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[[ウィリアム・ハーシェル]]によって、(当時の)[[望遠鏡]]で見ると[[恒星]]のように見えることから、ギリシャ語の {{lang|el|αστηρ}}(aster:恒星)と {{lang|el|ειδος}}(eidos:姿、形)から'''アステロイド'''「asteroid:恒星のようなもの」と命名された。[[太陽系]]内の[[惑星]]より小さな天体であることから「minor planet:小さな惑星」、「planetoid:惑星のようなもの」などとも呼ばれた。
現在では[[岩石]]を主成分とするものを「asteroid」と称し、「minor planet」は「asteroid」に加え、[[太陽系外縁天体]]、[[彗星・小惑星遷移天体]]や[[準惑星]]などを含んだ天体の総称とされているが、「minor planet」も「asteroid」も日本語ではどちらも「小惑星」と訳され
その多くは[[火星]]と[[木星]]の間の軌道を公転しているが、[[地球]]付近を通過する可能性のあるものも存在する。[[21世紀]]初頭まで最大の小惑星であった (1) [[ケレス (準惑星)|ケレス]](Ceres:数字は小惑星番号。以下同様)でも地球の[[月]]よりはるかに小さい。
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== 位置と数 ==
=== 位置 ===
[[1990年代]]以降は (50000) [[クワオアー]] (Quaoar) や (90377) [[セドナ (小惑星)|セドナ]] (Sedna) といった、エッジワース・カイパーベルトや、さらにその外側にある '''trans-Neptunian objects'''([[太陽系外縁天体]]、'''TNO''')が続々と発見されるようになった。これらはメインベルトの小惑星 (asteroid) とは起源が異なると考えられているが、同様に小惑星 (Minor planet) として登録されている。エッジワース・カイパーベルトの総質量は[[地球質量]]より一桁少ない程度であり<ref>Brett Gladman, J. J. Kavelaars, Jean-Marc Petit, Alessandro Morbidelli1, Matthew J. Holman, and T. Loredo [https://doi.org/10.1086%2F322080 The Structure of the Kuiper Belt: Size Distribution and Radial Extent] The Astronomical Journal, Vol.122, No.2 (2001)</ref>、メインベルトの総質量より大きいと推定されている。
=== 数 ===
[[
直径1km程度、ないしそれ以下の小惑星については未発見のものが数十万個あると推測されている。
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[[1781年]]の[[天王星]]発見当時、[[ティティウス・ボーデの法則]]から、火星と木星の間に未知の惑星を探索する試みが行われた。[[1801年]]に (1) [[ケレス (準惑星)|ケレス]]が発見されたが、翌[[1802年]]に (2) [[パラス (小惑星)|パラス]]、[[1804年]]に (3) [[ジュノー (小惑星)|ジュノー]]、[[1807年]]には (4) [[ベスタ (小惑星)|ベスタ]]と、同じような位置に天体が相次いで発見されたこと、またいずれも惑星と呼ぶにはあまりに小さいことから、やがて惑星とは区別されるようになった。小惑星 (asteroid) という語は、[[1853年]]初めに考え出された。
[[2006年]]8月に[[プラハ]]で開かれた[[国際天文学連合]] (IAU) 総会で[[国際天文学連合による惑星の定義|惑星の定義]]が採択された結果、それまで惑星とされていた[[冥王星]]および小惑星とされていたケレスと{{mp|2003 UB|313}}([[エリス (準惑星)|エリス]])が '''dwarf planet'''([[準惑星]])に変更され、さらに小惑星のうち十数個が将来的に dwarf planet に変更される可能性があると考えられるようになった([[2008年]]には、新たに[[マケマケ (準惑星)|マケマケ]]と[[ハウメア (準惑星)|ハウメア]]が dwarf planet に変更されている)。また小惑星はTNOや[[彗星]]とともに '''small solar system bodies''' ([[太陽系小天体]]、'''SSBO''') というカテゴリーに包括されることになった。
