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|郵便番号 = 164-0001
|本部所在地 = [[東京都]][[中野区]][[中野 (中野区)|中野]]四丁目7-3<ref>2013年(平成25年)1月10日総務省告示第12号「衆議院小選挙区選出議員の選挙における候補者となるべき者の選定の手続について届出のあった件」(2012年12月2日届出)</ref>
|政治的思想・立場 = [[中道左派]]<br />[[みどりの政治]]<br />[[原子力撤廃|卒原発]]{{#tag:ref|「卒原発」とは、再生可能エネルギーを導入しつつ原発依存度を漸進的に減らし、原発から卒業するという意味<ref>[https://kotobank.jp/word/%E5%8D%92%E5%8E%9F%E7%99%BA-678699#E3.83.87.E3.82.B8.E3.82.BF.E3.83.AB.E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.B3.89 卒原発 - デジタル大辞泉] [[コトバンク]]. 2018年8月23日閲覧。</ref>。|group="注"}}<br />[[日本のTPP交渉及び諸議論|反TPP]]<br />[[消費増税]]凍結<br />[[政治主導]]<br />[[地方分権|地域主権]]
|機関紙 =
|国際組織 =
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'''日本未来の党'''(にっぽんみらいのとう、{{lang-en|Tomorrow Party of Japan}})は、かつて存在した[[日本の政党]]。[[2012年]]([[平成]]24年)11月28日に結成。同年12月に[[自由党 (日本 2016-2019)|生活の党]]に改称し消滅。略称は'''未来の党'''、'''未来'''。
 
== 概説 ==
[[2012年]][[11月28日]]、[[第46回衆議院議員総選挙]]を翌月に控え、立した第三極の中で比較的[[自由主義|リベラル]]な小政党を吸収、結成された。もっとも、結党メンバーには[[保守]]派の財界人である[[稲盛和夫]]も含まれ、また最終的に保守色の強い[[減税日本]]も合流した。代表は[[嘉田由紀子]](当時[[滋賀県知事一覧|滋賀県知事]])。結党直後の国会勢力は[[民主党 (日本 1998-2016)|民主]]、[[自由民主党 (日本)|自民]]の[[二大政党制|二大政党]]に次ぐ第三党であったが、[[12月16日]]の総選挙では議席の8割減という大敗北となった。選挙直後、党内最大勢力の[[小沢一郎]]グループ(「[[国民の生活が第一]]」出身議員)が公然と嘉田と対立する。嘉田も地盤の滋賀県議会から代表兼任の解消を要求されるなど八方塞がりとなり、[[12月28日]]、わずか1ヶ月で第三極の新政党としての命運を終えた。嘉田らを離党に追いやった小沢系は党名を「[[生活の党]]」に改称、2014年に「[[生活の党と山本太郎となかまたち]]」、2016年には「[[自由党 (日本 2016-2019)|自由党]]」と改め、法規上は小沢が主導する形で政党の系譜が続いていたが、一連の事態は「小沢一派による政党乗っ取り」とみなされており、以降の政党は実質的に別物([[国民の生活が第一]]の系譜)として扱われている。分裂後、嘉田らは党内の左派グループと共に[[日本未来の党 (政治団体)|同名の政治団体]]を結成するも、[[2014年]]に[[みどりの風]]に事実上吸収合併され消滅。さらに、法的な後継政党である自由党も[[国民民主党 (日本 2018)|2019年に国民民主党]]へと吸収合併され、名実共に日本未来の党は消滅した。
 
