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{{美少女ゲーム系
|タイトル=暁の護衛
|対応機種=Windows2000Windows 2000/XP/Vista
|発売元=しゃんぐりら([[AKABEiSOFT2]])
|発売日=[[2008年]][[3月27日]](初回版)<br/>2008年[[4月4日]](通常版)
|価格=初回限定版 9,240円(税込)、通常版 8,190円(税込)
|ジャンル=お嬢様お守りADV
|レイティング=18禁(CD版、DVD版)
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{{美少女ゲーム系
|タイトル=暁の護衛<br>〜プリンシパルたちの休日〜
|対応機種=Windows2000Windows 2000/XP/Vista
|発売元=しゃんぐりら(AKABEiSOFT2)
|発売日=[[2008年]][[12月25日]](初回版)<br/>[[2009年]][[12月17日]](通常版)<br/>
|価格=初回限定版 3,990円(税込)、通常版 3,990円(税込)
|ジャンル=お嬢様お守りADV
|レイティング=18禁(DVD版)
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{{美少女ゲーム系
|タイトル=暁の護衛〜罪深き終末論〜
|対応機種=Windows2000Windows 2000/XP/Vista/7
|発売元=しゃんぐりら(AKABEiSOFT2)
|発売日=[[2010年]][[4月22日]](初回版)<br/>2010年4月28日(通常版)
|価格=初回限定版 9,240円(税込)、通常版 8,190円(税込)
|ジャンル=お嬢様お守りADV
|レイティング=18禁
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|備考=
}}
『'''暁の護衛'''』(あかつきのごえい)は、[[AKABEiSOFT2]](あかべぇそふとつぅ)の姉妹ブランド「しゃんぐりら」から[[2008年]][[3月27日]]に発売された[[アダルトゲーム|18禁]][[恋愛アドベンチャーゲーム]]である。

2008年[[12月25日]]にファンディスク『'''暁の護衛〜プリンシパルたちの休日〜'''』(あかつきのごえい〜プリンシパルたちのきゅうじつ〜)が発売され、2010年4月22日に続編の『'''暁の護衛〜罪深き終末論〜'''』(あかつきのごえい〜つみぶかきしゅうまつろん〜)が発売された。
 
2012年9月20日には、シリーズ3作品を1つにまとめた『'''暁の護衛 トリニティ'''』(あかつきのごえい トリニティ)が[[5pb.]]より発売された。対応機種は[[PlayStation 3]]と[[PlayStation Portable]]。また、2014年2月28日に18禁PC版としても発売(発売元:[[AKABEiSOFT3]](あかべぇそふとすりぃ))された。
 
== あらすじ ==
近未来の日本、多くの都市で大小の犯罪が蔓延。警察を主とした[[治安機関]]は機能を失いつつあったが、暁東市は様々な犯罪対策を行なう事で国内でもトップクラスの治安を保っていた。そのため、安全を求める人々が集り暁東市の物価は高騰、その結果資産家が多く住む街となった。そのような状況のため、資産家の令嬢と彼女ら(プリンシパル、護衛対象者)を守る[[ボディーガード]]を同時に育成する教育機関が存在している。
 
超一流の資産家令嬢とボディーガード候補の学生を教育する憐桜学園(れんおうがくえん)で、ボディーガードの教育期間である1年目を過ごした主人公・'''朝霧海斗'''は初めての終業式を迎えようとしていた。例年90%以上が脱落する中で見事に1年目を乗り越えた彼だったが、ボディーガードになるつもりはなく、修了証書を受け取った終業式の後、校長である'''佐竹明敏'''に退学届を提出した。
 
