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{{年譜のみの経歴|date=2024年1月}}
{{Infobox 哲学者
| region = [[西洋哲学]]
| era = [[19世紀の哲学]]<br />20世紀の哲学
| image_name = Edmund Husserl 1900.jpg
| image_size = 200px
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| image_caption = 1900年のエトムント・フッサール
| name = エトムント・グスタフ・アルブレヒト・フッサール<br />Edmund Gustav Albrecht Husserl
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| death_date = {{死亡年月日と没年齢|1859|04|08|1938|04|27}}
| death_place = {{DEU1935}}・[[フライブルク・イム・ブライスガウ]]
| school_tradition = [[大陸哲学]]<br />[[現象学]]
| main_interests = [[形而上学]]、[[認識論]]、[[存在論]]<br />[[数学の哲学]]
| notable_ideas = [[現象学]]、[[エポケー]]、ノエマ/ノエシス、現象学的還元、過去把持(Retention)と未来予持(Protention)、生世界Lebenswelt、前反省的自己意識、超越論的主観論、[[物理主義]]([[物理学]])的[[客観主義]]への批判、後からの覚認、原信憑(ウアドクサ)Urdoxa、現象学的記述など
| notable_ideas = [[現象学]]、[[エポケー]]
| influences = [[フランツ・ブレンターノ]]<br />[[カール・シュトゥンプ]]<br />[[カール・ワイエルシュトラス]]<br />[[ゴットロープ・フレーゲ]]<br />[[ベルナルト・ボルツァーノ]]<br />[[ヨハン・フリードリヒ・ヘルバルト:en:Benno Kerry|Benno Kerry]]<br />[[ルネ・デカルト]]<br />[[アウグスティヌス]]<br />[[イマヌエル・カント]]<br />[[デイヴィッド・ヒューム]]<br、[[:en:Hermann />Lotze|Hermann Lotze]]、[[ヴィルヘルム・ヴィンデルバント]]、[[ハインリヒ・リッケルト]]、[[ゴットフリート・ライプニッツ]]<br />[[プラトン]]<br />その他多数など
| influenced = [[マックス・シェーラー]]、[[マルティン・ハイデッガー]]、[[:en:Adolf Reinach|Adolf Reinach]]、[[エーディト・シュタイン]]、[[エマニュエル・レヴィナス]]、[[ジャン=ポール・サルトル]]、[[モーリス・メルロー=ポンティ]]、[[アルフレッド・シュッツ]]、[[ローマン・インガルデン]]、[[ポール・リクール]]、[[クルト・ゲーデル]]、[[ヨハネ・パウロ2世 (ローマ教皇)]]、[[ルドルフ・カルナップ]]、[[ジャック・デリダ]]、[[レシェク・コワコフスキ]]、[[ホセ・オルテガ・イ・ガセット]]、[[オイゲン・フィンク]]、[[ハンス・ブルーメンベルク]]、[[ベルナール・スティグレール]]、[[ルートヴィヒ・ラントグレーベ]]、[[:en:Marvin Farber|Marvin Farber]]、[[ヤン・パトチカ]]、[[:en:Dallas Willard|Dallas Willard]]、[[ショーン・ギャラガー]]、[[ダン・ザハヴィ]]、[[:en:Nader El-Bizri|Nader El-Bizri]]、[[:en:Hans Köchler|Hans Köchler]]、[[ヘルマン・ワイル]]、[[ガブリエル・マルセル]]、[[ウィルフリド・セラーズ]]、[[ヒラリー・パトナム]]、[[ギルバート・ライル]]など
| influenced = [[マルティン・ハイデッガー]]、その他、[[現象学]]の影響を受けた[[大陸哲学]]の哲学者多数
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'''エトムント・グスタフ・アルブレヒト・フッサール'''('''Edmund Gustav Albrecht Husserl''' {{IPA-de|ˈʔɛtmʊnt 、[[国際音声記号ˈhʊsɐl|IPA]]:[ˈhʊsɛrl]lang}} [[1859年]][[4月8日]] - [[1938年]][[4月27日]]<ref>{{Cite web |url = https://kotobank.jp/word/フッサール-125146 |title = ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 フッサールとは |publisher = コトバンク |accessdate = 2018-01-06 }}</ref>)は、[[オーストリア]]の[[哲学者]]、[[数学者]]である。ファーストネームの「エトムント」は「'''エドムント'''」との表記もあり、またラストネームの「フッサール」は古く'''フッセル'''」または「'''フッセルル'''との表記も用いられた<ref>粟田賢三・古在由重編『岩波哲学小事典』(岩波書店、1979)</ref>。
 
