヴ・ロック}}
[[Category:ロックのジャンル]]
[[Category:テクノミュージック]]
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