「霧深きエルベのほとり」の版間の差分

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マルギットは絶望するが、フロリアンにあの台詞はカールがマルギットのためを思って無理に作った言葉だと諭され、後を追う。そして港のカールの行きつけの酒場で、彼は再び船に乗り今夜出港すること、船が出たら手切れ金をマルギットの元へ返してくれと頼んでいった事を聞く。
 
そのとき、夜霧をついて出港の汽笛が鳴り響いた。マルギットの幸せだけを願いながら、カールは再び独り海へと旅立って行った
 
== 登場人物 ==
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== これまでの上演 ==
=== 1963年月組・初演 ===
: 5月1日から6月2日まで、[[宝塚大劇場]]{{Sfn|90年史|2004|p=266}}{{Sfn|100年史(舞台)|2014|p=124}}にて上演。[[1965年]]3月6日から3月26日に[[東京宝塚劇場]]{{Sfn|90年史|2004|p=279}}にて上演された。東京{{Sfn|90年史|2004|p=279}}公演のスタッフは[[鴨川清作]](演出)。伴演作は宝塚{{Sfn|90年史|2004|p=266}}{{Sfn|100年史(舞台)|2014|p=124}}では『[[潮の鈴]]』、東京{{Sfn|90年史|2004|p=279}}では『[[花響楽]]』。
* 主な配役 カール:[[内重のぼる]]/マルギット:[[淀かほる]](1963年)、[[八汐路まり]](1965年)/フロリアン:[[藤里美保]](1963年)、[[上月晃]](1965年)
 
;宝塚大劇場公演のデータ
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**演出:菊田一夫{{Sfn|100年史(人物)|2014|p=186}}
**音楽{{Sfn|100年史(人物)|2014|p=186}}:[[入江薫]]、[[中井光晴]]、[[中元清純]]、[[寺田瀧雄]]、[[吉崎憲治]]
**音楽指揮:[[橋本和明 (編曲家)|橋本和明]]{{Sfn|100年史(人物)|2014|p=186}}
**振付{{Sfn|100年史(人物)|2014|p=186}}:[[岡正躬]]、[[佐々木和男]]
**装置:[[渡辺正男]]{{Sfn|100年史(人物)|2014|p=186}}
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**演出助手{{Sfn|100年史(人物)|2014|p=187}}:[[酒井澄夫]]、[[大関弘政]]
 
=== 1967年月組 ===
: 1月28日から2月28日まで、[[宝塚大劇場]]{{Sfn|60年史別冊|1974|p=48}}にて上演。同年4月1日から4月27日に[[東京宝塚劇場]]{{Sfn|90年史|2004|p=279}}にて上演。宝塚{{Sfn|60年史別冊|1974|p=48}}・東京{{Sfn|90年史|2004|p=279}}共通のスタッフは[[菊田一夫]]。伴演作は『[[おーい春風さん]]{{Sfn|90年史|2004|p=279}}{{Sfn|60年史別冊|1974|p=48}}』。
: [[内重のぼる]]のサヨナラ公演となった。
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**フリッツ:[[榛名由梨]]{{Sfn|60年史別冊|1974|p=48}}
 
=== 1973年月組 ===
: 5月26日から6月28日{{Sfn|60年史別冊|1974|p=139}}(第一回新人公演は6月16日{{Sfn|60年史別冊|1974|p=140}}、第二回新人公演は6月19日{{Sfn|60年史別冊|1974|p=140}})、[[宝塚大劇場]]にて上演。同年8月2日から8月29日{{Sfn|90年史|2004|p=280}}(第一回新人公演は8月19日{{Sfn|100年史(舞台)|2014|p=293}}、第二回新人公演は8月21日{{Sfn|100年史(舞台)|2014|p=293}})に[[東京宝塚劇場]]にて上演。宝塚{{Sfn|60年史別冊|1974|p=139}}・東京{{Sfn|90年史|2004|p=280}}共通のスタッフは菊田一夫、鴨川清作(演出)。伴演作は『[[ファニー・フィーリング]]{{Sfn|60年史別冊|1974|p=139}}{{Sfn|90年史|2004|p=280}}』。
* 主な配役 
* 主な配役 カール:[[古城都]](宝塚第一回新人公演・東京第二回新人公演:[[大滝子]]、宝塚第二回新人公演・東京第一回新人公演:[[榛名由梨]]){{Sfn|100年史(舞台)|2014|p=293}}/マルギット:[[初風諄]](宝塚第一回新人公演・東京第二回新人公演:[[千草美景]]、宝塚第二回新人公演・東京第一回新人公演:[[麗美花]]){{Sfn|100年史(舞台)|2014|p=293}}
**カール:[[古城都]](宝塚第一回新人公演・東京第二回新人公演:[[大滝子]]、宝塚第二回新人公演・東京第一回新人公演:[[榛名由梨]]){{Sfn|100年史(舞台)|2014|p=293}}
* 主な配役 カール:[[古城都]](宝塚第一回新人公演・東京第二回新人公演:[[大滝子]]、宝塚第二回新人公演・東京第一回新人公演:[[榛名由梨]]){{Sfn|100年史(舞台)|2014|p=293}}/*マルギット:[[初風諄]](宝塚第一回新人公演・東京第二回新人公演:[[千草美景]]、宝塚第二回新人公演・東京第一回新人公演:[[麗美花]]){{Sfn|100年史(舞台)|2014|p=293}}
 
