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[[ファイルFile:Nishinihonjrbus-harborlight-744-2974-20070730.jpg|thumb|right|250px|ハーバーライト大阪号<br />[[西日本ジェイアールバスの「ハーバーライト大阪号」(]]<br />[[三菱ふそう・エアロキング]]<br />2007年撮影当時)]]
'''ハーバーライト号'''(ハーバーライトごう)は、[[神奈川県]][[横浜市]]、[[厚木市]]及び[[東京都]][[町田市]]と[[京都府]][[京都市]]及び[[大阪府]][[大阪市]]を結ぶ夜行[[高速バス]]のかつての路線愛称である。現在は'''グランドリーム横浜号'''(グランドリームよこはまごう)の路線愛称で運行されているが、ハーバーライト号は廃止後もグランドリーム横浜号の続行便として運行日限定で復活運行している<ref name="news20170825">[https://www.nishinihonjrbus.co.jp/news/2891/ 2階建車両「ハーバーライト号」(大阪・京都~横浜線)復活運行について](西日本ジェイアールバス 2017年8月25日)2017年9月12日閲覧</ref>([[#概要|後述]])
 
ハーバーライト号は、廃止後もグランドリーム横浜号の[[続行便]]として運行日限定で復活運行している<ref name="news20170825">[https://www.nishinihonjrbus.co.jp/news/2891/ 2階建車両「ハーバーライト号」(大阪・京都~横浜線)復活運行について] [[西日本ジェイアールバス]]、2017年8月25日、2017年9月12日閲覧。</ref>([[#概要|後述]])
本項では、'''グランドリーム横浜号'''および昼行便の'''横浜グラン昼特急大阪号'''(旧・'''横浜昼特急大阪号''')、廉価版の'''青春ドリーム横浜号'''(旧・'''青春ハーバーライト号''')についても記述する。
 
本項では、グランドリーム横浜号および昼行便の'''横浜グラン昼特急大阪号'''(旧・'''横浜昼特急大阪号''')、廉価版の'''青春ドリーム横浜号'''(旧・'''青春ハーバーライト号''')についても記述する。
 
== 概要 ==
[[File:KC-MU612TA-Kanako-Ka701.JPG|thumb|right|ハーバーライト大阪号<br />[[湘南神奈交バス]]時代の車両(か701号車)<br />三菱ふそう・エアロキング<br />2008年撮影]]
本路線は、[[西日本ジェイアールバス|西日本JRバス]]と[[神奈川中央交通]]の共同運行路線として開業。西日本JRバスとしては、初めて目的地側の事業者にJRバスが入らない路線となった。また、[[神奈川中央交通]]の夜行高速バスでは2番目・3番目の路線であった。
[[File:KC-MU612TA YokohamaKanako YK702.jpg|thumb|right|ハーバーライト大阪号<br />[[横浜神奈交バス]]時代の車両(YK702号車)<br />三菱ふそう・エアロキング<br />2008年撮影]]
 
{{See also|神奈川中央交通#夜行高速バス|西日本ジェイアールバス#関東方面}}
その後、夜行高速バスのコスト増大に伴い、1台運行では供給不足だが2台運行にすると採算割れになる状況から、車両更新時に1台の定員の多いダブルデッカーに変更した後、採算性を確保するための低コスト運行<ref>「バスラマ・インターナショナル68」p50</ref>のため、2000年に横浜側の運行会社は神奈川中央交通から子会社の[[湘南神奈交バス]]に移管された。さらに2008年には[[横浜神奈交バス]]に移管されている。
[[1989年]]([[平成]]元年)、[[西日本ジェイアールバス|西日本JRバス]]と[[神奈川中央交通]]の共同運行路線として開業。西日本JRバスとしては、初めて目的地側の事業者に[[JRバス]]が入らない路線となった。また、神奈川中央交通の夜行高速バスとしては、[[やまと号#奈良 - 横浜線|奈良線]]に続く2番目(大阪線)・3番目(京都線)の路線となった。
 