新学年初日、学園で佐竹から迷惑料として受け取った1万円を手に海斗は街に繰り出した。そこで黒服の二人組に連れ去られる少女を見かけるが、周りはそれを見ないふりをしていた。しかし、その光景を見て海斗の心が躍った。彼が求めていたのは、日常からかけ離れた異常行為だったからだ。
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: 趣味:読書 特技:ピッキング、声帯模写 好きなもの:食物全般 嫌いなもの:退屈
: 本編の主人公。
: 粗野で言葉遣いが悪く、興味をもった事に関しては意欲的に学習するが、それ以外のことには全く手をつけようとしない怠け者
: 運動能力が高く、特に体術においては古武術の達人である神崎佃吾郎に対して拳一発で負けを認めさせるほどの実力を持っている。
: 普段はボディーガード候補生としての勉学や運動がからっきしであるかのように振舞っているため、ヒロインや同級生には学園の汚点扱いをされている。しかし、佐竹の言と後述の出自もあり目立たないようにと手を抜いているだけであって、生命を賭けた戦いであれば作品中最強(公式設定)であり、テストでももっと良い点を取ることができる。その他の分野でも並外れた学習能力を持ち、本から得た知識をすぐに実践することもできる。また、自覚はないが人を魅了する才能を持っており、気難しい人物や孤独を好む人物などに対して特に発揮されている(尊徳の「こいつはパーソナルスペースの事など考えないでズカズカと土足で踏み込む」という発言の後に麗華が「それなのに生意気にも不快にさせない」と言うほど)。雅樹曰く「完成された人間」であり驚異的な身体能力と精神力を持っている。また殺人においても躊躇は一切なく、簡単に人を殺せる(無印の萌シナリオの終盤にて薫と試合をした時には佃五郎が止めるほど躊躇が無い)。
: 出生は隠されており履歴書も空白だらけとなっているが、実は特別禁止区域の出身であり、佐竹との出会いが原因で連れて来られた。性格は天衣無縫・泰然自若と言える程どんな状況下でも態度を変えることがなく、過去に執着せず、自ら復讐や憎悪といった感情にとらわれることがない。ただし、父親である雅樹に関することには興味を持ち、何らかの取引に応じることが少なからずある。
: 誘拐された麗華を助けた事がキッカケで、無理やり麗華のボディーガードにさせられる。
: 読書が唯一と言ってもいい趣味で、気に入った文を声に出すという癖がある。特技は[[ピッキング行為|ピッキング]]と[[物真似|声帯模写]]と呼ばれる程の声真似。
: プリンシパルは二階堂麗華だが、ルートによっては彩・妙・萌のいずれかのボディガードになる事もある。
: 衣笠は当時アダルトゲーム業界では女性キャラクターに力を入れる人は描く人は多いが男性キャラクターに力を入れて描く人は少なく、本人曰く「ナヨナヨしているイケメン」ばかりだったとしている。そこでトモセの描いた朝霧海斗を見たところ、衣笠は自身の理想とするキャラクターだったと述べている{{Sfnp|トモセシュンサク Art Works第1弾|2017|p=146}}。
; 二階堂 麗華(にかいどう れいか)
: 声:[[大波こなみ]]
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: 二階堂家の双子の長女。勉学に優れ(彩は100点以外のテストを見たことがない)気品溢れるお嬢様である一方、人間不信であり自身のボディーガードを次々に辞めさせていた。特に尊徳のように真面目過ぎるのが嫌い。気が強く、護衛を連れないで出歩く事も多い。それが原因で誘拐されたところを海斗に救われた事をキッカケに、彼を無理やりボディーガードに指名する。
: 胸がないことと背が低いことがコンプレックスで、馬鹿にした人間には容赦がない。海斗曰く「胸と背と性格さえよければ完璧」。
: ボディーガードは朝霧海斗だが、彩ルートでは後に宮川尊徳になるが、尊徳の扱いはかなり悪い。また、それ以外のルート(ツキートは除く)では新しく赴任したボディーガードと次々にクビにしている模様。
: トモセは当時自身が好きだった要素(ツインテール・ニーソックス)を詰め込んで描いたキャラクターであると述べている{{Sfnp|トモセシュンサク Art Works第1弾|2017|p=147}}。
; 二階堂 彩(にかいどう あや)
: 声:[[榊原ゆい]]
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: とてもきれい好きで、遠くで捨てられたごみも種類を分別しようとするので誰が呼んだか「掃除姫」の異名を持つ。
: 気配がとても希薄であり、海斗も気を張ってないと見失ってしまう程である。
: 海斗と同じく禁止区域出身であり、幼い頃に海斗に襲われた事がある。母親はその時に雅樹に殺されている
: 元々はサブキャラクターだったが、社内で体験版を作成した際にツキの評判が良かったことから急遽メインキャラクターに昇格した{{Sfnp|トモセシュンサク Art Works第1弾|2017|pp=145-146}}。
; 神崎 萌(かんざき もえ)
: 声:[[成瀬未亜]]
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: 薫曰く、有言実行主義で行動派な人。麗華は頭脳明晰だと言うが、かなりの世間知らずで天然。身分の差をまるで理解していない。その行動を見ていると麗華ですら本当に頭がいいのか疑うほど。
: ボディーガードは南条薫だが、自身のルートでは後に朝霧海斗になる。
: 『プリンシパルの休日』では海斗と「一週間の内に海斗にダメージを入れられたら萌の勝ち。萌が勝ったら何でも言う事を聞く。海斗からの反撃はありで抑え込むだけだが抑え込まれたら1時間攻撃不可」というルールで対決する。最初の内は正々堂々と正面から向かっていったが海斗や佃五郎のアドバイスを受けて後半は学校内でも攻撃を仕掛けてくるようになった。結果は海斗が「わざと」受けて萌の勝ち
 
