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|選手名 = マット・ガーザ
|英語表記 = Matt Garza
|所属球団 =
|背番号 =
|選手写真ファイル名 =
|写真サイズ =
|写真のコメント =
|国籍 = {{USA}}
|出身地 =
|生年月日 = {{生年月日と年齢|1983|11|26}}
|没年月日 =
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|守備位置 = [[投手]]
|プロ入り年度 = 2005年
|ドラフト順位 = ドラフト1巡目(全体25位)で[[ミネソタ・ツインズ]]から指名
|初出場 = 2006年8月11日 [[トロント・ブルージェイズ]]戦
|最終出場 =
|年俸 =
|経歴 =
* [[ワシントン・ユニオン高等学校]]
* [[カリフォルニア州立大学フレズノ校]]
* [[ミネソタ・ツインズ]] (2006 - 2007)
* [[タンパベイ・レイズ]] (2008 - 2010)
* [[シカゴ・カブス]] (2011 - 2013)
* [[ミルウォーキー・ブルワーズ]] (2014 - 2017)
|代表チーム =
|五輪 =
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|選出方法 =
}}
'''マット・ガーザ'''（'''Matt Garza'''、本名：'''マシュー・スコット・ガーザ'''（Matthew Scott "Matt" Garza, [[1983年]][[11月26日]] - ）は、[[アメリカ合衆国]][[カリフォルニア州]][[セルマ (カリフォルニア州)|セルマ]]出身の[[プロ野球選手]]
== 経歴 ==
=== ツインズ時代 ===
[[カリフォルニア州立大学フレズノ校]]在籍時の{{by|2005年}}に[[ミネソタ・ツインズ]]から[[ドラフト会議 (MLB)|ドラフト会議]]1巡目（全体25位）で指名され入団。{{by|2006年}}にマイナーリーグの3つの階級で14勝4敗・防御率1.99を記録し、[[USAトゥデイ・マイナーリーグ年間最優秀選手賞]]を受賞。8月11日にメジャーデビューを果たし、メジャ―1年目は10試合に登板し、5勝6敗・防御率5.76の成績で終えた。▼
[[File:09234_101c_Matt_Garza.jpg|thumb|ミネソタ・ツインズ時代<br>(2006年9月24日)]]
{{by|2005年}}の[[2005年のMLBドラフト|MLBドラフト]]1巡目（全体25位）で[[ミネソタ・ツインズ]]から指名され入団。
▲
[[ベースボール・アメリカ]]誌の有望株ランキング{{by|2007年}}版ではツインズ球団内で1位<ref>{{cite web |last=Manuel |first=John |date=2006年11月30日|url=http://www.baseballamerica.com/today/prospects/features/262912.html |title=Prospects: Top 10 Prospects: Minnesota Twins|language=英語|work=BaseballAmerica.com |accessdate=2009年1月10日 }}</ref>、メジャー全体で21位にランクされ<ref>{{cite web |date=2007年2月28日|url=http://www.baseballamerica.com/today/prospects/features/263445.html |title=Prospects: 2007 Top 100 Prospects|language=英語|work=BaseballAmerica.com |accessdate=2009年1月10日 }}</ref>、2007年は開幕から先発ローテーション入りが有力視された<ref>「注目のルーキーたち 明日のスターを探せ！」『[[スラッガー (雑誌)|月刊スラッガー]]』2007年5月号、[[日本スポーツ企画出版社]]、2007年、[[雑誌コード|雑誌]] 15509-5、53頁</ref>。しかし、2007年は開幕を3Aの[[ロチェスター・レッドウイングス]]で迎え、メジャー初登板は7月2日。7月の月間防御率は1.37だったが、8月・9月は4点台を上回った。シーズン終了後の11月28日に[[デルモン・ヤング]]、[[ブレンダン・ハリス]]ら3対3のトレードで[[ジェイソン・バートレット]]らとともに[[タンパベイ・レイズ]]へ移籍<ref>{{cite web |url=http://www.baseball-reference.com/g/garzama01.shtml#TRANS|title=Matt Garza Transactions |language=英語|work=Baseball-Reference.com |accessdate=2009年1月10日 }}</ref>。▼
▲[[ベースボール・アメリカ]]誌の有望株ランキング{{by|2007年}}版ではツインズ球団内で1位<ref>{{
=== レイズ時代 ===
[[File:Matt_Garza_2010.jpg|thumb|タンパベイ・レイズ時代<br>(2010年2月21日)]]
2007年[[11月28日]]に[[デルモン・ヤング]]、[[ブレンダン・ハリス]]ら3対3の[[トレード]]で[[ジェイソン・バートレット]]らとともに[[タンパベイ・レイズ]]へ移籍<ref>{{Cite press release|url=http://tampabay.rays.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20071128&content_id=2313460&vkey=pr_tb&fext=.jsp&c_id=tb |title=Rays, Twins make six-player deal|publisher=MLB.com (Tampa Bay Rays)|language=英語|date=2007年11月28日|accessdate=2014年1月24日}}</ref>。
