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|タイトル= 愛してるぜベイベ★★
|ジャンル= [[少女漫画]]、[[テレビアニメ|アニメ]]
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== 作品解説 ==
本作は、現代<!--作品制作時点における現代の意味。ここに機械的に「いつ?」のタグを貼り付ける編集はせぬこと。なお、より良い表現があるのならば、編集は歓迎します。-->の[[東京]]を主な舞台としている<ref group="注釈">作中に具体的な地名はほとんど登場しないため、詳細な位置は不明ながら、単行本第4巻(ISBN 4-08-856515-0)に[[山手線|周回可能な山手線]]が出てくる他、まりが単行本第6巻(ISBN 4-08-856565-7)では自分達のいる場所を「トーキョー」と言っていることなどから、[[東京]]であることは明らか加えて、アニメ版でも例えば、第12話などで片倉結平が通う東栄2000年代の高校生生活や子供正門が表示された際育児問題「都立」と書かれているのが確認できる点も、ここが東京都内であること話題補足している。ま挙げ、単行本第4巻の社会的漫画の背景部分には[[溝の口駅]]の看板も描かれている。ただし、作品中の一部であり連載雑誌においては[[福岡]]や[[沖縄]]など舞台となっている。なお、作中に[[首里城]]など実在異例場所も登場するものの、本作の主な舞台となっている高校や幼稚園などに具体的なモデルがあるのかなどについては公開されていない。</ref>連載で注目を集めた
 
 
=== 原作漫画 ===
作者の槙ようこは、本作の主役は片倉結平であり<ref name="AB_vol3_p166">単行本第3巻 p.166 ISBN 4-08-856484-7</ref><!--文庫版との区別を明確にするためにISBNを記していますので、絶対にISBNを除去しないでください。-->、本作では「主人公を男子にしたことで、女子がいっぱい書けて嬉しい。」と記している<ref>単行本第1巻の後書き ISBN 4-08-856416-2</ref>。既述の通り、本作は漫画雑誌「りぼん」に連載された作品。漫画史研究家の宮本大人によれば、2002年現在において、男子が主人公の作品が、りぼんで連載されたのは珍しい<!--宮本大人は「りぼん史上、恐らく初めて」と述べているので、言葉を濁さないというガイドラインから「恐らく」の使用を避けた結果の表現です。-->とのことである<ref name="Mai_20020716y_6">毎日新聞 2002年7月16日 夕刊 6面</ref>。ただし、結平だけにこだわらず、他の登場人物のことも描いてゆきたいと槙ようこ自身が述べていたように<ref name="AB_vol3_p166">単行本第3巻 p.166 ISBN 4-08-856484-7</ref>、結平以外の人物に焦点が当たる部分も存在する。このようなこともあって、本作が取り扱っている題材は多岐に渡っており、親による子供への虐待<ref name="SN_A_p5">スティングレイ・日外アソシエーツ 編集 『アニメ作品事典 - 解説・原作データ付き』 p.5 日外アソシエーツ 2010年7月26日発行 ISBN 978-4-8169-2268-8</ref>、親の蒸発<!--「蒸発」に内部リンクするような機械的な編集はせぬこと!-->、それに伴って[[捨て子|置き去りにされた子供]]、親との死別、親の再婚、親子間の確執、さらには、あちらこちらで発生する[[いじめ]]などといった、様々な社会問題や家庭問題を題材にした作品である。この他、男女間の恋愛も繰り広げられて、それによる人間関係の変化なども描かれるなど、恋愛ドラマとしての要素も持つ。これらが登場人物達の日常生活の中で、彼らの心情描写を交えながら展開されている。ただし作者は、社会問題などを題材にすることは自分らしいと考えている一方で、恋愛について描くことはエネルギーを使うといった意味のことを述べている<ref>単行本第1巻の巻末に掲載の日記「2002年6月27日分」 ISBN 4-08-856416-2</ref>。ところで、りぼんで連載を行っていた関係上、りぼんでは掲載できない絵という物が存在するために、特に、坂下ミキの話などは、いじめのエスカレートによって発生した傷害事件や自傷行為や自殺未遂なども扱っており、りぼんという雑誌側の制限のために制作に難渋したという<ref>単行本第4巻 p.142 ISBN 4-08-856515-0</ref>。ただ、りぼんという雑誌側の制限があったために、例えば第21話の場合、制作の際は非常に苦労したものの、制作後に改めて作品を見直してみると、逆に良い効果が出たのではないかと考えられる話数もあったとのことである<ref>単行本第5巻 p.160 ISBN 4-08-856536-3</ref>。なお、本作の漫画の制作には、槙ようこ以外に複数人のアシスタントなどが関っている他<ref group="注釈">本作の漫画の制作に関ったアシスタントの中で比較的有名な人物としては、単行本第7巻 p.181(ISBN 4-08-856594-0)にて[[朝吹まり]]の名前が明確に確認できる。