「トカレフM1940半自動小銃」の版間の差分

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'''トカレフM1940半自動小銃'''(トカレフM1940はんじどうしょうじゅう、{{llang|言語記事名=ロシア語|ru|Самозарядная винтовка Токарева, образец 1940 года〈СВТ-40〉|'''S'''amozaryadnaya '''V'''intovka '''T'''okareva, Obrazets 19'''40''' goda〈SVT-40〉}}は、[[第二次世界大戦]]中に[[ソビエト連邦]]で開発された[[自動小銃|半自動小銃]]である。
 
== 開発経緯に至るまで ==
[[File:SVT-38 - Ryssland - AM.045576.jpg|thumb|300px|SVT-38]]
この時代に[[赤軍|ソ連軍]]が使用していた代表的な[[狙撃銃]]には、しばしば[[モシン・ナガンM1891/30]]が挙げられるが、この銃は機関部が[[ボルトアクション方式]]だったために、連続して[[狙撃]]を行う事が困難だった。[[1930年代]]に入り各国の[[軍隊]]では次世代[[小銃]]として[[自動小銃|半自動小銃]]の開発を進めていた。[[ソビエト連邦|ソ連]]の銃技師[[フョードル・トカレフ]]は、この、[[照準器|スコープ]]から目を離さず連続狙撃が可能である半自動小銃の研究を[[1920年代]]末頃から開始した([[小銃#自動小銃|半自動小銃]]の構造についてはリンク先を参照)。
 
そして、[[1932年]]に[[プロトタイプ|試作型]]の半自動小銃が完成。しかし、機関部の不具合から、この試作銃は制式採用されることはなかった。[[フョードル・トカレフ|トカレフ]]は、この試作銃の欠陥を解消したうえで更なる改良を重ね、[[1938年]]にトカレフM1938半自動小銃を完成させた。
 
別名SVT-38とも呼ばれたM1938は、機関部[[ガス圧作動方式]]を採用・使用するし、[[]]は、以前からソ連の制式小銃に使用されてきたリム付き[[7.62x54mmR弾]]併用可能という高い互換性を備えていた。しかし、当時ソ連軍が使用していた[[弾薬]]には粗悪品も多く混じっていたため、発射圧でふくらんだ空[[薬莢]]がチェンバー([[薬室]])内部に貼り付き作動不良を起こす事が少なからずあったが無、[[フョードル・トカレフ|トカレフ]]はM1938半自動小銃にこの作動不良を防ぐためにチェンバー内に細かな溝を刻み込改良を行うこと空薬莢がチェンバー内上記の問題を未然貼り付かなだ。このことにう改良が施され、[[フョードル・トカレフ|トカレフ]]は銃弾の後方互換性を実装しながら高信頼性、作動性も両立させという妙技を見事成功させた
 
== トカレフM1940半自動小銃の登場 ==
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; 『[[スナイパーエリートV2]]』
: 初回生産版のみに特典として[[Kar98k]]と共に「SVT-40」の名称で実装されており、使用可能。
『'''Arena Breakout'''』
 
「SVTU」という名称でカービンライフル枠で登場。ショップでの購入やトレーダーのブラッドレン から購入可能な他、レイド中に倒した敵からも入手可能。
 
またガンスミスにてドットサイト等のオプションも装着可能。
 
===小説===