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| {{更新|date = 2021年3月}}
{{複数の問題
| 出典の明記 = 2021年3月
| 更新 = 2021年3月
}}
{{Infobox Website
| name = Gmail
| logo = [[ファイル:Gmail icon (2020).svg|100px]]
| screenshot = |caption
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| author =
| launch date = {{Start date and age|2004|4|1}}
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}}
'''Gmail'''(ジーメール)は、[[Google]]の[[フリーメールサービス]]である。[[2004年]][[4月1日]]から提供を開始しているた<ref>{{Cite web|和書|url=https://japan.googleblog.com/2006/08/gmail.html|title=Google Japan Blog: 日本の皆様にGmailを公開しました|publisher=Google|date=2006-08-24|accessdate=2022-12-30|archiveurl=https://web.archive.org/web/20221230071920/https://japan.googleblog.com/2006/08/gmail.html|archivedate=2022-12-30}}</ref>
 
[[Webメール]]と[[Post Office Protocol|POP3]]、[[Simple Mail Transfer Protocol|SMTP]]、[[Internet Message Access Protocol|IMAP]]に対応し、自動[[転送]]も可能である。[[2019年]]10月時点での利用者数は15億人であり、世界最大のメールサービスである。競合サービスには[[マイクロソフト]]の[[Outlook.com]]や[[Yahoo!]]の[[Yahoo!メール]]などがある。
 
[[Orkut]]と同様にGoogle社員の[[発想|アイデア]]が元となって生まれたサービスの一つで、現在ではGoogleの主要サービスの一つとなっている。
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;大容量
:フリーメールでありながら、メールの保存容量はサービス当初は[[バイト (情報)|1GB]]で、当時としては大容量だった。[[2014年]]現在では、無料分のストレージが15GBに増加した。更に有料で追加するオプションがあり、月額2ドルの100GBから、上限30[[テラバイト|TB]]までアップグレードできる。送受信可能なメールサイズは本文を含めて25[[メガバイト|MB]]であり、1日に受信可能なメールの総容量は2GBに設定されている。
:無料分のストレージ容量15GBは[[Google ドライブ]]や[[Google フォト]]と共有されている<ref name=":0">{{Cite web|和書|url=https://support.google.com/googleone/answer/10214036|title=サービスの利用状況と保存容量について - Google One ヘルプ|accessdate=2020年12月13日|publisher=Google, LLC|authorlink=Google}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://support.google.com/googleone/answer/9004014#space|title=既存のストレージと Google One の仕組み - Google One ヘルプ|accessdate=2020年12月13日|publisher=Google, LLC|authorlink=Google}}</ref>
;ウイルススキャンサービス
:メールの送受信時に[[添付ファイル]]の[[コンピュータウイルス|ウイルス]]スキャンを行う。
;Atomフィード
:ログイン情報を保持できるような一部の[[フィードリーダー]]ではメールを[[リアルタイム]]で閲覧することが出来る。<!-- 新着チェッカーやガジェットなど内部的に活用されている事例が多い。-->
;広告
:受信したメールは[[サーバ]]によって自動的に解析され、内容に関連するテキスト[[広告]]がページ上に表示される。ユーザーのメールを解析することに対し[[プライバシー]]侵害ではないかという批判がプライバシー団体から上がった<ref>{{Cite web|和書|author=INTERNET Watch|date=2004-04-20|url=httphttps://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/04/20/2850.html|title=Gmailはプライバシー侵害の危険な前例となりうる〜世界の市民団体が懸念|language=日本語|accessdate=2010-06-13}}</ref>ところ、Googleは「このプロセスが自動で行われており、メールが不必要に開示されないよう完全に保護されている限り、電子メールの自動スキャンはプライバシーの侵害にはつながらない」としている<ref>[http://mail.google.com/mail/help/intl/ja/more.html Gmailとプライバシーの詳細]</ref>。
;多言語対応
:200920231192日時点で53105ヶ国語に対応している。
;別名アドレス([[エイリアス]]アドレス)
:例えば[email protected]のアドレス所有者は、末尾に任意の文字列を付加したアドレス(aaaa+任意の文字列(数種類の記号も可)@gmail.com)も受信用アドレスとして使用できる<ref>[https://mail.google.com/support/bin/answer.py?answer=12096&topic=1565 Gmail ヘルプ 「別名アドレスを使用してメッセージを受信できますか。」]</ref>。たとえば[[メールマガジン]]専用の配信アドレスとして[email protected]をフィルタでメールマガジンのラベルに設定すれば、このアドレスに配信されたメールマガジンは自動的にメールマガジンのラベルがつけられる。ただし"+"記号は[[Request for Comments|RFC]]では有効なアドレスであるものの、メールアドレスに用いられることが少ないため、無効と判断される場合がある。
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:[[#商標問題|商標問題]]の関係もあり、[email protected]も同様に受信できる。
;携帯電話メール絵文字表示
:ほとんどのWebメールサービスは[[携帯電話]]からの[[携帯電話の絵文字|絵文字]]に対応していないのに対し、Gmailは主要携帯会社の絵文字に対応している。2008年7月22日現在、[[au (携帯電話)|au]]、[[NTTドコモ]]、[[ソフトバンクモバイル|Softbank]]からの絵文字に対応。またモバイルGmailはau、NTTドコモ、Softbank、(過去は[[ウィルコム|ウィリコム]]にも送信できたが2014年にYモバイルに統合したため終了)に絵文字を送信できる。
;セキュアな通信
:すべての通信はhttpsあるいはIMAP over SSL、POP over SSLなどで保護されており、外部から傍受されにくい構造になっている。ただし、メールの内容はGoogleによって監視されており、例えば児童ポルノ画像が含まれたメッセージをやりとりすると、当局に通報される<ref name="#1">[http://gigazine.net/news/20140805-google-cyber-tip/ Gmailで児童ポルノを送信したと判断してGoogleが当局に通報、送信者逮捕]</ref>。
 