これを受けて、[[日本学術会議]]の小委員会は[[2007年]]4月9日の[
{{main|惑星#日本学術会議の対外報告}}
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メインベルトの[[軌道要素|軌道長半径]]がティティウス・ボーデの法則にほぼ合致するため、昔この位置にあった惑星が何らかの原因で破壊されて小惑星帯が作られたとする惑星破壊説が唱えられたこともあったが、メインベルトの小惑星の質量を合計しても惑星の質量には到底達しないことなどから、現在は支持されていない。またすべての小惑星が同一の起源を持つわけではなく、かつて彗星であったものなども含まれると考えられる。一方で、[[火星]]の衛星[[フォボス (衛星)|フォボス]]と[[ダイモス (衛星)|ダイモス]]など、かつては小惑星だったものが他の天体に把捉されてその衛星となったと考えられている天体も存在する。
メインベルトにある小惑星発生には2つの要素が働いたと考えられる。1つは太陽系形成時にこの付近にダスト成分が少なかった
== 命名規則 ==
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* 空白
* アルファベット (A-Y):発見時期(月の前後半)を表す。
* アルファベット (A-Z) + 数字:
{{main|仮符号#小惑星}}
仮符号を付けられた天体は既知の天体との軌道の同定作業が行われる。最終的に軌道が確定して新天体だと確認されると、[[小惑星番号]]が与えられた上で命名される。
発見者(
なお、トロヤ群は[[トロイア戦争]]に参加した戦士<ref group="注">21世紀初頭にはネタ切れのため、本人ではなく肉親が参戦した人物の名前も付けられるようになっている。</ref>の中から、[[ケンタウルス族 (小惑星)|ケンタウルス族]]([[#ケンタウルス族|後述]])には[[ケンタウロス]]族の名前、[[太陽系外縁天体]]には各民族などの創世神話から命名を行うという規則がある<ref group="注">(66652) [[ボラシシ (小惑星)|ボラシシ]]はSF小説の作品中に登場する架空の神話から命名された。また、(174567)Varda、(385446)Manweは[[指輪物語]]の神格から命名された。</ref>。
また、人名については、かつては
近年では、ほぼ同じ大きさの[[二重小惑星]]に命名する際に、それぞれの天体に付けた名前をハイフンで結合して小惑星名とするケースが見られる。例としては、(79360)Sila-Nunam([[:en:79360 Sila–Nunam|en]])、(341520)Mors-Somnus([[:en:341520 Mors–Somnus|en]])がある。
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基本的には、一度命名した小惑星名は変更できないことになっているが、何らかの問題が生じた際には例外的に変更された例がいくつかある。
{{main|小惑星番号#例外}}
また、申請の際に名前の綴りが変更され
=== 表記 ===
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! 族 !! [[軌道長半径]]<br />([[天文単位|AU]]) !! [[離心率]] !! [[軌道傾斜角]]<br />([[度 (角度)|°]]) !! 代表的な<br />小惑星
|-style="text-align:center"
| [[フローラ族]] || 2.
|-style="text-align:center"
| [[ベスタ族]] || 2.
|-style="text-align:center"
| [[マッサリア族]] || 2.
|-style="text-align:center"
| [[ニサ族]] || 2.
|-style="text-align:center"
| [[マリア族]] || 2.
|-style="text-align:center"
| [[エウノミア族]] || 2.
|-style="text-align:center"
| [[パラス族]] || 2.
|-style="text-align:center"
| [[ゲフィオン族]] || 2.
|-style="text-align:center"
| [[コロニス族]] || 2.
|-style="text-align:center"
| [[エオス族]] || 2.
|-style="text-align:center"
| [[ヒギエア族]] || 3.
|-style="text-align:center"
| [[テミス族]] || 3.