;宝塚大劇場公演のデータ
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**美里景{{Sfn|60年史別冊|1974|p=140}}
 
=== 1983年花組 ===
: 2月11日から3月23日{{Sfn|90年史|2004|p=270}}{{Sfn|100年史(舞台)|2014|p=153}}(新人公演は3月8日{{Sfn|100年史(舞台)|2014|p=300}})まで、[[宝塚大劇場]]にて上演。同年7月3日から7月31日{{Sfn|90年史|2004|p=281}}(新人公演は7月20日{{Sfn|100年史(舞台)|2014|p=300}})に[[東京宝塚劇場]]、5月1日から5月5日{{Sfn|90年史|2004|p=299}}に[[福岡市民会館]]、5月7日から5月22日{{Sfn|90年史|2004|p=299}}に別府、大分、宮崎、都城、熊本、水俣、久留米、川内、鳴門、和歌山、奈良にて上演。[[柴田侑宏]]{{Sfn|90年史|2004|pp=270、281、299}}が潤色、演出を担当した。伴演作は『[[オペラ・トロピカル]]{{Sfn|90年史|2004|pp=270、281、299}}』。
* 主な配役(宝塚・東京) 
**カール:[[順みつき]](新人公演:[[瀬川佳英]]){{Sfn|100年史(舞台)|2014|p=300}}
**マルギット:[[若葉ひろみ]](新人公演:[[ひびき美都]]){{Sfn|100年史(舞台)|2014|p=300}}
: [[順みつき]]のサヨナラ公演、また順は前年まで[[松あきら]]と[[男役]]複数トップであったため、本作が大劇場での唯一の単独トップとしての公演となった。
 
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**制作{{Sfn|100年史(人物)|2014|p=201}}:[[田中拓助]]
 