== 機能 ==
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:メールに「スター」という[[フラグ (コンピュータ)|フラグ]]を付けることができ、「スター付きメール」として、いつでも簡単にスターメールがプレビューできるようになっている。
;ラベル
:メールの各アーティクルは「ラベル」という[[タギング (コンピュータ)|タギング]]をして整理することができる。ラベルの見かけは、多くのメールソフトの[[フォルダ (コンピューティング)|フォルダ]]と似ている。しかし、フォルダとの大きな違いは、1通のメールに複数のラベルが付けられることである。例えば、あるメールに「友人」のラベルと「写真」のラベルを付けておけばどちらのラベルからでも探し出すことができる。2007年12月3日から、ラベルの色分けが可能となった<ref>{{Cite web|author=The Official Gmail Blog|date=2007-12-03|url=http://gmailblog.blogspot.com/2007/12/next-evolution-of-labels.html|title=The next evolution of labels|language=英語|accessdate=2010-04-23}}</ref>。
;スレッドビュー
:Gmail の特徴のひとつであるメールの表示方法。メールとそれへの返信メールを1つの「[[スレッド]]{{要曖昧さ回避|date=2023年7月}}」としてまとめ、メールごとではなくスレッドごとに表示する。それぞれのスレッドを開くとメールでの会話がカードを重ねるように表示され、新着のメールは、カードが展開された状態になって、本文が表示される。通常の[[メーラ]]とは異なり、ヘッダ内の References: 行や In-Reply-To: 行以外に、Subject: 行とFrom: 行も参照しており、同一送信者から来た同一サブジェクトの新規スレッドメールは、1つのスレッドにまとめられる。1つのスレッド内のメール数が100通を超えると、新しいスレッドに分割される。2010年9月29日にはスレッド表示をオフにする機能が追加された<ref>{{Cite web|author=The Official Gmail Blog|date=2010-09-29|url=http://gmailblog.blogspot.com/2010/09/turn-off-gmails-conversation-view.html|title=Turn off Gmail’s conversation view|language=英語|accessdate=2010-10-04}}</ref>。
;アーカイブ
:既読メールは、削除する他に「[[アーカイブ]]」することができる。アーカイブされたメールは受信トレイからは消えるが削除はされていないので、アーカイブされたメールが必要になったときは検索で取り出したり、「すべてのメール」欄で表示したりすることができる。
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:2014年5月からは、[[ハングアウト]]に変更された。
;音声通話機能
:Googleアカウント同士で[[Skype]]のような通話を行ったり、Google Voiceへの発信を行ったりすることができる。2010年8月現在、米国とカナダだけで対応している<ref>{{Cite web|和書|date=2008-08-26|url=httphttps://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1008/26/news017.html|title=Google、Gmailから普通電話への通話発信を可能に|publisher=[[ITmedia]]|language=日本語|accessdate=2010-08-28}}</ref>。
;自動転送
:送られてきたメールを他のメールアドレスに自動[[転送]]することができる。迷惑メールと判定されたものは転送されない。転送したメールは、受信トレイに残しておく、アーカイブに移動する、または削除するのいずれかが選べる。このメール転送は各フィルタごとに設定でき、またフィルタごとに別々のアドレスを宛先とすることも可能である。
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:他のサービスで「アドレス帳」と呼ばれているものと同様の機能。個別登録、メール[[クライアント (コンピュータ)|クライアント]]や他サービスからの[[インポート]]が可能である。連絡先リストにないメールアドレスにメールを送信した場合には、送信先が自動的にリストに追加される。
;オフライン