なお、神奈川中央交通では高速バス路線に路線愛称を用いていなかったため、単に「大阪線」「京都線」あるいは「'''横浜・町田 - 大阪線'''」「'''横浜・町田 - 京都線'''」などと呼称しており、旅客向け案内でも「ハーバーライト号」の路線愛称は使用していなかった<ref name="leaf1">神奈川中央交通「横浜・町田⇔大阪 夜行高速バス 3月23日 運行開始!」案内リーフレットより、1989年発行。</ref><ref name="leaf2">神奈川中央交通「横浜・町田⇔京都 夜行高速バス 7月20日 運行開始!」案内リーフレットより、1989年発行。</ref>。
また、[[昼特急]]の路線開設ブームに乗る形で、2004年より昼行便「横浜昼特急大阪号」の運行を開始した。昼特急は西日本JRバスの単独運行で、夜行車両の間合い運行によりダブルデッカーが使用されるのは、東京発着の昼特急と同様である。
 
運行開始当初より、[[町田バスセンター]]([[町田駅]])での乗降客が多かった<ref>鈴木文彦『高速バス大百科』p.231、[[中央書院]]、1991年11月。ISBN 4-92442062X</ref>。しかし神奈川中央交通では、高速車の更新費用や運転手の2人乗務体制などに由来するコスト増から、夜行高速路線の維持が困難となった<ref name="busrama68" />。地域の生活路線である一般[[路線バス]]を重視する立場からも、採算性の低い夜行高速バスからの撤退を進め、[[1990年代]]末までに[[赤いくつ号|広島線]]と[[サウスウェーブ号|和歌山線]]を廃止した<ref name="busrama68" />。運行継続した夜行高速路線ではコストダウンを図るため、分離[[子会社]]の神奈交バスへ[[管理の受委託 (バス)|運行委託]]することとし<ref name="busrama68">「バス事業者訪問 No.68 神奈川中央交通」『[[バスラマ・インターナショナル]]』No.68、p.50、[[ぽると出版]]、2001年10月。ISBN 4-899800681</ref>、[[2000年]][[11月15日]]に[[湘南神奈交バス]]へ夜行高速バスを移管した。
[[2009年]][[5月31日]]の運行をもって「ハーバーライト号」の運行から横浜神奈交バスが撤退。翌[[6月1日]]から、「ハーバーライト大阪号」と「ハーバーライト京都号」を統合して「ハーバーライト号」となり、西日本JRバスの単独運行となった。
 
一方、西日本JRバスは[[昼特急]]の路線開設ブームに乗る形で、[[2004年]]から昼行便「横浜昼特急大阪号」の運行を開始した。昼特急は西日本JRバスの単独運行で、夜行車両の間合い運行によりダブルデッカーを使用する形態は、[[東京駅のバス乗り場#高速バス|東京]]発着の昼特急と同様である。
[[2016年]][[12月22日]]からは廉価版の「青春ハーバーライト号」が毎日運行、通常版の「ハーバーライト号」が繁忙日運行となり、併せて[[高速バスネット]]限定の割引料金「ハマの得割」が設定された<ref name="news20161021">[https://www.nishinihonjrbus.co.jp/news/1164/ 西日本JRバス「ダイヤ改正『大阪~金沢』線・『大阪~横浜』線」](西日本ジェイアールバス 2016年10月21日)2017年9月12日閲覧</ref>。
 
神奈川中央交通は、[[2008年]](平成20年)[[6月16日]]に夜行高速バスを湘南神奈交バスから[[横浜神奈交バス]]へ再移管したものの、翌[[2009年]][[5月31日]]の運行をもって大阪線・京都線から撤退した。翌[[6月1日]]から西日本JRバスの単独運行となり、「ハーバーライト大阪号」と「ハーバーライト京都号」を統合して「ハーバーライト号」とした。
[[2017年]][[3月31日]]より「ハーバーライト号」「横浜昼特急大阪号」に使用する車両を「[[グランドリーム号]]」などで使用される平屋3列クレイドルシート車両に変更し、それぞれ愛称名を「'''グランドリーム横浜号'''」「'''横浜グラン昼特急大阪号'''」に改称。また同様に「青春ハーバーライト号」の愛称名を「'''青春ドリーム横浜号'''」に改称した<ref name="news20170228">[https://www.nishinihonjrbus.co.jp/news/1317/ 「大阪~横浜線」ダイヤ改正【新型車両導入、愛称名変更】](西日本ジェイアールバス 2017年2月28日)2017年7月8日閲覧</ref>。同年9月には廃止された2階建て車両による「ハーバーライト号」がグランドリーム横浜号の続行便(※但し、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは非経由)として運行日限定(15日は大阪発・横浜発、16日は横浜発のみ)で復活運行した<ref name="news20170825" />。
 