== 党史 ==
[[File:日本未来の党の系譜.jpg|thumb|right|日本未来の党の系譜]]
=== 結党 ===
[[2012年]](平成24年)[[11月27日]]、[[嘉田由紀子]]が結成を発表し、あわせて党方針として「'''[[琵琶湖|びわこ]]宣言'''」(後述)を発した<ref name="kokuji77" />。翌[[11月28日]]、東京都選挙管理委員会を通じて[[総務大臣]]に設立届を提出し<ref>{{Wayback|url=http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121128/stt12112817180011-n1.htm|title=【衆院選】日本未来が政党設立を届け出 - MSN産経ニュース|date=20121128154907}}</ref>、政党としてスタートした。その時点における所属の[[国会議員]]として以下の8名を届け出た<ref>{{cite news |title= 日本未来の党が設立届 飯田氏「小沢氏は無役」 |author= |newspaper= 日本経済新聞|date= 2012-11-28|url= httphttps://www.nikkei.com/article/DGXNASFB2803X_Y2A121C1000000/|accessdate=2012-11-28}}</ref>。嘉田及び代表代行の[[飯田哲也 (環境学者)|飯田哲也]]は国会議員歴がなかったため、29日、前日に合流した国民の生活が第一の事務局に党本部の事務を委任した。併せて、飯田の肩書を「代表代行」から「副代表」に移して同じく「副代表」に就任した[[森裕子]]と並べ、[[佐藤公治]]を財務担当、と主要ポストに国民の生活が第一の出身で第46回衆議院議員総選挙の対象でない参議院議員が就任した<ref name="名前なし-20230316122741">{{Wayback|url=http://mainichi.jp/select/news/20121130k0000m010084000c.html|title=日本未来の党:政策にも小沢色 選挙事務、生活が仕切る- 毎日jp(毎日新聞)|date=20121201150123}}</ref>。12月1日に発表された役員の人事(後述)で、飯田については再び「代表代行」の肩書に戻され、また[[山田正彦 (政治家)|山田正彦]]、[[阿部知子]]も「副代表」に追加された。この結果、役職の上では、トップ2が共に非・国会議員、そしてトップ5の内の過半数の3名が女性、という構成となった。
 
==== 母体となった勢力 ====
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==== 反対勢力 ====
* 「選挙に勝つためだけの政党だ」([[安倍晋三]]・[[自由民主党総裁|自民党総裁]])<ref name="#1"> {{Wayback|url=http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121127/waf12112722520029-n1.htm|title=【衆院選】「嘉田新党」手詰まりの小沢氏に活路 他党からは批判  - MSN産経west|date=20121127200227}}</ref>
* 「生まれて間もない」では済まない、政党としてのあり方が問われる状況([[日本共産党]])<ref>[httphttps://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-07/2012120704_02_1.html 党の中に党が存在 !?日本未来の党「生活」は解党せず献金も](しんぶん赤旗 2012年12月7日)</ref>
 
なお、これらの批判に対し、嘉田や飯田は、小沢を役職に就けないことを示し、小沢の傀儡でない独自の理念を持つ新党であり、あくまでも小沢らが合流しただけだと強調している<ref>[http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5193149.html 「日本未来の党」始動 小沢氏は無役へ]{{リンク切れ|date=2022年9月}}TBS、2012年11月28日16:55配信、同日閲覧</ref><ref>{{Wayback|url=http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/11/28/kiji/K20121128004657320.html|title=「日本未来の党」設立、小沢氏は無役 衆院選は12党の争い ― スポニチ Sponichi Annex 社会|date=20121130035004}}</ref>。
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==== その他の政党・政治団体との関係 ====
* [[みんなの党]] - 原発に関する政策が近いため、選挙協力を行うべく政策協議を行っていく方針であったが、合流しない旨を[[渡辺喜美]]代表が明言した<ref>{{Wayback|url=http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/11/29/kiji/K20121129004659360.html|title=「日本未来の党」の嘉田氏 「みんなの党」渡辺代表と政策協議  ― スポニチ Sponichi Annex 社会|date=20121203063052}}</ref>。
* [[日本維新の会 (2012-2014)|日本維新の会]] - 代表代行・[[橋下徹]]は嘉田とは同じ近畿圏の首長同士として以前から面識があり、日本未来の党の結党直前に「ぜひやっていただきたい。嘉田知事ほど原発について知見のある方はいない」として脱原発をスローガンとする新党の結党を歓迎する意見を述べた<ref> {{Wayback|url=http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121126/waf12112623550025-n1.htm|title=【衆院選】嘉田新党に橋下氏「大歓迎」、脱原発の具体案なければ「市民運動と同じ」 - MSN産経west|date=20121127075036}}</ref>。一方で、「僕は[[政治]]グループを束ねてきた自信があるが、嘉田知事はその経験がない。[[原子力撤廃|脱原発]]グループができても、何もできないのではないか」、「(嘉田氏には)いくら言っても実行はできない。脱原発は、おまじないではない」と批判も行なっている<ref>{{Wayback|url=http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121127-OYT1T01568.htm|title=橋下氏、嘉田新党に「経験不足、何もできない」 : ニュース : 衆院選2012 : 衆院選 : 選挙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)|date=20121130002208}}</ref><ref name="#1"/>。その後、維新は保守系の[[石原慎太郎]]を党代表に招聘し、未来の党とは逆路線を歩んだ。
* [[緑の党グリーンズジャパン|緑の党]] - 第46回衆議院議員総選挙では、日本未来の党から出馬する10名の候補者に対して推薦・支持を表明した。その他緑の党の地域組織も独自に候補者を推薦・支持を表明している<ref>[http://greens.gr.jp/senkyo/4275/  緑の党および、緑の党と連携する地域組織の推薦・支持候補者リスト]緑の党公式サイト 2012年12月9日閲覧</ref>。
* [[対話でつなごう滋賀の会]] - 嘉田の県政における与党。それまで一貫して嘉田を支えてきたが、日本未来の党結成については「寝耳に水」「裏切られた」と不快感を表明。早々に衆院選の比例区での自主投票を決定した。日本未来の党は嘉田のお膝元の滋賀県では小選挙区候補を立てられなかった。
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総選挙には121人の候補を擁立したものの、乱立する第三極の中で埋没、苦戦し、[[小選挙区制|小選挙区]]で当選したのは小沢と[[亀井静香]]の2人のみで比例区を合わせてもわずか9議席に留まった。なお、衆院選に鞍替え立候補をした4人の参議院議員([[友近聡朗]]、[[中村哲治]]、[[姫井由美子]]、[[外山斎]])が自動失職した。
 