:[[Gears (ソフトウェア)|Gears]]を利用し、メール内容をPC内の[[キャッシュ (コンピュータシステム)|キャッシュ]]に保存して、[[オフライン]]時にもメールの読み書きやラベル管理を可能とする機能。オフライン時の各種操作はオンライン接続された際に同期される。例えばメール送信では、次回のオンライン時に自動送信される。2009年1月27日に「Office Gmail」の名称でGmail Labsから試験的サービスとして提供され<ref>{{Cite web|author=The Official Gmail Blog|date=2009-01-27|url=http://gmailblog.blogspot.com/2009/01/new-in-labs-offline-gmail.html|title=New in Labs: Offline Gmail|language=英語|accessdate=2010-05-28}}</ref>、同年3月30日にはGmail Labsの日本語対応に合わせてオフラインも日本語対応となった<ref>{{Cite web|author=The Official Gmail Blog|date=2009-03-30|url=http://gmailblog.blogspot.com/2009/03/gmail-labs-goes-global.html|title=Gmail Labs goes global|language=英語|accessdate=2010-05-28}}</ref>。当初はオフライン状態での送信時にファイルを添付できない制限があったが、同年11月24日には[[添付ファイル]]にも対応した<ref>{{Cite web|author=The Official Gmail Blog|date=2009-11-24|url=http://gmailblog.blogspot.com/2009/11/send-attachments-while-offline.html|title=Send attachments while offline|language=英語|accessdate=2010-05-28}}。</ref>。そして同年12月7日にGmail Labsから正式機能へと移行され、以後は通常の「設定」画面でオフライン機能のオン・オフ切り替えやデータ[[ダウンロード]]時の各種条件設定が行えるようになった<ref>{{Cite web|author=The Official Gmail Blog|date=2009-12-07|url=http://gmailblog.blogspot.com/2009/12/offline-gmail-graduates-from-labs.html|title=Offline Gmail graduates from Labs|language=英語|accessdate=2010-05-28}}</ref>。
;ファイルの[[プレビュー]]
:2008年12月12日から、添付された[[Portable Document Format|PDF]]ファイルをダウンロードすることなく表示できる機能が追加された<ref>{{Cite web|author=The Official Gmail Blog|date=2008-12-12|url=http://gmailblog.blogspot.com/2008/12/fast-pdf-viewing-right-in-your-browser.html|title=Fast PDF viewing right in your browser|language=英語|accessdate=2010-07-10}}</ref>。添付ファイル名の下にある「表示」ボタンから[[Google ドキュメント]]のビューアを起動させることで内容が閲覧できる(Google ドキュメントでは同年6月13日からPDFに対応)。
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{{Main|Google Buzz}}
;署名
:2010年[[7月9日]]から[[リッチテキスト]]の署名が利用できるようになり、[[画像]]の挿入や[[フォント]]指定が可能となった<ref name="signatures">{{Cite web|author=The Official Gmail Blog|date=2010-07-08|url=http://gmailblog.blogspot.com/2010/07/rich-text-signatures.html|title=Rich text signatures|language=英語|accessdate=2010-07-10}}</ref>。画像を用いる場合は、あらかじめ使いたい画像ファイルをオンラインに[[アップロード]]しておく必要がある。受信する側が[[プレーンテキスト]]設定にしている場合は、リッチテキスト部分が「*」で括られて表示される。また同日から、[[インポート]]されている複数のアカウントにそれぞれ個別の署名が設定可能にもなった<ref name="signatures" />。また2020年3月24日から複数の署名を使い分け可能になった<ref>{{Cite web|和書|title=Gmail、複数の署名を使い分け可能に - Engadget 日本版|url=http://japanese.engadget.com/jp-2020-03-11-gmail.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220220033909/https://japanese.engadget.com/jp-2020-03-11-gmail.html|archivedate=2022-02-20|deadlinkdate=2022-05-01|website=Engadget JP|accessdate=2020-04-07}}</ref>。
;送信取り消し
:Gmailの実験サイト「ラボ」で人気の機能だった「送信取り消し」機能を正式に採用<ref>[http://jp.wsj.com/articles/SB11377468785266573983404581066970353806458 Gmailに「送信取り消し」機能、30秒以内なら]</ref>。
 
