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| 選手名 = 長田 秀一郎
| 所属球団 = 埼玉西武ライオンズ
| 役職 = 二軍ファーム投手コーチ
| 背番号 = 90
| 画像 = 20140316 Shuichirou Osada, pitcher of the Yokohama DeNA BayStars, at Yokohama Stadium.JPG
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[[鎌倉学園中学校・高等学校|鎌倉学園高校]]に進学後、加納大祐とともにダブルエースとして活躍。140キロ台の速球を武器に、1997年[[全国高等学校野球選手権神奈川大会]]ベスト4、1998年[[全国高等学校野球選手権西神奈川大会]]ベスト8に貢献。
所謂松坂世代の長田は高校時代、[[横浜中学校・高等学校|横浜高校]]の[[松坂大輔]]、[[日本大学藤沢高等学校・中学校|日大藤沢高校]]の[[館山昌平]]と並び神奈川の注目投手としてよく比較されていた。
高校時代の通算成績は、10試合、投球回45、被安打28、奪三振30、与四死球10、自責点7、防御率1.40、[[WHIP]] 0.84、奪三振率6.00、[[K/BB]] 3.00。また長田は高校時代の神奈川県内での成績に限れば、投球回、防御率、[[WHIP]]、[[K/BB]]の数値が上記の3人の中で最も優れた成績であり、特にWHIPにおいてはダントツの数値であったことから当時の神奈川県内で抜群の安定感を誇っていたことがえる。
結局3年間甲子園出場は叶わなかったが、その投球はプロから注目されており、1998年のドラフト会議の隠れ目玉として指名も期待されていた。その年のドラフト指名は無かったが、幼少期から東京六大学でプレーをすることに憧れていた長田は[[慶應義塾大学]]へ進学した。
 
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'''{{by|2012年}}'''、初の一軍登板が6月と出遅れたが、勝ちパターンの一角として活躍。53試合に登板し、チームトップの26ホールドを記録し、自身としては約10年ぶりにお立ち台に上がった。
 
'''{{by|2013年}}'''、開幕一軍メンバーとして登録されたが<ref name="lions_roster201303">[http://www.seibulions.jp/news/announce/entry/201303/ 公示(出場選手登録・抹消)] - 埼玉西武ライオンズ公式 2013年3月 2013年7月8日閲覧</ref>、14試合の登板で防御率4.15と安定感を欠き<ref name="nikkan20130508">[httphttps://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2013/pl2013050805.html スコア速報 ロッテ対西武] - 日刊スポーツ 2013年5月8日配信 2013年7月8日閲覧</ref>、5月9日に一軍登録を抹消された<ref name="lions_roster201305">[http://www.seibulions.jp/news/announce/entry/201305/ 公示(出場選手登録・抹消)] - 埼玉西武ライオンズ公式 2013年5月 2013年7月8日閲覧</ref>。5月19日に再昇格したものの{{R|lions_roster201305}}、5月22日・23日の交流戦(対[[広島東洋カープ|広島]]戦)で連日失点を記録し<ref name="nikkan20130522">[httphttps://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2013/il2013052203.html スコア速報 西武対広島] - nikkansports.com 2013年5月22日配信 2013年7月8日閲覧</ref><ref name="nikkan20130523">[httphttps://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2013/il2013052303.html スコア速報 西武対広島] - nikkansports.com 2013年5月23日配信 2013年7月8日閲覧</ref>、5月24日に再び一軍登録を抹消された{{R|lions_roster201305}}。
 
=== DeNA時代 ===
2013年7月7日に[[渡辺直人]]との交換トレードで[[横浜DeNAベイスターズ]]へ移籍することが両球団より発表された<ref name="nikkan20130707">[httphttps://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20130707-1153835.html 西武長田とDeNA渡辺直が交換トレード] - 日刊スポーツ 2013年7月7日配信 2013年7月8日閲覧</ref><ref>[http://www.seibulions.jp/news/detail/7929.html トレードのお知らせ] - 埼玉西武ライオンズ公式 2013年7月7日配信 2013年7月8日閲覧</ref><ref>[http://www.baystars.co.jp/news/2013/07/0707_02.php 渡辺 直人選手と埼玉西武・長田 秀一郎選手のトレードについて] - 横浜DeNAベイスターズ公式 2013年7月7日配信 2013年7月8日閲覧</ref>。
 
