「身毒丸 (舞台作品)」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2013年8月}}
『'''身毒丸'''』(しんとくまる)は、[[寺山修司]]作の[[舞台]]作品([[岸田理生]]との共同台本)。中世の[[説話]]『[[俊徳丸|しんとく丸]]』と『[[あいごの若]]』をモチーフにしている。母を売る店で買い求められた撫子と、その義理の息子・身毒丸との宿命的な禁断の愛を描く。
 
== 概要 ==
舞台作品『身毒丸』は、演劇実験室「[[天井桟敷 (劇団)|天井桟敷]]」公演として、1978年6月22日から26日まで[[紀伊國屋ホール]]でされた<ref name="仮面画報_pp38-39">『寺山修司の仮面画報』平凡社、1991年8月21日再版、{{ISBN2|4582287018}}、38-39頁</ref>(寺山と[[J・A・シーザー|J.A.シーザー]]の共同演出)。
 
1995年には、岸田が台本を改訂し、[[蜷川幸雄]]演出、当時アイドルとして人気を集めていた[[武田真治]]主演で上演、[[読売演劇大賞]]を受賞。
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== 作品史 ==
* 1978年 - 演劇実験室「天井桟敷」による初演。出演:[[新高恵子]]、[[蘭妖子]]、[[若松武史|若松武]]、[[新高恵子根本豊]]主演ほか<ref name="仮面画報_pp38-39" />
* 1995年 - 蜷川幸雄演出版、武田真治、[[白石加代子]]主演で初演
* 1996年 - 蜷川演出版で 読売演劇大賞最優秀演出家賞(蜷川幸雄)、優秀作品賞、優秀主演女優賞(白石加代子)、優秀スタッフ賞(宮川彬良)を受賞
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* 2008年 - [[ジョン・F・ケネディ・センター]]([[ワシントンD.C.]])主催のフェスティバル「JAPAN! culture+hyperculture」への招聘作品として、再び藤原、白石の主演で上演。その後、『「身毒丸」復活』と題し、名古屋、大阪、さいたまで凱旋公演が行われた。
* 2011年 - [[大竹しのぶ]]、オーディションで選ばれた[[矢野聖人]]主演で上演。過去公演とは劇終盤の展開が異なる台本、新しい楽曲の追加など、大幅な変更が施された。
* 2015年 - 演劇実験室◉万有引力でオリジナル台本に基づく再演(蘇演)。[[高橋優太]](演劇実験室◉万有引力 )、[[蜂谷眞未]]主演
* 2017年 - 演劇実験室◉万有引力で蘇演版の再演。[[出演:橋優田恵篤、伊野尾理枝、小林桂]](演劇実験室◉、蜂谷眞未ほか<ref>{{Cite web|和書|url=https://spice.eplus.jp/articles/112455|title=幻の名作と言われた寺山修司『身毒丸』、“直系”の万有引力 )版を再演[[演出J・A・シーザー&ヒロイン蜂谷眞未]]主演に聞く|website=SPICE|date=2017-03-16|accessdate=2023-04-24}}</ref>
 
== 蜷川演出版について ==
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『身毒丸』の稽古、上演のために蜷川は初めて[[彩の国さいたま芸術劇場]]を利用、これが縁で後に、[[彩の国シェイクスピア・シリーズ]]の芸術監督、そして(財)埼玉県芸術文化振興財団の芸術監督に就任することになる。また、後に[[Bunkamura]][[シアターコクーン]]芸術監督に就任することになる蜷川が、同劇場を使用したのも本作初演が初である。
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
== 外部リンク ==
* [http://www.shintokumaru.net/ 『身毒丸(しんとくまる)』公式サイト]{{リンク切れ|date=2023年4月}}
 
{{Theat-stub}}
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[[Category:1970年代の戯曲]]
[[Category:1978年の舞台作品]]
[[Category:インセスト近親相姦を題材としたフィクション作品戯曲]]
[[Category:ホリプロ]]