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放送開始当初の番組タイトルは『'''裏影 〜殿下の放蕩〜'''』(うらかげ でんかのほうとう)で、毎週木曜日深夜24時16分からの放送。謎のキャラクター「かっちゅうさん」(声:[[大坂ともお]])の指令を受けて、2人の[[ディレクター]]、[[佐藤貴之]](東北朝日プロダクション:以下、佐藤D)と菅田賢司(東日本放送:以下、菅田D)が地元のモデル、お笑い芸人、大学生などのリポーターと共にそれぞれの企画の面白さを競う番組形式であった<ref>{{Cite journal |和書|title =裏影特集 |year=2004|month=8|publisher =角川書店 |journal =[[ザテレビジョン#地方版と対応地域|月刊ザテレビジョン]] Monthly the television 宮城・福島版 |volume =5 |issue =8 |naid = |pages =176-177 |ref = }}</ref>。
番組放送開始前から番組の公式サイトには電子掲示板「民の声」が設置され、視聴者からの感想や意見などを受け付けていたが、同局で毎週水曜日の同時間帯に放送していた[[北海道テレビ放送]](HTB)制作のバラエティ深夜番組『[[水曜どうでしょう]]』との近似性をたびたび指摘されるなど、番組の在り方や方向性について厳しい意見が多数書き込まれていた<ref>{{
2004年9月2日の放送から番組タイトルを『'''裏影'''』に変更、司会はかっちゅうさん改め、「大坂ともお」と、東日本放送のアナウンサーであった「[[濱知美|浜知美]]」が務めることになり、「裏影開放宣言」と称して、視聴者から「裏影でやってほしいこと」、「裏影への出演希望」などの番組へのリクエストや企画を募集し、それらをディレクターが番組化していく「情報リクエスト・バラエティ番組」形式となった<ref>{{
以降はアシガと呼ばれるアシスタントガールや「裏影軍団」と呼ばれる出演者を増やし、来仙したタレント・アーティストなど県内外からゲストを迎え、数々の名物企画を生み出し<ref name="senkei20090317"/>、番組名を冠したイベントを多数開催するなど東日本放送の人気番組となった<ref>{{
2009年3月5日の放送の中で同年3月いっぱいでの放送終了を発表、同年3月20日に仙台駅前の商業ビル[[EBeanS]](イービーンズ)屋上・憩いの広場にてラストイベント「裏影祭」を開催し、その模様を翌週の3月26日に「裏影最終回拡大スペシャル」として放送し番組を終了した<ref name="senkei20090317">{{
== 主な企画 ==
=== 裏影 〜殿下の放蕩〜 ===
*'''韓国編'''(2004年6月3日-2004年6月17日、全3回)
**菅田Dはフリーリポーターで飲み友達の菊地清香を抜擢し、韓国のストリートパフォーマーが集まるスポットで、日本の芸を見せつける企画『芸は身を助ける』を考えるが、彼女が全くの無芸であることが判明し…。一方、佐藤Dは「冬のソナタ」の人気に目をつけ、モデルの天野浩(当時:MOCプランニング所属)を起用して韓国でガールフレンドをつくる「冬ソナ大作戦」を敢行する<ref name="houkoku2004">{{
*'''青田買い編'''(2004年6月24日・2004年7月17日、全2回)
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=== 裏影 -URAKAGE-===
* '''クーポン大作戦'''(2004年)
**天野宏と河村愛のコンビが「番組を見た」と言ったら買物するときに割り引きしてくれる仙台駅東口周辺のお店を探す企画<ref name="koremade2004">{{
* '''ぶらっと献血大作戦'''(2004年9月23日 - 2004年10月7日、全3回)
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* '''お笑いクイズバトル'''(2004年、2005年、2006年)
**第1回は番組レギュラーの座を賭けて、在仙お笑い芸人4組が番組レギュラー「TUT」に勝負を挑む。さまざまな趣向をこらしたクイズを勝ち抜いた1組が街角コントバトルでTUTと対決した<ref name="koremade2004"/>。
**第2回の開催場所は冬の[[安比]]、スキー場でのクイズや「深夜の人間性クイズ」など元ネタである[[お笑いウルトラクイズ]]を彷彿とさせる[[ドッキリ]]クイズなどの5つの関門をくぐり抜け、総合得点の高かった上位2組で決勝戦を行った。<ref name="koremade2005">{{
**第3回は優勝賞金10万円と番組出演権を賭けて、13名のチャレンジャーが「雪上ものまねマラソン」、「へんてこソリレース」など様々な激戦を繰り広げた。
* '''懐かしシリーズ'''
**視聴者からリクエストされた「懐かしいもの」をアシスタントガール・スタッフが探し回る企画。第1弾は「パンダ焼き」、第2弾は「[[パレード (飲料)|パレード]]」、第3弾は「白雪とうふのなつみちゃんを追え!」<ref name="koremade2005"/>{{Refnest|group="注"|この企画で白雪とうふのCMに出ていた女の子が東日本放送のディレクターの娘「菜摘ちゃん」であり、白雪とうふの女の子のキャラクター『なつみちゃん』の名前の由来となったことが明かされた<ref>{{
* '''ミスター来仙企画'''
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* '''仙台ディープスポットの旅'''(2006年4月6日 - )
**大坂ともおと濱知美アナウンサーが、知る人ぞ知る、仙台の「新しい」裏スポットを共に巡る企画<ref name="koremade2006">{{
* '''裏影応援団'''(2006年4月20日 - )
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* '''恋愛ファクトリー キューピーハニー'''(2006年12月21日 - )
**片思いで悩む人に強引に告白をさせ、カップルを誕生させるおせっかい企画<ref name="koremade2006"/>。2007年12月13日の放送から企画名を'''裏影的恋愛応援企画「恋花〜コイバナ〜」'''に変更しリニューアル<ref name="kako200712">{{
* '''裏影学校へ行こうYO!'''