|-style="text-align:center"
| [[キュベレー族]]<!--キュベレー群(共鳴小惑星)の方か?--> || || || || (65) [[キュベレー (小惑星)|キュベレー]]
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! 群など !! 軌道<br />長半径<br />(AU) !! 公転<br />周期<br />(年) !! 惑星 !! 公転<br />周期<br />(年) !! 共鳴比 !! 備考
|-style="text-align:center"
| 地球の[[準衛星]] || 1.00 || 1.00 || [[地球]] || 1.00 || 1
|-style="text-align:center"
| [[火星のトロヤ群|火星トロヤ群]] || 1.52 || 1.88 || [[火星]] || 1.88 || 1
|-style="text-align:center"
| [[ハンガリア群]] || 1.85 || 2.52 || 火星 || 1.88 || 4
|-style="text-align:center"
| [[アリンダ族]]<!--群?--> || 2.50 || 3.95 || [[木星]] || 11.86 || 1
|-style="text-align:center"
| [[ヒルダ群]] || 3.97 || 7.91 || 木星 || 11.86 || 2
|-style="text-align:center"
| [[チューレ (小惑星)|チューレ群]] || 4.28 || 8.90 || 木星 || 11.86 || 3
|-style="text-align:center"
| [[木星のトロヤ群|木星トロヤ群]] || 5.20 || 11.86 || 木星 || 11.86 || 1
|-style="text-align:center"
| [[海王星のトロヤ群|海王星トロヤ群]] || 30.11 || 164 || [[海王星]] || 164 || 1
|}
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; [[地球近傍小惑星]] (NEA)
: 地球軌道の近くを通るもの。いくつかのグループに分けられるが、特に上から3つを指すことが多い。
:
:
:
:
:
:
; ○○横断小惑星
: 近日点と遠日点が、それぞれ対象となる惑星の公転軌道より内側と外側にある小惑星。地球近傍小惑星の多くは地球横断小惑星ということもできる。
162行目:
:* [[天王星横断小惑星]]
:* [[海王星横断小惑星]]
; {{Visible anchor|[[ケンタウルス族 (小惑星)|ケンタウルス族]] (Centaur)|ケンタウルス族|Centaur|ケンタウルス族小天体}}
: 軌道長半径が30 AU以下。近日点は木星軌道から[[天王星]]軌道の間に、遠日点は[[土星]]軌道から海王星軌道の間にあるものが多い。木星などの[[摂動 (天文学)|摂動]]を受けやすく、軌道は不安定。彗星起源と考えられており、太陽系外縁天体に分類されることもある。
; [[逆行小惑星]]
170行目:
太陽系外縁天体も、いくつかのグループに分かれている。
; [[エッジワース・カイパーベルト天体]] (EKBO)
:
:
:
:
:
:
:
; [[散乱円盤天体]] (SDO)
: 離心率が大きく、遠日点ではエッジワース・カイパーベルトの外縁を超えるもの。
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{{Main|小惑星のスペクトル分類}}
小惑星は[[色]]、[[アルベド]](反射能)、[[スペクトル]]によって大きく3種類に[[分類]]される。
* [[C型小惑星]]
* [[S型小惑星]]
* [[M型小惑星]]
上記3つのサブグループに相当する型や、それら以外のマイナーな型も存在する。
208行目:
[[1996年]]に打ち上げられた[[NEARシューメーカー]]は、[[1997年]]に (253) [[マティルド (小惑星)|マティルド]]、[[2000年]]に (433) [[エロス (小惑星)|エロス]]の映像を撮影し、探査機はエロスの周回軌道に乗った後に着陸を果たした。
[[2003年]]に打ち上げられた日本の探査機[[はやぶさ (探査機)|はやぶさ]]は、[[2005年]]に (25143) [[イトカワ (小惑星)|イトカワ]]へ到達、至近距離からの詳細な観測を行った。はやぶさはイトカワに、計画通りではなかったが接地し、その後離脱した。サンプル採取については、操作ミスにより、送られた命令列中に弾丸発射命令が存在していなかったため、サンプルホーンの接触により微粒子状の対象が舞い上がったものが回収されていることを期待する、とした(幸い、そのようにして回収されたものとほぼ断定できるサンプルが、実際に確認された)。[[2010年]][[6月13日]]に地球へ帰還し、サンプル容器を納めたカプセルが回収されて容器内の微粒子の回収と分析がおこなわれ、同年11月16日には、回収された微粒子のほとんど全てがイトカワ由来であることが発表された<ref name="JAXA20101116">{{
