「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」の版間の差分

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{{基礎情報 書籍
{{otheruseslist|小説'''|'''ドラマ'''|東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 (テレビドラマ)|'''映画'''|東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 (映画)}}
| title = 東京タワー<br />{{Small|オカンとボクと、時々、オトン}}
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『'''東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜'''』(とうきょうタワー 〜オカンとボクと、ときどき、オトン〜、''Tokyo Tower: Mom and I and sometimes Dad''、ISBN 4594049664)は、[[リリー・フランキー]]の[[長編小説]]である。[[2006年]]と[[2007年]]に[[テレビドラマ]]化(単発ドラマと連続ドラマ)、2007年に[[映画]]化、[[舞台]]化されている。
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| author = [[リリー・フランキー]]
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| illustrator = リリー・フランキー(装丁)
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| publisher = [[扶桑社]]
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| type = [[四六判]]上製本
| pages = 449
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『'''東京タワー オカンとボクと、時々、オトン'''』(とうきょうタワー オカンとボクと、ときどき、オトン)は、[[リリー・フランキー]]の自伝的[[長編小説]]である。『[[en-taxi]]』([[扶桑社]])創刊号から9号に連載、[[2005年]][[6月29日]]に扶桑社から刊行された。著者初の長編小説で、著者の少年時代から青春の彷徨を経て「オカン」と過ごした最期の日々までを描く<ref>{{Cite interview |和書|subject=[[リリー・フランキー]] |interviewer=梅村千恵 |title=自伝的長編『東京タワー』で話題! リリー・フランキー氏語る! |url=https://allabout.co.jp/gm/gc/208195/all/ |date=2005-08-20 |work=[[All About]] |publisher=[[オールアバウト]] |accessdate=2019-10-15}}</ref>。第3回「2006年[[本屋大賞]]」受賞作。
 
[[2006年]]と[[2007年]]に[[テレビドラマ]]化(単発ドラマと[[連続ドラマ]])、2007年に[[映画]]化、[[舞台]]化されている。
{{ネタバレ}}
 
== 小説 ==
== 概要 ==
*リリー・フランキーが、自身の母親との半生を綴ったもので、[[2005年]][[6月28日]]に発売。初版は3万部だった。[[2006年]]1月には100万部を突破。2006年[[10月31日]]には200万部(扶桑社発表)を越す[[ベストセラー]]となった。
{{雑多な内容の箇条書き|section=1|date=2019年10月}}
*この本の発売以前から既に[[サブカルチャー]]の分野では知られていたリリーの名は、この本の大ヒットで一般にも有名になった。
* リリー・フランキーが自身の母親との半生を綴った小説である。[[扶桑社]]の『[[en-taxi]]』創刊号(2003年)から9号まで連載されていた。連載開始時(創刊号)は「連載長編エッセイ」とされていたが、第3号から単に「連載長編」と表記されるようになった。
* [[2005年]][[6月29日]]、[[扶桑社]]より発売された<ref>[http://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594049669 東京タワー|書籍詳細|扶桑社]</ref>。装丁もリリー本人。初版は3万部だった。[[2006年]]1月には100万部を突破。2006年[[10月31日]]には200万部(扶桑社発表)を越す[[ベストセラー]]となった。
*[[本屋大賞|2006年本屋大賞]]受賞。
* [[トーハン]]発表の「2005年年間ベストセラー」総合11位と、「2006年年間ベストセラー」総合3位を記録した<ref>[http://www.tohan.jp/pdf/2005_best.pdf トーハン調べ 2005年 年間ベストセラー]</ref><ref>[http://www.tohan.jp/pdf/2006_best.pdf トーハン調べ 2006年 年間ベストセラー]</ref>。
* 2006年4月5日、第3回[[本屋大賞]]を受賞した<ref>[http://www.hontai.or.jp/ceremony/report2006.html 2006年本屋大賞結果発表&発表会レポート | これまでの本屋大賞 | 本屋大賞]</ref>。
* 2010年7月1日、[[新潮文庫]]として文庫化された<ref>[https://www.shinchosha.co.jp/book/127571/ リリー・フランキー『東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン―』|新潮社]</ref>。
* 帯には[[福山雅治]]・[[仲畑貴志]]・[[みうらじゅん]]・[[田辺あゆみ]]・[[藤代冥砂]]などが感想を寄せた。
* この本の発売以前から既に[[サブカルチャー]]の分野では知られていたリリーの名は、この本の大ヒットで一般にも有名になった。
*[[久世光彦]]が「'''泣いてしまった…。これは、ひらかなで書かれた聖書である'''」と評価した。
*流通の過程でこの本を大切に扱ってほしいという思いから、著者のリリー・フランキーの提案で『汚れやすい白い表紙と壊れやすい金の縁取り』の本となった<ref name="jyounetu">[[情熱大陸]] 2006年4月16日、[[毎日放送]]</ref>
*[[江國香織]]の小説『[[東京タワー (小説)|東京タワー]]』とは関係ない。
*ドラマは[[フジテレビジョン|フジテレビ]]が放送したのに対し、映画、舞台は[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]が協力している。
 
