「銀色の道」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Heterodyne (会話 | 投稿記録) 宣伝リンク削除 |
→主なカバー: 誤字修正 タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
||
(20人の利用者による、間の20版が非表示) | |||
1行目:
{{Infobox Song
「'''銀色の道'''」(ぎんいろのみち)は、[[1966年]]に発表された[[日本]]の[[楽曲]]である。[[ザ・ピーナッツ]]と[[ダークダックス]]との[[競作]]となった。▼
| Name = 銀色の道
| Type =
| Artist = [[ザ・ピーナッツ]]
| from Album =
| English_title =
| from Album2 = *シングル「[[ローマの雨]]」
*4曲入りEP「ローマの雨」(SS-197)
*その他多数
| Released = [[1966年]][[10月]]
| Format = [[レコード#レコードの諸形態|7インチシングル盤]]
| track_no =
| A-side =
| Recorded =
| Genre = 歌謡曲
| Length =
| Writer = [[塚田茂]]
| Composer = [[宮川泰]]
| Label = [[キングレコード]]
| Producer =
| Chart position =
| Tracks = #[[ローマの雨]]
#'''銀色の道'''
| prev =
| prev_no =
| next =
| next_no =
| Misc =
}}
{{Infobox Single
| Name = 銀色の道
| Artist = [[ダークダックス]]
| Album =
| A-side =
| B-side = 誓いのウェディング・リング
| Released = [[1966年]][[10月10日]]
| Format = [[レコード#レコードの諸形態|7インチシングル盤]]
| Recorded =
| Genre = 歌謡曲
| Length =
| Label = [[キングレコード]]
| Writer = 作詞:[[塚田茂]]<br/>作曲:[[宮川泰]]
| Producer =
| Certification =
| Chart position =
| Last single =
| This single =
| Next single =
| Misc =
}}
==解説==
[[塚田茂]]作詞・[[宮川泰]]作曲で作成されたこの楽曲は、[[日本放送協会|NHK]]の『[[夢をあなたに]]』(『[[夢であいましょう]]』の後継番組)から誕生し、2グループの歌手の競作となった。最初にダークダックスが[[テレビ番組]]で発表したが、[[レコード]]は[[キングレコード]]からザ・ピーナッツが先行して発売(シングル「[[ローマの雨]]」のB面曲)し、やや遅れてダークダックスも同じキングレコードから発売(シングルA面曲)した。『[[NHK紅白歌合戦]]』では、ダークダックスが1966年の[[第17回NHK紅白歌合戦|第17回]]に
多くの文献では[[1967年]]の発表とされていることが多いが、[[日本音楽著作権協会
やや
作曲者の宮川は後年、小学生の一時期在住した[[北海道]][[紋別市]]の[[住友金属鉱山]][[鴻之舞鉱山]]([[1973年]]閉山)で、土木技術者の父親が建設に携わった専用軌道「[[鴻紋軌道]]」(鴻之舞元山 - 紋別間)のレール跡の水たまりに月の光が映る姿を見て、「これこそ銀色の道だと確信した」という。
また同時に、「この歌詞を彼(
▲作曲者の宮川は後年、小学生の一時期在住した[[北海道]][[紋別市]]の[[住友金属鉱山]][[鴻之舞鉱山]]([[1973年]]閉山)で、土木技術者の父親が建設に携わった専用軌道「[[鴻紋軌道]]」(鴻之舞元山 - 紋別間)のレール跡の水たまりに月の光が映る姿を見て、「これこそ銀色の道だと確信した」という。<br>
▲また同時に、「この歌詞を彼(作詞家・塚田茂氏)から渡されたとき、どことなく懐かしさを覚えました。"遠い遠い遙かな道は冬の嵐が吹いているが谷間の春は花が咲いている-"。少年期を過ごした鴻之舞に重なる内容です。正直なところ、曲をつける時点では、それほど意識はしていなかったと思います。でも父が亡くなり、その後、何度か紋別を訪れて、父の無念の思いや自分の望郷の念が重なりあって自分自身、この曲の原点が鴻之舞にあると確信するようになったのです。」と言及している<ref>『文芸オホーツク11号』 紋別文化連盟編、2001年。</ref>。<br>
鴻之舞鉱山跡地と[[紋別駅]]跡地には[[2003年]]、同鉱山閉山30周年を記念して「銀色の道」[[歌碑]]が建立された。碑の除幕式典が行われた2003年[[7月20日]]には宮川自身が紋別を訪れ、鴻之舞と紋別の両式典会場で「銀色の道」を合唱する市民合唱団を指揮した<ref>[[北海民友新聞]] 2003年7月22日付。</ref>。
== 作成者 ==▼
== シングル収録曲 ==
▲==主なカヴァー==
;ザ・ピーナッツ盤(キング BS-515)
#[[ローマの雨]]
#:作詞:[[橋本淳 (作詞家)|橋本淳]]、作曲:[[すぎやまこういち]]、編曲:[[服部克久]]、演奏:[[レオン・サンフォニエット]]
#銀色の道
#:作詞:[[塚田茂]]、作曲・編曲:[[宮川泰]]、演奏:レオン・サンフォニエット
;ダークダックス盤(キング BS-518)
#銀色の道
#:作詞:塚田茂、作曲:宮川泰、編曲:[[熊坂明]]
#誓いのウェディング・リング
#:作詞:[[羽柴由起子]]、作曲:[[佐々木勉]]、編曲:熊坂明
== 主なカバー ==
*[[伊東ゆかり]] [[中尾ミエ]](1999年、アルバム『ザ・ピーナッツ・トリビュート』)
*[[浜田真理子]]、 [[谷村美月]](2005年、映画『[[カナリア (映画)|カナリア]]』サウンドトラック『music from the motion picture カナリア』。バラード・ヴァージョン、ジャズ・ヴァージョン、オリジナル・サウンドトラック・ヴァージョンの3曲が収録されている。)
*[[ARAHIS]](2006年、ミニアルバム『ARAHIS』)
*
*[[みとせのりこ]](2007年、アルバム『カタン-cotton-』)
*[[茉奈 佳奈]](2009年、アルバム『[[ふたりうた2]]』)
*[[Baby Boo]](2014年、アルバム『うたごえ喫茶アルバム ~たびだちのうた~』)
*[[華原朋美]]・[[misono]](2016年、トリビュートアルバム『ザ・ピーナッツ トリビュート・ソングス』に収録)<ref>{{cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2076648/full/|title=相田翔子&森高千里 ピーナッツを歌う 女性歌手12組がデュエット|newspaper=ORICON STYLE|date=2016-08-11|accessdate=2016-08-12}}</ref>
*[[ザ♂ベルカント5シンガーズ]](2019年、アルバム『懐かしの昭和歌謡名曲集2~学生時代~』)
*[[三山ひろし]](2021年、アルバム『こころの歌~三山ひろし叙情歌を唄う~』)
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
▲==作成者==
▲*作詞/塚田茂
▲*作曲/宮川泰
{{ザ・ピーナッツ}}
30 ⟶ 101行目:
{{song-stub}}
[[Category:鉄道の音楽]]
[[Category:1966年の
[[Category:ザ・ピーナッツの楽曲]]
[[Category:第17回NHK紅白歌合戦歌唱楽曲]]
[[Category:
[[Category:宮川泰が制作した楽曲]]
[[Category:キングレコードの楽曲]]
[[Category:色を題材とした楽曲]]
[[Category:道を題材とした楽曲]]
[[Category:楽曲 き|んいろのみち]]
|