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{{日本の法令
| 題名 = 栄養表示基準
| 効力 = 現行法廃止▼
| 番号 = 平成15年[[厚生労働省]][[告示]]第176号
▲| 効力 = 現行法
| 種類 = [[産業法]]
| 内容 = 食品に栄養[[成分]]を[[表示]]する際の基準
| 所管 = [[消費者庁]]
| 関連 = [[食品表示基準]]、[[健康増進法]]、[[食品衛生法]]
| リンク = [http://wwwhourei.mhlw.go.jp/cgi-bin/t_document.cgi?MODE=hourei&DMODE=CONTENTS&SMODE=NORMAL&KEYWORD=&EFSNO=341 厚生労働省法令等データベースシステム]
| リンク = {{要出典}}▼
}}
'''栄養表示基準'''（えいようひょうじきじゅん、英：nutrition：Nutrition labellingLabelling standardsStandards<ref>{{Citation | editors = 近藤いね子; 高野フミ; Althaus, Mary E.; 板橋好枝; 一又民子; 岩原明子; 大束百合子; 小林 ひろみ; 天満美智子; 古木宜志子 | year = 2006 | contribution = 栄養 | contribution-url = http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E6%A0%84%E9%A4%8A&enc=UTF-8&stype=0&dtype=3 | title = プログレッシブ和英中辞典 | edition = 3rd | publisher = 小学館 | quote = 栄養表示基準｜nutrition label(ing) standards | accessdate = 2009-04-05}}</ref>）は、[[2003年]]に出された[[健康増進法]]第31条第1項の規定に基づく[[厚生労働省]]の[[告示]]で、[[生鮮食品]]を除く[[食品]]および[[鶏卵]]への[[栄養成分表示|栄養表示]]を[[標準化]]することで、欠乏しがちな栄養を補い、過剰になりがちな[[栄養]]を抑え、バランスのとれた[[食生活]]を支援するための、[[工業規格]]である。▼
[[ファイル:NutritionLabelEg.svg|thumb|300px|栄養表示基準に基づく栄養成分表示例（東京都福祉保健局）]]
▲'''栄養表示基準'''（えいようひょうじきじゅん、英：nutrition labelling standards<ref>{{Citation | editors = 近藤いね子; 高野フミ; Althaus, Mary E.; 板橋好枝; 一又民子; 岩原明子; 大束百合子; 小林 ひろみ; 天満美智子; 古木宜志子 | year = 2006 | contribution = 栄養 | contribution-url = http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E6%A0%84%E9%A4%8A&enc=UTF-8&stype=0&dtype=3 | title = プログレッシブ和英中辞典 | edition = 3rd | publisher = 小学館 | quote = 栄養表示基準｜nutrition label(ing) standards | accessdate = 2009-04-05}}</ref>）は[[健康増進法]]第31条第1項の規定に基づく厚生労働省の告示で、[[生鮮食品]]を除く食品および[[鶏卵]]への栄養表示を[[標準化]]することで、欠乏しがちな栄養を補い、過剰になりがちな栄養を抑え、バランスのとれた[[食生活]]を支援するための、[[工業規格]]である。
 
== 経緯と趣旨 ==
ある種の[[食品表示]]に関する基準である。
食品の栄養表示には、「糖質ゼロ」や「ノンカロリー」、「塩分ひかえめ」、「食物繊維たっぷり」など、さまざまな強調表示がなされてきた。
 
しかしながら、0.0001％は「ゼロ」と呼んでいいのか、何をもって「ノン」「ひかえめ」「たっぷり」とするのか、公的な基準がなかった。
以前は食品の栄養表示には、「糖質ゼロ」<ref>シュガーレス</ref>や「ノンカロリー」、「塩分ひかえめ」、「食物繊維たっぷり」など、さまざまな強調表示がなされてきた。しかしながら、0.0001％は「ゼロ」と呼んでいいのか、何をもって「ノン」「ひかえめ」「たっぷり」とするのか、公的な基準がなかった。このような経緯から、本基準が健康増進法の下に制定された。
このような経緯から、本基準が健康増進法の下に制定された。
<ref>{{Citation | ref = none | author = 厚生省 | year = 1996 | title = 厚生白書 | edition = 平成8年 | publisher = 厚生省 | isbn = 4-324-04879-7 | url = http://wwwhakusyo.mhlw.go.jp/wpdocs/hpaz199601/b0113.html | accessdate = 2009-10-11 | chapter = 第1編第2部第4章第3節 2 (2) 5) 栄養成分表示の適正化}}</ref>
 
== 表示義務成分 ==
24行目:
# 炭水化物の量
# ナトリウムの量
順序もこの順を守ることらねばならない<ref name="#1">第3条第1項第4号</ref>。
以上の義務表示の後に、任意の栄養成分を記載することができる。
このうち、欠乏しがちな栄養成分が高い旨等の表示をしたり、過剰になりがちな栄養成分が低い旨等の表示を行う場合に、規制が課される。
60行目:
 