=== サブヒロイン ===
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=== サブキャラクター ===
; 宮川 尊徳(みやがわ たかのり)
: 声:[[春城学幸]]([[緑川光]])
: 趣味:読書 特技:蹴球 好きなもの:名誉、地位 嫌いなもの:朝霧海斗
: 海斗の同期。ボディーガードを数多く輩出する名門・宮川家の末弟で、本人も育成課程を首席で修了した。訓練校時代は侑祈と同室。
: 真面目であるがプライドが高く、融通が利かない性格をしている。海斗を嫌っているが心底では情を感じている為に周りからは仲が良いと見られている。あだ名は尊(そん)。麗華に惚れており、彼女の前では緊張してしまう。
: いわゆるむっつり。
: プリンシパルは二階堂彩。
: 『罪深き終末論』では「彩と正しい関係を築ける」とまで言っている
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: 海斗の同期。不良のような外見をしているが倉屋敷重工が開発したロボットである。お調子者であり、勉学においては最低クラスである。
: そのため、下手な人間より人間らしい。また、本人は自分がロボットだと自覚できないようになっている。
: エロにはオープンである。
: プリンシパルは倉屋敷妙。
; 奥本 雷太(おくもと らいた)
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: 特技:教育 好きなもの:煙草、酒、子供 嫌いなもの:ある人物
: 憐桜学園の校長。常にサングラスをしている冷静沈着な大男。海斗を禁止区域の外に連れ出した。海斗も認める数少ない実力者である。過去に二階堂源蔵のボディーガードをしていた。
: 海斗を連れ出した理由は「過去の雅樹と同じ行動を辿らた上で、最後にはそれを阻止して、および海斗を殺し、復讐過去の自分の過ちを精算することであったが海斗が悉く雅樹とは違う行動を取るため焦っている
; 柊 朱美(ひいらぎ あけみ)
: 声:[[羽高なる]]
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; 不動
: 特技:銃器扱い 嫌いなもの:頭の悪い行動
: アキラの手下の一人。作中でも上位クラスの実力はあり、隆之助・龍・詩音・佐竹34人同時相手にしても有利なのだが、雅樹や海斗に瞬殺されるなどどこか噛ませ犬的な人物
; 金剛
: 趣味:殴る 特技:拳術 好きなもの:女 嫌いなもの:難しいこと
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* 音楽:伊福部武史([[Angel Note]])
* OPムービー:[[神月社]]([[Mju:z]])
 
== 制作背景 ==
本作は衣笠彰梧とトモセシュンサクが初めてタッグを組んだ作品である。2007年ごろ、トモセは面白いライターと組みたいと社長に懇願したところ衣笠を紹介され、本作の企画が動き出したタイミングであったとこから衣笠から企画書を見せてもらったところ、これは面白そうだと思ったことから本作のキャラクターデザイン・原画を担当することとなった。企画書を作成した衣笠は好きに考えてやってみろという話があったことから、本人曰く「やりたいようにやった」と振り返っている{{Sfnp|トモセシュンサク Art Works第1弾|2017|p=144}}。
 
== 主題歌 ==
* オープニングテーマ「'''[[JOKER (榊原ゆいのアルバム)|Together]]'''」
** 作詞:中山♥マミ(Angel Note)
** 作曲・編曲:不知火つばさ(Angel Note)
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=== 主題歌 ===
*オープニングテーマ1『[[BLOODY TUNE|幻想の城]]
**作詞・コーラス:kala(Angel Note)
**作曲・編曲:井ノ原智(Angel Note)
**ボーカル:榊原ゆい
**製作:Angel Note
 
