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3月に開催された全人代の政治活動報告で、李鵬は市場経済の必要性を強調して調整政策は終結を迎える。改革開放の最大の障壁となっていた保守派トップである陳雲は「過去に有効だった方法は既に適用できなくなった」と自身の誤りを認めるに至り、経済政策を牛耳っていた保守派は壊滅した。海外からの投資が再度活発になり、中国の成長を牽引することとなった。
 
また、鄧小平は南巡講話で「'''[[中東]]には[[石油]]があるが、中国には[[レアアース]]がある。中国はレアアースで優位性を発揮できるだろう'''」(中東有石油、中国有稀土、一定把我国稀土的優勢発揮出来)とも述べ<ref>{{Cite web |和書|date= 2016-03-31|url= https://www.sankei.com/life/news/160331/lif1603310002-n1.html|title= 鄧小平の戦略・中国レアアース開発で荒れ果てた山に無数の酸溶液の池 住民は歯が抜け…陸上破壊進み海洋進出か|publisher= [[産経デジタル|産経ニュース]]|accessdate=2019-05-19}}</ref><ref>Dian L. Chu (Nov 11, 2010). "Seventeen Metals: 'The Middle East has oil, China has rare earth'". Business Insider.</ref>、当時世界の埋蔵量の85%<ref>{{Cite web |和書|date= 2010-06-10|url= https://spc.jst.go.jp/news/100602/topic_4_02.html|title= 中国のレアアース、低価格で輸出 ハイテク不足が原因|publisher= SciencePortal|accessdate=2019-05-19}}</ref>も中国に存在したとされるレアアースの戦略的価値を重視する路線も決定づけたとされる<ref name=keisan/>。[[1983年]]の[[863計画]]から鄧小平は「中国希土類化学の父」と呼ばれる{{仮リンク|[[徐光憲|en|Xu Guangxian}}]]とレアアース産業の恒久的支配を推し進めており<ref>Goldman, Joanne Abel (April 2014). "The U.S. Rare Earth Industry: Its Growth and Decline". Journal of Policy History. 26 (2): 139–166. doi:10.1017/s0898030614000013. ISSN 0898-0306.</ref>、[[1989年]]に中国は世界最大のレアアース生産国となり、[[日本]]で中国との{{仮リンク|レアアース貿易摩擦|en|Rare Earths Trade Dispute}}が問題となる[[2010年代]]に入るころには中国は産地として世界の97%も供給する独占的な地位を手に入れることに成功していた<ref name=keisan>経済産業省2011年版不公正貿易報告書244~254頁</ref>。
 
== 関連項目 ==
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[[Category:深圳の歴史]]
[[Category:珠海市]]
[[Category:上海の歴史]]
[[Category:1992年1月]]
[[Category:1992年2月]]