== あらすじ ==
{{要あらすじ|date=2019年10月}}
 
== 登場人物 ==
{{Empty section|date=2019年10月}}
 
== 受賞歴 ==
* 第3回 2006年[[本屋大賞]]
* [[2007年]] 第1回 読ませ大賞 文芸部門賞
 
== 書誌情報 ==
* 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2005年6月29日、[[扶桑社]]、ISBN 978-4-594-04966-9)
* 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2010年7月10日、[[新潮文庫]]、ISBN 978-4-10-127571-0)
 
== 翻案作品 ==
=== テレビドラマ(2006年) ===
[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系「[[土曜プレミアム]]」で[[2006年]][[11月18日]]に放送された。
{{Main|東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 (テレビドラマ)#単発ドラマ版}}
 
=== テレビドラマ(2007年) ===
『'''東京タワー オカンとボクと、時々、オトン'''』と題してフジテレビ系「[[フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ|月9ドラマ]]」枠で[[2007年]][[1月8日]]から[[3月19日]]まで放送された。全11回。主演は速水もこみち。
{{Main|東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 (テレビドラマ)#連続ドラマ版}}
 
=== 映画 ===
松竹配給で[[2007年]][[4月14日]]に公開された。[[松岡錠司]]監督、[[松尾スズキ]]脚本。[[オダギリジョー]]主演。[[第31回日本アカデミー賞]]最優秀作品賞受賞作。
{{Main|東京タワー オカンとボクと、時々、オトン (映画)}}
 
=== 舞台 ===
[[2007年]]に[[蓬莱竜太]]([[モダンスイマーズ]])脚本、[[G2 (演出家)|G2]]演出、[[萩原聖人]]主演で舞台化作品が上演された。
 
==== キャスト ====
*ボク:[[萩原聖人]]
*オカン:[[加賀まりこ]]
*彼女:[[石田ひかり]]
*オカンの妹 / オトンの母:[[千葉雅子]]
*[[三上市朗]]
*[[八十田勇一]]
*オカンの母:[[新谷真弓]]
*[[津村知与支]]
*オトン:[[林隆三]]
 
==== スタッフ ====
*原作:リリー・フランキー 
*脚本:[[蓬莱竜太]]([[モダンスイマーズ]])
*演出:[[G2 (演出家)|G2]]
*企画・制作:[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]、[[キューブ (芸能プロダクション)|キューブ]]、[[北九州芸術劇場]]
 
==== 公演日程 ====
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size "
|-
!公演!!公演日!!劇場
|-
|福岡公演
|2007年6月29日 - 7月1日
|[[北九州芸術劇場]] 中ホール
|-
|東京公演
|2007年7月5日 - 7月16日
|[[天王洲 銀河劇場]]
|-
|大阪公演
|2007年7月20日 - 7月22日
|[[梅田芸術劇場#シアター・ドラマシティ|シアター・ドラマシティ]]
|-
|愛知公演
|2007年7月24日
|[[愛知厚生年金会館]]
|}
 
==== 関連商品 ====
; DVD
:* 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 舞台版(2008年2月6日、[[ポニーキャニオン]]、PCBE-51925)
 
=== 各作品ごとの配役 ===
{|class="wikitable"
{| border="1" cellpadding="2"
|+配役表
|-
41 ⟶ 142行目:
|-
!幼馴染
|[[塚地武雅]]<ref group="注">本来は[[山本圭一]]が演じる予定であったが不祥事のため撮り直しになった。</ref><br />[[岡田義徳]]||[[柄本佑]]||[[勝地涼]]||&nbsp;
|-
!榎本
52 ⟶ 153行目:
*映画版ボク役のオダギリジョーと連続ドラマ版彼女役の香椎由宇は結婚している。
 
== 本屋大賞の変遷脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{先代次代2
=== 注釈 ===
|タイトル = [[本屋大賞]]受賞作
{{Reflist|group="注"}}
|先代名 = [[夜のピクニック]]<br>[[恩田陸]]著
=== 出典 ===
|現代名 = 東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~<br>リリー・フランキー著
{{Reflist}}
|次代名 = [[一瞬の風になれ]]<br>[[佐藤多佳子]]著
|背景色 = #EBF1F9
|代タイプ = 年
|先代 = 2005
|現代 = 2006
|次代 = 2007
}}
 
== 外部リンク ==
* [https://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594049669 東京タワー] - [[扶桑社]]
* [https://www.shinchosha.co.jp/book/127571/ リリー・フランキー 『東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン―』] - [[新潮文庫]]
* [http://www.cubeinc.co.jp/stage/info/tokyotower.html 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン] - [[キューブ (芸能プロダクション)|キューブ]]
 
{{リリー・フランキー}}
{{本屋大賞受賞作}}
{{lit-stub}}
{{DEFAULTSORT:とうきようたわあおかんとほくとときときおとん}}
[[Category:日本の小説]]
[[Category:東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜|*]]
[[Category:日本の自伝・回顧録]]
[[Category:2003年の小説]]
[[Category:日本の連載小説]]
[[Category:家族を題材とした小説]]
[[Category:福岡県を舞台とした小説]]
[[Category:東京都を舞台とした小説]]
[[Category:本屋大賞]]
[[Category:日本の舞台作品]]
{{lit-stub}}
[[Category:2007年の舞台作品]]
 
[[Category:日本の小説を原作とする舞台作品]]
[[zh:東京鐵塔:我的母親父親]]