== 歴史 ==
2004年4月1日にベータ版としてサービスを開始。当初は招待制で、[[2006年]][[8月]]に[[アメリカ合衆国|米国]]、[[インドネシア]]など一部の国では[[ショートメッセージサービス|SMS]]で認証し登録できるシステムを採用。[[オーストラリア]]、[[ニュージーランド]]、[[日本]]では2006年[[8月23日]]に招待制からサインアップ制へ移行し、誰でも自由にアカウントを取得できるようになった<ref>{{Cite web|和書|author=Google Japan Blog|date=2006-08-24|url=http://googlejapan.blogspot.com/2006/08/gmail.html|title=日本の皆様にGmailを公開しました|language=日本語|accessdate=2009-07-09}}</ref>。
 
[[2008年]]、日本でのWebブラウザを利用したWebメール利用者数調査では、「[[Yahoo!メール]]」、「[[gooメール]]」に次ぎ第3位を獲得<ref>{{Cite web|和書|author=japan.internet.com|date=2008-11-12|url=http://japan.internet.com/busnews/20081112/6.html|title=日本と韓国のEメール比較|language=日本語|accessdate=2009-07-09}}</ref>。
 
2009年7月8日、5年に渡って続いたベータ表記を外し、正式版に移行<ref>{{Cite web|和書|author=Google Japan Blog|date=2009-07-09|url=http://googlejapan.blogspot.com/2009/07/google-apps.html|title=Google Apps が 正式版 になりました|language=日本語|accessdate=2009-07-09}}</ref>。なお、ベータ版表記を好むユーザーのために、Gmail Labsを利用することで引き続きベータ版のロゴを使用できるサービスも用意されている。
 
2013年5月13日、Gmail、Google ドライブ、[[Google+]]のストレージ容量を統合。このアップデートによって、余った容量を他のストレージサービスで使用できるようになった。
 
== Gmail Labs ==
Gmail Labs(ジーメールラボ)は、開発中の新機能を一般ユーザーに公開するサービスである。開発はGoogle社員によって行われている。公開されている機能は試験的なものであるため動作の不具合が存在する可能性がある。不具合が生じた場合は、[https://mail.google.com/mail/?labs=0 全機能を無効化するためのURL] にアクセスすることでLabsの機能をすべて無効にすることができる。
 
