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{{出典の明記|date=2023年1月4日 (水) 09:47 (UTC)}}
{{Infobox Weapon
|image=[[File:P1500 MonsterP1500macedon.gifjpg|300px250px]]
|origin={{flag|Nazi Germany}}
|type=重戦車
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| armour= {{convert|250|mm}} (hull front)
| primary_armament= 1x 800 mm K (E)
| secondary_armament= 2x 15 cm sFH 18<br/> [[MG 151 cannon機関砲]]
| engine= Four MAN M9v 40/46 Uボート用機関 4基
| engine_power= 2,200 hp
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| vehicle_range= 不明
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'''ラントクロイツァー P1500P.1500 モンスター'''([[ドイツ語|独]]:Landkreuzer P1500P.1500 Monster 読みは、ランドクルーザーP.1500モンスター)は[[第二次世界大戦|第二次大戦]]中に[[ナチス・ドイツ|ドイツ]]で計画された、超弩級[[自走砲超重戦車]]である。
 
このP1500 P.1500モンスターは、[[ナチス・ドイツが試作を構想した超[[重戦車]]であり、[[第二次世界大戦]]中に設計され構想し。[[超重戦車で、ナチスドイツ]]の極端な戦車設計の最終点に位置する計画された上の巨大戦車としては1000 t 重量1,000tの[[ラーテ]]が知られているがモンスターはスペックそれを更に上回っており重量約1,500トン全長42m、42m、全幅18m、18m、高さ7mである搭載される大砲はその80cm列車砲[[80cm列車砲|グスタフ]]及び[[80cm列車砲|ドーラ]]搭載している80cm砲でありその大きさから振り砲を旋させることは出来ず自走砲として固定搭載を予定したとされる鈍重かつ大サイズの型であるため走行可能な場所が制限されるだけでなく他の戦車の生産力に影響を及ぼすことなどから構想のみで終わった。
 
== 構想 ==
1942年6月23日ドイツ軍需省は自重1,000t級の超大型の重戦車としてラントクロイツァー、Landkreuzer P. 1000 Ratte(ラーテ)を提案した。ラントクロイツァー。Landkreuzerは直訳すればランドクルーザー、いわゆる陸上巡洋艦である[[アドルフ・ヒトラー]]はこの提案に対して関心を示し開発指示が与えられ同年12月[[クルップ]]社はより巨大な1,500t級の戦車を設計したこれがLandkreuzer P .1500 Monster(モンスター)である
 
1943年軍需大臣[[アルベルト・シュペーア]]は、P 、P.1000 およ P .1500 双方の開発計画をキャンセル破棄した。
 
== 目的 ==
この「ランドクルーザー(陸上巡洋艦)」また、クルップ社の製作した口径800mmの[[80cm列車砲|シュベーヴェラー・グスタフ]]砲を搭載するための自走プラットフォームとして設計された。これ。シュヴェラー・グスタフ砲第二次大戦実戦投入され、発砲されたものとしては最大の砲熕兵装であるこの砲は強固に防御された目標を攻撃するために設計され、射出する7tの弾頭は最大射程が37kmに達した。これら。当時のドイツ強固に防御され、この砲を搭載し目標80cm列車砲[[80cm列車砲|グスタフ]]及び[[80cm列車砲|ドーラ]]を実際建造て使したが、列車砲はその名の通り列車に砲を搭載した兵器であるために設、線路がある場所でしか運用できないという致命的な欠点があった。この事例を踏まえ、線路が無くても運用ができる、謂わば『自走型列車砲』としてモンスターの画が立案されたのである。
 
 
== 仕様 ==
[[File:80 cm Gustav shell compared to T-3480cm_Gustav_shell.jpg|thumb|left|200px|重グスタフ用の口径800mm砲弾隣はロシアの戦車[[T-34]]]]
ラントクロイツァー P. 1500 モンスターの全長は42mに達するこが予定された。全重は1,500t、250mm500t、250mmの車体前面装甲を持ち、MAN、MAN社製の4基のUボート(潜水艦)用ディーゼルエンジンを4基装備し搭乗員は100名以上の兵員を必要とした
 
主兵装は800mm ドーラ/シュベーラー グスタフ K (E) 列車砲である。また他に副兵装として2基の[[15cm sFH 18]]重榴弾砲および口径15mmの[[MG 151 機関砲]]多数を装備した
 
設計案では旋回砲塔や、ほか搭乗員を保護するための密閉された構造物の欠如によって、は設けられず、戦車というよりも自走砲に似る。これていた。運用方法は原型となった80cm列車砲および口径60cm自走臼砲カール同様の方法で運用されるものである。だった。つまりこの戦車は直射による砲撃で敵と交戦することは想定しておらず、砲弾を後方から砲弾を戦場へ投射する、いわゆる火力支援要員とて運用され
 
== 問題点 ==
より規模の小さい全重188tの[[マウス (戦車)|超重戦車マウス]]の開発でさえ、このように種の巨大車輛にかかわが抱え重要で実際的な問題が明確となった例えばそれは、これらの戦車が道路を破壊すること橋梁を通過できないこと道路または鉄道による戦略的な輸送の困しいことである車輛がより巨大化するほど問題の克服の難しい諸問題はよりハードルが高く困難なものとなった
 
マウスの開発過程ではその自走方法にも問題を孕んでいることが発見された。このも明らかになり、試作車輛は目標とされた速度条件を満たすことができなかったこれはP .1500のようなさらに巨大な戦車より鈍重になるであろうことを意味したまた、この巨大な図体のために連合軍航空機に大きな目の格好のとなることも予想された。
 
== 関連項目 ==
* [[80cm列車砲]]
* [[カール自走臼砲]]
* [[:en:バケットホイールエクスカベーター#Bagger 288|バジャー 288293]] - 建造された中で史上最大の採掘用車輛(総重量14200 t)
 
== 外部リンク ==
*[http://www.panzerschreck.de/panzer/pzkpfw/p1500.html German site with tentative vehicle stats]リンク切れ
*[http://www.achtungpanzer.com/p1000.htm Article about the 1000/1500 series]当該ページ削除
 
{{第二次大戦のドイツ装甲戦闘車両}}
 
[[Category{{デフォルトソート:ドイツの戦車|もんすた]]}}
[[Category:ドイツ国防軍の戦車]]
 
[[Category:超重戦車]]
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[[zh:P-1500 怪物坦克]]