ただし、他にも数人のアシスタントが関っている他、単行本の表紙のデザイナーなども制作に関っている。</ref><ref name="AB_vol2_p72">単行本第2巻 p.72 ISBN 4-08-856452-9</ref><ref>単行本第7巻 p.180 - p.183 ISBN 4-08-856594-0</ref>、漫画家の[[持田あき]]も関った<ref name="AB_vol2_p72">単行本第2巻 p.72 ISBN 4-08-856452-9</ref><ref>単行本第4巻 p.70 ISBN 4-08-856515-0</ref>。ちなみに本作制作当時、槙ようこは「レオ」と名付けられたイヌを飼育しており、本作のヒロインの1人である坂下ゆずゆのモデルは、レオだと公表されている<ref group="注釈">坂下ゆずゆには明確なモデルが存在した一方で、本作の主役と位置付けられている片倉結平には明確なモデルが存在しているわけではなかったことも公表されている。</ref><ref>[http://www.tms-e.com/on_air/beibe/interview01.html 原作者 槙ようこ先生インタビュー] (2018年10月3日閲覧)</ref>。
 
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; 坂下ゆずゆ(さかした ゆずゆ)
: 声 - [[黒葛原未有]]
: 本作のヒロイン。誕生日:[[1月26日]]。血液型:O型。身長:107 cm。体重:17 kg<ref group="注釈">ゆずゆは、片倉家に来てから体重が17 kgを超えた。また、作中で服が小さくなるなど急速に成長している描写が見られるため、ゆずゆの身長や体重などは参考程度である。</ref>。靴のサイズ:18 cm。好きな食べ物:ヨーグルト。嫌いな食べ物:漬け物。一人称は「ゆず」で、周囲からは「ゆずゆ」「ゆずゆちゃん」と呼ばれている
: 結平の母方の従妹で、5歳児。ゆずゆを母親が片倉家に連れて来た後、母親が行方をくらませたために、片倉家で預かられることになった。この関係で幼稚園も変わり、あそう幼稚園に通うことになった。主に結平が面倒を見るようになったこともあってか、次第に「きっぺーおにいちゃん」と呼び慕うほどすごく懐いてゆき、結婚しても良いと思うほどになった。そのため一時期、結平と恋仲になった徳永心に嫉妬していたものの、次第に2人の仲を認めるようになっていった。
: お絵描きが好きであり、描いた絵を結平に褒められるのがもっと好きであった。その影響か7年後は美術部に入り、賞をもらった。また、あそう幼稚園時代には初恋を経験し、その相手は梨谷翔太であった。しかし、翔太の引越しのために、初恋は成就しなかった。ただし、最終回で12歳になったゆずゆには、翔太と再会したと思われる記述が存在する。
: 連載初期のふろくのキャラクターカードでは名字が「五十嵐」となっていた。原作版では母親の元に帰って終わっているのに対して、アニメ版は母親の元に帰らず片倉家に住んだままで終わっている。
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: 声 - [[遠藤久美子]]
: 片倉家の長女で結平の姉。誕生日: [[5月31日]]。身長:162 cm。血液型:A型。靴のサイズ:24 cm。好きな食べ物:ピーマン、タマネギ。嫌いな物:ゴキブリ<ref group="注釈">単行本第4巻(ISBN 4-08-856515-0)ではゴキブリの出現に片倉鈴子が激しく取り乱す様が描写されており、彼女のゴキブリに対する嫌悪感は甚だしい。</ref>、ししゃも。好きな人:[[秋元康]]。
: 現在の[[キーパーソン|片倉家において最も発言権が強い]]。弟達には高圧的に接する女王様気質。ゆずゆには「お姉さま」と呼ばせている。ある事情で子供が産めない体になったという暗い過去を持つ。そのため、ゆずゆの母親の身勝手な行動に怒りを覚えている。ゆずゆがいた時点ではエステティシャンだったが、7年後はファッション評論家になる。仕事が休みだと不機嫌になり、結平をパシリにする。結平のことぞんざいに扱うことが多いが、時として相談に乗ったり助言をしたりするなど、姉らしく頼もしい態度を見せる。自称「永遠の24歳」。ゆずゆに実体重を大幅に偽ったこともある。喫煙者
: 作中で一度だけ自室を披露しているが、異国のような別世界が背景に描かれており、結平からツッコまれていた。
; 片倉皐(かたくら さつき)
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; 片倉三沙子(かたくら みさこ)
: 声 - [[尾小平志津香]]
: 結平たちの母親。坂下都の姉で、ゆずゆの伯母にあたる。母親に捨てられたゆずゆを実の娘のように可愛がる。
; 片倉栄一(かたくら えいいち)
: 声 - [[木内秀信]]
131行目:
; 健くん
: 声 - [[本城雄太郎]]
: ゆずゆが編入されたクラスにいた園児で、友達関係となった。元気な少年。当初は結平が作ったおにぎりの形を馬鹿にしたことでゆずゆに打たれるが、和解を経て、一緒に行動することが多くなる
; まりか
: 声 - [[悠木碧|八武崎碧]]