選挙後、嘉田と小沢の仲は早くも不穏になる。20日、京都で嘉田は小沢と会談し、共同代表に阿部知子、幹事長に[[鈴木克昌]]を充て、総選挙で落選した飯田代表代行を続投させる党執行部案を提案した<ref> {{Wayback|url=http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121221-OYT1T01805.htm?from=ylist|title=未来の嘉田氏、阿部知子氏との「共同代表」検討 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)|date=20121230215220}}</ref><ref>{{Wayback|url=http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121222/stt12122207560003-n1.htm|title=嘉田代表、阿部氏との共同代表を提案 - MSN産経ニュース|date=20121222130446}}</ref>。これに対して小沢系の議員は小沢または小沢に近い議員の起用を求め、嘉田、飯田ラインとの間に齟齬をきたすようになっていった。また嘉田の「身内」でも、[[滋賀県議会]]を中心に[[滋賀県]]内から嘉田が県知事と[[政党]]の党首を兼務することに対する批判が叫ばれるようになってきた<ref>{{Wayback|url=http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121217/elc12121714120265-n1.htm|title=【衆院選】「二足のわらじ」「責任放棄だ」…未来代表の嘉田氏に批判相次ぐ 滋賀県 - MSN産経ニュース|date=20121217165139}}</ref>。12月19日、20日の両日にわたって行われた滋賀県議会で自民党を中心とする保守系会派から知事か党首のどちらを辞任することを要求された。
 
24日、[[内閣総理大臣指名選挙|首班指名]]に先立ち[[議員総会|両院議員総会]]が開催され、嘉田から共同代表に阿部、幹事長に鈴木、更に顧問に小沢と亀井をそれぞれ充て、飯田を代表代行に続投させる執行部案が提案された。これに対して小沢系の議員からは小沢共同代表案が提案されたが、嘉田は小沢は党の要職には就けない方針を堅持するとして拒否し、結論を持ち越した<ref>{{Wayback|url=http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121225/stt12122500370000-n1.htm|title=日本未来の党、共同代表案で真っ二つ 嘉田氏は阿部氏、小沢系は小沢氏 - MSN産経ニュース|date=20121225113222}}</ref>。
 