[[2016年]][[12月22日]]からは、廉価版の「青春ハーバーライト号」が毎日運行、通常版の「ハーバーライト号」が繁忙日運行となり、併せて[[高速バスネット]]限定の割引料金「ハマの得割」が設定された<ref name="news20161021">{{Cite web|和書|url=https://www.nishinihonjrbus.co.jp/news/1164/|title=西日本JRバス「ダイヤ改正『大阪~金沢』線・『大阪~横浜』線」|publisher=西日本ジェイアールバス|date=2016-10-21|accessdate=2017-09-12}}</ref>。
運行開始当初より、[[町田バスセンター]]([[町田駅]])での乗降が多い<ref>鈴木文彦「高速バス大百科」p231</ref>。
 
[[2017年]][[3月31日]]より「ハーバーライト号」「横浜昼特急大阪号」に使用する車両を「[[グランドリーム号]]」などで使用される平屋3列クレイドルシート車両に変更し、それぞれ愛称名を「'''グランドリーム横浜号'''」「'''横浜グラン昼特急大阪号'''」に改称。また同様に「青春ハーバーライト号」の愛称名を「'''青春ドリーム横浜号'''」に改称した<ref name="news20170228">{{Cite web|和書|url=https://www.nishinihonjrbus.co.jp/news/1317/|title=「大阪~横浜線」ダイヤ改正【新型車両導入、愛称名変更】|publisher=西日本ジェイアールバス|date=2017-02-28|accessdate=2017-07-08}}</ref>。同年9月には、廃止された2階建て車両による「ハーバーライト号」が、グランドリーム横浜号の続行便{{efn|ただし、[[ユニバーサル・スタジオ・ジャパン]] (USJ) は経由しない。}}として、運行日限定{{efn|15日は大阪発・横浜発、16日は横浜発のみ。}}で復活運行した<ref name="news20170825" />。
かつては便名コードが設定されており、「ハーバーライト号」は'''760xx'''(閑散日は'''770xx''')、「横浜昼特急大阪号」は'''100xx'''であった。
 
西日本JRバスでは、かつては便名コードを設定しており、「ハーバーライト号」は'''760xx'''(閑散日は'''770xx''')、「横浜昼特急大阪号」は'''100xx'''であった。
== 運行会社 ==
 