== 概要 ==
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;1928年:1905年冬学期の講義『内的時間意識の現象学』がハイデッガーによって手稿から編集され、『年報』第9巻に発表される(フッサールとハイデッガーはすでに決裂していたが、関係修復の望みがまだフッサールの側に残っていた前年に依頼したものである)。
:この年をもってフライブルク大学を定年で退官。後任には、決裂してもなおフッサールの強く推薦したハイデッガーが就任する。
:この年、ドイツに留学してきた[[田辺元]]を通して、[[西田幾多郎]]が『自覚に於ける直観と反省』で展開した思想の概略を聞くことができた。フッサールは数学者の[[エルンスト・ツェルメロ]]と一緒に田辺の解説に耳を傾け、熱心に議論したのだという<ref>[[西谷啓治]]「田辺先生のこと」282頁,[[武内義範]]ら編『田辺元 思想と回想』(筑摩書房、1991)に収録</ref>。
 
=== 退官後、ナチスの台頭 ===
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== 思想 ==
=== 概要 ===
フッサールの目標は、「'''事象そのものへ'''」({{Lang|de|Zu den Sachen selbst!}}) という研究格率に端的に表明されている。つまり、いかなる前提や[[先入観]]、[[形而上学]]的独断にも囚われずに現象そのものを把握して記述する方法をフッサールは求めたのである。そして、その過程で、フッサールの「現象学」の概念も修正されていった。下記においては、フッサールを活動時期によって1.前期 2.中期 3.後期の3つに分け、各々の時期に考案された主要な概念を取り上げて叙述する。
 
=== 現象学 ===
==== 前期(記述的心理学としての現象学) ====
前期を代表する著書は『論理学研究』であるが、フッサールが著作活動を始めた[[19世紀]]の[[ヨーロッパ]]は後に「科学の世紀」「歴史の世紀」と呼ばれる時代であった。[[ガリレオ・ガリレイ]]によって[[物理学]]の基礎付けに数学が導入されて以降、[[自然科学]]は飛躍的に発展するした。その一方で、哲学は「大哲学」の地位を追われて、新○○派といった様々な哲学的立場が乱立してそれぞれの世界像が対立していた。そのため、諸学の学問的基礎付けを求めて様々、さまざまな研究が進められていた。
 
そのような時代背景の下で、特に数学・[[論理学]]の領域で、[[心理主義|心理学主義]]・[[生物学主義]]的な、心理的現象から諸学を基礎付けようとする「発達心理学」が席巻していた。心理学主義とは、あらゆる対象の基礎を心理的な過程に基づけようとする試みである。
 
数学の研究者から出発したフッサールの関心も当初は心理学から数学を基礎付けようとするものであり、った。『算術の哲学―論理学的かつ心理学的研究―』はそのような立場から書かれた著書である。しかし、そこでは心理学という「一つの理論」が前提とされており、そのような方法では現象そのものを直接把握することができないとフッサールは考えた。
 
そこで、フッサールは、[[フランツ・ブレンターノ]]の「[[志向性]]」([[:de:Intentionalitat|de:Intentionalität]]) の概念を継承し、現象によって与えられる心的体験を直感的明証的に把握し、あらゆる前提を取り払った諸学の学問的な基礎付けを求めた。
 
ブレンターノは、物理的原因から心理現象が発生することを理論的に説明する「発達的心理学」を批判して、心理現象が対象への「志向性」を持つ点で物理現象と区別されるとして「記述心理学」の立場を明らかにした。そして、その上で「意識」が必ず対象を指し示すことを「志向的内在」を呼んだ。言い換えると「意識」とは例外なく「何かについての」意識であることを意味する。そこでは、デカルト的な心身二元論のように、「意識」がまず存在し、その後で対象が確認されるのではなく、「意識」と「対象」が常に相関関係にあるとされる。
 