26日、両院議員総会が行われた。この議員総会は嘉田が開催中止を命令したが、小沢系によって強行され、首班指名選挙で[[森裕子]]副代表に投票することを決めた。嘉田、飯田ラインと小沢系の対立は決定的となり、両方に与しない亀井は党内対立を理由に自身は離党を表明するとともに、嘉田、小沢の双方に速やかな解党を勧めた<ref>{{Wayback|url=http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121226/waf12122612530022-n1.htm|title=嘉田代表の意向を無視し小沢系議員が議員総会 首相指名で森裕子氏に投票決定  - MSN産経west|date=20121226185908}}</ref>。同日、嘉田は滋賀県庁で会見を開き、人事案が入れられなかったことを理由に、未来の党を分党することを表明した<ref>{{Wayback|url=http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121226/plc12122620540022-n1.htm|title=嘉田代表が年内の分党方針示す、人事案で小沢氏と対立 日本未来の党+(1/2ページ) - MSN産経ニュース|date=20121226151516}}</ref>。しかし27日、旧国民の生活が第一に所属する衆議院議員7名と参議院議員8名が「'''[[生活の党と山本太郎となかまたち|生活の党]]'''」に党名を変更して存続、阿部知子衆議院議員1名による政治団体「[[日本未来の党 (政治団体)|'''日本未来の党''']]」が新たに設立されることとなった<ref>{{Cite news|title=未来:小沢氏また乗っ取り 交付金、大半手中に|author=|newspaper=[[毎日jp]]|date=2012-12-27|url=http://mainichi.jp/select/news/20121228k0000m010097000c.html|accessdate=2012-12-27|archiveurl=https://archive.is/20130111190800/http://mainichi.jp/select/news/20121228k0000m010097000c.html|archivedate=2013年1月11日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>ため、[[政党助成法]]上の分割の要件を満たさないこととなり、議員数が5人未満である嘉田・阿部側は[[政党交付金]]を受け取ることができないこととなった。仮に政党助成法上の分割(旧党を一旦解散した上で2つの新党を新たに設立する)を行っていれば、嘉田・阿部側も衆院選の得票率に基づき政党交付金を受け取ることができたが、嘉田はこの件について周辺に「党分裂がカネ目当てと思われたくない」と語っている<ref>{{Cite news |title=「未来」は「生活の党」に…代表は森裕子議員 |author= |newspaper=[[読売新聞|YOMIURI ONLINE]] |date=2012-12-27 |url=http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121227-OYT1T01421.htm?from=main3 |accessdate=2012-12-27}}</ref>。嘉田は国会議員4名を抱えるみどりの風と阿部が合流すれば政党要件を満たすとして、みどりの風に合流を呼びかけたが、拒絶された<ref> {{Wayback|url=http://mainichi.jp/select/news/20121228ddm001010046000c.html|title=日本未来の党:「生活の党」に 嘉田氏離脱、小沢氏側に交付金- 毎日jp(毎日新聞)|date=20121231083811}}</ref>。なお、上記の経緯により阿部は比例議員の移籍制限の規定の適用を受けることとなる。この一方で、同じく離党した亀井は独自に[[みどりの風]]へ合流している。
 
[[12月28日]]に、団体名を「[[生活の党]]」へ、代表者を「[[森裕子]]」へ異動する旨を[[総務省]]へ届け出た<ref>2013年(平成25年)1月28日総務省告示第24号「衆議院小選挙区選出議員の選挙における候補者となるべき者の選定の手続について異動の届出のあった件」、同第25号「衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿登載者の選定の手続について異動の届出のあった件」</ref>。
 
== 理念、政策 ==
「'''[[琵琶湖|びわこ]]宣言'''」として以下の6つの基本[[政策]]を提示した<ref>{{Wayback|url=http://www.asahi.com/politics/update/1127/OSK201211270043.html|title=朝日新聞デジタル:嘉田知事新党は「日本未来の党」 卒原発掲げ結成を表明 - 政治|date=20121127165818}}</ref><ref>{{Wayback|url=http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221127030.html|title=「全原発の廃炉目指す」“嘉田新党”が旗揚げ|date=20121130035042}}</ref>。それに続けて「'''未来への約束'''」と題し、その「びわこ宣言」を詳細化・具体化した政策を発表した<ref>[http://www.nippon-mirai.jp/promise/index.html 未来への約束|2012年衆議院議員総選挙|日本未来の党] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20121207000803/http://www.nippon-mirai.jp/promise/index.html |date=2012年12月7日 }} 2012年12月4日配信、5日閲覧</ref>。
 
=== 原発を段階的に削減する「卒原発」 ===
* [[東京電力ホールディングス|東京電力]]を破たん処理し<ref>[http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201211290131.html 中学生以下に年間31万円 「未来」の公約要綱案判明]{{リンク切れ|date=2022年9月}}中国新聞 2012年11月29日(配信日に閲覧)</ref>、[[福島第一原子力発電所|福島第一原発]]からの[[放射能汚染]]の拡大や[[損害賠償]]や[[被爆|被ばく]]防護などを国が直轄する。
* [[電気料金]]の値上げ相当分を交付国債の形で電力会社に給付し、その償還は、[[再生可能エネルギー]]普及と3年で進める[[発送電分離]]によって得られる電力会社の送電料の[[収益]]増から回収する<ref> {{Wayback|url=http://www.asahi.com/politics/update/1201/TKY201212010440.html|title=朝日新聞デジタル:交付国債で電気料値上がり抑制 未来、「卒原発」構想案 - 政治|date=20121202232946}}</ref>。
* [[大飯発電所]]([[福井県]][[おおい町]]<ref group="注">設立時は旧・[[大飯町]]。</ref>)の稼動を停止する。[[使用済み核燃料]][[再処理工場]]([[青森県]][[六ヶ所村]])と「[[もんじゅ]]」(福井県[[敦賀市]])を即時廃止する<ref>{{Archive.today|url=http://www.jiji.com/jc/zc?k=201212/2012120200077|title=時事ドットコム:原発10年以内に廃炉=予算組み替えで財源捻出-未来公約【12衆院選】|date=20130426182426}}</ref>。
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=== 消費増税に頼る前に、財政支出の無駄を削る「脱増税」 ===
* [[消費増税]]法を凍結する。
* 新規の政策のために実現な財源は、[[特別会計]]の全面見直しなど[[政治改革]]、行財政改革、地域主権改革によって捻出する。
* 業界・業種によって損税・益税が生ずるなど、現行の[[消費税]]の欠陥を是正する。
113行目:
 