== 歴史 ==
* [[1989年]]([[平成]]元年)
** [[3月23日]] - [[神奈川中央交通]]と西日本JRバスの共同運行により、横浜駅・町田バスセンター - 大阪駅間の夜行便(ハーバーライト大阪号)を運行開始<ref>{{Cite news |title=高速4路線を免許 西日本JRバスなど申請 |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=1989-03-15 |page=1 }}</ref><ref>{{Cite news |title=「ハーバーライト号」出発 |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=1989-03-28 |page=1 }}</ref><ref name="leaf1" />。
** [[7月20日]] - 神奈川中央交通と西日本JRバスの共同運行により、横浜駅・町田バスセンター - 京都駅間の夜行便(ハーバーライト京都号)を運行開始<ref name="leaf2" />。
* [[1999年]](平成11年)[[10月1日]] - 夜行便「ハーバーライト号」を2系統とも本厚木駅経由に変更。同時に車両をダブルデッカーに変更。
* [[2000年]](平成12年)[[11月15日]] - 横浜側の運行事業者を神奈川中央交通から[[湘南神奈交バス]]へ移管。
* [[2004年]](平成16年)[[7月16日]] - 横浜駅・町田バスセンター - 大阪駅間の昼行便「横浜昼特急大阪号」の運行を開始。
* [[2008年]](平成20年)[[6月16日]] - 横浜側の運行事業者を湘南神奈交バスから[[横浜神奈交バス]]へ移管。
* [[2009年]](平成21年)
** [[5月31日]] - この日の運行分をもって横浜神奈交バスが運行から撤退。
** [[6月1日]] - この日の出発便から西日本JRバスの単独運行となり、「ハーバーライト大阪号」と「ハーバーライト京都号」を統合して「ハーバーライト号」とする。季節運行便(金・土・日・祝日・祝前日及び繁忙期運行)の運行を開始。閑散日運賃・[[学生割引|学割]]を導入し、往復割引・[[回数乗車券|回数券]]を廃止。季節運行便は[[湊町バスターミナル]] (OCAT) に乗り入れ、昼特急は[[土山サービスエリア#土山バスストップ|土山バスストップ]]に停車。
* [[2013年]](平成25年)
** [[6月24日]] - 季節運行便が4列シートとなり「青春ハーバーライト」となる。[[草津駅 (滋賀県)#バス路線|草津駅東口]]、USJに乗り入れ、横浜昼特急・季節運行便がOCATへの停車取りやめ。
** [[12月21日]] - 「ハーバーライト号」「青春ハーバーライト号」が[[長岡京インターチェンジ#高速長岡京バスストップ|高速長岡京]]に停車。
* [[2016年]](平成28年)[[12月22日]] - 「青春ハーバーライト号」が毎日運行に、「ハーバーライト号」が繁忙日運行に変更。あわせて運行区間が「青春ハーバーライト号」は[[神奈川中央交通横浜営業所|本郷車庫]] - [[ユニバーサル・スタジオ・ジャパン]] (USJ) 、「ハーバーライト号」は横浜駅 - ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに変更<ref name="news20161021"/>。
* [[2017年]](平成29年)
** [[3月31日]] - 「ハーバーライト号」「横浜昼特急大阪号」に使用する車両を「[[グランドリーム号]]」などで使用される平屋3列クレイドルシート車両に変更し、それぞれ愛称名を「グランドリーム横浜号」「横浜グラン昼特急大阪号」に改称。また同様に「青春ハーバーライト号」の愛称名を「青春ドリーム横浜号」に改称<ref name="news20170228" />。
** [[9月]] - 2階建て車両による「ハーバーライト号」が15日(大阪発・横浜発)と16日(横浜発のみ)に復活運行<ref name="news20170825" />。
* [[2019年]]([[令和]]元年)[[5月17日]] - 「横浜グラン昼特急大阪号」が土山バスストップ、[[大山崎インターチェンジ#大山崎バスストップ|名神大山崎]]、[[高槻バスストップ|名神高槻]]、[[桃山台駅|千里ニュータウン]]への停車を取りやめ<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nishinihonjrbus.co.jp/news/9519/|title=京阪神~東京線、大阪~横浜線のダイヤ改正(2019年5月17日改正)|publisher=西日本ジェイアールバス|date=2019-03-15|accessdate=2019-05-29}}</ref>。
* [[2020年]](令和2年)
** [[4月8日]] - [[2019新型コロナウイルス|新型コロナウイルス]]の影響により、この日より当面の間運休<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nishinihonjrbus.co.jp/corona/20200424-70.html|title=運休予定一覧表(2020/4/24 15:19現在)|publisher=西日本ジェイアールバス|date=2020-04-24|accessdate=2020-04-26}}</ref>。
** [[6月1日]] - この日より「横浜グラン昼特急号」「青春ドリーム横浜号」の運行を再開<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nishinihonjrbus.co.jp/corona/20200605-85.html|title=【運行状況】高速バスの運行再開便と運休便について(一覧表 6/5 13:00更新)|publisher=西日本ジェイアールバス|date=2020-06-05|accessdate=2020-06-06}}</ref>。
* [[2021年]](令和3年)[[10月28日]] - この日より運行経路を新東名高速経由に変更。「横浜グラン昼特急号」が[[道の駅もっくる新城]]に停車。「青春ドリーム横浜号」は草津駅東口への停車を、「グランドリーム横浜号」は高速長岡京への停車をそれぞれ取りやめ(グランドリーム横浜号は運休中)
* [[2022年]](令和4年)[[8月1日]] - 新型コロナウイルスの影響により、この日より多客期等の期間を除いて再び全便運休。
 