ブレンターノの記述的心理学においては、志向対象とその「内容」が区別されていなかった。しかし、フッサールは、意識から生まれ出る「内容」に関して対象をとらえた。たとえば、「丸い四角」という概念は対象としては存在しない。しかし、それが内容として矛盾しているという意味は存在する。矛盾や背理法といった論理学の概念や法則は、いつでも、だれでも、どこでも、普遍的に共通するという[[イデア]]的な意味を有している。真の学は、普遍的な本質認識を求めるものであるため、単なる事実研究からは偶然的な認識しか得られない。したがって、論理学の諸概念や諸法則のイデア的な意味をすべて取り出すためには、前提となりうるすべての理論を取り払った「直感」によって把握するしか方法がなく、その直感も完全に展開された明証的なものでなければならない。そのような方法によって記述される論理学は「純粋論理学」である。純粋論理学が成立するためには、それが[[認識論]]によって基礎付けられていなければならない。そして、そのためには、現象学的な分析が必要であり、事あるごとに常に「'''事象そのものへ'''」へ立ち返り、繰り返し再生可能な直感との照合を繰り返すことによって、イデア的意味の不動の同一性を確保するために不断に努力しなければならないとし、そのために記述的心理学には「現象学」が必要であるとしたのである。
 
==== 中期(超越論的現象学) ====
フッサールの中期を代表する著書は『イデーン』である。フッサールは『論理学』において現象学を記述心理学と位置づけてあらゆる前提を取り払った純粋記述として自我の心理作用を記述しようとしたのであるが。しかし、それでもなお意識を自我の心理作用として解釈する心理学的な「一つの解釈」を前提にしており、心理学主義との批判を受ける余地があった。そこで、フッサールは、そのような解釈も含めて、すべての解釈を遮断する方法として「現象学的還元」また現象学的還元を方法として得られる個々の純粋現象の本質構造を明らかにする方法として「本質直感」が必要となるとするに至った。
 
=====現象学的還元(超越論的還元及び形相的還元)=====
日常的に、私たちは、自分の存在世界の存在を疑ったりはしない。なぜなら、私たちは、自分が「存在する」ことを知っているし、私の周りの世界もそこに存在していることを知っているからである。フッサールは、この自然的態度を以下の3点から特徴づけ批判する。
 
#認識の対象の意味と存在を自明的としていること
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#世界関心への没入による、意識の本来的機能の自己忘却
 
このような態度の下では、人間は自らを「世界の中のひとつの存在者」として認識するにとどまり、世界と存在者自体の意味や起源を問題とすることができない。このような問題を扱うために、フッサールは世界関心を抑制し、対象に関するすべての判断や理論を禁止する(このような態度を[[エポケー]]という)ことで意識を純粋な理性機能として取り出す方法を提唱した。
 
=====ノエシス/ノエマ=====
このように現象学的還元によって得られた、自然的態度を一般定立されている世界内の心ではない意識を「純粋意識」という。
 
既に述べたとお「意識」とは例外なく「何かについての」意識であり、志向性をつ。したがって、純粋意識の純粋体験によって得られる純粋現象も志向的なものである。そして、このような志向的体験においては、意識の自我は、常に○○についての意識として、意識に与えられる感覚与件を何とかしてとらえようとする。フッサールは、ギリシア語で思考作用をさす「ノエシス」と、思考された対象をさす「ノエマ」という用語によっを用いて、意識の自我が感覚与件をとらえようとする動きを「ノエシス」、意識によって捉えられた限りの対象を「ノエマ」と呼んだ。
 
=====本質直=====
現象学的還元によって得られる純粋現象は、あらゆる学問的解釈のみならず、一般的な人間の日常的な自然的態度さえも遮断して得られるものである。しかし、それだけでは個々の諸現象が得られるだけである。
 
真の学は、普遍的な本質認識を求めるものである。したって、そのためには純粋現象の本質構造を明らかにする方法が必要とされる。
 
フッサールは、既に『論理学研究』において、感覚的直感を超える直感があることを論じているが、本質的直感とは、知覚された個別の対象をモデルとして、それを超えて諸対象に共通の普遍的な本質を取り出して、「原本的に与える」直感とされる。
 