=== 食品の安全や医療水準を守りながら品格ある外交を展開する「誇外交」 ===
* [[自由貿易]]のために[[自由貿易協定]](FTA)や[[経済連携協定]](EPA)を積極的に推進する。[[環太平洋戦略的経済連携パートナーシップ協定|TPP]]に反対する。
* [[食料安全保障]]の観点からも、[[食料自給率]]50%を目指す。
* [[東アジア]][[外交]]を重視し、[[アジア]]の[[平和]]の調整機能を果たす。
128行目:
* [[茂木健一郎]]([[脳科学]]者)
 
代表の嘉田は「全員参加型の[[雇用]]による[[経済成長]]と生活の安定を目指します。女性が[[スウェーデン]]並みになれば道は開ける。環境、観光、健康の3つの分野が重点となります。ダブルインカム・3キッズ」と述べ、女性の社会進出を重視する姿勢を示している<ref>[httphttps://www.j-cast.com/tv/2012/11/29155872.html?p=all 「未来の党」嘉田代表ナマ出演「小沢さん側から9月末にアプローチあった」]j-cast 2012年11月29日(配信日に閲覧)</ref>また、記者団に対して「生活の政策には全体として合意していた。そこに卒原発や女性・子ども政策を私の党首の責任でプラスした」とここまでの経緯を解説している<ref>{{Wayback|url=http://mainichi.jp/select/news/20121130k0000m010084000c.html|title=日本未来の党:政策にも小沢色 選挙事務、生活が仕切る- 毎日jp(毎日新聞)|datename=20121201150123}}<"名前なし-20230316122741"/ref>。
 
しかし、本党の公認を受ける[[中野渡詔子]]は、[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]に[[衆議院|衆議院議員]]として在籍していた2012年2月2日に、「[[東北電力]](株)[[東通原子力発電所]]1号機の早期の稼働」「東京電力(株)東通原子力発電所1号機の早期工事再開」「エネルギー政策・原子力政策の堅持」という内容の陳情を行う[[東通村]]の村長、村議会議長らと共に、「原子力発電所の安全確保と信頼回復」「原子力災害対策の実現・強化」を[[民主党幹事長]]室や[[内閣府]]や[[経済産業省]]に要望していた過去が有る<ref>{{Wayback|url=http://nori2.blog.ocn.ne.jp/activity/|title=活動記録|date=20131126114459}}</ref>。また、2012年12月1日に行われた[[日本青年会議所]]青森ブロック協議会を取材した東奥日報は、中野渡が党の考えとは一線を画した考えであることを報じ<ref>東奥日報 2012年12月02日</ref>、[[毎日新聞]]も彼女の発言を受け、「『22年の[[原子力撤廃|原発ゼロ]]が[[マニフェスト|公約]]だが、代替エネルギー提示が前提。安易な廃止論には進まない』とし、[[大間原子力発電所|大間原発]]建設や[[核燃料サイクル]]推進を唱えた」<ref>毎日新聞地方版 2012年12月02日</ref>と報じている。
 
== 役職 ==
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※解散時の所属国会議員数17名(衆議院議員9名、参議院議員8名)
==== 衆議院議員 ====
*[[生活の党]]→[[自由党 (日本 2016-2019)|自由党]]
**[[小沢一郎]](→[[国民民主党 (日本 2018)|旧国民民主党]]→[[立憲民主党 (日本 2020)|立憲民主党]]
**[[青木愛 (政治家)|青木愛]](→旧国民民主党→立憲民主党)
**[[村上史好]](→[[立憲民主党 (日本 2017)|旧立憲民主党]]→立憲民主党)