== 運行事業者 ==
[[File:647-3926 Seisyun Haba-rigiht Machida Yokohama Teisankankou Bus No.2 5506.JPG|thumb|right|左は[[帝産観光バス]]委託の2号車(トイレなし)]]
* [[西日本ジェイアールバス]](大阪高速管理所)
** 各路線とも道の駅もっくる新城もしくはジェイアールバス関東新城支店隣接地で乗務員交代を行う。2021年10月27日までは[[ジェイアールバス関東東京支店|三ヶ日]]で乗務員交代を行っていた
** 青春ドリーム横浜号の[[続行便]][[帝産観光バス]]及びヤサカ観光バス([[ヤサカグループ]])が[[管理の受委託 (バス)|受託運行]]し、同社の車両で運行される場合がある<ref>[https://mobile.twitter.com/honokunigou/status/1608458023923748865]</ref>
 
=== 過去の運行系統および運行経路事業者 ===
* [[神奈川中央交通]]([[神奈川中央交通横浜営業所|横浜営業所]])
[[ファイル:647-3926 Seisyun Haba-rigiht Machida Yokohama Teisankankou Bus No.2 5506.JPG|thumb|right|200px|左は帝産観光バス委託の2号車(トイレなし)]]
: → [[湘南神奈交バス]](車両略号「か」)へ移管
: → [[横浜神奈交バス]](車両略号「YK」)へ再移管
 
== 運行系統・経路 ==
=== 青春ドリーム横浜号 ===
; 1号・2号(毎日運行)
: [[神奈川中央交通横浜営業所|本郷車庫]] - [[港南台駅]] - [[上大岡駅]] - [[横浜駅]]東口 - ([[国道1号]] - [[横浜横須賀道路]] - [[保土ヶ谷バイパス]] - 国道16号(道路状況によって[[町田街道]])) - [[町田バスセンター]] - ([[東名高速246号]]) - [[本厚木駅]] - ([[国道129号]] - [[東名高速道路]] - [[新東名高速道路]] - 東名高速道路 - [[伊勢湾岸自動車道]] - [[新名神高速道路]] - [[草津駅 (滋賀県)#バス名神高速道線|草津駅東口]] - [[京都駅]]中央口(烏丸 - [[大阪駅・梅田駅周辺バスのりば#大阪駅JR高速バスターミナル(西日本JRバス)|大阪駅JR高速バスターミナル]] - [[ユニバーサル・スタジオ・ジャパン]]
 
=== グランドリーム横浜号 ===
; 81号・82号(主に金・土・日・祝日・祝前日に運行)
: 横浜駅東口 - (国道1号 - 横浜横須賀道路 - 保土ヶ谷バイパス - 国道16号(混雑時は町田街道)) - 町田バスセンター - (国道16号(混雑時は町田街道) - 東名高速道路 - 新東名高速道路 - 東名高速道路 - 伊勢湾岸自動車道 - 新名神高速道路 - 名神高速道路) - 京都駅中央口(烏丸 - [[西山天王山駅|高速長岡京]] - 大阪駅JR高速バスターミナル - ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
 
=== 横浜グラン昼特急大阪号 ===
; 1号・2号
: 横浜駅東口 - (国道1号 - 横浜横須賀道路 - 保土ヶ谷バイパス - 国道16号) - 町田バスセンター - (国道16号 - 東名高速道路 - 新東名高速道路 - 道の駅もっくる新城 - (新東名高速道路 - 伊勢湾岸自動車道 - 新名神高速道路 - 名神高速道路) - [[深草バスストップ|京都深草]] - 大阪駅JR高速バスターミナル
 
: 途中休憩箇所:[[足柄サービスエリア|足柄SA]]、[[遠州森町パーキングエリア|遠州森町PA]]、[[甲南パーキングエリア|甲南PA]]。
: また、全ての系統において乗務員交代の為[[三ヶ日ジャンクション|三ヶ日JCT]] - [[三ヶ日インターチェンジ|三ヶ日IC]]の間の東名高速道路を二回経由する。
 
