「ペリリュー (強襲揚陸艦)」の版間の差分
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{{Infobox 艦艇
|艦名=ペリリュー
'''ペリリュー'''（'''USS Peleliu ,LHA-5'''）は[[アメリカ海軍]]の[[タラワ級強襲揚陸艦]]5番艦。[[第二次世界大戦]]中に[[ペリリュー州|ペリリュー島]]（現[[パラオ]]）で行われた[[ペリリューの戦い]]にちなんで名付けられた。なお、この命名は就役当時の海軍作戦部長Thomas B. Haywardの妻、Peggy Haywardによる。▼
|画像幅=300
|画像説明=
|建造所=[[インガルス造船所]]
|運用者={{USNAVY}}
|級名=[[タラワ級強襲揚陸艦]]
|モットー=Pax Per Potens ({{lang-en|Peace Through Power}})
|母港=[[カリフォルニア州]] [[サンディエゴ海軍基地|サンディエゴ]]
|発注=
|起工=[[1976年]][[11月22日]]
|進水=[[1978年]][[11月25日]]
|就役=[[1980年]][[5月3日]]
|退役=[[2015年]][[3月31日]]
|その後=
|排水量=39,200[[トン数| トン]]
|全長=254[[メートル| m]]
|最大幅={{ubl|32.5 m（船体）|40.3 m（飛行甲板）}}
|全幅=
|吃水=8.0 m
|主機=[[蒸気タービン]] 2機、2軸
|出力=70,000 [[馬力|hp]]
|最大速力=24 [[ノット]]
|乗員={{ubl|乗組員：士官82名、下士官兵882名|上陸部隊：1900名}}
|兵装={{ubl|[[RAM (ミサイル)|RIM-116 RAM]]21連装発射機×2基|[[ファランクス (火器)|Mk.15 ファランクスCIWS]]×2基|[[Mk 38 25 mm 機関砲]]×4門|[[ブローニングM2重機関銃]]×5挺|[[Mk 45 5インチ砲|Mk.45 5インチ単装砲]]×3門（新造時）|[[シースパロー (ミサイル)|RIM-7 シースパロー]]8連装発射機×1基（新造時）}}
|搭載艇={{ubl|[[LCU|LCU上陸用舟艇]]×2隻|[[LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇|LCAC-1級揚陸艇]]×1隻}}
|搭載機={{ubl|[[ハリアー II (航空機)|AV-8B ハリアー II]] 最大6機|[[AH-1W スーパーコブラ]] 最大4機|[[V-107|CH-46 シーナイト]] 最大12機|[[CH-53 (航空機)|CH-53 シースタリオン]] 最大9機|[[UH-1N ツインヒューイ]] 最大4機|[[V-22 (航空機)|V-22 オスプレイ]] 最大2機}}
}}
▲'''ペリリュー'''
==艦歴==
当初は[[ケサンの戦い|ケサン]] (''Khe Sanh'') 、続いて[[ダナン]] (''Da Nang'') と命名される予定であったペリリューは[[1976年]][[11月12日]]、[[ミシシッピ州]]パスカグーラの[[インガルス造船]]で起工した。[[1978年]][[11月25日]]に[[アメリカ海軍作戦部長]]トーマス・B・ヘイワードの妻、ペギー・ヘイワードによって命名、進水し、[[1980年]][[3月3日]]、T・P・スコット艦長の下で就役した。
就役後、ペリリューは直ちに南へ舵を取って[[パナマ運河]]を抜け、[[
1991年6月、[[砂漠の嵐作戦]]の後[[ペルシャ湾]]からの帰還途中にペリリューは[[フィリピン]]の[[ピナトゥボ山]]の噴火から避難するスービック湾海軍基地の人員救助に参加した。この噴火は過去100年間で最大のものであり、広範な地域に火山灰が降り注ぎ、海軍基地の施設の多くが破壊された。避難者の中には産婦人科の患者が数名含まれていたため、多くの赤ん坊が艦内で誕生した。
1999年10月26日から11月27日まで、[[オーストラリア軍]]が主導する[[東ティモール国際軍]]の一部として、[[東ティモール]]の平和維持活動に配備された<ref>{{cite book |last=Stevens |first=David |title=Strength Through Diversity: The combined naval role in Operation Stabilise |series=Working Papers |volume=20 |year=2007 |publisher=Sea Power Centre - Australia |location=Canberra |isbn=9780642296764 |issn=1834-7231 |url=http://www.navy.gov.au/w/images/Working_Paper_20.pdf |accessdate=2010-09-06 |page=14 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20110312180452/http://www.navy.gov.au/w/images/Working_Paper_20.pdf |archivedate=2011年3月12日 |deadurldate=2017年9月 }}</ref>。
2001年11月は[[不朽の自由作戦]]の一環として最初の[[アメリカ海兵隊|海兵隊]]部隊を[[アフガニスタン]]に送り届けた。
▲* [[揚陸艦]]
2004年1月1日、ペリリューは北[[アラビア海]]で一隻の[[ダウ船]]を停船させ、翌2日に拿捕、15名の身柄を確保した。船からは2,800ポンド (1,300 kg) の[[大麻]]樹脂（末端価格およそ1,100万ドル）が押収された<ref> {{cite web | url= http://www.news.navy.mil/search/display.asp?story_id=11265
| title= Interrogation of Suspected al Qaeda Affiliates Lead U.S., Australian Navies to Seize More Drugs
| date= January 2, 2004 |work= | publisher= U.S. 5th Fleet Public Affairs
| accessdate= 2011-01-20 }} </ref>。
2015年3月31日、退役。
== 脚注 ==
{{reflist}}
== 外部リンク ==
* [http://www.peleliu.navy.mil/ ''Peleliu'' homepage]{{リンク切れ|date=2020年3月}}
* [http://navysite.de/ships/lha5.htm Navysite.de page on ''Peleliu'', with many pictures]
* [http://wikimapia.org/#y=32678134&x=-117126011&z=18&l=1&m=h Wikimapia.org Satellite view of ''Peleilu'' moored in San Diego]
{{タラワ級強襲揚陸艦}}
{{DEFAULTSORT:へりりゆう}}
▲[[en:USS Peleliu (LHA-5)]]
[[Category:タラワ級強襲揚陸艦]]
[[Category:
[[Category:インガルス造船所が建造した船舶]]
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