**裏影軍団が学校を訪問し、生徒たちと触れ合う企画。放送150回記念では、仙台市の[[聖ウルスラ学院英智小学校・中学校・高等学校|聖ウルスラ学院]]に[[長渕剛]]をゲストに迎えて「サプライズ講堂ライブ」を開催し大きな話題となった<ref>{{cite news|archiveurl=https://web.archive.org/web/20070518034619/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070516-OHT1T00060.htm|url=http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070516-OHT1T00060.htm|title=長渕先生、10代にエールビシビシ:芸能|publisher=スポーツ報知|date=2007-05-16|archivedate=2007-05-18|accessdate=2015-07-27}}</ref><ref>{{
* '''アイドル誕生プロジェクト'''(2007年6月21日 - )
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* '''イケメンパラダイス・モテかわランデブー'''(2007年10月25日 - )
**視聴者の投稿から、街で働くイケメン店員を調査・紹介する企画。男子視聴者の期待にも応えるため、美人・美女の「モテかわちゃん」を紹介する企画も同時に放送された<ref name="kako200710">{{
* '''最期の晩餐 もりもリクエスト'''(2008年2月21日 - )
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* '''団長ユウタ卒業記念企画「ハンバーガー100個喰い100kmマラソン」'''(2008年3月13日 - 2008年3月27日)
**1kmごとにハンバーガーを1個ずつ食べ、100kmを完走するという団長スズキユウタ卒業企画。まさかの5kmでリタイアという事態に、急遽ユウタ以外の裏影軍団が私服のままタスキをつないで残りの残りの95kmを完走する「ハンバーガー100個喰い100km駅伝」に変更された<ref name="kako200803">{{
* '''裏影プレゼンツ 宮城ご当地キャラクターコンテスト'''(2008年8月13日 - )
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== 主な出演者 ==
出演者を総じて裏影軍団と呼称していた<ref>{{
=== MC軍団 ===
* '''[[濱知美|浜知美]]'''(はま ともみ):MC、当時、KHB東日本放送アナウンサー。番組での愛称は“はまちゃん”。
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=== 素人軍団 ===
* '''パイルプロジェクト'''(Pile Project)<ref>{{
* '''素人・三浦さん'''(三浦良浩):「[[大泉洋]]のそっくりさん」本職は[[Webデザイナー]]。センスファクトリー代表。
* '''素人・高谷さん'''(高屋直樹):zeusトーイングサービス・ウェイクボードスクールの校長。
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* '''まりな'''(佐藤万里奈)
* '''[[ちずみ]]'''(加川千純)
* '''なぎさ'''([[佐藤渚]]):2008年9月6日、KHBまつり出演をもって卒業。
* '''みさと'''(根岸美里)
**2004年9月の番組リニューアル時から、まい、ゆっち、あいの3人が活動開始。
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**同局の主催イベントである『KHBフリーマーケット』のステージでのライブ。
* '''裏影祭2006'''(2006年12月28日、[[SENDAI CLUB JUNK BOX]])
**ザ・キャプテンズ、Mess-Age Crew、イケメン'ズ、TATE&MARKIE、ISOPP & RANMAP、TOZAWA、ダンススクール ロックフット、カラスコダンスチーム、閃雷、はまダンスチームが出演、同日、1時間の『裏影』特別番組が放送された。翌2007年1月11日の放送では「裏影祭の舞台裏」と題して未公開部分の放送を行った<ref name="history2007">{{
* '''裏影祭'''(2007年9月1日、勾当台公園市民広場)
**[[KHBまつり]]2007のステージに、裏影軍団、Mess→Age Crew、ROBOTS、超飛行少年、CRiB&L.O.F.Dのメンバーによるスペシャルユニットが出演<ref name="kako200709">{{
* '''裏影フルスタジャック!'''(2007年9月24日、[[フルキャストスタジアム宮城]])
**ローソンプレゼンツ「楽天イーグルスvs西武ライオンズ戦」ではまちゃん始球式、Mess→Age Crewのスペシャルライブのほかフードバトルを開催。
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