現象学的還元によって得られた志向的諸体験のノエシス/ノエマ的類型的構造の本質を直感するところにより記述すると、現象学的還元によっていったんは遮断された自然的世界及びすべての理念的諸世界の対象を純粋意識が自分の中で「世界意味」として構成することになる。このような純粋意識は、すべてを超え出た「超越論的に純粋な意識」ないし「超越論的意識」と呼ばれ、以上のような反省を得た「超越論的現象学」は、デカルト以来の[[二元論]]の持つ問題、主観的な認識主体が自己を超え出た客観的世界をどのように認識し得るのかという難問を解決した上で、正しく認識論的に基礎づけることによってあらゆる諸学の基礎付けるものとなるのである。
 
====後期(発生的現象学)====
後期思想の集大成とよぶべき著作が『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』であり、『デカルト的省察』にその思想的転換が認められるとされる。そこでは、超越論的現象学によって明らかにされた個々の純粋意識の志向的体験を超えて、それに先立って存在する「先所与性」が存在し、それが発生する起源まで遡らなければ世界構成を徹底的に明らかにすることはできないとされ、超越論的現象学の「態的現象学」から「発生的現象学」への段階移行が説かれた。
 
=====生活世界=====
『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』において、フッサールは、普遍的な本質認識を求める真の学は、古代ギリシアにおいて、理性によって世界の全体を体系的に把握する普遍学として原創設されたとする。そこでは、学問以前に日常的に直感される「生活世界」(Lebenswelt)の基盤において真の学が成立していた。ところが、[[ガリレオ・ガリレイ]]によって[[物理学]]の基礎付けに数学が導入されて以降、自然は数式によって理念化されて「数学的・記号学的理念の衣」によって被われてしまった。その結果、生活世界は隠蔽されてしまったのであり、った。これが「ヨーロッパ諸学の危機」であるとする。そして、フッサールは、超越論的現象学によって「すべての客観的学問」をエポケーして生活世界を取り戻すことを主張したのである。
 
=== 形而上学 ===
フッサールは、近代科学と古い形而上学を厳しく批判して、生活世界を取り戻すことを主張したのであるが。そして、そのことによって近代科学を支える物理学的経験の基盤となる、感覚と共に理性を含む「生活世界の経験」が可能になると見た。これは、客観的存在に先立つだけでなく、これを可能にするものであり、る。こからのため、「超越論的経験」とも呼ばれる。これは近代科学の客観性に先立つ限りで、主観的なものであるが、同時に基盤的なものである。そして、その最下層においては、最も基礎的な「原事実」がある。この原事実は、世界・[[独我論|私]]・[[他我|他者]]の存在であり、これらは絡み合って大きな歴史的存在を形作っている。これを研究・解明するのが新しい形而上学であるとした。
 