== 歴史車両 ==
[[File:644-9910-Nishinihon-JR-Bus-P-MS729SA.jpg|thumb|right|運行開始当初の車両<br />西日本ジェイアールバス<br />[[三菱ふそう・エアロエース#エアロクィーンM/MV(MS系)|三菱ふそう・エアロクィーンM]]<br />1994年撮影]]
[[ファイル:KC-MU612TA YokohamaKanako YK702.jpg|thumb|right|200px|横浜神奈交バス運行当時の「ハーバーライト大阪号」]]
「グランドリーム横浜号」「横浜グラン昼特急大阪号」では、2017年3月31日より、平屋3列クレイドルシート車両「グランドリーム号」を使用している。
* [[1989年]]([[平成]]元年)
** [[3月23日]] - [[神奈川中央交通]]と西日本JRバスの共同運行により、横浜駅・町田バスセンター - 大阪駅間の夜行便「ハーバーライト大阪号」の運行を開始。
** [[7月20日]] - 両社の共同運行により、横浜駅・町田バスセンター - 京都駅間の夜行便「ハーバーライト京都号」の運行を開始。
* [[1999年]](平成11年)[[10月1日]] - 夜行便「ハーバーライト号」を2系統とも本厚木駅経由に変更。同時に車両をダブルデッカーに変更。
* [[2000年]](平成12年)[[11月15日]] - 横浜側の運行事業者を神奈川中央交通から湘南神奈交バスに移管。
* [[2004年]](平成16年)[[7月16日]] - 横浜駅・町田バスセンター - 大阪駅間の昼行便「横浜昼特急大阪号」の運行を開始。
* [[2008年]](平成20年)[[6月16日]] - 横浜側の運行事業者を湘南神奈交バスから横浜神奈交バスに移管。
* [[2009年]](平成21年)
** [[5月31日]] - この日の運行分をもって横浜神奈交バスが運行から撤退。
** [[6月1日]] - この日の出発便から西日本JRバスの単独運行となり、「ハーバーライト大阪号」と「ハーバーライト京都号」を統合。季節運行便(金・土・日・祝日・祝前日及び繁忙期運行)の運行を開始。閑散日運賃・[[学生割引|学割]]を導入し、往復割引・回数券を廃止。湊町バスターミナル(OCAT)(ハーバーライト号季節運行便)・土山BS(昼特急)の各バス停を新設。
* [[2013年]](平成25年)
** [[6月24日]] - 季節運行便が4列シートとなり「青春ハーバーライト」となる。草津駅・USJに乗り入れ、横浜昼特急・季節運行便がOCATへの停車取りやめ。
** [[12月21日]] - 「ハーバーライト号」・「青春ハーバーライト号」が高速長岡京バス停に停車。
* [[2016年]](平成28年)[[12月22日]] - 「青春ハーバーライト号」が毎日運行に、「ハーバーライト号」が繁忙日運行に変更。あわせて運行区間が「青春ハーバーライト号」本郷車庫 - ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、「ハーバーライト号」横浜駅 - ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに変更。<ref name="news20161021"/>
* [[2017年]](平成29年)
** [[3月31日]] - 「ハーバーライト号」「横浜昼特急大阪号」に使用する車両を「[[グランドリーム号]]」などで使用される平屋3列クレイドルシート車両に変更し、それぞれ愛称名を「グランドリーム横浜号」「横浜グラン昼特急大阪号」に改称。また同様に「青春ハーバーライト号」の愛称名を「青春ドリーム横浜号」に改称<ref name="news20170228" />。
** [[9月]] - 2階建て車両による「ハーバーライト号」が15日(大阪発・横浜発)と16日(横浜発のみ)に復活運行<ref name="news20170825" />。
* [[2019年]]([[令和]]元年)[[5月17日]] - 横浜グラン昼特急大阪号の停車停留所を変更([[土山サービスエリア#土山バスストップ|土山バスストップ]]、[[大山崎インターチェンジ#大山崎バスストップ|名神大山崎]]、[[高槻バスストップ|名神高槻]]、[[桃山台駅|千里ニュータウン]]の停車を取りやめ)<ref>[https://www.nishinihonjrbus.co.jp/news/9519/ 京阪神~東京線、大阪~横浜線のダイヤ改正(2019年5月17日改正)](西日本ジェイアールバス 2019年3月15日)2019年5月29日閲覧</ref>
 