{{by|2008年}}はレギュラーシーズンで11勝9敗・防御率3.70を記録。[[ボストン・レッドソックス]]との[[2008年のアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ|アメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ]]では2勝を挙げ、[[リーグチャンピオンシップシリーズ最優秀選手|MVP]]に選出された。
{{by|2009年}}も、フルシーズン先発ローテーションに入って32試合に登板。リーグ平均値以上の防御率 (3.95) を記録したが、得点力やリリーフ陣の実力に差がある同地区の強豪球団、[[ニューヨーク・ヤンキース|ヤンキース]] (対戦防御率2.08) やレッドソックス (同2.72) 相手に多く登板した事もあり、好投しながら8勝12敗と負け越した<ref name="senshumeikan2010">{{Cite book|和書|author1=友成那智|author2=村上雅則|year=2010|title=メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2010|publisher=廣済堂出版|page=70|isbn=978-4-331-51439-9}}</ref>。なお、189奪三振はチームトップ<ref>[http://www.baseball-reference.com/teams/TBR/2009.shtml#team_pitching::none 2009 Tampa Bay Rays Pitching Statistics] - Baseball-Reference.com (英語) . 2016年2月11日閲覧。</ref>、リーグ9位の好成績だった。
{{by|2010年}}[[7月26日]]の[[デトロイト・タイガース]]戦ではレイズ史上初の[[ノーヒットノーラン]]を達成。この年は防御率3.91・15勝10敗という成績を記録、実力に見合う勝ち星を挙げて[[デビッド・プライス|デービッド・プライス]]と共に、レイズの先発ローテーションを支えた。また、メジャー初セーブも記録している。一方で課題もあり、リーグワースト4位の28本塁打を浴びた。
=== カブス時代 ===
[[File:MG_9144_Matt_Garza.jpg|thumb|シカゴ・カブス時代<br>(2011年7月7日)]]
{{by|2011年}}[[1月8日]]にトレードで[[シカゴ・カブス]]へ移籍した<ref>{{Cite press release|url=http://chicago.cubs.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20110108&content_id=16410776&vkey=pr_chc&fext=.jsp&c_id=chc |title=Cubs acquire RHP Matt Garza from Tampa Bay as part of eight-player trade|publisher=MLB.com (Chicago Cubs)|language=英語|date=2011年1月8日|accessdate=2014年1月24日}}</ref>。この年は31試合に先発登板。打線の援護に恵まれない中<ref name="senshumeikan2012">{{Cite book|和書|author1=友成那智|author2=村上雅則|year=2012|title=メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2012|publisher=廣済堂出版|page=384|isbn= 978-4-331-51612-6}}</ref>、2年連続2ケタ勝利となる10勝10敗を記録。防御率3.32・197奪三振 (リーグ9位) は共に自己ベスト<!-- 2015年シーズン終了時点 -->であり、キャリアを通じて最高級の成績を残した。
{{by|2012年}}、先発ローテーションで例年通りのピッチングを見せていたが、[[7月21日]]の試合で肘に違和感を発症し、3.0イニング投げたところで降板した<ref name="senshumeikan2013">{{Cite book|和書|author1=友成那智|author2=村上雅則|year=2013|title=メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2013|publisher=廣済堂出版|page=393|isbn=978-4-331-51711-6}}</ref>。炎症が発生していた為、そのまま[[故障者リスト#MLB|DL]]入りしてシーズンを終えた<ref name="senshumeikan2013"/>。その為、最終成績は18試合の先発登板で防御率3.91・5勝7敗・32四球・96奪三振という内容だった。離脱時点で負け越していたのは、前年と同様に打線の援護が乏しかったという原因がある<ref name="senshumeikan2013"/>。ちなみに肘の炎症は安静にした事で解消し、[[11月]]には投球練習を開始した<ref name="senshumeikan2013"/>。