=== 「0」（ゼロ）と表示 ===
別表第ニ二の第五欄に定める量未満である成分は、0（ゼロ）と表示することができる<ref name="#2">第3条第1項第6号</ref>。
 
=== 含まない旨の表示 ===
食品100 g（液体の食品は100 mL）当たりの量が、別表第五の第ニ二欄未満の成分は、含まない旨を表示してもよい。
また、[[コレステロール]]<ref name="lipid" />については更に、
; 液体の食品 : 食品100 mL当たりの[[飽和脂肪酸]]<ref name="lipid" />の量が0.75 g未満であるか、飽和脂肪酸に由来する熱量が総熱量の10 %未満であれば、コレステロールを含まない旨を表示してもよい。
; その他の食品 : 食品100 g当たりの飽和脂肪酸の量が1.5 g未満であるか、飽和脂肪酸に由来する熱量が総熱量の10 %未満であれば、コレステロールを含まない旨を表示してもよい<ref>第8条</ref>。
なお、ほんのわずかでも[[エタノール|アルコール]]が含まれている飲料に「[[ノンアルコール飲料|ノンアルコール]]」と表示することは、[[不当景品類及び不当表示防止法]]を根拠に<ref>{{Citation | author = 公正取引委員会 | year = n.d. | title = 景表法関係 | series = 報道発表資料・分野別 | url = http://www.jftc.go.jp/pressrelease/keihyo.html | accessdate = 2009-04-04}}</ref>、自粛を要望されている<ref>{{Citation | ref = none | author = 公正取引委員会 | year = 2003-07-14 | title = いわゆる「ノンアルコール飲料」の表示の適平成15年度 公正化について取引委員会年次報告 | periodicalpublisher = 報道発表資料公正取引委員会 | url = httphttps://www.jftc.go.jp/pressreleaseinfo/03.julynenpou/030714h15/15top00001.html | accessdate = 2009-0410-0411 | chapter = 第2部第13章第2 2 (2) いわゆる「ノンアルコール飲料」の表示の適正化について（平成15年7月）}}</ref>。
 
=== 低い旨の表示 ===
81行目:
* 一定の値
* 下限値及び上限値
のいずれかで表示する<ref>第3条第 name="#1項第4号<"/ref>。
一定の値で表示する場合は、[[賞味期限]]を通じて、別表第二の第四欄の[[誤差]]の許容範囲内であることなければならない<ref>第3条第1項第6号< name="#2"/ref>。
 
== 表示量の実測方法 ==
熱量等の表示量は、別表第二の第三欄に掲げる方法によって得られた値を用いて定めること必要がある<ref>第3条第1項第6号< name="#2"/ref>。▼
{{日本の法令
| 題名 = 栄養表示基準における栄養成分等の分析方法等について
| 番号 = 平成11年4月26日付衛新第13号新開発食品保健対策室長通知
| 効力 = 現行法
| 種類 = [[産業法]]
| 内容 = 食品の本質の測定方法を標準化
| 関連 = 栄養表示基準、[[国税庁所定分析法]]
▲| リンク = {{要出典}}
}}
▲熱量等の表示量は、別表第二の第三欄に掲げる方法によって得られた値を用いて定めること<ref>第3条第1項第6号</ref>。
別表第二の第三欄に掲げる方法の詳細は「[[栄養表示基準における栄養成分等の分析方法等について]]」（平成11年4月26日付衛新第13号新開発食品保健対策室長通知）で定められている。
 
{{Clear}}
== 脚注 ==
{{Reflist|3}}
 
<!--以上本文。以下Wikipedia内外へのリンク -->
== 関連項目 ==
* [[栄養素]]
 
== 補足資料外部リンク ==
* {{Citation | author = 東京都福祉保健局 | year = 2009-01厚生労働省 | title = 厚生労働省：「健康食品」に栄養表示す係るときは… - 栄養表示基準虚偽・誇大表示について - | edition = 改訂第6版広告等の禁止 | url = httphttps://www.fukushihokenmhlw.metro.tokyogo.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hoeihokenkinou/image/panfuhyouziseido-5.pdfhtml | accessdate = 20092012-0403-0403 }}
* {{Citation | author = 東京都福祉保健局 | year = 2010-03 | title = 食品に栄養表示するときは・・・｜「食品衛生の窓」東京都福祉保健局 | url = http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/hoei/hoei_016/hoei_16b.html | accessdate = 2012-03-03}}
 
{{DEFAULTSORT:えいようひようしきしゆん}}
[[Category:厚生労働省告示]]
[[Category:日本の食品関連法規]]
[[Category:栄養学]]
[[Category:日本の健康づくり政策]]
[[Category:工業規格]]
[[Category:公衆衛生]]
[[Category:食品関連2003年の法規]]
[[Category:栄養補助食品]]
[[Category:2015年に廃止された法]]
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