当初は英語版限定のサービスであり、Gmail Labsを利用するにはいったんGmailの表示言語を「English(US)」にし、「Settings」の中にある「Labs」で利用したい開発中の機能を選択する必要があった。なお、開発中の機能を有効にすれば表示言語を他言語に戻しても継続して利用し続けることはできた。その後、[[2009年]][[3月31日]]には日本語を含む47言語に対応した<ref>{{Cite web|和書|author=Google Japan Blog|date=2009-03-31|url=http://googlejapan.blogspot.com/2009/03/gmail-labs.html|title=Gmail Labs が日本語に対応しました|language=日本語|accessdate=2009-04-02}}</ref>。
 
== 中国での状況 ==
*2014年[[12月28日]]、[[中華人民共和国|中国]]でGmailへのアクセスが不可となった。従来より[[Facebook]]や[[ツイッターTwitter]]にアクセスできない状況があったが、この日よりGmailも27日から完全にアクセス不能になった。従来から送受信し難い状況ではあったものの、[[メールクライアントソフト]]を使うことで解消されていたが、その手法も使えなくなった。規制強化前の12月15日午頃にアクセスが一時的に解禁されたことが観測された。[[グレートファイヤーウォール]](GFW)と呼ばれるネット検閲システムが改修される際、過去にもよく一時的な規制解除が観測されており、このシステム改修に伴い規制が強化されたと考えられている<ref name="recordchina">[httphttps://www.recordchina.co.jp/a99878b99878-s0-c30-d0052.html Record Japan 「中国、新たなネット鎖国を発動か=全土でGmailへのアクセスを切断―米メディア」]</ref>。
 
== その他 ==
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*「迷惑メールフィルタ」それ自体を解除する方法は無い。「迷惑メール」扱いされないようにするためには、連絡先リストにメール送信元のアドレスを一つ一つ登録していくか、フィルタ機能で「迷惑メールにしない」を使用する。
*不審な操作または異常な操作と判断した場合には、Gmailアカウントがロックされて、最大24時間アクセスできなくなる場合がある。POPを使用して短時間で大量のメールを受信した場合や、Gmailアカウントを複数のウィンドウで開いている場合には「不審な操作」と判断される可能性がある。
* 9か月間ログインしていないGmailアカウントは閉鎖される可能性がある<ref>[http://mail.google.com/mail/help/intl/ja/program_policies.html Gmail プログラムポリシー 「アカウントの無効化」]</ref>。自動[[転送]]の利用や、メールソフトからのPOPアクセスではログインした事にならない。
*セキュリティ対策の名目上、実行形式のファイル(*.exeや*dllなど)を添付して送信できない。[[ZIP (ファイルフォーマット)|zip]]などの[[アーカイバ]]で圧縮しても不可。ただし、拡張子を変更することによって送信可能になることが確認されている。
*[[2014年]][[4月]]に利用規約が改定され、すべてのメッセージが[[自動スキャン]]の対象となった<ref>[http://www.engadget.com/2014/04/14/google-terms-of-service-update/ Google's new terms of service tell you that it's scanning email for ads]</ref>。この結果、2014年7月にアメリカで、児童ポルノ保持者の通報および逮捕に成功している<ref>[http://gigazine.net/news/20140805-google-cyber-tip/ Gmailで児童ポルノを送信したと判断してGoogleが当局に通報、送信者逮捕]<name="#1"/ref>。
*[[2015年]]4月にInboxというGmailアプリを公開している。それまでは非公開アプリだったが、一般公開になった<ref>[httphttps://www.google.com/inbox/ Inbox]</ref>。
*2021年6月1日より適用される予定となっている新ポリシーにより、新ポリシー適用後、2年間に渡ってGmailのサービスの利用が無い場合や[[Google ドライブ]]、[[Google フォト]]と合わせてでストレージ容量を超過している場合には、早いと2023年6月1日にも、2年間のサービス利用が無い場合にはGmail内の全てのコンテンツが削除され、ストレージ容量を超過している場合には[[Google ドライブ]][[Google フォト]]に保存されているコンテンツを含めた全てのコンテンツが削除される予定となっている<ref name=":0" />
 