*オープニングテーマ2『OWN JUSTICE』
**作詞・作曲・コーラス:[[片霧烈火]]
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**ボーカル:[[神月社]]
**製作:CLOSED/UNDERGROUND
 
*エンディングテーマ1『永遠の孤独』
**作詞:wight
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**ボーカル:[[Barbarian On The Groove]] feat. 璃杏
**制作:Barbarian On The Groove
 
*エンディングテーマ2『永劫回帰』
**作詞・作曲・編曲:wight
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== 関連商品 ==
=== 書籍 ===
* 暁の護衛 プリンシパル・ツキ 二次元ゲームノベルズ([[2008年]][[9月28日]]発売、著:蒼井村正 絵:嘉納あいら 表紙:トモセシュンサク)
*ジュブナイルポルノ
* 暁の護衛 ビジュアル・ガイドブック ジャイブファンブックシリーズ([[2008年]][[11月29日]]発売)
* 俺の嫁計画 Vol.4* 暁の護衛 プリンシパル・ツキ 1/8PVCフィギュア二次元ゲームノベルズ([[2008年]][[1291028日]]発売、Aタイプ/Bタイプ著:蒼井村正 絵:嘉納あいら 表紙:トモセシュンサク
**暁の護衛 プリンシパル護衛日記 二次元ゲーム文庫 ([[2009年]][[7月30日]]発売、著:蒼井村正 絵:嘉納あいら 表紙:トモセシュンサク)
*ガイドブック
** 暁の護衛 ビジュアル・ガイドブック ジャイブファンブックシリーズ([[2008年]][[11月29日]]発売)
 
=== CD ===
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*ドラマCD
**『暁の護衛〜伝えるべきこと〜 』[[2010年]][[12月29日]]発売。限定盤特典:オリジナルテレホンカード。
 
=== フィギュア ===
* 俺の嫁計画 Vol.4 暁の護衛 ツキ 1/8PVCフィギュア([[2008年]][[12月10日]]発売、Aタイプ/Bタイプ)
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
<div class="references-small"><references /></div>
 
== 関連項目参考文献 ==
* {{Cite book |和書 |author=衣笠彰梧 |date=2017-09-23 |title=ようこそ実力至上主義の教室へ トモセシュンサク Art Works |publisher=KADOKAWA |isbn=978-4-04-069291-3 |ref={{SfnRef|トモセシュンサク Art Works第1弾|2017}} }}
* [[AKABEiSOFT2]]
 
== 外部リンク ==
* [http://www.akabeesoft3.com/products/goei/ あかべぇそふとすりぃOfficialWebSite(年齢確認あり)暁の護衛]
* [http://5pbwww.jpakabeesoft3.com/gamesproducts/akatsukigoei_fd/ 暁の護衛〜プニティ 公式サイトンシパルたちの休日〜]
* [http://www.akabeesoft3.com/products/goei2/ 暁の護衛〜罪深き終末論〜]
* [https://game.mages.co.jp/akatsuki/ 暁の護衛 トリニティ]
* [http://www.akabeesoft3.com/products/goei_complete/ 暁の護衛 トリニティコンプリートエディション]
 
{{DEFAULTSORT:あかつきのこえい}}
[[Category:美少女ゲーム]]
[[Category:恋愛アドベンチャーゲーム]]
[[Category:2008年のアダルトゲーム]]
[[Category:AKABEiSOFT2]]
[[Category:学校を舞台としたコンピュータゲーム]]
[[Category:養成学校を舞台とした作品]]
{{リダイレクトの所属カテゴリ
|collapse=
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|1-2=PlayStation 3用ソフト
|1-3=PlayStation Portable用ソフト
|1-4=5pbMAGES.のゲームソフト
}}
 
{{DEFAULTSORT:あかつきのこえい}}
[[Category:美少女ゲーム]]
[[Category:恋愛アドベンチャーゲーム]]
[[Category:2008年のアダルトゲーム]]
* [[Category:AKABEiSOFT2]]
[[Category:学校を舞台としたコンピュータゲーム]]
[[Category:養成学校を舞台とした作品]]
[[Category:ボディーガードを題材とした作品]]