{{by|2013年}}は、[[広背筋]]を痛めて開幕DL入りスタートとなり、[[5月]]下旬に復帰した<ref name="senshumeikan2014">{{Cite book|和書|author1=友成那智|author2=村上雅則|year=2014|title=メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2014|publisher=廣済堂出版|page=381|isbn=978-4-331-51809-0}}</ref>。復帰後は快調なピッチングを見せ、11試合の先発登板で防御率3.17・6勝1敗・WHIP1.14という好成績をマークしていた。
=== レンジャーズ時代 ===
{{by|2013年}}[[7月22日]]にトレードで[[テキサス・レンジャーズ]]へ移籍した<ref>{{Cite press release|url=http://m.rangers.mlb.com/news/article/54373134/texas-rangers-acquire-rhp-matt-garza-from-chicago-cubs/ |title=Texas Rangers acquire RHP Matt Garza from Chicago Cubs|publisher=MLB.com (Texas Rangers)|language=英語|date=2013年7月22日|accessdate=2016年11月14日}}</ref>。[[8月3日]]の対[[オークランド・アスレチックス|アスレティックス]]戦では、[[エリック・ソガード]]に[[スクイズプレイ|スクイズ]]を含む2つの[[バント]]を決められた事で激昂<ref name="senshumeikan2014"/><ref name="senshumeikan2014-2">{{Cite book|和書|author1=友成那智|author2=村上雅則|year=2014|title=メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2014|publisher=廣済堂出版|page=195|isbn=978-4-331-51809-0}}</ref>。試合中に「女々しい」とソガードを侮辱、試合後には、[[Twitter]]でソガードのプレーを褒めたソガードの妻に対しても「女が男のゲームに口を出すな」という旨の暴言を返した<ref name="senshumeikan2014"/><ref name="senshumeikan2014-2"/>。移籍後は13試合に登板したが、防御率4.38・4勝5敗・WHIP1.32という成績に終わり、本来の実力通りではなかった。なお、2チーム計では24試合に先発登板し、防御率3.82・2年ぶりの2ケタ勝利となる10勝6敗という成績だった。オフの[[10月31日]]に[[フリーエージェント (プロスポーツ)|FA]]となった。
=== ブルワーズ時代 ===
{{by|2014年}}[[1月26日]]に[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]と総額5000万ドル+出来高（2018年のオプション付き）の4年契約に合意した<ref>{{Cite press release|url=http://m.brewers.mlb.com/news/article/67145302/brewers-sign-matt-garza/ |title=Brewers sign right-handed starter Matt Garza|publisher=MLB.com (Milwaukee Brewers)|language=英語|date=2014年1月26日|accessdate=2014年1月27日}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://espn.go.com/chicago/mlb/story/_/id/10354894/matt-garza-agrees-deal-milwaukee-brewers-owner-says |title=Matt Garza signs with Brewers|publisher=ESPN Chicago|author=|date=2014年1月26日|accessdate=2014年1月27日}}</ref>。移籍1年目のこの年は、27試合に先発登板し、3シーズンぶりに規定投球回をクリア。勝ち運に恵まれず、8勝8敗の勝率.500止まりだったが、4年ぶりの完封勝利を挙げたほか、防御率3.64・WHIP1.18という好成績を記録。投球内容としては往年の実力を取り戻し、大型パッケージ契約の期待に応えた。
{{by|2015年}}は、5シーズンぶりのリリーフ登板 (1試合のみ) を含む26試合に投げたが、またしても規定投球回に未達だった上、防御率5.63・WHIP1.57と炎上。勝ち星が6勝止まりであるのに対し、リーグワースト5位タイの14敗を喫した<ref name="MLBstats" />。
{{by|2016年}}[[4月]]、[[広背筋]]の故障で離脱した<ref>{{cite web|url=http://www.mlbtraderumors.com/2016/04/matt-garza-dl-shoulder-injury-brewers.html|title=Matt Garza Out At Least Four To Six Weeks With Lat Strain|author=Steve Adams|work=MLB Trade Rumors|language=英語|date=2016-4-5|accessdate=2016-12-18}}</ref>。この離脱の影響もあって19試合の先発登板に留まり、防御率4.51・6勝8敗・WHIP1.51と2年連続で振るわなかった<ref name="MLBstats" />。