移籍後はビハインドでの登板が目立ち、8月7日の[[読売ジャイアンツ]]戦では一死も取れずに4失点を喫するなど不安定さを見せていたが、終盤にはセットアッパーとして起用される場面もあった。
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'''{{by|2015年}}'''、開幕を二軍で迎えたが、4月9日に一軍登録された。5月29日の[[千葉ロッテマリーンズ]]戦では激しい雨の中、7回二死三塁、3-3の同点の場面で登板したが、雨で球がすっぽ抜けて暴投、これが決勝点となり逆転負けを喫した。因みに長田は[[ロジンバッグ]]が使えず(松ヤニアレルギーの為)、更に球審の予備球を入れる袋に蓋が付いていなかったこともあり、[[中畑清]]監督は「(防水用の)袋があるのに球場に用意していなかったみたい。今後は晴れていても用意するべき。自然が相手なんだから」と球界全体の問題として指摘した。6月8日に登録を抹消されたが、7月3日に再び一軍登録されると、その後も中継ぎの一角として好リリーフを続けた。結局この年は45試合に登板し4勝1敗、防御率2.06の成績を残した。8月17日に国内FA権を取得したが、10月2日にFA権を行使せず、球団に残留することが決まった。
 
'''{{by|2016年}}'''、一軍公式戦への登板が6試合にとどまったことから、10月2日に球団から[[戦力外通告]]を受けた<ref>{{Cite web |和書|date=2016-10-02 |url=http://www.baystars.co.jp/news/2016/10/1002_01.php |title=2017年度 選手契約について |publisher=横浜DeNAベイスターズ公式サイト |accessdate=2016-10-02}}</ref>。12月2日付で、NPBから[[自由契約選手]]として公示<ref>{{Cite web |和書|date=2016-12-02 |url=https://npb.jp/announcement/2016/pn_released.html |title=自由契約選手|2016年度公示 |publisher=日本野球機構 |accessdate=2016-12-03}}</ref>。
 
=== DeNA退団後 ===
NPB他球団での現役続行を希望し、2016年11月12日には、[[阪神甲子園球場]]で開催の[[12球団合同トライアウト]]に参加。[[打撃 (野球)#練習方法|シートバッティング]]形式で対戦した打者3人をすべて凡退させるとともに、空振りで1つの三振を奪った<ref>{{Cite news |url=httphttps://www.nikkansports.com/baseball/news/1736002.html |title=65人が参加/12球団合同トライアウト詳細 |newspaper=日刊スポーツ |date=2016-11-12 |accessdate=2016-11-13}}</ref>。しかし、NPB他球団への移籍には至らなかった。
 
=== BCリーグ・新潟時代 ===
{{by|2017年}}3月1日に、[[ベースボール・チャレンジ・リーグ|BCリーグ]]の[[新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ|新潟アルビレックスBC]]へ入団することが発表された<ref>{{Cite web |和書|date=2017-03-01 |url=http://www.niigata-albirex-bc.jp/news.php/archives/id/2355/ |title=長田 秀一郎投手入団のお知らせ |publisher=新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ |accessdate=2017-03-01}}</ref>。リーグ戦には24試合の登板で、1勝1敗1セーブ、防御率5.06を記録。シーズン終了後の11月1日に、球団を通じて現役引退を発表した。引退に際しては、「15年間ピッチャーとしてマウンドに立てるとは思わなかった。最後に(新潟の本拠地である)[[ハードオフエコスタジアム]]のマウンドに立てたのは幸せ」とのコメントを寄せている<ref>{{Cite web |和書|date=2017-11-01 |url=http://www.niigata-albirex-bc.jp/news.php/archives/id/2514// |title=退団選手のお知らせ |publisher=新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ |accessdate=2017-11-01}}</ref>。
 
=== 現役引退後 ===
{{by|2018年}}からは西武OBとして[[フジテレビTWO]]の野球解説者に就任。解説者活動を続けながら、{{by|2019年}}1月からは西武のライオンズアカデミーコーチにも就任した。
 
{{by|2021年}}シーズンはBCリーグの[[埼玉武蔵ヒートベアーズ]]に派遣され、投手コーチを務める<ref>[https://musashibears.com/1451/ 埼玉西武ライオンズ様からの投手コーチ並びにトレーナー派遣のお知らせ] 埼玉武蔵ヒートベアーズHP 2021年1月25日 2021年4月4日閲覧</ref>。{{by|2022年}}シーズンからは、[[埼玉西武ライオンズ]]の二軍ファーム投手コーチを務める。
 
== 選手としての特徴 ==
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{{BASEBALLstats|brjpn=osada-001shu|cube=Shuichiro-Osada}}
 
{{埼玉西武ライオンズの選手・スタッフ}}
{{西武ライオンズ2002年ドラフト指名選手}}
{{Navboxes|title={{Flagicon|JPN}} 野球日本代表
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[[Category:埼玉西武ライオンズ及びその前身球団の選手]]
[[Category:横浜DeNAベイスターズ及びその前身球団の選手]]
[[Category:オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの選手]]
[[Category:野球解説者]]
[[Category:日本の野球指導者]]