==== 時間論 ====
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== 著作 ==
*『算術の哲学―論理学的かつ心理学的研究―』
*『論理学研究』 ''Logische Untersuchungen''、1900年
*『厳密な学としての哲学』''Philosophie als strenge Wissenschaft''、1911年
*『現象学の理念』 ''Die Idee der Phänomenologie''
*『純粋現象学、及び現象学的哲学のための考案(イデーン)』
: ''Ideen zu einer reinen Phänomenologie und phänomenologischen Philosophie''、1913年
*『内的時間意識の現象学』''Vorlesungen zur Phänomenologie des inneren Zeitbewusstseins''、1928年
*『デカルト的省察』 ''Cartesianische Meditationen''
*『形式論理学と超越論的論理学』''Formale und transzendentale Logik''、1929年
*『デカルト的省察』 ''Cartesianische Meditationen''、1931年
*『{{仮リンク|間主観性|de|Intersubjektivität}}の現象学』 ''Zur Phänomenologie des Intersubjektivität''
*『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』
: ''Die Krisis der europäischen Wissenschaften und die transzendentale Phänomenologie''、1936年
*『経験と判断』 ''Erfahrung und Urteil''
=== 主な日本語訳 ===
*『現象学の理念』  [[長谷川宏]]訳、[[作品社]]、1997年
*『デカルト的省察』  浜渦辰二訳、[[岩波文庫]]、2001年
*『ブリタニ草稿ルト的省察  船橋弘訳、谷徹解説、[[ちくま学芸文庫中央公論新社]]〈[[中公クラシックス]]20042015
*『間主観性ヨーロッパ諸学危機と超越論的現象学I その方法』、『同II その展開』 浜渦辰二[[細谷恒夫]]山口一郎監[[木田元]]訳、ちくま学芸[[中公文庫]]2012-131995
*『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学ブリタニカ草稿 細 恒夫・[[木田元]]訳、[[中公ちくま学芸文庫]]、19952004
*『間主観性の現象学I その方法』 ちくま学芸文庫、2012年。各・浜渦辰二・山口一郎監訳
*『フッサール・セレクション』 立松弘孝編訳、[[平凡社ライブラリー]]、2009年 
**『間主観性の現象学II その展開』 ちくま学芸文庫、2013年
*『イデーン I.II.III』 [[渡邊二郎]]・立松弘孝ほか訳 [[みすず書房]]。I.IIは各2冊組で計5冊 <br> 1979年に「イデーン I-1」を、2009年に「イデーン II-2」が刊、2010年に「イデーン III」を刊行完結。<br> 他にみすず書房での訳書は、『内的時間意識の現象学』、『現象学の理念』、『論理学研究』(全4巻)。 
**『間主観性の現象学III その行方』 ちくま学芸文庫、2015年
*『フッサール書簡集 1915‐1938』 桑野耕三・佐藤真理人、[[せりか書房]]、1982年<br> 弟子でポーランドの芸術哲学者[[ローマン・インガルデン]](1893-1970)あての書簡集。
*『内的時間意識の現象学』 谷徹訳、ちくま学芸文庫、2016年
*『フッサール・セレクション』  立松弘孝編訳、[[平凡社ライブラリー]]、2009年 
*『現象学の理念』 立松弘孝訳、[[みすず書房]]、新装版2000年
*『内的時間意識の現象学』 立松弘孝訳、みすず書房、新装版2000年
*『形式論理学と超越論的論理学』 立松弘孝訳、みすず書房、新装版2017年
*『論理学研究』 立松弘孝・松井良和ほか訳、みすず書房(全4冊)、新装版2015年
*『イデーン I・II・III』 [[渡邊二郎]]・立松弘孝ほか訳、みすず書房(全5冊)。I・IIは各2分冊
*:1979年「イデーン I-1」を刊行開始、2009年に「イデーン II-2」、2010年に「イデーン III」を刊行完結。
*『能動的綜合 講義・超越論的論理学 1920-21年』 山口一郎・中山純一訳、[[知泉書館]]、2020年
*『フッサール書簡集 1915‐1938』 桑野耕三・佐藤真理人訳、[[せりか書房]]、1982年
*『フッサール書簡集 1915‐1938』 桑野耕三・佐藤真理人、[[せりか書房]]、1982年<br> :弟子でポーランドの芸術哲学者[[ローマン・インガルデン]](1893-1970)あての書簡集
 
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
* [[立松弘孝]][{{Wayback|url=http://100.yahoo.co.jp/detail/%E3%83%95%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AB/ |title=「フッサール」(Yahoo!百科事典)] |date=*}}
* [httphttps://husserl.exblog.jp/1274458/ 「雑誌フッサール研究」]
* [{{Wayback|url=http://www.let.osaka-u.ac.jp/~cpshama/hamauzu.html |title=浜渦辰二の公式HP] |date=20091112103140}}
**[{{Wayback|url=http://www.let.osaka-u.ac.jp/~cpshama/HUA/j/HUA-home.html |title=「フッサール・データベース」] |date=20091026050901}}
**[{{Wayback|url=http://www.let.osaka-u.ac.jp/~cpshama/HUA/j/whois.html |title=「フッサールって誰?」] |date=20091026085604}}
{{IEP|husserl|Edmund Husserl}}
{{SEP|husserl|Edmund Husserl}}
 
{{大陸哲学}}
{{Normdaten}}
 
{{DEFAULTSORT:ふつさる えとむんと}}
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[[Category:1859年生]]
[[Category:1938年没]]
[[Category:数学に関する記事]]