== 商標問題 ==
本来、Gmailの名称で世界展開される予定だったが、[[イギリス]]では商標権の問題により「Google Mail」(googlemail.com)に名称が変更されている。
 
[[イギリス]]ではGoogleがGmailのベータ版を立ち上げた数日後、ロンドンの金融調査会社The Market Age(現Independent International Investment Research)が金融情報製品の電子メール配信サービスにGmailの商標申請を行っていた。商標が申請中だったため、IIIR側がGoogleへの法的な名称中止を求めることまではできないケースだったが、2005年10月19日、Googleはイギリスでの「Gmail」使用を中止した<ref>{{Cite web|和書|author=ITmedia News|date=2005-10-20|url=httphttps://www.itmedia.co.jp/news/articles/0510/20/news015.html|title=Google、英国でGmailの名称利用を中止|language=日本語|accessdate=2010-06-13}}</ref>。
 
[[ドイツ]]ではGoogleがメールサービスを開始する4年前に電子郵便配達サービスの商標として「G-mail」が登録されており、商標を巡る訴訟で2007年にGoogleが敗訴したが、その後2012年にドイツでの「Gmail」の商標権がGoogleに移管<ref>{{Cite web|和書|author=CNET Japan|date=2012-06-21|url=https://japan.cnet.com/article/35018400/|title=ドイツの「Googlemail」が「Gmail」に--長きにわたるグーグルの商標問題が解消|language=日本語|accessdate=2017-08-12}}</ref>した。また、同訴訟の原告はスイス、スペイン、ポルトガルでも同様の係争を行っており、スイスでも原告の主張が認められている<ref>{{Cite web|和書|author=ITmedia News|date=2007-07-06|url=httphttps://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/06/news013.html|title=Google、ドイツでの「Gmail」商標で敗訴|language=日本語|accessdate=2010-06-13}}</ref>。
 
なお、原理上はイギリス、またはドイツでも「[email protected]」でもメールは届く。逆に、イギリスやドイツ以外でも[email protected]を使っている人は[email protected]に送られてきたメールも受け取ることができる。
 
かつてgmail.comはアメリカの新聞漫画『[[ガーフィールド (漫画)|ガーフィールド]]』の公式サイトが所有しており、これを用いてフリーメールを提供していたことがあったが、その後ドメインを手放しており、現在のGoogleによるGmailとは無関係である<ref>{{Cite news|url=https://gizmodo.com/the-original-gmail-was-garfield-mail-1822970617|title=The Original Gmail Was Garfield Mail|agency=[[ギズモード]]|date=2018-02-13|accessdate=2021-07-14}}</ref>。また、日本国内でも1990年代にGmailという名称のフリーメールサービスが存在していた{{要出典|date=2020年11月}}が、これもGoogleとは無関係である。
 
== 脚注 ==
158 ⟶ 153行目:
== 外部リンク ==
{{Wikinews|2.7ギガバイトのGmail、日本でも登録制に}}
*[https://mailwww.google.comco.jp/intl/ja/gmail/about/ Google Gmailの無料ストレージとメール]
**[https://www.google.co.jp/intl/ja/gmail/about/ Google の無料ストレージとメール]
*[https://support.google.com/mail/ Gmail ヘルプ]
*{{Twitter|gmail}}
*{{Facebook|Gmail}}
 
{{Google Inc.}}
{{Normdaten}}
 
[[カテゴリ:電子メール]]
{{DEFAULTSORT:しいめえる}}
[[カテゴリ:Googleのサービス]]
[[カテゴリCategory:電子メール]]
[[カテゴリ:Web 2.0]]
[[カテゴリCategory:Googleのサービス]]
[[カテゴリ:ウェブアプリケーション]]
[[カテゴリCategory:Web 2.0]]
[[カテゴリ:オンラインオフィススイート|おんらいんおふぃすすいーと]]
[[カテゴリCategory:2004年開設のウェブサイトアプリケーション]]
[[カテゴリCategory:オンラインオフィススイート|おんらいんおふぃすすいーと]]
[[Category:2004年開設のウェブサイト]]