[[2004年]]に打ち上げられた[[ロゼッタ (探査機)|ロゼッタ]]は、[[2008年]]に (2867) [[シュテインス (小惑星)|シュテインス]]、2010年に (21) [[ルテティア (小惑星)|ルテティア]]への接近観測を行った。
214行目:
[[2007年]]に打ち上げられた[[ドーン (探査機)|ドーン]]は、[[2011年]]に (4) [[ベスタ (小惑星)|ベスタ]]の周回軌道に乗って観測を行い、[[2012年]]にベスタの軌道を離脱した。[[2015年]]には (1) [[ケレス (準惑星)|ケレス]]周回軌道に到達し、[[2017年]]現在でも近接探査が続けられている。
[[2014年]]12月には「はやぶさ」の後継機となる[[はやぶさ2]]が打ち上げられた。2018年6月に探査目標である[[リュウグウ (小惑星)|リュウグウ]]に到着、[[2018年]]
2016年にはアメリカの小惑星探査機[[オサイリス・レックス|オシリス・レックス]](オサイレス・レックス、オサイリス・レックスとも)が打ち上げられた。目標とする小惑星は[[ベンヌ (小惑星)|ベンヌ]]で、[[2018年]]12月に到着、2020年10月にサンプル採取を実施し成功した。2021年4月に小惑星を離脱、2023年9月に地球帰還予定である。
222行目:
2021年現在、[[ルーシー (探査機)|ルーシー]] (2021年10月打ち上げ予定)、[[DART (探査機)|DART]] (2021年11月打ち上げ予定)、[[サイキ (宇宙機)|サイキ]] (2022年8月打ち上げ予定)が準備中である。また、[[マルコ・ポーロ (探査機)|マルコ・ポーロ]]などの小惑星探査計画が検討中である。さらに[[ドン・キホーテ (探査機)|ドン・キホーテ]]という計画では、小惑星にインパクターを衝突させる構想である。
アメリカでは[[コンステレーション計画]]の中止後、2010年4月に[[バラク・オバマ|オバマ大統領]]の発表した新宇宙政策<ref>{{
=== これまでに行われた近接探査 ===
* [[ガリレオ (探査機)|ガリレオ]]
* [[カッシーニ (探査機)|カッシーニ]]
* [[NEARシューメーカー]]
* [[ディープ・スペース1号]]
* [[スターダスト (探査機)|スターダスト]]
* [[はやぶさ (探査機)|はやぶさ]]
* [[ニュー・ホライズンズ]]
* [[ロゼッタ (探査機)|ロゼッタ]]
* [[ドーン (探査機)|ドーン]]
* [[嫦娥2号]]
* [[はやぶさ2]]
* [[オサイリス・レックス|オサイリス・レックス (オシリス・レックス)]]
=== 今後行われる近接探査 ===
* [[DART (探査機)|DART]] : [[地球近傍天体]]への衝突実験。(65803) [[ディディモス (小惑星)|ディディモス]]を周回する衛星[[ディモーフォス (衛星)|ディモーフォス]]へのインパクター打ち込みおよび軌道偏向の観測。2022年9月到達予定。
* [[ルーシー (探査機) | ルーシー]]
* [[サイキ (宇宙機)|サイキ]]
* [[はやぶさ2]]
=== 計画が存在する近接探査 ===
* [[マルコ・ポーロ (探査機)|マルコ・ポーロ]]
* [[ドン・キホーテ (探査機)|ドン・キホーテ]]
=== 実現しなかった近接探査 ===
中止または他の目標に変更されたもの
* [[クレメンタイン (探査機)|クレメンタイン]]
* ディープ・スペース1号
* ロゼッタ
* はやぶさ
== 地球への危険 ==
=== 衝突の可能性 ===
{{main|隕石衝突}}
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地球にとって特に危険性が高く深刻な影響を与える天体は直径が150mを超える天体とされている<ref name="afp20190320-2" />。
[[ユカタン半島]]にある[[チクシュルーブ・クレーター|チュクシュルーブ・クレーター]]の調査から、約6550万年前に秒速
直径10km規模の小惑星衝突は1億年に1回程の頻度で起こると考えられる<ref name=New201301-42 />。直径1kmの小惑星衝突でも地球規模の[[気候]]に変動を与えると考えられ、その頻度は100万年に1回程と推定される。これより小規模な衝突は影響こそ限定的になるが、その反面頻度は上昇する。直径1.2kmの[[バリンジャー・クレーター]]を作った隕石は直径50m規模であったが、頻度は1000年に1回程あると考えられる<ref name=New201301-44>[[#ニュートン (2013-1)|ニュートン (2013-1)、p.