{{by|2017年}}[[11月2日]]にFAとなった<ref>[https://www.mlb.com/news/key-free-agents-for-all-30-mlb-teams/c-260335436 Key free agents for all 30 MLB teams] ''MLB.com'' {{en icon}} (2017年11月5日) 2017年12月27日閲覧</ref>。
== 年度別投手成績 ==▼
== 詳細情報 ==
▲=== 年度別投手成績 ===
{|{{投手成績|リーグ=メジャーリーグベースボール}}
|-
70 ⟶ 100行目:
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2011}}
|rowspan="
|31||31||2||0||0||10||10||0||0||.500||839||198.0||186||14||63||5||3||197||6||0||90||73||3.32||1.26
|-
76 ⟶ 106行目:
|18||18||0||0||0||5||7||0||0||.417||424||103.2||90||15||32||0||4||96||1||0||48||45||3.91||1.18
|-
|rowspan="2" style="text-align: center;"|{{by2|2013}}
!colspan="2"|通算：7年▼
|
|-
|rowspan="2" style="text-align: center;"|[[テキサス・レンジャーズ|TEX]]
|13||13||1||0||0||4||5||0||0||.444||359||84.1||89||12||22||1||1||74||4||0||47||41||4.38||1.32
|-style="background-color:#f2f2f2"
!style="text-align: center;"|'13計
|24||24||1||0||0||10||6||0||0||.625||652||155.1||150||20||42||3||5||136||6||0||73||66||3.82||1.24
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2014}}
|rowspan="4" style="text-align: center;"|[[ミルウォーキー・ブルワーズ|MIL]]
|27||27||1||1||0||8||8||0||0||.500||680||163.1||143||12||50||2||4||126||3||1||77||66||3.64||1.18
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2015}}
|26||25||0||0||0||6||14||0||0||.300||666||148.2||176||23||57||3||2||104||7||0||102||93||5.63||1.57
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2016}}
|19||19||0||0||0||6||8||0||0||.429||461||101.2||117||11||36||2||3||70||3||0||67||51||4.51||1.51
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|2017}}
|24||22||0||0||0||6||9||0||0||.400||504||114.2||121||17||45||4||1||79||4||0||72||63||4.94||1.45
|-
|290||284||10||4||1||93||106||1||0||.467||7313||1710.2||1681||198||581||27||50||1380||53||5||876||777||4.09||1.32
|}
*
* 各年度の'''太字'''はリーグ最高
=== 背番号 ===
* '''21''' (2006年 - 2007年)
* '''22''' (2008年 - 2010年、2012年 - 2017年)
* '''17''' (2011年)
== 脚注 ==
{{Reflist|refs=
<ref name="MLBstats">[[#MLBstats|MLB公式プロフィール]]参照。2017年11月20日閲覧。</ref>
}}
== 関連項目 ==
* [[メジャーリーグベースボールの選手一覧]]
==外部リンク==
{{commonscat|Matt Garza}}
* [https://www.milb.com/player/matt-garza-490063 Matt Garza stats] MiLB.com {{en icon}}
{{アメリカンリーグチャンピオンシップシリーズMVP}}
▲{{テキサス・レンジャース}}
{{Baseball-biography-stub}}▼
{{DEFAULTSORT:かあさ まつと}}
[[Category:アメリカ合衆国の野球選手]]
[[Category:メキシコ系アメリカ人の野球選手]]
[[Category:
[[Category:ミネソタ・ツインズの選手]]
[[Category:タンパベイ・
[[Category:シカゴ・カブスの選手]]
[[Category:テキサス・レンジャーズ及びその前身球団の選手]]
[[Category:ミルウォーキー・ブルワーズの選手]]
[[Category:フレズノ郡出身の人物]]
[[Category:1983年生]]
[[Category:存命人物]]
▲{{Baseball-biography-stub}}
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