廉価版の「青春ドリーム横浜号」では、4列シート車を使用する。
== 使用車両 ==
グランドリーム横浜号および横浜グラン昼特急大阪号は平屋3列クレイドルシート車両「グランドリーム号」を使用(2017年3月31日より)
 
青春ドリーム横浜号貸切バス事業者の受託便、ヤサカ観光バスがトイレ付4列シート車を使用。続行便を帝産観光バスが運行する場合は同社の通常仕様の4列シート[[観光バス|貸切車]]を使用し、。両社ともに車体に行先及び西日本ジェイアールバスからの受託運行である旨を表示する。
 
=== 過去の使用車両 ===
開業当初のハーバーライト号は、両社西日本ジェイアールバス、神奈川中央交通ともに、独立3列シート29人乗りの[[三菱ふそう・エアロエース#エアロクィーンM/MV(MS系)|三菱ふそう・エアロクィーンM]]を使用していたが、1999年の車両代替時に独立3列シート39人乗りの[[三菱ふそう・エアロキング]]に変更された。なお、横浜神奈交バスが所有していたエアロキングは後に大阪府の[[オオキタ]]を経て[[ジャムジャムエクスプレス]]に移籍し、同社の高速路線バスで使用されていた。
<gallery>
ファイル:644-9910-Nishinihon-JR-Bus-P-MS729SA.jpg|運行開始当初の西日本JRバスの車両
ファイル:KC-MU612TA-Kanako-Ka701.JPG|湘南神奈交バスが運行していた頃の「ハーバーライト大阪号」
</gallery>
 
その後、夜行高速バスのコスト増大に伴い、1台運行では供給不足だが2台運行にすると採算割れになる状況から、[[1999年]]の車両更新時に乗車定員の多い[[2階建車両#バス|ダブルデッカー]]に変更し、独立3列シート39人乗りの[[三菱ふそう・エアロキング]]が導入された。
== 関連項目 ==
* [[ドリーム号 (高速バス)]]
* [[昼特急]]
 
なお、横浜神奈交バスが所有していたエアロキングは、後に大阪府の[[オオキタ]]を経て[[ジャムジャムエクスプレス]]に移籍し、同社の高速路線バス「ジャムジャムライナー」で使用されていた。
== 注記 ==
{{Reflist}}{{脚注ヘルプ}}
 
== 外部リンク脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
* [https://www.nishinihonjrbus.co.jp/search/result?route_id=17830 青春ドリーム横浜号]
=== 注釈 ===
* [https://www.nishinihonjrbus.co.jp/search/result?route_id=17828 グランドリーム横浜号]
{{Notelist}}
* [https://www.nishinihonjrbus.co.jp/search/result?route_id=17829 横浜グラン昼特急大阪号]
=== 出典 ===
{{Reflist}}
 
== 参考文献 ==
*「バス事業者訪問 No.68 神奈川中央交通」『[[バスラマ・インターナショナル]]』No.68、pp.43-66、[[ぽると出版]]、2001年10月25日。ISBN 4-89980-068-1
*『[[バス・ジャパン]] ハンドブックシリーズ R57 神奈川中央交通』[[BJエディターズ]]/[[星雲社]]、2006年2月1日。ISBN 4-434-07272-2
* 鈴木文彦『高速バス大百科』[[中央書院]]、1991年11月。ISBN 4-92442062X
 
== 関連項目 ==
* [[西日本ジェイアールバス]]
** [[ドリーム号 (高速バス)]] / [[昼特急]]
* [[神奈川中央交通]]
** [[湘南神奈交バス]] / [[横浜神奈交バス]]
** [[神奈川中央交通横浜営業所]]
 
== 外部リンク ==
* [https://www.nishinihonjrbus.co.jp/search/result?route_id=17830 青春ドリーム横浜号] - 西日本ジェイアールバス
* [https://www.nishinihonjrbus.co.jp/search/result?route_id=17828 グランドリーム横浜号] - 西日本ジェイアールバス
* [https://www.nishinihonjrbus.co.jp/search/result?route_id=17829 横浜グラン昼特急大阪号] - 西日本ジェイアールバス
 
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