=== 小惑星の監視 ===
地球の公転軌道より1.3天文単位以内を通過する公転周期200年未満の小惑星はNEA(Near Earth Asteroid, [[地球近傍小惑星]])といい、2012年11月1日現在で9252個が確認されている<ref name=New201301-48>[[#ニュートン (2013-1)|ニュートン (2013-1)、p.
NEAと、やはり衝突が懸念される彗星(Near Earth Comet, NEC)と合わたNEO(Near Earth Object, [[地球近傍天体]])<ref name=New201301-48 />を監視する計画は、[[アメリカ航空宇宙局|NASA]]と[[アメリカ空軍]]、[[マサチューセッツ工科大学]]の共同による[[リンカーン地球近傍小惑星探査|LINEAR]](Lincoln Near Earth Asteriod Research)、[[アリゾナ大学]]の[[スペースウォッチ|Space Watch]]と[[カタリナ・スカイサーベイ|Catarina Sky Survey]]、NASA[[ジェット推進研究所]]の[[地球近傍小惑星追跡|NEAT]](Near-Earth Asteroid Tracking)、[[ローウェル天文台]]の[[LONEOS]](Lowell Observatory Near-Earth-Object Search)、[[ハワイ大学]]の[[パンスターズ|Pan-STARRAS]](Panoramic Survey Telescope And Rapid Response Syastem)などがあり、[[日本]]でも[[美星スペースガードセンター]]が観測を行っている<ref name=New201301-58 />。このように多くの観測体制が敷かれる理由は、そもそもNEOが非常に観測しにくい
=== 衝突回避の技術研究 ===
小惑星の衝突に備えて小惑星を破壊したり進路を変えさせたりする研究も進められている<ref>{{Cite news|date=2019-03-08|url=https://www.cnn.co.jp/fringe/35133916.html|title=爆破は困難?、小惑星は思ったより硬かった 米研究|publisher= CNN|accessdate=2019-03-09}}</ref>。
しかし、小惑星の衝突を回避する技術は現在の科学技術では達成しておらず、現存するロケットを衝突させて軌道を変える方法でも、直径100m以下の小惑星でしか効果が
== 脚注 ==
301 ⟶ 303行目:
== 外部リンク ==
{{commonscat|Asteroids}}
* {{Wayback|url=https://rika-net.com/contents/cp0320a/contents/taiyoukei/syouwakusei/index.html |title=理科ねっとわーく 太陽系図鑑(小惑星) |date=20211210140321}}
* [https://www.cgh.ed.jp/TNPJP/nineplanets/asteroids.html ザ・ナインプラネッツ日本語版(小惑星)]▼
* [https://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/resource/tenmon/space/a-c-m/a-c-m00.html 国立科学博物館 宇宙の質問箱(小惑星・彗星・流星・隕石)]
▲* [https://www.cgh.ed.jp/TNPJP/nineplanets/asteroids.html ザ・ナインプラネッツ 日本語版(小惑星)]
* [https://nineplanets.org/asteroids/ The Nine Planets Asteroid Facts] - ザ・ナインプラネッツ 原語版(小惑星){{En icon}}
* {{Wayback|url=http://www.geocities.co.jp/Athlete/2383/as/as.html |title=小惑星 惑星になりそこなった星たち |date=20021106042150}}
* {{Wayback|url=http://www.geocities.com/zlipanov/selected_asteroids/selected_asteroids.html |title=小惑星の画像集(英語) |date=20000621000822}}
* {{Kotobank}}
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