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例として[[硫酸]]が中和する場合、硫酸の[[当量]]に相当する塩基が中和すると正塩を生成する。
: <chem>H2SO4 + 2 NaOH -> Na2SO4 + 2 H2O</chem>
しかし硫酸の当量に対し塩基の当量が不足している場合、酸性塩を生じる。
: <chem>H2SO4 + NaOH -> NaHSO4 + H2O</chem>
 
また[[水酸化カルシウム]]の場合は、水酸化カルシウムの当量に相当する酸が中和すると正塩を生成する。
: <chem>Ca(OH)2 + 2 HCl -> CaCl2 + 2 H2O</chem>
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: <chem>2NH4Cl + Ca(OH)2 -> CaCl2 + 2NH3 + 2H2O</chem>
 
[[相転移#物理学的性質|揮発性]]の酸に[[不揮発性]]の酸を加え加熱すると揮発性の酸が遊離する。これは[[塩化水素]]の発生などに使われる。
 
ただし、以下に示す反応は、揮発性の酸遊離反応として知られているが、加熱せずとも盛んに塩化水素が発生し、実際には弱酸の遊離反応である。<ref>{{Cite book|和書|title=化学の新研究 改訂版|date=2019年1月10日|publisher=三省堂|page=402|last=卜部}}</ref>