=== 2019年星組 ===
1月1日から2月4日まで宝塚大劇場(新人公演:1月22日)、2月15日から3月24日まで東京宝塚劇場(新人公演:2月28日)。[[上田久美子]]が潤色・演出。伴演作は『[[ESTRELLAS 〜星たち〜]]』
*主な配役(宝塚・東京)<ref>[https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2019/kirifukakierubenohotori/cast.html キャスト]宝塚歌劇団公式サイト</ref>
**カール・シュナイダー:[[紅ゆずる]](新人公演:[[極美慎]])
**マルギット・シュラック:[[綺咲愛里]](新人公演:[[水乃ゆり]])
**フロリアン・ザイデル:[[礼真琴]](新人公演:[[天華えま]])
**ヨゼフ・シュラック:[[一樹千尋]](新人公演:[[遥斗勇帆]])
**ヴェロニカ:[[英真なおき]](新人公演:[[有沙瞳]])
**ザビーネ・シュラック:[[万里柚美]](新人公演:[[澪乃桜季]])
**ホルガー:[[美稀千種]](新人公演:[[朱紫令真]])
**トビアス:[[七海ひろき]](新人公演:[[天飛華音]])
**マインラート:[[如月蓮]](新人公演:[[天希ほまれ]])
**マインラート夫人:[[白妙なつ]](新人公演:[[小桜ほのか]])
**カウフマン警部:[[天寿光希]](新人公演:[[夕渚りょう]])
**アンゼリカ・ロンバルト:[[音波みのり]](新人公演:[[星蘭ひとみ]])
**エルメンライヒ:[[大輝真琴]](新人公演:[[隼玲央]])
**ロンバルト:[[輝咲玲央]](新人公演:[[湊璃飛]])
**デュッケ:[[瀬稀ゆりと]](新人公演:[[颯香凜]])
**エルメンライヒ夫人:[[紫月音寧]](新人公演:[[桜里まお]])
**ゼルマ:[[夢妃杏瑠]](新人公演:[[華雪りら]])
**オリバー:[[麻央侑希]](新人公演:[[蒼舞咲歩]])
**エドガー・クライン:[[漣レイラ]](新人公演:[[夕陽真輝]])
**フリードリヒ・ヘルマー:[[ひろ香祐]](新人公演:[[奏碧タケル]])
**ミリー:[[紫りら]](新人公演:[[七星美妃]])
**マルチン:[[瀬央ゆりあ]](新人公演:[[天路そら]])
**ハイデ:[[音咲いつき]](新人公演:[[二條華]])
**エンリコ:[[紫藤りゅう]](新人公演:[[希沙薫]])
**水夫:[[拓斗れい]]
**水夫:[[朝水りょう]]
**警官:[[桃堂純]](新人公演:[[天翔さくら]])
**エリカ:[[華鳥礼良]](新人公演:[[都優奈]])
**水夫:[[彩葉玲央]]
**シュザンヌ・シュラック:[[有沙瞳]](新人公演:[[桜庭舞]])
**リコ:[[天華えま]](新人公演:[[碧海さりお]])
**レオノーラ・ヘルマー:[[澪乃桜季]](新人公演:[[紅咲梨乃]])
**水夫:[[夕渚りょう]]
**水夫:[[天希ほまれ]]
**水夫:[[湊璃飛]]
**アデーレ・クライン:[[華雪りら]](新人公演:[[彩園ひな]])
**エッダ:[[小桜ほのか]](新人公演:[[きらり杏]])
**警官:[[遥斗勇帆]](新人公演:[[鳳真斗愛]])
**ペトロネラ:[[桜庭舞]](新人公演:[[澄華あまね]])
**アドリアン・エルメンライヒ:[[極美慎]](新人公演:[[咲城けい]])
**ローゼマリー・マインラート:[[星蘭ひとみ]](新人公演:[[星咲希]])
**ヨーニー:[[天飛華音]](新人公演:[[碧音斗和]])
**ベティ・シュナイダー:[[水乃ゆり]](新人公演:[[瑠璃花夏]])
 
;宝塚大劇場でのデータ
==脚注==
形式名は「Once upon a time in Takarazuka」。
 
17場。
 
*スタッフ
**作:[[菊田一夫]]
**潤色・演出:[[上田久美子]]
**作曲・編曲:[[入江薫]]
**作曲・編曲:[[青木朝子]]
**作曲・編曲:[[高橋恵 (宝塚歌劇)|高橋恵]]
**音楽指揮:[[佐々田愛一郎]]
**振付:[[御織ゆみ乃]]
**振付:[[若央りさ]]
**殺陣:[[清家三彦]]
**装置:[[新宮有紀]]
**衣装:[[有村淳]]
**照明:[[勝柴次朗]]
**音響:[[実𠮷英一]]
**小道具:[[下農直幸]]
**歌唱指導:[[ちあきしん]]
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist}}
== 参考文献 ==
 
==参考文献==
* {{Cite book|和書|author=編集発行人:[[橋本雅夫]]|title=宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年|publisher=[[宝塚歌劇団]]|date=1974年|isbn=|ref={{SfnRef|60年史別冊|1974}} }}
* {{宝塚歌劇90年史}}
* {{宝塚歌劇100年史 舞台編}}
* {{宝塚歌劇100年史 人物編}}
== 外部リンク ==
*[https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2019/kirifukakierubenohotori/index.html 2019年・公演案内(宝塚歌劇・公式)]
 
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[[category:ドイツを舞台とした作品]]
[[Category:菊田一夫]]
[[Category:鴨川清作]]
[[Category:柴田侑宏]]
[[Category:身分違いの恋愛を扱った作品]]